シンジ(24)「久しぶり」
Part2
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:19:16.27 ID:yzvSBKAAO
シンジ「うう、汚された……僕の身体が汚された。汚されちゃったよぅ……」シクシク…
アスカ「……」
シンジ「なんでだよ……なんでだよぉ……」メソメソ
アスカ「……」
シンジ「……僕に優しくしてよ」
アスカ「優しくしたわよ」
シンジ「嘘だッ! 適当な台詞で誤魔化してるだけだ! 曖昧なままにしておきたいだけなんだ!!
……ざわざわするんだ。落ち着かないんだ。乱暴しないでよ! 僕を強引に犯さないでよ! 僕にかまわないでよ!!」
アスカ「無理矢理は、嫌いなの?」
シンジ「……好きじゃない」
アスカ「でもあんたは乗ったわ。あたしのエヴァンゲリオン弐号機に」
シンジ「……」
アスカ「あたしのエヴァに乗ったから今のあんたがある。あたしのエヴァに乗ったからあんたはここにいる。
あたしのエヴァに乗ったから今のあんたになったの。
……そのことを、あたしに乗った事実を、今までの自分を、自分の過去を否定することはできないわ」
シンジ「……勝手な言い分だよね」
アスカ「そうかもしれない。だからこれからの自分をどうするかは、あんたが自分で決めなさい」
シンジ「……」
アスカ「……あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない」
シンジ「……」
アスカ「だから……だから……」
アスカ「あたしのものになれやオラ」
シンジ(やだ……カッコイイ……)キュンッ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:28:50.51 ID:6qYiWXYt0
完全にギャグ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:31:17.54 ID:+MIwBSIZo
シンジくんはヒロインだからねしょうがないね
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:59:57.27 ID:rya2EU8do
このセリフパロは結構見てきたつもりだけどこれは秀逸wwww
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:11:56.87 ID:yzvSBKAAO
シンジ「ーーと、まあそんな感じでほだされちゃって」
カヲル「うん。どう見てもそれ男女が逆だよね」
シンジ「大丈夫、自覚はあるから。……まあなんだかんだで上手く行ってるしこれはこれでいいのかなって」
カヲル「そっか。まあシンジ君が幸せなら僕はそれでいいんだ」
シンジ「カヲル君……」
店員「生ビールに日本酒お待たせ致しました~」コトッ
シンジ「あ、来た来た」
カヲル「どうも。……ん、やっぱり日本酒には刺身が合うねえ」モグ…
シンジ「なんかオヤジ臭いよカヲル君……」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:13:53.94 ID:yzvSBKAAO
ごめん、なんかいまいち思い付かないから読みたいネタとかあったら教えてもらえると嬉しい
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:28:44.01 ID:XmkgXLDfo
他のみんなの近状とか?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:31:02.15 ID:kZVYVWcNO
ネルフはどうなったかとかレイとか他の人は今何をしているかとかは見たい
既に>>1が考えているかもしれないが…
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:36:09.96 ID:wsrkRNBOo
ハゲてきた元ロンゲとか
ミサトに未練タラタラなメガネとか
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:48:32.18 ID:rya2EU8do
トウジといいんちょはどうなったのか(ついでにケンスケも)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:54:06.09 ID:H7c5r9fTO
最近のアスカとのエピソード
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:54:54.64 ID:23r/vNxJO
自分を刺した人と付き合うことと 同じぐらい
自分をレイプした人と付き合うことは 異常だと思うんですけど
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:02:27.21 ID:FsdCuk7Po
>>33
カヲル君は刺されてるけどシンジは刺してるからヘーキヘーキ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:07:55.36 ID:yzvSBKAAO
シンジ「父さんのことなんだけど」
カヲル「うん」
シンジ「まあまだ一年以上先ではあるんだけど、還暦のお祝いに海外旅行でもプレゼントしようかなって思って。
実は今ちょっと貯金してるんだ」
カヲル「へえ、いいんじゃないかな。シンジ君は孝行息子だね」
シンジ「今までいろいろあったけどなんだかんだで父さんに認められたいって気持ちが一番大きかったからね」
カヲル「しかしよくあの碇司令が赤木博士と籍を入れる気になったものだね。言ってはなんだけど意外だったよ」
シンジ「あー……それが補完の時母さんにこっぴどく説教されたらしくてさ」
カヲル「うん?」
ゲンドウ『ユイ……ずっとこの時を待っていた』
ユイ『ふふ、馬鹿ね。私はいつでもあなたのすぐそばにいたのに。……ところで』
ゲンドウ『ん?』
ユイ『ーーーあなた、赤木ナオコさんと娘のリツコちゃんにずっと手を出していたんですってね?』ニッコリ
ゲンドウ『!?』ビクゥッ!
ユイ『私というものがありながら、しかも親子どんぶりとかナメてんのかコラ』
ゲンドウ『い……いや、でもそれは計画の為に仕方なく……』ダラダラダラダラ…
ユイ『あ?』
ゲンドウ『申し訳ありませんでしたぁー!!!!』ズザァーッ!!
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:10:53.29 ID:H7c5r9fTO
このゲンドウはマダオですわ
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:17:42.61 ID:s9OAfa8AO
まるでダメなおやじ
略してマダオだな
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:28:09.92 ID:yzvSBKAAO
ユイ『言っておきますけど私はこのまま初号機の中に残って人類の行く末を見守ることに決めてますから』
ゲンドウ『なっ!? じゃ、じゃあ私も一緒に……』
ユイ『あ?』
ゲンドウ『すいません』
ユイ『ダメよ。あなたはこれからもきっちり生きて、きっちり責任を取りなさい』
ゲンドウ『せ……責任?』
ユイ『せめてリツコちゃんをちゃんと娶って一生幸せにするくらいの甲斐性を見せなさいな』
ゲンドウ『!!??』
ゲンドウ『そんな……無理だ! 私が生涯愛するのはユイ、お前だけなんだ!! それは出来な…』
ユイ『あ゛?』
ゲンドウ『ごめんなさい』
ユイ『……いつまでも私の影を追うのはもうやめて下さい。リツコちゃんはとてもいい子よ。私なんかよりずっといい女だわ。
あなたみたいなコミュ障ネグレクトダメ親父なんかを心から想ってくれているのよ?』
ゲンドウ『……』
ユイ『ね?』
ゲンドウ『………分、かった……』
ユイ『ふふふ。ああ、あとそれから』
ゲンドウ『ん?』
ユイ『またシンジをイジメるようなことしたら今度こそその粗末なふぐりを捻り切って宦官にしてやるから覚悟しとけやオラ』
ゲンドウ『…………』キュッ!
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:42:07.25 ID:yzvSBKAAO
シンジ「……っていういきさつがあったみたいでね」
カヲル「なるほど……」
シンジ「今となっては本当にリツコさんと仲良くやってるし、っていうかむしろリツコさんの尻に思いっきり敷かれてる感じだけど」
カヲル「よくカカァ天下の方が上手く行くと言うしいいんじゃない?」
シンジ「まあね」
カヲル「で、ファーストは彼らの養子として正式に引き取られたんだろう?」
シンジ「うん。だから今は僕って綾波と兄妹なんだよね。いまいち実感ないけど」
カヲル「兄妹なのに未だにその呼び方なんだね」
シンジ「何度もレイって呼ぼうとしたんだけどどうもこっ恥ずかしくってさ。
それにその呼び方するとアスカがヤキモチ妬くし」
カヲル「おや、ノロケかい?」
シンジ「あっごめん、そんなつもりじゃなくて……」
カヲル「いいよいいよ。でも少し妬けてしまうな」
シンジ「やめてよ~」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:59:26.39 ID:yXmVSG5IO
(おっホモか?)
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 22:00:52.43 ID:yzvSBKAAO
カヲル「でも本音を言えば気になるよ」
シンジ「え?」
カヲル「君とセカンドが普段どういう付き合い方をしているのか。有り体に言えば夜の生活に関して」
シンジ「ええっ!?」
シンジ「どうしたの、カヲル君がそんなこと言うなんて。
っていうかあんまりそういう話は人にするものじゃないっていうかなんていうか……」
カヲル「……」
シンジ「……もしかして何かあったの?」カラン…
カヲル「変な話していい?」
シンジ「? うん」ゴクゴク…
カヲル「僕、童貞なんだ」
シンジ「ぶごふっ!」ビシャァッ!!
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 23:44:00.37 ID:yzvSBKAAO
シンジ「げっほ、ごほっ! けほっ」
カヲル「大丈夫かい?」サスサス
シンジ「……ん、うん……大丈夫……だけど」ゲホゴホ
カヲル「……」
シンジ「……」
シンジ「ほんとに?」
カヲル「ほんとに」
シンジ「そっ、かあ……いや、でもよく考えたら今まで全然彼女いなかったんだから当たり前だよね。
なんか勝手に僕の中でカヲル君は経験豊富で女の子の扱い手慣れてるイメージがあったけど」
カヲル「幻滅させてしまったかな」
シンジ「いや別にそんなことはないよ。でも、じゃあ今の彼女とも……」
カヲル「うん。何もしてない」
シンジ「そう……」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 00:06:18.46 ID:Doc3hEfAO
ーーーしかし、シンジは思い出す。かつて彼と一緒にネルフの浴場に入った時のことを。
カヲルは確かにずば抜けた美形であり、また性格も穏やか、知的で包容力があり全てにおいて自分より優っているといえよう。
シンジ自身、そんな完璧な彼に強い憧れを感じていることも事実である。
しかし、しかしだ。シンジとてひとりの男、健全な男子中学生であったのだ。
カヲルに対する尊敬と憧れの中に僅かに男としての劣等感を抱いていたことも否めない。
そしてそんな彼にただひとつ自分が勝てるものがあるとすればーーその体格。
身長こそシンジより高いものの、少女と見紛うほどに細身で華奢なその体躯を見て、シンジは微かに希望を見出した。
しかし……
並んで湯船に浸かり、彼の股間に備わるアダムを初めて横目で視界に入れた時、シンジは己の考えの浅はかさを知った。
短い……そして愚かな夢だった。
格が違う。
決して覆ることのない予め決められた地位ーーッ!
シンジ(ありえない……なんだこの……)
シンジ(凶々しい凶器はーーー!!!!)
強者ッ…! 圧倒的強者ッッ…!!
シンジの視界がぐにゃあと歪む。
勝てない……同じ土俵に上がることすら許されない聖なる領域。物理的な壁。
例えるならばそれは一輪の薔薇。美しい花弁とは裏腹に鋭い棘を持つ薔薇のように。
そんな肉付きの薄い痩せた身体のどこにそんな最終兵器を隠し持っていたのか。
シンジはその時、使徒との戦いの中ですら感じたことのない最大の恐怖……
そしてかつてないほどにはっきりとした敗北をカヲルに対して感じたのであったーーー
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 00:10:10.02 ID:tZ4v/qfD0
なんだこれ(褒め言葉)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 00:24:52.45 ID:Doc3hEfAO
シンジ(そのカヲル君が……)
シンジ「宝の持ち腐れってこういうことを言うのかな……」ボソッ
カヲル「? なに?」
シンジ「いや、なんでもないよ」
カヲル「それで、だからどうしたものかと思ってね」
シンジ「……えっと、こんなこと聞くのもどうかと思うけど機能的にダメってわけじゃないんだよね?」
カヲル「多分。でもこのままでいるわけにもいかないだろう? 君達のことを参考にさせてもらえないかと思ってね」
シンジ「いや……うーん。でもそういうのは人それぞれだし……」
カヲル「そういうものなのかい?」
シンジ「うん。そもそも僕もアスカしか知らないから偉そうなこと言える立場じゃないし。
そういうのは加持さんに聞くのが一番いいんじゃないかな」
カヲル「そうか……分かったよ。ありがとうシンジ君」ニコッ
シンジ「ううん、いいんだよ」ニコ
シンジ(なんで僕カヲル君とこんな話してるんだろ……)
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 02:00:49.60 ID:05H3XKd60
もう(ホモ展開にいくしか)ないじゃん
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 16:52:35.30 ID:8p63oH0AO
急に碇司令が戻って来て影ナレをwwwwww
シンジ「うう、汚された……僕の身体が汚された。汚されちゃったよぅ……」シクシク…
アスカ「……」
シンジ「なんでだよ……なんでだよぉ……」メソメソ
アスカ「……」
シンジ「……僕に優しくしてよ」
アスカ「優しくしたわよ」
シンジ「嘘だッ! 適当な台詞で誤魔化してるだけだ! 曖昧なままにしておきたいだけなんだ!!
……ざわざわするんだ。落ち着かないんだ。乱暴しないでよ! 僕を強引に犯さないでよ! 僕にかまわないでよ!!」
アスカ「無理矢理は、嫌いなの?」
シンジ「……好きじゃない」
アスカ「でもあんたは乗ったわ。あたしのエヴァンゲリオン弐号機に」
シンジ「……」
アスカ「あたしのエヴァに乗ったから今のあんたがある。あたしのエヴァに乗ったからあんたはここにいる。
あたしのエヴァに乗ったから今のあんたになったの。
……そのことを、あたしに乗った事実を、今までの自分を、自分の過去を否定することはできないわ」
シンジ「……勝手な言い分だよね」
アスカ「そうかもしれない。だからこれからの自分をどうするかは、あんたが自分で決めなさい」
シンジ「……」
アスカ「……あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない」
シンジ「……」
アスカ「だから……だから……」
アスカ「あたしのものになれやオラ」
シンジ(やだ……カッコイイ……)キュンッ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:28:50.51 ID:6qYiWXYt0
完全にギャグ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:31:17.54 ID:+MIwBSIZo
シンジくんはヒロインだからねしょうがないね
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 19:59:57.27 ID:rya2EU8do
このセリフパロは結構見てきたつもりだけどこれは秀逸wwww
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:11:56.87 ID:yzvSBKAAO
シンジ「ーーと、まあそんな感じでほだされちゃって」
カヲル「うん。どう見てもそれ男女が逆だよね」
シンジ「大丈夫、自覚はあるから。……まあなんだかんだで上手く行ってるしこれはこれでいいのかなって」
カヲル「そっか。まあシンジ君が幸せなら僕はそれでいいんだ」
シンジ「カヲル君……」
店員「生ビールに日本酒お待たせ致しました~」コトッ
シンジ「あ、来た来た」
カヲル「どうも。……ん、やっぱり日本酒には刺身が合うねえ」モグ…
シンジ「なんかオヤジ臭いよカヲル君……」
ごめん、なんかいまいち思い付かないから読みたいネタとかあったら教えてもらえると嬉しい
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:28:44.01 ID:XmkgXLDfo
他のみんなの近状とか?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:31:02.15 ID:kZVYVWcNO
ネルフはどうなったかとかレイとか他の人は今何をしているかとかは見たい
既に>>1が考えているかもしれないが…
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:36:09.96 ID:wsrkRNBOo
ハゲてきた元ロンゲとか
ミサトに未練タラタラなメガネとか
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:48:32.18 ID:rya2EU8do
トウジといいんちょはどうなったのか(ついでにケンスケも)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:54:06.09 ID:H7c5r9fTO
最近のアスカとのエピソード
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 20:54:54.64 ID:23r/vNxJO
自分を刺した人と付き合うことと 同じぐらい
自分をレイプした人と付き合うことは 異常だと思うんですけど
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:02:27.21 ID:FsdCuk7Po
>>33
カヲル君は刺されてるけどシンジは刺してるからヘーキヘーキ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:07:55.36 ID:yzvSBKAAO
シンジ「父さんのことなんだけど」
カヲル「うん」
シンジ「まあまだ一年以上先ではあるんだけど、還暦のお祝いに海外旅行でもプレゼントしようかなって思って。
実は今ちょっと貯金してるんだ」
カヲル「へえ、いいんじゃないかな。シンジ君は孝行息子だね」
シンジ「今までいろいろあったけどなんだかんだで父さんに認められたいって気持ちが一番大きかったからね」
カヲル「しかしよくあの碇司令が赤木博士と籍を入れる気になったものだね。言ってはなんだけど意外だったよ」
シンジ「あー……それが補完の時母さんにこっぴどく説教されたらしくてさ」
カヲル「うん?」
ゲンドウ『ユイ……ずっとこの時を待っていた』
ユイ『ふふ、馬鹿ね。私はいつでもあなたのすぐそばにいたのに。……ところで』
ゲンドウ『ん?』
ユイ『ーーーあなた、赤木ナオコさんと娘のリツコちゃんにずっと手を出していたんですってね?』ニッコリ
ゲンドウ『!?』ビクゥッ!
ユイ『私というものがありながら、しかも親子どんぶりとかナメてんのかコラ』
ゲンドウ『い……いや、でもそれは計画の為に仕方なく……』ダラダラダラダラ…
ユイ『あ?』
ゲンドウ『申し訳ありませんでしたぁー!!!!』ズザァーッ!!
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:10:53.29 ID:H7c5r9fTO
このゲンドウはマダオですわ
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:17:42.61 ID:s9OAfa8AO
まるでダメなおやじ
略してマダオだな
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:28:09.92 ID:yzvSBKAAO
ユイ『言っておきますけど私はこのまま初号機の中に残って人類の行く末を見守ることに決めてますから』
ゲンドウ『なっ!? じゃ、じゃあ私も一緒に……』
ユイ『あ?』
ゲンドウ『すいません』
ユイ『ダメよ。あなたはこれからもきっちり生きて、きっちり責任を取りなさい』
ゲンドウ『せ……責任?』
ユイ『せめてリツコちゃんをちゃんと娶って一生幸せにするくらいの甲斐性を見せなさいな』
ゲンドウ『!!??』
ゲンドウ『そんな……無理だ! 私が生涯愛するのはユイ、お前だけなんだ!! それは出来な…』
ユイ『あ゛?』
ゲンドウ『ごめんなさい』
ユイ『……いつまでも私の影を追うのはもうやめて下さい。リツコちゃんはとてもいい子よ。私なんかよりずっといい女だわ。
あなたみたいなコミュ障ネグレクトダメ親父なんかを心から想ってくれているのよ?』
ゲンドウ『……』
ユイ『ね?』
ゲンドウ『………分、かった……』
ユイ『ふふふ。ああ、あとそれから』
ゲンドウ『ん?』
ユイ『またシンジをイジメるようなことしたら今度こそその粗末なふぐりを捻り切って宦官にしてやるから覚悟しとけやオラ』
ゲンドウ『…………』キュッ!
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:42:07.25 ID:yzvSBKAAO
シンジ「……っていういきさつがあったみたいでね」
カヲル「なるほど……」
シンジ「今となっては本当にリツコさんと仲良くやってるし、っていうかむしろリツコさんの尻に思いっきり敷かれてる感じだけど」
カヲル「よくカカァ天下の方が上手く行くと言うしいいんじゃない?」
シンジ「まあね」
カヲル「で、ファーストは彼らの養子として正式に引き取られたんだろう?」
シンジ「うん。だから今は僕って綾波と兄妹なんだよね。いまいち実感ないけど」
カヲル「兄妹なのに未だにその呼び方なんだね」
シンジ「何度もレイって呼ぼうとしたんだけどどうもこっ恥ずかしくってさ。
それにその呼び方するとアスカがヤキモチ妬くし」
カヲル「おや、ノロケかい?」
シンジ「あっごめん、そんなつもりじゃなくて……」
カヲル「いいよいいよ。でも少し妬けてしまうな」
シンジ「やめてよ~」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 21:59:26.39 ID:yXmVSG5IO
(おっホモか?)
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/22(日) 22:00:52.43 ID:yzvSBKAAO
カヲル「でも本音を言えば気になるよ」
シンジ「え?」
カヲル「君とセカンドが普段どういう付き合い方をしているのか。有り体に言えば夜の生活に関して」
シンジ「ええっ!?」
シンジ「どうしたの、カヲル君がそんなこと言うなんて。
っていうかあんまりそういう話は人にするものじゃないっていうかなんていうか……」
カヲル「……」
シンジ「……もしかして何かあったの?」カラン…
カヲル「変な話していい?」
シンジ「? うん」ゴクゴク…
カヲル「僕、童貞なんだ」
シンジ「ぶごふっ!」ビシャァッ!!
シンジ「げっほ、ごほっ! けほっ」
カヲル「大丈夫かい?」サスサス
シンジ「……ん、うん……大丈夫……だけど」ゲホゴホ
カヲル「……」
シンジ「……」
シンジ「ほんとに?」
カヲル「ほんとに」
シンジ「そっ、かあ……いや、でもよく考えたら今まで全然彼女いなかったんだから当たり前だよね。
なんか勝手に僕の中でカヲル君は経験豊富で女の子の扱い手慣れてるイメージがあったけど」
カヲル「幻滅させてしまったかな」
シンジ「いや別にそんなことはないよ。でも、じゃあ今の彼女とも……」
カヲル「うん。何もしてない」
シンジ「そう……」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 00:06:18.46 ID:Doc3hEfAO
ーーーしかし、シンジは思い出す。かつて彼と一緒にネルフの浴場に入った時のことを。
カヲルは確かにずば抜けた美形であり、また性格も穏やか、知的で包容力があり全てにおいて自分より優っているといえよう。
シンジ自身、そんな完璧な彼に強い憧れを感じていることも事実である。
しかし、しかしだ。シンジとてひとりの男、健全な男子中学生であったのだ。
カヲルに対する尊敬と憧れの中に僅かに男としての劣等感を抱いていたことも否めない。
そしてそんな彼にただひとつ自分が勝てるものがあるとすればーーその体格。
身長こそシンジより高いものの、少女と見紛うほどに細身で華奢なその体躯を見て、シンジは微かに希望を見出した。
しかし……
並んで湯船に浸かり、彼の股間に備わるアダムを初めて横目で視界に入れた時、シンジは己の考えの浅はかさを知った。
短い……そして愚かな夢だった。
格が違う。
決して覆ることのない予め決められた地位ーーッ!
シンジ(ありえない……なんだこの……)
シンジ(凶々しい凶器はーーー!!!!)
強者ッ…! 圧倒的強者ッッ…!!
シンジの視界がぐにゃあと歪む。
勝てない……同じ土俵に上がることすら許されない聖なる領域。物理的な壁。
例えるならばそれは一輪の薔薇。美しい花弁とは裏腹に鋭い棘を持つ薔薇のように。
そんな肉付きの薄い痩せた身体のどこにそんな最終兵器を隠し持っていたのか。
シンジはその時、使徒との戦いの中ですら感じたことのない最大の恐怖……
そしてかつてないほどにはっきりとした敗北をカヲルに対して感じたのであったーーー
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 00:10:10.02 ID:tZ4v/qfD0
なんだこれ(褒め言葉)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 00:24:52.45 ID:Doc3hEfAO
シンジ(そのカヲル君が……)
シンジ「宝の持ち腐れってこういうことを言うのかな……」ボソッ
カヲル「? なに?」
シンジ「いや、なんでもないよ」
カヲル「それで、だからどうしたものかと思ってね」
シンジ「……えっと、こんなこと聞くのもどうかと思うけど機能的にダメってわけじゃないんだよね?」
カヲル「多分。でもこのままでいるわけにもいかないだろう? 君達のことを参考にさせてもらえないかと思ってね」
シンジ「いや……うーん。でもそういうのは人それぞれだし……」
カヲル「そういうものなのかい?」
シンジ「うん。そもそも僕もアスカしか知らないから偉そうなこと言える立場じゃないし。
そういうのは加持さんに聞くのが一番いいんじゃないかな」
カヲル「そうか……分かったよ。ありがとうシンジ君」ニコッ
シンジ「ううん、いいんだよ」ニコ
シンジ(なんで僕カヲル君とこんな話してるんだろ……)
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 02:00:49.60 ID:05H3XKd60
もう(ホモ展開にいくしか)ないじゃん
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/23(月) 16:52:35.30 ID:8p63oH0AO
急に碇司令が戻って来て影ナレをwwwwww
ショートストーリーの人気記事
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
神様の秘密とは?神様が叶えたかったこととは?笑いあり、涙ありの神ss。日常系アニメが好きな方におすすめ!
→記事を読む
女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」
→記事を読む
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
→記事を読む
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
→記事を読む
男「少し不思議な話をしようか」女「いいよ」
→記事を読む
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
→記事を読む
妹「マニュアルで恋します!」
→記事を読む
きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
→記事を読む
月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
→記事を読む
彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
→記事を読む