シンジ「宇宙戦隊!!」「「「「「エヴァンゲリオン!!」」」」」
Part2
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:12:38.69 ID:y/Fgb6In0
リツコ「話にならないわね」
ミサト「あちゃー、アスカでもダメか。となると」
リツコ「ええ、少し邪道だけど」
リツコ「渚カヲル君、お願い出来るかしら?」
カヲル「おや、やっと僕の出番かい」
カヲル「交代しよう、セカンド。君にしては頑張ったんじゃないかい?」
アスカ「おえええ、これからホモ見せられるこっちの身にもなりなさいよ」
ミサト「えーではではでは!!今度こそ!!!」
ミサト「アークショーン!!!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:15:34.06 ID:y/Fgb6In0
カヲル「やあ、碇シンジくん」
シンジ「おはよう、カヲル君」
カヲル「今日は一段と、いい風が吹いている。風は悠久だ。僕達を常に未来へと運んでくれる」
シンジ「そうだね、今日の風はなんだか気持ちいいよ」
カヲル「風だけじゃないさ。君といる、この世界そのものが心地よさを僕にもたらしてくれるんだよ」
シンジ「カヲル君、そんなふうに言ってくれるなんて、僕……」
カヲル「君といるだけで、世界がこんなにも美しく見える。これは、おかしなことかな?」
シンジ「カヲルくん……!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:17:36.18 ID:y/Fgb6In0
トウジ「な、なんやあれぇ……なんやあれぇ……。うぇっぷ」ワナワナ
マヤ「きゃあああああああ!!不潔ですううううううう!!」
ケンスケ「よーし!良い感じだ碇ー!!」
カヲル「明日も明後日も、僕はこの素晴らしい世界で生きていたい。それを叶えてくれるのは君だ、碇シンジ君」
シンジ「カヲルくん!!ぼ、僕、その、なんて言ったらいいか、嬉しいよ!カヲル君に、そんなふうに言ってもらえて!」
カヲル「僕もさ。そして、僕と君のこの言葉の掛け合いから分かることがある」
シンジ「か、カヲル君……」
カヲル「君と僕はお互いに、好きってことさ」
シンジ「カヲル君……」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:19:16.14 ID:y/Fgb6In0
リツコ「ふむ、悪くはないわね。ただ……」
ミサト「これじゃあどっちがヒロインだか分からないわね、うーん……チェンジ!!」
ケンスケ「次だってよ」
アスカ「次って言われても……」
レイ「もう、全員一通りやったと思うけど」
トウジ「次って、誰がおるんや」
ケンスケ「まだやってない奴がいるだろ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:22:17.25 ID:y/Fgb6In0
トウジ「やってないやつぅ?」
トウジ「……ってまさか!」
ケンスケ「そう、お前だよトウジ」
トウジ「わ、わわわわワシィ!?」
アスカ「おええええええええ、ついに来るところまで来たわね、バカの掛け算とは!」
レイ「なんだか心がザワザワする……」
カヲル「不快な響きだね」
ミサト「っちゅーわけで、ラスト行くわよ!!」
ミサト「アークショーン!!!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:25:24.80 ID:y/Fgb6In0
シンジ「……あ、と、トウジ!」
トウジ「お、おう……なんや、センセか」
シンジ「うん、あの、あのさ!今日はトウジに話したいことがあって、ごめんね」
トウジ「ええんやええんや、なんやワシとセンセの仲やないか、なんでも言ってくれてええんや」
シンジ「ありがとう、トウジ。今日は少し、真面目な話なんだよ」
トウジ「せ、センセ……」
マヤ「きゃあああああああ!!きゃああああああああ!!!もう見てられませえええええええん!!!!」
カヲル「ふむ、これもまたシンジ君の一つの選択か……」
ケンスケ「いいぞー!碇ー!トウジー!」
レイ「碇くん、なんだか楽しそう」
アスカ「バカの二乗なんかやってどうするってーのよ!?」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:28:14.42 ID:y/Fgb6In0
シンジ「トウジ……変かな。いつもトウジとは学校で騒いでたはずなのに」
トウジ「お、おう」
シンジ「最近さ、普段通りじゃないんだ。トウジといると、変な気分になんだよ」
トウジ「お、おおう」
シンジ「トウジ……ダメかな」
トウジ「な、何がや?」
シンジ「僕が、トウジの事好きになるのは、ダメかな?」
トウジ「そんな……」
トウジ「そんなわけ、あるわけないやろ!」
トウジ「ダメなんかやない!シンジ!ワシもお前のことが好きや!」
シンジ「トウジ!」
トウジ「シンジ!!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:30:52.37 ID:y/Fgb6In0
ミサト「おー、結構良い感じじゃない!青春を共に過ごした学友との泥臭い恋かぁ、わーかいっていいわねぇ」
リツコ「ええ。でもどうやらこれもダメそうね」
ミサト「えー、どういうわけ?」
リツコ「物凄いバッシングが来てるわ」
ミサト「バッシング?」
リツコ「ペンネーム『G司令@息子が反抗期で困ってる』さんからよ」
ミサト「oh...」
リツコ「この企画もダメ……ね」
ミサト「はぁー……」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:33:35.43 ID:y/Fgb6In0
ミサト「ってなわけでー、新しく企画を考えましたーイェイ!」
アスカ「で、今度は何よ?」
ミサト「よく聞いてくれたわ!ズバリ、今回はサスペンスよ!」
トウジ「サスペンスぅ?」
ケンスケ「湯けむり殺人……か」
ミサト「隠された頭脳を持つ中学生探偵碇シンジ君が、難事件を次々と解決していくのよ!!」
カヲル「興味深いね」
ミサト「マジ、そろそろ切羽詰まってきてるから、急いで完成させるわよ!はい、これ脚本」
ケンスケ「どれどれ」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:37:07.73 ID:y/Fgb6In0
『山奥の温泉旅館へとやってきた中学生探偵碇シンジ。美しい山の景色を臨むこの温泉旅館で彼は悲劇の渦中へと巻き込まれる!憎悪に狂った性悪女惣流アスカラングレーによる計画殺人で殺害された、大企業の秘書綾波レイの秘密を追え!(ブラックゴッドボイス)』
アスカ「……」
アスカ「ぬあああによこれええええ!!あたしの役所に悪意しか感じないんだけどおおおおお!?」
ミサト「えー、そんなことないわよ。熟慮して、適任の役に当てはめたんだから」
アスカ「ふざけんじゃないわよ!!性悪殺人鬼なんかにされてたまるもんですかぁ!!」
アスカ「ファースト!あんたも殺される役なんて嫌でしょ!?何とか言ってやりなさいよ!!」
レイ「いい」
アスカ「いいって、あんたねぇ!?」
レイ「仕事なら、いい」
アスカ「ぬううううう、あたしは良くないわよ!!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:40:34.92 ID:y/Fgb6In0
ミサト「ま、まーま、アスカ。この役所はさ、ある意味ヒロインみたいなもんだから」
アスカ「ヒロインんんん!?どこが!?」
ミサト「最後に、主人公である中学生探偵碇シンジ君に諭され、昔の純粋さを取り戻して涙するのよ?この役は歴としたヒロインよ」
アスカ「む、むうううう!ひ、ヒロインですってええええ、そんな言葉でこのあたしが……」
カヲル「ヒロインと言えば女主人公という意味だね」
ケンスケ「主人公と言えば、レッドだよな」
アスカ「れ、レッド!」
リツコ「あなたにしか出来ない、あなたでしか出来ない特別な役よ?」
冬月「特別、即ち君だけということだな」
アスカ「あたし……だけ?」
レイ「私を差し置いて、セカンドはヒロインになれるのね」
アスカ「ファーストを差し置いて……あたしがヒロインんんんん!?」
アスカ「……やるやる!あたしやるわー!!仕方ないからやったげる!!まあ?あたしにしか出来ないようだし!特別だからね!」
ミサト「チョロいもんね」
リツコ「余裕だわ」
マヤ「不潔です」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:43:43.25 ID:y/Fgb6In0
ミサト「じゃー、細かいキャスティング決めていくわよー!」
ミサト「まーず鈴原くん!」
トウジ「はい!!」
ミサト「君は旅館の主人よ!死体の第一発見者でもあるわ」
トウジ「はっ!分かりました!」
ミサト「続いて、渚カヲル君」
カヲル「出来ることならばやろう」
ミサト「君は狂言まわしよ!シンジ君に時にヒントを与えたりする不思議な少年!」
カヲル「了解したよ」
ミサト「はーいそしてぇー!相田くん!」
ケンスケ「なんなりと!」
ミサト「趣味と称して事件に首を突っ込もうとする困ったちゃん!」
ケンスケ「ははぁ!」
ミサト「ってなわけで、キャスティングオッケーかしらん?」
リツコ「そうね、間違いないわ。では、みんな位置について」
ミサト「どぅえええわあああああ!位置についてーアークショーン!!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:54:02.03 ID:CcQd/UkEO
例のドラマCDみたいなノリだなww
もっとやれ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:12:32.26 ID:JzrqbnWC0
エヴァ同人のノリじゃねぇかww
いいぞもっとやれ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:16:30.89 ID:y/Fgb6In0
レイ「」
トウジ「……ひっ!し、死んどる!!」
レイ「」
トウジ「ど、どないすればええんや!?せや、まずは警察!」
レイ「」
トウジ「で、電話線が切られとる!」ガガーン
レイ「」
トウジ「ゆーことはつまり……」
シンジ「外部からの接触を断たれた……というわけですね?」
トウジ「あ、あんたは!?」
シンジ「碇シンジ、通りすがりの探偵です」
ケンスケ「碇シンジ、聞いたことがあるぞ!最近有名な中学生探偵……!」
アスカ「な、なんですってー。なんでそんなすごい人がここにー」
ミサト「アスカ以外は問題なさそうね」
リツコ「まあ、これくらいは想定の範囲よ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:20:55.49 ID:y/Fgb6In0
カヲル「どうやら、犯人の姿が見えてきたようだね」
シンジ「つまり犯人は、前々から気に入らなかった綾波さんを、計画的に殺害した」
ケンスケ「なになに!犯人が分かったんですか!?」
シンジ「後は一つ、動かぬ証拠さえあれば!」
カヲル「大丈夫。真実が、自ずとその証拠を君に与えるだろう。この推理が正しいのならね」
ケンスケ「ま、まさか!?あの中学生探偵の推理が見られるっていうのかぁ!?」
レイ「」
ミサト「良い感じよー!!そのままやっちゃって!!」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:24:27.75 ID:y/Fgb6In0
シンジ「つまり、綾波さんを殺したのは惣流さん、あなたですね?」
アスカ「なっ!ち、違うわよ!なんで私が!」
トウジ「動機ならある。せやろ、探偵さん?」
シンジ「ええ。あなたは日頃から、被害者である綾波さんに対して鬱憤が溜まっていた」
アスカ「だからあたしが人殺しだってぇの!?」
シンジ「あ……いや、あの」
アスカ「その程度であんた、このあたしを言い落とそうってんならいい度胸してるわねぇ!!言いがかりだとしたらただじゃおかないわよ、根暗探偵!!」
シンジ「ね、根暗……」
トウジ「ちょ、惣流お前いい加減にせえ。全然脚本にあるのと違うやないか」
アスカ「なによ、文句あんの!?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:27:44.64 ID:y/Fgb6In0
トウジ「お前は犯人役で、今、心の弱いところを付かれて主人公に言い負かされていくシーンやないか!」
アスカ「なーんでこんな根暗探偵に言い負かされなきゃいけないのよ、このあたしが!ふざけたこと言うのも大概にしときなさいよ!」
トウジ「なんやとぉ?それはお前、ワシがふざけとる言うんか!?」
アスカ「そうよ!!三バカの癖に!!あたしに文句があんならはっきり言いなさいよ!!」
トウジ「おうおう!じゃあはっきり言わせて貰うけどな!!ワシはお前のその自分勝手過ぎるところがどーにも気に食わん!!もー少し誰かのために協調性ゆーもんを持たんか!!」
アスカ「あんですってぇ!?このジャージバカ!!このあたしがあんたのバカさに合わせろってーの!?そっちが努力してあたしに追いつきなさいよ!」
トウジ「なんやとぉ!?他人の悪口ばっかりはよう出てくるようやけどなぁ!こっちも言わせて貰えばお前のその分別のない振る舞いのせいでなぁ!!」
ケンスケ「ま、まあまあ二人とも」
トウジ・アスカ「「お前(あんた)は黙ってろ(なさい)!!」」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:31:51.28 ID:y/Fgb6In0
ケンスケ「……」
レイ「」
カヲル「付き合いきれないね」
カヲル「シンジ君、どうやらこれでは舞台にならないようだ。折角の君の晴れ姿が台無しになってしまって僕も悲しいよ」
シンジ「カヲル君、僕は……」
カヲル「君が恐れる必要はない。時の流れというものは、いたずらに人を惑わせることもある。リリンはただ、それに身を委ねるしかない弱い種族だというのにね」
ミサト「あーもうなんか、メチャクチャになってきたわね」
ミサト「とりあえず止めた方がいいかしら」
ミサト「ちょっとあんた達……」
レイ「うるさいって言ってんのよ!!」
「「「「「!!!」」」」」ビクッ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:36:56.07 ID:y/Fgb6In0
レイ「あんた達ねぇ折角この私がわざわざずっと死体なんかの役やってるっていうのに好き勝手やっちゃってどういうわけ?」
レイ「まずセカンド!」
アスカ「は、はい!」
レイ「あんたほんと前々から他人にバカバカ言う割に自分も大して頭良いとは思えない行動が多いし勉強はできてもむしろあんたの方が馬鹿なんじゃないのなーにーカルシウム足りてないのイライラしすぎじゃないちょっと外見に自信があるからっていい気になっちゃってほんと典型的なバカ女って感じで笑っちゃうのよねー」
レイ「次、碇くん!」
シンジ「は、はいぃ!」
レイ「あんたもさー、いくら主人公張って甘やかされるポジションだからってちょっとウジウジしすぎなのよネチャネチャしてないで男なら時には言いたいことの一つも言いなさいよ私がその姿勢に対して何にも感じてないとでも思ってたんでしょやろうと思えばビンタの一つや二つや三つや四つや五つや六つや……」
レイ「あとそこの二人!」
トウジ・ケンスケ「「は、ははぁ」」
レイ「あんたらさー行動には気をつけなさいよあんたらがやってる行為なんてあと四年もしたらバカですまされなくなんのよ若気の至りとは言ってもちょっと考えもんなのよそこんところしっかり理解してんでしょーねー」
レイ「……ふぅ」
レイ「すっきりしたわ。四人とも、ありがとう」
ミサト「こ、この場を簡単に収めた」
リツコ「なかなかのものね」
カヲル「綾波レイ、君は興味深いよ……」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:40:46.31 ID:y/Fgb6In0
ミサト「で、結局全部ボツかぁ」
リツコ「まあ、あれじゃあ仕方ないわね」
ミサト「司令からの直々の要望なのに。……首飛ぶのかなぁ」
リツコ「安心して、それはないわ」
ミサト「つーと?」
リツコ「ボツになったビデオを全て、司令が欲しがっているのよ。どうやら期待に沿うものに仕上がってくれたらしいわ」
ミサト「えーどういうことよ?まともなのが出来てないわよぉ?」
リツコ「さあ?司令の考えることは、よく分からないわね」フフ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:43:56.51 ID:y/Fgb6In0
アスカ「ちょっと、ファースト!」
レイ「なに」
アスカ「あたしはさっきのこと、まだ認めたわけじゃないからね!あんなの不意打ちよ!」
トウジ「もうやめーや惣流、なんかワシは疲れてきてもうて」
アスカ「あんたの事も!さっきはよくも言ってくれたわね」
トウジ「口喧嘩なら明日にしてくれ。ワシはもう帰って寝る」
アスカ「ちょっと、逃げるってーのー!?」
カヲル「セカンドはリリンの女性の中でも特に美しさに欠けるようだ」
カヲル「まあ僕は、そんな露見的な美しさには興味はない」
カヲル「シンジ君、君の心と生き方は、まだ何者にも触れていない。純粋で美しいよ」
ケンスケ「はぁ、結局裏方に徹したはいいけど、ろくなものは出来なかったなぁ」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:50:47.68 ID:y/Fgb6In0
ゲンドウ「……」
冬月「……」
ゲンドウ「……」
冬月「……」
冬月「酷いクオリティだな」
ゲンドウ「ああ」
冬月「だが、これで良かったのだろう?」
ゲンドウ「……ああ」
冬月「劇場版最新作を見て以来ナイーブだったお前が、気に入るのなら作らせた甲斐があったよ」
冬月「しかし、こんなおとぼけビデオのどこがいいというんだ?え?」
ゲンドウ「……」
ゲンドウ「シンジが友達と楽しそうにしているじゃないか」
冬月「……」
冬月「なるほど、お前もユイ君の夫となった人間……というわけか」
ゲンドウ「……ああ」
終劇
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:52:27.05 ID:y/Fgb6In0
書き忘れたけどいわずもがな終局の続きネタでした
読んでくれた人は毎度あり
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:55:22.45 ID:dwQyMLbAO
乙です
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:56:16.46 ID:NpBCwDBBO
おつ
面白かった
リツコ「話にならないわね」
ミサト「あちゃー、アスカでもダメか。となると」
リツコ「ええ、少し邪道だけど」
リツコ「渚カヲル君、お願い出来るかしら?」
カヲル「おや、やっと僕の出番かい」
カヲル「交代しよう、セカンド。君にしては頑張ったんじゃないかい?」
アスカ「おえええ、これからホモ見せられるこっちの身にもなりなさいよ」
ミサト「えーではではでは!!今度こそ!!!」
ミサト「アークショーン!!!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:15:34.06 ID:y/Fgb6In0
カヲル「やあ、碇シンジくん」
シンジ「おはよう、カヲル君」
カヲル「今日は一段と、いい風が吹いている。風は悠久だ。僕達を常に未来へと運んでくれる」
シンジ「そうだね、今日の風はなんだか気持ちいいよ」
カヲル「風だけじゃないさ。君といる、この世界そのものが心地よさを僕にもたらしてくれるんだよ」
シンジ「カヲル君、そんなふうに言ってくれるなんて、僕……」
カヲル「君といるだけで、世界がこんなにも美しく見える。これは、おかしなことかな?」
シンジ「カヲルくん……!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:17:36.18 ID:y/Fgb6In0
トウジ「な、なんやあれぇ……なんやあれぇ……。うぇっぷ」ワナワナ
マヤ「きゃあああああああ!!不潔ですううううううう!!」
ケンスケ「よーし!良い感じだ碇ー!!」
カヲル「明日も明後日も、僕はこの素晴らしい世界で生きていたい。それを叶えてくれるのは君だ、碇シンジ君」
シンジ「カヲルくん!!ぼ、僕、その、なんて言ったらいいか、嬉しいよ!カヲル君に、そんなふうに言ってもらえて!」
カヲル「僕もさ。そして、僕と君のこの言葉の掛け合いから分かることがある」
シンジ「か、カヲル君……」
カヲル「君と僕はお互いに、好きってことさ」
シンジ「カヲル君……」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:19:16.14 ID:y/Fgb6In0
リツコ「ふむ、悪くはないわね。ただ……」
ミサト「これじゃあどっちがヒロインだか分からないわね、うーん……チェンジ!!」
ケンスケ「次だってよ」
アスカ「次って言われても……」
レイ「もう、全員一通りやったと思うけど」
トウジ「次って、誰がおるんや」
ケンスケ「まだやってない奴がいるだろ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:22:17.25 ID:y/Fgb6In0
トウジ「やってないやつぅ?」
トウジ「……ってまさか!」
ケンスケ「そう、お前だよトウジ」
トウジ「わ、わわわわワシィ!?」
アスカ「おええええええええ、ついに来るところまで来たわね、バカの掛け算とは!」
レイ「なんだか心がザワザワする……」
カヲル「不快な響きだね」
ミサト「っちゅーわけで、ラスト行くわよ!!」
ミサト「アークショーン!!!」
シンジ「……あ、と、トウジ!」
トウジ「お、おう……なんや、センセか」
シンジ「うん、あの、あのさ!今日はトウジに話したいことがあって、ごめんね」
トウジ「ええんやええんや、なんやワシとセンセの仲やないか、なんでも言ってくれてええんや」
シンジ「ありがとう、トウジ。今日は少し、真面目な話なんだよ」
トウジ「せ、センセ……」
マヤ「きゃあああああああ!!きゃああああああああ!!!もう見てられませえええええええん!!!!」
カヲル「ふむ、これもまたシンジ君の一つの選択か……」
ケンスケ「いいぞー!碇ー!トウジー!」
レイ「碇くん、なんだか楽しそう」
アスカ「バカの二乗なんかやってどうするってーのよ!?」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:28:14.42 ID:y/Fgb6In0
シンジ「トウジ……変かな。いつもトウジとは学校で騒いでたはずなのに」
トウジ「お、おう」
シンジ「最近さ、普段通りじゃないんだ。トウジといると、変な気分になんだよ」
トウジ「お、おおう」
シンジ「トウジ……ダメかな」
トウジ「な、何がや?」
シンジ「僕が、トウジの事好きになるのは、ダメかな?」
トウジ「そんな……」
トウジ「そんなわけ、あるわけないやろ!」
トウジ「ダメなんかやない!シンジ!ワシもお前のことが好きや!」
シンジ「トウジ!」
トウジ「シンジ!!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:30:52.37 ID:y/Fgb6In0
ミサト「おー、結構良い感じじゃない!青春を共に過ごした学友との泥臭い恋かぁ、わーかいっていいわねぇ」
リツコ「ええ。でもどうやらこれもダメそうね」
ミサト「えー、どういうわけ?」
リツコ「物凄いバッシングが来てるわ」
ミサト「バッシング?」
リツコ「ペンネーム『G司令@息子が反抗期で困ってる』さんからよ」
ミサト「oh...」
リツコ「この企画もダメ……ね」
ミサト「はぁー……」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:33:35.43 ID:y/Fgb6In0
ミサト「ってなわけでー、新しく企画を考えましたーイェイ!」
アスカ「で、今度は何よ?」
ミサト「よく聞いてくれたわ!ズバリ、今回はサスペンスよ!」
トウジ「サスペンスぅ?」
ケンスケ「湯けむり殺人……か」
ミサト「隠された頭脳を持つ中学生探偵碇シンジ君が、難事件を次々と解決していくのよ!!」
カヲル「興味深いね」
ミサト「マジ、そろそろ切羽詰まってきてるから、急いで完成させるわよ!はい、これ脚本」
ケンスケ「どれどれ」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:37:07.73 ID:y/Fgb6In0
『山奥の温泉旅館へとやってきた中学生探偵碇シンジ。美しい山の景色を臨むこの温泉旅館で彼は悲劇の渦中へと巻き込まれる!憎悪に狂った性悪女惣流アスカラングレーによる計画殺人で殺害された、大企業の秘書綾波レイの秘密を追え!(ブラックゴッドボイス)』
アスカ「……」
アスカ「ぬあああによこれええええ!!あたしの役所に悪意しか感じないんだけどおおおおお!?」
ミサト「えー、そんなことないわよ。熟慮して、適任の役に当てはめたんだから」
アスカ「ふざけんじゃないわよ!!性悪殺人鬼なんかにされてたまるもんですかぁ!!」
アスカ「ファースト!あんたも殺される役なんて嫌でしょ!?何とか言ってやりなさいよ!!」
レイ「いい」
アスカ「いいって、あんたねぇ!?」
レイ「仕事なら、いい」
アスカ「ぬううううう、あたしは良くないわよ!!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:40:34.92 ID:y/Fgb6In0
ミサト「ま、まーま、アスカ。この役所はさ、ある意味ヒロインみたいなもんだから」
アスカ「ヒロインんんん!?どこが!?」
ミサト「最後に、主人公である中学生探偵碇シンジ君に諭され、昔の純粋さを取り戻して涙するのよ?この役は歴としたヒロインよ」
アスカ「む、むうううう!ひ、ヒロインですってええええ、そんな言葉でこのあたしが……」
カヲル「ヒロインと言えば女主人公という意味だね」
ケンスケ「主人公と言えば、レッドだよな」
アスカ「れ、レッド!」
リツコ「あなたにしか出来ない、あなたでしか出来ない特別な役よ?」
冬月「特別、即ち君だけということだな」
アスカ「あたし……だけ?」
レイ「私を差し置いて、セカンドはヒロインになれるのね」
アスカ「ファーストを差し置いて……あたしがヒロインんんんん!?」
アスカ「……やるやる!あたしやるわー!!仕方ないからやったげる!!まあ?あたしにしか出来ないようだし!特別だからね!」
ミサト「チョロいもんね」
リツコ「余裕だわ」
マヤ「不潔です」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:43:43.25 ID:y/Fgb6In0
ミサト「じゃー、細かいキャスティング決めていくわよー!」
ミサト「まーず鈴原くん!」
トウジ「はい!!」
ミサト「君は旅館の主人よ!死体の第一発見者でもあるわ」
トウジ「はっ!分かりました!」
ミサト「続いて、渚カヲル君」
カヲル「出来ることならばやろう」
ミサト「君は狂言まわしよ!シンジ君に時にヒントを与えたりする不思議な少年!」
カヲル「了解したよ」
ミサト「はーいそしてぇー!相田くん!」
ケンスケ「なんなりと!」
ミサト「趣味と称して事件に首を突っ込もうとする困ったちゃん!」
ケンスケ「ははぁ!」
ミサト「ってなわけで、キャスティングオッケーかしらん?」
リツコ「そうね、間違いないわ。では、みんな位置について」
ミサト「どぅえええわあああああ!位置についてーアークショーン!!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 22:54:02.03 ID:CcQd/UkEO
例のドラマCDみたいなノリだなww
もっとやれ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:12:32.26 ID:JzrqbnWC0
エヴァ同人のノリじゃねぇかww
いいぞもっとやれ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:16:30.89 ID:y/Fgb6In0
レイ「」
トウジ「……ひっ!し、死んどる!!」
レイ「」
トウジ「ど、どないすればええんや!?せや、まずは警察!」
レイ「」
トウジ「で、電話線が切られとる!」ガガーン
レイ「」
トウジ「ゆーことはつまり……」
シンジ「外部からの接触を断たれた……というわけですね?」
トウジ「あ、あんたは!?」
シンジ「碇シンジ、通りすがりの探偵です」
ケンスケ「碇シンジ、聞いたことがあるぞ!最近有名な中学生探偵……!」
アスカ「な、なんですってー。なんでそんなすごい人がここにー」
ミサト「アスカ以外は問題なさそうね」
リツコ「まあ、これくらいは想定の範囲よ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:20:55.49 ID:y/Fgb6In0
カヲル「どうやら、犯人の姿が見えてきたようだね」
シンジ「つまり犯人は、前々から気に入らなかった綾波さんを、計画的に殺害した」
ケンスケ「なになに!犯人が分かったんですか!?」
シンジ「後は一つ、動かぬ証拠さえあれば!」
カヲル「大丈夫。真実が、自ずとその証拠を君に与えるだろう。この推理が正しいのならね」
ケンスケ「ま、まさか!?あの中学生探偵の推理が見られるっていうのかぁ!?」
レイ「」
ミサト「良い感じよー!!そのままやっちゃって!!」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:24:27.75 ID:y/Fgb6In0
シンジ「つまり、綾波さんを殺したのは惣流さん、あなたですね?」
アスカ「なっ!ち、違うわよ!なんで私が!」
トウジ「動機ならある。せやろ、探偵さん?」
シンジ「ええ。あなたは日頃から、被害者である綾波さんに対して鬱憤が溜まっていた」
アスカ「だからあたしが人殺しだってぇの!?」
シンジ「あ……いや、あの」
アスカ「その程度であんた、このあたしを言い落とそうってんならいい度胸してるわねぇ!!言いがかりだとしたらただじゃおかないわよ、根暗探偵!!」
シンジ「ね、根暗……」
トウジ「ちょ、惣流お前いい加減にせえ。全然脚本にあるのと違うやないか」
アスカ「なによ、文句あんの!?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:27:44.64 ID:y/Fgb6In0
トウジ「お前は犯人役で、今、心の弱いところを付かれて主人公に言い負かされていくシーンやないか!」
アスカ「なーんでこんな根暗探偵に言い負かされなきゃいけないのよ、このあたしが!ふざけたこと言うのも大概にしときなさいよ!」
トウジ「なんやとぉ?それはお前、ワシがふざけとる言うんか!?」
アスカ「そうよ!!三バカの癖に!!あたしに文句があんならはっきり言いなさいよ!!」
トウジ「おうおう!じゃあはっきり言わせて貰うけどな!!ワシはお前のその自分勝手過ぎるところがどーにも気に食わん!!もー少し誰かのために協調性ゆーもんを持たんか!!」
アスカ「あんですってぇ!?このジャージバカ!!このあたしがあんたのバカさに合わせろってーの!?そっちが努力してあたしに追いつきなさいよ!」
トウジ「なんやとぉ!?他人の悪口ばっかりはよう出てくるようやけどなぁ!こっちも言わせて貰えばお前のその分別のない振る舞いのせいでなぁ!!」
ケンスケ「ま、まあまあ二人とも」
トウジ・アスカ「「お前(あんた)は黙ってろ(なさい)!!」」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:31:51.28 ID:y/Fgb6In0
ケンスケ「……」
レイ「」
カヲル「付き合いきれないね」
カヲル「シンジ君、どうやらこれでは舞台にならないようだ。折角の君の晴れ姿が台無しになってしまって僕も悲しいよ」
シンジ「カヲル君、僕は……」
カヲル「君が恐れる必要はない。時の流れというものは、いたずらに人を惑わせることもある。リリンはただ、それに身を委ねるしかない弱い種族だというのにね」
ミサト「あーもうなんか、メチャクチャになってきたわね」
ミサト「とりあえず止めた方がいいかしら」
ミサト「ちょっとあんた達……」
レイ「うるさいって言ってんのよ!!」
「「「「「!!!」」」」」ビクッ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:36:56.07 ID:y/Fgb6In0
レイ「あんた達ねぇ折角この私がわざわざずっと死体なんかの役やってるっていうのに好き勝手やっちゃってどういうわけ?」
レイ「まずセカンド!」
アスカ「は、はい!」
レイ「あんたほんと前々から他人にバカバカ言う割に自分も大して頭良いとは思えない行動が多いし勉強はできてもむしろあんたの方が馬鹿なんじゃないのなーにーカルシウム足りてないのイライラしすぎじゃないちょっと外見に自信があるからっていい気になっちゃってほんと典型的なバカ女って感じで笑っちゃうのよねー」
レイ「次、碇くん!」
シンジ「は、はいぃ!」
レイ「あんたもさー、いくら主人公張って甘やかされるポジションだからってちょっとウジウジしすぎなのよネチャネチャしてないで男なら時には言いたいことの一つも言いなさいよ私がその姿勢に対して何にも感じてないとでも思ってたんでしょやろうと思えばビンタの一つや二つや三つや四つや五つや六つや……」
レイ「あとそこの二人!」
トウジ・ケンスケ「「は、ははぁ」」
レイ「あんたらさー行動には気をつけなさいよあんたらがやってる行為なんてあと四年もしたらバカですまされなくなんのよ若気の至りとは言ってもちょっと考えもんなのよそこんところしっかり理解してんでしょーねー」
レイ「……ふぅ」
レイ「すっきりしたわ。四人とも、ありがとう」
ミサト「こ、この場を簡単に収めた」
リツコ「なかなかのものね」
カヲル「綾波レイ、君は興味深いよ……」
ミサト「で、結局全部ボツかぁ」
リツコ「まあ、あれじゃあ仕方ないわね」
ミサト「司令からの直々の要望なのに。……首飛ぶのかなぁ」
リツコ「安心して、それはないわ」
ミサト「つーと?」
リツコ「ボツになったビデオを全て、司令が欲しがっているのよ。どうやら期待に沿うものに仕上がってくれたらしいわ」
ミサト「えーどういうことよ?まともなのが出来てないわよぉ?」
リツコ「さあ?司令の考えることは、よく分からないわね」フフ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:43:56.51 ID:y/Fgb6In0
アスカ「ちょっと、ファースト!」
レイ「なに」
アスカ「あたしはさっきのこと、まだ認めたわけじゃないからね!あんなの不意打ちよ!」
トウジ「もうやめーや惣流、なんかワシは疲れてきてもうて」
アスカ「あんたの事も!さっきはよくも言ってくれたわね」
トウジ「口喧嘩なら明日にしてくれ。ワシはもう帰って寝る」
アスカ「ちょっと、逃げるってーのー!?」
カヲル「セカンドはリリンの女性の中でも特に美しさに欠けるようだ」
カヲル「まあ僕は、そんな露見的な美しさには興味はない」
カヲル「シンジ君、君の心と生き方は、まだ何者にも触れていない。純粋で美しいよ」
ケンスケ「はぁ、結局裏方に徹したはいいけど、ろくなものは出来なかったなぁ」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:50:47.68 ID:y/Fgb6In0
ゲンドウ「……」
冬月「……」
ゲンドウ「……」
冬月「……」
冬月「酷いクオリティだな」
ゲンドウ「ああ」
冬月「だが、これで良かったのだろう?」
ゲンドウ「……ああ」
冬月「劇場版最新作を見て以来ナイーブだったお前が、気に入るのなら作らせた甲斐があったよ」
冬月「しかし、こんなおとぼけビデオのどこがいいというんだ?え?」
ゲンドウ「……」
ゲンドウ「シンジが友達と楽しそうにしているじゃないか」
冬月「……」
冬月「なるほど、お前もユイ君の夫となった人間……というわけか」
ゲンドウ「……ああ」
終劇
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:52:27.05 ID:y/Fgb6In0
書き忘れたけどいわずもがな終局の続きネタでした
読んでくれた人は毎度あり
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:55:22.45 ID:dwQyMLbAO
乙です
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/18(金) 23:56:16.46 ID:NpBCwDBBO
おつ
面白かった
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