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フリーザ「今年の新入歓迎会を兼ねたお花見についてですが……」ギニュー「はっ!」

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Part2
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/11(金) 23:44:43.27 ID:2rGFMibO0
ギニュー「サウザー、どうやらお前とはまた決着をつけねばならんようだな?」(ゴゴゴゴゴ)
サウザー「フン、何なら今ここでつけるか?受けてたつぜ?」(バチバチ)
ギニュー「……ここは花見の席……無粋なマネはフリーザ様のお顔に泥を塗ることになる……」
ギニュー「決着ならば、正々堂々と"出し物"で決めようではないか……」
サウザー「ほほう?大した自信だな?」
ギニュー「フリーザ様のためにも、俺は負けん。特訓した隊員達のためにもな。」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 00:03:47.43 ID:bLGkz/ld0
\ガヤガヤガヤ……/
フリーザ「新入りのみなさん、新入歓迎会は楽しんでいただけていますでしょうか?」
\シーン/
フリーザ「これより、余興に我が軍団を代表して……クウラ機甲戦隊のみなさんと、ギニュー特戦隊のみなさんにそれぞれ、我が軍団の戦士の実力を示すデモンストレーションを行っていただきます。」
\ザワザワ……/
新入りA「ギニュー特戦隊って、マジかよ……!」
新入りB「フリーザ様直属の、エリート部隊がわざわざ?しかも、クウラ様の機甲戦隊まで?」
ベジータ「フン、宴会の余興と称して結局は圧倒的な力を見せ付けることで支配を括弧たるものにしようという考えか。まどろっこしいマネを……馬鹿馬鹿しいぜ。」
ナッパ「な、なあラディッツ、ベジータは去年のアレ知らねえのか?」(ヒソヒソ)
ラディッツ「忘れたのか?ホラ、あんときは単身で任務に行かされてたろ?」
ナッパ「そ、そういやそうだったな……すっかり忘れてたぜ……」
ラディッツ「しっかし、あん時は拷問より酷かったぜ……会場の空気とフリーザとクウラの気まずさときたら……」
アプール「なお、司会・解説は私アプールと」
キュィ「キュィが務めさせていただきます。」
\ザワザワ/
アプール「えー、ではまず、クウラ機甲戦隊の方から始めていただきます。」
サウザー(ニヤッ)

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 01:27:26.88 ID:bLGkz/ld0
ちょっと都合が悪くなったので今日はここまで。
そんなに長いヤツじゃないんで明日完結します。

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 01:49:57.63 ID:0VRJF3xqo
乙ー
楽しみにしてるぜ!

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 10:01:52.19 ID:djCdB6QJo
OVAであっても良いと思う
たまには戦い以外のDBを見てみたいわ


24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 10:21:07.03 ID:knZthQnZ0
フリーザ様のアットホームカンパニーSS凄い好き

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:12:17.60 ID:bLGkz/ld0
遅くなってスマン。
とりえずぼちぼちやります。

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:12:52.68 ID:bLGkz/ld0
\シュババババッ!/
「クウラ、機甲戦隊見参ッ!!」(ババッ!!)
ナッパ(あの妙ちくりんなポーズはやっぱりやんのかよ……)
ラディッツ(下っ端の俺から見ても恥ずかしい……)
ベジータ(あいつらフザけてやがるのか!!)
新入りA・B(何だアレ……ダッセェ……)
クウラ(あのバカどもが……!ポーズはやめろとあれほど……!)
サウザー(フッ!登場は完璧に決まったようだな!)「ドーレ、ネイズ!!位置につけ!!」(バババッ!)
ドーレ・ネイズ「おうよ!」(ババッ!)
アプール「一瞬で見事なトライアングルフォーメーションに移りました!この対応の早さは流石上級戦士の身のこなしです!」
キュイ「コンマ0.1秒……スカウターでも追うのが難しいレベルです!」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:15:10.70 ID:bLGkz/ld0
サウザー「よし、ネイズ!アレを見せてやれ!!」
ネイズ「ふんっ!」(バチバチバチバチ……)
アプール「これは……ネイズ隊員の周囲に強力な電磁波のようなものが渦巻き始めました!」
キュイ「磁気嵐を起こし、強力な電撃を発生させているようです!ああっ!ネイズ隊員が掲げた両腕に電撃が蓄積されていきます!!」
ネイズ(フフン、特大の電撃エネルギー弾……まあいわゆる特大プラズマ球ってやつよ!)
ドーレ(敵にコイツをくらわせた時ににゃあ、そりゃあ相手が悲惨なことになったなあ?ネイズ?)
ネイズ(フッフッフ、見ろよ、新入りの連中相当ビビってやがるぜ!)
新入りA「な、なんだあの凄まじいエネルギーの玉は!」
新入りB「エネルギーの干渉で地面に亀裂が……!あ、あいつらポーズはダサくてもやっぱりエリート戦士なんだっ!」
ベジータ「ク、クソッタレェ!こんな場所でバカでかいエネルギー弾なんざ作りやがって!こっちの迷惑も考えやがれ!!」(ガチガチ)
ナッパ「あ、あんなもん喰らっちまったら黒コゲどころじゃ済まねえぞ……」(ゴクリ)
ラディッツ「うわあ……絶対に敵に回したくねえ……」(冷や汗)
フリーザ「ほほう。確かにフザけた連中ですが、なかなかやりますね。」(チラ)
クウラ「……」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:15:47.46 ID:bLGkz/ld0
サウザー「……頃合だな……ネイズ!そいつを放り投げろ!!」
ネイズ「合点承知!!」(ヒューンッ!!)
アプール「おーっと!ここでネイズ隊員がエネルギー弾を空高く放り投げます!!」
キュイ「そして……な、なんと!ドーレ隊員がそのエネルギー弾に突っ込んだーっ!」
ドーレ「俺様のパワーを甘く見るんじゃねーっ!ハアーッ!!」(ドドドドド)
アプール「こ、これは!ドーレ隊員が自らの拳にエネルギー弾を集中させています!」
キュイ「まさか、あのエネルギー弾を粉砕するつもりなのでしょうか!?」
ネイズ(ククク、あのエネルギー弾にはちっとばかし細工がしてあるからなあ~、トチるんじゃねえぞドーレ?)
ドーレ(任せな!あそこだけエネルギー弾に亀裂が入っている……そこに衝撃を加えれば……!)「メキッ!」
アプール「ドーレ隊員、凄まじいパワーです!見る見るうちにエネルギー弾全体に亀裂が走っていきます!」
キュイ「あれだけのエネルギー弾を砕くとなると……相当のパワーが必要ですね。」
ドーレ(チッ!ネイズのやつ!はりきりやがって!結局パワー全部集中しねえと砕けねーじゃねえか!)「メキッ!メキッ!」
ネイズ(スマンスマン、後で一杯奢るからよ~)
サウザー(ええい、無駄話してるんじゃない!さっさと全部砕かんか!)

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:16:27.81 ID:bLGkz/ld0
「ドッパアアアアアン!!!!」
アプール「エ、エネルギー弾が砕けました!は、破片が降り注いでくるぅ~!?」
キュイ「ひええええ!!」
ベジータ「こ、こっちに破片が飛んでくことぐらい予測しやがれバカ共がーっ!」
ナッパ「どうすんだこれ!こんだけの数全部打ち落とせねえぞ!!」
ラディッツ「ひえーっ!お助けーっ!!」
フリーザ「……やれやれ、後片付けも考えないとは……とんだお馬鹿さん達ですね。」
クウラ(ニヤリ)

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:17:42.62 ID:bLGkz/ld0
サウザー「よくやったぞネイズ、ドーレ!後は任せるがいい!!」(シュピィーン!)
ネイズ「ちぇーっ、美味しいとこは全部隊長が持っていくのかよーっ!」
ドーレ「後でカワイコちゃんいっぱいの高級会員制クラブ、全部隊長の奢りですよーっ!」
サウザー「お前達居酒屋でいいって言ってたろ!グダグダ文句を言うとカレー屋に変更だぞ!!」(パウウウ)
サウザー「はあああっ!!」(ドンドンドンドン)
キュイ「こ、これは!サウザー隊長が破片を破壊し始めました!」
アプール「しかも一つ一つ的確に!このエネルギーのコントロール力と精密さ!これは誰にもマネできるものではありませんっ!」
ベジータ「あれだけの数を一気に始末しているだと!?ば、化け物めえ~!」
ナッパ「こ、今年の連中は一味違うみてえだな……」
ラディッツ「……俺達とは次元が違いすぎる……」
新入りA・B「ポカーン」
フリーザ「……」(ゴゴゴ)

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:18:44.40 ID:bLGkz/ld0
アプール「しかもこれは……エネルギー弾が細かく四散することにより、まるで線香花火が撃ちあがっているかのような繊細な光を放っています!」
キュイ「戦闘力のアピールに加え、美しさまでも兼ね備えた、素晴らしいデモンストレーションです!」
ザーボン「……くそっ!私よりも美しさで目立たれるとは……!」(ギリィ!)
ドドリア「やめとけよザーボン。俺達じゃ機甲戦隊の連中には敵わねえんだから……」
サウザー「そして止めはこれだあ!」(ブウーン!)
アプール「あれは!サウザー隊長の最も得意とするエネルギーを手刀に変える、通称"サウザーブレード"です!」
キュイ「エネルギーコントロール力に優れた戦士でも、あの技はなかなか出せません!」
サウザー「てえええい!!」(ブウン!!)
ベジータ「一つだけ残ったデカイエネルギー弾を斬りやがっただと!?」
ナッパ「こいつは、最後になんか隠してやがったな。」
サウザー「フハハハハッ!ギュニューよ!これで完全に私の勝ちだあああっ!」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 21:20:39.14 ID:bLGkz/ld0
\パアアアアン!!!/
アプール「こ、これは!」
フリーザ「ほう。」
キュイ「サウザー隊長の勝ち割ったエネルギー弾が、まるで大輪の花のように輝きながら破裂していきます!!これは素晴らしい技術です!!」
\ワーワー/
サウザー「フッ、決まったぜ。」(シュタッ)
アプール「これは、選りすぐられた戦士の中でも、容易に成し遂げられるものではありませんっ!流石戦闘力17万以上を誇る戦士であります!!」
キュイ「皆さん、素晴らしいデモンストレーションを行ってくださった、クウラ機甲戦隊に拍手をお願いします!」
サウザー・ネイズ・ドーレ(シュバババッ!!)\ファイティングポーズッ!/
\ワーワーパチパチパチ!!/
新入りA「す、すげえ……!!」
新入りB「噂には聞いてはいたが……あの実力は本物だ……とんだ恐ろしいやつがいたもんだ……!!」
ベジータ「あ、あいつら……本物の化け物か!く、くそったれーっ!」
ナッパ「お、おう……まるで昨年のお寒いダンスが嘘だったみてえだぜ……」
ラディッツ(でもポーズは本気でダッセエなあ……)
フリーザ「まあ、なかなかやりますね。いいのではなでしょうか?ねえ兄さん?」(パチ……パチ……パチ……)
クウラ「……俺の部下がこの程度のことをやり遂げられるのは当然だ。」(フッ)

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 22:15:50.59 ID:bLGkz/ld0
クウラ「それで?お前の部下どもはどうするのかな?またあの薄気味の悪いダンスを披露することになるのでは……ないだろうなあ?」(ククク)
フリーザ「兄さん?あまり、僕を軽く見ない方が身のためだよ?」(ニヤッ)
\ザザッ……/
アプール「それでは、続いてはギニュー特戦隊のみなさんのデモンストレーションです!」
キュイ「我がフリーザ軍団の中でもフリーザ様に特別にお使えするエリート戦士の登場です!!」
\デデデレレ~ン♪デッデレレレ~ン♪/
ベジータ「何だ?このフザけた音楽は!」
\デッデッデッデッデデ~ン♪/
ナッパ「さ、さあ……俺にはわかんねえよ……」
\デッデッデッデッ♪/
フリーザ「……」
\とっくせんたい♪とっくせんたい♪/

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 22:21:28.14 ID:bLGkz/ld0
\ドンッ!/
リクーム「コォォォォォォ~ッ!リクゥゥゥゥ~ム!!」(ビシィ!)
\ボンッ!/
バータ「カァ~ッカッカッカ!!!バァァァ~タ!!」(バシィ!)
\ダンッ!/
ジース「ヒョオオオッ!ジィィィ~ス!!」(バッ!)
\シュンッ!/
グルド「ムゥゥゥゥ~ン!グ・ル・ド!!」(ピンッ!)
\ズンッ!/
ギニュー「ホァァァァァ~ッ!ギニュゥ~!!」(バァン!)
一同「み・ん・な・揃って!!ギニュー・特戦隊ッ!!!」(ババババァァァァ~ンッ!!)
\ビカビカビカァァァーンッ!!/

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 22:26:41.01 ID:bLGkz/ld0
フリーザ「」(ヒュオォォォォ……)
ベジータ「あ、相変わらずフザけた野郎どもだ……!!」
ナッパ「な、なんかすげえ気合は入ってんな……」(最後のビカビカ光るヤツ、どうやってんだ?あれ?)
ラディッツ(あ、相変わらずダッッッセエ~!!)
新入りA「こ、ここって戦闘力が高くなるとああいうポーズとかやらなきゃいけない規則でもあんのかな……」
新入りB「さ、さあ……下っ端の俺たちには関係ねえだろうけど……」
サウザー(チッ!やつら、専用の登場BGMなどを用意してやがったのか!)
ネイズ(くっそ~ずりぃぞ!)
ドーレ(ケッ!目立だちゃいいわけじゃねえってことを今から思い知るがいいぜ!)

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 22:28:49.21 ID:bLGkz/ld0
アプール「で、では登場も決まったようですし、早速デモンストレーションを……って、おお?」
キュイ「じ、地面が揺れている!?」
リクーム「むんんんんんんん!!!」(ドドドドドドド)
ギニュー「フフフ、諸君油断は禁物!既に我々の出し物は始まっているぞ……!!」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/12(土) 22:41:09.91 ID:bLGkz/ld0
リクーム「リクーム!ウルトラファイティング……ボンバァァァァッ!!」(ズドオオオオオオン!!!)
アプール「うおおっ!じ、地面がえぐれていきます!」
キュイ「流石!ギニュー特戦隊一のパワーの持ち主ッ!広範囲の衝撃波が……大地をえぐり、星をも真っ二つにしかねない勢いですっ!」
\バキバキバキッ!!/
アプール「おっと!ここでリクーム隊員が周囲の地面ごと宙に浮く~ッ!」
キュイ「地面で作った浮かぶ島ッ!放出した衝撃波が大地をも抉り取り、その巨体をも宙に放り投げるッ!!」
リクーム「はあ~い!土台は用意してあげたわよ~ん!ジースちゃんにバータちゃ~ん!!」(シュバッ!!ガシイッ!!)
アプール「そしてっ!リクーム隊員は下に控えるジース隊員とバータ隊員を……同時にまるでバレーボールのトスのように軽々と宙に上げましたーっ!!」
キュイ「パワーあるリクーム隊員だからこそなせる技なのか!?しかし、これは流れるように軽やかな動きっ!チームワークあっての連携プレーです!」
リクーム「それじゃあいってらっしゃあ~い!!フンッ!!」(ブウンッ!!)

44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/13(日) 21:09:23.65 ID:kvcLeQ/G0
バータ「よ~し!行くぜ!!特訓の成果を見せてやらねえとな!!」
ジース「バータ!トチるなよ~?もし失敗しやがったら、おやつの時間を別々にするからな~?」
バータ「青いハリケーン!バータ!!」(シュピーンッ!)
ジース「同じく、赤いマグマ!ジース!!」(シュパーンッ!)
リクーム「おいお~い!ずりーぞ~!アドリブでポーズ決めるなんてよーっ!」
バータ・ジース「パープルコメットハリケーンッ!!」(ドダダダダダダ!!)
アプール「こ、これは!スカウターでも追う事のできないほどのスピードで、バータ隊員とジース隊員の猛攻が岩を削っていくーッ!」
キュイ「なんとっ!1秒も経たぬうちに彫刻が完成していきますっ!バータ隊員の宇宙一のスピードは本物だーッ!!」
バータ「そりゃあッ!!」(ガッ!!)
ベジータ「何だ?あのブサイクな彫刻は?」
ナッパ「何かに見えねえでもねえなあ~……何だ?」
ラディッツ(……上級戦士ってこんな化け物メンツ揃いなのかよ……俺もうフリーザ様についていくのやめようかな……)

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