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月「母さんが変なノートを拾って家計簿つけてた」

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Part2
67 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 10:18:51.57 ID:HHIozBiEO
レム「死神は憑いた人間にのみ、そいつの目を死神の目にする事ができる。寿命と名前が見えるようになるというわけだ……。」
月「そんな便利な能力……代償も無しに手に入れられるとは思えないな」
レム「お前は鋭いな……確かにその通りだ。死神の目の代償は……残りの寿命の半分だ」
月「……」
月(論外だな)

69 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 11:05:15.93 ID:HHIozBiEO
月「ちなみに取引をした状態でノートの所有権を放棄したらどうなるんだ?」
レム「普通の人間の目に戻るが減った寿命は戻らない」
月(なんだそれ……デメリットしかないじゃないか……)

70 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 11:08:18.23 ID:HHIozBiEO
月「その寿命を人間に教える事は?」
レム「掟で禁じられている。寿命を人間に教える事は口が裂けたとしても言えない」
月(実際口が大きく裂けた奴が隣にいるんだが……)

72 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:16:09.59 ID:HHIozBiEO
レム「そろそろ長話はここまでにしよう……元々私はこいつを死神大王の元に引きずり出すために人間界に降りてきた……」
月「……こいつが何か死神界で法に触れる事でもやらかしたのか?」
レム「死神のノートを騙して奪った」
月「……ひょっとしてこれがそうか?」
レム「そうだ……。そのノートの持ち主がもう死んでるならそこまで問題は無いが、まだ生きているからな。そいつが死神大王に訴えた事でリュークの悪行が発覚した」
レム「そしてリュークは私が連行している途中に隙を見て人間界に逃げ出した。私はそれを追ってきたんだ」

73 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:18:34.69 ID:HHIozBiEO
月「お前……そんな状況にも関わらずまた性懲りも無くノートを落としたのか?もしかしてお前命知らずなのか?」
リューク「ついな」
月「ついで命賭けるな馬鹿」


74 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:31:29.34 ID:HHIozBiEO
月「大体話はわかった。そういう事なら早くこいつを死神界に持って帰って絞首刑にするなりなんなりしてくれ」
レム「そうしたいのはやまやまだが無理だ……死神は首を絞めた程度じゃ殺せないし、こいつがやらかした罪は死刑になる程の罪じゃない……」
リューク「え……でもお前さっき逃げたら砂になって死ぬって」
レム「あれは嘘だ。そう脅しておけば逃げる気をなくすだろうと思ってな。結局は無駄だったようだが」

75 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:37:43.04 ID:HHIozBiEO
レム「だがまた逃げ出すようなら次はわからないぞ?今度は大人しく従うんだな……」
リューク「お……おぅ」
月(これで……一件落着か……)
レム「夜神月……リュークから事の顛末を聞いたが……災難だったな」
月「あぁ、こいつのせいで僕の家は家庭崩壊一歩手前まで追い込まれた……全く迷惑な事だ……」
レム「すまなかったな。ノートは私がしっかりと管理しておく。もうノートがお前の近くに落ちてくる事はないから安心しろ」

76 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:41:36.24 ID:HHIozBiEO
月「こいつ……死神の癖にやけにやさしいな……なんでだ?」ヒソヒソ
リューク「さぁ?最近こいつの知り合いが人間に関わったせいで死んだからそれが理由じゃねーの?」ヒソヒソ
月「……死神が死ぬことなんてあるのか?」ヒソヒソ
レム「リューク。余計な事を言うな」
リューク「うわ聞こえてた……」

78 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:49:17.93 ID:HHIozBiEO
月「今リュークが気になることを言っていたが……」
レム「やめておけ……聞いててあまり気分のいい話ではない」
月「いや、でも死神の殺し方というのは存在するんだろ?教えてくれ」
レム「知ってどうする?」
月「こいつを殺す」
リューク「おい」

79 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 12:53:51.52 ID:HHIozBiEO
レム「フフ……勇ましいことだな……いいだろう。詫びも兼ねて特別に教えてやる」
月「頼む」
レム「……死神を殺すには……人間に恋をさせればいい」
月「つまりこいつが僕に恋をすればこいつは死ぬんだな?」
リューク「ライト……言ってて気持ち悪くならないのか……?」
月「お前さっき僕の事なんだかんだ好きとか言ってただろ」
リューク「いや多分その好きとは別物だし……」

81 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 14:42:54.59 ID:HHIozBiEO
月「全くもって遺憾だが今の僕にリュークを殺す事は出来ないってわけだな……ガッカリだ」
レム「リュークは絶対に無理だろうが……私なら殺せるかもしれないな」
月「……突然何を言い出す」
レム「実はリュークの話を聞いた時……お前の事が少し好きになったんだ。妹を体を張って助けたそうだな?そんな人間……今の人間界にはいないと思っていた……」
月「……別に……あの時の粧裕が目も当てられなかっただけだ」

85 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 15:10:31.74 ID:HHIozBiEO
月「それに僕は命を張った訳じゃない。僕は自分も粧裕も安全に生活できる用にに最善の方法を考えただけだ」
レム「妹の為に激昂してリュークに飛びかかった事も聞いた」
月(死神め……余計な事ばかり言いやがって……)
リューク「クククッ……」

87 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 15:18:02.40 ID:HHIozBiEO
レム「ジェラス……あいつもそうだった。自分が恋をした女の子の為に……自分が死ぬことを分かっていながら命を張って助けた。……そしてジェラスは死んだ」
月「ジェラス……人間に関わったせいで死んだという死神か……死神にもそんな奴がいたんだな」
レム「奴のノートは……今私がもっている」
月「お前も2冊持っていたのか……」

89 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/08(木) 18:24:38.32 ID:HHIozBiEO
月「……なんとなく死神の殺し方がわかってきた。多分その女の子は誰かに襲われたんだ。ジェラスはそれを死神界から覗き、そいつの名前をノートに……」
レム「そういう事だ。本来普通の死神は人間を殺してその寿命を頂く……ジェラスが暴漢を殺した事によってその女の子の寿命は延びてしまった。寿命を延ばす事など死神は決してしてはいけない……その罰を受けてジェラスは砂になって死んだんだ。」
月「……死神が人間に恋するなんて、人間に例えたら犬や猫に恋するようなものだろ。なぜジェラスはその娘に恋をした?」
レム「その娘の不幸な生い立ちに……同情したのだろうな」

96 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 06:53:23.87 ID:S5T+NNN0O
月「……不幸な生い立ち?」
レム「もう1年になるが……その娘の家族は……強盗に殺された。ミサは両親と弟の4人家族だった……家に強盗が凶器を持って押し入りミサ以外の家族は惨殺された。ミサは運良く助かったがな……」
月「……女の子の名前はミサというのか……今サラッと名前バラしたが死神の掟的に大丈夫か……?」
レム「心配は無用だ。ジェラスが助けたという点を除けばまだノートとは関わりが持ってないから問題はない……」
月「心配は別にしてないけど……」

97 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 07:01:31.94 ID:S5T+NNN0O
月「強盗か……そういえばそんなニュース昔やってた気がするな……そのミサって娘の弟。いくつだった?」
レム「……まだ小学生だった」
月(小学生……粧裕より幼い……)
月(これ以上は詮索しない方がいいな……話を聞けば聞くほど……きっと僕は……彼女に同情する。)
月(そしてノートに彼女の家族を殺した犯人の名前を……)
月(決してノートは使わないと……あの日僕は妹の涙に誓った。簡単にブレていい誓いではない……あの時の僕に嘘はつきたくない……)

98 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 07:06:47.25 ID:S5T+NNN0O
月「ジェラスが恋に落ちた理由はそういうことか……お前確かジェラスのノートを所持してるって言ってたけど……そのノートをどうするつもりだ?」
レム「このノートをミサに渡すつもりでいた。そうすればミサはきっと強盗を殺すだろう。ミサの心は満たされる……そう思ってたんだが」
月「ふざけるなよ」

99 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 07:10:42.94 ID:S5T+NNN0O
月「お前リュークから話を全て聞いてたんじゃなかったのか?……妹がノートを拾って人を殺し、その後妹がどうなったか……全部聞いたんじゃなかったのか」
レム「私はその話を聞いた時、てっきり妹は喜んでいるかと思っていた」
月「……心はやさしくてもやっぱりお前は死神だ。人の心がまるで理解出来ていない」
リューク(俺完全に蚊帳の外だな……)

100 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 07:16:41.97 ID:S5T+NNN0O
レム「落ち着け夜神月……『つもりでいた』と言っただろう?お前の妹が人を殺した後どういう状況に陥ったのかはもちろん知っている……心配せずとももうノートを渡すつもりなんてないよ……」
レム「死神界にはこんな言い伝えもある事だしな……死神に憑かれた人間は……不幸になると」
月「……悪い。つい頭に血がのぼった……死神に憑かれた人間は不幸になるか……違いない。全くとんだ疫病神だよお前は」
リューク「俺は死神だぞ」
月「うまく言葉を返したつもりか」

101 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 07:34:00.87 ID:S5T+NNN0O
月「まだお前の名前を聞いてなかったな……」
レム「レムだ」
月「レム……僕はお前の事は嫌いじゃない。お前のミサへの想いは本物だと理解した上で、敢えて言う。ミサの幸せを考えているのなら……決して彼女の前に姿を現わすな」
レム「……」
月「ミサの性格は詳しくは分からないが……人を殺したと言う事実は必ず彼女を不幸にする……恐怖や苦悩に苛まれるのもそうだが逆のパターンもありえる……人を殺した事によってタガが外れ、大勢の人間を殺戮すると言うこともあり得る。どっちにしろ彼女は不幸だ」


102 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 07:43:46.38 ID:S5T+NNN0O
月「僕だって一歩間違えれば……大量殺人犯になってたかもしれない」
レム「私が言えた義理じゃないが……なぜ赤の他人のはずのミサをそこまで気遣う?」
月「その娘と妹が重なって見えたからだ。僕は……ミサに妹と同じ思いをさせたくない」
レム「フ……」

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/09(金) 08:32:11.73 ID:kGdQwl210
面白いな、月にはこのまま綺麗でいてもらいたい

106 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 09:59:30.32 ID:S5T+NNN0O
レム「お前は本当に優しい人間だな……ますます気に入ったよ。好きになってしまいそうだ」
月「本気でやめろ背筋が凍る」
リューク「こいつこんなナリでもメスだからな……案外お似合いのカップルになるんじゃねぇの?」
月「死神に性別なんてものがあったとは意外だな……お前は?」
リューク「俺はオスだ」

107 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 11:26:32.08 ID:S5T+NNN0O
レム「……ここまで長話をするつもりはなかったんだがな、リュークのせいでかなり時間が掛かってしまった」
月「そろそろお別れか……お前と別れるのは少し名残惜しいな」
リューク「俺は?」
月「お前に対してそんな感情が湧き上がる訳ないだろうが自惚れるな一刻も早くここから消え失せろ二度とそのツラ見せるなそして死ね」
リューク「ひでぇ……」
レム「自業自得だろうが……」

110 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 14:43:20.39 ID:S5T+NNN0O
月「……ハァ」
月「正直な事を言うと、リュークと別れるのもほんのちょっぴり僅かに名残惜しいとは思ってるよ。僕の目の前から早くいなくなればいいってのは本当だし、死んで欲しいと思うのも事実ではあるんだが……」
リューク「どっちだよ……」
レム「……そろそろノートを返してもらおうか。所有権はリュークに戻るが私がノートを管理する。こいつの挙動にも一層目を光らせておく。安心してくれ」
月「ちょっと待ってくれ……母さんが何を書いたのかちょっと気になる……」ペラッ
月(……本当に家計簿としてしか使ってなかったんだな……人の名前が書いてあるんじゃないかとヒヤヒヤしたが……杞憂だったようだな)

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/09(金) 17:46:42.40 ID:2qxPIZApO
おもしろい

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/09(金) 17:50:15.84 ID:Umqc9LkQO
その娘と言ってたのに次の瞬間には名前を出したレムに草

113 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 18:10:17.63 ID:S5T+NNN0O
月「…もういいよ。受け取れリューク」スッ
リューク「……おう」
レム「すぐ私に渡せ。何度でも言ってやるが逃げようなんて考えるなよ?」
リューク「お……おう」スッ
レム「……」パシッ

114 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 18:17:59.83 ID:S5T+NNN0O
月「……これでお前達が僕の目の前から消えてくれれば僕はノートの記憶を失い、いつもの学生生活に戻れるわけだな……」
リューク「残念だなぁ……せっかく再開できたのにこれで永遠にさよならなんて……」
月「お前……もういいツッコむのも疲れてきた……」
レム「夜神月……死神界に帰る前に私からお前に言っておきたいことが2つある」
月「どうせすぐに忘れるのにか……?」

115 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 18:48:25.65 ID:S5T+NNN0O
レム「それでも私が言いたいんだ。好きにさせてくれ」
月「……そう言うことなら聞いてあげるよ。1つ目は?」
レム「……ないとは思うが仮にお前とミサが運命的に出会い交際したとする。その時にもしミサを悲しませるような真似をしてみろ……私のノートにお前の名前を書いて殺す」
月「……妹を泣かせてしまった前科があるから約束はできないな……まぁ気をつけるよ。会うことはないだろうけど」
リューク「あ、これ知ってるぞ。フラグってやつだ」
月(……もう無視だ無視)

116 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 20:40:45.35 ID:S5T+NNN0O
レム「まぁ1つ目の奴は本気に捉えなくていい……今のお前なら悲しませるなどということはないだろうからな」
リューク「冗談だったのかよ……俺に嘘ついた事といい意外とお茶目だよなお前」
月「……それで2つ目は?」

117 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 20:44:54.19 ID:S5T+NNN0O
レム「幸せになれよ。お前だけじゃない…家族もだ。お前達家族に不幸は似合わない……」
月「………最高の手向けの言葉を送ってもらったよ。ありがとう……すぐに忘れてしまうのが……本当に残念だ」

118 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 20:51:41.18 ID:S5T+NNN0O
………訂正
レム「幸せになれよ。お前だけじゃない…家族もだ。お前達家族に不幸は似合わない……」
月「………最高の手向けの言葉を送ってもらったよ。ありがとう……すぐに忘れてしまうのが……本当に残念だ」
リューク「さよならだ……夜神月」
月「ああ、さよならだ……永遠に」
バサッッッ
月「………」

119 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:08:30.50 ID:S5T+NNN0O
さらに数分後
月(……ここ最近記憶が抜けたり曖昧になる事が多くないか……?)
月(僕はまだ18の高校生なんだぞ?もうすぐ東大生なんだぞ?こんな事では先行き不安だ……)
月(これまた曖昧な記憶だが……僕は粧裕に酷いこと言ったような気がする……)
月(なんか段々思い出してきた……確か……兄妹の縁を……切る……とか)
月「……死にたい」

120 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:12:22.99 ID:S5T+NNN0O
粧裕「……え?」
月「……あ」
月(ドアの外からわずかに声が……まさか今の聞こえてたか?でもドア分厚いしあんなつぶやき程度の声なんぞ聞こえるわけ……)
粧裕「お兄ちゃん……死ぬつもりなの?」
月「お前地獄耳だったのか初めて知ったよ」ガチャ

121 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:16:19.49 ID:rPq91+PRO
粧裕「お兄ちゃん考え直して!私にあんな事いったのはもう気にしてないから!お兄ちゃんの顔にビンタかました事謝るから!死んじゃやだー!!」ギュウウウウ
月「お前を残して誰が死ぬものか、お兄ちゃんはまだまだ長生きするぞあと離してくれすごく苦しい」グエエエ

122 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:28:02.88 ID:rPq91+PRO
粧裕「さっき嘘ついたから信用できない……」
月「……うん、無理もないな。すまない……」
粧裕「いいよもう謝んなくて……さっき部屋に来た時散々頭下げて謝ってもらったから……あんな必死なお兄ちゃん初めて見た。正直引いた」
月(こいつ……地味に刺さるセリフを……」

123 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:35:52.76 ID:rPq91+PRO
月「ごめん……よく覚えてない……」
粧裕「なんかここ最近のお兄ちゃんよく忘れる事多くない?……やめてよまだボケるには早いよ?」
月「余計なお世話だ。お互い様だろ……」
粧裕「……お母さんがご飯の用意が出来たって、早く行こ?」
月「粧裕……もう怒ってないのか……?」
粧裕「しっつこいなぁ、怒ってないってば」

124 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:40:50.85 ID:rPq91+PRO
月「お前はやさしいな……」
粧裕(なんかここ最近お兄ちゃんナイーブになってきてるんだよなぁ……)
月「よし、早く下に行くか……母さんと父さんを待たせるわけにはいかない」
粧裕「……うん!」
粧裕(ま、大切に想われて悪い気はしないけどね)
粧裕(私達はずーっと仲良しな兄妹だからね、……大好きだよ、お兄ちゃん!)
終わり

125 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 21:43:08.07 ID:rPq91+PRO
終わりです
すごいグダグダだった気がするなぁ
前回同様何かツッコミどころがあれば遠慮なく……
既に何回かやらかしていますが……
時間があれば巷で大人気のアニメコラボSSでも書こうかなーとおもってます
お付き合い頂きありがとうございました

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/09(金) 21:46:13.86 ID:C1Yd+P5So
出張に行った父ちゃんが出先で拾って持ち帰ったりはしないんか

127 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 22:23:16.28 ID:rPq91+PRO
>>126
……そんな事になっちゃったらもう運がなかったと思って諦めるしかないっすねー……

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/09(金) 22:25:00.87 ID:DuWBXLQd0
父親は英語いけるし最悪の展開だな...

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/09(金) 22:30:44.97 ID:zUrJvSWWo

夜神パパ「…くだらない悪戯だ」ゴミ箱にポイッ
きっとこうなる

130 : ◆jLRtqdurHM :2017/06/09(金) 22:33:04.65 ID:iPaGx2Ds0
>>129
総一郎「まったくけしからんな……だが一応落し物だ警察で預ろう」
こういう可能性もなくはないですよね

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