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月「私はキラです」 L「!?」

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Part2
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:09:18.52 ID:2fHVJxPf0
月「このような経緯から、僕はLがキラではないかと推理するに至った」
L「…………」
月「だから入学式の日にカマを掛けたんだ。監視カメラの設置以降、自分の周囲に現れた怪しい奴に目を付けてね」
L「…………」
月「もし流河がLなら、自白した僕にキラとしての物的証拠をなすりつけに来るだろうと思ったからね」
L「…………」
月「そしたら案の定だ。君はこの部屋に来て、死神付きの怪しいノートを僕の部屋に置こうとしていた」
L「…………」
月「さあ、何か反論はあるかい? 流河」
L「…………」

81 : 【15.7m】 :2013/11/17(日) 23:10:23.38 ID:Kvyc9Xv00
なにこれおもろい

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:10:46.34 ID:9skAB/nY0
面白い

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:11:49.89 ID:2fHVJxPf0
L「……確かに現時点では、夜神君の推理を否定する論拠はありません」
月「そうか、なら……」
L「しかし、私がキラであるという確証も無いはずです」
月「……そうか? このノートには、流河が書いた文字でも残ってるんじゃないか?」ペラペラ
L「……そのノートには、何かが書かれたページは1ページも残っていません。すべて切り取られています」
月「はは。まあそこまで間抜けじゃないか」
L「……!(こいつ……!)」
月「まあでもそれなら、最も事情をよく知ってそうなやつに聞いてみるとしようか」
L「!?」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:14:41.27 ID:xTZrVS450
なにこれ面白いしえん


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:17:54.32 ID:8H4C0T9N0
これは興味深い

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:19:29.74 ID:2fHVJxPf0
月「答えろ死神。このノートは誰の物だ?」
L「! ………」
リューク「こいつの物だ」スッ
(流河を指差すリューク)
L「! なっ……!」
月「ほらみろ。決まりじゃないか」
L「ちっ、違う……! わ、私は……」
月「じゃあもう少し質問するぞ。死神」
リューク「ああ」
L「…………」
月「このノートは、流河が拾う前はお前が持っていたんだな?」
リューク「そうだ」
月「それがどういう経緯で流河の手に渡ったんだ?」
リューク「俺がそのノートを人間界の地に落とし、それをこいつが拾った」
月「それを証明する術はあるか?」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:21:20.77 ID:2hthbIQ20
ほう

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:21:56.05 ID:bYkwp8YL0
これは反論できないwwwwwwwwwwwwwwww

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:22:29.49 ID:2fHVJxPf0
リューク「……厳密な証明は難しいが……少なくとも、こいつが現在のノートの所有者だということなら可能だ」
月「ほう。どういうことだ?」
リューク「人間がデスノートを拾った場合、そのノートの元の持ち主の死神がその人間に憑くことになるからだ」
月「なるほど。つまりお前が流河に憑いているということ自体が……」
リューク「ああ。こいつがノートの所有者であることの証明になる」
L「…………!」
月「……だそうだ。どうする? 流河」
L「……死神と口裏を合わせたのか……?」
月「馬鹿な事を言うなよ。この死神と先に会っていたのは流河の方じゃないか」
L「…………」
月「それにこの死神ははっきり言ったぞ。自分の落としたノートを流河が拾った、と」
L「…………」
月「現に、流河にはこの死神が憑いている。それが何よりの証拠だろ?」
L「…………ッ!」

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:25:56.20 ID:OiclgXAni
リュークはここまで協力はしてくれないだろ

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:27:54.99 ID:qQKN8hx40
リュークは協力してないだろ
ただ本当のことを答えてるだけで

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:27:58.69 ID:Hf60Qvb10
>>98
リュークはほとんど協力してない
聞かれたことに答えただけ
まぁ引き出しの中に所有権放棄したノート落とせくらいは言われたんだろうが

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:28:34.17 ID:CtCnZ2te0
>>98
リュークは質問に対して嘘は付いてないっぽい

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:32:53.82 ID:2fHVJxPf0
月「だがまあ確かに、ノートを持っているだけじゃ殺人自体の証明にはならないな」
L「…………」
月「殺人犯の名前が書き込まれたであろうページは1ページも残っていないからな。まあ第三者である僕に罪を着せようとしていたのだから当然だが……」
L「……!(こいつ……!)」
月「とりあえずこのノートは僕が預からせてもらう。異論は無いな?」
L「…………」
月「これで後は指紋を採取して……今こうして触っている僕と、『ついさっきまで』このノートを持っていたお前以外の」
L「…………」
月「誰の指紋も出なければ、そのときは……」
L「…………」
月「今日起きたことは全て父に報告させてもらう。死神の存在も含めてだ」
L「…………」
月「その上で、お前の処遇をどうするかは父が決めることになるだろうが……まあ、普通に考えて、最低でも軟禁状態には置かざるをえないだろう」
L「…………」

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:39:40.67 ID:2fHVJxPf0
月「ああ、もしもし父さん? うん、僕だけど……大至急、家に……うん……」
L「…………」
月「……父さん、すぐ来るってさ」
L「……そうですか」
月「…………」
L「…………」
月「…………」
L「……夜神君」
月「? 何だ? 流河」
L「……これで勝ったと、思わないで下さいね」
月「……さて? 何の話かな」
L「私はたとえ、どんな逆境に陥ったとしても……」
月「…………」
L「必ずキラを、死刑台に送ります」

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:40:31.02 ID:2fHVJxPf0
月「…………」
L「…………」
月「……そうか。まあ、他にキラがいるならそれに越したことはないさ」
L「…………」
月「流河は僕のーー……大切な友達だからね」
L「…………ッ!」

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 23:49:29.54 ID:2fHVJxPf0
月(その後間もなく父が駆けつけ、流河は特に抵抗する素振りも見せずに父に連れられて行った)
月(そして僕も今日起きた事実を話すべく、父達に同行することになった)
総一郎「それで、ライト……その、デスノート? か? 私にも見せてくれないか」
月「ああ……捜査本部に着いてから見せるよ。説明は一度で済ませたいからね」
総一郎「……そうか。分かった」
L「…………」
月「ああ、一応母さん達にも連絡しておくよ。父さんは先に家の外で待っててくれ」
総一郎「ああ、わかった」
L「…………」

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:01:07.72 ID:HGttuYGL0
ギィ……バタン
月「…………」
月(問題ない……全ては計画通り……)
月(ただ一つ懸念があるとすれば、このノートを再び手放したとき、また僕のキラとしての記憶が失われてしまうこと)
月(いや、だが相手はL……これくらいしなくては駄目だ)
月(死神という絶対的な証拠が奴にある以上、それを揺るがすものがあるとすれば……それは僕のキラとしての記憶、それにもとづく自白だけだ)
月(それが無くなれば……Lに勝機は無い)
月(後は死神としてのリュークの性格……もしLがこのままキラとして監禁され、事実上何もできない状態になれば……)
月(確実に……リュークはLを殺す)
月(僕がやれと言ってもやらない死神だが……自分にとって面白くないことなら率先してやるはずだ)
月(牢屋の中に閉じ込められた所有者が死ぬのをただ見守るだけなんて……あの飽きっぽい死神がするはずがない)
月(今のLに掛かった嫌疑の状態で、僕の記憶まで無くなれば……Lがキラであると確定するのに、そう時間は掛からないだろう)

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:15:31.81 ID:HGttuYGL0
月(そうなれば、リュークはLを殺し……このノートの所有権は……次にノートを手にした者に移る)
月(それが僕があればベストだが……まあそうでなくても問題は無い)
月(僕の能力、これまでの捜査協力の実績、そして何よりも、自分もLにキラとしての嫌疑を掛けられていたという事実……)
月(これらを勘案すれば、僕も捜査本部の一員として動くことを、誰も拒みはしないだろう)
月(つまりこの先必ず……そう、Lが死んだ後にも……僕にはこのノートに触れるチャンスが巡ってくる)
月(そのときに自分が所有権を得ることができればベスト。だがもしできなくとも……)
月(ノートに触れた後、ノートを手放すことなく……この腕時計に仕込んだノートの切れ端で、その時点の所有者をーー……殺せばいい)
月(Lがいるときには絶対使えないような危険なやり方だが……そのときにはもうLは死んでいる。何の問題も無い)
月(強いて言えば、そのときの所有者が父になっている可能性も十分にあること……)
月(父から入学祝いに貰った時計で、父を殺すようなことはできれば避けたいが……)
月(………そうなった場合は仕方がない。それも、新世界の礎を築くためだ)


202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:23:21.14 ID:HGttuYGL0
月(大丈夫だ……最後には必ず、僕にはキラとしての記憶が戻る)
月(そして今の一連のやりとりは、僕の『ノートの所有者』としての記憶ではないから……ノートを手放したとしても、これに関する記憶は消えない)
月(単純に、『Lがキラである可能性が高い』ということを裏付ける事実として、僕の記憶に残るだけだ)
月(大丈夫だ……僕には一分の隙も無い)
月(僕は……新世界の神になる!)
ギィイ……バタン
月「……お待たせ、父さん」
総一郎「ああ」
L「…………」
月「……流河」
L「…………」

208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:30:17.73 ID:HGttuYGL0
月「……正直、僕も流河がキラだなんて思いたくはない」
L「…………」
月「だから僕は、もし他にキラがいる可能性が1%でもあるのなら……そいつを捕まえて、流河の冤罪を証明したいと思う」
L「……ああ、そうですか」
月「父さん。僕はもうここまで事件に関わっているんだ。それに僕自身も、Lからキラとしての嫌疑を掛けられていた」
総一郎「ライト」
月「だから僕も……捜査本部に加えてくれ」
総一郎「…………」
月「…………」
総一郎「そうだな……この事件は、もうお前にとっても他人事ではないからな……」
月「父さん!」
L「…………」

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:37:54.48 ID:HGttuYGL0
総一郎「だがあくまでお前はまだ警察官じゃない。危険な捜査には同行させられない」
月「ああ、わかってるよ。『捜査本部にさえ』置いてもらえたら十分さ」
L「…………」
月「さあ行こう、流河。いずれにしても、キラ事件は今日で大きな進展を迎えたことは間違いない」
L「……夜神君」
月「? 何だい? 流河」
L「……さっきも言いましたが……これで勝ったと、思わないで下さいね」
月「さて……何のことかな?」
L「…………」
リューク(……ククッ。やっぱり……人間って、面白!)


215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:38:28.02 ID:p9M5TMQ+0
ファッ??

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:38:33.29 ID:OJuMntRP0
面白かった乙

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:39:01.29 ID:R+SH+UFI0
おい

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:39:19.38 ID:IB/5SEnk0
俺たちの戦いはこれからだ!

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:40:03.45 ID:zNM2wr6m0
この月なら新世界の神になれる…か?

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:41:06.33 ID:FeY2CX720
続きはよ

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/18(月) 00:42:52.75 ID:OPdAVHqa0
ぐおおおお…
乙!

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