コナン「蘭の角が狙わてるのか!?」灰原「蘭角の乱獲……」
Part1
1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:28:20.645 ID:BRipFf5o0
灰原「はい工藤くん、新しい試作品」
コナン「サンキュー、灰原……ん? いつもと違うな。ボトルに入ってっけど」
灰原「今回は内服薬じゃなく外用薬にしてみたから、飲まないようにね」
コナン「コイツを肌に塗り込めば、元の姿に戻れんだな?」
灰原「言ったでしょう、あくまでも『試作品』なんだから……。保証はできないわよ」
コナン「そっか……じゃあ期待できねーな……」
灰原「……なに、その態度。人がせっかくつくってあげたのに」
コナン「えっ? あ、いや。だから感謝してるって」
灰原「どうだか」
~探偵事務所~
ガチャ
蘭「おかえりなさい、コナンくん」
コナン「あ、あれ? 蘭ねえちゃん、今日は部活お休みなの……?」
蘭「うん。お父さんは麻雀で帰りが遅くなるみたいだし……コナンくんひとりじゃ淋しいと思ってはやく帰ってきちゃった」
コナン(事務所に蘭がいるんじゃ薬を試すわけにもいかねーか……はやく試したいけど)
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:30:12.638 ID:BRipFf5o0
蘭「それなーに? 化粧品? でもコナンくんがお化粧なんて……」
コナン「え? いや、コレは違くて……そ、そう! 博士から貰った、シャンプーなんだ」
蘭「へー……」
コナン「僕、これ片づけてくるね!」
コナン(やべえやべえ、蘭に怪しまれないように、隠しとかねーとな)
コナン(んー……寝室と居間は……酔っぱらったおっちゃんが見つけたら面倒だからやめとくか)
コナン(事務所には蘭がいるし……となると、後は洗面所くらいか)
~洗面所~
カパッ
コナン「……棚の奥に隠して……っと……おし、問題ねーな」
コナン(明日、事務所に誰もいないタイミングで試してみっか)
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:32:10.456 ID:BRipFf5o0
ーーー
蘭「コナンくん、お風呂は?」
コナン「僕はまだいいや」
蘭「じゃあ私が先に入っちゃおうかな」
コナン「うん」
~お風呂~
蘭「あれ? やだっ、シャンプー空じゃない……! もう、お父さん……昨日最後につかったなら換えてくれればいいのに」
ガチャ
蘭「えーっと詰め替え用が棚の中に……」
カパッ
蘭「あっ! 買置きが無くなってる! 買い忘れちゃってたんだ……」
蘭「どうしよう、奥の方に入ってないかな……」
ゴソゴソ
蘭「…………ん? これって……」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:34:43.503 ID:BRipFf5o0
ーーー
ガチャ
小五郎「うぉーい、帰ったぞー」
蘭「もうっ、お父さん遅い! コナンくんもう寝ちゃって……うわ、酒くさっ」
蘭「いつも言ってるじゃない! お酒はほどほどにって!」
ニョキニョキ
小五郎「わーってるよ、ヒック。それより、蘭、ちょっと水を一杯……」
小五郎「…………………………………………………………………?」
蘭「……何よ。私の顔に何かついてる?」
小五郎「いや……飲みすぎたからか、いつもよりお前の角が長く見えてな……」
蘭「ツノ?」ギロッ
小五郎「あぁ、いや……か、髪の毛」
蘭「この間美容院行ったばかりなのに、急に伸びるわけないじゃない」
小五郎「そ、そうか………やっぱ飲みすぎちまったかな……?」
ニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキ
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:36:16.428 ID:BRipFf5o0
コナン「Zzz」
<うわああああああああああああ
コナン「!?」ガバッ
コナン「今のは、おっちゃん!?」
コナン「どうしたの!? おじさん!」
小五郎「ら、ら、蘭! お前、その髪!」
コナン(蘭の髪……!?)
蘭「もう! いい加減にしてよ! コナンくん起きちゃったじゃない!」
蘭「ごめんね、コナンくん。お父さん、すっかり酔っぱらっちゃって」
ニョキニョキニョキ
コナン「うわあぁっ!!!!!」
蘭「えっ? ちょ、ちょっとどうしたの? コナンくんまで……」
コナン「つ、角! 角! 蘭ねえちゃん! 角が!!!」
蘭「ツノ……?」ギロッ
コナン「あ、いや、髪の毛……」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:38:14.421 ID:BRipFf5o0
蘭「もう、ふたりして……私の髪の毛がどうしたっていうの?」
コナン「その、なんて言うか……の、伸びてない、かなって……」
蘭「え? そんなことあるわけ……」
ニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキ
蘭「あっ、え? ちょ、ちょっと! やだ、なにこれ!」
ギューン
蘭「きゃああああああああああああああああああああああ」
ザクッ メキメキメキ
小五郎「か、壁が……!」
蘭「あ、頭が……!」
ピキッ ミシッ
小五郎「お、おお、おい! 無闇に動くな! 角が壁を壊しちまう!」
コナン(なんて威力だ……伸びた蘭の角が事務所の壁に突き刺さっちまった……!)
蘭「ど、どうしよう、お父さん」
小五郎「ど、どうするったって、お前……」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:40:01.631 ID:BRipFf5o0
コナン(蘭の角は元々鋭利だった……それが事務所の壁に刺さったのは不思議じゃない……)
コナン(問題は、異様な早さでの髪の成長だ。通常、髪が1日に伸びる長さは0.3ミリ程度……)
コナン(なのに蘭の角は、わずか数秒で3メートルほど伸びた……3メートルといえば、世界最大の淡水魚ピラルクにも匹敵する)
コナン(あり得るのか……? 人の髪の毛が数秒でピラルクぐらい伸びるなんてことが……ひょっとして、原因となる何かが……)
ピシャーン
コナン(まさか……!!!)
コナン「蘭ねえちゃん! 洗面所の棚の奥にしまってあったボトルつかった!?」
蘭「え? うん、詰め替え用が無かったから……コナンくん、『シャンプー』って言ってたし……」
コナン(クソッ、なんてこった……やっぱり、灰原のつくった試作品のせいだ……! ヤロー……!)
小五郎「と、とにかく切るしかねえだろ、コイツは……」
蘭「うん……」
コナン「僕、ちょっと電話してくる!」
蘭「あっ、コナンくん!」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:42:14.569 ID:BRipFf5o0
プルルルル プルルル
灰原『……もしもし』
コナン「……おい灰原! やべーぞ! どうしてくれんだ!」
灰原『………………………………なにが? どう「やべー」の?』
コナン「おめーがくれた試作品だよ! アレを蘭がつかっちまってーー」
灰原『嘘……! 彼女、どうなったの!? まさか……!』
コナン「ああ、そのまさかだ……伸びちまったんだよ……蘭の角がな!」
灰原『……? ごめんなさい工藤くん、よく意味が分からなかったんだけど……角?』
コナン「そうだよ! 角だ! 生えてんじゃねえか! 蘭の頭っから!」
コナン「蘭のやつ、試作品をシャンプー代わりに使っちまって……!」
灰原『……どうして?』
コナン「知るか!!! んなこたぁどうでもいいんだよ! 問題は、蘭の角が伸びちまったってことだ!」
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:44:08.565 ID:BRipFf5o0
コナン「おめーの試作品はいわゆる『解毒剤』だろ!? 蘭はAPTXなんて飲んでねーのに、なんで効果が……!」
灰原『今回は方向性を変えたのよ……。APTXの成分を抑えるのではなく、細胞の増殖能力を高めるように……』
コナン「それで蘭の角が伸びちまったのか……!」
灰原『意外な結果ね』
コナン「バーロー! 意外すぎる! どうすんだ!」
灰原『伸びているのが髪なら、切ればいいんじゃない? 伸びた髪を切るって、至極当たり前の対処だと思うけど』
コナン「簡単に言ってっけどな、おめー……蘭の角は普通の角じゃーー」
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:44:34.727 ID:wr466bIM0
なんだこれワロタ
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:45:08.794 ID:z9ezrfTFa
蘭獲
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:46:07.306 ID:BRipFf5o0
<ぐあっ、くそぉ!!!
コナン「!?」
灰原『なに? どうかしたの?』
コナン「いや、向こうでなんかあったみてーだ。いったん切るぞ」
灰原『ええ』
ピッ
コナン「どうしたの!?」
小五郎「どうもこうもねーよ! 家中のハサミが刃こぼれしちまった……!」
コナン「蟹ばさみは!?」
小五郎「試したよ、真っ先にな……! だが、この有様だ」
ボロッ
コナン(くそっ! 蟹ばさみでも切れねえとなると、もう人類に打つ手はねえぞ……!)
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:48:29.428 ID:BRipFf5o0
蘭「ど、どうしよう……私、一生このままなの?」
コナン(蘭……!)
ニョキニョキニョキ
小五郎「お、おいおい! また伸び始めたぞ!」
コナン「おじさん! 蘭ねえちゃんの頭を支えないと! 重みに耐えられなくなるかもしれないよ!」
小五郎「あ、ああ!」
ギュイーーーーーーーーーーン
蘭「いやぁぁぁああああああああああ!!!」
ピシピシッ
ズドォン
コナン「なっ……!!!」
コナン(やべえぞ、とうとう壁を貫いちまった……! このままじゃ……!)
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:50:04.864 ID:BRipFf5o0
~米花町上空~
蘭の角「……」
グングン
ギュイーーーーーン
町民A「あ? なんだ、あれ?」
町民B「飛行機雲か……?」
灰原「はい工藤くん、新しい試作品」
コナン「サンキュー、灰原……ん? いつもと違うな。ボトルに入ってっけど」
灰原「今回は内服薬じゃなく外用薬にしてみたから、飲まないようにね」
コナン「コイツを肌に塗り込めば、元の姿に戻れんだな?」
灰原「言ったでしょう、あくまでも『試作品』なんだから……。保証はできないわよ」
コナン「そっか……じゃあ期待できねーな……」
灰原「……なに、その態度。人がせっかくつくってあげたのに」
コナン「えっ? あ、いや。だから感謝してるって」
灰原「どうだか」
~探偵事務所~
ガチャ
蘭「おかえりなさい、コナンくん」
コナン「あ、あれ? 蘭ねえちゃん、今日は部活お休みなの……?」
蘭「うん。お父さんは麻雀で帰りが遅くなるみたいだし……コナンくんひとりじゃ淋しいと思ってはやく帰ってきちゃった」
コナン(事務所に蘭がいるんじゃ薬を試すわけにもいかねーか……はやく試したいけど)
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:30:12.638 ID:BRipFf5o0
蘭「それなーに? 化粧品? でもコナンくんがお化粧なんて……」
コナン「え? いや、コレは違くて……そ、そう! 博士から貰った、シャンプーなんだ」
蘭「へー……」
コナン「僕、これ片づけてくるね!」
コナン(やべえやべえ、蘭に怪しまれないように、隠しとかねーとな)
コナン(んー……寝室と居間は……酔っぱらったおっちゃんが見つけたら面倒だからやめとくか)
コナン(事務所には蘭がいるし……となると、後は洗面所くらいか)
~洗面所~
カパッ
コナン「……棚の奥に隠して……っと……おし、問題ねーな」
コナン(明日、事務所に誰もいないタイミングで試してみっか)
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:32:10.456 ID:BRipFf5o0
ーーー
蘭「コナンくん、お風呂は?」
コナン「僕はまだいいや」
蘭「じゃあ私が先に入っちゃおうかな」
コナン「うん」
~お風呂~
蘭「あれ? やだっ、シャンプー空じゃない……! もう、お父さん……昨日最後につかったなら換えてくれればいいのに」
ガチャ
蘭「えーっと詰め替え用が棚の中に……」
カパッ
蘭「あっ! 買置きが無くなってる! 買い忘れちゃってたんだ……」
蘭「どうしよう、奥の方に入ってないかな……」
ゴソゴソ
蘭「…………ん? これって……」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:34:43.503 ID:BRipFf5o0
ーーー
ガチャ
小五郎「うぉーい、帰ったぞー」
蘭「もうっ、お父さん遅い! コナンくんもう寝ちゃって……うわ、酒くさっ」
蘭「いつも言ってるじゃない! お酒はほどほどにって!」
ニョキニョキ
小五郎「わーってるよ、ヒック。それより、蘭、ちょっと水を一杯……」
小五郎「…………………………………………………………………?」
蘭「……何よ。私の顔に何かついてる?」
小五郎「いや……飲みすぎたからか、いつもよりお前の角が長く見えてな……」
蘭「ツノ?」ギロッ
小五郎「あぁ、いや……か、髪の毛」
蘭「この間美容院行ったばかりなのに、急に伸びるわけないじゃない」
小五郎「そ、そうか………やっぱ飲みすぎちまったかな……?」
ニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキ
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:36:16.428 ID:BRipFf5o0
コナン「Zzz」
<うわああああああああああああ
コナン「!?」ガバッ
コナン「今のは、おっちゃん!?」
コナン「どうしたの!? おじさん!」
小五郎「ら、ら、蘭! お前、その髪!」
コナン(蘭の髪……!?)
蘭「もう! いい加減にしてよ! コナンくん起きちゃったじゃない!」
蘭「ごめんね、コナンくん。お父さん、すっかり酔っぱらっちゃって」
ニョキニョキニョキ
コナン「うわあぁっ!!!!!」
蘭「えっ? ちょ、ちょっとどうしたの? コナンくんまで……」
コナン「つ、角! 角! 蘭ねえちゃん! 角が!!!」
蘭「ツノ……?」ギロッ
コナン「あ、いや、髪の毛……」
蘭「もう、ふたりして……私の髪の毛がどうしたっていうの?」
コナン「その、なんて言うか……の、伸びてない、かなって……」
蘭「え? そんなことあるわけ……」
ニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキニョキ
蘭「あっ、え? ちょ、ちょっと! やだ、なにこれ!」
ギューン
蘭「きゃああああああああああああああああああああああ」
ザクッ メキメキメキ
小五郎「か、壁が……!」
蘭「あ、頭が……!」
ピキッ ミシッ
小五郎「お、おお、おい! 無闇に動くな! 角が壁を壊しちまう!」
コナン(なんて威力だ……伸びた蘭の角が事務所の壁に突き刺さっちまった……!)
蘭「ど、どうしよう、お父さん」
小五郎「ど、どうするったって、お前……」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:40:01.631 ID:BRipFf5o0
コナン(蘭の角は元々鋭利だった……それが事務所の壁に刺さったのは不思議じゃない……)
コナン(問題は、異様な早さでの髪の成長だ。通常、髪が1日に伸びる長さは0.3ミリ程度……)
コナン(なのに蘭の角は、わずか数秒で3メートルほど伸びた……3メートルといえば、世界最大の淡水魚ピラルクにも匹敵する)
コナン(あり得るのか……? 人の髪の毛が数秒でピラルクぐらい伸びるなんてことが……ひょっとして、原因となる何かが……)
ピシャーン
コナン(まさか……!!!)
コナン「蘭ねえちゃん! 洗面所の棚の奥にしまってあったボトルつかった!?」
蘭「え? うん、詰め替え用が無かったから……コナンくん、『シャンプー』って言ってたし……」
コナン(クソッ、なんてこった……やっぱり、灰原のつくった試作品のせいだ……! ヤロー……!)
小五郎「と、とにかく切るしかねえだろ、コイツは……」
蘭「うん……」
コナン「僕、ちょっと電話してくる!」
蘭「あっ、コナンくん!」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:42:14.569 ID:BRipFf5o0
プルルルル プルルル
灰原『……もしもし』
コナン「……おい灰原! やべーぞ! どうしてくれんだ!」
灰原『………………………………なにが? どう「やべー」の?』
コナン「おめーがくれた試作品だよ! アレを蘭がつかっちまってーー」
灰原『嘘……! 彼女、どうなったの!? まさか……!』
コナン「ああ、そのまさかだ……伸びちまったんだよ……蘭の角がな!」
灰原『……? ごめんなさい工藤くん、よく意味が分からなかったんだけど……角?』
コナン「そうだよ! 角だ! 生えてんじゃねえか! 蘭の頭っから!」
コナン「蘭のやつ、試作品をシャンプー代わりに使っちまって……!」
灰原『……どうして?』
コナン「知るか!!! んなこたぁどうでもいいんだよ! 問題は、蘭の角が伸びちまったってことだ!」
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:44:08.565 ID:BRipFf5o0
コナン「おめーの試作品はいわゆる『解毒剤』だろ!? 蘭はAPTXなんて飲んでねーのに、なんで効果が……!」
灰原『今回は方向性を変えたのよ……。APTXの成分を抑えるのではなく、細胞の増殖能力を高めるように……』
コナン「それで蘭の角が伸びちまったのか……!」
灰原『意外な結果ね』
コナン「バーロー! 意外すぎる! どうすんだ!」
灰原『伸びているのが髪なら、切ればいいんじゃない? 伸びた髪を切るって、至極当たり前の対処だと思うけど』
コナン「簡単に言ってっけどな、おめー……蘭の角は普通の角じゃーー」
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:44:34.727 ID:wr466bIM0
なんだこれワロタ
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:45:08.794 ID:z9ezrfTFa
蘭獲
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:46:07.306 ID:BRipFf5o0
<ぐあっ、くそぉ!!!
コナン「!?」
灰原『なに? どうかしたの?』
コナン「いや、向こうでなんかあったみてーだ。いったん切るぞ」
灰原『ええ』
ピッ
コナン「どうしたの!?」
小五郎「どうもこうもねーよ! 家中のハサミが刃こぼれしちまった……!」
コナン「蟹ばさみは!?」
小五郎「試したよ、真っ先にな……! だが、この有様だ」
ボロッ
コナン(くそっ! 蟹ばさみでも切れねえとなると、もう人類に打つ手はねえぞ……!)
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:48:29.428 ID:BRipFf5o0
蘭「ど、どうしよう……私、一生このままなの?」
コナン(蘭……!)
ニョキニョキニョキ
小五郎「お、おいおい! また伸び始めたぞ!」
コナン「おじさん! 蘭ねえちゃんの頭を支えないと! 重みに耐えられなくなるかもしれないよ!」
小五郎「あ、ああ!」
ギュイーーーーーーーーーーン
蘭「いやぁぁぁああああああああああ!!!」
ピシピシッ
ズドォン
コナン「なっ……!!!」
コナン(やべえぞ、とうとう壁を貫いちまった……! このままじゃ……!)
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/05/22(月) 22:50:04.864 ID:BRipFf5o0
~米花町上空~
蘭の角「……」
グングン
ギュイーーーーーン
町民A「あ? なんだ、あれ?」
町民B「飛行機雲か……?」
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