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コナン「なあ服部。妙だと思わねーか?」服部「ああ。あのオッサンのケツ……」

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Part1
1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:02:41.785 ID:TsMVbg2J0
服部「揉んでくれと言わんばかりのハリ……おまけになんや、あのタイトなパンツ。ありゃどう見ても誘っとる」
コナン「ケツだけじゃねえ。厚い胸板に逞しい肢体。力強く抱きしめてくれるだろうってことは容易に想像できる」
服部「なのになんで、あのオッサンは俺らの申し出を断ったんや?」
ーーー
コナン「ねえねえ、オジサン」
男「ん? なんだい、坊や」
コナン「ちょっとお願いがあるんだけど……」
服部「今から3人でホテル行って、休憩せえへんか? まあ部屋ん中でヤるんは運動会みたいなもんやけど」
コナン「ねえ、いいでしょ? ボク、3人でも受け入れてくれるホテル知ってるんだ」
男「い、いや……急いでいるんだ。他を当たってくれ」
ーーー
コナン「あの人、ひょっとして何かを隠してるのか……?」
服部「疚しいことでもない限り、3P誘われて断るはずないで」
コナン「尾けてみっか」
服部「やな」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:03:33.753 ID:Vn0I8dDHa
支援

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:05:03.166 ID:TsMVbg2J0
~ラブホテル前~
服部「あのオッサン、ホテルに入っていきおった……! 俺らの誘いを断ったんは、先約がおったからか……!」
服部「クソッ、誰やねん! オッサン相手にセックスへ持ち込んだ幸せモンは……! 代わってほしいわ、ホンマに……」
コナン「本当にそうなのか……?」
服部「なんや工藤。気になることでもあるんか」
コナン「あの人、ひとりでラブホに入っていったけど、相手はどうしたんだ?」
服部「中で待っとるんやないか? オッサンがドアを開けたら、相手が裸でお出迎えや。その逆もありえるな」
コナン「いや、どっちにしろ無理だ。ラブホは大抵オートロックだからな」
服部「そうか……! 入室したら最後、精算機で会計を済ません限りドアは開かんっちゅーことは……!」
コナン「ああ。ふたり同時に入室することが前提のラブホで待ち合わせなんて、考えにくいだろ?」
服部「いや待て、待ち合わせ場所がフロントって可能性もーー」
コナン「オメー、そんな人見たことあんのか?」
服部「……無いな。他人に会うのを極力避けんのが普通や……そないなとこで突っ立ってるなんて有り得ん」
コナン「だったら、なんであの人はひとりでラブホに……? 従業員なら裏口から入るはずだ」
服部「おひとり様だとしたら、わざわざラブホに入らんだろうしな。ますます怪しなってきたで、工藤」
コナン「ああ、行ってみよう」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:07:20.762 ID:T+xu7wuM0
ちょっとだけ気になるちょっとだけな

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:08:01.863 ID:TsMVbg2J0
コナン「あの人は……クソ、やっぱもういねえな」
服部「部屋へ行ったんやろ」
コナン「パネルを見てみよう」
服部「全部で12室か……おーお、ぎょうさん埋まっとる。ん? なんや変わった部屋の名前しとるな」
【あしびきの】
【きみがため】
【みちのくの】
コナン「ホントだ……なんだコレ。どっかで見たことがあるような……」
服部「ははーん、工藤、これはアレや。百人一首」
コナン「百人一首? ああ、そうか! 部屋の名前が百人一首の上の句になってるのか……!」
服部「なかなか趣あるな」
コナン「どこがだよ。百人一首とラブホなんて、接点がねーと思うけど」
服部「そんなことないやろ。たぶんこれ、全部『恋歌』やで。ラブホテルならではのラインナップやないか」
コナン「なんだよ服部、お前百人一首詳しいのか?」
服部「まあ、オカンが元クイーンやし、多少はな」
コナン「へぇー……」
服部「そないなことより、今はオッサンや。埋まっとるどっかの部屋にあのオッサンが入ったんは間違いない」
コナン「問題は、それがどこの部屋かだけど…………ん?」


6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:08:13.901 ID:mufqqs/u0


7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:08:17.824 ID:OetFygn5d
ネクストコナンズヒント↓

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:09:34.516 ID:mufqqs/u0
即死回避

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:10:14.768 ID:mufqqs/u0
即死回避

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:10:57.955 ID:mufqqs/u0
即死回避

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:11:23.084 ID:TsMVbg2J0
服部「どうした、工藤」
コナン「なあ服部。このビルって4階建だったよな。各階に窓が何個あったか覚えてっか?」
服部「窓? んー、マジマジ見とったわけやないからうろ覚えやけど、3個くらいやったか?」
コナン「俺の記憶でもそうだ」
服部「まあ、このビル狭いとこに建っとったし、1フロア3室が限界やろうな。……ん? ちゅーことは……」
コナン「ああ。フロントの1階を除くと、部屋があるのは2~4階。つまり部屋は全部で9室のはずだ」
服部「やのに、このラブホには部屋が12室ある……! 地下があるんか?」
コナン「その可能性が高い。だが見たところ、地下へ通じる階段のようなものは見当たらなかった……」
コナン「……どこかに隠されてるのか? もしかしたら、VIP専用の特別フロアなのかもしれない」
服部「あのオッサンの怪しさから見るに、その地下へ行ったと考えるのが妥当やな」
コナン「よし、手分けして地下への入り口を探すぞ」
服部「おう」
ガチャ
店員「お客様。すみません。お子さんの入場はお断りしてまして」
コナン「やべっ」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:14:03.191 ID:TsMVbg2J0
店員「お引き取り下さい」
服部「いやぁー、お兄さん、ちょぉーっと聞きたいことがあんねんけど。ここの地下に」
店員「地下のお部屋は特別なお客様にのみご提供させていただいております」
服部「ああ、そう……そこをなんとか、ちょっとばかし見せてもろても」
店員「お断りします」
服部「今アンタが出てきたその扉の向こう側に、下へ降りる階段があったりするんやないかなぁと思うんやけど」
店員「どうか、お引き取りを」
服部「は、さよか。なあ、工藤。こりゃもう、アレしかないで」
コナン「しゃーねー。ねえお兄さん」
店員「ん?」
コナン「ごめんなさい」
パシュッ チクッ
店員「あっ」
ドサッ
店員「Zzz」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:16:22.171 ID:PIuPv1mYd
ゲイ探偵コナン

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:17:08.490 ID:TsMVbg2J0
服部「やっぱ便利やなぁ、その腕時計」
コナン「1本しか撃てねえからあんま使いたくねえんだけどな」
服部「かまへんかまへん、今日一日でそう何度も必要になるわけないて」
コナン「だといいんだが」
服部「さて、この兄ちゃんが開けてくれた扉の向こうにあるはずや。地下へと続く階段がなぁ!」
コナン「ああ」
【パスワードを入力してください】
【00 00 00】
服部「ま、そない簡単にいくわけないわな」
コナン「パスワード式のセキュリティか。2ケタの数字を3つ入力するみてーだな」
服部「どうする、工藤。テキトーに入れるか?」
コナン「あのなぁ、それでミスって開かなくなっちまったらどうすんだよ」
服部「せやけど、こないなもんヒント無しに解くのは至難やぞ」
コナン「そうだけど……いや、3つの数字ってのがヒントにならねーか?」
服部「3つ…………せや! 1フロアの部屋の数と同じや!」
コナン「地下の3室がそれぞれの数字に対応してると考えれば……」

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:17:11.761 ID:8aA9sS/50
うほっ

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:17:13.323 ID:9O08Qis70
この時間に流すには勿体ないすれ違い

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:19:53.849 ID:tzsi3PJH0
ちょっと見たくなる

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:20:09.981 ID:TsMVbg2J0
服部「せやかて工藤、その3室が分からんやろ。まさか、2~4階の部屋回って名前確認するつもりやないやろな」
コナン「わりーか? それが一番確実だと思うけど」
服部「俺たち探偵やぞ? コツコツ足で稼ぐ前に、そこは推理で通さんかい」
コナン「なんだよ、さっきはテキトーにパスワード入れるとか言ってたじゃねえか……」
服部「それぞれの部屋が数字に対応するとして、重要なんは百人一首になぞらえた部屋の名前やな」
コナン「ったく…………たしか、百人一首はそれぞれの歌に番号があったよな」
服部「せや、歌番号が1から100までな。おそらく、2ケタの数字はこの歌番号やろな」
コナン「あの人が地下の部屋に入ったとして、使用中のどれかひとつは地下にあるってことになる……」
コナン「なあ服部。使用中になってる部屋の中で、地下っぽい歌あるか?」
服部「地下っぽいってなんやねん。んなもんあるわけないやろ、アホか」
コナン「うっせー……」
服部「まあ、地下っぽいかどうかは分からんけど、気になる句はある」
コナン「どれだ?」
服部「あれや。『わたのはら』。あれは6字決まりやから対応する歌が2つあるんやけど……」
服部「どっちも恋歌やないねん。他は恋歌が当てはまるのに、なんであの部屋だけ仲間ハズレなんやろうと思ってな」

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:20:55.062 ID:Vn0I8dDHa
ゲイ探偵コカン

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:22:04.224 ID:+EOxx4AE0
あれ?本格的に推理要素あるのか


23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:23:13.093 ID:TsMVbg2J0
コナン「あの部屋だけ恋歌じゃない……歌番号は何だ?」
服部「えーっと……たしか……11と76やな」
コナン「11…………? いちいち……いい……ハッ!!!」
ピシャーン
コナン「そういうことか!!!!」
服部「な、なんや突然。なんか閃いたんか?」
コナン「なあ服部! ひょっとして、14番と45番の歌の名前がついた部屋もあるんじゃないか!?」
服部「14と45? ええと……みちのくの……あはれとも……おお、あるで。両方とも部屋空いとるけど」
コナン「いいよこいよ」
服部「あん?」
コナン「11番、45番、14番。この3つの数字を繋げて、語呂合わせで読んでみろよ」
服部「114514……いいよこいよ……いいよこいよ! そういうことか!!!」
コナン「ああ。地下にあるのは、この3室としか考えられない……!」

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:23:14.434 ID:jnax/6jSa
支援

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:23:22.778 ID:kNoQ/fgO0
オリジナルよりミステリアス

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:24:29.267 ID:rKYC6cHf0
スレタイの吸引力凄まじい

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:26:43.550 ID:TsMVbg2J0
【11 45 14】
【パスワードを認証しました】
ピピッ ガチャ
服部「ビンゴ、やな」
コナン「ええっと……『わたのはら』……この部屋だな」
コナン「なんとか中の様子を窺えないか……クソ、ドアの下にもうちょい隙間があればマイクを潜りこませるのに」
服部「なにしてんねん、工藤。隣の部屋に入るで」
コナン「はぁ? だってお前、部屋の鍵は」
服部「さっき事務室にあったマスターキー拝借したんや」
ガチャッ
コナン「お前……」
服部「ほら、はよせえや。靴脱いでスリッパに履き替えるんやぞ。マナーやからな」
コナン「あ、ああ」

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:28:56.354 ID:kNoQ/fgO0
ゲイはスリルショックサスペンス

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/16(日) 02:28:58.855 ID:T+xu7wuM0
支援

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