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コナン「変声機で愛してるって言ってみるか。」

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Part2
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:21:16.73 ID:Dq2T2OPJ0
翌朝
光彦「はあ、全く眠れませんでした。」
光彦「全くどうかしてますよ。一斉に僕に告白してくるだなんて。」
光彦「もう忘れましょう。きっと夢だったんですよ。うん。」
学校
光彦「おはようございます!」
歩美「おはよう!」
元太「おっす!」
光彦(何だ、いつも通りの元太君じゃないですか。やっぱり昨日のことは夢だったんですね!)
コナン「おはよう、光彦。」
光彦「おはようございます、コナン君。」
コナン「今日は灰原休むってよ。」
歩美「どうしたの?風邪?」
コナン「さあな。」
哀「嘘つかないでよ。」
コナン「げっ!」
歩美「なんだいるじゃない!」
元太「嘘つくなよコナン!」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:26:04.73 ID:Dq2T2OPJ0
コナン「お前どうやって抜け出したんだよ。」
哀「そんなことはどうでもいいわ。私を安全なところに匿うってことは、また何か危ないことしようとしてるんでしょう?」
コナン「それは・・・。」
哀「やっぱりそうなのね。」
コナン「・・・まあお前は俺が守るから絶対安全だからな。」
哀「ありがとう。」
コナン(さて、博士の方は上手くやっているかな?)
阿笠「そろそろ送信するかの~。」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:36:42.16 ID:Dq2T2OPJ0
小林先生「みなさん、今日は臨時休校とします!」
コナン(来たか!)
元太「まさか事件か!?」
歩美「爆破予告でもあったの~!?」
小林先生「そうよ!」
光彦「これは少年探偵団の出番です!」
哀「ダメよ!」
光彦「え?」
哀「子供が危険な真似しちゃダメでしょ!」
歩美「なんだか哀ちゃん怖いよ。」
哀「怖くてもいいから、早く逃げましょう!」
コナン「灰原。」
哀「何!?」
コナン「奴らのせいだと思ってるんならそれは違う。奴らは爆破予告なんてしない。」
哀「・・・それもそうね。でも危険なことに変わりないわよ。」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:41:38.16 ID:Dq2T2OPJ0
コナン「大丈夫だ。おいみんな!俺たちで爆弾を見つけてやろうぜ!」
元太「なんだよコナン、今日は止めたりしないんだな!」
コナン「あたりめーだ!俺たちの学校は俺たちが守らないでどうするんだ!」
光彦「その通りです!」
コナン「じゃあお前ら分かれて探せ!バッジで連絡を取り合うんだ!」
歩美「分かった!」
コナン「それじゃあ行くぞ!」
そして俺たちは学校内の爆弾を捜索し始めた。

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:45:59.43 ID:Dq2T2OPJ0
校門
歩美「無いなあ・・・。」
理科室
元太「見つからないな・・・。」
校庭
コナン「そろそろみんな分散したな。おい光彦、聞こえるか?」
屋上
光彦「はい、聞こえます。」
コナン「お前は今どこにいる?」
光彦「屋上です。」
コナン「周りに誰かいるか?」
光彦「いえ、僕しかいません。」
コナン「そうか、それはよかった。」
光彦「それはどういう・・・。」
ドカーーーーーーーーーン!!!!


30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:52:30.89 ID:Dq2T2OPJ0
歩美「屋上が・・・爆発した・・・。」
元太「何だ?上からか?」
コナン「お前ら、すぐに屋上に行くぞ!あそこには光彦が!」
哀「早く行きましょう!」
屋上
歩美「ひどい・・・。」
コナン「あたり一面、黒焦げだ・・・。」
元太「お~い!光彦~!」
ハーイ
元太「あれ、今声が・・・。」
光彦「どうも。」
コナン「光彦!無事だったのか!?」
光彦「ええ、どういうわけか、目が覚めたらこの状態で、それよりどうして屋上が爆発したんでしょう?」
元太「お前屋上にいたんじゃねえのかよ!」
光彦「そのはずなんですが・・・僕は何かが爆発するところは見ていません。」
哀「どういうこと?」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 11:55:52.88 ID:Dq2T2OPJ0
コナン「こいつは何かありそうだな・・・。」
哀「ええ。」
コナン「他に爆弾が仕掛けられているかもしれない。もっと探してみよう!」
下足室
歩美「うわあ、これ全部見るの大変だなあ。」
コナン「俺も手伝うよ。」
理科室
元太「何か無いかな・・・。」
プール
光彦「まさかプールの底に沈めてあるとか・・・。」
ドコーーーーーーーン!!!!

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:00:21.03 ID:Dq2T2OPJ0
歩美「あれは!?」
コナン「水しぶきが・・・プールか!」
元太「何だあれ!?」
プール
コナン「あれは!?」
歩美「光彦君!」
元太「光彦がプールに浮いてる・・・ってことは・・・。」
コナン「バーロー!爆発に巻き込まれたなら目に見えて傷を負っているはずだ!だがあいつには・・・。」
哀「何とも無さそうね。」
元太「おい!光彦!」
光彦「・・・・・・あれ、元太君・・・。」
元太「大丈夫か!」
光彦「っは!はい!だい、大丈夫です・・・。」
元太「お前なんか顔赤いぞ?」
光彦「そんなことありませんよ・・・。」
光彦(なんでしょうか・・・この感覚は?)

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:06:27.81 ID:Dq2T2OPJ0
コナン「光彦・・・無事で何よりだ。」
光彦「ありがとうございます。」
コナン「しかし、何でお前のいるところばかり爆発するんだろうな。」
光彦「そうですね、気味が悪いです。」
コナン「今日はもう帰ろう。」
光彦「ええ、でもまだ爆弾が残ってるかもしれません!」
コナン「バーロー!お前がまた巻き込まれるかもしれないんだぞ!今までは運が良かっただけだ!」
元太「そうだぞ!やめとこうぜ!」
光彦「・・・元太君がそう言うなら・・・。」
コナン「よし、じゃあ博士の家に行ってゲームでもしようぜ!」
歩美「賛成!」
元太「やろうやろう!」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:11:47.42 ID:Dq2T2OPJ0
光彦(何でしょう・・・この変な感覚は・・・。)
プルルルルルルルル
光彦「あれ、電話ですね。もしもし?」
阿笠「わしじゃよ。」
光彦「博士。どうしたんですか?」
阿笠「ちょっと急用でな、君には急いでわしの家に来てほしいんじゃ。」
光彦「ちょうど今から行こうとしていたところです。」
阿笠「なら君だけ先に来てくれんか。」
光彦「わかりました。」プツッ
光彦「みなさん、僕はお先に失礼します。博士が急用だそうでして。」
コナン「おう、そうか、気を付けろよ。まだここは校内だからな。」
光彦「運動場には仕掛けられていませんよ。何人も人が通っているんですから。それじゃ!」
ドカーーーーーーーン!!!!!

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:16:16.24 ID:Dq2T2OPJ0
コナン「何だ!?」
元太「今光彦が・・・爆発したぞ!」
歩美「おえ!!」
哀「一体どういうことなの!?」
コナン(流石だぜ・・・博士!)
今朝、博士の家にて
阿笠「できたぞ新一!光彦君をホモにする機械じゃ!」
コナン「やっぱ天才だぜ博士は!」
阿笠「ほほほ、光彦君のハーレムで光彦君が幸せになるには、光彦君がホモになる必要があるからのう。」
コナン「じゃ早速使わせてもらうぜ!」
阿笠「おっと今はまだ使ってはならん!」
コナン「何でだよ。」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:23:44.62 ID:Dq2T2OPJ0
阿笠「これを使うと光彦君は爆発してしまうのじゃ。」
コナン「はっ!?何のために!?」
阿笠「光彦君という生物をホモに変えるのは難しい。じゃから一度壊してから再構成し、その過程でホモの要素を組み込んでいくのじゃ。」
コナン「別に今使ってもいいじゃねえか。」
阿笠「今は光彦君の家族や近隣住民が近くにいるかもしれん。善良な市民を巻き込む気か?」
コナン「そうだな、どうかしてたよ。俺はあと少しの所で無差別テロをやっちまうところだったぜ。」
阿笠「分かればよい。」
コナン「じゃあこうしよう。博士は学校に爆破予告をしてくれ。そして少年探偵団で爆弾を探すからその時に・・・。」
阿笠「光彦君を・・・ドカンとな。」
コナン「ああ。」
阿笠「そうじゃ、言い忘れておったが、爆発は3回せんと完全なホモにはならんからの。」
コナン「マジかよ、面倒だな。」
阿笠「そう言うな、すべては光彦君の幸せのためじゃろう。」
コナン「そうだったな。」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:36:40.89 ID:Dq2T2OPJ0
学校
歩美「光彦君の体が・・・再生していく?」
元太「どうなってんだ?」
光彦(ああ、何でしょうかこの感覚は。痛みが一瞬あった気がしますが。今は心地いい。)
元太「光彦!おい!」
光彦「元太君・・・僕のことを心配してくれてるんですか?」
元太「当たり前だろ!」
光彦(元太君の顔を見ていると、何だか胸が温かくなってきます。)
光彦(なぜでしょう?いや、この感覚何度も・・・そうでした、歩美ちゃんや灰原に対する感情です!)
光彦(まさか僕の深層心理が元太君のことを・・・いや僕は間違いなく歩美ちゃんと灰原さんが・・・。)
光彦(僕は元太君のことをどう思ってるのでしょう?彼は僕の友達で・・・少年探偵団の仲間で・・・いやそれとは違う最近の感情・・・。)
光彦(僕は彼に対して・・・今どういう感情を持っているのでしょう?)
光彦(・・・・・・何だ、簡単なことだったんですね。僕は、彼のことを、元太君のことを。)
光彦(愛してる!この地球上の誰よりも!)
元太「光彦!」
光彦「元太君、愛しています!」
元太「え?」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:47:20.94 ID:Dq2T2OPJ0
その後、光彦は元太にストーカーをするようになった。
最近は元太だけじゃなくて元太の父親も狙っている。
気味悪がった元太警察に連絡し、目暮警部が光彦に注意すると、今度は目暮警部にも惚れた。
まったく、光彦最低だな。
そうそう、俺が幸せにしてやったカップルはいまどうしてるかというと・・・。
ーーーーーーーーーー
佐藤「ワタル!いつ結婚する?」
高木「いや、まだ稼ぎが少ないし・・・。」
佐藤「そんなこと気にしなくてもいいのよ!」
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千葉「あの、苗子・・・。」
苗子「はい!」
千葉「僕と・・・結婚してくれ!」
苗子「!!!!!」
ーーーーーーーーーー
歩美「小林先生やめないで~!」
小林先生「大丈夫、結婚したからって教師やめたりしないから。」
歩美「やった~!」
白鳥「澄子さん、そろそろ打ち合わせの時間です。」
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ヨーコ「比護さん、どうします?同棲してるってばれちゃいましたよ?」
比護「いいんじゃない?もう結婚するんだし。」
ヨーコ「そうね!」
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安室「梓さん、ハムサンドできました。」
梓「あの、安室さん・・・。」
安室「何ですか?」
梓「梓って呼んでくれませんか?」
安室「・・・・・・梓。」
梓「きゃあ~~~~~!!」
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39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 12:53:42.86 ID:Dq2T2OPJ0
蘭「何か周りの人たちがすごい勢いで仲が進展してるよね。」
園子「私たちはまだまだだけどね。」
蘭「でもこの前愛してるって言われたんでしょ?」
園子「何か、真さん覚えがないってさ。でもその後すぐに愛してるって言われたけど。」
蘭「いいなあ~。」
園子「蘭も新一君にちゃんと返事しなきゃダメだよ。」
蘭「分かってるよ。」
その晩
蘭「もしもし新一?」
コナン(新一)「おう、どうした?」
蘭「あの、実は、この前の返事だけど・・・。」
コナン(新一)「おう。」
蘭「私ね、新一のこと・・・・・・愛してる!」
コナン(新一)「・・・・・・。」
蘭「・・・・・・。」
コナン(新一)「・・・・・・。」
蘭「・・・・・・何か喋ってよ~。」
コナン(新一)「・・・・・・バーロー。」
蘭「えっ?」
コナン(新一)「俺の方がお前のこと愛してんだよ。」
おしまい

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 13:04:44.67 ID:xyy3hlyYO
やさしい世界

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 13:18:46.85 ID:JcL7g5HR0
珍しく何事もなかった

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 14:20:38.13 ID:tHjF9Nt20
まともなSSだあ(光彦から目をそらしながら)

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 15:21:29.76 ID:CNW+dfTSO
(光彦がホモになる)優しい世界だったな

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 16:23:49.45 ID:lLBWg0fOO
光彦がホモだけですむ優しい世界だなぁ


47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/10(火) 23:35:56.49 ID:/20XjDSwo
奇跡だ…

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