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新一「工藤新一、殺人犯さ」

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Part1
1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:03:27.977 ID:CrUvUjbY0
新一「最近米花町も平和になったな…」
新一「黒の組織も倒したし俺も元の体に戻れたし」
新一「平和なのはいいことなんだが…事件起きねえと推理できねえよ…」
新一「もう世の中の推理小説はあらかた読み終わったし新作が出てもすぐ犯人分かるし」
新一「あーやっべーよ久々に難しい事件解きてえよ」
新一「殺人起きねえかな…」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:04:33.940 ID:CrUvUjbY0
新一「って俺は何考えてんだ」
新一「麻薬と殺人はレッドカードだろ」
ガチャッ
蘭「新一ィ!大変よ!お父さんが何者かにやられたの!」
新一「何!?」ワクワク

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:05:44.521 ID:CrUvUjbY0
新一「ってなんだよ漫画の話かよ…」
蘭「何よぉ私このキャラ気に入ってるんだからね!」
新一「ったく…そんなヒゲのどこがいいんだか」
蘭「亡くなった奥さんに一途でいいじゃない!」
新一「ハン…そういうことかよ」
蘭「それより新一、最近元気ないよね…どうしたの?」
蘭「…もしかして事件が起きないから?」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:06:36.604 ID:CrUvUjbY0
新一「!?」
蘭「だってせっかく工藤探偵事務所開いたのにツチノコ探しの依頼くらいしか来ないし…」
新一「バーローお前が心配することなんかねえよ」
新一「それにお前の方こそ大丈夫か?最近眠そうだぞ」
蘭「ほら、バイト始めたでしょ?そこが忙しくて…」
蘭「それより何かあったらすぐ私に言ってよね」
蘭「私は新一のお嫁さんなんだから///」
新一「ああ、サンキュ///」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:07:25.733 ID:CrUvUjbY0
数日後
新一「今日も蘭は天道道場ってところでパートか」
新一「俺でも聞いたことがあるくらい有名な道場だから忙しいんだろうな」
新一「それにしてはやたら給料少ねえよな」
新一「そんなとこやめちまえって言ってるのにアイツも強情だな」
新一「まあそんなところが好きなんだけどな」
新一「へへへ///」


8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:08:17.312 ID:CrUvUjbY0
新一「蘭がいないと暇だな…久々にパラパラでも踊るか」
新一「ふぅ…なんとか全部踊れたか。結構身体が覚えてるもんなんだな」
新一「はぁ…また暇になった…」
新一「最近何しても楽しくねえんだよな…蘭にも心配されちまった…」
蘭『…もしかして事件が起きないから?』
新一「…事件、か」
新一(起きなければ自分で起こしちまえば…)

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:09:19.376 ID:CrUvUjbY0
新一「何考えてんだ、俺は…蘭がいるのに…」
新一「ん?電話だ。うわまた服部かよ…」
新一「最近あいつ余計ホモくさくなったしキモいんだよな」
新一「まあ和葉ちゃんがあんなことになったのには同情するが…」
新一「でもキモいから無視しておくか」

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:09:57.224 ID:CrUvUjbY0
新一「あんまりしつこいんで一時期はノイローゼ気味になったが最近は穏やかなもんだ」
新一「蘭と結婚してから服部も俺んとこに来なくなったし」
新一「そういえばあの時服部の対応は蘭がしてくれてたんだったな…」
新一「あれがきっかけで結婚したんだっけか」
新一「ははっ服部はキューピッドだったのかもな」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:11:12.853 ID:CrUvUjbY0
ピンポーン
歩美「コナンくーんじゃなくて新一さーん久々に遊びに来たよー」
新一「コナンでいいよ歩美ちゃん。おっ元太もいるのか」
元太「おう!今から久しぶりに灰原んとこ行くからついでに覗きに来たぜ!」
新一「元気そうだな、変わりはないか?」
歩美「うん特には。強いて言えば光彦君(笑)が刺されたくらいかな」
新一「そうか…光彦(笑)は相変わらずだな」
元太「あの頃とは違ってすっかり平和な世の中になったぜ」
歩美「うん。あのときは子供だったから死体見て喜んでたりしたけど今はもうね」
元太「平和が一番だよな!」
新一「…」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:12:16.919 ID:CrUvUjbY0
歩美「どうしたの?コナン君」
元太「腹でも減ったか?」
歩美「もう元太君じゃないんだからーw」
元太「HAHAHA!」
歩美「じゃあ私たちそろそろ哀ちゃんとこ行くね!」
新一「灰原か…最近会ってねえな」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:12:31.718 ID:i1MY+CRV0
灰原に乗り換えようぜ

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:13:35.014 ID:CrUvUjbY0
元太「おいおい隣に住んでるのにそれはねえだろ」
新一「他の女に会うと蘭が嫉妬するんだよ」
新一(そのくせ俺が蘭にストーカーしようとすると怒るし)
歩美「コナン君も行こーよー哀ちゃんきっと会いたがってるよ!」
元太「あいだけにってか?w」
歩美「死ねよ」
新一「ああ、そうだな…蘭もいないし、行ってみるか」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:14:43.613 ID:CrUvUjbY0
博士宅
歩美「おかしいな。今日行くって言ったのに誰も出ないよ」
元太「また地下で一人でパソコンカタカタやってんじゃねーの?」
歩美「もう画面の前にいるキモオタじゃないんだからーw」
元太「HAHAHA!」
カチャ…
歩美「あれ?鍵空いてるよ?」
新一「…!?」

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:15:41.262 ID:CrUvUjbY0
元太「おい、なんか変な匂いしねえか?」
歩美「博士の加齢臭じゃないの?」
元太「いや博士の加齢臭はここまで酷くはねえ!」
新一「まさか…おい!灰原!入るぞ!」
ガチャッ
元太「おいあそこに倒れてるのって…」
歩美「あっ哀ちゃん!?」
新一「!!」ワクワク

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:16:41.803 ID:CrUvUjbY0
元太「おい!灰原!しっかりしろ!何があったんだよ!」
灰原「ううーん」
歩美「哀ちゃん!良かったぁ…よく見たら怪我もないよ」
新一「チッ」
歩美「えっ?」
新一(あっやべ)
歩美「コナン君、今舌打」
新一「ちくしょう許せねえ!灰原をこんな目に遭わせやがって!」ダン!

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:17:38.013 ID:CrUvUjbY0
鮎美「なんだ…怒りに任せてつい舌打ちしちゃったんだね」
鮎美「私てっきり殺人事件かと思ったら殺人事件じゃなくて悔しかったから舌打ちしたのかと思っちゃったよ」
新一「あっああそうなんだ、灰原をこんな目に遭わせた奴が許せなくてな」
鮎美「とりあえず哀ちゃんから事情を聞かなきゃ」
元太「つーかこの部屋尋常じゃないくらい臭ぇよ!俺らがぶっ倒れそうだぜ!」
新一「よし!灰原は俺が運ぶ!お前らは早く出ろ!」

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:18:43.967 ID:CrUvUjbY0
鮎まつり「ふぅ…なんとか脱出できたね。コナン君大丈夫?」
新一「ああ」
新一(最近会ってなかったといえ隣の家だし昔から一緒だったから博士の臭いには慣れ切ってるしな…)
元太「救急車呼んだ方がいいんじゃねーか!?」
新一「いや、灰原は見たところ無傷だし無駄に事を大きくするべきじゃない」
新一「もしかしたら自分の屁とかで気絶した可能性もあるからな」
新一「とりあえず俺の家に運ぼう」

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:19:36.752 ID:CrUvUjbY0
灰原「う…く、工藤君に歩美ちゃん…?それに…誰だったかしら」
歩美「哀ちゃん!無事で良かった!」
灰原「私どうしたの…?」
歩美「自宅で倒れてたんだよ!」
灰原「そんな…そうよ、博士は!?博士は大丈夫なの!?」
新一「博士…?」

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:20:32.278 ID:CrUvUjbY0
新一「灰原落ち着け!博士がどうかしたのか!?」
灰原「博士が!はやく博士を…!うっ」クラァ
AreYouMe「iちゃん!?iちゃあああああん!!」
元太「やっぱ救急車呼んだ方がいいぜ!」
新一「ああ!そうだな!警察も呼ぶか!?」
元太「なんかお前急に元気になったな…」

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:20:55.625 ID:uDibmJXv0
灰原は元に戻ってないのかよ


28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:21:16.128 ID:CrUvUjbY0
病院
目暮「まさか事件が起きるとは…」
高木「マジパネェwwwwwwwww」
新一「お久しぶりです、警部。まだ現役だったんですね」
目暮「ああ、最近は事件が起きなさすぎて老体でも楽に仕事ができるよ」
高木「ヤベェwwwwwwwww」
新一「黙れよ(高木刑事もお久しぶりです)」
高木「ヒデェwwwwwwwww」

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:22:10.459 ID:CrUvUjbY0
新一「で、事件とは…」
目暮「言い難いのだが…阿笠博士が何者かに殺害された」
高木「はっきり言っとるやないかーいwwwwwwwww」
新一「博士が…」
高木「しかも死体はチンコ丸出しwwwwwwwww」
目暮「死因は刺殺。これといった凶器はまだ見つかってないが多分刃物だろうな…」
新一「…」

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:23:16.181 ID:CrUvUjbY0
目暮「これもまた言い難いのだが…我々は灰原君が犯人だと考えている」
高木「やっぱり言っとるやないかーいwwwwwwwww」
新一「!!」
目暮「同居している彼女ならいつでも被害者を殺せる。凶器も家の刃物を使えば」
新一「し、しかし動機が…」
目暮「…」

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:24:07.173 ID:CrUvUjbY0
新一「…あるんですか?」
高木「言い難いのだがwwwwwwwww無理やりセックスさせられてましてねwwwwwwwww」
新一「なっ!?」
目暮「…」
新一「そっそれはおかしいですよ。灰原は明らかに蘭や歩美ちゃんと違う…処女の匂いがしました!」
目暮「彼女が挿れる方だったんだよ…」
新一「なんと…」

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:24:13.181 ID:0ahGO0LP0
巡れ警部

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:25:04.352 ID:CrUvUjbY0
目暮「灰原君は家に住む交換条件として博士の尻を犯していた」
目暮「その日々に嫌気がさして殺害したのだろう」
新一「でも…灰原は家の中で倒れていたんですよ?」
新一「僕が犯人ならその場になんかとてもいられませんよ…」
目暮「もちろん彼女は逃げようとした。が、君も知っているだろう?あの悪臭…」
新一「つまりあまりの悪臭に思わず倒れてしまった、と」
高木「どんだけ臭いんだよハゲwwwwwwwww」

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:26:02.196 ID:CrUvUjbY0
目暮「ただでさえものすごい加齢臭だったんだ。そこにチンカスの匂いが混じるとどうなる?」
高木「鼻がwwwwwwwwwもげるwwwwwwwww」
目暮「常人なら博士を殺害する前に失神してしまう…だが一緒に暮らしてた彼女なら殺害くらいは可能だろう…」
新一「す、筋は通ってますがしかし…」
新一「灰原はそんなことする奴では…」

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:26:44.081 ID:CrUvUjbY0
目暮「工藤君、彼女と最後に会ったのはいつだ?」
新一「え…」
目暮「人はいつまでも同じでいられない…変わっていくんだよ…」
新一「…」チラッ
高木「バロスwwwwwwwwwwww」
新一「たしかに…そうですね」

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:27:33.560 ID:CrUvUjbY0
新一「…」
歩美「コナン君…警部から話聞いたよね…」
元太「俺は信じねえ!灰原はそんなことする奴じゃねえよ!」
歩美「そうだよ!光彦君(笑)ならともかく!」
新一「くそっ!くそぉっ!」ダン!
歩美「コナン君…」
元太「悔しいよな…」
新一(なんでこんな簡単な事件なんだよ…!)

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