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憧れの1人暮らしで隣人に恋した

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Part27
773 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:00:50.59 ID:igSjZhIo
エレベーターで3階に到着した。
もうすぐ部屋だ。
やっと眠れる・・・。
すると俺の部屋のドアが開いた。
中からはまりあが出てきた!
なんで・・・?
なんでだよ・・・?
ドクン・・・。ドクン・・・。
俺の胸がまたあの嫌な高鳴りを始めた。
俺の存在に、まりあはまだ気づいていなかった。
中に向かって「おかずは温め直してね。」と言っている。
中にいるのは。
当然・・・。悟だ。
その瞬間俺は拳を握った。
この感情の正体は・・・。嫉妬心じゃない。
怒りだ。
部屋を出たまりあが、俺に気づいて驚いた顔をした。
「光輝くん・・・。」
「・・・・・・」
「顔色悪いよ。大丈夫?」
「・・・・・・」
「今ごはん作って、お部屋に置いておいたよ。食べられる?」
「・・・・・・」
俺はなんとか冷静さを保とうとした。
以前俺が渡辺の部屋から出てきた時
まりあだって同じ気持ちだったに違いない。

776 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:01:50.69 ID:T/9MLeco
>>773
あああああああああああああ('A`)('A`)('A`)('A`)

779 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:02:31.82 ID:DtKMIB.o
この後部屋に行くの気まずいな

789 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:04:31.70 ID:fZx7c9Io
既に吐き気をもよおしてきた・・・

791 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:05:28.77 ID:jUZaOMAO
何日もいる悟がおかしい


798 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:06:37.64 ID:G5CV/6k0
>>791
しばらく厄介になる的な事書いてなかったっけか

790 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:05:02.24 ID:C8k3SIYo
あああああああああああ
これは嫉妬する・・・
油田なんとかしろおおおおおおおおお

800 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:07:33.59 ID:igSjZhIo
それに、彼女と親友が・・・。
と考えている自分に嫌悪感すら覚えた。
俺は必死に声を振り絞った
「大丈夫。ちょっと仕事・・・。疲れて・・・帰ってきただけ。寝るね・・・。」
それだけ言うと、俺はまりあの横をすり抜けて自分の部屋へ入っていった。
リビングに入ると悟がTVを観ていた。
俺に気づくと
「おお!光輝やっと帰ってきたのか!!少し顔色悪いぞ・・・。どうした?」と聞いてきた。
俺は「別に・・・。」というとテーブルをチラッと見た。
食後の食器が2つ・・・。
そうか。
お前とまりあが飯食ってたのね。ここで・・・。
そんな俺の視線を気にする様子も無く
「まりあちゃんが飯作ってくれてるよ。いまから食う?」
と言って悟は冷蔵庫に向かって行った。
「いや・・・。いらないや。寝たいんだ。悪いけどTV消すね。」
俺はそう言ってTVのスイッチを切った。
悟は心配気な表情で
「おいおい!大丈夫かよ?光輝」と聞いてきた。
俺はそのまま黙って布団に潜りこんだ。
そうだよ。
俺の大好きな2人が仲良くやってくれてんだよ。
俺もそれを望んでいたじゃん。
これでいいんだよ。
そうやって自分を納得させながら目を閉じた。

803 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:07:56.05 ID:DtKMIB.o
まりあもまりあだよな・・・
手料理作ってあげてたなんて。
自分の残りをあげるんじゃなくて部屋に行って作ってるとか

809 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:09:17.10 ID:YHXeRCg0
にのもまりあも悟もかなり配慮が足りんかったな。
つまり若いって事なのか。

804 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:08:03.99 ID:QofJL5so
そうか、何か足りなと思ってたけど、
油さまの活躍が著しく足りないんだ!

810 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:09:44.26 ID:oPhGj0M0
>>804
ですよねー
油田がもっとニノの時にやったようなお邪魔虫攻撃さえしていてくれれば!!
そしたら食器は3つだったはず!

828 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:13:18.25 ID:iMVfzwI0
>>804
すしの時にメアド交換したんだから、
2人を観察して逐一報告するくらいの漢気を見せて欲しいのにww

829 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:13:18.79 ID:igSjZhIo
第18章 崩壊
次の日、俺は起きた時からなんか変な感覚した。
自分の体が自分の物でないような
妙にフアフアした感覚とでもいおうか・・・。
第三者的、神の視点から自分を見ているような・・・。
しかし見下ろしている俺は、決して生物ではなく
ただの蛋白質の塊というか・・・。
言葉ではどう表現すればいいのか分からない
とにかく変な感覚であった。
時計を見た。
9時か・・・。
横では悟が本を読んでいた。
「おはよう」
俺は悟に挨拶をした。
悟は俺の挨拶に気づくと、心配そうに言った。
「おはよう。お前大丈夫か?体調悪そうだぞ?」
「うん。大丈夫」
俺はそう言って洗面所に向かうと、顔を洗ってリビングに戻った。
悟が「会社に行くのか?」と聞いてきた。
「いくよ。もちろん。」
俺はそう答えながら
すぐさま出勤の準備に取りかかった。
「昨日の夜。隣の渡辺さんが訪ねてきたぞ」
「渡辺が・・・。なんて?」
「いや。寝てるって言ったら、帰っていったよ」
そうか。
恐らく会社で俺のことを聞いて、心配をして来てくれたのだ。

835 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:15:10.35 ID:GJYMve20
渡辺いい子だなー

838 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:15:36.51 ID:DtKMIB.o
やっぱり渡辺いいやつだな
まりあも二宮が疲れてるの分かってるなら看病(朝ごはん作る)とかしたらいいのに

845 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:17:11.23 ID:GJYMve20
ニノがなぜ渡辺に恋しないのかわからない

846 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:17:36.21 ID:igSjZhIo
あれ?なんかおかしい。
自分が・・・。
普通なら渡辺のそんな行動を、有り難いと思うのだが・・・。
もちろん有り難いとは思うのだが、その感覚がおかしいのだ。
行動の側面を捉えて、脳でありがたいと考えているような・・・。
普段ならば、湧き上がってくる「気持ち」で「感じる」ものなんだが・・・。
なんだか自分がよく分からなかった。
会社にも普通に出勤できた。
昨日あれだけのことをしたのだ。
恥ずかしさや、申し訳なさがあって当然なのだが
全くなにも感じない。
自分のデスクに座ると
極めて事務的に、モーニングステーションの再撮の準備を進めた。
恐ろしいほどに、作品に対する情熱が失せていた。
なんだかんだ言っても、昨日までは忙しい中にも
ディレクターのこだわりは持っていた。
ここを直せばもっと良くなる!!
ここはこうしなければ!!
そんな昨日までの情熱は消えていた。
ただ淡々と、ただ淡々と仕事を遂行していった。

850 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:18:29.76 ID:YHXeRCg0
なんつーかもうこりゃあしょうがねえなあ。

851 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:18:35.09 ID:yc6hRAUo
感情の欠落か。鬱病だな


852 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:18:47.95 ID:2E1isdc0
やべえ廃人化してきてる・・・・・・・・

856 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:19:38.88 ID:Xs1HoV6o
燃え尽きってやつか

862 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:22:02.12 ID:YoKB5MDO
まぁまりあも二宮と付き合う意味がわからなくなってきてんだろうな
近くには時間があって優しいイケメンがいる
それでも本当に好きなら貫き通せるはずだけどな
二宮がここまで殺人的な忙しさではなく、一般的な社会人の忙しさでもまりあは悟にいった気がするわ

863 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:22:02.28 ID:YHXeRCg0
まりあも悟もニノ本人が感じてる恐怖とどれぐらい無理をしてるかってのが想像つかんかったんだろ。
まりあも悟もボーナスもないけど失点も無いって感じじゃね?

893 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:28:52.12 ID:Xs1HoV6o
...二宮だいじょうぶか?

900 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:30:10.05 ID:igSjZhIo
>>893
うんうん。正直書いていて楽しいシーンではないけどね。
ちゃんと書いてるよ。ありがとうね

895 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:29:03.92 ID:igSjZhIo
旅日記が無くなったので、正直随分と楽にはなった。
こうなればモーニングステーションだけでも
無事に完成させなければ。
仕事が1つ減ったからといって、激務に変化は無い。
俺の徹夜と、会社への泊り込みはそのまま続いた。
その間もまりあは、頻繁にメールをしてくれた。
メールの文章には、日増しに悟の文字が多くなっていった。
悟・・・。悟・・・。悟・・・。悟・・・。
たまに油田・・・。か・・・。
そりゃそうだ。
あいつは俺なんかより100倍楽しいヤツだ。
そりゃそうなるよ。
そのメールの数々は、俺の知らないところで
まりあと悟が会っているということを、如実に物語っていた。
俺はそれらのメールに適当な返事を返した。
なにか大きな波があって、いくら抵抗しても飲み込まれていく。
俺はあがくを止めて、その大きな波の思うがままに飲み込まれようと思っていた。

898 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:29:11.90 ID:.9JUFcDO
まりあ株暴落

899 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:29:45.16 ID:Mhlb1Vw0
渡辺の株が急上昇です!!!

901 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:30:17.32 ID:ePLooRQ0
なんかもうだめだ・・・

902 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:30:22.01 ID:H2MC7Gs0
思い出しても辛いだろうな。
よく頑張って書いてるよ。
がんばれ、二宮。

911 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:33:46.78 ID:igSjZhIo
苦労の甲斐もあってか、モーニングステーションのVは無事完成した。
それでもO.A前日の午前中というギリギリの納品だ。
木下さんは「またお願いしますよ!二宮さん」と言って
俺の労をねぎらってくれた。
さぁ・・・。どうだろうな・・・。
次は別のディレクターが、担当するんじゃないの・・・?
俺は曖昧な笑顔を返しておいた。
俺は納品からの帰り道を、トボトボと歩いていた。
長尺物をやり遂げた喜びはあまり無かった。
やっぱり旅日記の件が胸を締め付ける。
あの後、旅日記のディレクターは見つからなかった。
そりゃそうだ。
俺の報告が遅すぎた。
あんな制作期間で引き受けるディレクターなどいるはずもない。
結局は白井さんがP・D(プロデューサー・ディレクター)をする
ハメになってしまった。
本当に申し訳ない気持ちで一杯だった。
俺が会社に戻ると偶然、渡辺に会った。
そういえば渡辺に会うのも、随分久しぶりであった。

935 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:38:30.15 ID:igSjZhIo
「おう。渡辺!」
「二宮くん・・・。元気だった?」
俺と渡辺は昼食がてら、会社の近所の喫茶店に行った。
「ごめんな。渡辺。なんかこの前、来てくれたんだろ?夜」
「うん。会社で聞いてさ・・・。心配だったから。」
俺は胸がジーンときた。
心配してくれる人がいるって、本当に幸せなんだな。
「あの後もね。二宮くん会社で見かけたけど
なんか声掛けづらくて・・・。忙しそうだったから・・・。」
「ありがとうね。渡辺」
俺は感謝の言葉を口にした。
渡辺は「ううん」と首を振って。
「私がミスした時も、二宮くんが心配してくれたじゃん。」
と言ってニコッと笑った。
俺と渡辺は、昼食を食べながら色々なことを話した。
本当に心が和む瞬間だった。
すると突然、渡辺が言い出した。
「二宮くん。気を悪くしないでね。」
ん・・・?
「二宮くんの部屋にいる・・・。友達・・・。」
ドキッ・・・。悟のことだ。
「な・・・なによ?」
やばい。少し声がかすれたかも。

946 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:39:57.76 ID:yGxWd0Qo
うああああああああああああああああああああああああ

948 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:40:02.14 ID:yc6hRAUo
うわああああああああああああ続きがみたいけどみたくない
この気持ちはなんなの

974 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:42:49.96 ID:igSjZhIo
「あまり・・・良くないと思うんだ。やっぱ・・・」
渡辺が慎重に言葉を選んでいるのが分かる。
「まりあちゃんと部屋を・・・。行き来してるみたい。
私が見たのは1回だけど・・・。
なんとなく多分・・・。そんな感じがする。」
かなり言いにくそうだが、渡辺の言いたいことは分かった。
例え見たのが1回でも、渡辺なりに何か感じるところが
あったのであろう。女の勘というやつだろうか。
俺は急に目の前が、真っ暗になるような絶望感に襲われた。
「うん・・・。」
俺にはその一言を返すのが精一杯であった。

976 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:43:20.39 ID:8x/OoFw0
ぐぁぁぁああああああぁ

979 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:43:41.32 ID:GJYMve20
やめてくれぇぇー

984 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:44:07.83 ID:YQCdj6AO
あいつらあああああああ

986 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:44:33.65 ID:.9JUFcDO
胸が痛い
自分の事じゃないのに痛い。

992 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:45:03.69 ID:r8IYIcAO
もういい!!
渡辺はオレの嫁

993 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:45:19.56 ID:NCs45DM0
1000ならハッピーエンド

998 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:45:36.74 ID:8a/d6lko
1000なら俺の彼女が帰ってくる

999 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:45:37.51 ID:Xs1HoV6o
1000ならみんなに幸せな未来

1000 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:45:38.59 ID:OD6/vUk0
1000なら悟はわかめふりかけ

17 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:46:25.13 ID:NCs45DM0
前スレで1000とったやつちょっとこいwwwwww

18 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:46:47.91 ID:KHrhDLM0
前スレ1000意味ワカメwwww

19 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:46:49.34 ID:yc6hRAUo
わかめふりかけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwイミフwwwwwwww

21 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:47:11.01 ID:igSjZhIo
次の日、俺は生放送のO.Aに立ち会っていた。
その間もずっと思い出していた。
昨日の夜。
渡辺の忠告を聞いて、重い気持ちでマンションに帰った。
部屋に入ると、すぐに悟が切り出してきた。
「まりあちゃんが、夕飯用意してくれてるそうだぜ!行こうぜ。光輝」
俺はこの時、親友の悟を初めてウザいと思った。
なんでお前らはいつも一緒にいるんだよ?
なんでいつも、俺をおまけみたいに誘うんだよ?
なんでお前に誘われなきゃいけないんだよ?
嫉妬心以外の何者でもない。
でも俺は黙ってついて行くことにした。
怒るのも面倒くさい。
怒ったところで
「なにヤキモチ焼いてんだよ?」など言われたら余計に惨めだ。

32 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:48:55.04 ID:DtKMIB.o
用意してくれてるって知ってるってやっぱり結構コミュニケーションあったんだよな
悟うぜええええええええええええええええええ

39 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:49:40.35 ID:5EQIymc0
F5が爆発しそうなんだぜ

40 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:49:43.23 ID:GJYMve20
もう最初から渡辺で行けばこんなことには・・・

55 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:52:04.06 ID:igSjZhIo
3人で夕飯を食べても、ちっとも楽しく無かった。
なぜか空しい疎外感しか感じなかった。
俺は自分が食べ終わると、サッサと部屋に戻った。
2人を部屋に残してくることにすら、抵抗が無くなっていた。
いま悟を連れ出したところで、どうせ俺の仕事中に会う。
それに1人になりたかったのだ。
あの朝から続く気だるさ、無気力症候群とでもいうのか・・・。
この時は気づいていなかったが、俺の精神崩壊は始まっていた。
モーニングステーション2回目のディレクターも
あっさり俺に決まった。
理由は、みんな忙しいという極めてシンプルなものだった。
片桐さんの言った「ディレクター持ち回り案」も結局は嘘っぱちであった。
今月、3週目は他のプロダクションが担当する。
次の俺の担当は4週目。
本来なら、俺がディレクターの旅日記がO.Aしている週だった。
制作期間は2週間だ。
また徹夜の連続で会社に泊まる日々か・・・。
なーに。それも免疫がついて、丁度いい。

56 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 19:52:08.01 ID:NCs45DM0
あの時、遊びに来させなければこんなことには…
いや、どうだろう、寂しさ故に悟じゃなくても違う男と…
そんな事考えたらキリねぇか

66 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:54:20.18 ID:6KxBKlA0
>>56
そうだ、油田に行ったかもしれん

60 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:52:38.02 ID:DtKMIB.o
悟とまりあの態度がムカつく。
もちろん二宮の行動もむかつくけどそれ異常にムカつく

83 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/27(金) 19:57:24.66 ID:igSjZhIo
この時の俺は、完全に諦めの境地に入っていた。
家に帰るのも嫌だしな・・・。
全ての流れに対して
逆らうつもりも、その元気もサラサラ無かった。
精神崩壊は、完全に鬱の症状を引き出していった。
携帯を見ると吐き気がするようになっていた。
それが、仕事関係でも、まりあでも、悟でも
渡辺でも、(油田でも)・・・。
着信もメールも確認がつらくなっていた。
でもそんなバラバラになっていく、俺の心の中で
一つだけ確かなものがあった。
まりあが好きなんだ・・・!
それだけが崩壊していく精神を
ギリギリのところで支えていた。

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