P「照れ隠しのノーマル発言」
Part3
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:26:43 ID:xzSCoXYU
【普通の真意】
春香「プロデューサーさん」
P「春香、どうした?」
春香「一つ、お聞きしたい事が」
P「なんでそんなに畏まってるんだ?」
春香「いえ、ちょっと緊張しちゃって……」
P「緊張するような事なのか?」
春香「はい。もう人生最大ですよ」
P「一大事だな」
春香「そうなんです」
P「で、聞きたい事って?」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:27:14 ID:xzSCoXYU
春香「プロデューサーさんって、私の事……嫌いですか?」
P「いきなりびっくりな質問なんだが……どうしてそう思った?」
春香「だって、私が何をやっても『普通に』以外言ってくれないんですもん……」
春香「嫌いなのかなって思うのも無理ないと思いませんか?」
P「嫌いじゃないぞ。むしろ普通に好きだ」
春香「また普通って言う……」
P「こればっかりはな……まあ、普通に好きって事だけ憶えといてくれ」
春香「普通は要らないです……」
P「普通は必要だよ」
春香「はぐらかされた気がします」
P「……ストレートだと思うけどな」
春香「……これ以上言ってもどうせ以前と同じやりとりでしょうし……お仕事、行ってきます」
P「うん、行ってらっしゃい」
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:27:51 ID:xzSCoXYU
【夜、電話口・千早】
春香「もしもし、千早ちゃ??」
千早「おやすみなさい」
春香「いきなり切らないで!?」
千早「連日連夜、答えの分かり切った話に付き合わされる私の身にもなって欲しいものだわ」
春香「それはごめんなさい……あれ?答えの分かり切った?」
千早「そうよ。で、今日の話は?」
春香「あ、それがね??」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:28:29 ID:xzSCoXYU
千早「つまり、『嫌いか?』と聞いたらまた『普通に好きだ』と返って来たと」
春香「うん……私、そんなに好かれてないのかな……」
千早「そこまで言われたのだし、もう面倒臭いからはっきり言うわね。一度しか言わないからしっかり聞いておきなさい」
春香「は、はい。なんでしょう?」
千早「プロデューサーからの『普通に』を『一番』に置き換えて考えなさい。以上」
春香「え?え?どういう事?」
千早「じゃあ私はもう寝るわ。答えは自分で見つけなさい。おやすみ、春香」
春香「千早ちゃん!もっと詳しく??」
春香「切れてる……」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:29:01 ID:xzSCoXYU
【夜、春香宅】
春香「千早ちゃんが言ってたのって確か『普通に』を『一番』に置き換える、だっけ」
春香「そうすると??」
春香「服の時は『一番可愛いな』……うそ!?」
春香「いやいやいや……まさかそんな筈は……」
春香「でも、千早ちゃんは確信持ってたみたいだし……」
春香「……他の時も考えてみよう」
春香「ドーナツの時は『春香のドーナツが一番美味い』になって……」
春香「しかも、どうしてかって聞いたら『普通に美味しい』だったから……」
春香「それはつまり、私のドーナツが『一番美味しい』からって事で……」
春香「あう……これ、本当だったらすごく恥ずかしいよ……」
春香「リボンの時も『普通に似合ってる』って言ってたから、それは『一番似合ってる』って事で……」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:29:31 ID:xzSCoXYU
春香「あれ?じゃあ今日の『普通に好きだ』って??」
春香「…………」
春香「どうしよう……恥ずかしすぎて今日は眠れないかも……」
??END??
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:31:20 ID:xzSCoXYU
以上で完結です。楽しんで頂けましたか?
『普通に』可愛い春香さんで書いてみたかったので書きました。
いつも普通って言われてるけど可愛いですよ春香さん!
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 10:26:46 ID:gidnBkYQ
ええな
【普通の真意】
春香「プロデューサーさん」
P「春香、どうした?」
春香「一つ、お聞きしたい事が」
P「なんでそんなに畏まってるんだ?」
春香「いえ、ちょっと緊張しちゃって……」
P「緊張するような事なのか?」
春香「はい。もう人生最大ですよ」
P「一大事だな」
春香「そうなんです」
P「で、聞きたい事って?」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:27:14 ID:xzSCoXYU
春香「プロデューサーさんって、私の事……嫌いですか?」
P「いきなりびっくりな質問なんだが……どうしてそう思った?」
春香「だって、私が何をやっても『普通に』以外言ってくれないんですもん……」
春香「嫌いなのかなって思うのも無理ないと思いませんか?」
P「嫌いじゃないぞ。むしろ普通に好きだ」
春香「また普通って言う……」
P「こればっかりはな……まあ、普通に好きって事だけ憶えといてくれ」
春香「普通は要らないです……」
P「普通は必要だよ」
春香「はぐらかされた気がします」
P「……ストレートだと思うけどな」
春香「……これ以上言ってもどうせ以前と同じやりとりでしょうし……お仕事、行ってきます」
P「うん、行ってらっしゃい」
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:27:51 ID:xzSCoXYU
【夜、電話口・千早】
春香「もしもし、千早ちゃ??」
千早「おやすみなさい」
春香「いきなり切らないで!?」
千早「連日連夜、答えの分かり切った話に付き合わされる私の身にもなって欲しいものだわ」
春香「それはごめんなさい……あれ?答えの分かり切った?」
千早「そうよ。で、今日の話は?」
春香「あ、それがね??」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:28:29 ID:xzSCoXYU
千早「つまり、『嫌いか?』と聞いたらまた『普通に好きだ』と返って来たと」
春香「うん……私、そんなに好かれてないのかな……」
千早「そこまで言われたのだし、もう面倒臭いからはっきり言うわね。一度しか言わないからしっかり聞いておきなさい」
春香「は、はい。なんでしょう?」
千早「プロデューサーからの『普通に』を『一番』に置き換えて考えなさい。以上」
春香「え?え?どういう事?」
千早「じゃあ私はもう寝るわ。答えは自分で見つけなさい。おやすみ、春香」
春香「千早ちゃん!もっと詳しく??」
春香「切れてる……」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:29:01 ID:xzSCoXYU
【夜、春香宅】
春香「千早ちゃんが言ってたのって確か『普通に』を『一番』に置き換える、だっけ」
春香「そうすると??」
春香「服の時は『一番可愛いな』……うそ!?」
春香「いやいやいや……まさかそんな筈は……」
春香「でも、千早ちゃんは確信持ってたみたいだし……」
春香「……他の時も考えてみよう」
春香「ドーナツの時は『春香のドーナツが一番美味い』になって……」
春香「しかも、どうしてかって聞いたら『普通に美味しい』だったから……」
春香「それはつまり、私のドーナツが『一番美味しい』からって事で……」
春香「あう……これ、本当だったらすごく恥ずかしいよ……」
春香「リボンの時も『普通に似合ってる』って言ってたから、それは『一番似合ってる』って事で……」
春香「あれ?じゃあ今日の『普通に好きだ』って??」
春香「…………」
春香「どうしよう……恥ずかしすぎて今日は眠れないかも……」
??END??
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 04:31:20 ID:xzSCoXYU
以上で完結です。楽しんで頂けましたか?
『普通に』可愛い春香さんで書いてみたかったので書きました。
いつも普通って言われてるけど可愛いですよ春香さん!
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/03/03(日) 10:26:46 ID:gidnBkYQ
ええな
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