ベジータ「このベジータ様がこの世から巨人どもを消し去ってやるぜ!!」
Part3
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 20:58:19.83 ID:bW8ItpPTo
巨人「」
ズドォオオオオオオオオオオン…
エレン「・・・や、やった!!今度こそやったぞ!!!!」
ベジータ「さすがだエレン!!よくやったぞ!!!」
ミカサ「さすがエレン、すごい攻撃だった」
エレン「そ、そうかな・・・と、そうだ!!あの人たちは・・・!!」
調査兵団C「あ・・・ぅ・・・」
エレン「!まだかろうじて生きている人がいるみたいだ!!助かるかも!!」
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:03:00.65 ID:bW8ItpPTo
調査兵団C「・・・き、みたちは・・・」
エレン「エレン・イェーガーです!巨人はオレがぶっ殺したから安心してくれ!!もう大丈夫だ!」
調査兵団C「ま、まさか・・・」
ミカサ「本当のこと。エレンが一人で巨人を倒した」ドヤッ
エレン「何でお前が自慢げなんだよ・・・って、それより早くこの人を治療しないと・・・!!」
ベジータ「はっ!」ポゥ
エレン「し、師匠?何を・・・」
ベジータ「オレの気を少し分けた。少しの間は大丈夫だろう。早く壁の中に運ぶぞ」
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:11:44.32 ID:bW8ItpPTo
ウォール・ローゼ
エレン「・・・」
ミカサ「・・・」
調査兵団D「ありがとう・・・!!戦友を助けてくれて!!本当にありがとう!!」
エレン「いえ・・・」
調査兵団D「それにしても、君たちはどうやってあいつを助け出して・・・」
・ ・ ・
エレン「師匠、ちょっと俺、考えたことがあるんだ」
ベジータ「どうした?」
エレン「・・・俺、調査兵団に入りたい!!」
ベジータ「・・・!!」
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:22:22.59 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「・・・そうか」
エレン「巨人を駆逐するにはそれが一番だと思うんだ!!あのまま修行を続けていたいけど・・・」
エレン「でも!俺はやっぱり調査兵団に入って、巨人を駆逐したいんだ!!!」
ベジータ「・・・」
エレン(・・・何で黙りこくってるんだろう)
ミカサ(さあ・・・)
ベジータ(・・・エレンとミカサが、オレ以外のやつから指導を受けるのか・・・)
145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:28:09.45 ID:bW8ItpPTo
エレン「訓練兵の教官なんかより、師匠の方が絶対指導が上手いと思うけどさ・・・でも」
ベジータ(訓練兵の教官か・・・そんなどこの馬の骨とも知れん連中に・・・・・・)
ベジータ(・・・教官?)
エレン「と、とにかくオレは・・・!!」
ベジータ「・・・良いじゃないか」
エレン「へ?」
ベジータ「行って来い、巨人を駆逐する兵士になるのだろう?」
エレン「・・・あ、ああ!」
ベジータ「オレが教えたことをしっかり覚えておくんだぞ!」
エレン「忘れねえよ、忘れるもんか!!!」
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:37:40.17 ID:bW8ItpPTo
エレン「それじゃあ、師匠、またなーー!!!」
ミカサ「また会いましょう」
ベジータ「ふんっ、機会があったらな!」
タッタッタッタ・・・
ベジータ「・・・さて、エレンたちが訓練兵になるまで大体数年か・・・」
ベジータ「・・・次元の穴を開けて・・・そうだ、タイムマシンを使えば・・・」
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:46:29.01 ID:bW8ItpPTo
数年後・・・
エレン「やっとここまで来たな、ミカサ」
ミカサ「ええ」
アルミン(・・・この二人、ウォールローゼに来てから随分と仲が良かったなぁ)
アルミン(よく二人でどこかに出かけて・・・いつも傷だらけだったけど)
アルミン(まあ、僕の胃が痛くなるような事態が起こらなくて良かったとも言えるけど・・・)
エレン「さて、教官ってどんなやつだろうな。まあ、どんなやつでも師匠よりも凄いやつってことはないだろうけど」
ミカサ「そうね。あの人と比べたら大抵の人は見劣りする」
エレン「師匠みたいな人だったらいいなぁ」
ベジータ「オレが貴様らの教官を務めるベジータだ!!よく覚えやがれ!!!!」
エレン・ミカサ「」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:47:50.69 ID:82ozKehL0
まさかのwwww
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:48:08.42 ID:YKCGzLBxo
ベジータさんwwwwww
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:48:36.07 ID:UtusuFSwo
ワロタ
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:52:55.16 ID:bW8ItpPTo
食堂にて
エレン「ミカサ!アレはどういうことだ!?」
ミカサ「分からない・・・でも、あの禿げ方は師匠以外に二人といるはずがない」
エレン「それはオレだってわかってるよ!!オレが知りたいのは何であの人が教官に・・・!」
アルミン「二人とも、教官と知り合いだったの?」
エレン「ああ、知り合いというか、何というか・・・」
コニー「なあなあ!お前らってシガンシナ区からきたんだよな!?」
エレン「あ?それがどうかしたか」
コニー「じゃあ、見たのか超大型巨人を!!」
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:54:00.12 ID:M6ocxVvSO
Mハゲェ…
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:54:10.75 ID:Gvwc1QAMo
禿げ方て
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:56:01.75 ID:bW8ItpPTo
エレン「ああ、見たぜ」
マルコ「本当に!?」
コニー「すげえでかいんだろう!?壁を跨いだんだって!?」
エレン「いや、そこまではデカくなかったな」
マルコ「でも、大きいことには変わりないだろ?ど、どれくらい凄かった?」
エレン「大したことねえよ、あんなの」
マルコ「・・・え?」
エレン「だってさ・・・」
エレン「超大型巨人より強いやつ知ってるから、オレ」
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:02:27.45 ID:bW8ItpPTo
コニー「は?」
ジャン「はっ、何言ってやがる、このホラ吹き野郎。そんなこと言って調査兵団志望の死にたがりのお友達でも作ろうってのか?」
エレン「いや、ちげえよ。別にそんなつもりはない」
ジャン「どうでもいいけど、オレの内地にいって楽をする計画を邪魔するなよな!!」
エレン「お前、そんなこと考えてたのか?」
ジャン「悪いか!?正義ぶりやがって!!全員がてめえみたいな死にたがりだと思うなよ!」
エレン「いや、別に悪いというつもりはないよ」
ジャン「じゃあどういうつもりだ!?」
エレン「・・・あの修行を受けたら、どんなことだって楽に感じれるようになるだろうなって思っただけだよ」ボソッ
ミカサ「・・・コクリ」シミジミ
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:07:19.49 ID:bW8ItpPTo
エレン「ま、今回はこれで手打ちにしとこうぜ。別に、オレはあんたと対立するつもりはないんだよ」スッ
ジャン「・・・ま、今回はそれですましてやるよ」スッ
ミカサ「・・・!エレン!駄目!!!」
エレン「え?」
バギッ
ドッガァアアアアアアアアアアアン!!!!
サシャ「な、何ですか!?巨人の襲来ですか!?」
エレン「す、すまねぇ、ジャン、手加減したつもりだったんだけど・・・」
ジャン(・・・エレン死ね)
178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:12:02.91 ID:bW8ItpPTo
数日後・・・
アルミン「確か、今日からもう立体機動の訓練が始まるんだよね」
コニー「らしいな、くぅー!楽しみだぜ!!」
ジャン「エレンのやつには絶対負けねぇ・・・!!」
マルコ「でも、それらしい装置がまったく用意されてないみたいだよ?」
ライナー「いったいどういうつもりなんだ・・・?」
アニ「さぁ」
エレン・ミカサ「・・・まさか」
181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:15:55.94 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「よしっ!全員そろったようだな!!」
アルミン「きょ、教官!!立体機動装置のたぐいのものが見当たらないのですが・・・」
ベジータ「そいつは使わん」
アルミン「!?」
ベジータ「今すぐお前らの記憶から立体機動装置なんてものを消し去れ」
ライナー「・・・本当にどういうつもりなんだ、あの教官」
マルコ「で、では教官!僕たちは何をすればいいのでしょう!?」
ベジータ「空を飛べ」
エレン・ミカサ以外の訓練兵「!!!?」
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:17:14.93 ID:pb9UCwi8o
これは頭おかしい人ですわ
184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:19:09.62 ID:bW8ItpPTo
マルコ「そ、そんなことが出来るはずがありません!!」
ライナー「人が空を飛ぶなんて、そんな無茶な・・・!」
ベジータ「・・・エレン、ミカサ、手本を見せてやれ」
エレン「ほーい」ヒューン
ミカサ「これで良い?」ヒューン
エレン・ミカサ以外の訓練兵「・・・・・・・・!!!!?」
188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:23:56.25 ID:WgdTFMA2o
そりゃそうなるわ
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:26:19.75 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「これを貴様らに教え込んでやる!!立体機動なんぞよりよっぽど便利だぞ!!」
ジャン「・・・黒髪の、天使か・・・?」
クリスタ「うわぁ、すっごーい・・・」
ライナー(・・・何だか、急速に勝てる気が失せて来たんだが・・・)
ベルトルト(だ、大丈夫だよ、飛べるだけなら蠅と変わらないさ!!き、きっと大丈夫だって!!)
ワーワーガヤガヤ・・・
教官A「お、立体機動の適正検査でもやってるのかな?」
教官B「懐かしいな、昔やったよ」
教官A「さて、ちょっと様子でも見て・・・」
エレン「ミカサ!!ちょっと早すぎるって!!逃げるなよ!!」ビューン!!
ミカサ「空中鬼ごっこなのだから、逃げないと意味がない」ビューン!!
エレン「くそっ、絶対捕まえてやるからなーーー!!!」ビューン!!!
教官A「・・・何やってるんだ?」
教官B「最近の立体機動装置は、透明なつくりにでもなったのかな」
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:31:19.11 ID:bW8ItpPTo
教官A「・・・な、懐かしい・・・な?」
教官B「少なくとも、オレの記憶にこんな光景は残ってないぞ」
ベジータ「どうやらサボらずに真面目に修行をしていたみたいだな」
エレン「当然だぜ!!」
ミカサ「前よりも、ずっと強くなった」
ベジータ「ふんっ、戦闘力にしてエレンは180、ミカサは240くらいにはなったか。ま、自分で修行をしたにしては上出来だな」
エレン「師匠!!また久しぶりに組手をやろうぜ!!今度こそ一発当ててやる!!」
ベジータ「いいぜ、かかってこい!!!」
ドガガガガガガガ!!!ズドーン!!!バガガズバァーーーン!!!!!
ベルトルト「・・・ねえ、ライナー」
ライナー「オレは何も見えない、何も聞こえない、何も知らない!!!」
199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:37:32.99 ID:bW8ItpPTo
クリスタ「むぅ、どうやったら飛べるようになるのかなぁ?」
ユミル「クリスタ、お前、マジで飛ぶつもりか?」
クリスタ「うん!だって私も飛んでみたいもん!」
ユミル(クリスタマジ天使)
ユミル「・・・教官にやりかた聞いてくるか」
ジャン(空を飛べるようになったら!オレもミカサと空中散歩を・・・!!)
ライナー「しゅ、修行をするんだベルトルト!!俺たちも力をつけて、巨人化の時のパワーを底上げするしかない!!」
ベルトルト「こ、声が大きいよライナー!!」
アニ(・・・空か、飛んでみたいな・・・)
アルミン(幼馴染たちがいつの間にか完全な別世界に行っていた件について)
200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:43:42.67 ID:bW8ItpPTo
・ ・ ・
ベジータ「ふんっ、初日から浮けた者はアニだけか。情けないぞ貴様ら!!」
ライナー「・・・アニ、お前どうやったんだ?」
アニ「さあね、自分で考えな」
ベジータ「ふんっ、まあいい。次の修行にうつる」
ベジータ「この30キロの重りをつけてぶっ倒れるまで走り続けろ!!誤魔化したりしたらぶっ殺してやるから覚悟しておけ!!!」
ジャン「・・・地獄だ」
エレン「何だ、たったの30キロか」
ミカサ「こんなのでは散歩にもならない」
ジャン(化け物かよ、お前ら・・・)
ベジータ「そういうと思ってエレンとミカサには特別にその二十倍の重りを用意しておいた、安心してぶっ潰れるまで走り続けるんだな」
エレン・ミカサ「」
202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:47:53.98 ID:bW8ItpPTo
ライナー「・・・井の中の蛙大海を知らずって、こういうのを言うんだろうな」
ベルトルト「だ、大丈夫だよ、巨人化さえすれば、いくらあの化け物たちにだって・・・」
ベジータ「そうだ、走った後に残っておいてもらいたいものがいる、今から呼ぶ者は後でオレの前にこい!!」
ベジータ「ライナー、アニ、ベルトルト、ユミル、エレンだ!!ほかの者はさっさと食堂で飯でも食っておくんだな!!」
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「!!!?」
エレン「?」
204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:50:11.54 ID:kByB8x2s0
これはww
206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:54:21.22 ID:bW8ItpPTo
・ ・ ・
ベジータ「・・・」
ライナー「・・・きょ、教官殿、私たちに何の用でしょう?」
エレン「そうだよ、早く飯食いたかったのにさ」
ベジータ「貴様ら、何か特別な力を隠しているな?」
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「!?」ビクビク!
エレン「特別な力?なんだそれ」
ライナー「そ、そんなものあるはずがないでしょう!?」
ベルトルト「そうそう!!そんなの僕たちの中二病ノートにしか存在しませんよ!!」
アニ「私には何の事だか・・・」
ベジータ「ほう?あくまでしらを切るつもりか・・・」
207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:56:58.15 ID:bW8ItpPTo
ライナー「し、しらをきるも何も・・・」
ベジータ「では、オレが貴様らを殺しにかかっても、そうしらを切り続けていられるかな?」
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「!?」ビクビクビク!?
ベルトルト「・・・じょ、冗談・・・ですよね?」
ベジータ「・・・」ニヤリ
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「」ガタガタガタガタ
エレン「なあ、師匠、よく分からないけど・・・」
ベジータ「ん?」
209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:01:47.11 ID:bW8ItpPTo
エレン「その力ってのをあいつらが見せたくないなら、見ないまま収まらないかな・・・」
ベジータ「何故だ」
エレン「ライナーたちも、何か理由があるんだろうしさ・・・それに」
ベジータ「む?」
エレン「・・・師匠が嫌われて欲しくないんだよ」
エレン「師匠は絶対にいい人だ、オレが保証する」
エレン「なのに、師匠の上っ面だけ見せて、ライナーたちに師匠を嫌いになってほしくないんだ」
ベジータ「・・・」
エレン「頼むよ、何とか、この場は抑えてくれないかな・・・?」
ベジータ「・・・チッ、命拾いしたな」
210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:03:51.34 ID:pWox6b/x0
エレンさん…
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:07:55.62 ID:bW8ItpPTo
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「」…フゥウウウ
エレン「大丈夫か?みんな」
ライナー「あ、ありがとうな、エレン。お前、本当に良いやつだよ・・・」
ベルトルト「ほ、本当に殺されるかと・・・」
ユミル「何だよあれ・・・お前の師匠ってやつ、本当に物騒なのな」
エレン「まあ、確かに物騒だけど・・・でも、良い人だよ」
ベルトルト「とてもそうは見えなかったけど」
エレン「ま、しばらく付き合っていけば分かってくるよ」
ライナー(エレンに助けられたな・・・あ、でもそういえばこいつも俺を簡単に屠れる力があったな・・・)
エレン「どうした?ライナー」
ライナー(・・・う、裏切るという行為にこんな純粋な恐怖を感じるなんて・・・!!!)ガクガクブルブル
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:12:14.19 ID:S53EnbEEo
特に悪意のない恐怖がライナーを襲う!
巨人「」
ズドォオオオオオオオオオオン…
エレン「・・・や、やった!!今度こそやったぞ!!!!」
ベジータ「さすがだエレン!!よくやったぞ!!!」
ミカサ「さすがエレン、すごい攻撃だった」
エレン「そ、そうかな・・・と、そうだ!!あの人たちは・・・!!」
調査兵団C「あ・・・ぅ・・・」
エレン「!まだかろうじて生きている人がいるみたいだ!!助かるかも!!」
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:03:00.65 ID:bW8ItpPTo
調査兵団C「・・・き、みたちは・・・」
エレン「エレン・イェーガーです!巨人はオレがぶっ殺したから安心してくれ!!もう大丈夫だ!」
調査兵団C「ま、まさか・・・」
ミカサ「本当のこと。エレンが一人で巨人を倒した」ドヤッ
エレン「何でお前が自慢げなんだよ・・・って、それより早くこの人を治療しないと・・・!!」
ベジータ「はっ!」ポゥ
エレン「し、師匠?何を・・・」
ベジータ「オレの気を少し分けた。少しの間は大丈夫だろう。早く壁の中に運ぶぞ」
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:11:44.32 ID:bW8ItpPTo
ウォール・ローゼ
エレン「・・・」
ミカサ「・・・」
調査兵団D「ありがとう・・・!!戦友を助けてくれて!!本当にありがとう!!」
エレン「いえ・・・」
調査兵団D「それにしても、君たちはどうやってあいつを助け出して・・・」
・ ・ ・
エレン「師匠、ちょっと俺、考えたことがあるんだ」
ベジータ「どうした?」
エレン「・・・俺、調査兵団に入りたい!!」
ベジータ「・・・!!」
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:22:22.59 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「・・・そうか」
エレン「巨人を駆逐するにはそれが一番だと思うんだ!!あのまま修行を続けていたいけど・・・」
エレン「でも!俺はやっぱり調査兵団に入って、巨人を駆逐したいんだ!!!」
ベジータ「・・・」
エレン(・・・何で黙りこくってるんだろう)
ミカサ(さあ・・・)
ベジータ(・・・エレンとミカサが、オレ以外のやつから指導を受けるのか・・・)
145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:28:09.45 ID:bW8ItpPTo
エレン「訓練兵の教官なんかより、師匠の方が絶対指導が上手いと思うけどさ・・・でも」
ベジータ(訓練兵の教官か・・・そんなどこの馬の骨とも知れん連中に・・・・・・)
ベジータ(・・・教官?)
エレン「と、とにかくオレは・・・!!」
ベジータ「・・・良いじゃないか」
エレン「へ?」
ベジータ「行って来い、巨人を駆逐する兵士になるのだろう?」
エレン「・・・あ、ああ!」
ベジータ「オレが教えたことをしっかり覚えておくんだぞ!」
エレン「忘れねえよ、忘れるもんか!!!」
エレン「それじゃあ、師匠、またなーー!!!」
ミカサ「また会いましょう」
ベジータ「ふんっ、機会があったらな!」
タッタッタッタ・・・
ベジータ「・・・さて、エレンたちが訓練兵になるまで大体数年か・・・」
ベジータ「・・・次元の穴を開けて・・・そうだ、タイムマシンを使えば・・・」
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:46:29.01 ID:bW8ItpPTo
数年後・・・
エレン「やっとここまで来たな、ミカサ」
ミカサ「ええ」
アルミン(・・・この二人、ウォールローゼに来てから随分と仲が良かったなぁ)
アルミン(よく二人でどこかに出かけて・・・いつも傷だらけだったけど)
アルミン(まあ、僕の胃が痛くなるような事態が起こらなくて良かったとも言えるけど・・・)
エレン「さて、教官ってどんなやつだろうな。まあ、どんなやつでも師匠よりも凄いやつってことはないだろうけど」
ミカサ「そうね。あの人と比べたら大抵の人は見劣りする」
エレン「師匠みたいな人だったらいいなぁ」
ベジータ「オレが貴様らの教官を務めるベジータだ!!よく覚えやがれ!!!!」
エレン・ミカサ「」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:47:50.69 ID:82ozKehL0
まさかのwwww
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:48:08.42 ID:YKCGzLBxo
ベジータさんwwwwww
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:48:36.07 ID:UtusuFSwo
ワロタ
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:52:55.16 ID:bW8ItpPTo
食堂にて
エレン「ミカサ!アレはどういうことだ!?」
ミカサ「分からない・・・でも、あの禿げ方は師匠以外に二人といるはずがない」
エレン「それはオレだってわかってるよ!!オレが知りたいのは何であの人が教官に・・・!」
アルミン「二人とも、教官と知り合いだったの?」
エレン「ああ、知り合いというか、何というか・・・」
コニー「なあなあ!お前らってシガンシナ区からきたんだよな!?」
エレン「あ?それがどうかしたか」
コニー「じゃあ、見たのか超大型巨人を!!」
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:54:00.12 ID:M6ocxVvSO
Mハゲェ…
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:54:10.75 ID:Gvwc1QAMo
禿げ方て
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 21:56:01.75 ID:bW8ItpPTo
エレン「ああ、見たぜ」
マルコ「本当に!?」
コニー「すげえでかいんだろう!?壁を跨いだんだって!?」
エレン「いや、そこまではデカくなかったな」
マルコ「でも、大きいことには変わりないだろ?ど、どれくらい凄かった?」
エレン「大したことねえよ、あんなの」
マルコ「・・・え?」
エレン「だってさ・・・」
エレン「超大型巨人より強いやつ知ってるから、オレ」
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:02:27.45 ID:bW8ItpPTo
コニー「は?」
ジャン「はっ、何言ってやがる、このホラ吹き野郎。そんなこと言って調査兵団志望の死にたがりのお友達でも作ろうってのか?」
エレン「いや、ちげえよ。別にそんなつもりはない」
ジャン「どうでもいいけど、オレの内地にいって楽をする計画を邪魔するなよな!!」
エレン「お前、そんなこと考えてたのか?」
ジャン「悪いか!?正義ぶりやがって!!全員がてめえみたいな死にたがりだと思うなよ!」
エレン「いや、別に悪いというつもりはないよ」
ジャン「じゃあどういうつもりだ!?」
エレン「・・・あの修行を受けたら、どんなことだって楽に感じれるようになるだろうなって思っただけだよ」ボソッ
ミカサ「・・・コクリ」シミジミ
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:07:19.49 ID:bW8ItpPTo
エレン「ま、今回はこれで手打ちにしとこうぜ。別に、オレはあんたと対立するつもりはないんだよ」スッ
ジャン「・・・ま、今回はそれですましてやるよ」スッ
ミカサ「・・・!エレン!駄目!!!」
エレン「え?」
バギッ
ドッガァアアアアアアアアアアアン!!!!
サシャ「な、何ですか!?巨人の襲来ですか!?」
エレン「す、すまねぇ、ジャン、手加減したつもりだったんだけど・・・」
ジャン(・・・エレン死ね)
178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:12:02.91 ID:bW8ItpPTo
数日後・・・
アルミン「確か、今日からもう立体機動の訓練が始まるんだよね」
コニー「らしいな、くぅー!楽しみだぜ!!」
ジャン「エレンのやつには絶対負けねぇ・・・!!」
マルコ「でも、それらしい装置がまったく用意されてないみたいだよ?」
ライナー「いったいどういうつもりなんだ・・・?」
アニ「さぁ」
エレン・ミカサ「・・・まさか」
181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:15:55.94 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「よしっ!全員そろったようだな!!」
アルミン「きょ、教官!!立体機動装置のたぐいのものが見当たらないのですが・・・」
ベジータ「そいつは使わん」
アルミン「!?」
ベジータ「今すぐお前らの記憶から立体機動装置なんてものを消し去れ」
ライナー「・・・本当にどういうつもりなんだ、あの教官」
マルコ「で、では教官!僕たちは何をすればいいのでしょう!?」
ベジータ「空を飛べ」
エレン・ミカサ以外の訓練兵「!!!?」
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:17:14.93 ID:pb9UCwi8o
これは頭おかしい人ですわ
184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:19:09.62 ID:bW8ItpPTo
マルコ「そ、そんなことが出来るはずがありません!!」
ライナー「人が空を飛ぶなんて、そんな無茶な・・・!」
ベジータ「・・・エレン、ミカサ、手本を見せてやれ」
エレン「ほーい」ヒューン
ミカサ「これで良い?」ヒューン
エレン・ミカサ以外の訓練兵「・・・・・・・・!!!!?」
そりゃそうなるわ
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:26:19.75 ID:bW8ItpPTo
ベジータ「これを貴様らに教え込んでやる!!立体機動なんぞよりよっぽど便利だぞ!!」
ジャン「・・・黒髪の、天使か・・・?」
クリスタ「うわぁ、すっごーい・・・」
ライナー(・・・何だか、急速に勝てる気が失せて来たんだが・・・)
ベルトルト(だ、大丈夫だよ、飛べるだけなら蠅と変わらないさ!!き、きっと大丈夫だって!!)
ワーワーガヤガヤ・・・
教官A「お、立体機動の適正検査でもやってるのかな?」
教官B「懐かしいな、昔やったよ」
教官A「さて、ちょっと様子でも見て・・・」
エレン「ミカサ!!ちょっと早すぎるって!!逃げるなよ!!」ビューン!!
ミカサ「空中鬼ごっこなのだから、逃げないと意味がない」ビューン!!
エレン「くそっ、絶対捕まえてやるからなーーー!!!」ビューン!!!
教官A「・・・何やってるんだ?」
教官B「最近の立体機動装置は、透明なつくりにでもなったのかな」
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:31:19.11 ID:bW8ItpPTo
教官A「・・・な、懐かしい・・・な?」
教官B「少なくとも、オレの記憶にこんな光景は残ってないぞ」
ベジータ「どうやらサボらずに真面目に修行をしていたみたいだな」
エレン「当然だぜ!!」
ミカサ「前よりも、ずっと強くなった」
ベジータ「ふんっ、戦闘力にしてエレンは180、ミカサは240くらいにはなったか。ま、自分で修行をしたにしては上出来だな」
エレン「師匠!!また久しぶりに組手をやろうぜ!!今度こそ一発当ててやる!!」
ベジータ「いいぜ、かかってこい!!!」
ドガガガガガガガ!!!ズドーン!!!バガガズバァーーーン!!!!!
ベルトルト「・・・ねえ、ライナー」
ライナー「オレは何も見えない、何も聞こえない、何も知らない!!!」
199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:37:32.99 ID:bW8ItpPTo
クリスタ「むぅ、どうやったら飛べるようになるのかなぁ?」
ユミル「クリスタ、お前、マジで飛ぶつもりか?」
クリスタ「うん!だって私も飛んでみたいもん!」
ユミル(クリスタマジ天使)
ユミル「・・・教官にやりかた聞いてくるか」
ジャン(空を飛べるようになったら!オレもミカサと空中散歩を・・・!!)
ライナー「しゅ、修行をするんだベルトルト!!俺たちも力をつけて、巨人化の時のパワーを底上げするしかない!!」
ベルトルト「こ、声が大きいよライナー!!」
アニ(・・・空か、飛んでみたいな・・・)
アルミン(幼馴染たちがいつの間にか完全な別世界に行っていた件について)
200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:43:42.67 ID:bW8ItpPTo
・ ・ ・
ベジータ「ふんっ、初日から浮けた者はアニだけか。情けないぞ貴様ら!!」
ライナー「・・・アニ、お前どうやったんだ?」
アニ「さあね、自分で考えな」
ベジータ「ふんっ、まあいい。次の修行にうつる」
ベジータ「この30キロの重りをつけてぶっ倒れるまで走り続けろ!!誤魔化したりしたらぶっ殺してやるから覚悟しておけ!!!」
ジャン「・・・地獄だ」
エレン「何だ、たったの30キロか」
ミカサ「こんなのでは散歩にもならない」
ジャン(化け物かよ、お前ら・・・)
ベジータ「そういうと思ってエレンとミカサには特別にその二十倍の重りを用意しておいた、安心してぶっ潰れるまで走り続けるんだな」
エレン・ミカサ「」
202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:47:53.98 ID:bW8ItpPTo
ライナー「・・・井の中の蛙大海を知らずって、こういうのを言うんだろうな」
ベルトルト「だ、大丈夫だよ、巨人化さえすれば、いくらあの化け物たちにだって・・・」
ベジータ「そうだ、走った後に残っておいてもらいたいものがいる、今から呼ぶ者は後でオレの前にこい!!」
ベジータ「ライナー、アニ、ベルトルト、ユミル、エレンだ!!ほかの者はさっさと食堂で飯でも食っておくんだな!!」
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「!!!?」
エレン「?」
204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:50:11.54 ID:kByB8x2s0
これはww
206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:54:21.22 ID:bW8ItpPTo
・ ・ ・
ベジータ「・・・」
ライナー「・・・きょ、教官殿、私たちに何の用でしょう?」
エレン「そうだよ、早く飯食いたかったのにさ」
ベジータ「貴様ら、何か特別な力を隠しているな?」
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「!?」ビクビク!
エレン「特別な力?なんだそれ」
ライナー「そ、そんなものあるはずがないでしょう!?」
ベルトルト「そうそう!!そんなの僕たちの中二病ノートにしか存在しませんよ!!」
アニ「私には何の事だか・・・」
ベジータ「ほう?あくまでしらを切るつもりか・・・」
207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 22:56:58.15 ID:bW8ItpPTo
ライナー「し、しらをきるも何も・・・」
ベジータ「では、オレが貴様らを殺しにかかっても、そうしらを切り続けていられるかな?」
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「!?」ビクビクビク!?
ベルトルト「・・・じょ、冗談・・・ですよね?」
ベジータ「・・・」ニヤリ
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「」ガタガタガタガタ
エレン「なあ、師匠、よく分からないけど・・・」
ベジータ「ん?」
209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:01:47.11 ID:bW8ItpPTo
エレン「その力ってのをあいつらが見せたくないなら、見ないまま収まらないかな・・・」
ベジータ「何故だ」
エレン「ライナーたちも、何か理由があるんだろうしさ・・・それに」
ベジータ「む?」
エレン「・・・師匠が嫌われて欲しくないんだよ」
エレン「師匠は絶対にいい人だ、オレが保証する」
エレン「なのに、師匠の上っ面だけ見せて、ライナーたちに師匠を嫌いになってほしくないんだ」
ベジータ「・・・」
エレン「頼むよ、何とか、この場は抑えてくれないかな・・・?」
ベジータ「・・・チッ、命拾いしたな」
210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:03:51.34 ID:pWox6b/x0
エレンさん…
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:07:55.62 ID:bW8ItpPTo
ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「」…フゥウウウ
エレン「大丈夫か?みんな」
ライナー「あ、ありがとうな、エレン。お前、本当に良いやつだよ・・・」
ベルトルト「ほ、本当に殺されるかと・・・」
ユミル「何だよあれ・・・お前の師匠ってやつ、本当に物騒なのな」
エレン「まあ、確かに物騒だけど・・・でも、良い人だよ」
ベルトルト「とてもそうは見えなかったけど」
エレン「ま、しばらく付き合っていけば分かってくるよ」
ライナー(エレンに助けられたな・・・あ、でもそういえばこいつも俺を簡単に屠れる力があったな・・・)
エレン「どうした?ライナー」
ライナー(・・・う、裏切るという行為にこんな純粋な恐怖を感じるなんて・・・!!!)ガクガクブルブル
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/05/20(月) 23:12:14.19 ID:S53EnbEEo
特に悪意のない恐怖がライナーを襲う!
ベジータ「このベジータ様がこの世から巨人どもを消し去ってやるぜ!!」
Part1 Part2 Part3 Part4 Part5 Part6 Part7
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