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サシャ「安心する味なんですもん……」

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Part2
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 19:48:29 ID:.9jBkc0I
エレンはSSでは脇役の時の方が輝く不思議

21 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:49:20 ID:mz3Z7JZw
サシャ「……ライナー、終わったのはわかりますけど静かにしてください。まだ終わってない人もいるんですよ?」ギロッ
ライナー「うっ……すまん、悪かった」シュン
ユミル『やーいやーい叱られてやんのー』
ライナー『……お前後で覚えておけよ』
ユミル『よしミカサ、メモっとけ。夜の立体機動は未遂』
ミカサ『かしこまりました』カキカキ
ジャン『おいユミルてめえ、ミカサに何書かせてんだ!! ってかさっきから視界の端でうるせえよ!!』
ミカサ『……うるさくしてごめんなさい』シュン
ジャン『いやいやいやいやミカサに言ったんじゃねえから』ブンブンブンブン

22 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:50:39 ID:mz3Z7JZw
ユミル『ていうかさー、最初の位置取りがまずかったんじゃねえのー?』
ミカサ『……確かに、正面のライナーよりも隣に座っているジャンのほうが聞きやすい。と思う』
ジャン『きっ、聞きやすいなら俺に色々聞いてくれてもいいんだぜミカサ!』
ミカサ『ので、まずはジャンを排除するべき』
ジャン『』
アニ『ご愁傷様』ポン
マルコ『そのうちいいことあるって』ポン
アルミン『僕たちの戦いはこれからだ』ポン
ユミル『やめろやめろ、余計な期待抱かせるんじゃねえよ。かわいそうだろ』

23 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:51:27 ID:mz3Z7JZw
ライナー『……よし、ジャン。お前便所行ってこい』
ジャン『お前よくこの流れで鞭打つような真似できるな』
ライナー『頼む』
ジャン『ちっ……へいへい、何分ですかね上官殿』
ライナー『三十分』
ジャン『……長すぎだろ。腹下してんのか俺』
ライナー『早く』
ジャン『あーもーわかった、わかったよ。行けばいいんだろ行けば』ガタッ
コニー「……? おいジャン、どこへ行くんだ?」
ジャン「便所だよ、便所」ガチャッ バタンッ

24 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:52:55 ID:mz3Z7JZw
サシャ「……」カリカリ
ライナー「……」ウズウズ
サシャ「……」ウーン...
ライナー「……」ソワソワ
サシャ「……」パラパラ...
ジャン「ただいま」ガチャッ バタンッ
サシャ「あ、ちょっといいですかジャン」
ライナー「」
ユミル『やっべえあそこ超ウケる』バンバンバンバン
ミカサ『ユミル、静かに』シーッ
マルコ『ベルトルトの肩が震えてるね。大丈夫かな』
アニ『ツボに入っちゃったんじゃない? そのうち復活してくるよ』


25 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:53:52 ID:mz3Z7JZw
ライナー『こうなったら方法は一つしかない』
マルコ『もう少しあると思うけどなぁ。そこまで追いつめられちゃったんだ』
アルミン『ちなみに何?』
ライナー『ーー待ちの一手だ』キリッ
ミカサ『最低』
ユミル『ヘタレ』
アニ『意気地なし』
ジャン『女子のブーイングすげぇ』

26 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:55:12 ID:mz3Z7JZw
マルコ『でも、僕はライナーの気持ちもわかるかな。「教えさせてほしい」なんて普通言えないよ』
ライナー『だよな……だよな!』
ジャン『そうだなー、なんか女々しいよなそういうの』
ユミル『いやいや、どっちに転がろうが結局女々しいんだから言っちまえよ。そっちのほうがぐっと楽になるぞ』
ミカサ『男の人の愛情表現は、時に遠回しでわかりにくい。ので、もう少し積極的に行くべき』
アルミン『うーん……でも、やりすぎてがっついてるって言われるのはやだなぁ』
アニ『……世の中うまくいかないもんだね』
ジャン『面倒くせえなもう……よし、ちょっと待ってろ』

27 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:56:38 ID:mz3Z7JZw
ジャン「ーーなあサシャ、なんでライナーに聞かねえんだ?」
サシャ「え? や、あの……だって…………」モジモジ
ジャン「だってじゃねえんだよあっちはもう準備万端だっつの。見ろよあの物欲しそうな顔、今にも襲ってきそうじゃねえか」
サシャ「……」チラッ
ライナー「……」プイッ
サシャ「!?」ガーン!!
サシャ「……目、逸らされたんですけど」ズーン...
ジャン「お、おお……そうだな……」
ジャン『おいおいおいおいちょっと何やってんだライナーさんよ』
ライナー『いや、いざとなると……照れくさいというか……』
アニ『あんたにそういう女子力求めてないから』
ユミル『今はギャップ萌え必要じゃねえから』

28 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:57:55 ID:mz3Z7JZw
アニ「……喉渇いたから、お茶入れてくるよ」ガタッ
ミーナ「アニ、私にもお願いぃ!」
コニー「あー、俺も飲みてえなー。よかったら俺にも頼むわー」
アニ「……みんな同じでいいなら全員分入れてくるけど、いる?」
アルミン「じゃあ、お願いしようかな」
サシャ「なら私、手伝いますよ。一人で十三人分はキツイでしょうし」ガタッ
ミカサ「私も行こう」ガタッ
アニ「そんなにいらないよ。……そうだね、サシャだけ手伝って」
サシャ「はい、わかりました! お手伝いします!」
ユミル『……流れを変えに来たな』
ミカサ『さすがアニ、男子と違って頼りになる』

29 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:59:03 ID:mz3Z7JZw
ーー 数分後
クリスタ「やったぁっ! 終わったよー!」ワーイ
アルミン「クリスタが九番だね。エレンとコニーとミーナは……」チラッ
エレン「くちくしてやる……くちくしてやる……」ブツブツ
コニー「……あれ、どこ読んでたっけ」グルグル
ミーナ「ううー……どうしてアンヘルは私のレポートの邪魔するのぉ……」ボソボソ
ミカサ「……アニとサシャが戻ってきたら、一度休憩を入れるべき」
マルコ「そうだね。この状態じゃ仕切り直したほうがいいよ」
クリスタ「私も他の人のレポート読みたいな、誰かの余ってない?」
ベルトルト「なら、ちょうど今アルミンのレポートが読み終わったところだよ。交換する?」
クリスタ「うん、読ませて読ませて!」ヒョイッ

30 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 19:59:49 ID:mz3Z7JZw
クリスタ(わあ……頭がいい人のまとめ方って、やっぱり違うなぁ……)ピラッ
ベルトルト「……」ペラッ
ベルトルト「……………………」
ユミル「ベルトルさーん、読み終わったらこっち回してくれよ。クリスタのレポート読みたいんだ」
ベルトルト「あっ…………うん……………………どうぞ」スッ
ユミル「? もう終わったのか? 早いな」ピラッ
ユミル「………………」
クリスタ「……? どうしたの、ベルトルトもユミルも変な顔して」キョトン
ユミル「……いや、別に?」

31 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:01:32 ID:mz3Z7JZw
ベルトルト「ねえジャン。ちょっとサシャの書きかけのレポート見せてくれる?」
ジャン「勝手に見たら怒られるんじゃねえか?」
ベルトルト「大丈夫、中身は読まないから」
ジャン「……? よくわかんねえけど、ほらよ」ヒョイッ
ベルトルト「どうも」ピラッ
ベルトルト「…………」
クリスタ「ユミル、ユミル。私のレポートどうかな?」クイクイ
ユミル「うんうん、いいんじゃねえかなー」ナデナデ
クリスタ「やったー! 頑張った甲斐があったよ!」ワーイ
ジャン「……おいベルトルト、どうした。顔色悪いぞ」
ベルトルト「なんでもないよ。……これありがと。戻しておいてくれるかな」
ジャン「? おう」

32 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:02:50 ID:mz3Z7JZw
ミカサ「……ベルトルト。何かあったのなら話したほうがいい。そのほうが相手のためになる」
ベルトルト「……それは……その……」
ライナー「言いにくいのならなおさら話せ。その様子だとよほど深刻だったんだろう?」
ベルトルト「えっと、じゃあ話すけど……サシャもクリスタも、誤字脱字とか語尾が統一されてないとか段落がおかしいとか、細かいミスがかなりある」
ジャン「それくらいならまあ……後から推敲すりゃいい話だろ」
ベルトルト「それでね、サシャのレポートは何を言ってるのかわからないけど、何を言いたいのかはなんとなくわかって」
ベルトルト「クリスタのレポートは、何を言ってるのかはわかるけど、何を言いたいのかがわからないっていうか……表面上だけよく見せようとして、中身は空回ってる感じがする」
アルミン「……なるほど、レポートとしてはクリスタのほうが致命的だね」

33 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:03:56 ID:mz3Z7JZw
ライナー「ユミル。読み終わったらクリスタのレポートこっち回せ」
ユミル「ダメだ」
ライナー「……おい」
ユミル「お前らなぁ、寄って集って女の子をいじめて楽しいか? ん?」
アルミン「ねえユミル、さっきの僕とミカサの会話聞いてなかったの? 甘やかすのはエレンの……相手のためにならないって話してたでしょ?」
エレン「俺がなんだってー?」
ミカサ「エレンは黙ってて。集中」
エレン「あっごめんなさい」シュン

34 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:05:15 ID:mz3Z7JZw
ライナー「……ユミル、クリスタのレポートを渡せ」
ユミル「やなこった」
ベルトルト「じゃあ僕がもらうね」ヒョイッ
ユミル「あっ、ベルトルさん卑怯だぞ!!」グイグイ
ベルトルト「立ち上がっても届かないって。……はい、ライナー」ポイッ
ライナー「ありがとな、ベルトルト」ペラッ
ミカサ「後ろから失礼する」スッ
ジャン「俺にも見せてくれ」スッ
アルミン「じゃあ僕も見ようかな」スッ
マルコ「どれどれ……」スッ
ライナー・ミカサ・ジャン・アルミン・マルコ「………………………………」
クリスタ「……?」キョトン
ユミル「あーあ……」

35 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:06:31 ID:mz3Z7JZw
アルミン「……エレン、ちょっと君のレポート読ませて」
マルコ「コニー、君のもだ」
ミカサ「ミーナ、一旦中断してほしい」
ジャン「……一気に雲行きが怪しくなってきたな」
ライナー「……ユミル、お前は直してやる気がないんだな?」
ユミル「直すわけないだろ。クリスタはアホの子だからかわいいんだろうが」
クリスタ「アホの子じゃないよ! ちゃんとできてるもん!」プンスカ
ライナー「もういい。俺が一から手直ししてやる。クリスタ、座れ」
クリスタ「ええっ!? レポート終わりじゃないの!?」ガーン!!
ライナー「残念だが、お前の戦いはこれからだ」
クリスタ「そんなぁ……」ショボーン...

36 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:07:36 ID:mz3Z7JZw
ーー 同刻 給湯室
サシャ「昼前に麦茶作っておくなんて、アニは準備がいいんですねぇ」トポトポ
アニ「私が飲みたかったから入れただけだよ」
サシャ「それにしては量が多いですよね」クスッ
アニ「……ねえ、サシャ。なんであいつに聞かないの?」
サシャ「え? あいつって……」
アニ「あいつ、面倒見がよすぎて損する性格だから」
サシャ「……」
アニ「そっちが意地張っててもいいことないよ」
サシャ「でも、私……」モジモジ
アニ「誰かに取られちゃってから後悔しても遅いんだから。何か理由があるなら本人にちゃんと言いなよ」
サシャ「……はい、そうします」

37 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:08:17 ID:mz3Z7JZw
ーー 十五分後 とある空き教室
ベルトルト「二人とも、おかえり」
アニ「これは……」
サシャ「いったい何が……?」
ベルトルト「えっと……説明すると長いんだけど、見たまんまだよ」
ジャン「ちょっとでかいミスが発覚してな、一対一で指導中だ」
アニ(エレンとアルミン、マルコとコニー、ミーナとミカサ、クリスタと……ライナー……)チラッ
サシャ「……私、レポートやりますね」
アニ「……わからないところあったら聞きなよ」
サシャ「はい、ありがとうございます」

38 : ◆H4iwFNXQsw:2013/08/19(月) 20:09:37 ID:mz3Z7JZw
ーー 数分後
サシャ「……」カリカリ
ライナー「ーーで、ここの文が次の段落のーー」
サシャ「……」チラチラ
ライナー「ーーの正しい表記はこれだ。それでーー」カキカキ
サシャ「……」モジモジ
マルコ『あっれぇーこの光景さっき見たぞー?』
ユミル『おめでとう! 純情ピュアゴリラは鈍感ピュアゴリラに進化した!』
ジャン『そのネタ今後禁止な。ベルトルトが隅でやばいことになってるから』
アルミン『はーいサシャを煽った人は名乗り出てください、正直この状況キツイでーす』

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