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エレン「新宿の巨人」ミカサ「東口」

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Part3
54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:29:16 olZ1tEeg
エレン「知らねえ、赤じゃねえの」
ジャン「エレンマフラーの色じゃんかよ」ボソッ
エレン「なんで今聞くんだよ」
コニー「プレゼント買うんだとよ」ププ
ジャン「くっそコニー!」///
エレン「ふーん」
ジャン「いいか!俺はミカサを喜ばしてやる!誰よりもだ!」
エレン「何の宣言だよ」
ジャン「男のだよ。ま。家族っつー立場のお前には理解できねえ宣言だな」
エレン(……)
エレン「まてジャン。何を買うつもりなんだ?」
ジャン「教えねえよ」
ジャン「この特別な一日を、当然みてえにミカサと過ごしてるお前には」

55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:30:44 olZ1tEeg
サシャ マタアトデー!! フリフリ
ミカサ「5時に世界時計前に集まること、ジャンに伝えておいた」フリフリ
エレン「おうすまんな。これからどうするか?お前はどっか」
ミカサ「エレンの行きたいところに」
エレン「だと思ったよ」
エレン「この通りを見つつ……訓練に役立つもんがあったらほしいな。靴とか!」
ミカサ「靴なら本屋の手前にあった。少し戻ろう」
エレン「ああ」
ミカサ「……」ドキドキ
エレン「……ほらよ」ギュッ
ミカサ「!」///
ミカサ「エレンははしゃぐとすぐ迷子になるから///」
エレン「昔の話だろ」
エレン(手をつなぐとやっぱり少し嬉しそうだ)
エレン(……でもこれは、家族と離れたくないからっていうアレ、だよな)

56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:32:08 1SdtNAGw
いいね

57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:33:59 olZ1tEeg
1330ーー東口 明治通り・中央通り交差点付近
エレン /// ウットリ
エレン「買っちまったぜ!格闘術練習用のグローブとミット!その他もろもろ!」ニコニコ
エレン「格闘術の用品の専門店があったなんてな!」ニコニコ
ミカサ(無邪気なエレン、抱きしめたい///)
エレン「これで練習して、アニ師匠超えだな!」
ミカサ「エレン頑張って。打倒女狐。なんなら私も加勢する」ゴゴ
エレン(何いってんだこいつ)
エレン「中央通りだってよ。こっち行こうぜ」テクテク
エレン「ミカサは欲しいもんねえの」

59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:38:15 olZ1tEeg
>>56 ありがとう!
あ、>>57、明治通りと中央通りの間には交差点はないです。間違えた


58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:35:17 olZ1tEeg
ミカサ「新しい下着が欲しい。エレンの。すぐよれよれになるから」
ミカサ「あと、マグカップ。エレンの。すぐ割ってしまうから」
エレン(母さんかよ)
エレン「自分の」
ミカサ「これといったものは」
エレン「何かあんだろ」
ミカサ「……」
ミカサ「その、近頃日が長くなってきた。ので、帽子。など」
エレン「そうか」
エレン(帽子か……いいのあったら買ってやりたいな)

60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:39:18 olZ1tEeg
トコトコ
エレン「お!駅側からベルトルトとユミルが来るぞ」
ベルトルト「やあ」
ユミル「お前らか」
エレン「珍しい組み合わせだな」
ミカサ「ライナーもいる」
ユミル「あれはライナーじゃねえ、カレー屋の看板のゴリラだ」
ミカサ「ミカサジョーク」
エレン(はまってんのかよそれ)
ユミル「ゴリラならクリスタをさらって消えちまった」チッ
ユミル「にしても……お前らずいぶんラブラブだな。お手手つないで」
エレン「こっこれは!///」
ミカサ「人混みで離れ離れになってはいけない。家族なら当然のこと///」
エレン(また家族、か)

61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 00:40:55 ObKeD8hc
エレンがミカサを家族じゃなく異性として見てやればいいのにな。ミカサ可愛いよな

62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 01:19:32 OFCs0IE.
日常系SSだから深く考えてもらわなくてもいいんだけど
巨人ポスターがあったってことは進撃の漫画もあるから
エレン達にとってとんでもないネタバレになるなw

63 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 11:00:55 olZ1tEeg
>>62 そのくだりも描いたんだけど省いちゃった。今後アルミンルートができたらそこで頑張る

64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 11:02:02 olZ1tEeg
エレン「そういや!格闘技の練習道具を買ったんだぜ! 見るか!?」ゴソゴソ
ユミル「いやいい。なあベルトルさん。例のオツカイ、こいつらに任せよう」
ベルトルト「えっ!さっきと話が違うよね」アセアセ
ユミル「あいにく私は気分屋なんでね。ほれエレン」バッ
ユミル「私らがアルミンに頼まれたお買い物リストと予算だ。買ってこい」
エレン「なんだよいきなり……ん?」ペラッ
エレン「……はあ!?何やってんだお前ら!こんなモン買ってこいっていうのか!?」
ユミル「それはアルミンに頼んだ団長に言え。まあこの他にも任務はあるみたいだったけどな」
エレン(アルミン何やってんだ!こんな任務……!)
ベルトルト「ユミル、やっぱりだめだよ。僕1人で行くから」アセアセ
エレン「まて」
ベルユミ「?」

65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 11:02:44 olZ1tEeg
エレン(これにミカサは巻き込みたくないな)
エレン「……俺がいく。ミカサはどっかで待っててくれ」
ミカサ「私も行こう。そのリストを見せて」
エレン「えっ!だっだめだ!」アセアセ
ミカサ「どうして?」
エレン「ちょっやめろ!奪おうとするな!」
ミカサ「私もアルミンに協力したい」グググ
エレン「これはミカサにはできない任務だ!」グググ
ミカサ「私は強い」
エレン チラッ
ベルトルト「!」

66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 11:03:55 olZ1tEeg
ベルトルト「そそそうだ! ぼくとエレンがふたりで行く!」
ベルトルト「終わるまでミカサとユミルは所定の場所で待つ。それでどうだい?」アセッ
エレン「おう!そうするしかねえな!」
ミカサ「ベルトルトでは不安」ジィ
ベルトルト「スミマセン」
エレン「ベルトルトは俺より成績いいだろ。すぐ戻るから」
ミカサ「……わかった」
ユミル「ちっ。つまんね……」

67 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 11:14:41 olZ1tEeg

ユミル「そこ喫茶店でまってるからなー。あくしろよー」ブンブン
ユミル「店はいるぞ。私はこのナポリタンなるものを食ってみたい」
ミカサ「私はすでに食事をすませた」
ユミル「菓子食ってろ」
イラッシャイマセー
ユミル「ふー! やっと一休みできる」ドサッ
ミカサ「ところでふたりは何を購入しに行ったの」
ユミル「察しつかねえのか?あいつらあんなに共犯者めいた素振りしてたのに」
ミカサ コクッ
ユミル「ハハッ。淫乱調査兵団様のハイテクエログッズ買いにいったんだよ」
ミカサ「?」
ユミル「エログッズ」
ミカサ「……」
ミカサ「エレン!!今行く!!」ガタッ
ユミル「ばか待て!」ガシッ

76 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:07:36 olZ1tEeg

ミカサ「ととと取り乱してしまった」
ミカサ「あなたの処遇はのちほど決定させてもらう。しかし先に」
ミカサ「アルミンの任務を引き受けた経緯を教えて」
ユミル「ん?ああ」
ユミル「さっき青梅街道っつーでけえ通りのカフェにいたら、見えたんだ」
ユミル「アイツが通行人に話しかけてるのがな」
ユミル「んでいかにも童貞狩りを趣味にしてそうなあばずれにお遊びされそうになってたからな」
ユミル「仕方なく声をかけてやったんだよ」クスクス
ミカサ「……」
ユミル「話を聞けば、エログッズリストの内容の意味もわからないまま」
ユミル「そいつを見せて売ってる店を聞き込みしていたんだと!」ケラケラ
ユミル「ダハハハ!うけるよな!んなことコニーでもやんねえよ」
ユミル「座学トップ様のくせにそっち方面はからっきしだったわけだ」ケラケラ

77 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:08:32 olZ1tEeg
ミカサ「アルミンのことを笑うやつは私が許さない」キッ
ミカサ「しかし……」
ミカサ「アルミンを助けてくれたこと、感謝している」ペコッ
ユミル「相変わらず過保護だな。お前の護る対象はエレンだけじゃないのか」
ミカサ「……エレンとアルミンには幸せになって欲しい」
ユミル「おいおい自分の幸せはどこいった?エレンのこと好きなんだろ?」
ミカサ「エレンはアルミンと一緒にいるといつも楽しそう」
ミカサ「なので、私はただ、邪魔にならないように、その側にいたいだけ」
ミカサ「アルミン……言ってくれたら手伝ったのに」ボゾ
ユミル「驚いた……お前らって本物の意味で三角関係なんだな」
ミカサ「?」
ユミル「はっ!しかも見てくれは整った等辺なのに、それぞれが二等辺だと思ってやがるのか」
ミカサ「なんのこと?」
ユミル「つまりお前ら馬鹿なんだ」

78 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:10:10 olZ1tEeg
ーー大人の玩具屋
エレン「さっきはサンキューな」
ベルトルト「全ての男性は仲間だからね」
エレン「でも意外だったぞ。ベルトルトって性欲あんだな」
ベルトルト「えっ」
エレン「寮で猥談してたとき、ベルトルトっていつも興奮したライナーを鎮める役だっただろ」
ベルトルト「君こそ、訓練や巨人の話ばかりだったじゃないか」
エレン「そうか?俺だって健康思春期男子並だ。女子に触れる訓練はやっぱり嬉しかったし」
ベルトルト「アニ」
エレン「あの強さと身体の柔らかさのギャップ。きれいな指先」
ベルトルト「……ほう。着眼点はいいね。でも惜しい」
エレン「?」

79 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:11:30 olZ1tEeg
ベルトルト「そんな思春期君なら、ミカサを連れてくるべきだったよ」
エレン「嫌がるに決まってんだろ」
ベルトルト「それがそそるんじゃないか」ニヤ
エレン「策士か」ニヤ
エレン「まあでも今日は、ミカサにとって優しいやつでいたいから」
ベルトルト「あ、店員さんすみません。この紙のやつ一式ほしいんですけど……はい」
ベルトルト「……そろえてくれるみたいだね、待っていよう」
エレン「触ってみろこれ。すげえ気持ちよさそうだ。このサンプル本物そっくりだぜ」
ベルトルト「えとごめん。わからないや、僕まだ童貞だから」
エレン「いや俺もだけど」
ベルトルト「本物知らないのに本物そっくりと言ってしまうこと」
エレン「あるよな」

80 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:12:06 olZ1tEeg
ベルトルト「ミカサとこういうことは?」
エレン「しねえよ。恋人同士がするもんだ」
ベルトルト「いつも君を見ている」
エレン「知ってるよ。どうせ家族だからだろ?」
ベルトルト「え、違うと思うけど……」
エレン「え?」
エレン「俺の汗にパンひたして食えるって言ったり」
エレン「古くなった俺のパンツをハンカチにしようとするのは」
エレン「あれは家族だからじゃないのか?」
ベルトルト「君の家庭環境が気になった」ゾッ

81 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:12:39 olZ1tEeg
ベルトルト「エレンにとってのミカサは?やっぱり家族、かい?」
エレン「んー……んと」
エレン「アルミンが今日、それをよく考えろって言ってくれて、考え中」
ベルトルト「中間報告」
エレン「……ミカサが家族になってから、風呂もベッドも一緒だったけど」
エレン「でもそれから3年間寮暮らしして、お互い身体も変わったし」
エレン「美人だし、怒ると怖いけどやっぱ優しいし……安心するし」
エレン「ちょっとは意識する、しているかもな……。腹筋男だけど」
エレン「家族なのにな。俺はおかしいやつだ」
ベルトルト「そんなことないさ。事情も事情だし、君たちの言う家族はきっと多義的なんだよ」
エレン「タギテキ?」
ベルトルト「家族の意味は君たち次第ってこと」
エレン「?」
ベルトルト「ずるいな君は……そんな便利な口実、僕も欲しかった」ボソッ


82 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:13:32 olZ1tEeg
エレン「?」
ベルトルト「あ、定員さん呼んでる。準備できたみたいだ、行こう」
エレン(ふう。ベルトルトに話して少しすっきりしたな)
エレン(俺はミカサのことを女子として見ている、のか。でもなんか)
エレン(サンプル触ってたら下半身が立体機動しちまった……これじゃミカサんとこに戻れねえ)
ベルトルト「あ、定員さん。これは別払いで」
エレン「?」
エレン「この“超大型ぞうさん shinjuku night”はリストには載ってないだろ」
ベルトルト「これは、えっと……。一身上の都合で」
ベルトルト「ちち違うよ!?別に僕が女の子に使うためのものじゃなくて!」
エレン「お前じゃあ男のために使うってのか?……お前ホモかよ」ゾゾッ
ベルトルト「誤解だ!言い方が悪かっただけで!聞いてよ!」アセッ
エレン「なんていうか、ほどほどにな……」
ベルトルト「」
エレン(しかしホモ話聞いても萎えきんねえな。どうしよ)

83 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:14:07 olZ1tEeg
ベルトルト「はい。えっと……領収書?ってなんですか?支払者の名前?」
ベルトルト「えっとじゃあ『エルヴィンヅラのくせに』でお願いします。はい。ありがとうございます」
ベルトルト「よし行こうエレ……あれ?」クルッ
ベルトルト(さっきまで横にいたのエレンが消えた?)
ベルトルト「あれ、エレーン?どこだい?会計終わっt」ヒョイッ
エレン「ベルトルッ……さっきのサンプルっ、やっぱ気持ち……いい……んっ」ビク
ベルトルト「思春期ってこわいなあ」

84 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:14:42 olZ1tEeg
1400ーー東口 中央通り 喫茶店前
ミカサ「エレン!?」
エレン「……う……ひっく……」ポロポロ
エレン「何があったの!?泣いてないで話して!」ガシッ
ベルトルト「サンプルを自身の息子で白昼堂々試して大目玉をくらったと言ってしまいたい」
ユミル「言ってしまってるよベルトルさん」
エレン「なんでもっ……ねえよ……うえっ……ぐずっ」ポロポロ
ミカサ「教えて!誰にやられたの!?痛いことされたの!?」
ベルトルト「自分でやったし、気持ちいいことしてたと言ってしまいたい」
ユミル「言ってる言ってる」

85 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/21(日) 16:15:12 olZ1tEeg
エレン「あっ!アルミンからの伝言で5時に」
ユミル「西口世界時計前の件はアルミンから聞いてる。もう行くぞ」
ユミル「戦利品はベルトルさんが持ってな」
ベルトルト「はい」
ベルトルト「そうだエレン。言い忘れたことがあるよ」
エレン「なんだ?」
ベルトルト「さっきジャンに会った。ミカサにリボンの付いた麦わら帽子を買っていたよ」ボソッ
ベルトルト「じゃ、頑張って」ニコ
エレン(むぎわら……ぼうし……)

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