しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
Part64
Part1<<
Part60
Part61
Part62
Part63
Part64
Part65
Part66
Part67
Part68
>>Part81
評価する!(798)
クレしんSS集一覧に戻る
評価する!(798)
クレしんSS集一覧に戻る
257 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 18:59:14.67 ID:1bwQQCIO0
ルザミーネ「ッああああっ!」グルルルン!
ルザミーネも負けじと身体を旋回させて触手を回しながらみさえを払おうとした。しかし、みさえは2本の触手でガードしつつ1本の触手でルザミーネの足を掴むと、頭上へと振り上げ、一緒に落下する。
みさえ「ふんっ!」グワッ!
ルザミーネ「なっ!?」
そして触手を力いっぱい動かして、落下する際に生まれる勢いに任せて、ルザミーネを地面に叩きつけた!
みさえ「おりゃあああっ!」
ドッゴォッ!!
ルザミーネ「ご、ごのっ!」ブンッ!
ガシッ!
ルザミーネ「!?」グググッ
みさえ「次から次へと、自分のワガママに人を巻き込んで……いい加減にしなさいよ! オバサン! しんのすけに手を出そうなんて15年早いのよ!」バチッ! バチチッ!
ルザミーネ「オ、オバ……ッ! なんですって……!」ガクガク
みさえ「オバサンにオバサンって言って何が悪いのよオバサン!! 私より11歳年上だからっていつまでも調子こいてんじゃないわよ!!」
ルザミーネ「キ……ヴアアアゥッー!!」カッ!!
258 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:12:13.92 ID:1bwQQCIO0
ドウッ!!
みさえ「!?」
ルザミーネの触手からパワージェムの光線が放たれ、すぐさまみさえは距離を取った。そのままルザミーネは立ち上がると、1本の触手を丸め、みさえの顔面に拳を叩き込もうと襲いかかる!
ルザミーネ「アアアウッ!」グワッ
みさえ「ぬぁぁっ!」ゴウッ
まけじとみさえも触手を丸めて振りかぶり、ルザミーネに突進した! 触手と触手がぶつかりあい、2人のマザービーストを中心に凄まじいエネルギーが周囲にほとばしり、大地を抉っていく!
ドッゴォォォッ!!
ルザミーネ「ヴ ア ア ア ア ア ウ ッ !!」ゴゴゴゴゴゴ!!
みさえ「お ん ど り ゃ あ あ あ あ あ っ ! !」ドドドドドド!!
2つの拮抗した力がぶつかり合う!
しかしーー。
みさえ「ーーふんッ!」グッ
ルザミーネ「!??」ガクン!
みさえはルザミーネの触手と激突している触手を一気に下ろすと、つられてルザミーネも体勢を崩した!
259 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:13:28.56 ID:1bwQQCIO0
ウルトラスペースの上空に吹っ飛ぶルザミーネは、鈍い痛みをこらえながら空中で一回転して体勢を立て直すと、すべての触手を大きく広げた!
ルザミーネ「アアアウッ!」
ドンドンドンドンッ!
みさえ「……!」ギュンッ
すべての触手からパワージェムの光弾が放たれ、全てがみさえに降り注いでくる!
しかし、みさえは地面を蹴って空中に飛翔すると、光弾を避けつつルザミーネに接近する!
ルザミーネ「はあああっ!!」ゴウッ!
ルザミーネは赤いオーラを纏うと、2本の触手を空に向かって掲げると、宝石のように煌く巨大な岩が出現した。
ルザミーネ「消え失せなさい!」ブンッ!
それを投げつけるような動作で触手を振り下ろすと、巨大な岩は光の玉と化して、みさえに向かって落ちていく!
ゴゴゴゴゴゴ!
260 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:14:38.81 ID:1bwQQCIO0
みさえ「……!」
光の玉がみさえにぶつかった瞬間、周りの空間を巻き込みながら、大爆発を起こす!
ドゴォォォォン!
シュウウウッ
ルザミーネ「ウフフ……これを喰らって生きてられるはずが……」
ゴゴゴゴ
みさえ「……」バチッ バチチッ
ルザミーネ「あ……あ……!?」
みさえ「なにこれ? 日焼けさせるつもりだったのかしら? アンタのビーストに対する愛がこの程度なら、正直ガッカリなんだけど」
ルザミーネ「なんなの…? なんなの……あなたは」ワナワナ
みさえ「子供たちを愛している、普通の『かーちゃん』よ」ブゥンッ!
みさえの姿が一瞬にして消えたかと思うと、ルザミーネの目の前に現れる!
ルザミーネ「!?」
みさえ「るぉらぁぁっ!」ガスッ!
ルザミーネ「あ゛ぐぁっ!」ゴッ!
261 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:16:09.04 ID:1bwQQCIO0
みさえ「メリーゴーランド・グリグリ・シネマトゥエンティーファイブッ!!」グリグリグリグリ!!
ルザミーネ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ ! ? ?」グルングルングルンッ!!
ルザミーネの頭部に2つの触手を押し付けると、そのまま回転しつつグリグリ攻撃を始めた! えも知れぬ鈍い激痛に、ルザミーネは悲鳴を上げる。
みさえ(ーーなんなのかしら? この人の攻撃のおかしな手応えのなさ……)
ひろし「なんてハイレベルな戦いなんだ……」
ひろし(あのみさえと夫婦喧嘩は絶対出来ねぇ……)
ロトム図鑑(あの戦いを録画してポケチューブにアップすればたくさん再生数稼げそうだな)
リーリエ「ひろしさん! ちょっと不安ですけど……かあさまはみさえさんに任せて、わたしたちはしんちゃんを!」
ひろし「あ、ああ!」
262 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:20:41.11 ID:1bwQQCIO0
>>258
抜けてる部分があったので修正
ドウッ!!
みさえ「!?」
ルザミーネの触手からパワージェムの光線が放たれ、すぐさまみさえは距離を取った。そのままルザミーネは立ち上がると、1本の触手を丸め、みさえの顔面に拳を叩き込もうと襲いかかる!
ルザミーネ「アアアウッ!」グワッ
みさえ「ぬぁぁっ!」ゴウッ
まけじとみさえも触手を丸めて振りかぶり、ルザミーネに突進した! 触手と触手がぶつかりあい、2人のマザービーストを中心に凄まじいエネルギーが周囲にほとばしり、大地を抉っていく!
ドッゴォォォッ!!
ルザミーネ「ヴ ア ア ア ア ア ウ ッ !!」ゴゴゴゴゴゴ!!
みさえ「お ん ど り ゃ あ あ あ あ あ っ ! !」ドドドドドド!!
2つの拮抗した力がぶつかり合う!
しかしーー。
みさえ「ーーふんッ!」グッ
ルザミーネ「!??」ガクン!
みさえはルザミーネの触手と激突している触手を一気に下ろすと、つられてルザミーネも体勢を崩した!
その隙にルザミーネの腹部に向けて手の空いている触手をえぐりこむように打ち込んだ。
みさえ「るあああっ!」
ドゴッ!
ルザミーネ「がはっ!」
263 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:22:07.83 ID:1bwQQCIO0
みさえとルザミーネが壮絶な戦いを繰り広げている中、リーリエはしんのすけにを降ろして揺さぶった。
ひろし「しんのすけ! しっかりしろ!」ユサユサ
リーリエ「しんちゃん! しんちゃんっ!!」ユサユサ
しんのすけ「」
ひろしとリーリエはしんのすけの肩を揺さぶるが、当の本人は返事がないまま、目を閉じている。
ひろし「返事しろよ! お前、島巡りチャンピオンになるんだろ! こんなとこで寝てんじゃねぇ!」
リーリエ「いや……いやです! 一緒に旅するって、トレーナーについて教えてくれるって、約束したじゃないですか!!」
ひまわり「うあ……あ……!」
シロ「クーン……」
フェローチェ「フェロ……」
リーリエ「しんちゃん……死なないで……っ!」
しんのすけ「」
ブッ
264 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:23:02.37 ID:1bwQQCIO0
リーリエ「」ズルッ
ひろし「くせっ!」
しんのすけ「……」ブルブルッ
ロトム図鑑「……どうやら、気を失っているだけのようだ。さすがに二度もZワザを使えば、大の大人でも堪えるだろうぜ」
リーリエ「はぁ……びっくりしました。とにかく、無事で良かったです」
ひろし「だけどよお……ルザミーネの奴、しんのすけをここまでボロボロにしやがって……!」ギリッ
ひろし「しんのすけ……どうしたら目を覚ましてくれるんだ?」
リーリエ「このウツロイドさんを剥せれば、元通りになるのでは?」
リーリエはしんのすけにまとわりついているウツロイドを指さした。
ひろし「なるほど……よし、俺が触手を外してみる。リーリエちゃんは頭の方を引っ張ってみるんだ!」
リーリエ「はいっ」
265 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:23:50.60 ID:1bwQQCIO0
ひろしは、身体にまとわりついているウツロイドの触手を剥がしに掛かり、リーリエもウツロイドの頭部を掴んで無理やり外そうと引っ張る。しかし、ウツロイドも抵抗してがっちりと固定したように動かない。
リーリエ「ううッ……! ダメです…びくとも動きません」
ひろし「くっそお、ここまで来て……!」
ロトム図鑑「私に任せろ。電気ショック療法だ」
ぶりぶりざえもんはコードを伸ばすと、それをしんのすけのインドぞうさんにあてがった!
ビリビリビリビリッ!!
しんのすけ「お゛お゛お゛う゛お゛お゛お゛う゛!!??」ビクビクビクッ!!
げ ん
こ つ
ロトム図鑑「」
リーリエ「どこに電気ショック与えてるんですかっ!///」
ロトム図鑑「だ、大事なところに刺激を与えれば起き上がると思って……」
ひろし「しんのすけのインドぞうさんを使い物にさせなくする気か!」
266 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:24:57.15 ID:1bwQQCIO0
リーリエ「でも、本当にこのままずっと元に戻らなくなったらと思うと、わたし……」
ロトム図鑑「……私に良い作戦がある」
ひろし「お前また下らないことやるんじゃないだろうな?!」
ロトム図鑑「馬鹿な事を言うな。いつまでも私が空気を読まずにボケると思うか」
ロトム図鑑「今、眠っているしんのすけの精神そのものに訴えかけて、意識を無理やり覚醒させる」
リーリエ「どうやってですか?」
ロトム図鑑「私をしんのすけの意識とリンクさせるのだ。コンピューターにハッキングできることを応用して、私が直接奴の精神の中に潜り込み、記憶や感覚を引き出して刺激を与え、目覚めさせる」
ひろし「そんなことできるのか?」
ロトム図鑑「私を舐めるな。私はゴーストタイプだぞ。人間に取り付くぐらいわけがない。それに、元国際警察のハッカー兼サイバーテロ対策部隊所属だからな」
ひろし「なんだそりゃ……お前電気タイプも入ってるだろ! ハッキング関係ねぇし!」
ひろし「ああくそっ、この際文句は言ってられねぇか! もう好きにやってくれ!」
リーリエ「なんだかSFっぽくてよくわからないですが……。ぶりぶりざえもんさん、お願いします! しんちゃんを助けてください!」
ロトム図鑑「よしきた。コードをしんのすけの頭にくっつけるぞ」
ひろし「まさにワラにもすがる思いってやつだな……」
267 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:26:00.31 ID:1bwQQCIO0
ぶりぶりざえもんはコードをしんのすけの両こめかみにくっつけると、目を閉じ始めた。
ロトム図鑑「しんのすけの脳内神経とリンク完了……ダイブ開始」ウィーン
ぶりぶりざえもんの画面が、まるで意識を失うようにぼかされていく。
ひろし「本当に頼んだぞ。ぶりぶりざえもん」
リーリエ(しんちゃん……)
ロトム図鑑「…………」ピーピコピコピコ
しんのすけ「……」ピクッ
ひろし「動いた!」
ロトム図鑑「……だいぶ厄介なことになってるな。今のしんのすけは、記憶もなければ意思もない、廃人も同然だ。無理やりウツロイドの力で自我を無理やり抑えられていると言っていいだろう」
リーリエ「そんな……しんちゃんは、元に戻らないんですか?」
ロトム図鑑「脳に直接刺激を与えれば、物の弾みで戻るかもしれん」
リーリエ「刺激、ですか?」
ひろし「具体的に何をすればいいんだ?」
ロトム図鑑「さあな、なにせ人間の精神をハッキングするなんて初めてだからな……」
ひろし「くそっ、どうしたら? どうしたら目覚めてくれるんだ? しんのすけ!」
268 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:29:59.50 ID:1bwQQCIO0
しんのすけの精神世界
しんのすけの心は、ルザミーネが取り付かせたウツロイドの『毒』によって、ばらばらにされていた。
精神は既に形を成しておらず、暗黒の空間の中でぼんやりと浮かんでいた。
ただーー意識の外からやってきだ、何者かが語りかけてくる。
「……か? ……け」
ーーオラ、オラ、誰だっけ?
ーーカンタムだっけ?
ーーアクション仮面だっけ?
ーーカザマくんだっけ?
ーーあれ? カザマくんって誰だっけ?
「お……しん……視す……な!」
走馬灯のように、たくさんの人やポケモンの姿が浮かんでは忘却の彼方へと消えていく。
ーーどうしよう。このまま消えちゃおっかなー
ーー消えちゃえばかーちゃんからグリグリ攻撃受けないで済むしー、リーリエちゃんが道に迷っても関係ないしー
ーーあ、でもおねいさんに会えなくなるのは嫌だなー
じぇるるっぷ……
ーーお?
269 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:31:01.21 ID:1bwQQCIO0
しんのすけだけしかいないはずの精神世界に、ぼんやりと青白い何かが浮かんできた。メノクラゲのようにも、帽子をかぶった少女のようにも見える、不思議なポケモン。
じぇるるっぷ
ーーなんかいる
「……げろ!」
ウツロイドは、触手を動かして、「こっちへ来い」としんのすけを手招きしていた。
じぇるるっぷ
ーーオラ、ナンパされてるのかな?
ーーでもオラ、子供にもポケモンにも興味ないし、行ってもしょうがないか
じぇるるっぷ……!
「なに………サッと……る! ……げろ!」
すると、しんのすけに来る気がないと判断したのか、今度はウツロイドがしんのすけへ接近してくる。
ーーなんか来た。モテモテで困っちゃうけど、あんまり嬉しくないなー
ウツロイドがしんのすけの精神を冒し尽くそうと迫る。触手を伸ばして、バラバラになりかけたしんのすけの心を覆い尽そうとしてくる。
270 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:32:32.57 ID:1bwQQCIO0
一方、みさえとルザミーネは周囲に砂埃を起こさせながら、互いを牽制するようににらみ合っていた。
みさえ「……」
ルザミーネ「……」
スウーッ
ルザミーネ「はぁっ!」ドッ!
みさえ「!」
先手を取ったのはルザミーネだった。パワージェムの光線を発射し、みさえが垂直にジャンプして回避、するとルザミーネがみさえへ接近し、ウツロイドで覆われている頭部を殴りつけた。
みさえは地面に落下しつつ受け身を取るが、ルザミーネは追撃に次々と光弾をみさえに向けて放っていく!
ドンドンドンドンッ!!
ルザミーネ「ウフフフフッ!!」
みさえ「……!」
みさえは後方に避けながら回避し続けていると、光弾で土埃が周囲に巻き上がって視界が潰されていく。
いきなり砂埃が払われ、ルザミーネが笑みを浮かべ触手を振りかざして突進してくる!
ルザミーネ「アアアアッ!!」ブンッ!
271 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:35:49.41 ID:1bwQQCIO0
みさえ「!」ブゥンッ!
ルザミーネが触手を振り下ろしたその時、みさえの姿が刹那のうちに消え失せてしまった。触手が空振りに終わったその時、瞬間移動で背後に回ったみさえが、ルザミーネにタックルを仕掛けた
みさえ「うぉらぁぁぁっ!」ブンッ!
ルザミーネ「があああっ!!」ゴスッ!
キィーーーーンッ!
ドゴォッ!
ルザミーネ「ぐ、ううっ」
ルザミーネ「う あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」ギュンッ!
岩盤に叩きつけられたルザミーネは、怒り狂いながらみさえに、2つの触手を振りかげる!
ブンッ!
みさえ「……!」ガシッ!
ググググッ!
みさえはルザミーネの触手を受け止めると、互いに押しのけようと力と力がぶつかり合う!
みさえ「アンタよりリーリエちゃんとグラジオくんの方がよっぽどしっかりしてるわ。やってることは赤ん坊のひま以下よ、アンタは」グググ
みさえ「知ってる? ワガママな人って、なんて呼ばれるか? 」
ルザミーネ「……?」
272 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:36:43.64 ID:1bwQQCIO0
みさえ「『怪獣』よ! アンタは見た目も心も、ウルトラビーストよりよっぽど怪獣らしいわよっ!」
ルザミーネ「なんですって……!」
ドズムッ!
みさえ「がっ!」
みさえの腹にルザミーネの触手がめり込まれる。
そして、4つの触手で追い打ちをかけ、みさえを地面へと叩き落とす!
ドゴォッ!
みさえ「ーーッ!」
ルザミーネ「はぁぁぁっ!」ドドドドド!!!
そのままルザミーネは追撃に光弾を放ち、みさえに直撃すると爆発を起こし煙幕が巻き上がる!
シュウウウ
ルザミーネ「はぁ……はぁ……ふふっ! なにが怪獣よ! わたくしにそんな口、聞いたことを後悔するがいいーー」
ゴウッッ!!
みさえ「ーーッらぁ!!」ブンッ!
ルザミーネ「!!」
ルザミーネ「ッああああっ!」グルルルン!
ルザミーネも負けじと身体を旋回させて触手を回しながらみさえを払おうとした。しかし、みさえは2本の触手でガードしつつ1本の触手でルザミーネの足を掴むと、頭上へと振り上げ、一緒に落下する。
みさえ「ふんっ!」グワッ!
ルザミーネ「なっ!?」
そして触手を力いっぱい動かして、落下する際に生まれる勢いに任せて、ルザミーネを地面に叩きつけた!
みさえ「おりゃあああっ!」
ドッゴォッ!!
ルザミーネ「ご、ごのっ!」ブンッ!
ガシッ!
ルザミーネ「!?」グググッ
みさえ「次から次へと、自分のワガママに人を巻き込んで……いい加減にしなさいよ! オバサン! しんのすけに手を出そうなんて15年早いのよ!」バチッ! バチチッ!
ルザミーネ「オ、オバ……ッ! なんですって……!」ガクガク
みさえ「オバサンにオバサンって言って何が悪いのよオバサン!! 私より11歳年上だからっていつまでも調子こいてんじゃないわよ!!」
ルザミーネ「キ……ヴアアアゥッー!!」カッ!!
258 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:12:13.92 ID:1bwQQCIO0
ドウッ!!
みさえ「!?」
ルザミーネの触手からパワージェムの光線が放たれ、すぐさまみさえは距離を取った。そのままルザミーネは立ち上がると、1本の触手を丸め、みさえの顔面に拳を叩き込もうと襲いかかる!
ルザミーネ「アアアウッ!」グワッ
みさえ「ぬぁぁっ!」ゴウッ
まけじとみさえも触手を丸めて振りかぶり、ルザミーネに突進した! 触手と触手がぶつかりあい、2人のマザービーストを中心に凄まじいエネルギーが周囲にほとばしり、大地を抉っていく!
ドッゴォォォッ!!
ルザミーネ「ヴ ア ア ア ア ア ウ ッ !!」ゴゴゴゴゴゴ!!
みさえ「お ん ど り ゃ あ あ あ あ あ っ ! !」ドドドドドド!!
2つの拮抗した力がぶつかり合う!
しかしーー。
みさえ「ーーふんッ!」グッ
ルザミーネ「!??」ガクン!
みさえはルザミーネの触手と激突している触手を一気に下ろすと、つられてルザミーネも体勢を崩した!
259 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:13:28.56 ID:1bwQQCIO0
ウルトラスペースの上空に吹っ飛ぶルザミーネは、鈍い痛みをこらえながら空中で一回転して体勢を立て直すと、すべての触手を大きく広げた!
ルザミーネ「アアアウッ!」
ドンドンドンドンッ!
みさえ「……!」ギュンッ
すべての触手からパワージェムの光弾が放たれ、全てがみさえに降り注いでくる!
しかし、みさえは地面を蹴って空中に飛翔すると、光弾を避けつつルザミーネに接近する!
ルザミーネ「はあああっ!!」ゴウッ!
ルザミーネは赤いオーラを纏うと、2本の触手を空に向かって掲げると、宝石のように煌く巨大な岩が出現した。
ルザミーネ「消え失せなさい!」ブンッ!
それを投げつけるような動作で触手を振り下ろすと、巨大な岩は光の玉と化して、みさえに向かって落ちていく!
ゴゴゴゴゴゴ!
260 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:14:38.81 ID:1bwQQCIO0
みさえ「……!」
光の玉がみさえにぶつかった瞬間、周りの空間を巻き込みながら、大爆発を起こす!
ドゴォォォォン!
シュウウウッ
ルザミーネ「ウフフ……これを喰らって生きてられるはずが……」
ゴゴゴゴ
みさえ「……」バチッ バチチッ
ルザミーネ「あ……あ……!?」
みさえ「なにこれ? 日焼けさせるつもりだったのかしら? アンタのビーストに対する愛がこの程度なら、正直ガッカリなんだけど」
ルザミーネ「なんなの…? なんなの……あなたは」ワナワナ
みさえ「子供たちを愛している、普通の『かーちゃん』よ」ブゥンッ!
みさえの姿が一瞬にして消えたかと思うと、ルザミーネの目の前に現れる!
ルザミーネ「!?」
みさえ「るぉらぁぁっ!」ガスッ!
ルザミーネ「あ゛ぐぁっ!」ゴッ!
261 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:16:09.04 ID:1bwQQCIO0
みさえ「メリーゴーランド・グリグリ・シネマトゥエンティーファイブッ!!」グリグリグリグリ!!
ルザミーネ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ ! ? ?」グルングルングルンッ!!
ルザミーネの頭部に2つの触手を押し付けると、そのまま回転しつつグリグリ攻撃を始めた! えも知れぬ鈍い激痛に、ルザミーネは悲鳴を上げる。
みさえ(ーーなんなのかしら? この人の攻撃のおかしな手応えのなさ……)
ひろし「なんてハイレベルな戦いなんだ……」
ひろし(あのみさえと夫婦喧嘩は絶対出来ねぇ……)
ロトム図鑑(あの戦いを録画してポケチューブにアップすればたくさん再生数稼げそうだな)
リーリエ「ひろしさん! ちょっと不安ですけど……かあさまはみさえさんに任せて、わたしたちはしんちゃんを!」
ひろし「あ、ああ!」
>>258
抜けてる部分があったので修正
ドウッ!!
みさえ「!?」
ルザミーネの触手からパワージェムの光線が放たれ、すぐさまみさえは距離を取った。そのままルザミーネは立ち上がると、1本の触手を丸め、みさえの顔面に拳を叩き込もうと襲いかかる!
ルザミーネ「アアアウッ!」グワッ
みさえ「ぬぁぁっ!」ゴウッ
まけじとみさえも触手を丸めて振りかぶり、ルザミーネに突進した! 触手と触手がぶつかりあい、2人のマザービーストを中心に凄まじいエネルギーが周囲にほとばしり、大地を抉っていく!
ドッゴォォォッ!!
ルザミーネ「ヴ ア ア ア ア ア ウ ッ !!」ゴゴゴゴゴゴ!!
みさえ「お ん ど り ゃ あ あ あ あ あ っ ! !」ドドドドドド!!
2つの拮抗した力がぶつかり合う!
しかしーー。
みさえ「ーーふんッ!」グッ
ルザミーネ「!??」ガクン!
みさえはルザミーネの触手と激突している触手を一気に下ろすと、つられてルザミーネも体勢を崩した!
その隙にルザミーネの腹部に向けて手の空いている触手をえぐりこむように打ち込んだ。
みさえ「るあああっ!」
ドゴッ!
ルザミーネ「がはっ!」
263 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:22:07.83 ID:1bwQQCIO0
みさえとルザミーネが壮絶な戦いを繰り広げている中、リーリエはしんのすけにを降ろして揺さぶった。
ひろし「しんのすけ! しっかりしろ!」ユサユサ
リーリエ「しんちゃん! しんちゃんっ!!」ユサユサ
しんのすけ「」
ひろしとリーリエはしんのすけの肩を揺さぶるが、当の本人は返事がないまま、目を閉じている。
ひろし「返事しろよ! お前、島巡りチャンピオンになるんだろ! こんなとこで寝てんじゃねぇ!」
リーリエ「いや……いやです! 一緒に旅するって、トレーナーについて教えてくれるって、約束したじゃないですか!!」
ひまわり「うあ……あ……!」
シロ「クーン……」
フェローチェ「フェロ……」
リーリエ「しんちゃん……死なないで……っ!」
しんのすけ「」
ブッ
264 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:23:02.37 ID:1bwQQCIO0
リーリエ「」ズルッ
ひろし「くせっ!」
しんのすけ「……」ブルブルッ
ロトム図鑑「……どうやら、気を失っているだけのようだ。さすがに二度もZワザを使えば、大の大人でも堪えるだろうぜ」
リーリエ「はぁ……びっくりしました。とにかく、無事で良かったです」
ひろし「だけどよお……ルザミーネの奴、しんのすけをここまでボロボロにしやがって……!」ギリッ
ひろし「しんのすけ……どうしたら目を覚ましてくれるんだ?」
リーリエ「このウツロイドさんを剥せれば、元通りになるのでは?」
リーリエはしんのすけにまとわりついているウツロイドを指さした。
ひろし「なるほど……よし、俺が触手を外してみる。リーリエちゃんは頭の方を引っ張ってみるんだ!」
リーリエ「はいっ」
265 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:23:50.60 ID:1bwQQCIO0
ひろしは、身体にまとわりついているウツロイドの触手を剥がしに掛かり、リーリエもウツロイドの頭部を掴んで無理やり外そうと引っ張る。しかし、ウツロイドも抵抗してがっちりと固定したように動かない。
リーリエ「ううッ……! ダメです…びくとも動きません」
ひろし「くっそお、ここまで来て……!」
ロトム図鑑「私に任せろ。電気ショック療法だ」
ぶりぶりざえもんはコードを伸ばすと、それをしんのすけのインドぞうさんにあてがった!
ビリビリビリビリッ!!
しんのすけ「お゛お゛お゛う゛お゛お゛お゛う゛!!??」ビクビクビクッ!!
げ ん
こ つ
ロトム図鑑「」
リーリエ「どこに電気ショック与えてるんですかっ!///」
ロトム図鑑「だ、大事なところに刺激を与えれば起き上がると思って……」
ひろし「しんのすけのインドぞうさんを使い物にさせなくする気か!」
266 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:24:57.15 ID:1bwQQCIO0
リーリエ「でも、本当にこのままずっと元に戻らなくなったらと思うと、わたし……」
ロトム図鑑「……私に良い作戦がある」
ひろし「お前また下らないことやるんじゃないだろうな?!」
ロトム図鑑「馬鹿な事を言うな。いつまでも私が空気を読まずにボケると思うか」
ロトム図鑑「今、眠っているしんのすけの精神そのものに訴えかけて、意識を無理やり覚醒させる」
リーリエ「どうやってですか?」
ロトム図鑑「私をしんのすけの意識とリンクさせるのだ。コンピューターにハッキングできることを応用して、私が直接奴の精神の中に潜り込み、記憶や感覚を引き出して刺激を与え、目覚めさせる」
ひろし「そんなことできるのか?」
ロトム図鑑「私を舐めるな。私はゴーストタイプだぞ。人間に取り付くぐらいわけがない。それに、元国際警察のハッカー兼サイバーテロ対策部隊所属だからな」
ひろし「なんだそりゃ……お前電気タイプも入ってるだろ! ハッキング関係ねぇし!」
ひろし「ああくそっ、この際文句は言ってられねぇか! もう好きにやってくれ!」
リーリエ「なんだかSFっぽくてよくわからないですが……。ぶりぶりざえもんさん、お願いします! しんちゃんを助けてください!」
ロトム図鑑「よしきた。コードをしんのすけの頭にくっつけるぞ」
ひろし「まさにワラにもすがる思いってやつだな……」
267 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:26:00.31 ID:1bwQQCIO0
ぶりぶりざえもんはコードをしんのすけの両こめかみにくっつけると、目を閉じ始めた。
ロトム図鑑「しんのすけの脳内神経とリンク完了……ダイブ開始」ウィーン
ぶりぶりざえもんの画面が、まるで意識を失うようにぼかされていく。
ひろし「本当に頼んだぞ。ぶりぶりざえもん」
リーリエ(しんちゃん……)
ロトム図鑑「…………」ピーピコピコピコ
しんのすけ「……」ピクッ
ひろし「動いた!」
ロトム図鑑「……だいぶ厄介なことになってるな。今のしんのすけは、記憶もなければ意思もない、廃人も同然だ。無理やりウツロイドの力で自我を無理やり抑えられていると言っていいだろう」
リーリエ「そんな……しんちゃんは、元に戻らないんですか?」
ロトム図鑑「脳に直接刺激を与えれば、物の弾みで戻るかもしれん」
リーリエ「刺激、ですか?」
ひろし「具体的に何をすればいいんだ?」
ロトム図鑑「さあな、なにせ人間の精神をハッキングするなんて初めてだからな……」
ひろし「くそっ、どうしたら? どうしたら目覚めてくれるんだ? しんのすけ!」
268 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:29:59.50 ID:1bwQQCIO0
しんのすけの精神世界
しんのすけの心は、ルザミーネが取り付かせたウツロイドの『毒』によって、ばらばらにされていた。
精神は既に形を成しておらず、暗黒の空間の中でぼんやりと浮かんでいた。
ただーー意識の外からやってきだ、何者かが語りかけてくる。
「……か? ……け」
ーーオラ、オラ、誰だっけ?
ーーカンタムだっけ?
ーーアクション仮面だっけ?
ーーカザマくんだっけ?
ーーあれ? カザマくんって誰だっけ?
「お……しん……視す……な!」
走馬灯のように、たくさんの人やポケモンの姿が浮かんでは忘却の彼方へと消えていく。
ーーどうしよう。このまま消えちゃおっかなー
ーー消えちゃえばかーちゃんからグリグリ攻撃受けないで済むしー、リーリエちゃんが道に迷っても関係ないしー
ーーあ、でもおねいさんに会えなくなるのは嫌だなー
じぇるるっぷ……
ーーお?
269 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:31:01.21 ID:1bwQQCIO0
しんのすけだけしかいないはずの精神世界に、ぼんやりと青白い何かが浮かんできた。メノクラゲのようにも、帽子をかぶった少女のようにも見える、不思議なポケモン。
じぇるるっぷ
ーーなんかいる
「……げろ!」
ウツロイドは、触手を動かして、「こっちへ来い」としんのすけを手招きしていた。
じぇるるっぷ
ーーオラ、ナンパされてるのかな?
ーーでもオラ、子供にもポケモンにも興味ないし、行ってもしょうがないか
じぇるるっぷ……!
「なに………サッと……る! ……げろ!」
すると、しんのすけに来る気がないと判断したのか、今度はウツロイドがしんのすけへ接近してくる。
ーーなんか来た。モテモテで困っちゃうけど、あんまり嬉しくないなー
ウツロイドがしんのすけの精神を冒し尽くそうと迫る。触手を伸ばして、バラバラになりかけたしんのすけの心を覆い尽そうとしてくる。
270 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:32:32.57 ID:1bwQQCIO0
一方、みさえとルザミーネは周囲に砂埃を起こさせながら、互いを牽制するようににらみ合っていた。
みさえ「……」
ルザミーネ「……」
スウーッ
ルザミーネ「はぁっ!」ドッ!
みさえ「!」
先手を取ったのはルザミーネだった。パワージェムの光線を発射し、みさえが垂直にジャンプして回避、するとルザミーネがみさえへ接近し、ウツロイドで覆われている頭部を殴りつけた。
みさえは地面に落下しつつ受け身を取るが、ルザミーネは追撃に次々と光弾をみさえに向けて放っていく!
ドンドンドンドンッ!!
ルザミーネ「ウフフフフッ!!」
みさえ「……!」
みさえは後方に避けながら回避し続けていると、光弾で土埃が周囲に巻き上がって視界が潰されていく。
いきなり砂埃が払われ、ルザミーネが笑みを浮かべ触手を振りかざして突進してくる!
ルザミーネ「アアアアッ!!」ブンッ!
271 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:35:49.41 ID:1bwQQCIO0
みさえ「!」ブゥンッ!
ルザミーネが触手を振り下ろしたその時、みさえの姿が刹那のうちに消え失せてしまった。触手が空振りに終わったその時、瞬間移動で背後に回ったみさえが、ルザミーネにタックルを仕掛けた
みさえ「うぉらぁぁぁっ!」ブンッ!
ルザミーネ「があああっ!!」ゴスッ!
キィーーーーンッ!
ドゴォッ!
ルザミーネ「ぐ、ううっ」
ルザミーネ「う あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」ギュンッ!
岩盤に叩きつけられたルザミーネは、怒り狂いながらみさえに、2つの触手を振りかげる!
ブンッ!
みさえ「……!」ガシッ!
ググググッ!
みさえはルザミーネの触手を受け止めると、互いに押しのけようと力と力がぶつかり合う!
みさえ「アンタよりリーリエちゃんとグラジオくんの方がよっぽどしっかりしてるわ。やってることは赤ん坊のひま以下よ、アンタは」グググ
みさえ「知ってる? ワガママな人って、なんて呼ばれるか? 」
ルザミーネ「……?」
272 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/17(土) 19:36:43.64 ID:1bwQQCIO0
みさえ「『怪獣』よ! アンタは見た目も心も、ウルトラビーストよりよっぽど怪獣らしいわよっ!」
ルザミーネ「なんですって……!」
ドズムッ!
みさえ「がっ!」
みさえの腹にルザミーネの触手がめり込まれる。
そして、4つの触手で追い打ちをかけ、みさえを地面へと叩き落とす!
ドゴォッ!
みさえ「ーーッ!」
ルザミーネ「はぁぁぁっ!」ドドドドド!!!
そのままルザミーネは追撃に光弾を放ち、みさえに直撃すると爆発を起こし煙幕が巻き上がる!
シュウウウ
ルザミーネ「はぁ……はぁ……ふふっ! なにが怪獣よ! わたくしにそんな口、聞いたことを後悔するがいいーー」
ゴウッッ!!
みさえ「ーーッらぁ!!」ブンッ!
ルザミーネ「!!」
しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
Part1<< Part60 Part61 Part62 Part63 Part64 Part65 Part66 Part67 Part68 >>Part81
評価する!(798)
クレしんSS集一覧に戻る
ショートストーリーの人気記事
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
神様の秘密とは?神様が叶えたかったこととは?笑いあり、涙ありの神ss。日常系アニメが好きな方におすすめ!
→記事を読む
女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」
→記事を読む
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
→記事を読む
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
→記事を読む
男「少し不思議な話をしようか」女「いいよ」
→記事を読む
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
→記事を読む
妹「マニュアルで恋します!」
→記事を読む
きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
→記事を読む
月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
→記事を読む
彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
→記事を読む