しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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815 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 18:44:57.16 ID:CVZsSMq50
リーリエ「しんちゃんのお母様、お久しぶりです」
みさえ「あら、リーリエちゃん! ずいぶんイメチェンしたのね! 似合ってるわよ」
みさえ「……エーテルパラダイスでの話、聞いたわ。私たちでよければ、力になるわ。なんでも言ってね」ボソッ
リーリエ「はい! ありがとうございます!」ニコッ
ひまわり「や!」
リーリエ「あなたは……ひまわりちゃんですね? しんちゃんの妹さんでしたね。しんちゃんと一緒に旅してるリーリエです!」
ハプウ「しんのすけのご家族の方々。わしはポニ島のしまクィーン、ハプウじゃ。わざわざこのポニ島まで御足労頂き、感謝する」
ひろし「あ、こちらこそ……」
ハプウ「しまクィーンとしてそなたらの息子しんのすけに、最後の大試練を課し、ゼンリョクを確かめるのがわしの役目じゃ。しんのすけが島巡りを経てどれだけ成長したのか、それを見る良い機会と思う。ぜひ最後まで、お付き合い頂きたい」
みさえ「は、はい……(ずいぶんしっかりしてるわねぇ)」
816 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 18:55:29.27 ID:CVZsSMq50
ハウ「しんのすけー最後の大試練がんばって勝ってー! そしたらおれも勝ってー2人で一緒に島巡りチャンピオンになろうよー」
しんのすけ「ハウくんと一緒。いやん、オラたち、そんな関係じゃないのに……」
ハウ「そーゆー意味で言ったわけじゃないよー」
ククイ博士「しんのすけ! 君がどこまで強くなったか、見させてもらうよ! 君がラナキラマウンテンを登る資格があるか、楽しみだね」
リーリエ「しんちゃん、わたし、この目でしんちゃんとカザマさんたちの戦いをしっかり見てます。トレーナーはどういうものか、もっと知りたいです!」
しんのすけ「まっかせなさい!」
ハプウ「しんのすけ。わしは若いが、ほかのしまキング、しまクイーンにひけはとらん! むしろ、バンバドロたちとの絆は、アローラで一番の自負がある!」
ハプウ「わしとポケモンたちのゼンリョク、受けてみるかの?」
しんのすけ「オラだって、オラのお友達とゼンリョクでハプウちゃんに勝つ!」
817 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:06:24.83 ID:CVZsSMq50
ハプウ「その心構えや良し! しまクイーン、ハプウ。カプより頂いたかがやく石を、Zリングにさせていただいた!」
ハプウ「しんのすけも同じ! Zリングを持つということは、カプと共にあるということ!」
ひろし「しんのすけー! ポケモンを信じて戦うんだ!」
みさえ「がんばって!」
しんのすけ「あ、でもやっぱり、ギャラリーにおねいさんがいなきゃ張り合いがないなぁ」
全員「」ズルッ
ハプウ「おいおい……緊張感のないやつじゃ」
ハプウ「では、気を取り直して……しまクイーンハプウーーはじめての大試練! ゼンリョクを尽くし、心ゆくまで戦うぞ!」ギンッ!!
818 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:08:45.51 ID:CVZsSMq50
しまクィーンの ハプウが
勝負を しかけてきた!
ハプウ「さぁ、行くぞ! ダグトリオ!」ヒョイッ
ダグトリオ「ダクダグッ!!」ポンッ
しんのすけ「ボーちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ミミッキュ『ボ!』ポンッ
みさえ「あら? ダグトリオってあんな髪生えてたかしら?」
ひろし「あれはアローラ固有のダグトリオさ。それにあれは髪じゃなくて髭なんだ」
ハプウ「ダグトリオ、すなあらしじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ!!」
ダグドリオが咆哮を上げると、あたり一面に砂嵐が巻き起こった!
みさえ「きゃあ! なにっ?」
ひまわり「いたいやー!」
ククイ博士「すなあらし、ですよ! あまごいのように場に直接干渉する技で、文字通り砂嵐になるんです!」
819 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:12:26.62 ID:CVZsSMq50
みさえ「砂嵐になると、何が起きるのよー!」
ミミッキュ『ボ……周りが見えない!』
しんのすけ「んー目にゴミが入っちゃいそう」
ハプウ「ダグトリオ、飛び出すのじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ!」ボコッ!
ミミッキュ『ボ!?』カクン
ハプウ「これで化けの皮は剥がしたぞ。さて、ここからじゃ」
ミミッキュ『ボッ!』ブンッ
ボーちゃんはシャドークローで反撃するが、ダグトリオはすかさず穴に潜って回避した。
ダグトリオ「ダグダグッ!」サッ
ハプウ「ダグトリオ、アイアンヘッドじゃ!」
しんのすけ「……! ボーちゃん、そこっ!」
ダグトリオ「ダグッ!」バッ!
ダグドリオが地面から頭突きするために飛び出したと同時に、ボーちゃんがすぐさま反応して、おにびを繰り出した。
ミミッキュ『ボ!』メラッ!
820 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:13:22.22 ID:CVZsSMq50
ボーちゃんはダグドリオのアイアンヘッドを躱しつつ、すれ違いざまにおにびをぶつけた。
ハプウ「……!」
ダグドリオ「ダグっ……」ジュウウッ
ミミッキュ『……ボ。あぶないあぶない』ムクッ
ハウ「わー! ダグトリオがやけどしてるー!」
ククイ博士「ミミッキュのおにび、かなりのスピードだぜ!」
ハプウ(それもあるが、ダグトリオが出る場所をしんのすけが予測しおった。あのミミッキュもしんのすけのとっさの指示にすぐさま対応するあたり、相当経験を積んでおると見た)
ハプウ(……にしても、しんのすけ、相変わらずポケモンに技の命令をしとらんとは。だが、なにか違うのう。どれ、もう少し様子見してみるか)
ハプウ「ダグトリオ、一旦潜れ。かく乱しつつもう一度アイアンヘッドじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ」ズポッ
ダグトリオが地面へ再び潜ると、四方八方からダグトリオが飛び出してくる!
ダグトリオ「ダグッ! ダグッ! ダグッ! ダグッ!」ズポッ ズポッ ズポッ
しんのすけ「もぐらたたきみたーい」
ミミッキュ『ボーッ!』ピカー!
ボーちゃんの周りに、うっすらと光る透明の壁が現れた。
821 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:14:28.13 ID:CVZsSMq50
ひまわり「たや?」
ひろし「あれは……光の壁を貼ったのか」
リーリエ「どうしてボーちゃんさんは攻撃しないのでしょうか?」
ハプウ(かく乱しようが構わず、攻撃よりも着々と守りを固めことを優先したか)
ハプウ(おにびに光の壁。あのミミッキュはサポートに徹するようじゃな)
モコッ
ダグトリオ「ダグッ!」バッ!
目の前にダグドリオが顔を出し、頭突きする。
ミミッキュ『ボッ?!』ドンッ!
ハプウ「よし、そのまま畳み掛けよ。メタルクローじゃ!」
しんのすけ「ボーちゃん、来るゾ!」
ダグトリオ「ダグダグッ!」ジャキンッ
ミミッキュ『ーーボ!』ジャキンッ
ダグドリオの髭が硬質化したメタルクローが迫る中、ボーちゃんも鼻水状の影から変えたシャドークローで応戦する。
ザクザクッ!
822 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:16:28.53 ID:CVZsSMq50
ダグドリオ「ダグッ……!」
ミミッキュ『ボ……!』ザザザッ
しんのすけ「ボーちゃん、いける?」
ミミッキュ『大丈夫……』フゥフゥ
ひろし「まずいな……ミミッキューーボーちゃんはフェアリー・ゴーストタイプだから、はがねタイプのダグトリオとは不利なんだ」
ロトム図鑑「それに、すなあらしのダメージも入っている」
ハウ「だけどダグトリオやけどしてるみたいだからー、そこまでボーちゃんにダメージを与えられてないっぽいよー」
ハプウ「穴を掘って惑わせたところで無駄じゃな。ならば、じしんじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ!」
ズズンッ!
823 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:17:08.09 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「ボーちゃん、ジャンプ!」
ミミッキュ『ボ!』ピョンッ
地面が揺れてヒビ割れる瞬間、ボーちゃんはしんのすけの合図と供に振動を利用してジャンプし、再びシャドークローをダグトリオに繰り出す。
ザンッ!
ミミッキュ『ボ!』フッ
ダグトリオ「ダ、ダグッ……!」
シャドークローが急所に当たり、ダグトリオが髭を振り乱しながら力なく倒れる。
しんのすけ「ボーちゃんかっこいい!」
みさえ「やったわ! まず一匹目ね!」グッ
ひろし「いいぞ、しんのすけ! ボーちゃん!」
ハプウ「ほほう、じしんを利用するとは……かなり、やるのう。それにこんな砂嵐の中、ダグトリオにダメージを与えるとは」
824 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:17:55.69 ID:CVZsSMq50
ハプウ「ならばーーゆけい、トリトドン!」ヒョイッ
トリトドン「ポワーオ!!」ポンッ
ハプウ「あまりそやつを野放しにするわけにはいかないのでな。ストーンエッジじゃ!」
トリトドン「ポワーオ!」ドシン
トリトドンが地面を振動させると、ボーちゃんに尖った岩が襲いかかる!
ズズンッ!
ミミッキュ『うッ!?』ザクザクッ!
ククイ博士「まずいね、こっちも急所に当たったようだ」
825 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:18:36.89 ID:CVZsSMq50
ハウ「それに光の壁も切れかかっちゃってるー!」
ハプウ「とどめじゃ! トリトドン、だくりゅう!」
トリトドン「ポワァァッ!」ブシュウウウッ!
トリトドンの口から吐き出された土の入り混じった激流がボーちゃんに迫る。しかし、ボーちゃんは構わずトリトドンを見据えると、
ミミッキュ『……ボ!』ギンッ!
トリトドン「ポワッ……!」ズキンッ
ククイ博士「!」
そしてボーちゃんはだくりゅうに飲み込まれてしまった。
だくりゅうの勢いが収まると、ぐったりとしているボーちゃんの姿が。
しんのすけ「ボーちゃん!」
ミミッキュ『……後は、頼んだ』
リーリエ「これでお互いに1匹ずつ倒れましたね……」
みさえ「また振り出しに戻っちゃったのね」
ククイ博士「いや、それはどうかな……」
826 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:28:22.17 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「うーし、ネネちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
キテルグマ『あたしの出番ね。負けないんだから!』ポンッ
ハウ「わー! ネネちゃん、進化してたんだー!」
みさえ「あら、あんなかわいいポケモンゲットしてたのね。しんのすけったら、いい趣味してるじゃない」
ハプウ「ふむう、ストーンエッジじゃ!」
トリトドン「ポワーオ!」ドシン
ズズンッ!
キテルグマ『いたっ!』
ハプウ「トリトドン、更にどろばくだんじゃ! 奴を近づけるな」
トリトドン「ポ……ワッ!」ボシュッ
トリトドンの口から次々と泥の塊が発射されて、ネネに直撃する。ネネは手でガードするが、それでも攻撃に移れずにいた。
キテルグマ『これじゃ、思うように進めないじゃない! この砂嵐も、収まらないし……』ビシャッ ビシャッ
827 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:35:52.54 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「じゃあそこの刺さった岩投げればー?」
キテルグマ『あ、その手があったわね! ふんっ!』ベキッ
しんのすけのアドバイスを聞いて、ネネは尖った岩の一部をへし折って持つと、それをトリトドンに向けて投げつけた。
キテルグマ『えいっ! えいっ! ふんっ!』ブン! ブン! ブンッ!
トリトドン「ポワッ! ポワ!?」ドンッ! ズグッ!
ハプウ「ぬう……ストーンエッジの残骸を利用するとは、なんて破天荒な攻撃じゃ」
トリトドン「ポッ……ポワッ」ブルブル
ハプウ「うん? どうしたトリトドン?」
ひろし「なんか様子が変だぞ」
ハウ「体調が悪いのかなー?」
キテルグマ『今がチャンス!』ダッ
ハプウ(この感じ……あのミミッキュ、倒れ際に呪いをかけおったのか! なんと油断ならないヤツよ)
ハプウ「トリトドン、自己再生じゃ!」
トリトドン「ポワーオッ!!」パアアッ
キテルグマ『な、なに?』
828 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:38:19.22 ID:CVZsSMq50
トリトドンの身体が光に包まれると、見る見るうちにネネに負わされていた傷が塞がっていく。
ククイ博士「向こうも気付いたようだね」
リーリエ「なににですか?」
ククイ博士「あのミミッキュ、呪いをかけていたんだよ。自分の体力を削ることで、どく状態のように相手の体力をじわじわと奪っていくんだ。しかも、呪いは自己再生しても治せないから、トリトドンが倒れるまで続くよ」
みさえ「ピカチュウみたいなかわいい見た目して随分怖い技を使うのね。あの子……」
ひまわり「たい……」
トリトドン「ポワーオッ!」
しんのすけ「おおっ、元気になっちゃった」
キテルグマ『元気になったからどうだって言うのよ! 倒すまで戦えばいいだけよ!』ブンッ
ネネが放ったアームハンマーが、トリトドンに命中する!
トリトドン「ポ、ポワァッ…!?」ドズムッ
ひろし「おおっ、あの一撃はでかいぞ!」
ハプウ「トリトドン、だくりゅうで押し戻せ! 距離を取らせるのじゃ!」
トリトドン「ポォワァァッ!」
アームハンマーの反動で動きが鈍くなったところで、口を大きく吸い込み、さっきとは比べ物にならない量のだくりゅうを迸らせた。巨体のキテルグマでも耐え切れず、流されてしまう。
829 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:39:37.54 ID:CVZsSMq50
キテルグマ『きゃあああっ!』ドドドドッ
しんのすけ「おおっ、ネネちゃんのような重くて巨体な身体でも押し流されるなんて……」
キテルグマ『やかましいッ!』
ハプウ「よし、自己再生じゃ!」
トリトドン「ポワーオッ!!」パアアッ
キテルグマ『あーん、また自己再生?』
しんのすけ「まるでダイエット中のかーちゃんみたい」
キテルグマ『どういうこと?』
しんのすけ「いくらダイエットして体重を減らしても、またリバウンドして元通り!」
ロトム図鑑「うまい、座布団一枚だ」
げ ん
こ つ
しんのすけ&ロトム図鑑「」
みさえ「うまくないわよっ! 失礼ね!」ドスドス
キテルグマ『こうなったら、あいつを一撃で倒すっきゃないわ!』
830 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:41:02.38 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「ネネちゃん、あれを使えばきっと気合出せるんじゃない?」
キテルグマ『あれ? ……ひょっとして、あれ?』
しんのすけ「武器にしたら、きっと役に立つと思うよ。あっちのネネちゃんもそうしてたし」
キテルグマ『そうかしら……?』
ハプウ「ぶつくさしゃべってるヒマがあるかの? トリトドン、どろばくだんで攻撃じゃ!」
トリトドン「ポワッ!」ボシュッ!
キテルグマ『きゃっ! いたい!』グチャッ! ドッ!
しんのすけ「ネネちゃん、耐えるんだ!」
ひろし「さっきと同じ状況に戻っちまったな……」
ハウ「ネネちゃんだけ体力を一方的に奪われてるからねー、あのトリトドン結構タフだねー」
みさえ「このまま何もできずに倒れちゃうのかしら?」
ロトム図鑑「……それはどうだろうか」
みさえ「え?」
ロトム図鑑「見よ、攻撃をこらえるネネのがまんのボルテージを」
リーリエ「あっ、そういえばネネちゃんさんには……!」
831 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:42:13.30 ID:CVZsSMq50
キテルグマ『…………!』グチャッ! ドチャッ!
ハプウ(どうしたのじゃ? あやつめ、さっきと違ってまったく攻撃しようとせん)
ハプウ(なにかの前触れか? ともかく、呪いのダメージもそろそろ無視できん。あやつを倒しにかかろう)
ハプウ「トリトドン、そろそろだくりゅうで仕上げるぞ!」
トリトドン「ポワァァッ!」ブシュウウウッ!
三度目のだくりゅうが襲いかかってくる。しかし、同時にネネちゃんもどろばくだんを受け続けて、我慢の臨界点を超えた!
キテルグマ『うがあああああっ!』ダッ!
全員「!?」
キテルグマはだくりゅうの流れに逆らい、地面を踏みつけながら猛ダッシュしトリトドンへ急接近する!
ハプウ「なーー!」
しんのすけ「やっちゃえネネちゃん!」
キテルグマ『いい加減女の子に向かって、ンなきたねーもん……』バッ!
ネネちゃんはジャンプすると、手に隠し持っていた「あれ」を握る。
ハウ「あれって……」
リーリエ「ピッピ人形さん……ですか?」
リーリエ「しんちゃんのお母様、お久しぶりです」
みさえ「あら、リーリエちゃん! ずいぶんイメチェンしたのね! 似合ってるわよ」
みさえ「……エーテルパラダイスでの話、聞いたわ。私たちでよければ、力になるわ。なんでも言ってね」ボソッ
リーリエ「はい! ありがとうございます!」ニコッ
ひまわり「や!」
リーリエ「あなたは……ひまわりちゃんですね? しんちゃんの妹さんでしたね。しんちゃんと一緒に旅してるリーリエです!」
ハプウ「しんのすけのご家族の方々。わしはポニ島のしまクィーン、ハプウじゃ。わざわざこのポニ島まで御足労頂き、感謝する」
ひろし「あ、こちらこそ……」
ハプウ「しまクィーンとしてそなたらの息子しんのすけに、最後の大試練を課し、ゼンリョクを確かめるのがわしの役目じゃ。しんのすけが島巡りを経てどれだけ成長したのか、それを見る良い機会と思う。ぜひ最後まで、お付き合い頂きたい」
みさえ「は、はい……(ずいぶんしっかりしてるわねぇ)」
816 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 18:55:29.27 ID:CVZsSMq50
ハウ「しんのすけー最後の大試練がんばって勝ってー! そしたらおれも勝ってー2人で一緒に島巡りチャンピオンになろうよー」
しんのすけ「ハウくんと一緒。いやん、オラたち、そんな関係じゃないのに……」
ハウ「そーゆー意味で言ったわけじゃないよー」
ククイ博士「しんのすけ! 君がどこまで強くなったか、見させてもらうよ! 君がラナキラマウンテンを登る資格があるか、楽しみだね」
リーリエ「しんちゃん、わたし、この目でしんちゃんとカザマさんたちの戦いをしっかり見てます。トレーナーはどういうものか、もっと知りたいです!」
しんのすけ「まっかせなさい!」
ハプウ「しんのすけ。わしは若いが、ほかのしまキング、しまクイーンにひけはとらん! むしろ、バンバドロたちとの絆は、アローラで一番の自負がある!」
ハプウ「わしとポケモンたちのゼンリョク、受けてみるかの?」
しんのすけ「オラだって、オラのお友達とゼンリョクでハプウちゃんに勝つ!」
817 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:06:24.83 ID:CVZsSMq50
ハプウ「その心構えや良し! しまクイーン、ハプウ。カプより頂いたかがやく石を、Zリングにさせていただいた!」
ハプウ「しんのすけも同じ! Zリングを持つということは、カプと共にあるということ!」
ひろし「しんのすけー! ポケモンを信じて戦うんだ!」
みさえ「がんばって!」
しんのすけ「あ、でもやっぱり、ギャラリーにおねいさんがいなきゃ張り合いがないなぁ」
全員「」ズルッ
ハプウ「おいおい……緊張感のないやつじゃ」
ハプウ「では、気を取り直して……しまクイーンハプウーーはじめての大試練! ゼンリョクを尽くし、心ゆくまで戦うぞ!」ギンッ!!
818 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:08:45.51 ID:CVZsSMq50
しまクィーンの ハプウが
勝負を しかけてきた!
ハプウ「さぁ、行くぞ! ダグトリオ!」ヒョイッ
ダグトリオ「ダクダグッ!!」ポンッ
しんのすけ「ボーちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ミミッキュ『ボ!』ポンッ
みさえ「あら? ダグトリオってあんな髪生えてたかしら?」
ひろし「あれはアローラ固有のダグトリオさ。それにあれは髪じゃなくて髭なんだ」
ハプウ「ダグトリオ、すなあらしじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ!!」
ダグドリオが咆哮を上げると、あたり一面に砂嵐が巻き起こった!
みさえ「きゃあ! なにっ?」
ひまわり「いたいやー!」
ククイ博士「すなあらし、ですよ! あまごいのように場に直接干渉する技で、文字通り砂嵐になるんです!」
819 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:12:26.62 ID:CVZsSMq50
みさえ「砂嵐になると、何が起きるのよー!」
ミミッキュ『ボ……周りが見えない!』
しんのすけ「んー目にゴミが入っちゃいそう」
ハプウ「ダグトリオ、飛び出すのじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ!」ボコッ!
ミミッキュ『ボ!?』カクン
ハプウ「これで化けの皮は剥がしたぞ。さて、ここからじゃ」
ミミッキュ『ボッ!』ブンッ
ボーちゃんはシャドークローで反撃するが、ダグトリオはすかさず穴に潜って回避した。
ダグトリオ「ダグダグッ!」サッ
ハプウ「ダグトリオ、アイアンヘッドじゃ!」
しんのすけ「……! ボーちゃん、そこっ!」
ダグトリオ「ダグッ!」バッ!
ダグドリオが地面から頭突きするために飛び出したと同時に、ボーちゃんがすぐさま反応して、おにびを繰り出した。
ミミッキュ『ボ!』メラッ!
ボーちゃんはダグドリオのアイアンヘッドを躱しつつ、すれ違いざまにおにびをぶつけた。
ハプウ「……!」
ダグドリオ「ダグっ……」ジュウウッ
ミミッキュ『……ボ。あぶないあぶない』ムクッ
ハウ「わー! ダグトリオがやけどしてるー!」
ククイ博士「ミミッキュのおにび、かなりのスピードだぜ!」
ハプウ(それもあるが、ダグトリオが出る場所をしんのすけが予測しおった。あのミミッキュもしんのすけのとっさの指示にすぐさま対応するあたり、相当経験を積んでおると見た)
ハプウ(……にしても、しんのすけ、相変わらずポケモンに技の命令をしとらんとは。だが、なにか違うのう。どれ、もう少し様子見してみるか)
ハプウ「ダグトリオ、一旦潜れ。かく乱しつつもう一度アイアンヘッドじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ」ズポッ
ダグトリオが地面へ再び潜ると、四方八方からダグトリオが飛び出してくる!
ダグトリオ「ダグッ! ダグッ! ダグッ! ダグッ!」ズポッ ズポッ ズポッ
しんのすけ「もぐらたたきみたーい」
ミミッキュ『ボーッ!』ピカー!
ボーちゃんの周りに、うっすらと光る透明の壁が現れた。
821 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:14:28.13 ID:CVZsSMq50
ひまわり「たや?」
ひろし「あれは……光の壁を貼ったのか」
リーリエ「どうしてボーちゃんさんは攻撃しないのでしょうか?」
ハプウ(かく乱しようが構わず、攻撃よりも着々と守りを固めことを優先したか)
ハプウ(おにびに光の壁。あのミミッキュはサポートに徹するようじゃな)
モコッ
ダグトリオ「ダグッ!」バッ!
目の前にダグドリオが顔を出し、頭突きする。
ミミッキュ『ボッ?!』ドンッ!
ハプウ「よし、そのまま畳み掛けよ。メタルクローじゃ!」
しんのすけ「ボーちゃん、来るゾ!」
ダグトリオ「ダグダグッ!」ジャキンッ
ミミッキュ『ーーボ!』ジャキンッ
ダグドリオの髭が硬質化したメタルクローが迫る中、ボーちゃんも鼻水状の影から変えたシャドークローで応戦する。
ザクザクッ!
822 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:16:28.53 ID:CVZsSMq50
ダグドリオ「ダグッ……!」
ミミッキュ『ボ……!』ザザザッ
しんのすけ「ボーちゃん、いける?」
ミミッキュ『大丈夫……』フゥフゥ
ひろし「まずいな……ミミッキューーボーちゃんはフェアリー・ゴーストタイプだから、はがねタイプのダグトリオとは不利なんだ」
ロトム図鑑「それに、すなあらしのダメージも入っている」
ハウ「だけどダグトリオやけどしてるみたいだからー、そこまでボーちゃんにダメージを与えられてないっぽいよー」
ハプウ「穴を掘って惑わせたところで無駄じゃな。ならば、じしんじゃ!」
ダグトリオ「ダグッ!」
ズズンッ!
823 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:17:08.09 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「ボーちゃん、ジャンプ!」
ミミッキュ『ボ!』ピョンッ
地面が揺れてヒビ割れる瞬間、ボーちゃんはしんのすけの合図と供に振動を利用してジャンプし、再びシャドークローをダグトリオに繰り出す。
ザンッ!
ミミッキュ『ボ!』フッ
ダグトリオ「ダ、ダグッ……!」
シャドークローが急所に当たり、ダグトリオが髭を振り乱しながら力なく倒れる。
しんのすけ「ボーちゃんかっこいい!」
みさえ「やったわ! まず一匹目ね!」グッ
ひろし「いいぞ、しんのすけ! ボーちゃん!」
ハプウ「ほほう、じしんを利用するとは……かなり、やるのう。それにこんな砂嵐の中、ダグトリオにダメージを与えるとは」
824 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:17:55.69 ID:CVZsSMq50
ハプウ「ならばーーゆけい、トリトドン!」ヒョイッ
トリトドン「ポワーオ!!」ポンッ
ハプウ「あまりそやつを野放しにするわけにはいかないのでな。ストーンエッジじゃ!」
トリトドン「ポワーオ!」ドシン
トリトドンが地面を振動させると、ボーちゃんに尖った岩が襲いかかる!
ズズンッ!
ミミッキュ『うッ!?』ザクザクッ!
ククイ博士「まずいね、こっちも急所に当たったようだ」
825 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:18:36.89 ID:CVZsSMq50
ハウ「それに光の壁も切れかかっちゃってるー!」
ハプウ「とどめじゃ! トリトドン、だくりゅう!」
トリトドン「ポワァァッ!」ブシュウウウッ!
トリトドンの口から吐き出された土の入り混じった激流がボーちゃんに迫る。しかし、ボーちゃんは構わずトリトドンを見据えると、
ミミッキュ『……ボ!』ギンッ!
トリトドン「ポワッ……!」ズキンッ
ククイ博士「!」
そしてボーちゃんはだくりゅうに飲み込まれてしまった。
だくりゅうの勢いが収まると、ぐったりとしているボーちゃんの姿が。
しんのすけ「ボーちゃん!」
ミミッキュ『……後は、頼んだ』
リーリエ「これでお互いに1匹ずつ倒れましたね……」
みさえ「また振り出しに戻っちゃったのね」
ククイ博士「いや、それはどうかな……」
826 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:28:22.17 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「うーし、ネネちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
キテルグマ『あたしの出番ね。負けないんだから!』ポンッ
ハウ「わー! ネネちゃん、進化してたんだー!」
みさえ「あら、あんなかわいいポケモンゲットしてたのね。しんのすけったら、いい趣味してるじゃない」
ハプウ「ふむう、ストーンエッジじゃ!」
トリトドン「ポワーオ!」ドシン
ズズンッ!
キテルグマ『いたっ!』
ハプウ「トリトドン、更にどろばくだんじゃ! 奴を近づけるな」
トリトドン「ポ……ワッ!」ボシュッ
トリトドンの口から次々と泥の塊が発射されて、ネネに直撃する。ネネは手でガードするが、それでも攻撃に移れずにいた。
キテルグマ『これじゃ、思うように進めないじゃない! この砂嵐も、収まらないし……』ビシャッ ビシャッ
827 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:35:52.54 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「じゃあそこの刺さった岩投げればー?」
キテルグマ『あ、その手があったわね! ふんっ!』ベキッ
しんのすけのアドバイスを聞いて、ネネは尖った岩の一部をへし折って持つと、それをトリトドンに向けて投げつけた。
キテルグマ『えいっ! えいっ! ふんっ!』ブン! ブン! ブンッ!
トリトドン「ポワッ! ポワ!?」ドンッ! ズグッ!
ハプウ「ぬう……ストーンエッジの残骸を利用するとは、なんて破天荒な攻撃じゃ」
トリトドン「ポッ……ポワッ」ブルブル
ハプウ「うん? どうしたトリトドン?」
ひろし「なんか様子が変だぞ」
ハウ「体調が悪いのかなー?」
キテルグマ『今がチャンス!』ダッ
ハプウ(この感じ……あのミミッキュ、倒れ際に呪いをかけおったのか! なんと油断ならないヤツよ)
ハプウ「トリトドン、自己再生じゃ!」
トリトドン「ポワーオッ!!」パアアッ
キテルグマ『な、なに?』
828 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:38:19.22 ID:CVZsSMq50
トリトドンの身体が光に包まれると、見る見るうちにネネに負わされていた傷が塞がっていく。
ククイ博士「向こうも気付いたようだね」
リーリエ「なににですか?」
ククイ博士「あのミミッキュ、呪いをかけていたんだよ。自分の体力を削ることで、どく状態のように相手の体力をじわじわと奪っていくんだ。しかも、呪いは自己再生しても治せないから、トリトドンが倒れるまで続くよ」
みさえ「ピカチュウみたいなかわいい見た目して随分怖い技を使うのね。あの子……」
ひまわり「たい……」
トリトドン「ポワーオッ!」
しんのすけ「おおっ、元気になっちゃった」
キテルグマ『元気になったからどうだって言うのよ! 倒すまで戦えばいいだけよ!』ブンッ
ネネが放ったアームハンマーが、トリトドンに命中する!
トリトドン「ポ、ポワァッ…!?」ドズムッ
ひろし「おおっ、あの一撃はでかいぞ!」
ハプウ「トリトドン、だくりゅうで押し戻せ! 距離を取らせるのじゃ!」
トリトドン「ポォワァァッ!」
アームハンマーの反動で動きが鈍くなったところで、口を大きく吸い込み、さっきとは比べ物にならない量のだくりゅうを迸らせた。巨体のキテルグマでも耐え切れず、流されてしまう。
829 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:39:37.54 ID:CVZsSMq50
キテルグマ『きゃあああっ!』ドドドドッ
しんのすけ「おおっ、ネネちゃんのような重くて巨体な身体でも押し流されるなんて……」
キテルグマ『やかましいッ!』
ハプウ「よし、自己再生じゃ!」
トリトドン「ポワーオッ!!」パアアッ
キテルグマ『あーん、また自己再生?』
しんのすけ「まるでダイエット中のかーちゃんみたい」
キテルグマ『どういうこと?』
しんのすけ「いくらダイエットして体重を減らしても、またリバウンドして元通り!」
ロトム図鑑「うまい、座布団一枚だ」
げ ん
こ つ
しんのすけ&ロトム図鑑「」
みさえ「うまくないわよっ! 失礼ね!」ドスドス
キテルグマ『こうなったら、あいつを一撃で倒すっきゃないわ!』
830 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:41:02.38 ID:CVZsSMq50
しんのすけ「ネネちゃん、あれを使えばきっと気合出せるんじゃない?」
キテルグマ『あれ? ……ひょっとして、あれ?』
しんのすけ「武器にしたら、きっと役に立つと思うよ。あっちのネネちゃんもそうしてたし」
キテルグマ『そうかしら……?』
ハプウ「ぶつくさしゃべってるヒマがあるかの? トリトドン、どろばくだんで攻撃じゃ!」
トリトドン「ポワッ!」ボシュッ!
キテルグマ『きゃっ! いたい!』グチャッ! ドッ!
しんのすけ「ネネちゃん、耐えるんだ!」
ひろし「さっきと同じ状況に戻っちまったな……」
ハウ「ネネちゃんだけ体力を一方的に奪われてるからねー、あのトリトドン結構タフだねー」
みさえ「このまま何もできずに倒れちゃうのかしら?」
ロトム図鑑「……それはどうだろうか」
みさえ「え?」
ロトム図鑑「見よ、攻撃をこらえるネネのがまんのボルテージを」
リーリエ「あっ、そういえばネネちゃんさんには……!」
831 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/11(日) 19:42:13.30 ID:CVZsSMq50
キテルグマ『…………!』グチャッ! ドチャッ!
ハプウ(どうしたのじゃ? あやつめ、さっきと違ってまったく攻撃しようとせん)
ハプウ(なにかの前触れか? ともかく、呪いのダメージもそろそろ無視できん。あやつを倒しにかかろう)
ハプウ「トリトドン、そろそろだくりゅうで仕上げるぞ!」
トリトドン「ポワァァッ!」ブシュウウウッ!
三度目のだくりゅうが襲いかかってくる。しかし、同時にネネちゃんもどろばくだんを受け続けて、我慢の臨界点を超えた!
キテルグマ『うがあああああっ!』ダッ!
全員「!?」
キテルグマはだくりゅうの流れに逆らい、地面を踏みつけながら猛ダッシュしトリトドンへ急接近する!
ハプウ「なーー!」
しんのすけ「やっちゃえネネちゃん!」
キテルグマ『いい加減女の子に向かって、ンなきたねーもん……』バッ!
ネネちゃんはジャンプすると、手に隠し持っていた「あれ」を握る。
ハウ「あれって……」
リーリエ「ピッピ人形さん……ですか?」
しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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