しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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496 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:00:54.04 ID:jtUOr8US0
ライチュウ「ラーイッヂュウウウッ!!」ビリビリ!
しかし、ライチュウも負けじとめり込んだまま、10まんボルトをマサオに流し込む!
ヨワシ『ぐぁぁぁっ!』バチチチチッ!
ジュナイパー(ボール)『マズイ! ヨワシたちが離れつつあるぞ!』
ハウ「ふうっ! もう少しで群れはいなくなりそうだねー」
ヨワシ『このままヤツをチカラずくでねじ伏せてやるぜ!』
しんのすけ「ほうほう、押しの強いゴーリキー、略してゴリ押しですな」
ハウ「ライチュウ! マサオをかく乱しながらもう一度スパークだー!」
ライチュウ「ラーイッ!」ギュンッ!
ヨワシ『!』
497 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:01:53.72 ID:jtUOr8US0
ライチュウは全身に電気を纏いながら、空中を素早く舞ってマサオを惑わしていく。
マサオを纏うヨワシたちも、必死でライチュウの姿を目で追っていく。
ハウ「今だよー!」
ライチュウ「ライッ!」ドッ!
ヨワシ『しゃらくせえ!!』ブンッ
マサオの背後に回ったライチュウがスパークを出したと同時に、マサオも身体を勢いよく回転させてしなりをつけながら尾ひれを動かす!
ライチュウ「ライヂュュウッ!」バチチチッ!
マサオ『おりゃああああ!!』ブンッ!
ドッゴォォッ!!
ヨワシ(単)『うわーっ!』
ライチュウ「ライーッ!!」
ドサッ
ジュナイパー(ボール)『マサオくんを纏っていたヨワシの群れとライチュウが同時に吹っ飛んだ!』
ライチュウ「ら……ライ……」オメメグルグル
ハウ「わー、そのまま倒せると思ったのに!」
ヨワシ『はあ……はあ』
498 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:02:57.14 ID:jtUOr8US0
ハウ「んー……マサオの群れはいなくなったけどー、代わりにライチュウが倒れちゃったかー。群れたヨワシってやっぱりとんでもないねー!」
しんのすけ「まあね」
ハウ「でもーそっちのヨワシも群れがいなくなったから結果オーライだよねー!」スッ
ハウ「さぁ、出番だよー! ニャヒート!」ヒョイッ
ニャヒート「ニャー!」ポンッ!
ヨワシ『ひいい~っ、これって戻ったほうがいいよね』
ヌイコグマ(ボール)『戻んなくて平気よ! なんのためのみずタイプよ』
ジュナイパー(ボール)『そうだね。いくら群れがいなくなっても、君はみずタイプ。ほのおタイプのニャヒートに対して、優位に立てられるよ!』
しんのすけ「魚が猫に勝つ絵面ってなんとなくかっこいいかも」
499 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:03:44.76 ID:jtUOr8US0
ヨワシ『そ、そうかな? よーし! 来いっ!』
ニャヒート「ニャッ!」バッ!
ガプッ
ヨワシ『ひえええ助けてぇぇ~!』
ニャヒート「ニャ~」カプカプ
しんのすけ「早っ!」
ハウ「あははー食べちゃダメ、食べちゃダメだよーニャヒート」
ロトム図鑑「マサオ加えたニャヒート追いかけて、か」
ニャヒート「ニャッ」ペッ
ヨワシ『うう……』
ジュナイパー(ボール)『タイプ相性でどうなるかと思ったけど、さすがに無理か……。しょうがない、しんのすけ、僕を出すんだ!』
しんのすけ「ほーい! というわけでマサオくんチェンジね」シュンッ
しんのすけ「カザマくん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ジュナイパー『最初に戦った時は負けたけど、今度は勝つぞ!』ポンッ
500 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:04:28.35 ID:jtUOr8US0
ハウ「ん……カザマ、ジュナイパーに進化したんだねー! おれのニャヒートより先に進化するなんてやるなー!」
ニャヒート「ニャー……」
ハウ「よーし、おれも負けてられないねー! ニャヒート、ひのこ!」
ニャヒート「ニャーーッ!!」ボッボッ!
ジュナイパー『新技の威力、見せてやる!』スッ!
カザマは片翼に影の矢羽根を3つ作り出すと、それを素早くつがえて放った! カザマのかげぬいが空を切り、ニャヒートのひのこを2つの矢羽根が打ち消し、最後の1つがニャヒートの影に突き刺さって爆発を起こす!
ドゴォォン!!
ニャヒート「ニャッ……!」
ハウ「ニャヒート! そのままほのおのきばだー!」
ニャヒート「シャーッ!」クワッ!
ジュナイパー『!』
爆風に煽られながらも、ニャヒートが大きな口を開けながら、炎をまとった牙をむき出しにカザマへ迫る!
ジュナイパー『おっと、そうはさせるか!』ブンッ!
ニャヒート「ニャアッ!!」ザクッ
501 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:05:00.03 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「おーかっこいい! 今の居合抜き見たいのなに?」
ジュナイパー『リーフブレードさ! 一度コレやってみたかったんだ!』
ハウ「やっぱそう簡単に行かないかー! それならー!」
バッ バッ ボウッ ボウッ ゴウッ バァーン!
ピカッ! ゴウッ!!
ニャヒートは Zパワーを 身体に まとった!
ニャヒートが 解き放つ
全力の Zワザ!
ダ イ ナ ミ ッ ク フ ル フ レ イ ム !
502 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:05:40.83 ID:jtUOr8US0
ジュナイパー『Zワザか!』
ハウ「ゴーゴー! ニャヒート!」
ニャヒート「フシャアアアッ!!」ゴウウウッ!
ニャヒートは身を固めると、炎を纏い始めた!
そして、ニャヒートが巨大な火球そのものになると、カザマに向かって猛進してきた!
ジュナイパー『……!』
カザマは火球に飲み込まれると、そのまま火球は風船のように膨らんでいき、そのまま大爆発を起こした!
ドゴォォォッ!!
ジュナイパー『うわっ……ああっ!』
しんのすけ「おわーっ! カザマくんが焼き鳥になっちゃう!」
ロトム図鑑「焼き鳥といえばせせりが食べたくなってきたな」
しんのすけ「オラはつくねがいいなぁ」
ロトム図鑑「ふっ、まだまだお子様よのう」
ジュナイパー『お前ら僕の前でなんて会話してるんだ!』シュウウウ
しんのすけ「おおっ、生きてた!」
503 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:06:31.56 ID:jtUOr8US0
ハウ「おれとニャヒートのゼンリョクを受けても倒れないなんてー……」
ジュナイパー『結構……ギリギリ、だけどね』
ジュナイパー『しんのすけ! 僕たちもZワザだ! 博士からもらったZクリスタルを使ってみようよ!』
しんのすけ「おっけー!」
しんのすけ(あれっ? でもZワザのポーズ教わってねーや。ケツだけ星人にしちゃお!)
バッ バッ ブリブリブリブリ!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
ジュナイパー(なんなんだそのポーズ……)
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
シ ャ ド ー ア ロ ー ズ ス ト ラ イ ク !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
ジュナイパー『気を取り直してーー行くぞッ!』バサッ
504 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:08:02.37 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
ジュナイパー『気を取り直してーー行くぞッ!』バサッ
カザマは真上に飛翔すると、周囲に無数の矢羽根を扇形に並べた。そして矢羽根と供にニャヒートへ急降下する!
そしてニャヒートに直接攻撃したと同時に無数の矢羽根がニャヒートや周囲に突き刺さり、黒紫の爆発を引き起こした!
ドッゴォォォォン!!
ニャヒート「ニャアアアッ!!」
ドサッ ゴロゴロッ
ニャヒート「ニ……ニャア」
ハウ「……!」
ジュナイパー『ーーっふう! 結構危なかったな』
しんのすけ「イエーイ、オラたちの勝ちー!」
ハウ「うんー、いい勝負だったー! しんのすけの新しいポケモンもごきげんだねー」
ハウ「ポケモン勝負ってさー、勝ったり負けたりだからー、楽しまなきゃ損だよねー」
しんのすけ「そう? なんかさっきマサオくんとかカザマくん出した時のハウくん、なんか楽しむより焦ってたように見えてたけど」
ハウ「えー? そうかなー?」
505 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:09:11.61 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「うん、なんだか……『まくれまくれ! あ゛ー負けたー』みたいな」
ハウ「うー……競馬じゃないんだからー」
ハウ「……なーなー、しんのすけってーカプ・コケコから石をもらったんだよねー」
しんのすけ「そうだよー。どうせならサインもくれたらよかったのに」
ハウ「でも、周りから石をもらった事とか、5歳で島巡りってすごいとか言われてー結構プレッシャーにならないー?」
しんのすけ「プレッシャー? 別に?」
ハウ「ホントー?」
しんのすけ「でもー、島巡りしてライチおねいさんとかビッケおねいさんにぃ、ルザミーネおねいさんに褒められたのは嬉しいですなぁ~あは~」
ハウ「……」
ハウ「おれ、しんのすけのそーゆー自分に正直で素直なところ、羨ましいなーって思うー」
しんのすけ「いやーそれほどでも。ハウくんも素直になれば?」
ハウ「うんー! 勝負してくれてありがとーしんのすけ! ポケモン、元気にしてあげるねー」
???「軽く見られていいなら、せいぜい騒がしくしてな……」
しんのすけ&ハウ「!」
506 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:29:44.38 ID:jtUOr8US0
グラジオ「……」
ハウ「わー! でたー!!」
しんのすけ「……誰だっけ?」
グラジオ「……」ジロッ
ハウ「スカル団の用心棒の人だよー!」
しんのすけ「あ、クジラくんかぁ!」
グラジオ「……クジラじゃない、グラジオだ」
グラジオ「ところで、スカル団がコスモッグというポケモンを探している……。オマエら、なにか知っているか?」
しんのすけ「オラ知っt……ムグッ」
ハウ「お、教えないよー!」
グラジオ「……フッ、コスモッグ自体は強くないポケモンだ。だが、あいつはとんでもないポケモンを呼びよせかねない……。なにかあれば、アローラに災厄が訪れるぞ……!」
ハウ「災厄って、ひどいことー? もしかして……」ゾォォッ
507 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:30:44.13 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「…………」
~しんのすけの妄想~
おとなのおねえさん「ぎゃおー食べちゃうぞー!」グワー
バトルガール「たかいたかいしてやるー!」グイッ
ビキニのおねえさん「ふみつけてあげる!」フミッフミッ
~妄想終了~
しんのすけ「うひゃーたまりませんなぁ///」
グラジオ「お前はナニ考えてるんだ……!」
ハウ「じゃあ、どうすればいいのー?」
グラジオ「……コスモッグを知っているなら、守ってやれ! まがりなりにもスカル団の用心棒をしているが、これだけはアドバイスしてやる」
グラジオ「コ ス モ ッ グ だ け は 守 れ ッ ! !」ギンッ
508 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:31:26.52 ID:jtUOr8US0
しんのすけ&ハウ「……」
スタスタ
ハウ「どういうことー? それに、どこに行くのー!?」
グラジオ「……それにしてもスカル団、コスモッグの存在をどこで知ったというのだ?」ブツブツ
ハウ「行っちゃったー……」
ハウ「とにかく、リーリエとコスモッグを守ればいいんだよねー!! よーし! 次の試練もこなして、もっともっと強くなるー!」ボッ
しんのすけ「うーん、オラはそろそろ晩ご飯を食べたい気分」グゥ
509 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:32:30.89 ID:jtUOr8US0
カプの村
ハウ「しんのすけー」
しんのすけ「お?」
ハウ「おれさー島巡りをこなして、カプ・コケコに認められ、しまキングになるんだー!勝ち負けを競いつつも、楽しいポケモン勝負を広めたいしさ」
しんのすけ「ハウくんならしまキングになれるよ」
ハウ「ほんとー?」
しんのすけ「タブンネ」
ハウ「」ズルッ
ハウ「多分かよー。でも、ありがとーしんのすけ。いっしょにチャンピオン、めざそーね!!」
しんのすけ「おねいさんにモテモテになるためやってやりますか。で、オラたち、どこに向かってるんだっけ?」
ハウ「エーテルハウスでしょー? しんのすけもアセロラの試練受けるんじゃないのー?」
しんのすけ「おおっ、こってり忘れてた! あれ? ハウくんもアセロラちゃんとお尻合いなの?」
ハウ「うんー場所を教えてもらったのー」
510 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:33:37.09 ID:jtUOr8US0
ハウ「ねーほら、あれ! あれがラナキラマウンテンの入口なんだよー」ユビサシ
しんのすけ「なんかエレベーターみたいなのがあるね」
ハウ「博士が言ってたんだけど、あれでちょっと登ったあと、雪の中を歩いててっぺんまで行くらしいよー」
ハウ「そういえば、ラナキラマウンテンのてっぺんにポケモンリーグができるらしいねー。遠い地方にあるポケモンリーグにはー、四天王と呼ばれるめっちゃ強いトレーナーが4人いるんだってー!」
しんのすけ「オラ知ってる! カスカベ地方にも四天王がいるもん」
ハウ「四天王としまキングって、どっちが強いのかなー? なんかワクワクするよねー!」
しんのすけ「そりゃカスカベの四天王が一番でしょ! アクション仮面なんてチャンピオンだもん」
ハウ「へぇー、四天王なら本気のじーちゃんと戦わせてみたいなー」
しんのすけ「うんうん、きっといい勝負を繰り広げるでしょうな」
ハウ「カスカベ地方も、島巡りできるかなー? 行ってみたいなー」
しんのすけ「ハウくんもカスカベ地方においでよ。なんもないけど楽しいところだから」
ハウ「あははーなんか矛盾してるよそれー!」
511 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:35:25.72 ID:jtUOr8US0
カプの村 エーテルハウス
ハウ「おー! しんのすけ、エーテルハウスだねー!」
しんのすけ「ここがあの女のハウスね!」
ハウ「さ、入ろ入ろー! アローラ!」プシュー
しんのすけ「おじゃましますとらいくはばったーあうと」
子供たち「!」
しんのすけ「あれ? アセロラちゃんいないの?」
男の子「知らないヤツだ!」
女の子「ポケモンしょうぶね!」
ハウ「えー? えー!?」
子供たち「アセロラねーちゃんの留守を守るー!!」
ヤングース「きゅう!」ガブッ
ハウ「うわー! なんか噛まれたー!」ジタバタ
512 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:36:12.68 ID:jtUOr8US0
女の子「まいったかー!」
しんのすけ「正義は勝つのだ! ワッハッハッハッ!」
男の子「ワッハッハッハッ……あれ?」
ハウ「しんのすけはこっちの味方でしょー?」
プシュー
アセロラ「ただいま! おー! もう仲良くなってる! しんちゃんとハウくん一緒に来たんだね!」
ハウ「痛いほど仲いいのかー」ダラー
しんのすけ「頭から血ィ出てるよ。あれ? リーリエちゃんは?」
アセロラ「ハプウちゃんと一緒! そのうち来るんだって。その間に試練を終わらせてみんなでご飯作ろうよ!」
ハウ「おーいいねー! みんなでご飯食べれば楽しいもんねー」
しんのすけ「ハウくんは現在進行形で食べられてるけどね」
ナニヲスルノデス、ヤメテクダサイッ!>
アセロラ「なんだろう? 外に誰かいるみたい」
しんのすけ「お祭りかな? オラ見てくるー」ダッ
プシュー
ライチュウ「ラーイッヂュウウウッ!!」ビリビリ!
しかし、ライチュウも負けじとめり込んだまま、10まんボルトをマサオに流し込む!
ヨワシ『ぐぁぁぁっ!』バチチチチッ!
ジュナイパー(ボール)『マズイ! ヨワシたちが離れつつあるぞ!』
ハウ「ふうっ! もう少しで群れはいなくなりそうだねー」
ヨワシ『このままヤツをチカラずくでねじ伏せてやるぜ!』
しんのすけ「ほうほう、押しの強いゴーリキー、略してゴリ押しですな」
ハウ「ライチュウ! マサオをかく乱しながらもう一度スパークだー!」
ライチュウ「ラーイッ!」ギュンッ!
ヨワシ『!』
497 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:01:53.72 ID:jtUOr8US0
ライチュウは全身に電気を纏いながら、空中を素早く舞ってマサオを惑わしていく。
マサオを纏うヨワシたちも、必死でライチュウの姿を目で追っていく。
ハウ「今だよー!」
ライチュウ「ライッ!」ドッ!
ヨワシ『しゃらくせえ!!』ブンッ
マサオの背後に回ったライチュウがスパークを出したと同時に、マサオも身体を勢いよく回転させてしなりをつけながら尾ひれを動かす!
ライチュウ「ライヂュュウッ!」バチチチッ!
マサオ『おりゃああああ!!』ブンッ!
ドッゴォォッ!!
ヨワシ(単)『うわーっ!』
ライチュウ「ライーッ!!」
ドサッ
ジュナイパー(ボール)『マサオくんを纏っていたヨワシの群れとライチュウが同時に吹っ飛んだ!』
ライチュウ「ら……ライ……」オメメグルグル
ハウ「わー、そのまま倒せると思ったのに!」
ヨワシ『はあ……はあ』
498 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:02:57.14 ID:jtUOr8US0
ハウ「んー……マサオの群れはいなくなったけどー、代わりにライチュウが倒れちゃったかー。群れたヨワシってやっぱりとんでもないねー!」
しんのすけ「まあね」
ハウ「でもーそっちのヨワシも群れがいなくなったから結果オーライだよねー!」スッ
ハウ「さぁ、出番だよー! ニャヒート!」ヒョイッ
ニャヒート「ニャー!」ポンッ!
ヨワシ『ひいい~っ、これって戻ったほうがいいよね』
ヌイコグマ(ボール)『戻んなくて平気よ! なんのためのみずタイプよ』
ジュナイパー(ボール)『そうだね。いくら群れがいなくなっても、君はみずタイプ。ほのおタイプのニャヒートに対して、優位に立てられるよ!』
しんのすけ「魚が猫に勝つ絵面ってなんとなくかっこいいかも」
499 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:03:44.76 ID:jtUOr8US0
ヨワシ『そ、そうかな? よーし! 来いっ!』
ニャヒート「ニャッ!」バッ!
ガプッ
ヨワシ『ひえええ助けてぇぇ~!』
ニャヒート「ニャ~」カプカプ
しんのすけ「早っ!」
ハウ「あははー食べちゃダメ、食べちゃダメだよーニャヒート」
ロトム図鑑「マサオ加えたニャヒート追いかけて、か」
ニャヒート「ニャッ」ペッ
ヨワシ『うう……』
ジュナイパー(ボール)『タイプ相性でどうなるかと思ったけど、さすがに無理か……。しょうがない、しんのすけ、僕を出すんだ!』
しんのすけ「ほーい! というわけでマサオくんチェンジね」シュンッ
しんのすけ「カザマくん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ジュナイパー『最初に戦った時は負けたけど、今度は勝つぞ!』ポンッ
500 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:04:28.35 ID:jtUOr8US0
ハウ「ん……カザマ、ジュナイパーに進化したんだねー! おれのニャヒートより先に進化するなんてやるなー!」
ニャヒート「ニャー……」
ハウ「よーし、おれも負けてられないねー! ニャヒート、ひのこ!」
ニャヒート「ニャーーッ!!」ボッボッ!
ジュナイパー『新技の威力、見せてやる!』スッ!
カザマは片翼に影の矢羽根を3つ作り出すと、それを素早くつがえて放った! カザマのかげぬいが空を切り、ニャヒートのひのこを2つの矢羽根が打ち消し、最後の1つがニャヒートの影に突き刺さって爆発を起こす!
ドゴォォン!!
ニャヒート「ニャッ……!」
ハウ「ニャヒート! そのままほのおのきばだー!」
ニャヒート「シャーッ!」クワッ!
ジュナイパー『!』
爆風に煽られながらも、ニャヒートが大きな口を開けながら、炎をまとった牙をむき出しにカザマへ迫る!
ジュナイパー『おっと、そうはさせるか!』ブンッ!
ニャヒート「ニャアッ!!」ザクッ
しんのすけ「おーかっこいい! 今の居合抜き見たいのなに?」
ジュナイパー『リーフブレードさ! 一度コレやってみたかったんだ!』
ハウ「やっぱそう簡単に行かないかー! それならー!」
バッ バッ ボウッ ボウッ ゴウッ バァーン!
ピカッ! ゴウッ!!
ニャヒートは Zパワーを 身体に まとった!
ニャヒートが 解き放つ
全力の Zワザ!
ダ イ ナ ミ ッ ク フ ル フ レ イ ム !
502 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:05:40.83 ID:jtUOr8US0
ジュナイパー『Zワザか!』
ハウ「ゴーゴー! ニャヒート!」
ニャヒート「フシャアアアッ!!」ゴウウウッ!
ニャヒートは身を固めると、炎を纏い始めた!
そして、ニャヒートが巨大な火球そのものになると、カザマに向かって猛進してきた!
ジュナイパー『……!』
カザマは火球に飲み込まれると、そのまま火球は風船のように膨らんでいき、そのまま大爆発を起こした!
ドゴォォォッ!!
ジュナイパー『うわっ……ああっ!』
しんのすけ「おわーっ! カザマくんが焼き鳥になっちゃう!」
ロトム図鑑「焼き鳥といえばせせりが食べたくなってきたな」
しんのすけ「オラはつくねがいいなぁ」
ロトム図鑑「ふっ、まだまだお子様よのう」
ジュナイパー『お前ら僕の前でなんて会話してるんだ!』シュウウウ
しんのすけ「おおっ、生きてた!」
503 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:06:31.56 ID:jtUOr8US0
ハウ「おれとニャヒートのゼンリョクを受けても倒れないなんてー……」
ジュナイパー『結構……ギリギリ、だけどね』
ジュナイパー『しんのすけ! 僕たちもZワザだ! 博士からもらったZクリスタルを使ってみようよ!』
しんのすけ「おっけー!」
しんのすけ(あれっ? でもZワザのポーズ教わってねーや。ケツだけ星人にしちゃお!)
バッ バッ ブリブリブリブリ!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
ジュナイパー(なんなんだそのポーズ……)
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
シ ャ ド ー ア ロ ー ズ ス ト ラ イ ク !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
ジュナイパー『気を取り直してーー行くぞッ!』バサッ
504 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:08:02.37 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
ジュナイパー『気を取り直してーー行くぞッ!』バサッ
カザマは真上に飛翔すると、周囲に無数の矢羽根を扇形に並べた。そして矢羽根と供にニャヒートへ急降下する!
そしてニャヒートに直接攻撃したと同時に無数の矢羽根がニャヒートや周囲に突き刺さり、黒紫の爆発を引き起こした!
ドッゴォォォォン!!
ニャヒート「ニャアアアッ!!」
ドサッ ゴロゴロッ
ニャヒート「ニ……ニャア」
ハウ「……!」
ジュナイパー『ーーっふう! 結構危なかったな』
しんのすけ「イエーイ、オラたちの勝ちー!」
ハウ「うんー、いい勝負だったー! しんのすけの新しいポケモンもごきげんだねー」
ハウ「ポケモン勝負ってさー、勝ったり負けたりだからー、楽しまなきゃ損だよねー」
しんのすけ「そう? なんかさっきマサオくんとかカザマくん出した時のハウくん、なんか楽しむより焦ってたように見えてたけど」
ハウ「えー? そうかなー?」
505 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:09:11.61 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「うん、なんだか……『まくれまくれ! あ゛ー負けたー』みたいな」
ハウ「うー……競馬じゃないんだからー」
ハウ「……なーなー、しんのすけってーカプ・コケコから石をもらったんだよねー」
しんのすけ「そうだよー。どうせならサインもくれたらよかったのに」
ハウ「でも、周りから石をもらった事とか、5歳で島巡りってすごいとか言われてー結構プレッシャーにならないー?」
しんのすけ「プレッシャー? 別に?」
ハウ「ホントー?」
しんのすけ「でもー、島巡りしてライチおねいさんとかビッケおねいさんにぃ、ルザミーネおねいさんに褒められたのは嬉しいですなぁ~あは~」
ハウ「……」
ハウ「おれ、しんのすけのそーゆー自分に正直で素直なところ、羨ましいなーって思うー」
しんのすけ「いやーそれほどでも。ハウくんも素直になれば?」
ハウ「うんー! 勝負してくれてありがとーしんのすけ! ポケモン、元気にしてあげるねー」
???「軽く見られていいなら、せいぜい騒がしくしてな……」
しんのすけ&ハウ「!」
506 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:29:44.38 ID:jtUOr8US0
グラジオ「……」
ハウ「わー! でたー!!」
しんのすけ「……誰だっけ?」
グラジオ「……」ジロッ
ハウ「スカル団の用心棒の人だよー!」
しんのすけ「あ、クジラくんかぁ!」
グラジオ「……クジラじゃない、グラジオだ」
グラジオ「ところで、スカル団がコスモッグというポケモンを探している……。オマエら、なにか知っているか?」
しんのすけ「オラ知っt……ムグッ」
ハウ「お、教えないよー!」
グラジオ「……フッ、コスモッグ自体は強くないポケモンだ。だが、あいつはとんでもないポケモンを呼びよせかねない……。なにかあれば、アローラに災厄が訪れるぞ……!」
ハウ「災厄って、ひどいことー? もしかして……」ゾォォッ
507 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:30:44.13 ID:jtUOr8US0
しんのすけ「…………」
~しんのすけの妄想~
おとなのおねえさん「ぎゃおー食べちゃうぞー!」グワー
バトルガール「たかいたかいしてやるー!」グイッ
ビキニのおねえさん「ふみつけてあげる!」フミッフミッ
~妄想終了~
しんのすけ「うひゃーたまりませんなぁ///」
グラジオ「お前はナニ考えてるんだ……!」
ハウ「じゃあ、どうすればいいのー?」
グラジオ「……コスモッグを知っているなら、守ってやれ! まがりなりにもスカル団の用心棒をしているが、これだけはアドバイスしてやる」
グラジオ「コ ス モ ッ グ だ け は 守 れ ッ ! !」ギンッ
508 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:31:26.52 ID:jtUOr8US0
しんのすけ&ハウ「……」
スタスタ
ハウ「どういうことー? それに、どこに行くのー!?」
グラジオ「……それにしてもスカル団、コスモッグの存在をどこで知ったというのだ?」ブツブツ
ハウ「行っちゃったー……」
ハウ「とにかく、リーリエとコスモッグを守ればいいんだよねー!! よーし! 次の試練もこなして、もっともっと強くなるー!」ボッ
しんのすけ「うーん、オラはそろそろ晩ご飯を食べたい気分」グゥ
509 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:32:30.89 ID:jtUOr8US0
カプの村
ハウ「しんのすけー」
しんのすけ「お?」
ハウ「おれさー島巡りをこなして、カプ・コケコに認められ、しまキングになるんだー!勝ち負けを競いつつも、楽しいポケモン勝負を広めたいしさ」
しんのすけ「ハウくんならしまキングになれるよ」
ハウ「ほんとー?」
しんのすけ「タブンネ」
ハウ「」ズルッ
ハウ「多分かよー。でも、ありがとーしんのすけ。いっしょにチャンピオン、めざそーね!!」
しんのすけ「おねいさんにモテモテになるためやってやりますか。で、オラたち、どこに向かってるんだっけ?」
ハウ「エーテルハウスでしょー? しんのすけもアセロラの試練受けるんじゃないのー?」
しんのすけ「おおっ、こってり忘れてた! あれ? ハウくんもアセロラちゃんとお尻合いなの?」
ハウ「うんー場所を教えてもらったのー」
510 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:33:37.09 ID:jtUOr8US0
ハウ「ねーほら、あれ! あれがラナキラマウンテンの入口なんだよー」ユビサシ
しんのすけ「なんかエレベーターみたいなのがあるね」
ハウ「博士が言ってたんだけど、あれでちょっと登ったあと、雪の中を歩いててっぺんまで行くらしいよー」
ハウ「そういえば、ラナキラマウンテンのてっぺんにポケモンリーグができるらしいねー。遠い地方にあるポケモンリーグにはー、四天王と呼ばれるめっちゃ強いトレーナーが4人いるんだってー!」
しんのすけ「オラ知ってる! カスカベ地方にも四天王がいるもん」
ハウ「四天王としまキングって、どっちが強いのかなー? なんかワクワクするよねー!」
しんのすけ「そりゃカスカベの四天王が一番でしょ! アクション仮面なんてチャンピオンだもん」
ハウ「へぇー、四天王なら本気のじーちゃんと戦わせてみたいなー」
しんのすけ「うんうん、きっといい勝負を繰り広げるでしょうな」
ハウ「カスカベ地方も、島巡りできるかなー? 行ってみたいなー」
しんのすけ「ハウくんもカスカベ地方においでよ。なんもないけど楽しいところだから」
ハウ「あははーなんか矛盾してるよそれー!」
511 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:35:25.72 ID:jtUOr8US0
カプの村 エーテルハウス
ハウ「おー! しんのすけ、エーテルハウスだねー!」
しんのすけ「ここがあの女のハウスね!」
ハウ「さ、入ろ入ろー! アローラ!」プシュー
しんのすけ「おじゃましますとらいくはばったーあうと」
子供たち「!」
しんのすけ「あれ? アセロラちゃんいないの?」
男の子「知らないヤツだ!」
女の子「ポケモンしょうぶね!」
ハウ「えー? えー!?」
子供たち「アセロラねーちゃんの留守を守るー!!」
ヤングース「きゅう!」ガブッ
ハウ「うわー! なんか噛まれたー!」ジタバタ
512 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/06(火) 21:36:12.68 ID:jtUOr8US0
女の子「まいったかー!」
しんのすけ「正義は勝つのだ! ワッハッハッハッ!」
男の子「ワッハッハッハッ……あれ?」
ハウ「しんのすけはこっちの味方でしょー?」
プシュー
アセロラ「ただいま! おー! もう仲良くなってる! しんちゃんとハウくん一緒に来たんだね!」
ハウ「痛いほど仲いいのかー」ダラー
しんのすけ「頭から血ィ出てるよ。あれ? リーリエちゃんは?」
アセロラ「ハプウちゃんと一緒! そのうち来るんだって。その間に試練を終わらせてみんなでご飯作ろうよ!」
ハウ「おーいいねー! みんなでご飯食べれば楽しいもんねー」
しんのすけ「ハウくんは現在進行形で食べられてるけどね」
ナニヲスルノデス、ヤメテクダサイッ!>
アセロラ「なんだろう? 外に誰かいるみたい」
しんのすけ「お祭りかな? オラ見てくるー」ダッ
プシュー
しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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