しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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441 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:53:26.25 ID:OLAdBY7f0
バッ バッ ブリッ ブリッ パァァッ バァーン!
ピカッ! ゴウッ!!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
ブ ル ー ム シ ャ イ ン エ ク ス ト ラ !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
フクスロー『これで終わりだ!』
カザマがZパワーを周囲へ放出すると、次々と花が咲き乱れていく! そして日光がぬしポケモンのクワガノンとロトム図鑑に照射され、どんどん威力を増していく!
パァァァッ!!
マーマネ「まっ、眩しい!」
ドゴォォォン!!
クワガノン「ぎゅ、ぎゅーーーん!!」
ロトム図鑑「ブヒィィィィィ!!!」
ジュウウウ……
クワガノン「」ピクピクッ
442 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:54:25.21 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「やったの?」
フクスロー『うんーー』
プツン ウィィィン
フクスロー『あ、電気が戻った!』
しんのすけ「んー目がチカチカするぅ」
プシュー
マーレイン「マーくん!」ドタドタッ
マーマネ「マーさん!」ニコッ
しんのすけ「マーちゃん///」
443 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:56:11.61 ID:OLAdBY7f0
マーレイン「ナイスキャプテンだよ! しんのすけくんを成長させ、実験も成功させた!」
マーレイン「もっとも……『ぬしポケモンこいこい マーク2』は、電力を使いすぎのようだ。デンヂムシの協力をあおぐとか、改善の余地ありだね」
マーマネ「あ……しんのすけ君……ぬしポケモンを倒した君に、デンキZをあげる……」
しんのすけは デンキZを 手に入れた!
しんのすけ「正義は勝つ! ワッハッハッハッ!」
試 練 達 成 !
444 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:57:18.17 ID:OLAdBY7f0
マーマネ「……みてて」
バッ バッ ブゥンブゥン ビリリッ!
マーマネ「…………///」カアッ
クルッ
マーマネ「停電だと平気だったけど……ああ……人に見られてると、うまく話せなくなっちゃう」
しんのすけ「マーちゃん恥ずかしがらなくてもいいのよぉ~ん」グネグネ
マーマネ「うぅ……///」
マーマネ「ありがと……おめでと……マーマネの試練、達成だよ」
マーレイン「試練達成おめでとう! マーマネもキャプテンおつかれ」
マーマネ「ぼくもドキドキ……」
しんのすけ「オラはムネムネ」
マーレイン「あぁ、いとこだけどマーマネをキャプテンに選んでよかった」
マーレイン「本来であれば、しまキングがキャプテンを任命する。だが、ウラウラ島は事情がやや特殊でね」
しんのすけ「ほうほう」
445 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:58:27.55 ID:OLAdBY7f0
マーマネ「なんとかかんとか、キャプテンしてる。しんのすけ君、セキュリティのクイズも答えて、暗くて何も見えない中でも戦って、すごかった」
マーレイン(そういえば、セキュリティの最後のクイズ、マーくんには教えてなかったね。答えられたようだから良かったけど、念のため後で教えてあげないと)
マーレイン「なるほど……ではいいものを進呈しよう! ハガネZだ!」つハガネZ
しんのすけ「おおっ、いいの?」
マーレイン「ポケモンとともに強さを求め、島巡りで手に入れたZクリスタル。僕より、きみにふさわしいだろう! 遠慮せずに使ってほしい」
しんのすけ「ありがたく頂戴します」
ロトム図鑑「……ひどい目にあった」フラフラ
フクスロー『オナラなんかするからだよ。静かにって言ったのに』
フクスロー(変な気分だーー力が沸いてくるような感じ。前にもこんなことあった気がする……)
ロトム図鑑「……そう言えば、ひとつ言い忘れていた」
フクスロー『なに?』
446 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:59:15.49 ID:OLAdBY7f0
ロトム図鑑「ライト機能があったの、忘れてた」カチッ ピカー
フクスロー「…………」ピキッ
ポンッ! ポンッ!
フクスロー&ヨワシ&ヌイコグマ『最初に言えこの豚ァァァァ!!』ドカドカッゲシゲシッ!!
ロトム図鑑「ブヒィィィィィィィィィ!!!」
しんのすけ「やれやれ」
マーレイン「さて、しんのすけくん。お使いを頼まれてくれるかな。ククイ君の忘れものだよ」つ はかせのふくめん
しんのすけ「これハカセの被ってる覆面? かっこいー!」
マーレイン「ククイ君、マリエ庭園に戻ると言っていたよね。お手数をかけるが、よろしく」
しんのすけ「お手数かけられましたー!」
マーマネ「今度は、勝負……」
447 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:44:02.90 ID:OLAdBY7f0
ウラウラ島 マリエ庭園
しんのすけ「オーラーはしんのすーけ。おねいさんのーしもべー♪」
ザワザワ
しんのすけ「ほほー?」テクテク
したっぱE「おいおいおいククイさんよお!」
したっぱF「ポケモンリーグを造るって? なにトチ狂ってんだ!」
ククイ博士「4ターンだ!」ビシッ
したっぱE「はあ?」キョトン
ククイ博士「まとめてかかってくるといい! ボクもポケモン技の研究家!」ニイッ
ククイ博士「スピードスターや、やきつくすなどで、まとめて倒せるよう、バトルロイヤルでお相手しよう!」
したっぱE「マジかよ……」
したっぱF「や、やっちまうぞ……!」
ハカセ ガンバレー! チョーシノリスギ、スカルダン!
???「バトルロイヤル、いいよな! 一気に3匹もブッ倒せてよお」
448 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:45:03.37 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士「…………」
スタスタ
野次馬「グズマだ……」
したっぱE「ボスのおでましだ!」
グズマ「ブッ壊してもブッ壊しても、手を緩めなくて嫌われるグズマがここにいるぜ」
グズマ「やあ、皆の衆! スカル団ボスグズマと、ポケモン博士ククイのカード! よだれもののスペシャルマッチだろ」
グズマ「ククイさんよ、あんたとオレはお互いキャプテンになれなかった者同士、アローラ地方に残る古臭い風習ーーしまキングやキャプテンなんて、くだらない連中に変わる新しいものが欲しくなるよなあ?」
グズマ「だがよ、ククイさん。ポケモンリーグはいけないぜ。最強のトレーナーはもう決まっているんだからよ」
ククイ博士「ボクは『なれなかった』ではなく『ならなかった』んだ。夢のために、ね」
クルッ
ククイ博士「ハラさんに勝つため、どの技が強いか探り……やっとたどりついた答えーーそのとき、ベストの技を選べるポケモンとトレーナーのコンビが繰りだす技が最強だと!」
ククイ博士「なら、『そのとき』を生みだす場、ポケモンリーグを造らねば、とね! グズマくん! キミも口だけでなく、自慢の技を見せてくれよ」
グズマ「言うじゃねぇかーー」
ーーワッハッハッハッ!
449 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:46:11.67 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士&グズマ「!?」
パーパーパラパーパッパーパーパーパー
しんのすけ(はかせのかめん装備)「アクションロイヤル仮面! さんじょー! とおっ!」
クルクルクル スタッ!
ククイ博士「し、しんのすけ……!」
ククイ博士(そういえば天文台にマスクを間違って置いていったんだっけな……)
しんのすけ「やいっ、スケスケおパンツ団のリーダー! オラの目が白いうちは、悪さなんてさせないゾ!」ビシッ
ククイ博士「目が黒いうちに、だろ。それにそのマスク、勝手に被っちゃダメじゃないか」ズポッ
しんのすけ「お?」
グズマ「あぁ? ククイさんよ、とうとう子守まで始めたのか? ハラの孫じゃなさそうだが」
ククイ博士「いや、この子は野原しんのすけ。最近アローラに来たばかりでね。発見、体験、大冒険を楽しんでいるところだよ」
しんのすけ「主にアローラのきれいなおねいさん探しです」
グズマ「……Zリングか。それに、そんなガキが島巡りかよ?」
450 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:47:04.15 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士「カプ・コケコに認められて、特例でね。だけど、しんのすけが一緒に旅しているカザマたちも、さぞや強力な技を使うだろう。だからグズマくん、キミが最強なら、戦えばいい!」
グズマ「技マニアが……あおってくれる」
しんのすけ「うちわ持ってないよー」
グズマ「そっちのあおるじゃねぇよ!」
グズマ「おいクソボーズ、島巡りなんかしてなんになるんだよ?」
しんのすけ「おねいさんにモテモテになるためです!」キッパリ
グズマ「あぁ? なにもねえよ、くだらねえよ」
しんのすけ「見るからにワルくてモテなさそうな、くさやのおじさんに言われてもなぁ」
グズマ「くさやじゃねぇ! グズマだ!」
451 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:47:40.71 ID:OLAdBY7f0
グズマ「まずはククイさん、あんたを壊す前に、あんたが大事にしているものを壊す!」
しんのすけ「そんなこと、させないもん!」バッ
ククイ博士「しんのすけ……」
しんのすけ「ハカセの貞操は、オラが守る!」
ククイ博士「い、意味知ってて言ってるのかな、しんのすけ……」
しんのすけ「深くは知らない!」
グズマ「ハッ、ぶっ壊してやるよ! 破壊という言葉が人の形をしているのが、このオレさまーーグズマだぜえ!」
スカル団ボスの グズマが
勝負を しかけてきた!
452 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:52:14.87 ID:OLAdBY7f0
グズマ「オラァ行けっ! グソクムシャ!」ヒョイッ
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ポンッ!
しんのすけ「ネネちゃん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ヌイコグマ『行くわよ、しんt……』ポンッ!
グズマ「であいがしらだ!」
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ドカッ!
ヌイコグマ『きゃっ! いきなりなにすんのよ! まだセリフ終わってないじゃない!』
しんのすけ「そーだそーだ! ひきょーだぞ!」
ククイ博士「しんのすけ! であいがしらは出した瞬間のみだが、必ず先制できる技だ! グソクムシャの得意技だよ!」
グズマ「そういうこった! どんどんぶっ壊しに行くぜ! シェルブレードだ!」
グソクムシャ「オオオオッ」ブンッ!
ガシッ!
ヌイコグマ『ぬくく……』プルプル
グソクムシャ「オオオオ……!」グググッ
453 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:53:02.28 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「ネネちゃんガンバレーっ!」
グズマ「そのまま押し切っちまいな!」
ヌイコグマ『そうやすやすと攻撃されてたまるもんですか……!』ズズズ
野次馬「おおっ! あのヌイコグマ、見た目以上の怪力だ! グソクムシャを押している!」
ヌイコグマ『おりゃあああ!』ドンッ!
グソクムシャ「ズモォォ……!?」ズズズ
ヌイコグマ『今度はこっちの番よ! ネネ・パーンッ……』
グソクムシャ「ズモォォッ!」ブンッ
ドンッ!
ネネが攻撃を仕掛けようとした瞬間、素早くグソクムシャが隙を突いた。
ヌイコグマ『えーー!?』
しんのすけ「おわっ!?」
グズマ「不意打ち、成功だぜ」ニヤッ
ドサッ ゴロゴロ
ヌイコグマ『い、いたい……』
454 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:54:05.52 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士(グズマくん、相変わらずだね。相手に攻撃させる隙を与えず、一気に攻め込んで制圧する戦法。それも以前より磨きが掛かっている)
ククイ博士(さて、しんのすけ……君はどう出るつもりだい?)
しんのすけ「ネネちゃん、平気?」
ヌイコグマ『……しんちゃん、ちょっとタイム取っていい?』フラッ
しんのすけ「くさやのおじさん! ちょっとターイム!」
グズマ「あぁ?」キョトン
ヌイコグマ「…………」バッ!
ククイ博士「ピッピ人形?」
グズマ(あんなん持たせて、何するつもりだ?)
455 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:55:00.57 ID:OLAdBY7f0
ヌイコグマ『……ふんっ!』
ドッ!
ドッ!
ドッ!
ヌイコグマ『ムカつくぅ!! さっきっから卑怯な手ばっかり使いやがってぇ~っ! フンッ! フンッ!』ドッ! ドッ!
グズマ「……いい性格してんじゃねぇか」
しんのすけ「いやぁ、それほどでも」
グズマ「オメェじゃねーよ!」
ヌイコグマ『あースッキリした。いいわよ、しんちゃん』スッキリ
しんのすけ「ほーい! それじゃ再開ねー!」
グズマ「それで何か変わるってのかよ? そろそろトドメ刺しちまいな! シェルブレード!」
グソクムシャ「オオオオッ」ブンッ!
456 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:57:01.92 ID:OLAdBY7f0
ヌイコグマ「オラァッ!」ブンッ!
グソクムシャより先にネネが動き出し、グソクムシャの白い甲殻に向けて渾身の力を込めた拳を振り下ろした!
ズンッ!
グソクムシャ「グモッ!?!?」メキッ
グズマ「はぁ!?」
ククイ博士(今のはアームハンマーか!)
ヌイコグマ『これでトドメっ! ネネ・パーンッ……』グワッ
シュンッ!
ヌイコグマ『えーー!?』スカッ
しんのすけ「ボールに戻っちゃった! なんで?」
グズマ「危機回避だよ。オレのグソクムシャは頭が良くてよぉ、傷付いて身の危険を感じると自分から戻ってきてくれるんだよ」パシッ
ヌイコグマ『なにが危機回避よ! 逃げただけじゃないの!』
しんのすけ「そーだそーだ!」
グズマ「あぁ? ひとりで何言ってやがる? さっきからそのヌイコグマに一つも命令してねぇし、変なガキだ」
グズマ「まぁいい、行きな! アリアドス!」ヒョイッ
457 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:58:59.64 ID:OLAdBY7f0
アリアドス「シャーーッ!!」ポンッ
ヌイコグマ『ひいっ、気持ちワル~い。こっちも危機回避したい気分……』
しんのすけ「うまいこと言うね」
グズマ「アリアドス! そいつに糸をまとわりつかせてやれ!」
アリアドス「シャーッ!!」ブシャーッ
シュルルルッ!
ヌイコグマ『えっ? なにこれ? 動けない!』モゾモゾ
ギュウウウッ
ヌイコグマ『ううっ……どんどん締め付けて来るっ!』
しんのすけ「ネネちゃん痩せて抜け出すんだ!」
ヌイコグマ『うっさいわね! 無理言わないでよ!』
グズマ「叩き潰せ!」
458 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:59:39.43 ID:OLAdBY7f0
アリアドス「シャッ!!」グイッ
アリアドスはそのまま勢いよく、ネネを締め付けている糸を空中に向けて勢いよく振り上げた!
ヌイコグマ『えっ? やっ……!』ブンッ
ズズンッ!
しんのすけ「ネネちゃん!」
ヌイコグマ「」ピクピク
グズマ「ハッ、ぶっ壊してやったぜ!」
ヌイコグマ『悔しい……いつか絶対仕返ししてやる……覚えてなさいよ!』
しんのすけ「ぬー……おのれ、さすがスケスケおパンツ団のボスのくさや!」
バッ バッ ブリッ ブリッ パァァッ バァーン!
ピカッ! ゴウッ!!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
ブ ル ー ム シ ャ イ ン エ ク ス ト ラ !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
フクスロー『これで終わりだ!』
カザマがZパワーを周囲へ放出すると、次々と花が咲き乱れていく! そして日光がぬしポケモンのクワガノンとロトム図鑑に照射され、どんどん威力を増していく!
パァァァッ!!
マーマネ「まっ、眩しい!」
ドゴォォォン!!
クワガノン「ぎゅ、ぎゅーーーん!!」
ロトム図鑑「ブヒィィィィィ!!!」
ジュウウウ……
クワガノン「」ピクピクッ
442 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:54:25.21 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「やったの?」
フクスロー『うんーー』
プツン ウィィィン
フクスロー『あ、電気が戻った!』
しんのすけ「んー目がチカチカするぅ」
プシュー
マーレイン「マーくん!」ドタドタッ
マーマネ「マーさん!」ニコッ
しんのすけ「マーちゃん///」
443 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:56:11.61 ID:OLAdBY7f0
マーレイン「ナイスキャプテンだよ! しんのすけくんを成長させ、実験も成功させた!」
マーレイン「もっとも……『ぬしポケモンこいこい マーク2』は、電力を使いすぎのようだ。デンヂムシの協力をあおぐとか、改善の余地ありだね」
マーマネ「あ……しんのすけ君……ぬしポケモンを倒した君に、デンキZをあげる……」
しんのすけは デンキZを 手に入れた!
しんのすけ「正義は勝つ! ワッハッハッハッ!」
試 練 達 成 !
444 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:57:18.17 ID:OLAdBY7f0
マーマネ「……みてて」
バッ バッ ブゥンブゥン ビリリッ!
マーマネ「…………///」カアッ
クルッ
マーマネ「停電だと平気だったけど……ああ……人に見られてると、うまく話せなくなっちゃう」
しんのすけ「マーちゃん恥ずかしがらなくてもいいのよぉ~ん」グネグネ
マーマネ「うぅ……///」
マーマネ「ありがと……おめでと……マーマネの試練、達成だよ」
マーレイン「試練達成おめでとう! マーマネもキャプテンおつかれ」
マーマネ「ぼくもドキドキ……」
しんのすけ「オラはムネムネ」
マーレイン「あぁ、いとこだけどマーマネをキャプテンに選んでよかった」
マーレイン「本来であれば、しまキングがキャプテンを任命する。だが、ウラウラ島は事情がやや特殊でね」
しんのすけ「ほうほう」
445 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 20:58:27.55 ID:OLAdBY7f0
マーマネ「なんとかかんとか、キャプテンしてる。しんのすけ君、セキュリティのクイズも答えて、暗くて何も見えない中でも戦って、すごかった」
マーレイン(そういえば、セキュリティの最後のクイズ、マーくんには教えてなかったね。答えられたようだから良かったけど、念のため後で教えてあげないと)
マーレイン「なるほど……ではいいものを進呈しよう! ハガネZだ!」つハガネZ
しんのすけ「おおっ、いいの?」
マーレイン「ポケモンとともに強さを求め、島巡りで手に入れたZクリスタル。僕より、きみにふさわしいだろう! 遠慮せずに使ってほしい」
しんのすけ「ありがたく頂戴します」
ロトム図鑑「……ひどい目にあった」フラフラ
フクスロー『オナラなんかするからだよ。静かにって言ったのに』
フクスロー(変な気分だーー力が沸いてくるような感じ。前にもこんなことあった気がする……)
ロトム図鑑「……そう言えば、ひとつ言い忘れていた」
フクスロー『なに?』
ロトム図鑑「ライト機能があったの、忘れてた」カチッ ピカー
フクスロー「…………」ピキッ
ポンッ! ポンッ!
フクスロー&ヨワシ&ヌイコグマ『最初に言えこの豚ァァァァ!!』ドカドカッゲシゲシッ!!
ロトム図鑑「ブヒィィィィィィィィィ!!!」
しんのすけ「やれやれ」
マーレイン「さて、しんのすけくん。お使いを頼まれてくれるかな。ククイ君の忘れものだよ」つ はかせのふくめん
しんのすけ「これハカセの被ってる覆面? かっこいー!」
マーレイン「ククイ君、マリエ庭園に戻ると言っていたよね。お手数をかけるが、よろしく」
しんのすけ「お手数かけられましたー!」
マーマネ「今度は、勝負……」
447 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:44:02.90 ID:OLAdBY7f0
ウラウラ島 マリエ庭園
しんのすけ「オーラーはしんのすーけ。おねいさんのーしもべー♪」
ザワザワ
しんのすけ「ほほー?」テクテク
したっぱE「おいおいおいククイさんよお!」
したっぱF「ポケモンリーグを造るって? なにトチ狂ってんだ!」
ククイ博士「4ターンだ!」ビシッ
したっぱE「はあ?」キョトン
ククイ博士「まとめてかかってくるといい! ボクもポケモン技の研究家!」ニイッ
ククイ博士「スピードスターや、やきつくすなどで、まとめて倒せるよう、バトルロイヤルでお相手しよう!」
したっぱE「マジかよ……」
したっぱF「や、やっちまうぞ……!」
ハカセ ガンバレー! チョーシノリスギ、スカルダン!
???「バトルロイヤル、いいよな! 一気に3匹もブッ倒せてよお」
448 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:45:03.37 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士「…………」
スタスタ
野次馬「グズマだ……」
したっぱE「ボスのおでましだ!」
グズマ「ブッ壊してもブッ壊しても、手を緩めなくて嫌われるグズマがここにいるぜ」
グズマ「やあ、皆の衆! スカル団ボスグズマと、ポケモン博士ククイのカード! よだれもののスペシャルマッチだろ」
グズマ「ククイさんよ、あんたとオレはお互いキャプテンになれなかった者同士、アローラ地方に残る古臭い風習ーーしまキングやキャプテンなんて、くだらない連中に変わる新しいものが欲しくなるよなあ?」
グズマ「だがよ、ククイさん。ポケモンリーグはいけないぜ。最強のトレーナーはもう決まっているんだからよ」
ククイ博士「ボクは『なれなかった』ではなく『ならなかった』んだ。夢のために、ね」
クルッ
ククイ博士「ハラさんに勝つため、どの技が強いか探り……やっとたどりついた答えーーそのとき、ベストの技を選べるポケモンとトレーナーのコンビが繰りだす技が最強だと!」
ククイ博士「なら、『そのとき』を生みだす場、ポケモンリーグを造らねば、とね! グズマくん! キミも口だけでなく、自慢の技を見せてくれよ」
グズマ「言うじゃねぇかーー」
ーーワッハッハッハッ!
449 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:46:11.67 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士&グズマ「!?」
パーパーパラパーパッパーパーパーパー
しんのすけ(はかせのかめん装備)「アクションロイヤル仮面! さんじょー! とおっ!」
クルクルクル スタッ!
ククイ博士「し、しんのすけ……!」
ククイ博士(そういえば天文台にマスクを間違って置いていったんだっけな……)
しんのすけ「やいっ、スケスケおパンツ団のリーダー! オラの目が白いうちは、悪さなんてさせないゾ!」ビシッ
ククイ博士「目が黒いうちに、だろ。それにそのマスク、勝手に被っちゃダメじゃないか」ズポッ
しんのすけ「お?」
グズマ「あぁ? ククイさんよ、とうとう子守まで始めたのか? ハラの孫じゃなさそうだが」
ククイ博士「いや、この子は野原しんのすけ。最近アローラに来たばかりでね。発見、体験、大冒険を楽しんでいるところだよ」
しんのすけ「主にアローラのきれいなおねいさん探しです」
グズマ「……Zリングか。それに、そんなガキが島巡りかよ?」
450 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:47:04.15 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士「カプ・コケコに認められて、特例でね。だけど、しんのすけが一緒に旅しているカザマたちも、さぞや強力な技を使うだろう。だからグズマくん、キミが最強なら、戦えばいい!」
グズマ「技マニアが……あおってくれる」
しんのすけ「うちわ持ってないよー」
グズマ「そっちのあおるじゃねぇよ!」
グズマ「おいクソボーズ、島巡りなんかしてなんになるんだよ?」
しんのすけ「おねいさんにモテモテになるためです!」キッパリ
グズマ「あぁ? なにもねえよ、くだらねえよ」
しんのすけ「見るからにワルくてモテなさそうな、くさやのおじさんに言われてもなぁ」
グズマ「くさやじゃねぇ! グズマだ!」
451 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:47:40.71 ID:OLAdBY7f0
グズマ「まずはククイさん、あんたを壊す前に、あんたが大事にしているものを壊す!」
しんのすけ「そんなこと、させないもん!」バッ
ククイ博士「しんのすけ……」
しんのすけ「ハカセの貞操は、オラが守る!」
ククイ博士「い、意味知ってて言ってるのかな、しんのすけ……」
しんのすけ「深くは知らない!」
グズマ「ハッ、ぶっ壊してやるよ! 破壊という言葉が人の形をしているのが、このオレさまーーグズマだぜえ!」
スカル団ボスの グズマが
勝負を しかけてきた!
452 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:52:14.87 ID:OLAdBY7f0
グズマ「オラァ行けっ! グソクムシャ!」ヒョイッ
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ポンッ!
しんのすけ「ネネちゃん! レッツラゴー!」ヒョイッ
ヌイコグマ『行くわよ、しんt……』ポンッ!
グズマ「であいがしらだ!」
グソクムシャ「ズモォォォッ!!」ドスドスドス!
ドカッ!
ヌイコグマ『きゃっ! いきなりなにすんのよ! まだセリフ終わってないじゃない!』
しんのすけ「そーだそーだ! ひきょーだぞ!」
ククイ博士「しんのすけ! であいがしらは出した瞬間のみだが、必ず先制できる技だ! グソクムシャの得意技だよ!」
グズマ「そういうこった! どんどんぶっ壊しに行くぜ! シェルブレードだ!」
グソクムシャ「オオオオッ」ブンッ!
ガシッ!
ヌイコグマ『ぬくく……』プルプル
グソクムシャ「オオオオ……!」グググッ
453 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:53:02.28 ID:OLAdBY7f0
しんのすけ「ネネちゃんガンバレーっ!」
グズマ「そのまま押し切っちまいな!」
ヌイコグマ『そうやすやすと攻撃されてたまるもんですか……!』ズズズ
野次馬「おおっ! あのヌイコグマ、見た目以上の怪力だ! グソクムシャを押している!」
ヌイコグマ『おりゃあああ!』ドンッ!
グソクムシャ「ズモォォ……!?」ズズズ
ヌイコグマ『今度はこっちの番よ! ネネ・パーンッ……』
グソクムシャ「ズモォォッ!」ブンッ
ドンッ!
ネネが攻撃を仕掛けようとした瞬間、素早くグソクムシャが隙を突いた。
ヌイコグマ『えーー!?』
しんのすけ「おわっ!?」
グズマ「不意打ち、成功だぜ」ニヤッ
ドサッ ゴロゴロ
ヌイコグマ『い、いたい……』
454 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:54:05.52 ID:OLAdBY7f0
ククイ博士(グズマくん、相変わらずだね。相手に攻撃させる隙を与えず、一気に攻め込んで制圧する戦法。それも以前より磨きが掛かっている)
ククイ博士(さて、しんのすけ……君はどう出るつもりだい?)
しんのすけ「ネネちゃん、平気?」
ヌイコグマ『……しんちゃん、ちょっとタイム取っていい?』フラッ
しんのすけ「くさやのおじさん! ちょっとターイム!」
グズマ「あぁ?」キョトン
ヌイコグマ「…………」バッ!
ククイ博士「ピッピ人形?」
グズマ(あんなん持たせて、何するつもりだ?)
455 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:55:00.57 ID:OLAdBY7f0
ヌイコグマ『……ふんっ!』
ドッ!
ドッ!
ドッ!
ヌイコグマ『ムカつくぅ!! さっきっから卑怯な手ばっかり使いやがってぇ~っ! フンッ! フンッ!』ドッ! ドッ!
グズマ「……いい性格してんじゃねぇか」
しんのすけ「いやぁ、それほどでも」
グズマ「オメェじゃねーよ!」
ヌイコグマ『あースッキリした。いいわよ、しんちゃん』スッキリ
しんのすけ「ほーい! それじゃ再開ねー!」
グズマ「それで何か変わるってのかよ? そろそろトドメ刺しちまいな! シェルブレード!」
グソクムシャ「オオオオッ」ブンッ!
456 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:57:01.92 ID:OLAdBY7f0
ヌイコグマ「オラァッ!」ブンッ!
グソクムシャより先にネネが動き出し、グソクムシャの白い甲殻に向けて渾身の力を込めた拳を振り下ろした!
ズンッ!
グソクムシャ「グモッ!?!?」メキッ
グズマ「はぁ!?」
ククイ博士(今のはアームハンマーか!)
ヌイコグマ『これでトドメっ! ネネ・パーンッ……』グワッ
シュンッ!
ヌイコグマ『えーー!?』スカッ
しんのすけ「ボールに戻っちゃった! なんで?」
グズマ「危機回避だよ。オレのグソクムシャは頭が良くてよぉ、傷付いて身の危険を感じると自分から戻ってきてくれるんだよ」パシッ
ヌイコグマ『なにが危機回避よ! 逃げただけじゃないの!』
しんのすけ「そーだそーだ!」
グズマ「あぁ? ひとりで何言ってやがる? さっきからそのヌイコグマに一つも命令してねぇし、変なガキだ」
グズマ「まぁいい、行きな! アリアドス!」ヒョイッ
457 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:58:59.64 ID:OLAdBY7f0
アリアドス「シャーーッ!!」ポンッ
ヌイコグマ『ひいっ、気持ちワル~い。こっちも危機回避したい気分……』
しんのすけ「うまいこと言うね」
グズマ「アリアドス! そいつに糸をまとわりつかせてやれ!」
アリアドス「シャーッ!!」ブシャーッ
シュルルルッ!
ヌイコグマ『えっ? なにこれ? 動けない!』モゾモゾ
ギュウウウッ
ヌイコグマ『ううっ……どんどん締め付けて来るっ!』
しんのすけ「ネネちゃん痩せて抜け出すんだ!」
ヌイコグマ『うっさいわね! 無理言わないでよ!』
グズマ「叩き潰せ!」
458 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/05(月) 21:59:39.43 ID:OLAdBY7f0
アリアドス「シャッ!!」グイッ
アリアドスはそのまま勢いよく、ネネを締め付けている糸を空中に向けて勢いよく振り上げた!
ヌイコグマ『えっ? やっ……!』ブンッ
ズズンッ!
しんのすけ「ネネちゃん!」
ヌイコグマ「」ピクピク
グズマ「ハッ、ぶっ壊してやったぜ!」
ヌイコグマ『悔しい……いつか絶対仕返ししてやる……覚えてなさいよ!』
しんのすけ「ぬー……おのれ、さすがスケスケおパンツ団のボスのくさや!」
しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
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