しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
Part19
Part1<<
Part15
Part16
Part17
Part18
Part19
Part20
Part21
Part22
Part23
>>Part81
評価する!(787)
クレしんSS集一覧に戻る
評価する!(787)
クレしんSS集一覧に戻る
326 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:44:04.05 ID:qti2uYgQ0
しんのすけ「マサオくん! レッツラゴー!」
ポンッ
ヨワシ『よ、よ~し!』
ヨワシ(大丈夫、ぬしポケモンを倒したボクなら勝てる!) ビクビク
プルメリ「ゴルバット、あやしいひかり!」
ゴルバット「ゴルルッ!」バサバサッ!
パァァーーッ!
ヨワシ『ひっ!? 目がチカチカ……あれ?』キョロキョロ
しんのすけ「マサオくん? どうかしたの?」
ヨワシ『だ、大丈夫! えいっ!』
ブシュー
しんのすけ「あーんもう、上に撃っちゃってどうすんの!」
ヨワシ『え? だってボク……』
327 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:44:58.06 ID:qti2uYgQ0
プルメリ「やっちまいな、ゴルバット! エアカッター!」
ゴルバット「ゴルッ!」バサバサッ!
空気の刃がマサオに飛んでくる!
しんのすけ「マサオくん、避けて!」
ヨワシ『え? え?』グルグル
ザクザクッ!
ヨワシ『ひいいいっ! 痛いよぉぉ』
しんのすけ「んもーなにしてるの! 同じところぐるぐる回って」
ヨワシ『そ、そんなぁ、だって……』
フクスロー(ボールの中)『しんのすけ、今のマサオくんは混乱状態になっているんだ!』
しんのすけ「いんらん?」
フクスロー『混乱だよっ!』
328 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:45:51.80 ID:qti2uYgQ0
プルメリ「やっと気付いたんだね。今のはあやしいひかりっていう技でね、光を浴びたポケモンを惑わして混乱状態にさせるのさ」
フクスロー(ボールの中)『しんのすけ、このままじゃマサオくんが不利だ! ボクを代わりに出すんだ!』
しんのすけ「ほーい! そーゆーわけだから、戻っていいよー」
ヨワシ『う、うんっ!』シュンッ
しんのすけ「カザマくん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
フクスロー『大試練前なのに、とんでもない敵が現れたな……』バサバサッ
プルメリ「ゴルバット、もう一度混乱させちまいな!」
ゴルバット「ゴルルッ!」バサバサッ!
パァァーーッ!
フクスロー『そうは行かないよ!』サッ
カザマは目を閉じて移動して回避! 更にはっぱカッターを繰り出す!
プルメリ「エアカッターで撃ち落としちゃいな!」
ゴルバット「ゴルッ!」バサバサッ!
329 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:46:29.02 ID:qti2uYgQ0
ヒュンヒュンヒュンッ
フクスロー『おっとっとっ、今のは囮さ! 本命はこっちだ!』
フクスローが一気にゴルバットへ距離を詰め、みだれづきを放つ!
ズドドドドッ!!
ゴルバット「ゴッ、ゴルッ?!」
プルメリ「あやしいひかりで振りほどいちまいな!」
ゴルバット「ゴルルッ!」パァァーッ
フクスロー『うわっと! 危ない危ない!』バサッバサッ
フクスロー『しんのすけ! 今のうちにマオさんから貰った、くさのZワザを使うんだ!』
しんのすけ「ブ・ラジャー!」
330 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:47:09.12 ID:qti2uYgQ0
バッ バッ ブリッ ブリッ パァァッ バァーン!
ピカッ! ゴウッ!!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
ブ ル ー ム シ ャ イ ン エ ク ス ト ラ !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
フクスロー『新しいZワザだ! 行くぞっ!』
カザマがZパワーを周囲へ放出すると、次々と花が咲き乱れていく! そして日光がゴルバットに照射され、どんどん威力を増していく!
パァァァッ!!
ドゴォォォン!!
ゴルバット「ゴルーッ!!」
ゴロゴロゴロ……ガクッ
プルメリ「……チッ、Zワザとはね。やるじゃない」
331 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:47:46.58 ID:qti2uYgQ0
しんのすけ「えっへん」ドヤッ
プルメリ「威張ってるんじゃないよ、今のはほんの脅しさ。次、ジャマしたら本気でやっちまうから」ギロッ
スタスタ
フクスロー『スカル団幹部か……1匹だけでも、Zワザを使うほどの厄介さがあるなんて……』
しんのすけ「ねえねえ、スケスケおパンツ団のおねいさん、髪解いたらもっとキレイになると思わない?」
ロトム図鑑「いや、あのままでも充分イケると思うぞ」
フクスロー『ちったあ緊張感持てよお前ら!』
332 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 16:59:47.57 ID:qti2uYgQ0
命の遺跡
しんのすけ「ここがいせき?」
バーネット「しんのすけ君!」
しんのすけ「お? 今度は何?」クルッ
テクテク
バーネット「リーリエが迷ってたから連れてきちゃった!」
リーリエ「ほしぐもちゃんのため、やってきました……! ご覧のとおり、連れてきてもらったのですが」
バーネット「ホテルしおさいでの待ち合わせでも迷っていたのよね」
しんのすけ「やっぱり迷ってたんだな」
333 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:00:24.90 ID:qti2uYgQ0
ロトム図鑑「だから言ったとおりじゃん? だいたい迷うって」
バーネット「あはは、まぁスカル団を見かけて避けていたのが理由らしいけど」
しんのすけ「ホントにそうかな……?」ジロー
リーリエ「……そんな目で私を見ないでください」
バーネット「じゃね! わたしはこれから、ロイヤルマスクの試合があるの!」テクテク
しんのすけ「またねー!」フリフリ
バーネット「……それにしてもロイヤルマスクって……覆面の下、どんな顔かしら?」ブツブツ
しんのすけ「バーネットのおねいさん、ニブい!」
334 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:04:15.85 ID:qti2uYgQ0
先へ進む2人……。
リーリエ「しんちゃん、奥にあるのがアーカラの守り神、カプ・テテフさんの遺跡ですよ」
ほしぐもちゃん「ピュイ!」
リーリエ「もう…… メレメレ島でも、戦の遺跡に行こうとしたり……あなたにとって遺跡とは? 島の守り神さんとはなんですか?」
しんのすけ「元カノ?」
ロトム図鑑「あるいはストーカー」
リーリエ「それは絶対に違うと思います……」
スタスタ
ほしぐもちゃん「ピュイ!」
しんのすけ&リーリエ「!」
ライチ「あら? 確か、ククイの……」
リーリエ「わたし、リーリエです。ククイ博士の助手をしています」ペコリ
しんのすけ「おねいさん、オラを焦らすなんてひどい~」
ライチ「ごめんごめん! わざわざ会いに行ったのに。カプ・テテフに呼ばれて、遺跡をきれいにしていたのさ」
335 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:06:11.94 ID:qti2uYgQ0
ライチ「しんのすけ……アローラの人を、ポケモンを知ってくれてありがとう」
しんのすけ「オラ、おねいさんのことが知れればそれで……」クネクネ
リーリエ「し、しんちゃん……」
ライチ「ま、それはそれで嬉しいけど……」
ライチ「さてと、アーカラの3人のキャプテンの試練をこなし! 挑むはしまクイーン、ライチの大試練! アーカラで一番ハードなポケモン勝負、ガツンといくよ!」
しんのすけ「ほいっ!」キリッ
ライチ「お、切り替えがいいね! アタシに見とれてたらどうしようと思ってたけど、中々いい目つきじゃないか!」
しんのすけ「それほどでも!」
しんのすけ(大試練勝ったらライチおねいさんとおデートできるかもしれないし)
ライチ「あたしらのゼンリョク、あんたらにぶつけるよ!」
ライチ「ライチさんの相棒はごつくてかわいい、いわタイプのポケモンばかりさ!」スッ
しんのすけ「オラのお友達は、性格がいろいろ変わってるポケモンばかりだゾ!」スッ
リーリエ(あなたがそれを言うんですか……)
しまクイーンの ライチが
勝負を しかけてきた!
336 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:15:33.08 ID:qti2uYgQ0
ライチ「ノズパス! 出番だよ!」ヒョイッ
ポンッ
ノズパス「ノズー……」
しんのすけ「カザマくん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
フクスロー『二つ目の大試練、気を引き締めて行こう!』バサバサッ
リーリエ「あ……カザマさん、進化したんですね!」
しんのすけ「せんてひっはい、だよカザマくん」
フクスロー『それを言うなら先手必勝、だろ! 負けてどうするんだ!』
フクスロー『行くぞっ、はっぱカッター!』バサッ
ライチ(命令しないで飛び出した? でも、なにか仕掛けてくるね)
337 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:16:21.76 ID:qti2uYgQ0
ライチ「ノズパス、攻撃を耐えながらでんじはだよ!」
バババババッ!
ノズパス「ノズッ……ノズズッ!」バチッ!
バチチチッ!
フクスロー『うっ!?』バチッ
フラフラフラ
しんのすけ「どしたの?」
フクスロー『かっ、からだが……しびれて……』ビクッビクッ
ライチ「そのままいわなだれ!」
ノズパス「ノズッ!」バッ
ゴロゴロゴロッ!!
フクスロー『ぐああっ!』ズンッズンッ
しんのすけ「カザマくーん!」
338 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:19:07.82 ID:qti2uYgQ0
リーリエ「ノズパスさんっていわタイプのはずですが、なぜでんきタイプの技も使えるのでしょう……?」
ライチ「ノズパスは磁力と強い関わりがあるポケモンだからね。だから電気のワザも使えるのさ」
ロトム図鑑「まさしくひこうタイプのカザマは絶好のカモってか」
フクスロー『うまくない! だいたい僕はくさ・ひこうだよ!』
フクスロー(だけど、相手がいわタイプならあのワザが抜群に効くかもしれない……!)
ライチ「ノズパス、スパークだよっ!」
ノズパス「ノズ-ッ!」バッ
ノズパスは電撃をまといながら、カザマへと突進する!
フクスロー(今だっ!)
シュルシュルシュル
ガッ!
ノズパス「ノズッ?!!」フラッ ドスンッ
リーリエ「地面から草が……!」
ライチ「これは……くさむすび!」
しんのすけ「あれ? とーちゃんからもらったわざマシン、カザマくん使ったの?」
フクスロー『お前が覚えさせる気配見せないから、僕が勝手に使って覚えたんだよ!』ブルブル
339 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:21:56.00 ID:qti2uYgQ0
ノズパス「ノッノズッ……」
ライチ(あのフクスロー、厄介なワザ覚えてるね。くさむすびは重ければ重いほど威力を増していく上、くさタイプの技だからノズパスには効果抜群だからね)
フクスロー『もう一度ーーはっぱカッターッ!』バッ
バババババッ!
ノズパス「ノズ-ッ!!」ザクザクザク!
フクスロー『ダメ押しでもう一度、くさむすびだっ!』
シュルシュルシュル
ズンッ
ノズパス「ノ、ノズッ……!」
ガクッ
フクスロー『よし、まず1匹だ……』ブルブル
しんのすけ「だいじょぶ? 戻る?」
340 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:22:50.68 ID:qti2uYgQ0
フクスロー『いや……次に繋げてから引っ込むよ。フォア・ザ・チームさ』
しんのすけ「フォーザちんちん?」
フクスロー『フォア・ザ・チーム! チーム全体が勝つために、一人ひとりが役割を背負うってことだよ。ちなみに僕は、いかに相手の戦力を削いでいくかっていう役割をしてるんだ』
しんのすけ「マサオくんとネネちゃんは?」
フクスロー『そりゃ、もちろんーー』
ヨワシ(ボール)『えっ? 僕に役割なんてあるの?』
ヌイコグマ(ボール)『ネネも、今知ったけど』
フクスロー『』ガクッ
フクスロー『今はテキトーに戦ってくれればそれでいいよ……』
ライチ「さて、次だよ! ガントル!」ヒョイッ
ポンッ
ガントル「ガンガンッ!」ズシンッ
ライチ「麻痺してる今のうちにーーガントル、ロックブラスト!」
ガントル「ガンガーンッ!」ドンッ!
341 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:24:28.44 ID:qti2uYgQ0
ヒューッ
フクスロー(せめてもう一発っ!)バッ
ライチ(ん、またくさむすび!)
シュルシュルッ
ライチ「ガントル、かわして!」
フクスロー『させるかっ!』
ゴッ!!
フクスロー『ぐうっ……』フラッ ドサッ
リーリエ「!」
しんのすけ「カザマくんっ!」
ガッ!
ガントル「ガ、ガンッ!」フラッ ドスンッ!
ライチ「遅かったか……」
フクスロー『しんのすけ……僕ができるのはここまでだ。後はネネちゃんとマサオくんに任せるよ』
しんのすけ「ほいっ」
342 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:25:12.98 ID:qti2uYgQ0
ライチ「とりあえず、これでそれぞれ1匹ずつ倒れたね。さ、次のポケモン、出しなよ」
しんのすけ「よーし、ネネちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
ヌイコグマ『今度は私が相手よ!』
リーリエ「あのポケモンさん、しんちゃんの新しい仲間ですね」
ライチ「ガントル、もう一度ロックブラスト!」
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
ヌイコグマ『きゃっ!』ドッ!
ヌイコグマ『痛いじゃないの! なにするのよ!』
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
343 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:25:59.68 ID:qti2uYgQ0
ヌイコグマ『いたいっ! だから』ドッ
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
ヌイコグマ『やめてってば!』ドッ
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
ヌイコグマ『…………』ドッ
ブチッ
ヌイコグマ『うがああああああ!!』ドドドド!!!
ガントル&ライチ「!?」
バキッ!
ガントル「ガンッ!?」フラッ
ヌイコグマ『やめろっつってんだろがこの漬物石が! さっきから岩ばっか撃ちやがって!』ドカッ! ボカッ! ドカッ! ボカッ!
ガントル「ガ、ガンッ! ガンッ!」
しんのすけ「ほうほう……」
ロトム図鑑「がまんの限界だったようだな……」
しんのすけ「マサオくん! レッツラゴー!」
ポンッ
ヨワシ『よ、よ~し!』
ヨワシ(大丈夫、ぬしポケモンを倒したボクなら勝てる!) ビクビク
プルメリ「ゴルバット、あやしいひかり!」
ゴルバット「ゴルルッ!」バサバサッ!
パァァーーッ!
ヨワシ『ひっ!? 目がチカチカ……あれ?』キョロキョロ
しんのすけ「マサオくん? どうかしたの?」
ヨワシ『だ、大丈夫! えいっ!』
ブシュー
しんのすけ「あーんもう、上に撃っちゃってどうすんの!」
ヨワシ『え? だってボク……』
327 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:44:58.06 ID:qti2uYgQ0
プルメリ「やっちまいな、ゴルバット! エアカッター!」
ゴルバット「ゴルッ!」バサバサッ!
空気の刃がマサオに飛んでくる!
しんのすけ「マサオくん、避けて!」
ヨワシ『え? え?』グルグル
ザクザクッ!
ヨワシ『ひいいいっ! 痛いよぉぉ』
しんのすけ「んもーなにしてるの! 同じところぐるぐる回って」
ヨワシ『そ、そんなぁ、だって……』
フクスロー(ボールの中)『しんのすけ、今のマサオくんは混乱状態になっているんだ!』
しんのすけ「いんらん?」
フクスロー『混乱だよっ!』
328 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:45:51.80 ID:qti2uYgQ0
プルメリ「やっと気付いたんだね。今のはあやしいひかりっていう技でね、光を浴びたポケモンを惑わして混乱状態にさせるのさ」
フクスロー(ボールの中)『しんのすけ、このままじゃマサオくんが不利だ! ボクを代わりに出すんだ!』
しんのすけ「ほーい! そーゆーわけだから、戻っていいよー」
ヨワシ『う、うんっ!』シュンッ
しんのすけ「カザマくん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
フクスロー『大試練前なのに、とんでもない敵が現れたな……』バサバサッ
プルメリ「ゴルバット、もう一度混乱させちまいな!」
ゴルバット「ゴルルッ!」バサバサッ!
パァァーーッ!
フクスロー『そうは行かないよ!』サッ
カザマは目を閉じて移動して回避! 更にはっぱカッターを繰り出す!
プルメリ「エアカッターで撃ち落としちゃいな!」
ゴルバット「ゴルッ!」バサバサッ!
329 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:46:29.02 ID:qti2uYgQ0
ヒュンヒュンヒュンッ
フクスロー『おっとっとっ、今のは囮さ! 本命はこっちだ!』
フクスローが一気にゴルバットへ距離を詰め、みだれづきを放つ!
ズドドドドッ!!
ゴルバット「ゴッ、ゴルッ?!」
プルメリ「あやしいひかりで振りほどいちまいな!」
ゴルバット「ゴルルッ!」パァァーッ
フクスロー『うわっと! 危ない危ない!』バサッバサッ
フクスロー『しんのすけ! 今のうちにマオさんから貰った、くさのZワザを使うんだ!』
しんのすけ「ブ・ラジャー!」
330 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 15:47:09.12 ID:qti2uYgQ0
バッ バッ ブリッ ブリッ パァァッ バァーン!
ピカッ! ゴウッ!!
カザマは Zパワーを 身体に まとった!
カザマが 解き放つ
全力の Zワザ!
ブ ル ー ム シ ャ イ ン エ ク ス ト ラ !
しんのすけ「カザマくん! ファイヤーッ!」
フクスロー『新しいZワザだ! 行くぞっ!』
カザマがZパワーを周囲へ放出すると、次々と花が咲き乱れていく! そして日光がゴルバットに照射され、どんどん威力を増していく!
パァァァッ!!
ドゴォォォン!!
ゴルバット「ゴルーッ!!」
ゴロゴロゴロ……ガクッ
プルメリ「……チッ、Zワザとはね。やるじゃない」
しんのすけ「えっへん」ドヤッ
プルメリ「威張ってるんじゃないよ、今のはほんの脅しさ。次、ジャマしたら本気でやっちまうから」ギロッ
スタスタ
フクスロー『スカル団幹部か……1匹だけでも、Zワザを使うほどの厄介さがあるなんて……』
しんのすけ「ねえねえ、スケスケおパンツ団のおねいさん、髪解いたらもっとキレイになると思わない?」
ロトム図鑑「いや、あのままでも充分イケると思うぞ」
フクスロー『ちったあ緊張感持てよお前ら!』
332 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 16:59:47.57 ID:qti2uYgQ0
命の遺跡
しんのすけ「ここがいせき?」
バーネット「しんのすけ君!」
しんのすけ「お? 今度は何?」クルッ
テクテク
バーネット「リーリエが迷ってたから連れてきちゃった!」
リーリエ「ほしぐもちゃんのため、やってきました……! ご覧のとおり、連れてきてもらったのですが」
バーネット「ホテルしおさいでの待ち合わせでも迷っていたのよね」
しんのすけ「やっぱり迷ってたんだな」
333 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:00:24.90 ID:qti2uYgQ0
ロトム図鑑「だから言ったとおりじゃん? だいたい迷うって」
バーネット「あはは、まぁスカル団を見かけて避けていたのが理由らしいけど」
しんのすけ「ホントにそうかな……?」ジロー
リーリエ「……そんな目で私を見ないでください」
バーネット「じゃね! わたしはこれから、ロイヤルマスクの試合があるの!」テクテク
しんのすけ「またねー!」フリフリ
バーネット「……それにしてもロイヤルマスクって……覆面の下、どんな顔かしら?」ブツブツ
しんのすけ「バーネットのおねいさん、ニブい!」
334 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:04:15.85 ID:qti2uYgQ0
先へ進む2人……。
リーリエ「しんちゃん、奥にあるのがアーカラの守り神、カプ・テテフさんの遺跡ですよ」
ほしぐもちゃん「ピュイ!」
リーリエ「もう…… メレメレ島でも、戦の遺跡に行こうとしたり……あなたにとって遺跡とは? 島の守り神さんとはなんですか?」
しんのすけ「元カノ?」
ロトム図鑑「あるいはストーカー」
リーリエ「それは絶対に違うと思います……」
スタスタ
ほしぐもちゃん「ピュイ!」
しんのすけ&リーリエ「!」
ライチ「あら? 確か、ククイの……」
リーリエ「わたし、リーリエです。ククイ博士の助手をしています」ペコリ
しんのすけ「おねいさん、オラを焦らすなんてひどい~」
ライチ「ごめんごめん! わざわざ会いに行ったのに。カプ・テテフに呼ばれて、遺跡をきれいにしていたのさ」
335 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:06:11.94 ID:qti2uYgQ0
ライチ「しんのすけ……アローラの人を、ポケモンを知ってくれてありがとう」
しんのすけ「オラ、おねいさんのことが知れればそれで……」クネクネ
リーリエ「し、しんちゃん……」
ライチ「ま、それはそれで嬉しいけど……」
ライチ「さてと、アーカラの3人のキャプテンの試練をこなし! 挑むはしまクイーン、ライチの大試練! アーカラで一番ハードなポケモン勝負、ガツンといくよ!」
しんのすけ「ほいっ!」キリッ
ライチ「お、切り替えがいいね! アタシに見とれてたらどうしようと思ってたけど、中々いい目つきじゃないか!」
しんのすけ「それほどでも!」
しんのすけ(大試練勝ったらライチおねいさんとおデートできるかもしれないし)
ライチ「あたしらのゼンリョク、あんたらにぶつけるよ!」
ライチ「ライチさんの相棒はごつくてかわいい、いわタイプのポケモンばかりさ!」スッ
しんのすけ「オラのお友達は、性格がいろいろ変わってるポケモンばかりだゾ!」スッ
リーリエ(あなたがそれを言うんですか……)
しまクイーンの ライチが
勝負を しかけてきた!
336 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:15:33.08 ID:qti2uYgQ0
ライチ「ノズパス! 出番だよ!」ヒョイッ
ポンッ
ノズパス「ノズー……」
しんのすけ「カザマくん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
フクスロー『二つ目の大試練、気を引き締めて行こう!』バサバサッ
リーリエ「あ……カザマさん、進化したんですね!」
しんのすけ「せんてひっはい、だよカザマくん」
フクスロー『それを言うなら先手必勝、だろ! 負けてどうするんだ!』
フクスロー『行くぞっ、はっぱカッター!』バサッ
ライチ(命令しないで飛び出した? でも、なにか仕掛けてくるね)
337 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:16:21.76 ID:qti2uYgQ0
ライチ「ノズパス、攻撃を耐えながらでんじはだよ!」
バババババッ!
ノズパス「ノズッ……ノズズッ!」バチッ!
バチチチッ!
フクスロー『うっ!?』バチッ
フラフラフラ
しんのすけ「どしたの?」
フクスロー『かっ、からだが……しびれて……』ビクッビクッ
ライチ「そのままいわなだれ!」
ノズパス「ノズッ!」バッ
ゴロゴロゴロッ!!
フクスロー『ぐああっ!』ズンッズンッ
しんのすけ「カザマくーん!」
338 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:19:07.82 ID:qti2uYgQ0
リーリエ「ノズパスさんっていわタイプのはずですが、なぜでんきタイプの技も使えるのでしょう……?」
ライチ「ノズパスは磁力と強い関わりがあるポケモンだからね。だから電気のワザも使えるのさ」
ロトム図鑑「まさしくひこうタイプのカザマは絶好のカモってか」
フクスロー『うまくない! だいたい僕はくさ・ひこうだよ!』
フクスロー(だけど、相手がいわタイプならあのワザが抜群に効くかもしれない……!)
ライチ「ノズパス、スパークだよっ!」
ノズパス「ノズ-ッ!」バッ
ノズパスは電撃をまといながら、カザマへと突進する!
フクスロー(今だっ!)
シュルシュルシュル
ガッ!
ノズパス「ノズッ?!!」フラッ ドスンッ
リーリエ「地面から草が……!」
ライチ「これは……くさむすび!」
しんのすけ「あれ? とーちゃんからもらったわざマシン、カザマくん使ったの?」
フクスロー『お前が覚えさせる気配見せないから、僕が勝手に使って覚えたんだよ!』ブルブル
339 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:21:56.00 ID:qti2uYgQ0
ノズパス「ノッノズッ……」
ライチ(あのフクスロー、厄介なワザ覚えてるね。くさむすびは重ければ重いほど威力を増していく上、くさタイプの技だからノズパスには効果抜群だからね)
フクスロー『もう一度ーーはっぱカッターッ!』バッ
バババババッ!
ノズパス「ノズ-ッ!!」ザクザクザク!
フクスロー『ダメ押しでもう一度、くさむすびだっ!』
シュルシュルシュル
ズンッ
ノズパス「ノ、ノズッ……!」
ガクッ
フクスロー『よし、まず1匹だ……』ブルブル
しんのすけ「だいじょぶ? 戻る?」
340 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:22:50.68 ID:qti2uYgQ0
フクスロー『いや……次に繋げてから引っ込むよ。フォア・ザ・チームさ』
しんのすけ「フォーザちんちん?」
フクスロー『フォア・ザ・チーム! チーム全体が勝つために、一人ひとりが役割を背負うってことだよ。ちなみに僕は、いかに相手の戦力を削いでいくかっていう役割をしてるんだ』
しんのすけ「マサオくんとネネちゃんは?」
フクスロー『そりゃ、もちろんーー』
ヨワシ(ボール)『えっ? 僕に役割なんてあるの?』
ヌイコグマ(ボール)『ネネも、今知ったけど』
フクスロー『』ガクッ
フクスロー『今はテキトーに戦ってくれればそれでいいよ……』
ライチ「さて、次だよ! ガントル!」ヒョイッ
ポンッ
ガントル「ガンガンッ!」ズシンッ
ライチ「麻痺してる今のうちにーーガントル、ロックブラスト!」
ガントル「ガンガーンッ!」ドンッ!
341 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:24:28.44 ID:qti2uYgQ0
ヒューッ
フクスロー(せめてもう一発っ!)バッ
ライチ(ん、またくさむすび!)
シュルシュルッ
ライチ「ガントル、かわして!」
フクスロー『させるかっ!』
ゴッ!!
フクスロー『ぐうっ……』フラッ ドサッ
リーリエ「!」
しんのすけ「カザマくんっ!」
ガッ!
ガントル「ガ、ガンッ!」フラッ ドスンッ!
ライチ「遅かったか……」
フクスロー『しんのすけ……僕ができるのはここまでだ。後はネネちゃんとマサオくんに任せるよ』
しんのすけ「ほいっ」
342 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:25:12.98 ID:qti2uYgQ0
ライチ「とりあえず、これでそれぞれ1匹ずつ倒れたね。さ、次のポケモン、出しなよ」
しんのすけ「よーし、ネネちゃん、レッツラゴー!」ヒョイッ
ポンッ
ヌイコグマ『今度は私が相手よ!』
リーリエ「あのポケモンさん、しんちゃんの新しい仲間ですね」
ライチ「ガントル、もう一度ロックブラスト!」
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
ヌイコグマ『きゃっ!』ドッ!
ヌイコグマ『痛いじゃないの! なにするのよ!』
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
343 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/04(日) 17:25:59.68 ID:qti2uYgQ0
ヌイコグマ『いたいっ! だから』ドッ
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
ヌイコグマ『やめてってば!』ドッ
ガントル「ガンガンッ!」ドンッ!
ヌイコグマ『…………』ドッ
ブチッ
ヌイコグマ『うがああああああ!!』ドドドド!!!
ガントル&ライチ「!?」
バキッ!
ガントル「ガンッ!?」フラッ
ヌイコグマ『やめろっつってんだろがこの漬物石が! さっきから岩ばっか撃ちやがって!』ドカッ! ボカッ! ドカッ! ボカッ!
ガントル「ガ、ガンッ! ガンッ!」
しんのすけ「ほうほう……」
ロトム図鑑「がまんの限界だったようだな……」
しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」
Part1<< Part15 Part16 Part17 Part18 Part19 Part20 Part21 Part22 Part23 >>Part81
評価する!(787)
クレしんSS集一覧に戻る
ショートストーリーの人気記事
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
神様の秘密とは?神様が叶えたかったこととは?笑いあり、涙ありの神ss。日常系アニメが好きな方におすすめ!
→記事を読む
女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」
→記事を読む
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
→記事を読む
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
→記事を読む
男「少し不思議な話をしようか」女「いいよ」
→記事を読む
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
→記事を読む
妹「マニュアルで恋します!」
→記事を読む
きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
→記事を読む
月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
→記事を読む
彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
→記事を読む