俺「街中に巨大クモたん」
Part4
89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:02:20 ID:FVP.8Jhs
クモ「ん?……何だてめぇら」
アシダカグモ「食事の邪魔をしてすまないな。何、ちょっと通るだけだ」
ハエトリグモ「………」
クモ「おぉ、そうかそうか………ところでお前ら、何匹殺した?」
アシダカグモ「あぁ?何がだ」
クモ「人間だよ」
ハエトリグモ「………っ!」
アシダカグモ「堪えろ、無駄な争いはずべきじゃねえ………0だ」
クモ「おいおいマジかよwww俺はもう10匹も殺したぜ!」
ハエトリグモ「っ……………」
90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:11:26 ID:FVP.8Jhs
クモ「ったくしょーがねぇなー、殺し方を教えてやるよ!あいつらはノロマで馬鹿だからな…こう、後ろからサッといって首をグリンッ!いやぁ、色々試したけどやっぱり…」
ハエトリグモ「てめえ……………もう我慢できねぇ!!アシダカ先輩っ!俺……!」
アシダカグモ「……我慢しろ」
ハエトリグモ「で、でも!」
アシダカグモ「アイツは俺がヤる………下がってろ」
ハエトリグモ「……!!」
クモ「ん?……おいおい穏やかじゃねーな。どうしt」
ブチッ……
クモ「……は?」
ドサッ
クモ「へ……あ………?俺の、胴体……?」
アシダカグモ「……フン、馬鹿でノロマはお前だったようだな」
91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:17:34 ID:FVP.8Jhs
ハエトリグモ「は、はや………」
アシダカグモ「………ま、まあな」
アシダカグモ「さて、と……勿体無いし、食うか。アレ」
クモ「」
ハエトリグモ「…そう、ですね……」
アシダカグモ「おう、さっさと食えよ!………ほい、お前の分」ポイッ
ハエトリグモ「……いただきます」モキュモキュ
92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:25:18 ID:FVP.8Jhs
アシダカグモ「……間接的とはいえ、人間を食うのが嫌なのか」
ハエトリグモ「…………」
アシダカグモ「いや、違うな……食う事ではなく食う事によりアイツに嫌われるかもしれないのが怖い……ってとこか?」
ハエトリグモ「………!」
アシダカグモ「……図星か。あのなぁ……アイツはそんな事じゃ嫌いになんねーって」
ハエトリグモ「た、確かにそうかもしれませんけど………で、でも何て言うか………その…………」
アシダカグモ「……ったく、恋する乙女は複雑だな」
ハエトリグモ「ち、違います!!!」
93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:26:53 ID:FVP.8Jhs
す、すまぬ……
眠気&微熱でやばい
今日はここまでで……
94 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 01:00:46 ID:.Uo2URYg
乙ですぞ!
95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 01:57:30 ID:Xi5zKQTQ
ハエトリグモって雄雌どうやって見分けるんだろ
96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 02:22:35 ID:D4NHZGuE
ハエトリグモたんペロペロ
97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 06:47:53 ID:Th882IZA
健康大事、無理禁物
ハエトリたんhshs
98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/28(水) 23:36:19 ID:zqvIlXDw
>>95
種類によるけど、民家によくいるアンダソンハエトリは雄が白黒で雌が茶色っぽい
頭痛がするから今日の投下は無理だ……
すまぬ
99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/29(木) 02:37:07 ID:7jvQ4Fvk
>>98
お大事に
100 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/31(土) 20:18:30 ID:cop8k7Bc
体調に気をつけろよ
107 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/10(火) 23:48:31 ID:AJQ8wD1E
アシダカグモ「さぁーて、そろそろ行くか」
ハエトリグモ「ですね」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
アシダカグモ「えーっと確かここを…………あれー?」
ハエトリグモ「…」ジトー
アシダカグモ「うっ……い、いや、わかってるって!迷子とかじゃねーから!」
ハエトリグモ「信憑性の欠片も無いですよ」
アシダカグモ「ぐぬぬ………こ、こっちだ!ついてこいっ!」タタタッ
ハエトリグモ「…ハァー………」
108 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/10(火) 23:58:13 ID:AJQ8wD1E
アシダカグモ(やべーよドンドン知らない所に来てるよ……)
???「止まりなっ!!」
アシダカグモ「!!?」
ハエトリグモ「な、何だ!?」
???「ここからはあたしの縄張りだ!さっさと帰りな!」
ハエトリグモ「…すまねぇけどこっちも急いでてな、出来れば通り抜けさせて欲しい」
???「しつこい子だね!アンタらなんかこれっぽっちも信用してないわ!通す訳無いだろ!」
ハエトリグモ「そこを何とか頼む……!」
109 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:06:22 ID:sMBgNB0w
???「だぁーー!!もう!!ちょっと今からそっちまで行くから待ってなさい!」
ガチャ……ガッシャーン!
???「ああもう誰だい!こんな所に物を置いたのは!!……ったく……」
アシダカグモ(あの形……徘徊型では無さそうだな………)
???「よっ…と。はいはい、待たせたね!あたしはジョロウグモだよ、アンタらは?」
ハエトリグモ「………ハエトリグモ」
アシダカグモ「アシダカグモだ」
ジョロウグモ「ふーん、別種二匹で一緒に行動かい?珍しい事もあるんだねぇ………」
110 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:19:02 ID:sMBgNB0w
アシダカグモ「おう………ってか何で出てきたんだ」
ジョロウグモ「そりゃアンタらが信用出来るかどうか見極めるために決まってんじゃないの!」
アシダカグモ「そうかい………あ、そういや人間を見なかったか?」
ジョロウグモ「人間だって?……ああ!確かに見たよ!何て言うか……変態っぽい感じの」
アシダカグモ「ああ、多分ソイツだ」
ジョロウグモ「あー、あの人間、あたしの巣を荒らしてったのよねぇー……。まぁ、人間には借りがあるからね、適当に脅して帰ってもらったわ」
アシダカグモ「ふーん、で、どっちの方に逃げたんだ?」
ジョロウグモ「…………さっきから気になってたんだけどねぇ…」
ジョロウグモ「その人間を探してどうするつもり?」
111 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:29:56 ID:sMBgNB0w
ごめ、眠気がピークに……
続きは明日…………すまぬ
112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:44:05 ID:8hk9IOx6
>>111
乙 楽しみに待ってるよ~
113 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 09:00:57 ID:nQys2/Kk
うむ、おやすみ
アシダカ先輩ェ……w
120 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 20:33:35 ID:LkkMrSAQ
アシダカグモ「どうするっつーか………まぁ、生存確認?」
ジョロウグモ「へえ、物好きな奴等だね。………おもしろそうだ、あたしもつれていってくれよ!」
アシダカグモ「んー、まぁ、案内してくれるんなら…」
ジョロウグモ「はっはっは!任せてときな!」
アシダカグモ「おう…んで、アイツはどの方向に?」
ジョロウグモ「こっちだよ!ついてきな!」スタスタ
ハエトリグモ「……結局、道わかってなかったんですか」ジトー
アシダカグモ「うっ………いやぁ、ははは……………ごめん」
121 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 20:43:29 ID:LkkMrSAQ
ハエトリグモ「……入れ違いになったりしてないかな」
アシダカグモ「……あー、そうか………んー、まぁなってない事を祈るしかねえだろ」
ジョロウグモ「入れ違い?……そういや、人間とあんたら、どういう関係なんだい?」
アシダカグモ「んー、主と………えーっと、何だろうな……」
ハエトリグモ「…」
ジョロウグモ「……まあ、それは人間の方に聞くとするかね」プイッ
アシダカグモ「おう、それが良いと思うぞ………どうした?」
ハエトリグモ「え、いや……」
アシダカグモ「………ふふっ、なるほどな……」ニヤニヤ
ハエトリグモ「ちょっと!まだ何も言ってませんよ!勘違いしないでください!」
アシダカグモ「恋するおとm」
ハエトリグモ「わーっ!わーっ!」ワタワタ
122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 20:56:01 ID:LkkMrSAQ
ジョロウグモ(賑やかな連中だねぇ……)
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
俺「…っと、とりあえず廊下に閉じ込めたが………突破されるのは時間の問題だ…………どうする?」
友「どうするって言われてもなぁ…」
女「避難所に行くに決まってるじゃないっ!はやく荷物を持って!」
俺「いや避難所行かねーって言ってるじゃん」
女「はあっ!?」
俺「つか、とりま外出る事は決定なワケ?」
友「……ここにいても仕方ねぇし」
俺「ま、そうか………避難所ねぇ……行ってみるだけ行ってやるよ。しょうがねぇから」
女「ったく……最初からそう言いなさいよ!」
123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:04:01 ID:LkkMrSAQ
女「他の蜘蛛共に見つかる前にダッシュで避難所に行くわよ!」
俺「………頭痛くなってきた」
女「はあっ!?」
友「お、おちついて……」
女「あんたは黙ってなさいよっ!」
友「…………うっす」
俺「外を歩く上で大切なのは蜘蛛に見つけられない事だ。俺らと蜘蛛の身体能力にはどうしようもないほどの差がある。見つかる=死、と考えた方が良い」
女「つ、つまり……」ゴクッ
俺「走るなんて論外、だ」
女「………はぁぁぁー………」
友「………じゃ、軽く偵察してくるわ」
俺「おう。食われんなよ」
友「そういう事言うのやめて」
124 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:09:44 ID:LkkMrSAQ
友「っとー………ん?ありゃヘリコプターか…?」
ヘリコプター内「………!………!!……」
クモ「…」ダンッ
ヘリコプター内「…………!?…………!!!」
クモ「……♪」ガブリ
ヘリコプター「」
友(何だアリャ………飛んでるヘリを捕まえやがった………)
俺「……やっぱりか」
友「うおおお!?」
俺「こりゃ避難所は餌場になってるかもなぁ……」
友「………おいおい!…マジかよ……」
125 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:20:55 ID:LkkMrSAQ
女「どうだったのー?」
俺「んー、まあ、ここらへんは大丈夫だ」
友「なあ………マジで行くのか?……怖くねーの?」
女「………怖いに決まってるじゃない!でも、でも…」
女「友達だとか、大切な人達の安否すら確認出来ないなんて……嫌だわ」
俺「…………さ、行くぞ。そろそろ閉じ込めた蜘蛛も出てきちまう」
友「ふー……、じゃあ、行くか」
女「………ええ」
126 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:39:02 ID:LkkMrSAQ
俺「周囲に蜘蛛無し、進むぞ」
友「おう」
女「…」
俺「……!前方に蜘蛛有り。………待機してやり過ごそう」
友「…おう」
女「……」
「「救助ヘリが来たぞおおおお!!」」
「「わあぁーーーー!!!」」
俺(……っ!?おいおいアホか!!そんな大声出したら蜘蛛が集まってきて………!)
女「今の声………私の友達がいるかもっ!」ダッ
俺「おい、馬鹿っ!やめっ……」
女「…あ………!きょ、巨大蜘蛛……!?」ペタン…
127 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:45:17 ID:LkkMrSAQ
アシダカグモ「どうも、巨大蜘蛛でーす」
ハエトリグモ「あっ!いた!」
俺「ハエトリグモたん!?えっ!?」
友「うおおお!?アシダカグモさん!」
女「…………え?」
128 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:47:08 ID:LkkMrSAQ
今日はここまで
次回の投下は土曜日です
待たせてすまぬ
129 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 22:21:39 ID:Y0T2u3c2
乙
138 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/02(月) 00:56:43 ID:NJf1h.T.
俺「ああ!愛しのハエトリグモたあああん!会いたかったよおおお!!」ピョーン
ハエトリグモ「抱き付くんじゃねえ!離れろよっ!」ゲシッ
女「……あ、あの」
友「いや、その節はお世話になりました……」
アシダカグモ「ん?ああ、俺も楽しかったし別にそんな態度とる必要ねーよ」
女「………ねえ……」
ジョロウグモ「はっはっは!すっかり蚊帳の外だね!わたしもあんたも!」ズイッ
女「ひいいいいい!!?」ビクッ
139 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/02(月) 01:10:23 ID:NJf1h.T.
ジョロウグモ「ん?……ああ、蜘蛛見てもビビらないってのはアイツらだけかい…」
女「えっ、と、あの、その………」
ジョロウグモ「そうかたくなんなくたっていいよ!……しっかし蜘蛛と人間がこれほどの関係を結べるなんてねぇ………これを見れただけ来たかいがあったってもんだ……ん?どうした」
女「み、皆の方に他の蜘蛛が…………で、でも大丈夫なんですよね?」
ジョロウグモ「ん?………いやー、大丈夫じゃないね。死ぬよあいつら。あんたも命が惜しけりゃ帰りな…………んじゃわたしはこれで」スタスタ
女「ま、待って下さいっ!」
ジョロウグモ「ん?………悪いけどわたしは腹が減ってるんだ…………早く帰らせてくれなきゃ………」ギロッ
女「うっ…………み、皆をた、助けてほし……いん……です………」ビクビク
ジョロウグモ「………………はははは!よくわたしの睨みに耐えたねぇ!……わかった、あの血気盛んな若蜘蛛共に灸をすえてやろうじゃないか」
女「………あ、ありがとう、ございます……!」
140 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/02(月) 01:15:38 ID:NJf1h.T.
ジョロウグモ「もっとも、アイツらはもう動いてるけどねえ」
女「あ、あいつら……?」
俺「っ!ハエトリグモたん!右前方に一匹!」
ハエトリグモ「あいよっ!」ダッ
友「え、えーっと、ひ、左ですっ!アシダカさんっ!」
アシダカグモ「指示がおせぇぞっ!」ダッ
友「ご、ごめんなさぁいっ!」
女「あ、あいつら………」
ジョロウグモ「……さてと、どの方向から来てるか、教えてくれるかい?」
女「…は、はいっ!」
クモ「ん?……何だてめぇら」
アシダカグモ「食事の邪魔をしてすまないな。何、ちょっと通るだけだ」
ハエトリグモ「………」
クモ「おぉ、そうかそうか………ところでお前ら、何匹殺した?」
アシダカグモ「あぁ?何がだ」
クモ「人間だよ」
ハエトリグモ「………っ!」
アシダカグモ「堪えろ、無駄な争いはずべきじゃねえ………0だ」
クモ「おいおいマジかよwww俺はもう10匹も殺したぜ!」
ハエトリグモ「っ……………」
90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:11:26 ID:FVP.8Jhs
クモ「ったくしょーがねぇなー、殺し方を教えてやるよ!あいつらはノロマで馬鹿だからな…こう、後ろからサッといって首をグリンッ!いやぁ、色々試したけどやっぱり…」
ハエトリグモ「てめえ……………もう我慢できねぇ!!アシダカ先輩っ!俺……!」
アシダカグモ「……我慢しろ」
ハエトリグモ「で、でも!」
アシダカグモ「アイツは俺がヤる………下がってろ」
ハエトリグモ「……!!」
クモ「ん?……おいおい穏やかじゃねーな。どうしt」
ブチッ……
クモ「……は?」
ドサッ
クモ「へ……あ………?俺の、胴体……?」
アシダカグモ「……フン、馬鹿でノロマはお前だったようだな」
91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:17:34 ID:FVP.8Jhs
ハエトリグモ「は、はや………」
アシダカグモ「………ま、まあな」
アシダカグモ「さて、と……勿体無いし、食うか。アレ」
クモ「」
ハエトリグモ「…そう、ですね……」
アシダカグモ「おう、さっさと食えよ!………ほい、お前の分」ポイッ
ハエトリグモ「……いただきます」モキュモキュ
92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:25:18 ID:FVP.8Jhs
アシダカグモ「……間接的とはいえ、人間を食うのが嫌なのか」
ハエトリグモ「…………」
アシダカグモ「いや、違うな……食う事ではなく食う事によりアイツに嫌われるかもしれないのが怖い……ってとこか?」
ハエトリグモ「………!」
アシダカグモ「……図星か。あのなぁ……アイツはそんな事じゃ嫌いになんねーって」
ハエトリグモ「た、確かにそうかもしれませんけど………で、でも何て言うか………その…………」
アシダカグモ「……ったく、恋する乙女は複雑だな」
ハエトリグモ「ち、違います!!!」
93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 00:26:53 ID:FVP.8Jhs
す、すまぬ……
眠気&微熱でやばい
今日はここまでで……
乙ですぞ!
95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 01:57:30 ID:Xi5zKQTQ
ハエトリグモって雄雌どうやって見分けるんだろ
96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 02:22:35 ID:D4NHZGuE
ハエトリグモたんペロペロ
97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/27(火) 06:47:53 ID:Th882IZA
健康大事、無理禁物
ハエトリたんhshs
98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/28(水) 23:36:19 ID:zqvIlXDw
>>95
種類によるけど、民家によくいるアンダソンハエトリは雄が白黒で雌が茶色っぽい
頭痛がするから今日の投下は無理だ……
すまぬ
99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/29(木) 02:37:07 ID:7jvQ4Fvk
>>98
お大事に
100 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/31(土) 20:18:30 ID:cop8k7Bc
体調に気をつけろよ
107 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/10(火) 23:48:31 ID:AJQ8wD1E
アシダカグモ「さぁーて、そろそろ行くか」
ハエトリグモ「ですね」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
アシダカグモ「えーっと確かここを…………あれー?」
ハエトリグモ「…」ジトー
アシダカグモ「うっ……い、いや、わかってるって!迷子とかじゃねーから!」
ハエトリグモ「信憑性の欠片も無いですよ」
アシダカグモ「ぐぬぬ………こ、こっちだ!ついてこいっ!」タタタッ
ハエトリグモ「…ハァー………」
108 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/10(火) 23:58:13 ID:AJQ8wD1E
アシダカグモ(やべーよドンドン知らない所に来てるよ……)
???「止まりなっ!!」
アシダカグモ「!!?」
ハエトリグモ「な、何だ!?」
???「ここからはあたしの縄張りだ!さっさと帰りな!」
ハエトリグモ「…すまねぇけどこっちも急いでてな、出来れば通り抜けさせて欲しい」
???「しつこい子だね!アンタらなんかこれっぽっちも信用してないわ!通す訳無いだろ!」
ハエトリグモ「そこを何とか頼む……!」
109 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:06:22 ID:sMBgNB0w
???「だぁーー!!もう!!ちょっと今からそっちまで行くから待ってなさい!」
ガチャ……ガッシャーン!
???「ああもう誰だい!こんな所に物を置いたのは!!……ったく……」
アシダカグモ(あの形……徘徊型では無さそうだな………)
???「よっ…と。はいはい、待たせたね!あたしはジョロウグモだよ、アンタらは?」
ハエトリグモ「………ハエトリグモ」
アシダカグモ「アシダカグモだ」
ジョロウグモ「ふーん、別種二匹で一緒に行動かい?珍しい事もあるんだねぇ………」
110 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:19:02 ID:sMBgNB0w
アシダカグモ「おう………ってか何で出てきたんだ」
ジョロウグモ「そりゃアンタらが信用出来るかどうか見極めるために決まってんじゃないの!」
アシダカグモ「そうかい………あ、そういや人間を見なかったか?」
ジョロウグモ「人間だって?……ああ!確かに見たよ!何て言うか……変態っぽい感じの」
アシダカグモ「ああ、多分ソイツだ」
ジョロウグモ「あー、あの人間、あたしの巣を荒らしてったのよねぇー……。まぁ、人間には借りがあるからね、適当に脅して帰ってもらったわ」
アシダカグモ「ふーん、で、どっちの方に逃げたんだ?」
ジョロウグモ「…………さっきから気になってたんだけどねぇ…」
ジョロウグモ「その人間を探してどうするつもり?」
111 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:29:56 ID:sMBgNB0w
ごめ、眠気がピークに……
続きは明日…………すまぬ
112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 00:44:05 ID:8hk9IOx6
>>111
乙 楽しみに待ってるよ~
113 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/11(水) 09:00:57 ID:nQys2/Kk
うむ、おやすみ
アシダカ先輩ェ……w
120 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 20:33:35 ID:LkkMrSAQ
アシダカグモ「どうするっつーか………まぁ、生存確認?」
ジョロウグモ「へえ、物好きな奴等だね。………おもしろそうだ、あたしもつれていってくれよ!」
アシダカグモ「んー、まぁ、案内してくれるんなら…」
ジョロウグモ「はっはっは!任せてときな!」
アシダカグモ「おう…んで、アイツはどの方向に?」
ジョロウグモ「こっちだよ!ついてきな!」スタスタ
ハエトリグモ「……結局、道わかってなかったんですか」ジトー
アシダカグモ「うっ………いやぁ、ははは……………ごめん」
ハエトリグモ「……入れ違いになったりしてないかな」
アシダカグモ「……あー、そうか………んー、まぁなってない事を祈るしかねえだろ」
ジョロウグモ「入れ違い?……そういや、人間とあんたら、どういう関係なんだい?」
アシダカグモ「んー、主と………えーっと、何だろうな……」
ハエトリグモ「…」
ジョロウグモ「……まあ、それは人間の方に聞くとするかね」プイッ
アシダカグモ「おう、それが良いと思うぞ………どうした?」
ハエトリグモ「え、いや……」
アシダカグモ「………ふふっ、なるほどな……」ニヤニヤ
ハエトリグモ「ちょっと!まだ何も言ってませんよ!勘違いしないでください!」
アシダカグモ「恋するおとm」
ハエトリグモ「わーっ!わーっ!」ワタワタ
122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 20:56:01 ID:LkkMrSAQ
ジョロウグモ(賑やかな連中だねぇ……)
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
俺「…っと、とりあえず廊下に閉じ込めたが………突破されるのは時間の問題だ…………どうする?」
友「どうするって言われてもなぁ…」
女「避難所に行くに決まってるじゃないっ!はやく荷物を持って!」
俺「いや避難所行かねーって言ってるじゃん」
女「はあっ!?」
俺「つか、とりま外出る事は決定なワケ?」
友「……ここにいても仕方ねぇし」
俺「ま、そうか………避難所ねぇ……行ってみるだけ行ってやるよ。しょうがねぇから」
女「ったく……最初からそう言いなさいよ!」
123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:04:01 ID:LkkMrSAQ
女「他の蜘蛛共に見つかる前にダッシュで避難所に行くわよ!」
俺「………頭痛くなってきた」
女「はあっ!?」
友「お、おちついて……」
女「あんたは黙ってなさいよっ!」
友「…………うっす」
俺「外を歩く上で大切なのは蜘蛛に見つけられない事だ。俺らと蜘蛛の身体能力にはどうしようもないほどの差がある。見つかる=死、と考えた方が良い」
女「つ、つまり……」ゴクッ
俺「走るなんて論外、だ」
女「………はぁぁぁー………」
友「………じゃ、軽く偵察してくるわ」
俺「おう。食われんなよ」
友「そういう事言うのやめて」
124 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:09:44 ID:LkkMrSAQ
友「っとー………ん?ありゃヘリコプターか…?」
ヘリコプター内「………!………!!……」
クモ「…」ダンッ
ヘリコプター内「…………!?…………!!!」
クモ「……♪」ガブリ
ヘリコプター「」
友(何だアリャ………飛んでるヘリを捕まえやがった………)
俺「……やっぱりか」
友「うおおお!?」
俺「こりゃ避難所は餌場になってるかもなぁ……」
友「………おいおい!…マジかよ……」
125 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:20:55 ID:LkkMrSAQ
女「どうだったのー?」
俺「んー、まあ、ここらへんは大丈夫だ」
友「なあ………マジで行くのか?……怖くねーの?」
女「………怖いに決まってるじゃない!でも、でも…」
女「友達だとか、大切な人達の安否すら確認出来ないなんて……嫌だわ」
俺「…………さ、行くぞ。そろそろ閉じ込めた蜘蛛も出てきちまう」
友「ふー……、じゃあ、行くか」
女「………ええ」
126 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:39:02 ID:LkkMrSAQ
俺「周囲に蜘蛛無し、進むぞ」
友「おう」
女「…」
俺「……!前方に蜘蛛有り。………待機してやり過ごそう」
友「…おう」
女「……」
「「救助ヘリが来たぞおおおお!!」」
「「わあぁーーーー!!!」」
俺(……っ!?おいおいアホか!!そんな大声出したら蜘蛛が集まってきて………!)
女「今の声………私の友達がいるかもっ!」ダッ
俺「おい、馬鹿っ!やめっ……」
女「…あ………!きょ、巨大蜘蛛……!?」ペタン…
127 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:45:17 ID:LkkMrSAQ
アシダカグモ「どうも、巨大蜘蛛でーす」
ハエトリグモ「あっ!いた!」
俺「ハエトリグモたん!?えっ!?」
友「うおおお!?アシダカグモさん!」
女「…………え?」
128 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 21:47:08 ID:LkkMrSAQ
今日はここまで
次回の投下は土曜日です
待たせてすまぬ
129 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/02/26(木) 22:21:39 ID:Y0T2u3c2
乙
138 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/02(月) 00:56:43 ID:NJf1h.T.
俺「ああ!愛しのハエトリグモたあああん!会いたかったよおおお!!」ピョーン
ハエトリグモ「抱き付くんじゃねえ!離れろよっ!」ゲシッ
女「……あ、あの」
友「いや、その節はお世話になりました……」
アシダカグモ「ん?ああ、俺も楽しかったし別にそんな態度とる必要ねーよ」
女「………ねえ……」
ジョロウグモ「はっはっは!すっかり蚊帳の外だね!わたしもあんたも!」ズイッ
女「ひいいいいい!!?」ビクッ
139 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/02(月) 01:10:23 ID:NJf1h.T.
ジョロウグモ「ん?……ああ、蜘蛛見てもビビらないってのはアイツらだけかい…」
女「えっ、と、あの、その………」
ジョロウグモ「そうかたくなんなくたっていいよ!……しっかし蜘蛛と人間がこれほどの関係を結べるなんてねぇ………これを見れただけ来たかいがあったってもんだ……ん?どうした」
女「み、皆の方に他の蜘蛛が…………で、でも大丈夫なんですよね?」
ジョロウグモ「ん?………いやー、大丈夫じゃないね。死ぬよあいつら。あんたも命が惜しけりゃ帰りな…………んじゃわたしはこれで」スタスタ
女「ま、待って下さいっ!」
ジョロウグモ「ん?………悪いけどわたしは腹が減ってるんだ…………早く帰らせてくれなきゃ………」ギロッ
女「うっ…………み、皆をた、助けてほし……いん……です………」ビクビク
ジョロウグモ「………………はははは!よくわたしの睨みに耐えたねぇ!……わかった、あの血気盛んな若蜘蛛共に灸をすえてやろうじゃないか」
女「………あ、ありがとう、ございます……!」
140 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/02(月) 01:15:38 ID:NJf1h.T.
ジョロウグモ「もっとも、アイツらはもう動いてるけどねえ」
女「あ、あいつら……?」
俺「っ!ハエトリグモたん!右前方に一匹!」
ハエトリグモ「あいよっ!」ダッ
友「え、えーっと、ひ、左ですっ!アシダカさんっ!」
アシダカグモ「指示がおせぇぞっ!」ダッ
友「ご、ごめんなさぁいっ!」
女「あ、あいつら………」
ジョロウグモ「……さてと、どの方向から来てるか、教えてくれるかい?」
女「…は、はいっ!」
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