友「うぎゃああああ!!!」
Part1
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:16:54 ID:5x2pVMWE
友「お、おわああああ!!こっち来んなてめええええ!!!」バシッ
G「……見切ったッ!」サッ
友「 うおおおお!!!?避けられたやべえええ!!!!て、撤退!!!」
ガチャッ
バタン
友「はー!はー!……危なかっt」
G「ヤァ」
友「」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:21:49 ID:5x2pVMWE
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「んあはぁーん、アシダカグモたぁーん!」クネクネ
アシダカグモ(……さっさと飯よこせよ……)
ピロン♪
俺「ん?」カチャッ
俺「友からメールだ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
From 友
Sub マジやばい
(本文)
俺の家がGまみれワロエナイ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「…」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:29:18 ID:5x2pVMWE
俺「……」カチカチ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Re:マジやばい
(本文)
はいはいワロスワロス
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「送信……っと。」
俺「さぁーて!アシダカグモたぁーn」
ピロン♪
俺「……チッ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
From 友
Sub Re:Re:マジやばい
(本文)
後生だ。頼む、助けてくれ。
いやマジで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「ハァー……じゃあアシダカグモたん今日は……」
俺「外食しよっか♪」
アシダカグモ「?」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:34:49 ID:5x2pVMWE
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
俺「来たぞ」
友「うおおお!!!来てくれたか!」
俺「まずは家の状況を見る。入っていいよな?」
友「おまっ………死ぬぞ?」
俺「死なねーよ舐めんな。」
ガチャ
G「久々のシャバやでぇーwwww」
俺「!」バンッッ
俺「……あぁ……餌が………」
友「餌?」
俺「ん?ああ、こっちの事情だよ。」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:37:39 ID:5x2pVMWE
友「つーかさっきの音は……」
G「」死ーん
俺「あ、軍手はちゃんとつけてたぞ?」
友「あ、ああ………そ、そう………」
俺「ともあれ、一匹減ったぞ。やったな。ハイタッチでもするか?」
友「ふざけんな」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:41:11 ID:5x2pVMWE
俺「しっかし……ドアを開けただけで一匹飛び出してくるってさすがにやべえぞ。」
友「……て、てへぺろ☆」
俺「俺帰っていい?」
友「ごめん待って」
俺「とにかく中の状況が見たい……が、装備が心もとないな。」
友「あ、バルサンあるよ」
俺「却下。」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:47:03 ID:5x2pVMWE
俺「ちょっと買ってくる」
友「おう」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
俺「買ってきたぞ。」
友「早いな」
俺「とりあえずコレ持っとけ。」つスプレー
友「おお、ありがと………って、冷殺スプレー……?」
俺「おう、Gを凍らせる。なんか溶けたらまた動き出すらしいけど。」
友「………意味なくね?」
俺「いや、俺は生け捕りにして持って帰りたい。」
友「え………何で?」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:56:03 ID:5x2pVMWE
俺「愛しのこの子に食べてもらうためさ!」サッ
友「ん?なんだそのケース……中に入ってんのは………ああ、アシダカグモね。」
俺「知ってたのか」
友「おう」
俺「意外だな……まぁいい。とにかく餌としてGは生け捕りする。」
友「……何でだ?他に餌があるんじゃないのか?」
俺「勿論、ある………でも命がもったいねーだろ?有効活用しねーとな。」
友「………お前やっぱ変わってるわー。俺には理解出来そうにない。」
俺「別に理解する事を無理強いした覚えはないぞ?」
友「いや、まあな?でも友人としてはだな……っておわあああ!?」
G「ナニミテンノヨ!」カサカサ
俺「…」シュー
G「」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 18:08:22 ID:5x2pVMWE
俺「……さすがにキツいか……アシダカグモたん一匹と俺らじゃ……」
友「えっ」
俺「増援を呼ぶぞ。」
友「お、おう!……誰を?」
俺「おま、誰って………」
俺「ゲジゲジたんに決まってんだろ?」
友「」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 18:19:49 ID:5x2pVMWE
ーー森の中ーー
俺「オオゲジたぁーん!」
友「何でこんな事に……」
俺「ムカデたんでもいい?」
友「駄目に決まってんだろ。噛まれるとやべーんだろ?」
俺「うん」
友「却下な」
俺「ちぇー……」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 18:20:47 ID:woDg7j5M
超支援
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 22:44:25 ID:0paYx.Y6
俺「……ん?」
G「…」カサ…
友「ひっ!?」
俺「…なるほど、ヤマトゴキブリか………」
俺「かわゆす!」
友「……………………は?」
G「…………///」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 22:51:51 ID:0paYx.Y6
友「……お前頭大丈夫か?」
俺「大丈夫だ、問題無い。俺が好きなのはヤマトゴキブリだけだ。」
友「………ちなみに俺の家にいるやつは?」
俺「クロゴキブリ」
友「………なるほど、こいつは民家に入らないタイプって事か?」
俺「いや、♂が旅好きだからな。たまに民家に飛んで来る事はある……が、基本的に巣を作ったりはしない。」
友「害をなさないから好きって事か?」
俺「おう」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:00:06 ID:0paYx.Y6
俺「俺は基本的に虫は好きだ………でも“俺に”害をなす奴は嫌いだ。まぁ、これはあくまで俺の価値観だからな、他の人にこの見方を無理強いした事はない。」
友「ふーん、お前らしい考えだな。」
俺「自己中なのは自覚してる。でもま、この考えが脳内で定着しちまったからなぁ。」
友「そうk…」
G「ー♪」ブイーン
友「うおおお!!?ちょ、おま!!来んなし!!」ブンブン
友「うおっ!」ドテッ
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:04:58 ID:0paYx.Y6
G「…」ピトッ
友「ふぅー……危ねえ……」
俺「何が?」
友「いや、Gが俺の方に飛んできて……絶対わざとだろ………」
俺「…普通にお前の隣にあった木に移動しただけだろ。」
友「いや、そうなんだけどさ……ん?」
友「うおおお!!!!??」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:10:20 ID:0paYx.Y6
友「ちょ!!服に!!なんかやばそうな奴が!!」
俺「……!でかした友!!そいつがゲジゲジだ!……よし!今だ!つかまえろ!」
友「いや無理無理無理!!!ちょーやべーってコイツ!!」
俺「ああもう!いい!俺が捕獲する!」バッ
ゲジゲジ「…」
俺「よし、なんとかケースに入れられたぞ。」
友「……コイツGより怖いんだけど」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:18:21 ID:0paYx.Y6
俺「……ふうむ、だがこのオオゲジたんにはゴキブリ退治でかなりお世話になるわけだからなぁ……」
友「うーん」
俺「そうだなぁ……ほら、どうだ?この木漏れ日に照らされたオオゲジたんの足………妖艶なm」
友「無いな。」
俺「…」シュン
友「……まぁ、ちょっとは綺麗だと思ったけどよ。」
オオゲジ(はわわ……捕まっちゃった……どうしよう……)
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:23:17 ID:0paYx.Y6
ーーーーーーーーーーーー
~ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
俺「さて、家に戻ってきたぞ。」
友「おう………」
俺「……お前も疲れてるし、お前の家にアシダカグモたんとオオゲジ放って、今日は俺の家に泊まるか?」
友「………良いのか?」
俺「おう。じゃ、ちょっと放ってくる。」スタスタ
俺「じゃあ、アシダカグモたんにオオゲジたぁーん!頑張ってねえー!!」パカッ
アシダカグモ「うっひょー!久々の外だぜー!」
オオゲジ「はわわわ………」
アシダカグモ「ん?」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:26:47 ID:0paYx.Y6
今日はここまで。
見てくださっている方(いるかわかりませんが)書くの遅くて申し訳ない……
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:37:06 ID:AerC2ww.
軍曹は許す、だがゲシゲジ手前ェはだめだ
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 01:41:33 ID:ecM.ZC.k
虫嫌いなのに虫ssは好きなんだ…期待
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 22:41:54 ID:etIOASwM
アシダカグモ「何者だテメエ…!」サッ
オオゲジ「ひ、ひぃっ!」
アシダカグモ「………」
オオゲジ「お、オオゲジ……です……」
アシダカグモ「オオゲジ……?聞かねえ名だな。」
オオゲジ「ご、ごめんなさい……」
アシダカグモ「何に対して謝ってんだよ………まぁいい、俺は今から狩りをするから。邪魔したら食うからな。」タタタッ
オオゲジ「…あっ…」
G「……貴様か、侵入者というのは。」スッ
アシダカグモ「そっちからお出迎えか……いい度胸だなぁ?」
G「フッ……貴様の相手なんぞこの我一匹で充分よ!我が足の中で息絶えるがよい!」バッ
アシダカグモ「上等だゴラァァ!!!」バッ
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 22:48:14 ID:etIOASwM
G「コックローチストラーイクッ!」ビョーン
アシダカグモ「甘いッ!!」サッ
ガシィッ
G「む……無念…………」
アシダカグモ「……っしゃ、飯GET!」
オオゲジ(か、かっこいい………)
アシダカグモ「……何ジロジロ見てんだよ。………あげねーぞ。」ムシャムシャ
オオゲジ「へ、へぇっ!?じ、ジロジロ見てました!?私!?」
アシダカグモ「そりゃもう穴があくほど」
オオゲジ「う、うぅーー///」
アシダカグモ(変な奴だな)
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 22:57:30 ID:etIOASwM
一方その頃………
したっぱG「…G将軍様……!」
G将軍「……どうした」
したっぱG「アシダカグモの侵入を確認………コックローチ少佐がやられました。」
G将軍「……ふむぅ……やはり来たか……我らの永遠の宿敵……アシダカグモ………」
G将軍「だが、苦労して人間から奪ったこの領地……渡すわけにはいかぬ。」
ドタドタ……
したっぱG2「しょ、将軍様ァ!!」
G将軍補佐「貴様!将軍様の御前であるぞ!」
G将軍「よい……どうしたというのだ」
したっぱG2「アシダカグモと一緒に……」
したっぱG2「オオゲジがいるとの情報がッ!!」
G将軍「な、何ィッ!!?」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:15:02 ID:etIOASwM
オオゲジ「…くしゅんっ!………なんか噂された気がします………」
アシダカグモ「あぁ?意味わかんねー事言ってんじゃねーぞ。」
アシダカグモ「…さてと、飯、おかわりしてくるかな……」
オオゲジ「…」グゥ
アシダカグモ「……チッ、しゃーねー………二匹とってきてやるよ………」
オオゲジ「ご、ごめんなさい……///」
アシダカグモ「…横でグーグー腹ならされても迷惑だからな……」タタタッ
オオゲジ「あ、私もついていきます!」タタタッ
アシダカグモ(……ッ!?何だと……!?俺の足についてこれるってのか……!?)
アシダカグモ「…」ピタッ
オオゲジ「えっ?どうしたんですか?」
アシダカグモ「疲れた。ここで待ち伏せするわ。」
オオゲジ「つ、疲れたって……」
アシダカグモ「俺は持久力が無いんだよ!つか、基本的に俺の狩りは待ち伏せスタイルだし……」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:24:24 ID:etIOASwM
アシダカグモ「とかワイワイやってるうちに来たぜ……」サササッ
オオゲジ「……!?ひ、ひえぇ……いっぱいいますぅ……」
G兵長「草の根分けてでも探し出し!奴等を倒す!!」
G兵士達「「「全ては種の存続のために!!」」」
G兵長「行くぞ!我らがG兵団!!……敵を発見!!死を恐れず突撃せよおおおお!!!!」
G兵士達「「「うおおおおおお!!!!」」」
アシダカグモ「やっべ、見つかった」
オオゲジ「ひ、ひええー!!こっちに来てますよお!どうするんですか!!」
アシダカグモ「逃げながら戦うっきゃねーだろ!」ダダッ
オオゲジ「ひぃっ、待って下さいよおお!!!」ダダダッ
友「お、おわああああ!!こっち来んなてめええええ!!!」バシッ
G「……見切ったッ!」サッ
友「 うおおおお!!!?避けられたやべえええ!!!!て、撤退!!!」
ガチャッ
バタン
友「はー!はー!……危なかっt」
G「ヤァ」
友「」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:21:49 ID:5x2pVMWE
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「んあはぁーん、アシダカグモたぁーん!」クネクネ
アシダカグモ(……さっさと飯よこせよ……)
ピロン♪
俺「ん?」カチャッ
俺「友からメールだ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
From 友
Sub マジやばい
(本文)
俺の家がGまみれワロエナイ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「…」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:29:18 ID:5x2pVMWE
俺「……」カチカチ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Re:マジやばい
(本文)
はいはいワロスワロス
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「送信……っと。」
俺「さぁーて!アシダカグモたぁーn」
ピロン♪
俺「……チッ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
From 友
Sub Re:Re:マジやばい
(本文)
後生だ。頼む、助けてくれ。
いやマジで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「ハァー……じゃあアシダカグモたん今日は……」
俺「外食しよっか♪」
アシダカグモ「?」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:34:49 ID:5x2pVMWE
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
俺「来たぞ」
友「うおおお!!!来てくれたか!」
俺「まずは家の状況を見る。入っていいよな?」
友「おまっ………死ぬぞ?」
俺「死なねーよ舐めんな。」
ガチャ
G「久々のシャバやでぇーwwww」
俺「!」バンッッ
俺「……あぁ……餌が………」
友「餌?」
俺「ん?ああ、こっちの事情だよ。」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:37:39 ID:5x2pVMWE
友「つーかさっきの音は……」
G「」死ーん
俺「あ、軍手はちゃんとつけてたぞ?」
友「あ、ああ………そ、そう………」
俺「ともあれ、一匹減ったぞ。やったな。ハイタッチでもするか?」
友「ふざけんな」
俺「しっかし……ドアを開けただけで一匹飛び出してくるってさすがにやべえぞ。」
友「……て、てへぺろ☆」
俺「俺帰っていい?」
友「ごめん待って」
俺「とにかく中の状況が見たい……が、装備が心もとないな。」
友「あ、バルサンあるよ」
俺「却下。」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:47:03 ID:5x2pVMWE
俺「ちょっと買ってくる」
友「おう」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
俺「買ってきたぞ。」
友「早いな」
俺「とりあえずコレ持っとけ。」つスプレー
友「おお、ありがと………って、冷殺スプレー……?」
俺「おう、Gを凍らせる。なんか溶けたらまた動き出すらしいけど。」
友「………意味なくね?」
俺「いや、俺は生け捕りにして持って帰りたい。」
友「え………何で?」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 17:56:03 ID:5x2pVMWE
俺「愛しのこの子に食べてもらうためさ!」サッ
友「ん?なんだそのケース……中に入ってんのは………ああ、アシダカグモね。」
俺「知ってたのか」
友「おう」
俺「意外だな……まぁいい。とにかく餌としてGは生け捕りする。」
友「……何でだ?他に餌があるんじゃないのか?」
俺「勿論、ある………でも命がもったいねーだろ?有効活用しねーとな。」
友「………お前やっぱ変わってるわー。俺には理解出来そうにない。」
俺「別に理解する事を無理強いした覚えはないぞ?」
友「いや、まあな?でも友人としてはだな……っておわあああ!?」
G「ナニミテンノヨ!」カサカサ
俺「…」シュー
G「」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 18:08:22 ID:5x2pVMWE
俺「……さすがにキツいか……アシダカグモたん一匹と俺らじゃ……」
友「えっ」
俺「増援を呼ぶぞ。」
友「お、おう!……誰を?」
俺「おま、誰って………」
俺「ゲジゲジたんに決まってんだろ?」
友「」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 18:19:49 ID:5x2pVMWE
ーー森の中ーー
俺「オオゲジたぁーん!」
友「何でこんな事に……」
俺「ムカデたんでもいい?」
友「駄目に決まってんだろ。噛まれるとやべーんだろ?」
俺「うん」
友「却下な」
俺「ちぇー……」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/12(日) 18:20:47 ID:woDg7j5M
超支援
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 22:44:25 ID:0paYx.Y6
俺「……ん?」
G「…」カサ…
友「ひっ!?」
俺「…なるほど、ヤマトゴキブリか………」
俺「かわゆす!」
友「……………………は?」
G「…………///」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 22:51:51 ID:0paYx.Y6
友「……お前頭大丈夫か?」
俺「大丈夫だ、問題無い。俺が好きなのはヤマトゴキブリだけだ。」
友「………ちなみに俺の家にいるやつは?」
俺「クロゴキブリ」
友「………なるほど、こいつは民家に入らないタイプって事か?」
俺「いや、♂が旅好きだからな。たまに民家に飛んで来る事はある……が、基本的に巣を作ったりはしない。」
友「害をなさないから好きって事か?」
俺「おう」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:00:06 ID:0paYx.Y6
俺「俺は基本的に虫は好きだ………でも“俺に”害をなす奴は嫌いだ。まぁ、これはあくまで俺の価値観だからな、他の人にこの見方を無理強いした事はない。」
友「ふーん、お前らしい考えだな。」
俺「自己中なのは自覚してる。でもま、この考えが脳内で定着しちまったからなぁ。」
友「そうk…」
G「ー♪」ブイーン
友「うおおお!!?ちょ、おま!!来んなし!!」ブンブン
友「うおっ!」ドテッ
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:04:58 ID:0paYx.Y6
G「…」ピトッ
友「ふぅー……危ねえ……」
俺「何が?」
友「いや、Gが俺の方に飛んできて……絶対わざとだろ………」
俺「…普通にお前の隣にあった木に移動しただけだろ。」
友「いや、そうなんだけどさ……ん?」
友「うおおお!!!!??」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:10:20 ID:0paYx.Y6
友「ちょ!!服に!!なんかやばそうな奴が!!」
俺「……!でかした友!!そいつがゲジゲジだ!……よし!今だ!つかまえろ!」
友「いや無理無理無理!!!ちょーやべーってコイツ!!」
俺「ああもう!いい!俺が捕獲する!」バッ
ゲジゲジ「…」
俺「よし、なんとかケースに入れられたぞ。」
友「……コイツGより怖いんだけど」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:18:21 ID:0paYx.Y6
俺「……ふうむ、だがこのオオゲジたんにはゴキブリ退治でかなりお世話になるわけだからなぁ……」
友「うーん」
俺「そうだなぁ……ほら、どうだ?この木漏れ日に照らされたオオゲジたんの足………妖艶なm」
友「無いな。」
俺「…」シュン
友「……まぁ、ちょっとは綺麗だと思ったけどよ。」
オオゲジ(はわわ……捕まっちゃった……どうしよう……)
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:23:17 ID:0paYx.Y6
ーーーーーーーーーーーー
~ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
俺「さて、家に戻ってきたぞ。」
友「おう………」
俺「……お前も疲れてるし、お前の家にアシダカグモたんとオオゲジ放って、今日は俺の家に泊まるか?」
友「………良いのか?」
俺「おう。じゃ、ちょっと放ってくる。」スタスタ
俺「じゃあ、アシダカグモたんにオオゲジたぁーん!頑張ってねえー!!」パカッ
アシダカグモ「うっひょー!久々の外だぜー!」
オオゲジ「はわわわ………」
アシダカグモ「ん?」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:26:47 ID:0paYx.Y6
今日はここまで。
見てくださっている方(いるかわかりませんが)書くの遅くて申し訳ない……
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/13(月) 23:37:06 ID:AerC2ww.
軍曹は許す、だがゲシゲジ手前ェはだめだ
虫嫌いなのに虫ssは好きなんだ…期待
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 22:41:54 ID:etIOASwM
アシダカグモ「何者だテメエ…!」サッ
オオゲジ「ひ、ひぃっ!」
アシダカグモ「………」
オオゲジ「お、オオゲジ……です……」
アシダカグモ「オオゲジ……?聞かねえ名だな。」
オオゲジ「ご、ごめんなさい……」
アシダカグモ「何に対して謝ってんだよ………まぁいい、俺は今から狩りをするから。邪魔したら食うからな。」タタタッ
オオゲジ「…あっ…」
G「……貴様か、侵入者というのは。」スッ
アシダカグモ「そっちからお出迎えか……いい度胸だなぁ?」
G「フッ……貴様の相手なんぞこの我一匹で充分よ!我が足の中で息絶えるがよい!」バッ
アシダカグモ「上等だゴラァァ!!!」バッ
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 22:48:14 ID:etIOASwM
G「コックローチストラーイクッ!」ビョーン
アシダカグモ「甘いッ!!」サッ
ガシィッ
G「む……無念…………」
アシダカグモ「……っしゃ、飯GET!」
オオゲジ(か、かっこいい………)
アシダカグモ「……何ジロジロ見てんだよ。………あげねーぞ。」ムシャムシャ
オオゲジ「へ、へぇっ!?じ、ジロジロ見てました!?私!?」
アシダカグモ「そりゃもう穴があくほど」
オオゲジ「う、うぅーー///」
アシダカグモ(変な奴だな)
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 22:57:30 ID:etIOASwM
一方その頃………
したっぱG「…G将軍様……!」
G将軍「……どうした」
したっぱG「アシダカグモの侵入を確認………コックローチ少佐がやられました。」
G将軍「……ふむぅ……やはり来たか……我らの永遠の宿敵……アシダカグモ………」
G将軍「だが、苦労して人間から奪ったこの領地……渡すわけにはいかぬ。」
ドタドタ……
したっぱG2「しょ、将軍様ァ!!」
G将軍補佐「貴様!将軍様の御前であるぞ!」
G将軍「よい……どうしたというのだ」
したっぱG2「アシダカグモと一緒に……」
したっぱG2「オオゲジがいるとの情報がッ!!」
G将軍「な、何ィッ!!?」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:15:02 ID:etIOASwM
オオゲジ「…くしゅんっ!………なんか噂された気がします………」
アシダカグモ「あぁ?意味わかんねー事言ってんじゃねーぞ。」
アシダカグモ「…さてと、飯、おかわりしてくるかな……」
オオゲジ「…」グゥ
アシダカグモ「……チッ、しゃーねー………二匹とってきてやるよ………」
オオゲジ「ご、ごめんなさい……///」
アシダカグモ「…横でグーグー腹ならされても迷惑だからな……」タタタッ
オオゲジ「あ、私もついていきます!」タタタッ
アシダカグモ(……ッ!?何だと……!?俺の足についてこれるってのか……!?)
アシダカグモ「…」ピタッ
オオゲジ「えっ?どうしたんですか?」
アシダカグモ「疲れた。ここで待ち伏せするわ。」
オオゲジ「つ、疲れたって……」
アシダカグモ「俺は持久力が無いんだよ!つか、基本的に俺の狩りは待ち伏せスタイルだし……」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:24:24 ID:etIOASwM
アシダカグモ「とかワイワイやってるうちに来たぜ……」サササッ
オオゲジ「……!?ひ、ひえぇ……いっぱいいますぅ……」
G兵長「草の根分けてでも探し出し!奴等を倒す!!」
G兵士達「「「全ては種の存続のために!!」」」
G兵長「行くぞ!我らがG兵団!!……敵を発見!!死を恐れず突撃せよおおおお!!!!」
G兵士達「「「うおおおおおお!!!!」」」
アシダカグモ「やっべ、見つかった」
オオゲジ「ひ、ひええー!!こっちに来てますよお!どうするんですか!!」
アシダカグモ「逃げながら戦うっきゃねーだろ!」ダダッ
オオゲジ「ひぃっ、待って下さいよおお!!!」ダダダッ
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