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女騎士?「クッ、コロセ。」オーク「!?」

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Part4
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 01:02:10.09 ID:OwHAbx5h0
オーク「やったああああああああああああああああ!!!!」
オークB「勝ったあああああああああああああああああ!!!!」
オークC「助かったあああああああああああああああああああ!!!!!」
オーク「魔王様ならやってくれる思いました!!」
オークB「いや君は強いレスラーだ。」
オークC「もうあんたが国王でいいよ。」
魔王「……妙な小細工を使う輩だったが、他愛のないものよ。」
オーク「……あれ?そういえば女騎士は?」
オークB「なんかメカ女騎士の落下地点の方に向かって行ったな。」
オーク「そういや、あれどうなったんだろう?本当に機能停止したかな?」
・・・
女騎士「……。」
オーク「どうだ?」
女騎士「機能停止している。あとは主電源を切ればいい。」
オーク「そのスイッチはどこに?」
女騎士「ここだ。腰の真ん中あたりに……あった。この蓋を開ければ。」
オーク「おお、ほんとに非常スイッチみたいな赤いボタンが出てきた。」
女騎士「これをオフにする……」
ON→OFF
女騎士「……これで、メカ女騎士は完全に止まった。」
オーク「……長かった。ようやく終わったんだな。」
女騎士「ああ、かなり焼け野原になったがな。」
魔王「戦いに犠牲はつきもの……とはいえ、今回ばかりは少し多すぎたな。」
女騎士「魔王……。」
魔王「ふん。そんな顔をせんでも、今すぐに取って食おうとしたりはせんよ。」
女騎士「そんな怖い顔してるかしら?私。」
魔王「こうまでなってしまった土地だ。今さら侵攻して征服したところで、こちらに利益はない。
まあ、侵攻するほどの戦力も残ってはおらんがな……はぁ。」

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 01:21:12.07 ID:OwHAbx5h0
オーク「これから、どうします?」
魔王「復興……それ以外あるまい。」
女騎士「ボロボロなのはお互い様だ。協力し合って復興していくか?」
魔王「その必要はあるまい。我々種族と人間の間におけるわだかまりをはじめとして、面倒なことがごまんとあるだろう。
ここまで荒れ果てたとはいえ、まだ周辺にちらほらと人間や魔獣の生気を感じる。」
女騎士「つまり、互いに干渉せずに、各々で復興作業に励んでいくと。」
魔王「それが最善であろう。だが……」
女騎士「?」
魔王「どうしてもというのであれば、貴公らも手を貸すことが条件にだが……やってやらんこともない。」
オークB「ここでツンデレが入りますか。」
オークC「そういう魔王様もテンプレやな。」
魔王「なんか言ったか?」
オーク「い、いえ!何も!」
魔王「ほれ、みてみろ。噂をすれば向こうあたりに、人影の群れが見えるではないか。あれは人間の生き残りであろう。」
オーク「ほんとだ。なんかぽつぽつと見える。」
魔王「我が奴らの前にいたところで気まずいだけだ。そろそろ引き揚げさせてもらう。」
女騎士「……?」
オーク「どうした?」
女騎士「あそこにあるのって……人影なのか?」
オークB「人影じゃないの?」
女騎士「確かに人の姿をしているようだが、どうもあれからは生気を感じない。」
オーク「生気がない……じゃあゾンビの軍団か?」
オークC「いろんなところ壊滅しまくったもんなぁ。それでその死体でゾンビ大量発生か?」
女騎士「いや……ゾンビにしては、動きがびっしりと整っている……。なんだ?嫌な予感しかしない。」
オークC「人間でもゾンビでもなかったらなんだってんだよ?」
オークB「おーい。望遠鏡が落ちてた。これで見ようぜ。」
女騎士「どれどれ……こ、これは!!!」
オーク「な、なんだ!?一体どうした!?」

79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 01:27:14.81 ID:OwHAbx5h0
女騎士「こんなことが……すでにここまで来ていたとは……!!」
オークB「ちょっと貸して。一体何が……うそだろっ!?」
オーク「何があったんだよ!?」
オークC「へぇぇああああ!?」
オーク「俺も望遠鏡……こ、これは……!!」
女騎士「人間とかゾンビとか、そんな生易しいもんじゃない……」
オークB「こ、これ……やべぇんじゃねぇの?」
メカ女騎士1「クッ、コロセ。」
メカ女騎士2「クッ、コロセ。」
メカ女騎士3「クッ、コロセ。」
メカ女騎士4「クッ、コロセ。」
メカ女騎士5「クッ、コロセ。」
メカ女騎士6「クッ、コロセ。」
メカ女騎士7「クッ、コロセ。」
メカ女騎士8「クッ、コロセ。」



女騎士「メカ女騎士の……」
オーク「量産型だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!?」

80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 07:00:10.38 ID:wcUlsTA4o
うわああ

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 07:30:56.48 ID:BIMJBy9CO
あぁんもう最悪…


82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 08:21:38.15 ID:SV4Y9lDpO
ああ!逃れられない!

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 14:32:02.70 ID:OwHAbx5h0
女騎士「まさか……量産型が既にロールアウトしていたとは……!!」
オーク「か、軽く見積もって何十体かはいるぞ!?」
オークB「一体だけでもやばかったのに……」
オークC「あ、でも量産型なんだから、それなりにコストダウンして性能は低くなってるんじゃない?」
女騎士「確かにコストダウンはしている。」
オークC「ほら見ろ。」
女騎士「ただし性能は格段に上だ。」
オークC「」
オークB「どないすればそんなことになんねんな。」
メカ女騎士軍団「「「「クッ、コロセ。」」」」
オークB「一斉に飛びかかってきたっ!!!!」
オーク「そ、そうだ!!魔王様!!もう一度魔王様に助けてもらえば……!!」
魔王「何やら騒がしいと思って戻って見れば……。」
オーク「戻ってきてくれた!!」
魔王「勘違いするな。あんなものが大挙してこちらに来られても困るからな。」
オークC「今はそのツンデレがありがたい。」
魔王「ぶるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」波動砲上級魔法一斉発射
ドドドドドドドドドド!!!!
メカ女騎士軍団「「「「クッ、コロセ。」」」」
オーク「だめだ、あんましきいてない!!」
女騎士「言い忘れていた。この量産型には、先ほど機能停止させたメカ女騎士の戦闘データが送り込まれている。
量産型はすでにその対策プログラムと思考ルーチンが作成され、同じ手は食わないようになっている。」
メカ女騎士1「クッ、コロセ。」超高速突撃
魔王「ぶるおぅあっ!?」
女騎士「さらに、量産型は”瞬間移動”機能までも付いている。」
メカ女騎士2「クッ、コロセ。」超高速突撃
魔王「ぐはっ!!」
メカ女騎士3「クッ、コロセ。」超高速突撃
メカ女騎士4「クッ、コロセ。」超高速突撃
メカ女騎士5「クッ、コロセ。」超高速突撃
メカ女騎士6「クッ、コロセ。」超高速突撃
オーク「だ、だめだ……魔王様ですらフルボッコに……!!」
オークB「数には勝てなかったよ……。」
メカ女騎士1「クッ、コロセ。」
オークC「魔王を四つん這いにさせた!!」
オークB「なんだ、またか!?」
オーク「このパターンは……。」
メカ女騎士1「ショートレンジウェポン、スタンバイ。」パイルバンカースタンバイ
一同「やっぱそれですか。」
魔王「や、やめろ!!今日は無理なのにぃ!!」
メカ女騎士「ステンバーイ……イエッサー。」
オークB「おっほっほっほ~元気だ(^ω^) 」
ブスリ
魔王「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! 」

89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 19:44:19.47 ID:OwHAbx5h0
オークC「アイエエエ!?インガオホー!?」
メカ女騎士1「クッ、コロセ。」ミサイルマルチロック
オークB「歪みねぇな。」
メカ女騎士32「クッ、コロセ。」波動砲スタンバイ
オーク「ど、どうしよう……魔王様までやられてしまった……。」
メカ女騎士3「クッ、コロセ。」一斉掃射スタンバイ
女騎士「万策尽きたか。」
メカ女騎士4「クッ、コロセ。」アトミックバズーカスタンバイ
メカ女騎士軍団「「「「クッ、コロセ。」」」」
……BAD END?

90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 19:52:00.22 ID:PcpwUrNAO
救いはないんですか!?

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 19:56:13.06 ID:OwHAbx5h0
オーク「!?」
オークB「どうした?」
オーク「ここどこ?」
オークB「どこも何も寄宿舎、寝床だぞ?もう起床時間だぞ。」
オーク「……メカ女騎士は?」
オークB「なんだそれ?うまいのか?」
オーク「……夢だったか。」
オークC「おーい。なんか女騎士から連絡が入ったぞ。」
オーク「連絡?」
オークC「なんか見せたいものがあるんだってよ。」
ー王国城内ー
オークB「俺たちを呼び出してまで、見せたいものって何だろうな?」
オークC「新兵器?それとも何かの見せしめ?」
オークB「何を見せしめんだよ。」
オーク「見せたいもの……。」
オークB「バカに静かだな。風邪か?」
オーク「いや、なんでもない。」
オーク(まさか……まさかな。)

92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 20:07:44.55 ID:OwHAbx5h0
女騎士「来たか。お前たち。」
オークB「俺たちを呼ぶほどなんだから、相当なものと見るな。」
オークC「とうとう自分から自分の裸を見せつけるようになったか?」
女騎士「まだそこまで精神はおかしくなっていない。」
オークB「で、一体何を見せてくれるんだ?」
女騎士「新兵器だ。」
オーク「びくぅっ!?」
オークB「新兵器か!王国は今度は何を作ったんだ?銃か?大砲か?船か?」
女騎士「残念だが、どれも当てはまらない。」
オークC「新手の拷問器具(性的な意味で)?」
女騎士「うん、もっと関係ない。」
オークB「一体なんでしょうなぁ。(小並感)」
女騎士「兵器開発省によると、今までのもののどれにもカテゴライズされない斬新な兵器だそうだ。
完全なロールアウトこそまだだが、うまくいけば今後の主力兵器になるやもしれない。」
オーク「……ここで質問よろしいかしら?」
女騎士「別にいいが、なんだ?」
オーク「ズバリ聞くけどその兵器って、”メカ女騎士”とかいうロボット兵器だったりとか?」
オークB「ロボット兵器?おいおい、何を言ってんだ。俺たちゃまだ中世の人間だぜ?」
オークC「できたとしても木人あたりが限界だろう。そんなもんだったらどこぞのカンフー道場にでも持ち込めばいいだろうに。」
オーク「それならいいけど……。」
女騎士「お前……よくわかったな!!何でそれを知ってんだ!?」
オーク「」

93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 20:08:57.06 ID:PcpwUrNAO
あれか?見せかけだけで超びびってんな?

94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 20:30:00.28 ID:OwHAbx5h0
オークC「ロボット兵器とかマジですかい!?」
オークB「時代が進んだもんやの~。」
女騎士「飛行艇が飛んでるこのご時世なら、モンスターの技術や魔法も含めれば、ここまでできても問題ないよ。」
オーク「……プランは?」
女騎士「へ?」
オーク「量産プランはどうなってる?」
女騎士「りょ、量産?」
オーク「すごい奴で、主力になるかもしれないなら、大量生産することも考えられるだろう?もう範疇に入ってるのか?」
女騎士「大量生産って……あれをか!?そりゃさすがに無理だよ。うちの国の今の財力じゃ、せいぜい国家予算はたいて1体が限度だ。」
オーク「ホッ……。」
女騎士「なぜほっとする?大量生産できればそれはもう強いの一言だが。」
オーク(一体だけなら、もし夢のようになったとしても魔王様で何とかなるかもしれないな。)
女騎士「ここで話しこんでいても仕方がない。実物を見てもらうために呼んだんだからな。」
オークC「そーだそーだ。」
オークB「見せてもらおうか。新しい王国軍の兵器の性能とやらを。」
オーク(そうだ……あれ一体だけなら……。)
・・・
女騎士「さあ諸君、且目したまえ!これが我が王国軍最新鋭兵器……」
オークB「こ、これは……!!」
オークC「す、すげえスケール……!!」
女騎士「メカ女騎士……全長18mだ!!」
オーク「……何だよあのでかいの……!?」

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 21:55:09.95 ID:iO9IL5wg0
マジンガーZかよwwwwwwww

96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:35:03.76 ID:O0r2ZN2DO
18mならむしろ初代ガンダムだな

97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:36:16.38 ID:x9z/WeB1O
なんだあのでっかいモノ…

98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:45:14.59 ID:zZX5BCDFO
クローンウォーズが終わったと思ったらいきなりモビルスーツ化しとった……

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:48:22.31 ID:OwHAbx5h0
オーク「こんなバカでかいもの作ってどうすんだ!!」
女騎士「何を怒っているのだ?」
オーク「俺らに近い等身大のものを作るんだったらまだわかるけど、こんなものが暴走してみろ。
一体だけでも町はひとたまりもないじゃないか!!」
女騎士「暴走?そりゃまたなんで?」
オーク「なんでって、こいつはちゃんと自立して動くんだろ!?ひとりでに動いて、どこぞで判断誤って……」
女騎士「……ちょっとまて。色々熱弁したいのはわかるが……。」
オーク「ロボットの思考パターンがおかしくなってとんでもないことになったら……。」
女騎士「おい、この女騎士がひとりでに動くものだと誰が言った?」
オーク「……へ?」
女騎士「このメカ女騎士は、誰かが乗り込んで操縦するものだ。つまり、搭乗者(パイロット)がいないと、
動くことはないぞ。」
オーク「なん……だと……!?」

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:09:53.60 ID:OwHAbx5h0
そして、数か月の月日が流れた……。
オーク「各部チェック……異常なし。」
オーク(メカ女騎士は無事ロールアウト。運用に関しては開発陣の計画通りに無事進んだ。)
オーク「センサー360°展開。」
オーク(そしてこいつは今、実際(リアル)の戦場に立っている。)
女騎士(通信)「敵は騎兵隊と砲撃隊だけでは少し苦しい規模の部隊だ。こいつを出撃させて、状況を有利にしてくれ。」
オーク「こいつで突っ込んで敵を倒しちゃえばいいんでしょ!?やりますよ!推力系統、オールグリーン!」
女騎士「うまくやってくれ。健闘を祈る。」
オーク「オーク、メカ女騎士"1号機"……いきまーす!!!」
ギュウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!
オークB(通信)「2号機も発進だ。お前だけにイイかっこさせるかよ!!」
オークC(通信)「俺、この3号機で勝ったら結婚するんだ……。」
オーク(俺はこいつを駆って、力が渦巻くの海に飛び込み、切り開いていく……戦況を……逆境を……そして未来を!!)
オーク「そうだ……俺が……!!」
オーク「俺たちが!!!メカ女騎士だ!!」



メカオークA「コレハ、イイ上玉ガ入ッタゼ。」
メカオークB「グヘヘ、カワイガッテヤルゼ。」
メカオークC「コロスマエニ、タノシマセテモラウゼ。」
オーク「……どうしてこうなった。」
メカ女騎士「クッ、コロセ!!」
オーク「結局それかよ!!!」
終われ。

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/25(金) 19:31:06.39 ID:dkZdsuNTo
乙!


104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/29(火) 08:24:31.44 ID:M8R4lWC20
まさかの展開でワロタ
抱き締めたいなぁ!女騎士!なグラ公キャラはいないんですか?(期待)

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