キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 ラプンツェルとアラビアンナイト編
Part1
1 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)19:48:48 ID:eQD
シンデレラの世界 魔法使いの館
・・・
シンデレラ「送ってくださってありがとうございます。帰りは・・・そうですね、午後4時頃に来ていただけますか?」
馬車の運転手「かしこまりました。その頃にお迎えにあがります」ペコッ
キモオタ「流石はwww王妃殿www送迎に馬車がでるとはwww」コポォ
ティンカーベル「キモオタ!ひやかしちゃダメだよ!」
赤鬼「シンデレラの馬車はかぼちゃの馬車だって聞いたが・・・普通の木製だったな」
赤ずきん「それは舞踏会へ行くときの特別な馬車でしょう?」
シンデレラ「そうね、普段の移動には派手すぎるし、あれは魔法の馬車だから今は無いの」フフッ
キモオタ「さて、魔法使い殿の館に着いたことでござるし、早速訪ねますぞwww」
ティンカーベル「魔法使い、ちゃんと魔法具考えてくれたかな?」
シンデレラ「大丈夫、約束はきちんと守る人だから・・・考えてくれてますよ。じゃあノックしますね」コンコン
2 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)19:51:42 ID:eQD
これまでのあらすじ
キモオタは現実世界に住む気持ち悪いオタクだよ!
ある日突然、妖精のティンカーベルと出会ったよ!
おとぎ話の消滅を防ぐためにいろんなおとぎ話の世界を旅してるよ!
遂に黒幕の正体を突き止めたよ!
黒幕の企みは絶対に阻止するよ!
5 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)19:52:36 ID:Mr0
ついにか
6 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)19:55:40 ID:txJ
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!
7 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)19:56:58 ID:AJy
よしゃああああああああああ
8 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:03:16 ID:5k8
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
9 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:06:09 ID:eQD
ガチャッ
魔法使い「よく来た、さぁ上がりなさい。廊下の突き当たりの部屋だ、ソファに腰掛けて待っておれ」
ティンカーベル「なんだかドキドキするね!新しい武器楽しみだなー」
キモオタ「そうですなwww我輩は特技を披露することになってますからなwww同様にドキドキですぞwww」
魔法使い「シンデレラ、新しい紅茶補充しておいたからね。人数分頼めるかい?」
シンデレラ「はーい。魔法使いさんは今日もノンシュガーですか?」
魔法使い「うむ、だが今日は子供もおるのだし、シュガーポットも持ってきとくれ」
シンデレラ「はい、じゃあ持って行きますね」
赤ずきん「魔法使い。私、砂糖無くても大丈夫よ」
魔法使い「そうかい?まぁいい、どうせティンカーベルは山ほど砂糖入れるんじゃろ?」
ティンカーベル「入れるよ!シュガーポットに紅茶入れてもいいくらいだよ」
キモオタ「ちょwww甘党ですなティンカーベル殿www」
10 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:16:40 ID:eQD
シンデレラ「はい、どうぞ」ニコッ
赤鬼「おぉ、すまんな」
キモオタ「なんというか手慣れておりますなwww魔法使い殿がノンシュガー派というのも知っていたようでござるしwww」
シンデレラ「実はよく来るんですよ。頻繁に魔法使いさんからお茶会のお誘いが・・・」
ゲフンゲフン
魔法使い「シンデレラ、余計なことは言わなくてよろしい。さて・・・本題に入ろう、飲みながらで構わないから聞いとくれ」
ティンカーベル「仲が良いんだね、親子よりもっと年が離れてるのに」
キモオタ「いやいやwww魔法使い殿はシンデレラ殿が可愛いのでござろうwww娘のような存在というかそういう奴でござろうwww」
魔法使い「・・・・・・まぁよい。否定はせん」
シンデレラ「うふふ」
魔法使い「まずは赤ずきんと赤鬼からだ・・・」
11 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:17:48 ID:txJ
クールな赤ずきんちゃんも、劇甘党のティンクも、メイドで王妃様なシンデレラもいいなあ
12 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:18:35 ID:txJ
魔法使いが可愛かったwww
13 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:20:14 ID:TBx
キタキタキタキター!!!
14 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:22:05 ID:kH9
この日を心待ちにしてた!!
15 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:30:19 ID:eQD
魔法使い「まず赤ずきん、お前の武器は魔法のマスケット・・・だったな」
赤ずきん「えぇ、私の魔法具の一つね。魔力による銃弾の自動リロード、銃弾はほぼ無限に発生するから間髪なく連射することも、理屈では可能よ」
キモオタ「理屈では・・・実際はできないのでござるか?」
赤ずきん「ええ、実際にやるとなると・・・私の体が耐えられない、反動を抑えきれないのよ。だから私は基本的に単発か・・・三発程度、集中した場所に撃ち込むようにしているけれど」
魔法使い「うむ、その補助ができる魔法具。こんな物を考えたのだが、本人に見て貰おう・・・ほれ、計画案だ赤ずきん」スッ
赤ずきん「・・・・・・」ジッ
赤鬼「どうだ?思ったようなもの、作ってもらえそうか?」
赤ずきん「いいえ、想像以上よ。魔法使い、失礼を承知でっせ言うけれどでし本当にこんな魔法具を作れるの?」
魔法使い「作れるからお前に計画案を見せたんだ。もちろん必要な素材でワシの手元に無いものは集めてもらう。その端に書いてあるだろう・・・構わんな?」
赤ずきん「ええ、もちろん。必ず集めてくるわ」
魔法使い「うむ、よろしい。では、もうひとつお前に渡しておこう・・・」スッ
赤ずきん「これは・・・?」
魔法使い「【赤ずきん】のおとぎ話、その内容が書いてある」
16 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:43:12 ID:eQD
赤ずきん「私のおとぎ話の内容・・・」
キモオタ「そんなものwww今更渡さなくても知っているのでは無いですかなwww」
ティンカーベル「バカキモオタ!赤ずきんがなんで旅してるか忘れたの!?」
キモオタ「ファッ!?そういえば・・・!申し訳ない赤ずきん殿www」
赤ずきん「・・・いいのよ。確かに、おばあちゃんはいろんなおとぎ話を私に教えてくれたけど、【赤ずきん】の結末がどうなるかは聞いていなかったもの。それまでに消えてしまったからね」
魔法使い「知っておきなさい。役に立つだろう。それと・・・お前は魔法具をいくつ持っている?」
赤ずきん「今は・・・三つよ。何故?」
魔法使い「アリスは魔法具を集めている、あまり多くなるとその標的にされるかもしれぬからな・・・」
赤ずきん「問題ないわ、それを退けるために力をつけるのだから」
魔法使い「うむ、では素材が集まったら持ってきなさい。すぐ制作に取りかかってやるでな・・・次は、赤鬼だ」
赤鬼「オイラか・・・?」
17 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:51:24 ID:eQD
赤鬼「オイラは魔法具頼んでないぞ?」
魔法使い「うむ、そうだ。お前には魔法具は必要無い・・・必要なのはお前の中にいるもう一人の鬼を御する力だ」
キモオタ「もう一人の鬼・・・!」
ティンカーベル「鬼神!鬼神のことでしょ!?」
赤ずきん「・・・・・・」
シンデレラ「・・・?」
魔法使い「鬼神というのか。その鬼の持つ能力は絶大な力をお前に与えるだろう・・・その鬼神の力を我が物にするのだ、赤鬼」
赤鬼「・・・・・・しかし、だな」
赤ずきん「魔法使い、それは駄目よ。鬼神は人間への憎悪の固まり・・・平和を望む赤鬼が手を出していい能力じゃない。それにそんな事を続けていたらいつ赤鬼が乗っ取られるかわからない」
キモオタ「それはいけませんな・・・マンガやアニメでは凶悪な第二人格はセオリーではありますがな・・・」
ティンカーベル「ダメダメ!危険が大きすぎるよ!」
魔法使い「まぁまぁ落ち着け、ワシは何も赤鬼に危険を冒せと言っているわけではない。御する力を手に入れろといっているのだ」
18 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:54:51 ID:FuF
wktk
19 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:56:08 ID:WME
お、来てた来てた
20 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:03:18 ID:8fC
やっと追いついたぜ!
21 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:03:42 ID:eQD
赤鬼「御する力・・・?」
鬼神(御スル力・・・面白イ事ヲ言ウ老婆ヨ・・・!)
赤鬼「・・・!?」ガタッ
赤ずきん「どうしたの、赤鬼?」
赤鬼「いや、なんでもねぇんだ・・・魔法使い、続けてくれ」
赤鬼(何故、お前が話しかけてくるんだ・・・!ここは鬼ヶ島じゃない、人間への憎しみはここに蠢いていないはずだろう!)
鬼神(ソウダ、ダガ鬼ヶ島デ実体化スル事ニヨリ、憎悪ヲ吸収シ・・・我ノ能力ハ増シテオルノダ)
赤鬼(・・・なんだと!?)
鬼神(ソウ身構エルナ、残念ダガ貴様ノ許可無ク身体ニ乗リ移ル事ハ出来ヌ・・・ダガイツデモ呼ブガイイ)
鬼神(我ハ貴様自身、貴様ハ我ナノダカラナ・・・クックック)
赤鬼(・・・・・・)
魔法使い「おい、赤鬼。聞いているのか?」
赤鬼「お、おお、すまん。聞いてなかった」
22 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:12:19 ID:eQD
魔法使い「その鬼神を御するにはお前自身の成長が必要だ・・・悪しき力に飲み込まれぬ強い精神と身体・・・こればっかりはおまえが自分自身で手に入れるしかない」
赤鬼「鬼神に乗っ取られない強い精神・・・」
魔法使い「急いではならん、鍛練を重ねつつ・・・様々なおとぎ話を旅するのがいいだろう。いくつかおとぎ話を書き連ねておいた、これを参考に行き先を決めよ」スッ
赤鬼「わかった・・・えっと・・・」スッ
赤ずきん「・・・私にも見せてちょうだい、赤鬼。あなたひとりじゃあ世界移動できないでしょう?私も付き合うわよ」
赤鬼「まぁそうなんだが・・・いいのか?お前は素材集めがあるだろう」
赤ずきん「いいのよ、同時にこなすもの。あなた一人にしたらまた鬼神を呼び出したりして無茶するでしょう?・・・平気よ、私はもう足を引っ張らないように努力するもの」
赤鬼「おう、じゃあこれからも一緒の旅だな、赤ずきん」ニカッ
赤ずきん「ええ、よろしくね赤鬼」
23 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:30:53 ID:eQD
魔法使い「次にティンカーベルだが・・・」
ティンカーベル「はいはい!待ってた!私の武器!」ワクワク
魔法使い「とりあえず、スリングショット本体はなんとかなりそうだ、強い硬度の鉱石が欲しい。お前達の友人にいただろう、【裸の王様】の・・・あの者に頼んでおいてくれ」
ティンカーベル「裸王ね!オッケー!でさでさ!玉のほうはどうかな?魔法の玉できそう?」
魔法使い「結論からいうと可能だが、強力なものほど素材の希少性も上がってくる。リストを作っておいたからその中から欲しい玉の素材を持ってくるといい」スッ
ティンカーベル「わーい!・・・おぉ!いろんな種類あるよ!『皮膚が非常にかぶれる玉』『当てた相手の動きを拘束する玉』・・・ワクワクする!」
キモオタ「どれどれwww本当ですなwww『着弾と同時に爆音の鳴る玉』・・・ティンカーベル殿!これ見たでござるか!?すごいでござるよ!『着弾地点から一定距離を絶対零度にする玉』!」
ティンカーベル「なにそれすごい!ねぇねぇ!これ海も凍る!?」
魔法使い「海・・・部分的だが凍るは凍るが・・・」
ティンカーベル「これにしよ!これにしようよキモオタ!」ワクワク
魔法使い「馬鹿者、必要な素材をよく見てみろ」
キモオタ「どれどれ・・・『必要素材:悪魔の鏡の破片。雪の女王の精製した雪の結晶』・・・?」
24 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:43:20 ID:eQD
ティンカーベル「えーっ!?そんなの無理じゃん!【雪の女王】の世界に行っても手にはいるわけないじゃん!」プンスカ
キモオタ「ああwwwあれでござろうwwwアナと雪の」
ティンカーベル「それじゃない方!それの原作の方だよ!魔法使い意地悪で書いたでしょこれ!」プンスカ
魔法使い「なんでそうなるんじゃい。可能性のある物を全部書いたにすぎん。まぁその玉は無理だろう」
シンデレラ「あっ、でもこれなら手伝えるよ、ティンクちゃん。『猛烈な速度で飛んでいく玉。必要素材:ガラスの靴を打ち鳴らした音色』」
赤鬼「赤ずきん、裸王のとこの鉱石はお前の魔法具の材料でもあるんだし一緒にとってきてやればいいんじゃないか」
赤ずきん「そうね、構わないわよ」
ティンカーベル「じゃあそれはお願いする!あとは・・・えっと」
魔法使い「まぁ、ワシが備蓄しとる素材でできるもんは作ってやる、できたらシンデレラに届けさせるから楽しみにしておれ」
ティンカーベル「わかった、かっこいい奴ね!」
魔法使い「最後はキモオタだが・・・」
28 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:49:21 ID:eQD
キモオタ「ついに我輩の番ですなwww」
魔法使い「お前は特技をみてから決めるという事だったな・・・」
キモオタ「遂に我輩の特技が火を噴きますぞwwwさてwwwこのくらいの広さがあればいいでござるかなwww」グッグッ
魔法使い「なんじゃ火を噴くって、まぁいいからやってみせるがいい」
ティンカーベル「・・・・・・」
赤鬼「ティンカーベルは知ってるのか?キモオタの特技」
ティンカーベル「・・・昨日練習してるの、こっそり見た」
赤ずきん「なんでちょっと元気がないのかしら、ティンク?」
ティンカーベル「・・・・・・」
キモオタ「さーて!wwwいきますぞwwwスマホでござるが・・・ミュージックスタートですぞwww」パキパキッ フリフリフリフリ
魔法使い「・・・・・・なんじゃあの光る棒」
キモオタ「サイリウムですぞwww」コポォ
29 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:56:39 ID:m0d
オタ芸キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
30 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:57:40 ID:awI
「やはりオタ芸でござるかwww」コポォ
31 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:58:02 ID:eQD
ズンダッダッダダッダー♪
キモオタ「今日はお気に入りのアイドルソングのオタ芸を・・・ティンカーベル殿推しアレンジでお送りするでござるよwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」サイリウムフリフリ
赤鬼「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「ハイハイ!ハイハイ!ウオォォォ!」サイリウムフリフリ
シンデレラ「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「ティンカーベル殿ー!ラブリィィィー!」サイリウムフリフリフリ
赤ずきん「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「超絶可愛いティンカーベル殿オォォォ!」サイリウムフリフリフリ
魔法使い「・・・・・・」
キモオタ「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ティンカーベル殿オォォォ!」サイリウムフリフリフリ
ティンカーベル「・・・・・・」
32 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:59:10 ID:m0d
ティンクちゃんマジヒキわろえないwwwww
33 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:02:01 ID:awI
オタ芸での運動神経を、裸王さまの所で鍛えたらいいのに…
34 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:05:41 ID:eQD
ジャジャーン♪
キモオタ「ドゥフwwwどうでしたかなwww我輩の唯一の運動系特技、オタ芸はwwwティンカーベル殿推しアレンジwwwこれなかなかクオリティ高いでござろうwww」コポォ
シンデレラ「わ、わー!す、すごかったです!」パチパチ
赤ずきん「ええ、ある意味凄まじかったわね」
赤鬼「お、おう・・・機敏な動きだったよな・・・」
ティンカーベル「・・・・・・」
キモオタ「どうしましたかなwwwティンカーベル殿www感動のあまり声もでませんかなwww」
ティンカーベル「・・・・・・」スッ
キモオタ「なんで黙っているのでござるかwwwというかwwwいつもより距離遠くありませんかなwww」コポォ
ティンカーベル「・・・・・・」プイッ
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿wwwマジヒキではござらんかwww」コポォ
魔法使い「ふむ、まぁ・・・かけ声はアレだったが・・・ふむ・・・」
魔法使い「使えんこともないぞ、その特技」
35 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:15:05 ID:eQD
ティンカーベル「えぇ!?なんで!?あんなにキモいんだよ!?あんなの魔法具にしていいの!?」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿www本人を前にしてwww」
ティンカーベル「いいよ!あの機敏な踊りはね!テレビのcmでもやってたもんね?あれはすごいと思うよ?あれだけ動けて逆にすごいよ!でもその私アレンジは本当やめてよ!見てるこっちが恥ずかしいよ!」
魔法使い「まぁそれには同意だが・・・まぁ落ち着けティンカーベル」
赤ずきん「まぁティンクの気持ちを考えると、無いわね」
赤鬼「なんだ、これ言ってもいいのか・・・?ならまぁ、うん、オイラも無いかなとは思ったな」
シンデレラ「えっと、私はそんなに嫌いじゃないですよ?ティンクちゃんかわいいからその気持ちわかります。けど、なんというか・・・」
キモオタ「ちょwww散々wwwなwww評価www」
36 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:30:33 ID:eQD
魔法使い「だが、単純に機敏な動き、左右のバトンの残光、これを利用すればいいわけだ・・・」
ティンカーベル「何を作るの?剣?というかキモオタに魔法具あげてもいいの?」
キモオタ「それはいいでござろうwww根に持ちすぎですぞwww」
魔法使い「魔法の杖と言えばわかりやすいか・・・」
ティンカーベル「じゃあキモオタがいろんな魔法使うってこと?どうやって?」
魔法使い「そのサイリウムという道具を振ると残光が延びるだろう?その動きを利用して・・・残光を使って特定の動きをすることで魔法を呼び出すゲートを作り出す」
キモオタ「つまりどういうことですかなwww」
魔法使い「つまり、例えば『Aの魔法を使うにはサイリウムを円上に二回振る』と言ったように特定の光の動きと特定の魔法を結びつけて、使役する」
シンデレラ「サイリウムの動きで複数の魔法を使い分けるって感じですか?」
魔法使い「うむ、そうだな」
キモオタ「なんだかかっこいいでござるなwww我輩、魔法使いになるにはもうしばらく年齢を重ねる必要がありますがなwwwしかし複数の魔法が使えるとは嬉しいwww」
ティンカーベル「キモオタにはもったいない魔法具だよ・・・」ボソ
キモオタ「ちょwwwもう謝るでござるからwwwティンカーベル殿許していただきたいwww」
37 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:32:26 ID:eQD
今日はここまで
今回から新シリーズです、よろしくね
まだ出発してないから最初の行き先は伏せとく
○○○○○○とアラビアンナイト編 次回に続きます
38 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:33:53 ID:OTN
おつ!!
さすがキモオタやな
39 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:39:50 ID:awI
再度乙です!
キモオタの強化が気になって仕方ないです…
次回楽しみにしてます!!
40 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:54:50 ID:m0d
乙!
なるほど
魔法の呪文ならぬ、魔法のオタ芸で発動する魔法か
シンデレラの世界 魔法使いの館
・・・
シンデレラ「送ってくださってありがとうございます。帰りは・・・そうですね、午後4時頃に来ていただけますか?」
馬車の運転手「かしこまりました。その頃にお迎えにあがります」ペコッ
キモオタ「流石はwww王妃殿www送迎に馬車がでるとはwww」コポォ
ティンカーベル「キモオタ!ひやかしちゃダメだよ!」
赤鬼「シンデレラの馬車はかぼちゃの馬車だって聞いたが・・・普通の木製だったな」
赤ずきん「それは舞踏会へ行くときの特別な馬車でしょう?」
シンデレラ「そうね、普段の移動には派手すぎるし、あれは魔法の馬車だから今は無いの」フフッ
キモオタ「さて、魔法使い殿の館に着いたことでござるし、早速訪ねますぞwww」
ティンカーベル「魔法使い、ちゃんと魔法具考えてくれたかな?」
シンデレラ「大丈夫、約束はきちんと守る人だから・・・考えてくれてますよ。じゃあノックしますね」コンコン
2 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)19:51:42 ID:eQD
これまでのあらすじ
キモオタは現実世界に住む気持ち悪いオタクだよ!
ある日突然、妖精のティンカーベルと出会ったよ!
おとぎ話の消滅を防ぐためにいろんなおとぎ話の世界を旅してるよ!
遂に黒幕の正体を突き止めたよ!
黒幕の企みは絶対に阻止するよ!
5 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)19:52:36 ID:Mr0
ついにか
6 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)19:55:40 ID:txJ
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!
7 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)19:56:58 ID:AJy
よしゃああああああああああ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
9 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:06:09 ID:eQD
ガチャッ
魔法使い「よく来た、さぁ上がりなさい。廊下の突き当たりの部屋だ、ソファに腰掛けて待っておれ」
ティンカーベル「なんだかドキドキするね!新しい武器楽しみだなー」
キモオタ「そうですなwww我輩は特技を披露することになってますからなwww同様にドキドキですぞwww」
魔法使い「シンデレラ、新しい紅茶補充しておいたからね。人数分頼めるかい?」
シンデレラ「はーい。魔法使いさんは今日もノンシュガーですか?」
魔法使い「うむ、だが今日は子供もおるのだし、シュガーポットも持ってきとくれ」
シンデレラ「はい、じゃあ持って行きますね」
赤ずきん「魔法使い。私、砂糖無くても大丈夫よ」
魔法使い「そうかい?まぁいい、どうせティンカーベルは山ほど砂糖入れるんじゃろ?」
ティンカーベル「入れるよ!シュガーポットに紅茶入れてもいいくらいだよ」
キモオタ「ちょwww甘党ですなティンカーベル殿www」
10 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:16:40 ID:eQD
シンデレラ「はい、どうぞ」ニコッ
赤鬼「おぉ、すまんな」
キモオタ「なんというか手慣れておりますなwww魔法使い殿がノンシュガー派というのも知っていたようでござるしwww」
シンデレラ「実はよく来るんですよ。頻繁に魔法使いさんからお茶会のお誘いが・・・」
ゲフンゲフン
魔法使い「シンデレラ、余計なことは言わなくてよろしい。さて・・・本題に入ろう、飲みながらで構わないから聞いとくれ」
ティンカーベル「仲が良いんだね、親子よりもっと年が離れてるのに」
キモオタ「いやいやwww魔法使い殿はシンデレラ殿が可愛いのでござろうwww娘のような存在というかそういう奴でござろうwww」
魔法使い「・・・・・・まぁよい。否定はせん」
シンデレラ「うふふ」
魔法使い「まずは赤ずきんと赤鬼からだ・・・」
11 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:17:48 ID:txJ
クールな赤ずきんちゃんも、劇甘党のティンクも、メイドで王妃様なシンデレラもいいなあ
12 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:18:35 ID:txJ
魔法使いが可愛かったwww
13 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:20:14 ID:TBx
キタキタキタキター!!!
14 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:22:05 ID:kH9
この日を心待ちにしてた!!
15 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:30:19 ID:eQD
魔法使い「まず赤ずきん、お前の武器は魔法のマスケット・・・だったな」
赤ずきん「えぇ、私の魔法具の一つね。魔力による銃弾の自動リロード、銃弾はほぼ無限に発生するから間髪なく連射することも、理屈では可能よ」
キモオタ「理屈では・・・実際はできないのでござるか?」
赤ずきん「ええ、実際にやるとなると・・・私の体が耐えられない、反動を抑えきれないのよ。だから私は基本的に単発か・・・三発程度、集中した場所に撃ち込むようにしているけれど」
魔法使い「うむ、その補助ができる魔法具。こんな物を考えたのだが、本人に見て貰おう・・・ほれ、計画案だ赤ずきん」スッ
赤ずきん「・・・・・・」ジッ
赤鬼「どうだ?思ったようなもの、作ってもらえそうか?」
赤ずきん「いいえ、想像以上よ。魔法使い、失礼を承知でっせ言うけれどでし本当にこんな魔法具を作れるの?」
魔法使い「作れるからお前に計画案を見せたんだ。もちろん必要な素材でワシの手元に無いものは集めてもらう。その端に書いてあるだろう・・・構わんな?」
赤ずきん「ええ、もちろん。必ず集めてくるわ」
魔法使い「うむ、よろしい。では、もうひとつお前に渡しておこう・・・」スッ
赤ずきん「これは・・・?」
魔法使い「【赤ずきん】のおとぎ話、その内容が書いてある」
16 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:43:12 ID:eQD
赤ずきん「私のおとぎ話の内容・・・」
キモオタ「そんなものwww今更渡さなくても知っているのでは無いですかなwww」
ティンカーベル「バカキモオタ!赤ずきんがなんで旅してるか忘れたの!?」
キモオタ「ファッ!?そういえば・・・!申し訳ない赤ずきん殿www」
赤ずきん「・・・いいのよ。確かに、おばあちゃんはいろんなおとぎ話を私に教えてくれたけど、【赤ずきん】の結末がどうなるかは聞いていなかったもの。それまでに消えてしまったからね」
魔法使い「知っておきなさい。役に立つだろう。それと・・・お前は魔法具をいくつ持っている?」
赤ずきん「今は・・・三つよ。何故?」
魔法使い「アリスは魔法具を集めている、あまり多くなるとその標的にされるかもしれぬからな・・・」
赤ずきん「問題ないわ、それを退けるために力をつけるのだから」
魔法使い「うむ、では素材が集まったら持ってきなさい。すぐ制作に取りかかってやるでな・・・次は、赤鬼だ」
赤鬼「オイラか・・・?」
17 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)20:51:24 ID:eQD
赤鬼「オイラは魔法具頼んでないぞ?」
魔法使い「うむ、そうだ。お前には魔法具は必要無い・・・必要なのはお前の中にいるもう一人の鬼を御する力だ」
キモオタ「もう一人の鬼・・・!」
ティンカーベル「鬼神!鬼神のことでしょ!?」
赤ずきん「・・・・・・」
シンデレラ「・・・?」
魔法使い「鬼神というのか。その鬼の持つ能力は絶大な力をお前に与えるだろう・・・その鬼神の力を我が物にするのだ、赤鬼」
赤鬼「・・・・・・しかし、だな」
赤ずきん「魔法使い、それは駄目よ。鬼神は人間への憎悪の固まり・・・平和を望む赤鬼が手を出していい能力じゃない。それにそんな事を続けていたらいつ赤鬼が乗っ取られるかわからない」
キモオタ「それはいけませんな・・・マンガやアニメでは凶悪な第二人格はセオリーではありますがな・・・」
ティンカーベル「ダメダメ!危険が大きすぎるよ!」
魔法使い「まぁまぁ落ち着け、ワシは何も赤鬼に危険を冒せと言っているわけではない。御する力を手に入れろといっているのだ」
18 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:54:51 ID:FuF
wktk
19 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)20:56:08 ID:WME
お、来てた来てた
20 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:03:18 ID:8fC
やっと追いついたぜ!
21 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:03:42 ID:eQD
赤鬼「御する力・・・?」
鬼神(御スル力・・・面白イ事ヲ言ウ老婆ヨ・・・!)
赤鬼「・・・!?」ガタッ
赤ずきん「どうしたの、赤鬼?」
赤鬼「いや、なんでもねぇんだ・・・魔法使い、続けてくれ」
赤鬼(何故、お前が話しかけてくるんだ・・・!ここは鬼ヶ島じゃない、人間への憎しみはここに蠢いていないはずだろう!)
鬼神(ソウダ、ダガ鬼ヶ島デ実体化スル事ニヨリ、憎悪ヲ吸収シ・・・我ノ能力ハ増シテオルノダ)
赤鬼(・・・なんだと!?)
鬼神(ソウ身構エルナ、残念ダガ貴様ノ許可無ク身体ニ乗リ移ル事ハ出来ヌ・・・ダガイツデモ呼ブガイイ)
鬼神(我ハ貴様自身、貴様ハ我ナノダカラナ・・・クックック)
赤鬼(・・・・・・)
魔法使い「おい、赤鬼。聞いているのか?」
赤鬼「お、おお、すまん。聞いてなかった」
22 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:12:19 ID:eQD
魔法使い「その鬼神を御するにはお前自身の成長が必要だ・・・悪しき力に飲み込まれぬ強い精神と身体・・・こればっかりはおまえが自分自身で手に入れるしかない」
赤鬼「鬼神に乗っ取られない強い精神・・・」
魔法使い「急いではならん、鍛練を重ねつつ・・・様々なおとぎ話を旅するのがいいだろう。いくつかおとぎ話を書き連ねておいた、これを参考に行き先を決めよ」スッ
赤鬼「わかった・・・えっと・・・」スッ
赤ずきん「・・・私にも見せてちょうだい、赤鬼。あなたひとりじゃあ世界移動できないでしょう?私も付き合うわよ」
赤鬼「まぁそうなんだが・・・いいのか?お前は素材集めがあるだろう」
赤ずきん「いいのよ、同時にこなすもの。あなた一人にしたらまた鬼神を呼び出したりして無茶するでしょう?・・・平気よ、私はもう足を引っ張らないように努力するもの」
赤鬼「おう、じゃあこれからも一緒の旅だな、赤ずきん」ニカッ
赤ずきん「ええ、よろしくね赤鬼」
魔法使い「次にティンカーベルだが・・・」
ティンカーベル「はいはい!待ってた!私の武器!」ワクワク
魔法使い「とりあえず、スリングショット本体はなんとかなりそうだ、強い硬度の鉱石が欲しい。お前達の友人にいただろう、【裸の王様】の・・・あの者に頼んでおいてくれ」
ティンカーベル「裸王ね!オッケー!でさでさ!玉のほうはどうかな?魔法の玉できそう?」
魔法使い「結論からいうと可能だが、強力なものほど素材の希少性も上がってくる。リストを作っておいたからその中から欲しい玉の素材を持ってくるといい」スッ
ティンカーベル「わーい!・・・おぉ!いろんな種類あるよ!『皮膚が非常にかぶれる玉』『当てた相手の動きを拘束する玉』・・・ワクワクする!」
キモオタ「どれどれwww本当ですなwww『着弾と同時に爆音の鳴る玉』・・・ティンカーベル殿!これ見たでござるか!?すごいでござるよ!『着弾地点から一定距離を絶対零度にする玉』!」
ティンカーベル「なにそれすごい!ねぇねぇ!これ海も凍る!?」
魔法使い「海・・・部分的だが凍るは凍るが・・・」
ティンカーベル「これにしよ!これにしようよキモオタ!」ワクワク
魔法使い「馬鹿者、必要な素材をよく見てみろ」
キモオタ「どれどれ・・・『必要素材:悪魔の鏡の破片。雪の女王の精製した雪の結晶』・・・?」
24 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:43:20 ID:eQD
ティンカーベル「えーっ!?そんなの無理じゃん!【雪の女王】の世界に行っても手にはいるわけないじゃん!」プンスカ
キモオタ「ああwwwあれでござろうwwwアナと雪の」
ティンカーベル「それじゃない方!それの原作の方だよ!魔法使い意地悪で書いたでしょこれ!」プンスカ
魔法使い「なんでそうなるんじゃい。可能性のある物を全部書いたにすぎん。まぁその玉は無理だろう」
シンデレラ「あっ、でもこれなら手伝えるよ、ティンクちゃん。『猛烈な速度で飛んでいく玉。必要素材:ガラスの靴を打ち鳴らした音色』」
赤鬼「赤ずきん、裸王のとこの鉱石はお前の魔法具の材料でもあるんだし一緒にとってきてやればいいんじゃないか」
赤ずきん「そうね、構わないわよ」
ティンカーベル「じゃあそれはお願いする!あとは・・・えっと」
魔法使い「まぁ、ワシが備蓄しとる素材でできるもんは作ってやる、できたらシンデレラに届けさせるから楽しみにしておれ」
ティンカーベル「わかった、かっこいい奴ね!」
魔法使い「最後はキモオタだが・・・」
28 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:49:21 ID:eQD
キモオタ「ついに我輩の番ですなwww」
魔法使い「お前は特技をみてから決めるという事だったな・・・」
キモオタ「遂に我輩の特技が火を噴きますぞwwwさてwwwこのくらいの広さがあればいいでござるかなwww」グッグッ
魔法使い「なんじゃ火を噴くって、まぁいいからやってみせるがいい」
ティンカーベル「・・・・・・」
赤鬼「ティンカーベルは知ってるのか?キモオタの特技」
ティンカーベル「・・・昨日練習してるの、こっそり見た」
赤ずきん「なんでちょっと元気がないのかしら、ティンク?」
ティンカーベル「・・・・・・」
キモオタ「さーて!wwwいきますぞwwwスマホでござるが・・・ミュージックスタートですぞwww」パキパキッ フリフリフリフリ
魔法使い「・・・・・・なんじゃあの光る棒」
キモオタ「サイリウムですぞwww」コポォ
29 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:56:39 ID:m0d
オタ芸キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
30 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:57:40 ID:awI
「やはりオタ芸でござるかwww」コポォ
31 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)21:58:02 ID:eQD
ズンダッダッダダッダー♪
キモオタ「今日はお気に入りのアイドルソングのオタ芸を・・・ティンカーベル殿推しアレンジでお送りするでござるよwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」サイリウムフリフリ
赤鬼「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「ハイハイ!ハイハイ!ウオォォォ!」サイリウムフリフリ
シンデレラ「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「ティンカーベル殿ー!ラブリィィィー!」サイリウムフリフリフリ
赤ずきん「・・・・・・」
ズンズンダッダダッダ-♪
キモオタ「超絶可愛いティンカーベル殿オォォォ!」サイリウムフリフリフリ
魔法使い「・・・・・・」
キモオタ「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ティンカーベル殿オォォォ!」サイリウムフリフリフリ
ティンカーベル「・・・・・・」
32 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)21:59:10 ID:m0d
ティンクちゃんマジヒキわろえないwwwww
33 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:02:01 ID:awI
オタ芸での運動神経を、裸王さまの所で鍛えたらいいのに…
34 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:05:41 ID:eQD
ジャジャーン♪
キモオタ「ドゥフwwwどうでしたかなwww我輩の唯一の運動系特技、オタ芸はwwwティンカーベル殿推しアレンジwwwこれなかなかクオリティ高いでござろうwww」コポォ
シンデレラ「わ、わー!す、すごかったです!」パチパチ
赤ずきん「ええ、ある意味凄まじかったわね」
赤鬼「お、おう・・・機敏な動きだったよな・・・」
ティンカーベル「・・・・・・」
キモオタ「どうしましたかなwwwティンカーベル殿www感動のあまり声もでませんかなwww」
ティンカーベル「・・・・・・」スッ
キモオタ「なんで黙っているのでござるかwwwというかwwwいつもより距離遠くありませんかなwww」コポォ
ティンカーベル「・・・・・・」プイッ
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿wwwマジヒキではござらんかwww」コポォ
魔法使い「ふむ、まぁ・・・かけ声はアレだったが・・・ふむ・・・」
魔法使い「使えんこともないぞ、その特技」
35 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:15:05 ID:eQD
ティンカーベル「えぇ!?なんで!?あんなにキモいんだよ!?あんなの魔法具にしていいの!?」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿www本人を前にしてwww」
ティンカーベル「いいよ!あの機敏な踊りはね!テレビのcmでもやってたもんね?あれはすごいと思うよ?あれだけ動けて逆にすごいよ!でもその私アレンジは本当やめてよ!見てるこっちが恥ずかしいよ!」
魔法使い「まぁそれには同意だが・・・まぁ落ち着けティンカーベル」
赤ずきん「まぁティンクの気持ちを考えると、無いわね」
赤鬼「なんだ、これ言ってもいいのか・・・?ならまぁ、うん、オイラも無いかなとは思ったな」
シンデレラ「えっと、私はそんなに嫌いじゃないですよ?ティンクちゃんかわいいからその気持ちわかります。けど、なんというか・・・」
キモオタ「ちょwww散々wwwなwww評価www」
36 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:30:33 ID:eQD
魔法使い「だが、単純に機敏な動き、左右のバトンの残光、これを利用すればいいわけだ・・・」
ティンカーベル「何を作るの?剣?というかキモオタに魔法具あげてもいいの?」
キモオタ「それはいいでござろうwww根に持ちすぎですぞwww」
魔法使い「魔法の杖と言えばわかりやすいか・・・」
ティンカーベル「じゃあキモオタがいろんな魔法使うってこと?どうやって?」
魔法使い「そのサイリウムという道具を振ると残光が延びるだろう?その動きを利用して・・・残光を使って特定の動きをすることで魔法を呼び出すゲートを作り出す」
キモオタ「つまりどういうことですかなwww」
魔法使い「つまり、例えば『Aの魔法を使うにはサイリウムを円上に二回振る』と言ったように特定の光の動きと特定の魔法を結びつけて、使役する」
シンデレラ「サイリウムの動きで複数の魔法を使い分けるって感じですか?」
魔法使い「うむ、そうだな」
キモオタ「なんだかかっこいいでござるなwww我輩、魔法使いになるにはもうしばらく年齢を重ねる必要がありますがなwwwしかし複数の魔法が使えるとは嬉しいwww」
ティンカーベル「キモオタにはもったいない魔法具だよ・・・」ボソ
キモオタ「ちょwwwもう謝るでござるからwwwティンカーベル殿許していただきたいwww」
37 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/20(火)22:32:26 ID:eQD
今日はここまで
今回から新シリーズです、よろしくね
まだ出発してないから最初の行き先は伏せとく
○○○○○○とアラビアンナイト編 次回に続きます
38 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:33:53 ID:OTN
おつ!!
さすがキモオタやな
39 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:39:50 ID:awI
再度乙です!
キモオタの強化が気になって仕方ないです…
次回楽しみにしてます!!
40 :名無しさん@おーぷん :2015/01/20(火)22:54:50 ID:m0d
乙!
なるほど
魔法の呪文ならぬ、魔法のオタ芸で発動する魔法か
元スレ:キモオタ「ティンカーベル殿!おとぎ話の世界に行きますぞwww」五冊目
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1421750928/
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1421750928/
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 ラプンツェルとアラビアンナイト編
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