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キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 桃太郎編

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Part9
401 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)21:25:14 ID:2sA
悪鬼「グアッ!一斉に攻撃を仕掛けろ!相手は鬼だろうとガキだろうとかまわねぇ!とにかく休む隙を与えるな!」
ウオオオォォ!!
赤ずきん「赤鬼、自分の事くらい自分で守れる。私を気にせずにもっと自由に戦いなさいな」
赤鬼「だけど・・・お前」
赤ずきん「私を信じなさい。大丈夫よ、一緒に特訓したあなたは知ってるでしょう?」
赤鬼「・・・おう!さぁ、来るぞ・・・!ここが正念場だ、気合い入れるぞ赤ずきん!」ググッ
赤ずきん「ええ、そうね・・・さぁ、早いところ始末してアリスの相手をしてあげないとね。でないと、あなたも退屈でしょう?」
アリス「言うね、赤ずきん。相手はしてあげるよ、その悪鬼をみんな倒したらね?・・・さぁ、遠慮はいらない、さっさと殺してしまえ、悪鬼共!」

403 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)21:34:26 ID:2sA
ウオオオォォ!!
赤鬼「ウオォッ!絶対にオイラは負けない・・・!」グイッ
ビュオンビュオン
赤鬼「人間と鬼が共存できる世界を作るまでは・・・悪鬼に屈しちゃいけねぇんだ!」
ビュオン
「グワアアアァァ!」
「くそっ、鬼の中でも相当だぞあいつは・・・!」
「ええい怯むな!数で圧倒しろ!」
「数でって言っても、あのガキが援護してるせいでなかなか・・・!」
ズダーン ズダーン ズダーン
赤ずきん「・・・・・・」ガシャッ
悪鬼「このガキィ!援護なんて小癪な真似を・・・グアッ!」
ズダーンズダーン
赤ずきん「近寄らないで欲しいわね。赤鬼に当てないように援護射撃するのは結構集中力を使うのよ」ガシャッ
悪鬼「畜生・・・こいつら・・・!」

404 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)21:35:36 ID:mE2
アリスちゃんの吹いた笛を吹ける時点でお前、なあ?

405 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)21:38:02 ID:SeY
>>404
おまいは天才か

406 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)21:39:50 ID:2Sd
>>404
( ゚д゚)ハッ!


407 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)21:43:04 ID:2sA
ワーワー ワーワー
ビュオンビュオン ズダーン ビュオン ズダーンズダーン
アリス「・・・へぇ、二人は組むようになってからまだ日が浅いと聞いていたけど・・・」
アリス「とてもそうは見えない動きだ、特訓でも重ねたのかな」
アリス「赤鬼は鬼の持ち味である筋力とスタミナを生かして縦横無尽に金棒を振るい」
アリス「赤ずきんは魔法具のマスケットで的確に、そして時に連続射撃で赤鬼を援護・・・しかも、自分としては敵の間合いも考えて動けてる。だからこそ赤鬼は自分の攻撃に集中できる」
アリス「このコンビはなかなかに強いね、ボク達の邪魔をされちゃあこの先面倒だ・・・」
アリス「しかし、思ったより悪鬼が動けていないな・・・これは想定外だ・・・」
アリス「仕方ないな・・・」カチャ

413 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)22:00:26 ID:2sA
ズダーン
悪鬼「グエッ・・・!」ドサッ
ビュオンビュオン
悪鬼「グウアアアァァ!!」ドサー
赤鬼「少しは減ったようだが・・・まだアリスを攻撃するには、悪鬼が多すぎる!」
悪鬼「まだまだ・・・俺はまだやれるぞぉぉ!!」グワー
ビュオンビュオン
赤鬼「何とかしてアリスをどうにかしないと、まずいぞ・・・だが」
赤鬼(特訓の成果だろうか・・・赤ずきんとの連携が思ったよりうまくいっている)
赤鬼(特訓の時はよく背中を撃たれたがな・・・だが今はあいつもうまく立ち回ってくれている、おかげで全力で動ける!)
悪鬼「ウォォォ!食らえぇぇ!」ビュオン
ズダーンズダーン
赤鬼「ええい!もうそろそろ終いにしたい・・・お前たち悪鬼の相手をしている時間はあまりないんだ!」ウオオォォ
ビュオンビュオン 
悪鬼「ウオオオォォ!!食らえ鬼めぇぇぇ!」
赤鬼「ええい、かかってこい・・・!」
赤ずきん「・・・・・・うぐっ!」
赤鬼「!?」
赤ずきん「痛い・・・!赤鬼・・・はやく助けて・・・!」

414 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:00:59 ID:sOR
今日のお前ら閃きすぎwww

415 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:05:36 ID:2Sd
>>413
なに!!赤ずきんちゃんどうした!!?

416 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:06:43 ID:SeY
これは早く赤ずきんちゃんのところへ行き
すぐさま傷をprprして差し上げねばッ…

417 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)22:17:26 ID:2sA
赤ずきん「・・・・・・っ!」バッ
赤鬼「しまった・・・!今助けるぞ、赤ずきん・・・!」ググッ
赤ずきん「待ちなさい!赤鬼・・・!」
クルッ
赤鬼(なんだ・・・?赤ずきんの周りに悪鬼なんか・・・。おい、まさか・・・!)
赤ずきん「赤鬼!目の前の敵に集中しなさい!今の声は・・・」
赤ずきん「今の悲鳴は私じゃない・・・!」
ゴスッ
赤鬼「ガハッ・・・ぐっ・・・」ヨロッ
赤ずきん「赤鬼・・・!」
悪鬼「よし!鬼が体勢を崩した!一斉にかかれぇい!」
ウオオオォォ!!

418 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:26:55 ID:2Sd
ホッ…赤ずきんちゃんは無事だったのか!良かった!って違う!!赤鬼さん!!!!

419 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)22:34:26 ID:2sA
赤ずきん(さっきの悲鳴は私の声そっくりだった・・・いいえ、ほぼ一致していたと言える)
赤ずきん(アリスの魔法具・・・可能性としてはそれだけど・・・今は赤鬼を助けないと・・・!)
赤ずきん「あなたたち赤鬼から・・・離れなさい・・・!」ガシャッ
アリス(赤鬼ボイス)「その必要は無い、赤ずきん」スィ
赤ずきん「アリス・・・!いつの間にか私の目の前に・・・!」
アリス(赤ずきんボイス)「びっくりしただろう?今は赤ずきん、君の声でボクは会話してる・・・面白い魔法具だろう?」フフッ
赤ずきん「今すぐ・・・そこを退きなさい!」
アリス(赤ずきんボイス)「感情的になるなんて君らしくないね。せっかくボクの手の内を一つあかすことができたんだ。喜んだらどうだい?なんなら君の声でいやらしいセリフの一つでも吐いてあげようか?」フフッ
赤ずきん「聞こえなかったかしら?それとも死なない自信でもあるのかしら・・・?」ガシャッ
アリス(赤ずきんボイス)「死なない自信?フフ、おもしろいことをいうね」
ペッ
アリス「あるに決まっているだろう?そんなもの」

420 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:36:23 ID:SeY
こいつあと腕時計型の麻酔銃とかソーラー式スケボーとかキック力を増強する靴とかもってそう

421 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:38:23 ID:9Qm
アリス様!!
赤ずきんちゃんの声でいやらしいセリフぜひともお願いしますしてくださいこの通りでございます!!!

422 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:39:13 ID:xvk
声が変わる魔法具て、なんかあった?

423 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:43:49 ID:7SQ
>>422
狼と七匹のヤギの狼が食べた声を変えるチョークとか?

424 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)22:46:18 ID:ZzQ
赤ずきん(アリスが今吐き出したもの・・・!)
赤ずきん「チョーク・・・!」
アリス「怒っていても実は冷静なのかな?それとも、ボクが使った魔法具の正体を確認しようとしているあたり余裕があるのかな?」
赤ずきん「声が変わるチョーク・・・!あなた、一体どれだけのおとぎ話で好き放題してきたというの・・・!」
アリス「そんなの君には関係ないだろう?確かに今の魔法具は【狼と七匹のこやぎ】の狼から奪った、声を自在に変えるチョークだ。でも君がするべきは赤鬼の心配でもほかのおとぎ話の心配でもない」
赤ずきん「・・・っ!」
アリス「君自身の心配をしたほうがいい」フフッ
ズダーン
アリス「ふふっ、無理無理。無理だよ、ボクには当たらない。でも一応、お返しはしておくよ」
バチンッ
赤ずきん「ぐっ・・・!」
グイッ
アリス「おい、悪鬼共!そっちの鬼よりこの娘を先に始末するんだ。好きなようにするといい、八つ裂きでもなんでもね」ゲシッ

425 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:50:12 ID:xvk
>>423
当たってたwwwすげえなwww

426 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)23:04:57 ID:ZzQ
・・・
赤鬼「グッ・・・ぐぁ・・・!」ドサァ
悪鬼「ふん、倒してみれば他愛のない鬼だ。所詮人間に肩入れするような鬼だ、底が知れている」ゲシッ
「おい、アリスの命令だぞ?先にあのガキを始末しろとさ・・・」
「まったく、あいつが大悪鬼様に認められてなきゃ殺してやるのに・・・」
「まあいい、あのガキ好きにしろとさ・・・人間への日頃の恨みもある、八つ裂き程度じゃあおさまらねぇな」
「惨たらしく痛めつけてやるしかねぇ」
赤鬼「グッ・・・赤ずきん・・・・・・!逃げろ・・・!」
ズダーンズダーン
赤ずきん「・・・・・・」ゼェゼェ
赤鬼(オイラがあの偽物の声にだまされちまったから・・・急げ、早く赤ずきんを助けねぇと・・・!)
ズダーン 
赤ずきん「クッ・・・離しなさい・・・!」ゼェゼェ
赤鬼(クソ・・・!体に力がはいらない・・・!動け、倒れている場合じゃない!赤ずきんが・・・殺されちまう!)
赤鬼(動け・・・動け・・・!!)
???「無様ヨ・・・」
赤鬼「なんだ・・・頭の中に声が・・・」
???「赤鬼ヨ・・・コノヨウナ末路デ・・・貴様ハ納得出来ルノカ・・・?」


427 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)23:06:35 ID:N37
きたーー!!!

428 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)23:07:03 ID:oDg
鬼神だっけ?

429 :名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)23:10:44 ID:9Qm
鬼神キタアー!!
((((;゚Д゚)))))))

431 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/11(日)23:13:11 ID:nOj
今日はここまで
アリスの魔法具補足
【ハーメルンの笛吹き男】の笛
吹くと音色を聞いたものを自在に移動させる。笛吹きがネズミ退治と・・・あることに使った笛。
【狼と七匹のこやぎ】のチョーク
口に含むと自在に声を変えられる。狼がこやぎの母親を装うのに使った。
鬼神再登場。
なんで出てこれたか?それは次回
桃太郎編 次回に続きます

441 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)17:24:16 ID:fIN
赤鬼「納得出来るわけ無い・・・!」グッ
???「ソウダロウ・・・ナラバ、ソノ肉体ヲ我ニ預ケルガヨイ・・・」
赤鬼「・・・お前は一体・・・どこから話しかけている・・・?」
鬼神「我ハ鬼神。我ハ貴様ノ精神ニ潜ミシ鬼神ナリ・・・!直接貴様ト会話スルノハ初メテダナ・・・」
赤鬼「鬼神・・・!オイラが奇人病にかかったときのあの鬼神だと言うのか・・・!」
鬼神「ソウダ、ドウヤラ貴様ガ窮地ニ陥ッテイル様子ダッタノデナ・・・コウシテ語リカケテイルノダ」
赤鬼「・・・お前は『柊の薬』で無力化出来るはずだ・・・!現に今までだって・・・お前は姿を見せなかった」
鬼神「ソウダ、アノ忌々シイ薬ノセイデ我ハ自由ニ動ケヌ・・・貴様ノ精神ノ中デ・・・タダタダ時間ヲ無碍ニシ、過ゴスダケ・・・」
鬼神「ダガ、我ハ鬼ノ憎悪ガ産ミダシタ鬼神。ソシテココ鬼ヶ島ハ・・・我ノ原動力デアル『人間ヘノ憎悪』デ溢レテイル・・・」
鬼神「薬ノ効果ガアル故、完全復活トハイカヌガ・・・僅カナ時間ナラバ貴様ノ肉体ヲ使役デキルダロウ・・・」

442 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)17:34:46 ID:fIN
鬼神「時間ニシテ数分程度ダガ・・・コノ程度ノ鬼ヲ一掃スルニハ十分ダ」
赤鬼「・・・お前に肉体を貸せば、赤ずきんを助けられる・・・」
鬼神「我ニアノ娘ハ興味ナイ。タダ宿主デアル貴様ニ死ナレルノハ・・・困ル、ソレスナワチ我ノ死デモアルノダ」
赤鬼「・・・・・・」
鬼神「時間ハナイ・・・ドウスルノダ・・・?」
赤鬼(信じてもいいのか・・・本当に数分だけなのか・・・?)
赤鬼(出任せを言って、俺の精神を奪うつもりじゃあ・・・ないのか?)
赤鬼(・・・・・・っ!)

444 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)17:44:03 ID:fIN
赤鬼(でも・・・オイラの精神が奪われるとか・・・取り返しがつかなくなるとか・・・そんなこと・・・)
・・・
ウオォォ!ウオォォ!
悪鬼「娘を捕らえたぞ!」ウォォ
「うおおおぉぉ!殺せ殺せ!」
「四肢を引きちぎれー!」
「一思いに殺すなー!俺たちの怨みをぶつけろー!」
赤ずきん「・・・っ!」ジタバタ
悪鬼「観念しろ、ガキ・・・それとも抵抗する気の起きないように足でも潰してやろうか?」
ヒュガ
赤ずきん「うぐ・・・がぁ・・・っ・・・!」ベキベキ
・・・
赤鬼「そんなこと、知ったことか・・・!鬼神、オイラの肉体を貸してやる・・・!その代わり、赤ずきんを今すぐ助けろ!」

445 :名無しさん@おーぷん :2015/01/12(月)17:49:14 ID:3SY
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

446 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)17:55:25 ID:fIN
赤ずきん「・・・・・・っ」ガクッ
悪鬼「激痛で気絶したか。だが俺達の怒りはこんなもんじゃおさまらねぇ・・・叩き起こして次は両腕を・・・お、と・・・しっ・・・」ボトッ
ヒュオ
「お、おい!悪鬼の首が急に落ちちまったぞ!?」
「何も見えなかったぞ!娘は気絶している!なにかしたようには見えねぇ!」
「お、おい!その娘はどこだ!?足は潰れているはずだ!どこに逃げた・・・!」
アリス「・・・・・・」スッ
「居たぞ!あそこの鬼が抱えてやがる!」
「あいつは・・・さっき俺達が倒した鬼・・・なのか?どうも様子がおかしい!」
「あの鬼は赤い皮膚だったはずだ・・・だが、あの娘を抱えている鬼は、黒い・・・あの風貌はまるで・・・!」
ヒュオ 
鬼神赤鬼「・・・あのガキ、我に人間の小娘のお守りを命じるなど・・・」ケッ
悪鬼「あいつは手負いの筈だ!全員でかかれー!」ウォォ

447 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)18:11:39 ID:fIN
鬼神赤鬼「ほう、軟弱な悪鬼共が群をなしているな・・・」ニヤリ
悪鬼「今度こそ俺の金棒で・・・死ねぇ!」ビュオン
鬼神赤鬼「なんだ今の一撃は・・・?貴様、畑でも耕すつもりか?」ギロリ
悪鬼「こ、こいつさっきと雰囲気が・・・!」
鬼神赤鬼「金棒は力任せに振るもんじゃない・・・人間への憎悪、欲望、憤怒・・・そういうもんを練り上げてだな、こうやるんだ・・・フンッ!」ヒュオ
悪鬼「こ、こんなもん避けられな・・・」
ドグシャァ!
鬼神赤鬼「・・・おいおい、避けろよ。一撃で死なれちゃ指導してやった意味が無いだろうが」ケッ
ザワザワ ザワザワ
鬼神赤鬼「まぁいい、時間も無い・・・悪鬼共!これはただの、我の八つ当たりだ・・・」
鬼神赤鬼「我に殺されても鬼を恨むな、人間共を恨め・・・憎悪し、そして新たな鬼神病を産み出せ・・・!」

448 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)18:19:52 ID:fIN
ヒュオ
「ぐあああぁぁぁ!!」ドサァ
ヒュオ
「誰かあいつを止めr」ドサァ
ヒュオ
「た、助けt」ドサァ
鬼神赤鬼「フハハハハッ!叫べ叫べ!貴様等のような軟弱な悪鬼に出来ることは我等の糧になることのみよぉ!苦しみ、憎悪し、鬼神病を産み出せ!人間共を駆逐する病となって生まれ変われ!」ヒュオ
ヒュオ
「あ、あの動き・・・まるで、鬼神d」ドサァ
ヒュオ
鬼神赤鬼「あらかた片付いたな・・・赤鬼に赤ずきんを助けろとは言われたが。他の娘についてはなにも言ってない・・・おい、小娘!」
アリス「・・・ボクに何か用かな、赤鬼。いや、もしかして君は赤鬼じゃないのかな?」フフッ

449 :◆oBwZbn5S8kKC :2015/01/12(月)18:35:45 ID:fIN
鬼神赤鬼「どうやら教えてやる必要は無さそうだ」
アリス「冷たいね。いいじゃないか。どうせボクなんか君の手に掛かれば一捻り何だろう?それとも・・・人間は怖いのかな?」フフッ
鬼神赤鬼「我に挑発をかけるとは肝の据わった娘よ。だが、無意味だ・・・以前思い知ったからな、人間は姑息な手段で攻撃の隙を作り出す。そう容易く挑発には乗らぬ」
アリス「・・・・・・へぇ?」
鬼神赤鬼「だが、一捻りで有ることに変わりはない。小娘よ、死にたくなければ・・・去れ」
アリス「・・・・・・やめておこう。君の情報はほとんど無いからね。ボクの目的は赤鬼と赤ずきんを殺す事じゃあないから」フフッ
鬼神赤鬼「・・・・・・」
アリス「それじゃあ、赤ずきんが目を覚ましたらよろしく言っておいてよ、それと赤鬼にもね。頼んだよ・・・・・・『鬼神君』?」フフッ
ヒュン
鬼神赤鬼「消えたか・・・ふん、何が情報が無いだ・・・しっかりと我の事まで知っている上での言葉であろうに。侮れん娘だ。だが、悪鬼は蹴散らした・・・」
鬼神赤鬼「赤鬼よ、時間だ。肉体は返してやる・・・だが、覚えておけ・・・我は貴様の肉体を奪うことをあきらめてはいないのだぞ?」シュオォォ

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