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キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 マッチ売りの少女編

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Part10
497 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)22:32:17 ID:DNL
ユラユラ・・・ユラユラ・・・
──叩かれるのは私だけでいいもん、ねっ?
キモオタ「・・・ぐうぅ・・・うぐっうぐっ・・・」ボロボロ
ユラユラ・・・ユラユラ・・・
──私、今夜死んじゃうの?
キモオタ「うあぁ・・・ううぅ・・・」ボロボロ
ユラユラ・・・ユラユラ・・・
──そのお手伝い私できてる? それってね、すごく嬉しいことだね、おにいちゃん
キモオタ「うああああああぁぁぁぁぁ!!!」ボロボロ
ユラユラ・・・ユラユラ・・・
──おにいちゃん ありがとうね
ユラユラ・・・ユラユラ・・・

498 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)22:44:05 ID:DNL
翌朝 協会
ドンドンドン 
神父「旅のお方ですか、どうされました?こんな早朝に」
キモオタ「・・・神父殿、我輩は・・・我輩は・・・マッチ売り殿を・・・救うことが・・・!」ボロボロ
神父「・・・・・・旅のお方、気に病まないよう」
キモオタ「・・・うぅ・・・ううぅ・・・」
神父「筋としては彼女の父親に伝えるべきでしょうが・・・」
キモオタ「・・・・・・神父殿!あんな男にマッチ売り殿を・・・!なにをされるか・・・!」
神父「・・・申し訳ありませんが、旅のお方。私は今から・・・彼女の父親には告げずに、独断でマッチ売りさんの遺体を教会の墓地に埋葬します。その共犯になっていただくことになります・・・宜しいですか?」
キモオタ「・・・神父殿」
神父「では急ぎましょう。・・・主よ、彼女に安らかな眠りを・・・」スッスッ

499 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)22:56:18 ID:DNL
宿
ティンカーベル「・・・うぅー、眠い」フラフラ
ティンカーベル「・・・zzz」
ティンカーベル「・・・! ダメダメ!キモオタが帰ってくるまで起きてなきゃ・・・!」
ティンカーベル「・・・・・・」
ティンカーベル「・・・zzz」
ガチャ
キモオタ「・・・ティンカーベル殿?戻りましたぞ」
ティンカーベル「・・・寝てないよ!」
キモオタ「おおふwww別に寝ていてもよかったんですぞ?www」
ティンカーベル「だって・・・」
キモオタ「いやはやwww気持ちはありがたいですぞwww」

500 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)23:06:42 ID:DNL
ティンカーベル「シンデレラと裸王はそれぞれの世界に送り届けたし、赤ずきんと赤鬼は一足先に【桃太郎】の世界に戻ってるって、あとできてほしいって言ってた」
キモオタ「なるほど、そうでござるか」
ティンカーベル「消えそうな匂い。完全になくなったし・・・もうこのおとぎ話は消えないよ」
キモオタ「それは本当に何よりですな・・・時にティンカーベル殿」
ティンカーベル「なになに?」
キモオタ「我輩、マッチ売り殿と約束しましたぞ・・・もうおとぎ話は消滅させないと・・・!」
ティンカーベル「うん!絶対守らないとね!もし破ったらマッチ売りちゃんの代わりに渡しがな罰を与えるからね!」
キモオタ「ちょwww手厳しいwww」
コツッ
ティンカーベル「・・・?」
コツッ
キモオタ「窓に何か当たってますな?」
ガチャ
女の子「あ、いたいた!おーい!二人とも降りておいでよ!私とお話ししようよ!」ヘラヘラ
ティンカーベル「あいつ・・・!」
キモオタ「・・・・・・」

501 :名無しさん@おーぷん :2014/12/20(土)23:08:57 ID:WDj
追い付いた、黒幕きたやん!


502 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)23:17:58 ID:DNL
女の子「とりあえずお疲れー!私としてはこのおとぎ話消したかったんだけど・・・今回は見事に阻止されちゃったな!」
キモオタ「お主ら・・・あんな事までして・・・!」
女の子「せっかくマッチ売りちゃんに真実を教えてあげたのにさ。まぁ別にいいや、おもしろいっちゃあおもしろいし。私としても君たちの実力、しかと見た!何つってね!」ケラケラ
グイッ
ティンカーベル「離してよキモオタ!あいつ・・・ひっぱたいてやる!」
キモオタ「いけませんぞ、不用意に近づいてはまた別世界へ飛ばされますぞ・・・!」
女の子「大丈夫大丈夫!そうそう同じ手を何度も使わないって!それじゃあつまんないしねー・・・今回はさ、私バーサスキモオタチームは私の負けってことになっちゃうのかな?・・・あぁでもでもっ!」
大男?「・・・・・・」
女の子「私、負けたままとか無理なんだよね。今もニコニコしてるけどあんたたち殺したいし」ニコッ
ティンカーベル「こっちだってそうだよバーカ!くたばれバーカ!」
キモオタ「ティンカーベル殿!落ち着くでござる!あいつらの思うつぼですぞ!」

503 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)23:30:25 ID:DNL
女の子「あぁ・・・ダメだイライラしたら。我慢しなきゃなぁ・・・あんな妖精いつだって消せるし・・・」フゥー
ティンカーベル「離せキモオタ!あいつにとばされる前に私があいつを地獄に落とす!」ジタバタ
女の子「でもさ、次は絶対に阻止なんかさせないからねん?これからもまだまだ遊んでもらうからねー」
キモオタ「・・・我々も譲るつもりは毛頭ござらん!」
女の子「きゃはは、ジャパニーズサムライかっての!」ケラケラ
女の子「まぁさ、つぎは桃太郎のとこでしょ?あっちには私の仲間たちも行ってるからさ、遊んでやってよ。でもあのこは強いよ?キモオタおにーさんにかなうかな?」クスクス
キモオタ「ドゥフコポォwww負け犬の遠吠えとは情けないですなwww結局お主は我輩に阻止されておりますからなwww」コポォ
女の子「あ、必殺の煽りだ!そんなんに乗っからないよん!でもさぁ、あんたみたいな奴に馬鹿にされるのは嫌なんだよねー」
女の子「さてと、お話はこんくらいにしよっか!じゃあ・・・サクサクっとやっちゃおうかね・・・」カツンカツン

504 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)23:45:05 ID:DNL
大男?「待て・・・」
女の子「えーっ?なに?」カツンカツン
大男?「俺がいく、お前の手の内を早々と見せるのは勿体ない」
女の子「まぁ、うん、それもそうかな・・・よし!じゃあお前に任せた!」ケラケラ
キモオタ「あの大男が・・・来るとは!」
ティンカーベル「・・・めちゃくちゃ腹は立つけど、今は逃げた方がいいかも・・・!あっちの手の内どころかあの大男の情報なんかないし!」コォォォ
女の子「あっ、あいつら逃げるつもりだ!ほら、早く斧だしてってば!」
ガシャン
大男?「・・・さぁいつだって行けるぞ?」
キモオタ「コートの中から斧を取り出すとは・・・!」
女の子「行け!ブリキ!あんなオタクと妖精ぶっ殺しちゃえ!」ケタケタ
ブリキ「・・・・・・わかった」ググッ
ブォン ヒュオンヒュオン ドゴシャァ
キモオタ「道路が粉々に・・・!なんという威力でござろう!ティンカーベル殿!逃げた方がいいですな!」
ブリキ「そうはさせない・・・こうやってティンカーベルとおまえの距離を取ってやれば世界移動はできないだろう?」
ティンカーベル「・・・っ!もう少し、キモオタ!こっちに来てくれないと逃げらんない!」
キモオタ「そうしたいのはやまやまですがな・・・」
ブリキ「不可能だ、俺が阻止する。言っておくが、お前のブラフも煽りも俺には効かない」
キモオタ「どういうことでござるか!」
ブリキ「何故なら俺には心が無い。心を持たないブリキの木こりだからだ・・・さぁ、キモオタ」
ブリキ「耐えて見せろよ?俺の攻撃なんかで音を上げていてはこの先・・・マッチ売りとの約束など守れんぞ?」ガシャ

505 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/20(土)23:46:54 ID:DNL
今日はここまで 次回最終話
黒幕の正体。おそらくもうバレバレでござるの巻
マッチ売りの少女編 次回に続きます

506 :名無しさん@おーぷん :2014/12/20(土)23:47:39 ID:32l
やっぱりオズの魔法使いか〜!
しかも大男ブリキの木こりか!

507 :名無しさん@おーぷん :2014/12/20(土)23:50:25 ID:1sF
オズの魔法使いは知らなんだ…

508 :名無しさん@おーぷん :2014/12/20(土)23:55:39 ID:n9b
乙!
そっか、マッチ売りちゃんは助からんか(´・ω・`)
確かに、異変の起きてないおとぎ話に私情で代役立ててマッチ売りちゃんを生かすなんてのは筋が通らんもんな…

509 :名無しさん@おーぷん :2014/12/20(土)23:59:59 ID:HR3
オズの魔法使いか…なるほどな。
分からんかったわ…グスッ
( i _ i )
乙乙。ってあれ?次回最終話??
((((;゚Д゚)))))))

510 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)00:02:30 ID:wzA
>>509
マッチ売りの少女編の、って意味じゃない?

511 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)00:15:57 ID:TsA
乙!
マッチ売りちゃん・・・せめて安らかな眠りを(´;ω;`)
>>509
たぶんマッチ売りの少女篇が最終回

512 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)00:18:36 ID:rA8
赤ずきんちゃんセクハラされそうになっててワロタwww

513 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)02:23:04 ID:pUZ
ご冥福を

514 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)06:27:37 ID:VCf
涙が止まらん

521 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)17:02:09 ID:w3Y
ブリキ「キモオタ、そしてティンカーベル。お前たちの弱点は明確だ・・・ブラフや煽りが持ち味などとは言うが・・・実際の所は違う」ブォン
ティンカーベル「キモオタ!誰か呼ぼう!赤鬼か裸王!私達じゃ太刀打ちできないよ!」
キモオタ「し、しかしこのような状況で呼ぶわけには・・・!一度距離を取らなければ・・・!」
ゴシャアァ
ブリキ「お前達は戦闘が出来ない。故に戦術や心理戦の入り込む余地のない純然たる戦闘力の前には──」ビュオン
ドシャァ
ブリキ「屈するしかない。それがお前達の弱点だ」
キモオタ「ぐぬぬ・・・まずいですな・・・」
ブリキ「・・・さぁどうする?おまえが仲間を呼ぶのが早いか、俺の斧がおまえの首を落とすのが先か・・・」
ブリキ「今のお前では・・・賭けにすらならないだろうがな」
キモオタ「・・・・・・ぐぬぬ!」

522 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)17:28:31 ID:w3Y
女の子「ブリキ!今日は懲らしめるだけでいいよ!よく考えたら殺したらもう遊べないしさ!やっつけ加減は瀕死でお願いします!」ケラケラ
ブリキ「・・・無茶を言うんじゃない、俺はそこまで器用じゃあない。だが・・・お前のお願いだというなら断れないな」
ガシッ
キモオタ「うぐっ・・・なんという力でござるか・・・!」ジタバタ
ティンカーベル「キモオタ!この、キモオタを離せ!このスクラップロボ!」バシンバシン
ブリキ「・・・・・・」ググッ
キモオタ「ぐぅ・・・・・・ティンカーベル殿・・・!」
ティンカーベル「キモオタ!今助けるよ!もう、いい加減に離せ!バーカバーカ!」
ブリキ「・・・・・・目の前の敵に抗う手段も持たずにおとぎ話を救うなど、よく言えたものだな」ヒュオン
ガシャーン
キモオタ「ぐはぁ・・・!」
ブリキ「・・・目的を達成するための旅は容易いものじゃない。生半可な覚悟しかないのなら・・・もう諦めろ、おとぎ話を救うなどという夢物語はな」


524 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)17:52:28 ID:w3Y
女の子「いいねいいね!あとは仕上げにどっか切り落としとく?腕とか!それかティンクちゃんの羽根一枚ずつちぎっちゃう?あっ!じゃあキモオタを脅してティンクちゃんの羽根をちぎらせるっていうのは!?」
ブリキ「・・・瀕死が希望だったんじゃないのか? そこまではいかないが・・・あの男はもう動けないはずだ。訓練をしているわけでもないただの人間、俺の攻撃に耐えただけでもよくやった方だ・・・」
女の子「えー、物足りなくない?」
ブリキ「・・・俺はこの世界に来てから関節がスムーズに動かないんだ。こいつをボコボコにするのは容易いが・・・今はオイルを差したい。いざという時困るからな。それに、今のこいつに・・・こちらに戦力の底を見せる必要はない」
女の子「まぁ、ブリキが言うならいいけどね!じゃあオイル差しにいこう!」
キモオタ「ぐぐっ・・・」
ティンカーベル「・・・キモオタ、大丈夫?動ける?骨折れてない?」
女の子「じゃ、今日はここまでにしとくよ!ブリキの優しさに感謝するんだね!じゃあ、またそのうち会おうね!キモオタ、ティンクちゃん」フリフリ
ブリキ「・・・・・・」
キモオタ「なんという・・・」
ティンカーベル「キモオタ!無理しちゃだめだよ!?」
キモオタ「なんと我々は無力でござるか・・・少女の命ひとつ救えず、悪意ある攻撃に為すすべがないとは・・・」
ティンカーベル「・・・今は帰ろう。ね、戻ってから・・・考えよう、今後のこと・・・」

525 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)18:03:10 ID:w3Y
キモオタの住む町 キモオタの部屋
キモオタ「・・・・・・」
ティンカーベル「・・・・・・まだ痛む?」
キモオタ「いや、それが不思議とそこまでの痛みは無いのでござる。先ほど叩きつけられたときは一瞬呼吸が止まりましたがな・・・」
ティンカーベル「戦力の底を見せなくていいって言ってたし、あのロボ手加減してくれたのかも・・・」
キモオタ「いずれにせよ・・・痛いところをつかれましたな・・・」
ティンカーベル「私達が戦えないってこと?」
キモオタ「ですな。今までの戦い・・・シンデレラ殿や王子殿、そして裸王殿・・・赤ずきん殿に青鬼殿・・・ずっと他人任せでしたからな・・・」
ティンカーベル「ジャム投げたり煽ったりして戦ってるつもりでいたけど・・・」
キモオタ「2人で旅を続ける以上、なんらかに解決策を出す必要がありますな・・・」

526 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)18:26:19 ID:w3Y
ティンカーベル「武器を作るとか、あとは格闘技を覚えるとか?」
キモオタ「むむっ・・・赤ずきん殿に相談してみますかな・・・彼女なら何らかの意見をしていただけるはず。あとは・・・ブリキの男・・・そんな人物が出てくるおとぎ話を・・・知りませんかな?」
ティンカーベル「ごめん・・・まだ私が読んでないお話だよ!また図書館に行って読まないとね!」
キモオタ「そうでござるな。しかし今回の旅は・・・思い知らされましたな。色々と・・・」
ティンカーベル「もう黒幕が手を出してきてもおかしくないって解ったし、誘拐されるかもって解ったし、私達がこの先旅を続けるには戦う手段が必要だってことも・・・」
キモオタ「我輩は・・・おとぎ話の知識を蓄えなければなりませんな・・・」
ティンカーベル「でもさ、逆に課題がしっかり明確になったわけだし・・・これを一つずつ改善していかないとね!そうすればきっと、おとぎ話の世界・・・これからも救えるよ」
キモオタ「あくまでもポジティブですなwww」
ティンカーベル「そうだよ!今回はさ・・・悲しいこともあったし、辛いこともあったし、悔しいこともあったよ・・・でも、ほら!」ヒョイ
キモオタ「マッチ売り殿のお話・・・マッチ売りの少女の絵本・・・」
ティンカーベル「ちゃんと消滅は防げた!マッチ売りちゃんの願いはずっとずっと途切れない、私達はちゃんとできたよ!消滅を防ぐっていう目的!」
キモオタ「そうですな・・・そうですなwww至らない部分は次回から直せばいいですからなwww」
ティンカーベル「そうだよ!じゃあ、読んでみるよ!」

527 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)18:37:24 ID:w3Y
・・・
マッチ売りの少女
寒い寒い冬。年の瀬のある日の出来事
あるところに、貧しい女の子がマッチを売り歩いていました
マッチが売れないまま帰ればお父さんにひどく叱られてしまいます。
けれどマッチ売りの少女は寂しくありませんでした。いつも一緒にいてくれる優しい旅人に出会ったのです。旅人の名前はキモータ。
ある日、馬車に轢かれそうになり、女の子は靴を無くしてしまいます。寒さに耐えながら女の子は懸命にマッチを売ろうとします
でも全く売ることはできません。
もう日も暮れて、裕福な家族が住む家々には明かりが灯り
中では家族が楽しそうにしています。
寒さに耐えられず、女の子はマッチを一本擦ります。
するとその明かりの中に、暖かいストーブが映りました
女の子は不思議に思いマッチを擦りました
おいしそうな七面鳥。きれいに飾り付けされたもみの木。たくさんのプレゼント。
マッチを擦るたびに幸せな幻が見えました
雪の降る夜中、凍えるような寒さの中でもキモータはマッチ売りのそばにいました。
女の子が一本マッチを擦ると、亡くなった優しいおばあちゃんが微笑んでいました。
おばあちゃんは女の子に笑いかけると、手を取ってそのまま天国へと昇っていきました。
翌朝をキモータの腕の中で女の子は永遠の眠りにつきました。しかし、マッチ売りの少女は幸せでした。
優しい大人がいること、そして彼ならばみんなが幸せになれる世界にできると信じていたからです。
おしまい
・・・

528 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)18:46:04 ID:w3Y
ティンカーベル「もう寂しくなくなったんだ、よかったね!」
キモオタ「そうですな・・・悲しいお話でござったが・・・少しは救われたんでござろうか・・・」
ティンカーベル「もちろんだよ!なんなら保証する!」
キモオタ「それならいいんですがなwww」
キモオタ「しかし、我輩は決意を新たにしましたぞ!早速赤ずきん殿のところへ出向き、次もおとぎ話の消滅をはじめとしてふせぐでござる!」
ティンカーベル「そうだね!なんてったって約束したもんね!」
キモオタ「そうですぞ・・・我輩はすべてのおとぎ話の消滅を防ぎ、あの黒幕の悪事の幕を閉じますぞwww」
キモオタ「必ず・・・マッチ売り殿との約束でござるからなwww」コポォ
・・・
悲しい結末のおとぎ話、マッチ売りの少女
その世界の消滅を防いだ彼らは失うものも大きかったが、得るものもまた多かった
黒幕側の少女、青い鳥、そしてブリキの木こり・・・
新たな情報を手に、キモオタたちの旅は続きます
マッチ売りの少女編 おしまい

529 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/21(日)18:51:53 ID:w3Y
マッチ売りの少女編 おしまいです
登場人物多すぎて読みにくくて申し訳ない・・・
それと支援多数ありがとう!
やっぱり支援やレスが一番モチベーションあがります
あとやっぱりみんなは暗い展開苦手なのかね・・・今後は控えるか
次回【桃太郎】編 
女の子アレだけど元ネタのおとぎ話ではいい子だから!

530 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)18:57:19 ID:beG
乙〜!

531 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)20:01:12 ID:wzA
乙!
確かあの子ヤバい花が咲いてる花畑で死にかけたから頭やられちゃったのかな?

532 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)20:06:52 ID:qfI
乙乙!面白かった!!
>>517の司書ちゃんと、敵の女の子がストライク過ぎるwww

535 :名無しさん@おーぷん :2014/12/21(日)21:58:10 ID:h2N
乙!
マッチ売りの少女ちゃんは可哀想だがおとぎ話の消滅が防げて良かった
鬱は嫌だけど暗い展開は嫌ではない、
思うように書いて欲しいです

542 :名無しさん@おーぷん :2014/12/22(月)03:02:19 ID:x0U
応援してます!

543 :名無しさん@おーぷん :2014/12/22(月)19:33:09 ID:5Ab
完結してた。おつ!

544 :名無しさん@おーぷん :2014/12/22(月)20:17:41 ID:Tva
おつ〜
次は桃太郎か…
どうなることやら

545 :名無しさん@おーぷん :2014/12/22(月)20:40:31 ID:tiW
一口に桃太郎っていっても、結構色んなパターンの物語があるみたいだな…。
どのパターンの桃太郎だろう??
楽しみ (=゚ω゚)ノ

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