キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 マッチ売りの少女編
Part1
1 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)18:49:25 ID:uJe
現実世界 キモオタの住む街 図書館
キモオタ「んんwwwやってきましたぞwww図書館wwwここならばいろんなおとぎ話読み放題ですぞwww」コポォ
ティンカーベル「毎回買うわけにもいかないしねー、それにいろんなおとぎ話の世界を旅するならいろんなお話を知っておいた方がいいよね」
キモオタ「ですなwwwいずれ、黒幕と遭遇することになるやもしれませんなからwww」
ティンカーベル「よーし!じゃあ早速見に行こう!」
ウィーン
キモオタ「・・・・・・」スタスタ
司書「こんにちは」ニコッ
キモオタ「・・・・・・」スタスタ
ティンカーベル「こら!あのお姉さん挨拶してるんだからちゃんと返事しないとダメだよ!」ボソッ
キモオタ「・・・・・・ども」ボソッ
司書「ごゆっくりどうぞ」ニコッ
キモオタ「・・・・・・」ペコッ
ティンカーベル「人見知りが過ぎるよキモオタ・・・・・・」
4 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:00:05 ID:CCX
きたぞ
5 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:00:25 ID:92g
やったー!
6 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:09:56 ID:uJe
キモオタ「・・・・・・」キョロキョロ
ティンカーベル「どうしたの?」
キモオタ「日曜ですからなwww子供が多いのでござるがwwwティンカーベル殿の姿は子供には見えるのでござるよね?」
ティンカーベル「うーん・・・結果的にはそうなんだけど、『妖精を信じている人間には見える』っていうほうが正しいかも」
キモオタ「見えない子供もいるということですかな?」
ティンカーベル「そうなるね、というか今は見えない子供が多いみたい。こないだ内緒で近所の公園飛んだけど私が見えてた子供少なかったもん」
キモオタ「ちょwwwなにしてるんでござるかwww見つかったら大変ですぞwww」
ティンカーベル「見つかっても問題ないよ、見える人は捕まえようとなんてしないし見えない人は妖精をそもそも信じてないんだから。それにものすごく珍しいけど大人にも見える場合はあるよ、キモオタがそのケースだよね」
キモオタ「どうして見えたんでござろうなwww」
ティンカーベル「そりゃあ妖精を信じてくれてるんでしょ?」
キモオタ「ほうwww」
ティンカーベル「プリキュアとかライダー見るときだってすっごい楽しそうだもん!きっと子供の心を忘れてないからだね!」
キモオタ「んんwwwほおっておいていただきたいwww」コポォ
7 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:15:56 ID:92g
プリキュア最近観てねーな…
8 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:19:50 ID:uJe
キモオタ「ともあれ、子供たちに見つかったら騒ぎになるのではwww」
ティンカーベル「大丈夫だよ、私が見えるのは純粋な子供だけだから内緒にしてねっていったらしてくれるよ。図書館にいる子供なら私が見える可能性高いから声かけられるかもだけど」
キモオタ「んんwwwならばいいんですがなwww」
ティンカーベル「それよりキモオタだよ!ここにはちょくちょく来ることになりそうなんだから、ちゃんと挨拶とかすること!」
キモオタ「人と話すのは難易度高いクエストでしてwww」コポォ
ティンカーベル「もぉ、ちょっとづつでいいから慣れていこうよ。そうしないと友達できないよ!その、スマホ?っていう友達とお話しできる道具使ってるところみたことないもん」
キモオタ「ブフォwwwティンカーベル殿手厳しいwww我輩にも友達いるでござるよwwwシンデレラ殿、裸王殿、赤ずきん殿に赤鬼殿・・・」
ティンカーベル「そりゃあそうだけど、この世界には?」
キモオタ「・・・・・・」
ティンカーベル「・・・・・・ごめん」
9 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:28:03 ID:uJe
ティンカーベル「でもでも!私達とは友達になれたんだし、この世界でも友達出来るよ!ねっ!」アセアセ
キモオタ「ティンカーベル殿wwwフォローはありがたいでござるが本筋から脱線してますぞwww今日の目的を果たさねばwww」
ティンカーベル「そうだった!今日は各自いろんなおとぎ話を読んで過ごすこと!」
キモオタ「次に行くお話は【マッチ売りの少女】でしたなwww」
ティンカーベル「そうだね、どうやらいろんなおとぎ話をめちゃくちゃにしてる黒幕が『幻覚を見せるマッチ』を悪用している、そのマッチがあるのがこのお話。ってことだったよね」
キモオタ「マッチ売りの少女の世界の住人が黒幕か、はたまた別の人物かはわかりませんがなwwwとにかく情報は多い方がいいですからなwwwいろんなおとぎ話を知っておく必要があるということですなwww」
ティンカーベル「特にキモオタはたくさんのお話を読んでよ!自分が読みたいお話からでいいからさ」
キモオタ「わかりましたぞwww」
ティンカーベル「じゃあ私も適当に読んでくるね!サボっちゃだめだよ!」ピュー
キモオタ「さて、なにを読みますかなwww」
10 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:40:00 ID:uJe
一時間後
ティンカーベル「キモオタ!どうどう?進んでる?」
キモオタ「まじめに読んでおりますぞwwwみるがいいですぞこの本の山をwwwこれすべて読みました故www」コポォ
ティンカーベル「おっ!えらいじゃーん!どれどれ・・・」
白雪姫
眠り姫
かぐや姫
親指姫
ティンカーベル「姫ばっかりじゃん!!」
キモオタ「んんwww好きな本読んでもいいのでござろうwww」
ティンカーベル「そうだけど、偏りが過ぎるよ!もっと色々なおとぎ話あるじゃん!」
キモオタ「しかしですなwww我輩、こうやっておとぎ話をいくつか読んで気がついたことがありますぞwww」
ティンカーベル「気がついたこと?」
キモオタ「それはですな・・・・・・」
ワーワー ザワザワ
ティンカーベル「あれ、なんだか急に騒がしくなったね?」
司書「はーい、じゃあ司書のお姉さんのおはなしの時間だよー、みんなおいでー!」ニコニコ
キモオタ「ほうwww読み聞かせという奴ですなwww」
11 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:54:02 ID:uJe
ティンカーベル「読み聞かせ?」
キモオタ「この図書館では日曜日のこの時間に子供たちに絵本を読んで聞かせる時間を設けているとかwwwさっきの司書殿が読むようですなwww」
ティンカーベル「面白そう!私達もいこうよ!」ワクワク
キモオタ「ちょwww勘弁してくだされwwwあの子供たちに我輩ひとりだけ混ざってお話を聞くとかwwwどんな公開処刑ですかなwww」
ティンカーベル「私もいるから大丈夫じゃん!キモオタは一人じゃないよ!」
キモオタ「いやいやいやwww多くの人にはティンカーベル殿見えないでござろうwww結果的には我輩一人でござるぞwww我輩はここで聞いておくので、ティンカーベル殿はどうぞ最前列にwww」コポォ
司書「はい、じゃあ今日のおとぎ話は・・・・・・これです!みんなこのお話知ってるかなー?」
シラナーイ! オシエテー
司書「今日のお話は【こびとの靴屋】だよー」
ワーイ! ハヤクヨンデー
司書「本当は【マッチ売りの少女】を読もうと思ったけど、今日はこの図書館に妖精さんが来ているようなので、妖精さんが出てくるお話を読むよー」ニコニコ
ティンカーベル「えっ?私のことかな?」
キモオタ「偶然でござるよwwwただの前口上でござろうwww」
12 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:05:41 ID:uJe
三十分後
・
・・
・・・
司書「そして、靴屋さんはいつまでもみんなのためにいい靴を作り続けました。・・・・・・はい、このお話はここまで、めでたしめでたし」ニコニコ
オモシロカッター モットヨンデー
ティンカーベル「よかったねぇ、子供たちもおとなしく聞いてたしね」
キモオタ「しかし、あれですなwww読んでもらうというのは楽でござるけど、それ以上にお話が頭に入ってきますなwwwなんとも心地よいwww」
ティンカーベル「あのお姉さんが読み聞かせうまいっていうのもあると思うよ、私も思わず引き込まれちゃったもん。このお話知ってるのに」
キモオタ「そうですなwwwでは本を借りて帰りますかなwww」
司書「あのう・・・・・・ちょっといいですか?」
キモオタ「・・・・・・ファッ!?」ビクゥ
司書「・・・!」ビクッ
ティンカーベル「・・・・・・びっくりしすぎだよ、キモオタ」スッ
13 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:13:36 ID:uJe
キモオタ「な、な、なんですか・・・」
司書「ごめんなさい、びっくりさせたみたいで。えっと・・・私の読み聞かせ聞いてくれたみたいだったから、感想を聞きたいなって思ったんです」ニコッ
ティンカーベル「・・・・・・ほら、ちゃんとしないと!」
キモオタ「あ、あ、とてもよかったですぅ・・・」ボソッ
司書「ありがとうございます!実はちょっと練習してて自信があったんです」ニコッ
キモオタ「なるほどwww・・・・・・いや、そうですか・・・」
司書「おとぎ話好きなんですか?これ、全部読まれたんですよね?」
キモオタ「は、はい・・・そうです。ちょっとおとぎ話の世界に旅をしt・・・」
ティンカーベル「・・・・・・!」ドスッ
キモオタ「め、姪が!いるので、ちょっと読んでみたんでござ・・・ですよ」アセアセ
司書「そうなんですね、姪っ子さんがいるんですか」ニコニコ
キモオタ(やはり人と話すのは苦手ですな・・・架空の姪まで登場させてしまいましたぞwww)
14 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:23:47 ID:uJe
キモオタ「と、ところで・・・さっきの妖精がいるというのは・・・」
司書「えっ?」
キモオタ「い、いや・・・」オドオド
司書「えっと、ですね。子供たちの中に妖精がいるよって教えてくれた子がいたんです。だから予定を変更しちゃいました」ニコニコ
キモオタ「な、なるほd・・・そうなんですね」
ティンカーベル「なーんだ、私が見えた訳じゃないんだね」
司書「本当はこの絵本を読む予定だったんですけどね」スッ
キモオタ「【マッチ売りの少女】でしたな・・・いや、でしたね」
司書「ふふっ、お話ししやすいようにはなしてもらって良いんですよ?」ニコニコ
ティンカーベル「このお姉さんお話もうまいし可愛いし優しいよ!やったじゃん!」
キモオタ(こっちはいっぱいいっぱいなんでござるがwww)
キモオタ「えっと、そうでござるか・・・えっと、何故にその絵本を?」
司書「実はこの絵本は私の思いでの絵本なんですよ」
キモオタ「思い出の・・・」
司書「私が読み聞かせをしている、司書をしている理由というかきっかけなんです」ニコニコ
15 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:31:50 ID:uJe
司書「私の大好きなおとぎ話なんです。この本を読んで、子供の時すごく感動して・・・それで思ったんです。優しい大人になりたい。子供に優しい大人になりたいなって、そしていろんな人に本を読んでもらいたくて・・・だからこうして司書になって読み聞かせしてるんです」ニコッ
キモオタ「なるほど・・・」
ティンカーベル「嬉しいよね、こうやっておとぎ話をいろんな人に読んでほしいって言ってくれるのは」ウルッ
キモオタ「黒幕は別として、忘れられたら消えてしまうんでしたな、おとぎ話は」ボソッ
司書「そうだ、この絵本借りていってください!姪っ子ちゃんにもよんであげてほしいです!」
キモオタ「え、えっと、は、はぁ・・・」
ティンカーベル「私はもう読んだけど・・・借りておこうよ、キモオタまだでしょ?」
キモオタ「じゃあお願いします」
司書「はい!じゃあ図書カード作りますね!」ニコッ
キモオタ「・・・疲れますな、人と話するのは」ボソッ
ティンカーベル「もう、なれなきゃダメだよ!でも絵本も借りれたしこれで目的は果たせたね!」
キモオタ「マックに寄って帰りますかなwwwグラコロを買わねばwww」
16 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:40:50 ID:92g
グラコロ喰いてえ
17 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:45:41 ID:uJe
現実世界 キモオタの部屋
ティンカーベル「あの司書のお姉さん可愛かったね」モシャモシャ
キモオタ「そうでしたなwww黒髪ロング萌えの我輩としましてはうれしい限りですな、そして昨今のゲーム作品アニメ作品ではヒロインの枠からはずされて久しい眼鏡属性www
やはり司書という職業と眼鏡という知的なイメージを匂わせる属性の相性は非常によく、そこに黒髪ロングという清楚系の属性が加わることでインドアなキャラクター付けが・・・・・・」ガツガツ
ティンカーベル「・・・・・・グラコロおいしいね!」モシャモシャ
キモオタ「ちょwww聞いてないwww時に、食べたら【マッチ売りの少女】の世界に行くわけでござるが・・・」ガツガツゴックン
ティンカーベル「どうしたの?準備できてないの?」ゴックン
キモオタ「いや、準備はできておりますが・・・帰ったばかりで絵本はまだ読めてないのでござるよwwwゆえにあとでお話の内容教えていただきたいwww本を持って行って汚しては困りますからなwww」
ティンカーベル「うーん、まぁしょうがないか、マック混んでて遅くなったし、急ぎたいのは急ぎたい。黒幕の情報つかめるかもだし」チューチュー
キモオタ「では善は急げですからな、食べ終えた故に、出発しますかwww」
ティンカーベル「おっけー!!じゃあちゃっちゃと行っちゃおう!」
キモオタ「ですなwwwではwwwいざwww」
ティンカーベル「行くよ!【マッチ売りの少女】の世界へ!」
キィィィィィン
キモオタ「ぶひいいいいぃぃぃぃぃ!!」
ヒュン
18 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:49:13 ID:92g
>>17
酉ありがとー
つーか、キモオタって金持ってるんだな…
20 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:52:32 ID:uJe
>>18
年齢とか職業は決めてないけど、頻繁に宅配ピザ頼んだり、シンデレラにカップめん箱買いしたり、ティンクの身の回りのものを揃えたりする余裕はあるくらいには金があるし土日休み。
あれ?勝ち組じゃね?
19 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:50:07 ID:uJe
今日はここまで!
前スレでは支援やレスありがとう!またしてくれると嬉しい
今回からマッチ売りの少女編です。悲しいおとぎ話が続くけど勘弁な。
ちょっと更新間隔あいちゃうかもしれんけど書いていくからつきあってくれるとうれしい
マッチ売りの少女編 次回に続きます
23 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)21:06:16 ID:hV4
キター(((o(*゚▽゚*)o)))
乙乙
楽しみにしてるぜよー!!!
24 :忍法帖【Lv=1,マーマン】 :2014/11/30(日)21:13:53 ID:PzP
きたwwwwww
25 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)21:18:29 ID:cnc
おーぷんに来て良かったと このスレを見て心から思うよ
37 :名無しさん@おーぷん :2014/12/01(月)18:38:57 ID:AhJ
登場タイトルまとめ
ピーターパン→消滅
シンデレラ→無事
裸の王様→無事
王様の耳はロバの耳→消滅
こびとの靴屋→無事
泣いた赤鬼→無事
赤ずきん→消滅
一寸法師→消滅
かぐや姫→無事
舌切り雀→不明
蛙の王子→無事
石のスープ→無事
わらしべ長者→無事
桃太郎→赤ずきん目的地
マッチ売りの少女→キモティンいまここ
眠り姫→無事
人魚姫→無事
おやゆび姫→無事
47 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:04:03 ID:g8l
マッチ売りの少女の世界
ヒュウゥゥゥゥゥゥ
ティンカーベル「着いたぁー!」スィ
キモオタ「しかし冷えますなwww今までのお話はどれも過ごしやすい暖かさでしたぞwww」ブルブル
ティンカーベル「このお話は場面が冬だからしかたないよ、上着着てきて良かったね!」
キモオタ「まったくですぞwwwさて・・・ティンカーベル殿」
ティンカーベル「なになに?」
キモオタ「今回は今までとは状況が異なりますな。この世界は消滅の危機には瀕しておらぬのでござろう?」
ティンカーベル「うーん・・・」クンクン
ティンカーベル「消えそうではない、かな。でも・・・安心とはいえない感じ・・・?」
キモオタ「どっちでござるかwww」コポォ
ティンカーベル「消滅しないと思ってくれていいけど、いやな予感がする。そんな感じかなぁ・・・」
キモオタ「とりあえず現状は本来の結末に進んでいるということですなwww」コポォ
48 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:13:44 ID:4Gg
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!
49 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:15:43 ID:g8l
ティンカーベル「そうだね、でも逆に私達が変なことしてこのお話を消しちゃわないように気をつけないとね」
キモオタ「もちろんですぞwww」
ティンカーベル「マッチ売りの少女・・・このおとぎ話の主人公がない幻覚を見せるマッチを持ってるから、黒幕が誰であれとりあえずマッチ売りに話を聞いた方がいいのかな?でもマッチ売りが黒幕だったら・・・うー、どうする?キモオタ」
キモオタ「うーん・・・我輩、考えたのでござるが・・・」
ティンカーベル「なになに?言ってみてよ」
キモオタ「こことは別のおとぎ話の登場人物が黒幕だと仮定しての話でござるが、その場合・・・我々がこの世界をうろついているのは黒幕にとっていい状況ではないでござるよね?」
ティンカーベル「そっか、黒幕はおとぎ話を消滅するためにマッチを使っている。その入手経路だもんね、このお話は」
キモオタ「我々は黒幕を知らないでござるが向こうは知っている可能性もありますからな」
50 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:16:49 ID:ekL
あれ?キモオタが難なく着地に成功した…?
51 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:23:59 ID:g8l
ティンカーベル「確かにね、だっていくつもおはなしが消えるのを防いできたわけだし、向こうも私達を調べてたかも」
キモオタ「そのうえここは重要なおとぎ話」
ティンカーベル「黒幕にとってマッチはおとぎ話を消すための便利な道具だもんね」
キモオタ「そうですな、だから我々にこの世界をうろちょろされては嫌なはず。マッチ売り殿になにかしら吹き込まれてマッチを手に入れられなくなったり、自分の正体を突き止められたり・・・」
ティンカーベル「そう考えると、私達が邪魔になってくるね」
キモオタ「もしもでござるよ?我々がここに来ていることが黒幕に筒抜けだった場合・・・おそらく黒幕はなにかしらの手を打ってきますぞ」
ティンカーベル「えぇー!?それってマズくない?こっちは相手の正体も知らないんだよ?」
キモオタ「それなんでござるよ・・・」
52 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:32:06 ID:g8l
キモオタ「かといって誰彼疑ってかかっては聞き込みどころではないですからなwww参りましたなwww」コポォ
ティンカーベル「とりあえずさ、マッチ売りを探そうよ。声をかけるかかけないかはそれから決めてもいいし」
キモオタ「そうですなwwwそれが無難ですなwww」
ティンカーベル「そうしようか、じゃあ探しに行く前に【マッチ売りの少女】のお話をおさらいして・・・」
キモオタ「ティンカーベル殿・・・!」クワッ
ティンカーベル「えっ!?なになに?どうしたの?」
キモオタ「あそこにホットドックの屋台がありますぞwww腹ごしらえするでござるよwww」コポォ
ティンカーベル「さっきグラコロ食べたじゃん!また食べるの!?おなかいっぱいだよ!」
キモオタ「今日はポテトがMサイズでしたからなwww物足りないwww我輩、買ってくるでござるが、ティンカーベル殿はやめておきますかな?www」
ティンカーベル「いる。マスタードとピクルス抜きで」
キモオタ「がってん承知www」ダダッ
53 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:37:38 ID:GYO
ティンクちゃん意外と食うんだな…
54 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:44:32 ID:g8l
ティンカーベル「キモオタは食べることになると行動力が段違いだなぁ・・・」
ティンカーベル「キモオタのとこに来てから私も食べる量増えちゃったし・・・まぁそのぶんなるべく座らずに飛ぶようにしてるし、大丈夫かなー」
ティンカーベル「・・・混んでるなぁ、時間かかりそうかも」
鳥「彼は駄目だねぇ、連れをひとりぼっちで待たせるなんて」
ティンカーベル「!?」バッ
ガシッ
ティンカーベル「うぐっ!(しまった、油断してた!)」
鳥「そっちじゃないよ。聞いていたよりすばしっこくないね、ティンカーベル?」
ティンカーベル「離して!離してよ!・・・うぅ、はなせぇー!」ジタバタ
鳥「離すわけないだろう?それにしても君達さっき話していたじゃないか、黒幕にここにいることがばれてるかもって」
ティンカーベル「あんた・・・黒幕の!」ジタバタ
鳥「ここじゃまずい、少し僕につきあってもらうよ?」パタパタ
ティンカーベル「キモオタ!キモオター!」
鳥「無駄だよ、この人混みだ。彼には聞こえない。じゃあ行こうか」バサバサー
ヒラヒラ
ティンカーベル「青色の・・・羽っ!」
55 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:49:34 ID:PWC
青色の…ってまさか…
56 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:50:36 ID:ekL
うわぁ…面白いにも程があるよ…
57 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:54:13 ID:GYO
もしや、奴か?
現実世界 キモオタの住む街 図書館
キモオタ「んんwwwやってきましたぞwww図書館wwwここならばいろんなおとぎ話読み放題ですぞwww」コポォ
ティンカーベル「毎回買うわけにもいかないしねー、それにいろんなおとぎ話の世界を旅するならいろんなお話を知っておいた方がいいよね」
キモオタ「ですなwwwいずれ、黒幕と遭遇することになるやもしれませんなからwww」
ティンカーベル「よーし!じゃあ早速見に行こう!」
ウィーン
キモオタ「・・・・・・」スタスタ
司書「こんにちは」ニコッ
キモオタ「・・・・・・」スタスタ
ティンカーベル「こら!あのお姉さん挨拶してるんだからちゃんと返事しないとダメだよ!」ボソッ
キモオタ「・・・・・・ども」ボソッ
司書「ごゆっくりどうぞ」ニコッ
キモオタ「・・・・・・」ペコッ
ティンカーベル「人見知りが過ぎるよキモオタ・・・・・・」
4 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:00:05 ID:CCX
きたぞ
5 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:00:25 ID:92g
やったー!
6 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:09:56 ID:uJe
キモオタ「・・・・・・」キョロキョロ
ティンカーベル「どうしたの?」
キモオタ「日曜ですからなwww子供が多いのでござるがwwwティンカーベル殿の姿は子供には見えるのでござるよね?」
ティンカーベル「うーん・・・結果的にはそうなんだけど、『妖精を信じている人間には見える』っていうほうが正しいかも」
キモオタ「見えない子供もいるということですかな?」
ティンカーベル「そうなるね、というか今は見えない子供が多いみたい。こないだ内緒で近所の公園飛んだけど私が見えてた子供少なかったもん」
キモオタ「ちょwwwなにしてるんでござるかwww見つかったら大変ですぞwww」
ティンカーベル「見つかっても問題ないよ、見える人は捕まえようとなんてしないし見えない人は妖精をそもそも信じてないんだから。それにものすごく珍しいけど大人にも見える場合はあるよ、キモオタがそのケースだよね」
キモオタ「どうして見えたんでござろうなwww」
ティンカーベル「そりゃあ妖精を信じてくれてるんでしょ?」
キモオタ「ほうwww」
ティンカーベル「プリキュアとかライダー見るときだってすっごい楽しそうだもん!きっと子供の心を忘れてないからだね!」
キモオタ「んんwwwほおっておいていただきたいwww」コポォ
7 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:15:56 ID:92g
プリキュア最近観てねーな…
キモオタ「ともあれ、子供たちに見つかったら騒ぎになるのではwww」
ティンカーベル「大丈夫だよ、私が見えるのは純粋な子供だけだから内緒にしてねっていったらしてくれるよ。図書館にいる子供なら私が見える可能性高いから声かけられるかもだけど」
キモオタ「んんwwwならばいいんですがなwww」
ティンカーベル「それよりキモオタだよ!ここにはちょくちょく来ることになりそうなんだから、ちゃんと挨拶とかすること!」
キモオタ「人と話すのは難易度高いクエストでしてwww」コポォ
ティンカーベル「もぉ、ちょっとづつでいいから慣れていこうよ。そうしないと友達できないよ!その、スマホ?っていう友達とお話しできる道具使ってるところみたことないもん」
キモオタ「ブフォwwwティンカーベル殿手厳しいwww我輩にも友達いるでござるよwwwシンデレラ殿、裸王殿、赤ずきん殿に赤鬼殿・・・」
ティンカーベル「そりゃあそうだけど、この世界には?」
キモオタ「・・・・・・」
ティンカーベル「・・・・・・ごめん」
9 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:28:03 ID:uJe
ティンカーベル「でもでも!私達とは友達になれたんだし、この世界でも友達出来るよ!ねっ!」アセアセ
キモオタ「ティンカーベル殿wwwフォローはありがたいでござるが本筋から脱線してますぞwww今日の目的を果たさねばwww」
ティンカーベル「そうだった!今日は各自いろんなおとぎ話を読んで過ごすこと!」
キモオタ「次に行くお話は【マッチ売りの少女】でしたなwww」
ティンカーベル「そうだね、どうやらいろんなおとぎ話をめちゃくちゃにしてる黒幕が『幻覚を見せるマッチ』を悪用している、そのマッチがあるのがこのお話。ってことだったよね」
キモオタ「マッチ売りの少女の世界の住人が黒幕か、はたまた別の人物かはわかりませんがなwwwとにかく情報は多い方がいいですからなwwwいろんなおとぎ話を知っておく必要があるということですなwww」
ティンカーベル「特にキモオタはたくさんのお話を読んでよ!自分が読みたいお話からでいいからさ」
キモオタ「わかりましたぞwww」
ティンカーベル「じゃあ私も適当に読んでくるね!サボっちゃだめだよ!」ピュー
キモオタ「さて、なにを読みますかなwww」
10 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:40:00 ID:uJe
一時間後
ティンカーベル「キモオタ!どうどう?進んでる?」
キモオタ「まじめに読んでおりますぞwwwみるがいいですぞこの本の山をwwwこれすべて読みました故www」コポォ
ティンカーベル「おっ!えらいじゃーん!どれどれ・・・」
白雪姫
眠り姫
かぐや姫
親指姫
ティンカーベル「姫ばっかりじゃん!!」
キモオタ「んんwww好きな本読んでもいいのでござろうwww」
ティンカーベル「そうだけど、偏りが過ぎるよ!もっと色々なおとぎ話あるじゃん!」
キモオタ「しかしですなwww我輩、こうやっておとぎ話をいくつか読んで気がついたことがありますぞwww」
ティンカーベル「気がついたこと?」
キモオタ「それはですな・・・・・・」
ワーワー ザワザワ
ティンカーベル「あれ、なんだか急に騒がしくなったね?」
司書「はーい、じゃあ司書のお姉さんのおはなしの時間だよー、みんなおいでー!」ニコニコ
キモオタ「ほうwww読み聞かせという奴ですなwww」
11 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)19:54:02 ID:uJe
ティンカーベル「読み聞かせ?」
キモオタ「この図書館では日曜日のこの時間に子供たちに絵本を読んで聞かせる時間を設けているとかwwwさっきの司書殿が読むようですなwww」
ティンカーベル「面白そう!私達もいこうよ!」ワクワク
キモオタ「ちょwww勘弁してくだされwwwあの子供たちに我輩ひとりだけ混ざってお話を聞くとかwwwどんな公開処刑ですかなwww」
ティンカーベル「私もいるから大丈夫じゃん!キモオタは一人じゃないよ!」
キモオタ「いやいやいやwww多くの人にはティンカーベル殿見えないでござろうwww結果的には我輩一人でござるぞwww我輩はここで聞いておくので、ティンカーベル殿はどうぞ最前列にwww」コポォ
司書「はい、じゃあ今日のおとぎ話は・・・・・・これです!みんなこのお話知ってるかなー?」
シラナーイ! オシエテー
司書「今日のお話は【こびとの靴屋】だよー」
ワーイ! ハヤクヨンデー
司書「本当は【マッチ売りの少女】を読もうと思ったけど、今日はこの図書館に妖精さんが来ているようなので、妖精さんが出てくるお話を読むよー」ニコニコ
ティンカーベル「えっ?私のことかな?」
キモオタ「偶然でござるよwwwただの前口上でござろうwww」
12 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:05:41 ID:uJe
三十分後
・
・・
・・・
司書「そして、靴屋さんはいつまでもみんなのためにいい靴を作り続けました。・・・・・・はい、このお話はここまで、めでたしめでたし」ニコニコ
オモシロカッター モットヨンデー
ティンカーベル「よかったねぇ、子供たちもおとなしく聞いてたしね」
キモオタ「しかし、あれですなwww読んでもらうというのは楽でござるけど、それ以上にお話が頭に入ってきますなwwwなんとも心地よいwww」
ティンカーベル「あのお姉さんが読み聞かせうまいっていうのもあると思うよ、私も思わず引き込まれちゃったもん。このお話知ってるのに」
キモオタ「そうですなwwwでは本を借りて帰りますかなwww」
司書「あのう・・・・・・ちょっといいですか?」
キモオタ「・・・・・・ファッ!?」ビクゥ
司書「・・・!」ビクッ
ティンカーベル「・・・・・・びっくりしすぎだよ、キモオタ」スッ
13 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:13:36 ID:uJe
キモオタ「な、な、なんですか・・・」
司書「ごめんなさい、びっくりさせたみたいで。えっと・・・私の読み聞かせ聞いてくれたみたいだったから、感想を聞きたいなって思ったんです」ニコッ
ティンカーベル「・・・・・・ほら、ちゃんとしないと!」
キモオタ「あ、あ、とてもよかったですぅ・・・」ボソッ
司書「ありがとうございます!実はちょっと練習してて自信があったんです」ニコッ
キモオタ「なるほどwww・・・・・・いや、そうですか・・・」
司書「おとぎ話好きなんですか?これ、全部読まれたんですよね?」
キモオタ「は、はい・・・そうです。ちょっとおとぎ話の世界に旅をしt・・・」
ティンカーベル「・・・・・・!」ドスッ
キモオタ「め、姪が!いるので、ちょっと読んでみたんでござ・・・ですよ」アセアセ
司書「そうなんですね、姪っ子さんがいるんですか」ニコニコ
キモオタ(やはり人と話すのは苦手ですな・・・架空の姪まで登場させてしまいましたぞwww)
14 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:23:47 ID:uJe
キモオタ「と、ところで・・・さっきの妖精がいるというのは・・・」
司書「えっ?」
キモオタ「い、いや・・・」オドオド
司書「えっと、ですね。子供たちの中に妖精がいるよって教えてくれた子がいたんです。だから予定を変更しちゃいました」ニコニコ
キモオタ「な、なるほd・・・そうなんですね」
ティンカーベル「なーんだ、私が見えた訳じゃないんだね」
司書「本当はこの絵本を読む予定だったんですけどね」スッ
キモオタ「【マッチ売りの少女】でしたな・・・いや、でしたね」
司書「ふふっ、お話ししやすいようにはなしてもらって良いんですよ?」ニコニコ
ティンカーベル「このお姉さんお話もうまいし可愛いし優しいよ!やったじゃん!」
キモオタ(こっちはいっぱいいっぱいなんでござるがwww)
キモオタ「えっと、そうでござるか・・・えっと、何故にその絵本を?」
司書「実はこの絵本は私の思いでの絵本なんですよ」
キモオタ「思い出の・・・」
司書「私が読み聞かせをしている、司書をしている理由というかきっかけなんです」ニコニコ
15 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:31:50 ID:uJe
司書「私の大好きなおとぎ話なんです。この本を読んで、子供の時すごく感動して・・・それで思ったんです。優しい大人になりたい。子供に優しい大人になりたいなって、そしていろんな人に本を読んでもらいたくて・・・だからこうして司書になって読み聞かせしてるんです」ニコッ
キモオタ「なるほど・・・」
ティンカーベル「嬉しいよね、こうやっておとぎ話をいろんな人に読んでほしいって言ってくれるのは」ウルッ
キモオタ「黒幕は別として、忘れられたら消えてしまうんでしたな、おとぎ話は」ボソッ
司書「そうだ、この絵本借りていってください!姪っ子ちゃんにもよんであげてほしいです!」
キモオタ「え、えっと、は、はぁ・・・」
ティンカーベル「私はもう読んだけど・・・借りておこうよ、キモオタまだでしょ?」
キモオタ「じゃあお願いします」
司書「はい!じゃあ図書カード作りますね!」ニコッ
キモオタ「・・・疲れますな、人と話するのは」ボソッ
ティンカーベル「もう、なれなきゃダメだよ!でも絵本も借りれたしこれで目的は果たせたね!」
キモオタ「マックに寄って帰りますかなwwwグラコロを買わねばwww」
16 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:40:50 ID:92g
グラコロ喰いてえ
17 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:45:41 ID:uJe
現実世界 キモオタの部屋
ティンカーベル「あの司書のお姉さん可愛かったね」モシャモシャ
キモオタ「そうでしたなwww黒髪ロング萌えの我輩としましてはうれしい限りですな、そして昨今のゲーム作品アニメ作品ではヒロインの枠からはずされて久しい眼鏡属性www
やはり司書という職業と眼鏡という知的なイメージを匂わせる属性の相性は非常によく、そこに黒髪ロングという清楚系の属性が加わることでインドアなキャラクター付けが・・・・・・」ガツガツ
ティンカーベル「・・・・・・グラコロおいしいね!」モシャモシャ
キモオタ「ちょwww聞いてないwww時に、食べたら【マッチ売りの少女】の世界に行くわけでござるが・・・」ガツガツゴックン
ティンカーベル「どうしたの?準備できてないの?」ゴックン
キモオタ「いや、準備はできておりますが・・・帰ったばかりで絵本はまだ読めてないのでござるよwwwゆえにあとでお話の内容教えていただきたいwww本を持って行って汚しては困りますからなwww」
ティンカーベル「うーん、まぁしょうがないか、マック混んでて遅くなったし、急ぎたいのは急ぎたい。黒幕の情報つかめるかもだし」チューチュー
キモオタ「では善は急げですからな、食べ終えた故に、出発しますかwww」
ティンカーベル「おっけー!!じゃあちゃっちゃと行っちゃおう!」
キモオタ「ですなwwwではwwwいざwww」
ティンカーベル「行くよ!【マッチ売りの少女】の世界へ!」
キィィィィィン
キモオタ「ぶひいいいいぃぃぃぃぃ!!」
ヒュン
18 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)20:49:13 ID:92g
>>17
酉ありがとー
つーか、キモオタって金持ってるんだな…
20 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:52:32 ID:uJe
>>18
年齢とか職業は決めてないけど、頻繁に宅配ピザ頼んだり、シンデレラにカップめん箱買いしたり、ティンクの身の回りのものを揃えたりする余裕はあるくらいには金があるし土日休み。
あれ?勝ち組じゃね?
19 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/30(日)20:50:07 ID:uJe
今日はここまで!
前スレでは支援やレスありがとう!またしてくれると嬉しい
今回からマッチ売りの少女編です。悲しいおとぎ話が続くけど勘弁な。
ちょっと更新間隔あいちゃうかもしれんけど書いていくからつきあってくれるとうれしい
マッチ売りの少女編 次回に続きます
23 :名無しさん@おーぷん :2014/11/30(日)21:06:16 ID:hV4
キター(((o(*゚▽゚*)o)))
乙乙
楽しみにしてるぜよー!!!
24 :忍法帖【Lv=1,マーマン】 :2014/11/30(日)21:13:53 ID:PzP
きたwwwwww
おーぷんに来て良かったと このスレを見て心から思うよ
37 :名無しさん@おーぷん :2014/12/01(月)18:38:57 ID:AhJ
登場タイトルまとめ
ピーターパン→消滅
シンデレラ→無事
裸の王様→無事
王様の耳はロバの耳→消滅
こびとの靴屋→無事
泣いた赤鬼→無事
赤ずきん→消滅
一寸法師→消滅
かぐや姫→無事
舌切り雀→不明
蛙の王子→無事
石のスープ→無事
わらしべ長者→無事
桃太郎→赤ずきん目的地
マッチ売りの少女→キモティンいまここ
眠り姫→無事
人魚姫→無事
おやゆび姫→無事
47 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:04:03 ID:g8l
マッチ売りの少女の世界
ヒュウゥゥゥゥゥゥ
ティンカーベル「着いたぁー!」スィ
キモオタ「しかし冷えますなwww今までのお話はどれも過ごしやすい暖かさでしたぞwww」ブルブル
ティンカーベル「このお話は場面が冬だからしかたないよ、上着着てきて良かったね!」
キモオタ「まったくですぞwwwさて・・・ティンカーベル殿」
ティンカーベル「なになに?」
キモオタ「今回は今までとは状況が異なりますな。この世界は消滅の危機には瀕しておらぬのでござろう?」
ティンカーベル「うーん・・・」クンクン
ティンカーベル「消えそうではない、かな。でも・・・安心とはいえない感じ・・・?」
キモオタ「どっちでござるかwww」コポォ
ティンカーベル「消滅しないと思ってくれていいけど、いやな予感がする。そんな感じかなぁ・・・」
キモオタ「とりあえず現状は本来の結末に進んでいるということですなwww」コポォ
48 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:13:44 ID:4Gg
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!
49 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:15:43 ID:g8l
ティンカーベル「そうだね、でも逆に私達が変なことしてこのお話を消しちゃわないように気をつけないとね」
キモオタ「もちろんですぞwww」
ティンカーベル「マッチ売りの少女・・・このおとぎ話の主人公がない幻覚を見せるマッチを持ってるから、黒幕が誰であれとりあえずマッチ売りに話を聞いた方がいいのかな?でもマッチ売りが黒幕だったら・・・うー、どうする?キモオタ」
キモオタ「うーん・・・我輩、考えたのでござるが・・・」
ティンカーベル「なになに?言ってみてよ」
キモオタ「こことは別のおとぎ話の登場人物が黒幕だと仮定しての話でござるが、その場合・・・我々がこの世界をうろついているのは黒幕にとっていい状況ではないでござるよね?」
ティンカーベル「そっか、黒幕はおとぎ話を消滅するためにマッチを使っている。その入手経路だもんね、このお話は」
キモオタ「我々は黒幕を知らないでござるが向こうは知っている可能性もありますからな」
50 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:16:49 ID:ekL
あれ?キモオタが難なく着地に成功した…?
51 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:23:59 ID:g8l
ティンカーベル「確かにね、だっていくつもおはなしが消えるのを防いできたわけだし、向こうも私達を調べてたかも」
キモオタ「そのうえここは重要なおとぎ話」
ティンカーベル「黒幕にとってマッチはおとぎ話を消すための便利な道具だもんね」
キモオタ「そうですな、だから我々にこの世界をうろちょろされては嫌なはず。マッチ売り殿になにかしら吹き込まれてマッチを手に入れられなくなったり、自分の正体を突き止められたり・・・」
ティンカーベル「そう考えると、私達が邪魔になってくるね」
キモオタ「もしもでござるよ?我々がここに来ていることが黒幕に筒抜けだった場合・・・おそらく黒幕はなにかしらの手を打ってきますぞ」
ティンカーベル「えぇー!?それってマズくない?こっちは相手の正体も知らないんだよ?」
キモオタ「それなんでござるよ・・・」
52 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:32:06 ID:g8l
キモオタ「かといって誰彼疑ってかかっては聞き込みどころではないですからなwww参りましたなwww」コポォ
ティンカーベル「とりあえずさ、マッチ売りを探そうよ。声をかけるかかけないかはそれから決めてもいいし」
キモオタ「そうですなwwwそれが無難ですなwww」
ティンカーベル「そうしようか、じゃあ探しに行く前に【マッチ売りの少女】のお話をおさらいして・・・」
キモオタ「ティンカーベル殿・・・!」クワッ
ティンカーベル「えっ!?なになに?どうしたの?」
キモオタ「あそこにホットドックの屋台がありますぞwww腹ごしらえするでござるよwww」コポォ
ティンカーベル「さっきグラコロ食べたじゃん!また食べるの!?おなかいっぱいだよ!」
キモオタ「今日はポテトがMサイズでしたからなwww物足りないwww我輩、買ってくるでござるが、ティンカーベル殿はやめておきますかな?www」
ティンカーベル「いる。マスタードとピクルス抜きで」
キモオタ「がってん承知www」ダダッ
53 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:37:38 ID:GYO
ティンクちゃん意外と食うんだな…
54 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:44:32 ID:g8l
ティンカーベル「キモオタは食べることになると行動力が段違いだなぁ・・・」
ティンカーベル「キモオタのとこに来てから私も食べる量増えちゃったし・・・まぁそのぶんなるべく座らずに飛ぶようにしてるし、大丈夫かなー」
ティンカーベル「・・・混んでるなぁ、時間かかりそうかも」
鳥「彼は駄目だねぇ、連れをひとりぼっちで待たせるなんて」
ティンカーベル「!?」バッ
ガシッ
ティンカーベル「うぐっ!(しまった、油断してた!)」
鳥「そっちじゃないよ。聞いていたよりすばしっこくないね、ティンカーベル?」
ティンカーベル「離して!離してよ!・・・うぅ、はなせぇー!」ジタバタ
鳥「離すわけないだろう?それにしても君達さっき話していたじゃないか、黒幕にここにいることがばれてるかもって」
ティンカーベル「あんた・・・黒幕の!」ジタバタ
鳥「ここじゃまずい、少し僕につきあってもらうよ?」パタパタ
ティンカーベル「キモオタ!キモオター!」
鳥「無駄だよ、この人混みだ。彼には聞こえない。じゃあ行こうか」バサバサー
ヒラヒラ
ティンカーベル「青色の・・・羽っ!」
55 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:49:34 ID:PWC
青色の…ってまさか…
56 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:50:36 ID:ekL
うわぁ…面白いにも程があるよ…
57 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)20:54:13 ID:GYO
もしや、奴か?
元スレ:キモオタ「ティンカーベル殿!おとぎ話の世界に行きますぞwww」三冊目
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417340965/
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417340965/
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 マッチ売りの少女編
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