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キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 泣いた赤鬼編

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Part6
246 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/18(火)21:28:59 ID:BLAkYVpY5
赤鬼の家、居間
キモオタ「・・・青鬼殿いませんな?」
ティンカーベル「もしかして・・・ねぇ、キモオタ・・・青鬼、また鬼神化しちゃったとか・・・」
キモオタ「そ、そんなわけは・・・ないでござろう・・・?」
赤ずきん「あら?どうしたの二人とも。青鬼はどこなの?」
ギャーギャー グオォォォ
赤ずきん「・・・・・・悲鳴っ!」
ティンカーベル「外の・・・畑があったほうからだよ!」
赤ずきん「急ぐわよ。まだ青鬼が暴れる演技をしていないこのおとぎ話に、悲鳴が聞こえるはずがない」ガチャッ
キモオタ「またもや異変の兆候かも知れませんからな!行きますぞ!」
ティンカーベル「うん、急ごう!」

247 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/18(火)21:35:30 ID:BLAkYVpY5
荒れた畑
農民「俺の畑がぁあぁぁ!!おやじの形見の畑がぁあぁぁ!!」
ティンカーベル「ぐっちゃぐちゃだね・・・」
キモオタ「これはひどい・・・」
村人「鬼が出ただぁ・・・あの黒い鬼があぁ・・・」
赤ずきん「・・・鬼はどこへ?」
村人「わかんねぇ・・・ものすごい速さでなぁ・・・あんたらがくる前にはもう・・・」
農民「こりゃあ・・・もう村を捨てていくしかねぇかなぁ・・・」
キモオタ「・・・これはもう隠せませんな」
赤ずきん「戻って、二人に起きていることを伝えないとね」
ティンカーベル「うん・・・赤鬼は傷ついちゃうかもしれないけど、しかたないよね」

248 :名無しさん@おーぷん :2014/11/18(火)21:35:57 ID:xCn9tp7ol
ヤバいな

249 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/18(火)21:43:53 ID:BLAkYVpY5
赤鬼の家
赤鬼「それでな、赤ずきんが真紅草がいるっていうから案内して・・・いま倉庫で染色中だ」
青鬼「お前は本当に器用だなぁ・・・そしてお人好しだ!なにも変わってなくて安心した」
ガハハハハ
ティンカーベル「なんか楽しそうに話してるね」
キモオタ「なんだか言いにくい雰囲気ですな・・・」
赤ずきん「・・・・・・」
赤鬼「故郷が懐かしいなぁ、俺が人間と仲良くしたいっていったら長老が激怒して・・・」
青鬼「そうだったな〜。でも今は人間の友達もいるじゃねぇか」
赤鬼「そうだ、そうなんだが・・・村人とはうまくいってなくてな・・・」
青鬼「なんだ、そうなのか・・・」
ガラッ
赤ずきん「その通りよ、そしてきっと村人は鬼を更に恐れているわ」
赤鬼「ん?赤ずきん、そりゃあどういうことだ?」
赤ずきん「村人達は騒いでいる、二度も『黒い鬼』が村人を襲ったとね」

250 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/18(火)21:45:43 ID:BLAkYVpY5
今日はここまで
支援ありがとー
泣いた赤鬼編 次回に続きます


251 :名無しさん@おーぷん :2014/11/18(火)21:46:07 ID:LBVIFxaSz
乙です
これは青鬼に自覚症状がないなら説得するの大変そう

253 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/18(火)21:50:31 ID:BLAkYVpY5
>>251
補足すると
鬼神化すると理性を失うから感染者は自分が鬼神化している間の記憶がないのよ

252 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/18(火)21:49:17 ID:BLAkYVpY5
鬼神病まとめ
『鬼神病』の特徴
・鬼のみ感染する病気(祟りや呪術ではないかとも言われている)
・発症すると皮膚が真っ黒になる
・発症すると身体能力が上昇する
・発症すると理性を失う
・これらの症状は初期では一時的なものだが病状が悪化すると発症した状態から元に戻らなくなる
・完治する手段はない
・鬼神化した状態の鬼に柊の葉で作った薬を飲ませることで鬼神化を抑えることができる
・この方法で抑えてしまえば、定期的に薬を飲むことで鬼神化を完全に止めることはできる

254 :名無しさん@おーぷん :2014/11/18(火)21:55:57 ID:xCn9tp7ol
乙!
どうなるんだろ

262 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)19:46:22 ID:k5GdNQ8mR
赤鬼「黒い鬼・・・?どういうことだ、赤ずきん」
赤ずきん「昨日、遅くに村が鬼に襲われた」
赤鬼「な、なんだと!?大丈夫なのか、村は!」
青鬼「・・・・・・」
ティンカーベル「建物は壊されたけど怪我人はいないって言ってたよ」
赤鬼「そうか、よかった・・・」
青鬼「・・・・・・よくねぇだろ、赤鬼」
赤鬼「ん?どういうことだ?そりゃあ建物が壊されたのは酷いが怪我がないなら・・・」
青鬼「違うだろ、鬼が悪さしたって事はどういうことだよ?」
赤鬼「ん?そりゃあ、お前・・・・・・」

264 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:04:04 ID:k5GdNQ8mR
青鬼「村人はこう思うだろ、鬼はやっぱり恐ろしい。そうしたら赤鬼、お前への印象もこれまで以上に悪くなる」
赤鬼「そ、それは困る!」
青鬼「黒い鬼・・・お前たち鬼神病は知っているか?」
キモオタ「赤鬼殿に教えていただきましたぞwww」
青鬼「それなら話が早い。鬼神化した鬼のことも気になるが・・・」
赤ずきん「どうかしたの?」
青鬼「鬼神化した鬼を捕まえるにも倒すにも人間だけじゃ厳しい。俺達が手を貸したいが、今の状況ではなぁ・・・」
キモオタ「村人達も混乱して赤鬼殿や青鬼殿を攻撃しかねませんな・・・」
ティンカーベル「・・・味方だってことがわかってもらえればいいんだけど・・・」
青鬼「ここは一芝居打つか」
赤鬼「一芝居?」

265 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:14:42 ID:k5GdNQ8mR
青鬼「俺と赤鬼両方とも村人に信用して貰うにはかなり時間がかかる、だからここは信用してもらうのは赤鬼だけに絞る」
赤鬼「どういう事だ?」
青鬼「俺が村に行って、暴れる。もちろん降りだぞ、人に危害は加えない。そこでお前は暴れる俺を退治して村から追い出せ、そうすればお前が心優しい鬼だと村人も気がつく」
赤鬼「おいおい、それじゃあ青鬼はどうなるんだよ!そんなお前を犠牲にするような真似できねぇよ、お前に悪いからな」
ティンカーベル「赤鬼、私も同じ考えだよ。青鬼が可哀想だよ、でも・・・」
青鬼「何かを犠牲にしないと解決できないことはある。俺一人の犠牲でお前が村になじめて、なおかつ鬼神化した鬼を退治できれば十分すぎる見返りだ」
赤鬼「しかし、しかしだな・・・」
青鬼「独りで鬼神相手はつらいかもしれないが、村人だってそこのゴッツい銃を持ってるお嬢ちゃんも助けてくれるだろう?なんとかなる」
キモオタ「赤鬼殿・・・」
赤鬼「・・・・・・」
青鬼「考えていても仕方ない。今日の夕暮れに計画開始だ。俺はそれまで潜んでおく、おまえと一緒のところを見られると都合が悪いからな」スッ
赤鬼「お、おい!青鬼!」

268 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:24:26 ID:k5GdNQ8mR
青鬼「なんで勝手に決めるんだよあいつは・・・・・・」
ティンカーベル「赤鬼・・・青鬼も考えが合ってのことじゃん、赤鬼と村のために・・・」
赤鬼「確かに俺だって村を守りたいし村人たちと友達になりたい。でも、そのために青鬼を犠牲にするなんておかしいじゃねぇか・・・俺はあいつとだってずっと仲良くしてぇんだよ・・・」
キモオタ「赤鬼殿・・・気持ちはわかりますぞ・・・でも、こう考えてみてはどうですかな?」
赤鬼「・・・・・・」
キモオタ「青鬼殿は村のために一芝居うつでござる。それで村が救われたらもう一芝居打てばいいでござるよ。今度は青鬼殿が改心して村人たちと仲良くなるという内容ですぞwww」
赤鬼「そうだな・・・今は鬼神をどうにかして・・・あとで村のためにやったことだといえば、青鬼も許してもらえるかもな・・・」
赤ずきん「どちらにしても・・・夕暮れには計画は動き出す。あなたに出来ることは青鬼の気持ちを汲んで、村を鬼神から守ることよ」
赤鬼「そうだな・・・よし、決めたぞ!俺は青鬼の策に乗っかる!そして村を救うぞ!」
キモオタ「その意気ですぞwww」
赤鬼「青鬼の相手は素手でいいとしても、鬼神が相手だと素手は厳しいな。倉庫の金棒を手入れしてくるかな」

269 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:35:01 ID:k5GdNQ8mR
一時間後・・・
ティンカーベル「私達、青鬼が鬼神かもって思ってたけど違うみたいだね」
キモオタ「確かにwwwお話には登場しないでござるから他の鬼がいるという事を忘れてましたなwww」
赤ずきん「まだ、解らないけれどね」
ティンカーベル「青鬼が鬼神かもってこと?うーん、自分を犠牲にしてまで赤鬼にために動ける青鬼が悪い人には見えないよ」
キモオタ「そうですなwww申し訳ないことをしましたなwww」
ティンカーベル「ちょっと早いけど赤鬼呼んでくるね!いつでもいけるようにしておかないとね!」
ピュー
赤ずきん「・・・・・・キモオタ。勘違いしてないかしら?鬼神病は病の一種。感染するしないに個人の性格は関係ないはずよ。青鬼がどれだけいい鬼だとしても感染の可能性はある、それに・・・・・・」
キモオタ「どうしましたかなwww」
赤ずきん「なんでもないわ・・・・・・とにかく可能性は十分にあるということよ」
ティンカーベル「ねぇねぇ、赤鬼いないよ?こっちに戻ってきて・・・ないよね、やっぱり」
キモオタ「赤鬼殿がいないですと・・・?」

270 :名無しさん@おーぷん :2014/11/20(木)20:36:17 ID:mcA8rMVuU
あれ…

271 :名無しさん@おーぷん :2014/11/20(木)20:40:43 ID:ejGG6LSr2
えっ?

272 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:41:28 ID:k5GdNQ8mR
赤ずきん「・・・・・・」ピクッ
キモオタ「トイレにでも行っているのではwww」
ティンカーベル「えー?居なかったよ?」
赤ずきん「・・・静かに。聞こえたわよ、悲鳴」
ギャーギャー ギャーギャー
キモオタ「確かに・・・村のほうから悲鳴のような声が・・・!」
ティンカーベル「なんで!?まだ青鬼との約束には早いよ!?」
赤ずきん「作戦の決行には早いわ。でも、村をおそっているのが・・・青鬼ではなく鬼神だとしたら?」
ティンカーベル「赤鬼も悲鳴に気がついて先に行ったのかも!」
キモオタ「大変ですぞ!我々も早く向かわねば!」
赤ずきん「・・・・・・」ガチャッ

273 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:47:24 ID:k5GdNQ8mR

ギャーギャー ギャーギャー
黒い鬼「グオオォオオオオオ!」ビュン
村人「ひいい!なんまんだぶなんまんだぶ・・・・・・」
村人「逃げろ逃げろ!また黒い鬼が出たぞ!!」
・・・
ティンカーベル「あれが・・・・・・鬼神!」
黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」バキバキバキー
キモオタ「早く何とかしなければなりませんぞ!」
赤ずきん「・・・二人は下がってなさい」ガチャッ
キモオタ「赤ずきん殿!!一体どうするつもりですかな!?」
赤ずきん「どうもこうもないじゃない。あの鬼神を止めるにしても青鬼も赤鬼もここにはいないようだし・・・武器を持っているのは私だけよ?」
ティンカーベル「危ないよ!赤鬼達を待とうよ!」
赤ずきん「私を子供扱いしないことねティンカーベル。危険な目には・・・いつだって合ってきてるのよ!」ダッ

274 :名無しさん@おーぷん :2014/11/20(木)20:55:17 ID:3EBZBYKmq
>> 赤ずきん「私を子供扱いしないことねティンカーベル。危険な目には・・・いつだって合ってきてるのよ!」ダッ
かっこよすぎわろた

275 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)20:56:52 ID:k5GdNQ8mR
黒い鬼「グルルオォォ!」
赤ずきん「随分とご機嫌なのね、鬼神さん?さぁ・・・準備はいい?」ガチャッ
黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」
赤ずきん「・・・・・・あなたのお口が大きいのは、唸りをあげる為かしら?」
ズダーン ズダーン
黒い鬼「グッ、グルルオォォ!」グオォォォ
赤ずきん「あら、随分と頑丈ね?怯む位してくれないと、自信をなくしてしまうわね」
黒い鬼「ガアアア!」ドスドスドス
赤ずきん「猪突猛進と言うわけね?来なさい、引きつけて・・・眉間に撃ち込んであげる。それなら怯むくらいはしてくれるかしら?」ガチャッ
黒い鬼「グオオォオオオオオ!」ドスドスドス
チリーン チリーンッ
赤ずきん「・・・・・・っ!」


276 :名無しさん@おーぷん :2014/11/20(木)20:57:50 ID:mcA8rMVuU
赤ずきんかっこよすぎ

277 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)21:07:31 ID:k5GdNQ8mR
赤ずきん「・・・・・・嘘でしょう?」ボソッ
黒い鬼「グルアアアアァァ!!」ビュオン
キモオタ「赤ずきん殿!危ないですぞぉ!」
赤ずきん「・・・クッ!」ドサッ
ティンカーベル「赤ずきん!」
赤ずきん「平気よ・・・体勢を崩しただけ。もっとも、あと数センチずれていたら死んでいたでしょうけど・・・それより」
黒い鬼「グルルオォォ・・・」ドスドスドス
赤ずきん「信じたくないくらい最悪の事態よ・・・見なさい、鬼神の腰巻きをね」
黒い鬼「グオオォオオオオオ!」
チリーンッ チリーンッ
ティンカーベル「嘘・・・あの鈴って!」
キモオタ「あ、あれは赤ずきん殿がプレゼントしたはずの・・・!」
赤ずきん「・・・プレゼントなんかじゃないわ。まぁ今となってはそんなこと関係ないわね・・・」

278 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)21:17:26 ID:k5GdNQ8mR
村人「やばいっぺぇ!鉄砲持った娘っ子も歯がたたねぇ!」
村人「早く村から逃げねぇと殺されちまうだぁ!」
村人「やっぱり鬼は恐ろしいっぺよぉ!」
キモオタ「な、なんででござるか!?どうしてこのようなことに!」
ティンカーベル「・・・私、青鬼探してくる!」ピュー
赤ずきん「本当は気がついていたはずよ、彼だけが鬼神病にかからないわけじゃない。私達はその可能性を考えたくなかった」
黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」
キモオタ「・・・!」
赤ずきん「けれどもうそんなことも言ってられない。彼を何とかしないとこのおとぎ話ごと消えてしまうものね・・・」ガチャッ
キモオタ「何ででござるか!赤鬼殿は村人と仲良くしたいだけでござろう!なんで、村を襲ってしまう必要が・・・なんで鬼神病なんかに感染したのでござるかぁ!」
赤鬼(鬼神化)「グルルオォォ・・・グオオォオオオオオ!!」
赤ずきん「さぁ続きをしましょうか、赤鬼。手加減は期待しないで、暴れる相手に容赦なんかできないから・・・それが例え」
赤ずきん「それが例え、私の友達でもね」ガチャッ

279 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/20(木)21:18:00 ID:k5GdNQ8mR
今日はここまでです
泣いた赤鬼編 次回に続きます

280 :ヤサ充◆RVo0fdfIexwy :2014/11/20(木)21:23:00 ID:Lt7tnr9x6
あああああああ!!!続きがああ!!気になるううう!!!!

282 :名無しさん@おーぷん :2014/11/20(木)21:37:58 ID:kqhI26FUW
誰も予想出来なかった衝撃の展開になったな…。
乙乙。
それにしても、赤ずきんちゃんマジクールカッコよすぎるwww

306 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/22(土)22:30:42 ID:Yxu
キモオタ「赤ずきん殿ぉ!ティンカーベル殿が青鬼殿を呼びに行っているでござるよ!あまり無茶をしてはいけませんぞ!」
ガチャッ
赤鬼(鬼神化)「グルアアアアァァ!」ビュオン
ズダーン ズダーン
赤ずきん「そうね・・・でも私達の目的はあの鬼神を倒すことじゃないはずよ」
キモオタ「それはそうでござるよ!まずは赤鬼殿を正気に戻す事が目的ですからな、ならばなおのこと青鬼殿の助けを待ったほうが・・・!」
ズダーン ズダーン
赤ずきん「仮に彼が今・・・村人を殺してしまったら・・・。正気に戻ったとき赤鬼はどう思うかしらね?」
キモオタ「・・・・・・っ!」
赤ずきん「理解できたならキモオタは下がってなさい。いつまでもお喋りしながら戦えるほど私は器用じゃないのよ」ガチャッ
ズダーン
赤鬼(鬼神化)「フシュー・・・グゴオオオオォォ・・・!」ビュオン

308 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/22(土)22:37:04 ID:Yxu
ズダーン ズダーン
グガアアァアァァ!!
キモオタ「我輩は・・・・・・」
ドシュゥッ! バキバキバキッ
キモオタ「我輩は何をしているでござるか!」
キモオタ「戦う赤ずきん殿のサポートも出来ず、赤鬼殿を止める術も無く・・・」
ズダーン ズダーン
ビュオン ガキーン
キモオタ「考えるでござるよ・・・今、我輩はなにをすべきか・・・」
キモオタ「・・・・・・今、赤鬼殿は鬼神化して暴れている、今までのようにブラフや煽りは通用しないでござろう・・・」ブツブツ
キモオタ「だとしたら我輩が出来るのは赤鬼殿を止めることではないですな・・・ならばほかにすべきことは・・・」ブツブツ

310 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/11/22(土)22:44:59 ID:Yxu
キモオタ「そもそもの前提として・・・おはなしを元の筋通りに進めることはできているでござるか・・・?」ブツブツ
キモオタ「いや、ダメでござるな・・・村が襲われた所までは元の筋通りでごさるが、暴れている本人が赤鬼殿でござる。それでは赤鬼殿が村を救う事はできないでありますな・・・・・・。このままあの鬼神化した赤鬼殿を我々が止めても・・・」ブツブツ
キモオタ「結局は『赤鬼殿が鬼を退治して村を救う』ことが出来なければこのおとぎ話は消滅するでござろう・・・・・・」ブツブツ
キモオタ「暴れている赤鬼殿を赤鬼殿が退治して村を救うなんて出来るわけがありませんな・・・・・・」ブツブツ
キモオタ「・・・・・・」
キモオタ「・・・・・・本当にできないでござろうか・・・・・・?」

311 :名無しさん@おーぷん :2014/11/22(土)22:45:14 ID:2d3
キモオタがなんか役に立ちそうな空気

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