キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 シンデレラ編
Part6
192 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)20:43:12 ID:zGG4AM8hE
大臣「ハッハッハッ!どうしましたかな?王子!」コォォォォ
王子「負けぬ、私は負けぬぞォォ!」グォォ
大臣「愚直!そのような刃で王たる私を貫けるものか!!」ヒュン
ビュォォォ ビスッ!
王子「ぐあ・・・っ!」ヨロッ
大臣「トドメだ!死ねえぇぇぇ!!」
ティンカーベル「させないもんね!」ヒュー
ビチャッ
大臣「ぐあっ!何事だ!目の前が赤く!?」フキフキ
ティンカーベル「まだまだいくよぉ!それ!」ヒュー
ビチャッ
大臣「糞妖精が!私の顔に何を・・・!」
ビチャッ
大臣「糞っ!これでは前が見えぬ!」
王子「一体・・・何を投げて・・・」
キモオタ「んんwwwイチゴジャムでござるよwww」ドゥフコポォ
193 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)20:53:11 ID:zGG4AM8hE
大臣「貴様等、どこまで舐めやがる!」
キモオタ「んんwww口調が変わりましたぞwwwこれはこれは大臣殿wwwあまり余裕がないのですかなwww得意の魔力(笑)を使っていいんですぞwwwそれとも前が見えないと怖いのですかなwww」
ティンカーベル「やーい!このジャム大臣!」アッカンベー
大臣「貴様等・・・キサマラァァァー!」
キモオタ「うはwww大臣煽り耐性無さすぎワロタwww」
ティンカーベル「糖分が足りないから怒るんだよ!はい!ジャムあげるよ、落ち着いて大臣」ヒュー
ベチャドバァ!
キモオタ「ティンカーベル殿wwwやりすぎですぞwww大臣泣いちゃうでござるよwww」ドゥフコポォ
大臣「この・・・屑共があああぁぁぁ!!!」
王子「これは・・・私の訓練した戦いとはまったく違う・・・いや、戦いなのか、これは」
ティンカーベル「キモオタ!ジャムのおかわりー!」ヒュー
キモオタ「んんwwwそろそろ距離取っておかないとまずいかもしれませんなwww」スッ
194 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:03:38 ID:zGG4AM8hE
大臣「嘗めるなよ雑魚がぁ!」コォォォォ
ティンカーベル「キモオタ!王子様!おっきいの来るよ!」ヒュー
キモオタ「んんwwwわかりましたぞwww」ドスドス
王子「心得た!」ヒュン
バシュ バシュ バシュ パシュッ!
ティンカーベル「むちゃくちゃにエネルギー弾撃ち始めたよ!きっと大臣もどこに飛んでいくかわかってない!気をつけて!」
キモオタ「かなり煽りましたからなwww」ドゥフ
王子「しかし、あのような戦い・・・初めて見た」
ティンカーベル「戦いっていうより、嫌がらせだね!」
キモオタ「んんwww我輩、暴力などからっきしでござるし、痛いのはいやでござるからなwww対抗できるのは煽りくらいですぞwww」ドゥフコポォ
王子「しかし、あれでどうやって大臣を倒すつもりだ?」
ティンカーベル「倒す必要ないよ?」
キモオタ「ですなwww我々は時間稼ぎ担当、あとは魔法使い殿とシンデレラ殿が何とかしてくれるでありますぞwww」
195 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:15:08 ID:zGG4AM8hE
王子「魔法使い?シンデレラ姫?」
ティンカーベル「そういう作戦なの!二人がなんとか大臣を無力化させるって!」
キモオタ「国王殿はデイジー殿にお願いして運び出して貰いましたからな。あとは王子殿を守りつつ時間を稼げばいいんですぞwww」
大臣「くそ・・・ジャムを顔に投げつけるなど・・・どの兵法書にも書いておらんぞ、畜生・・・だが、もう問題ないぞ」フキフキ
ティンカーベル「キモオタ、どうする?ジャム投げる?」
キモオタ「今の攻撃で結構城にダメージ行きましたからな・・・無差別攻撃はもうさせられませんなwww」
大臣「隠れておしゃべりとは余裕だな・・・!」コォォォォ
ビスッ!
ティンカーベル「きゃっ!」フラフラ
キモオタ「ティンカーベル殿!」
王子「大臣・・・無関係の者まで巻き込むとは、恥を知れ!」
大臣「ふっふっふ、あのような攻撃に頼っているものが恥を知れなどとよく言ったものだ・・・なぁ、王子?」
キモオタ「んんwww王子殿wwwあの程度の煽り、耐えるんですぞwww」
王子「くっ・・・」
196 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:24:07 ID:okmcM6kQ5
大臣煽り耐性なさすぎワロタwwwwwwwww
197 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:25:24 ID:zGG4AM8hE
大臣「そうそう、そういえばあのガラスの靴の女に恋した。などと抜かしておりましたなぁー」
王子「・・・・・・」ギリッ
大臣「今朝方、あの女を監禁した。首謀者は私だ。まぁそこの豚と妖精が助けにきてしまったが、王子本来はあなたなのでは?」
王子「なにっ・・・?」
大臣「好きな女の危機にあなたは何をしていた?ガラスの靴の片割れを握りしめて街を回ってお后探し。やれやれ、あなたが探している娘はさらわれているというのにのんきなものだ!ハハハ」
キモオタ「王子殿、だめでござるよwwwあれはただの挑発でありますぞwww」
大臣「国王もさぞお嘆きでしょうな。あの娘も哀れだ、このような男に惚れられたばかりに危険な目にあったのだ」ハハハ
王子「大臣!キサマァァァー!」ダダダッ
キモオタ「ちょwww王子殿wwwダメですぞwww」ドスドス
ビスッ!
キモオタ「ぶひぃぃぃぃ!痛いでござるぅぅ!!」ゴロゴロ
王子「き、キモオタ!」
大臣「ほら見たことか、あなたのためにまた誰かが傷つく。国王も、あの娘も、妖精も豚もなぁー!ハッハッハッ!」
198 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:37:43 ID:zGG4AM8hE
王子「わ、私のせい・・・」
国王「うぐ・・・ぐぅ・・・」グッタリ
デイジー「ヒヒーン・・・」スリスリ
ティンカーベル「うぅ・・・キモオタ、シンデレラ・・・王子様・・・」フラフラ
キモオタ「痛い痛い!ぶひぃぃぃぃ!」ゴロゴロ
大臣「そうだ、この惨状はお前のせいだ!おまえが悪足掻きしなければこうはならなかった!」
ティンカーベル「・・・ちがうよ、おうじはわるくないよ」フラフラ
王子「私は・・・」
キモオタ「ぶひぃぃぃぃ!王子殿ー!諦めてはならぬでござるぅ!」
王子「私は・・・!」
大臣「終わりだ、もうまともに動けるのは王子、お前だけだ」コォォォォ
王子「私では・・・・・・この国を守れない!」
???「そんなことない!」
スタンッ
シンデレラ「大丈夫です!王子様!あなたになら守れます!この国を、そしてみんなを!」
199 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:50:19 ID:zGG4AM8hE
ティンカーベル「シンデレラ・・・もぉ、遅いよぉ」ニコッ
キモオタ「シンデレラ殿・・・我々、もう動けませんぞwww」
シンデレラ「ごめんね、ティンクちゃん!キモオタさん!」
王子「シンデレラ姫・・・どうしてあなたがここに・・・?」
大臣「ふん、そのような小娘が増えたところでなんだというのだ!」コォォォォ
ビスッ!
ヒュ
大臣「避けた・・・いやあのような小娘にそんな動きが出来るわけが・・・」ブツブツ
シンデレラ「王子様!大臣に隙を作ってください!」
王子「シンデレラ姫・・・なにか考えがあるのだな?心得た!」ヒュ ダダダッ
大臣「お前の単調な剣などもはや私には通用せんわぁ!」コォォォォ
王子「うおおぉぉ!!!」
ザシュッ
大臣「なん・・・だと・・・?」フラッ
王子「もはや貴様の自由にはさせんぞ!」キリッ
大臣「突然動きにキレが・・・どういうことだ!?」
ティンカーベル「ねぇキモオタ・・・大臣は知らないんだね。おとぎ話の王子様はお姫様を護るときいつもの何倍も強くてカッコ良くなれるってこと」
キモオタ「んんwwwそのようですなwww」コポォ
200 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)22:02:51 ID:zGG4AM8hE
大臣「ふん、ならば王子は後回しだ!先に小娘を片付けてくれるわ!」コォォォォ
王子「くっ!ここからでは間に合わない!卑怯だぞ!大臣!」
大臣「ハッハッハッ!お前が甘いのだ王子!」コォォォォ
ビスッ!
シュン
シンデレラ「・・・私にはその攻撃は当たりません!」
ティンカーベル「この身のこなしって・・・もしかして」
大臣「ならば足をつぶすまで!魔力は大きく消費してしまうが足元に広範囲のエネルギーをぶつければよけられまい!」コォォォォ
王子「姫!」
シンデレラ「王子様、私は大丈夫です」ニコッ
大臣「戯れ言を!これでは左右にも前後にも避けられぬ!」ゴゴゴゴ
ヒュン
ティンカーベル「シンデレラが天井近くまで跳んだ!?」
王子「あのような跳躍ができるものがいるとは!」
キモオタ「白ですなwww」
キラキラッ
大臣「バカな・・・あれは私が奪い取ったはず、一揃い存在するはずがないのだ・・・だというのに、それは・・・それは!」
シンデレラ「みんなをひどい目に合わせて絶対に許せない!」
スタンッ キラキラッ
大臣「・・・ガラスの靴だとぉ!?」
201 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)22:06:33 ID:zGG4AM8hE
今日はここまで
二足目のガラスの靴。それに隠された能力とは!?
シンデレラ編、そろそろクライマックス!次回に続く!
202 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)22:20:00 ID:Imy3vwA0T
おつおつ〜
熱い展開だね!
203 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)23:27:42 ID:0zf8neDWo
乙!いいねいいねー
204 :名無しさん@おーぷん :2014/10/08(水)00:23:07 ID:IRL7mA7Yl
乙!
大臣も王子も煽り耐性が足りんなwww
2ちゃんでもするがよかろうwww
209 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:17:34 ID:PZGAollHc
キモオタ「んんwwwあれはまさしくガラスの靴ですなwwwしかし何故にwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「前のガラスの靴であんなこと出来なかったよね?お城から帰るときも急いで走ったしね」
シンデレラ「・・・王子様、大臣は私に任せてください!キモオタさんとティンクちゃんをお願いします!」ダダッ
王子「姫!この王子、女性に戦わせるわけには!」
ティンカーベル「待って、王子様。シンデレラを信じてあげようよ」
キモオタ「そうですぞwwwあのガラスの靴といい何やら策があるようですしなwww」
王子「・・・やむを得ん」
ザッ
大臣「・・・シンデレラと言ったな。その靴は機動力を高める魔法がかけられているのか?実に興味深い」
シンデレラ「・・・大臣!」
大臣「是非とも私のものにしたい。さぁ、おとなしくするんだシンデレラよ」コォォォォ
ヒュン
212 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:30:51 ID:PZGAollHc
大臣「消えただと!?」
キモオタ「ファッ!?」
ティンカーベル「シンデレラがいなくなったよ!?」
王子「いや!よく見たまえ!姫は、確かにそこにいる!」
シュン
大臣「・・・後ろか!!!」バシュッ
シンデレラ「違います・・・っ!」ヒュオ
大臣「頭上か!しかし、甘いわ!」バシュッ
シュン
キモオタ「また消えましたぞ!」
王子「・・・いや、違う。姫は消えてなどいない、絶え間なく奴の周りを動き回り攪乱しているんだ。」
ティンカーベル「大臣の魔力切れを狙ってるのかな?それとも別の理由で・・・」
ヒュン
大臣「このような動き、素人の娘にできるものか。やはりあのガラスの靴、私が手に入れたものより強い魔力がかけられているか!」バシュッ
ヒュン
大臣「しかし、走ってばかりでは勝てぬぞ!見たところ武器もない!どうやって勝つつもりだ!」
ヒュン
213 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:42:30 ID:PZGAollHc
しばらく前・・・・・・
魔法使い「・・・・・・ブツブツ・・・・・・ブツブツ・・・・・・」コォォォォ
シンデレラ「あ、あのキモオタさんたちは急いでお城に向かいましたけど私たちは行かなくても・・・」
魔法使い「城に向かう前にやっておくことがあるのでな」コォォォォ
シンデレラ「それに・・・一体どうやって大臣の魔力を無効化なんてできるんですか?」
魔法使い「少しややこしいが・・・説明しておくべきじゃな」
魔法使い「大臣はあの「魔力増幅の杯」を使って水に染み出した魔力を自分のものにした」
シンデレラ「はい、ガラスの靴の魔力を取り出して自分にものにしたってことですよね」
魔法使い「話が早いね。そうさ、あのガラスの靴にはワシの魔力が込められている。それを奪われたという形じゃな」
シンデレラ「・・・魔法使いさんの魔力、とんでもないものを手に入れたんですね。大臣は」
魔法使い「うむ、じゃがあのガラスの靴の魔法を解けば、大臣の魔力も失われる」
シンデレラ「そうなんですか!?じゃあ早く魔法を解けば・・・」
魔法使い「忘れたのかシンデレラ。本来は昨日の夜中にあの靴の魔法は解けている。何故今も魔法が残っているか、説明したじゃろ?」
214 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:51:32 ID:PZGAollHc
シンデレラ「私の王子様に会いたいっていう想いが魔力を高めて・・・」
魔法使い「そうじゃ、つまりあのガラスの靴は【魔力の源はワシじゃが、魔力の存在を留めているのはシンデレラ】ということじゃ」
シンデレラ「それって・・・つまり?」
魔法使い「あんたが魔法が消えるように命令すれば消える、もちろん大臣の魔力もな。ただし、大臣に触れていなければならぬがな、今魔力は大臣の中にあるのじゃから」
シンデレラ「そ、そんなことできるかな?近づくことなんて・・・」
魔法使い「出来た!」
シンデレラ「えっ?」
魔法使い「出来たんだよシンデレラ。ワシの魔力を込めた魔法具、あんな美しいだけのガラスの靴とは違う正真正銘の魔法具・ガラスの靴さ」キラキラ
シンデレラ「綺麗・・・でもどうして?」
魔法使い「この靴を履けば春風よりも軽く日の光よりも素早く駆けることが出来る。一度跳ねれば雲に手が届き、駆ければたちまち地平線の向こうさ」
シンデレラ「これを使って大臣に近づいて・・・魔力を消すんですね?」
魔法使い「・・・まぁそうじゃがな、それだけじゃない」
シンデレラ「?」
215 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:02:51 ID:PZGAollHc
魔法使い「ワシは単純に言って、悔しい」
魔法使い「苦労して手に入れた魔力、お前たちのような正しい道を行く奴に使えることは喜ばしいことじゃが・・・あんな奴に利用されるのは我慢ならん」
シンデレラ「魔法使いさん・・・」
魔法使い「だからこのガラスの靴を履いて・・・一曲、奴と踊ってやれ。そして見せてやれ、本物の魔法使いの術は貴様のような付け焼き刃な魔力とは格が違うということをな」
スッ
魔法使い「お主も悔しかろう。ティンカーベルやキモオタ、王子、この国の人々。大臣は全てを支配するためにこんなことをしでかした」
シンデレラ「・・・私は昔からいじめられたり貧しかったりしてたからそれはもう苦しくないけど、でも大臣がもしもキモオタさんやティンクちゃんにひどいことしたら・・・許せない」キリッ
魔法使い「そろそろ時間だ、このガラスの靴ならすぐにたどり着ける」
シンデレラ「魔法使いさんありがとうございました!」
魔法使い「魔力を消すには大臣にふれることが必要だと言ったが、優しくふれる必要はない」
シンデレラ「?」
魔法使い「あんたの怒りを込めたビンタの一発でもお見舞いしてやりな」フンッ
シンデレラ「ふふっ、魔法使いさんがそんなこというなんて意外です」フフッ
魔法使い「さぁ行った行った、くれぐれも無理するんじゃないよ!」
・・・
シュン
大臣「ええい!ちょこまかと鬱陶しい娘だ!」コォォォォ
216 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:09:53 ID:PZGAollHc
大臣「私はこの魔力で!この国の王となる!」バシュッ
ヒュン
大臣「貴様のような小娘や豚男、妖精に世間知らずの王子などに舐められてたまるか!」
ヒュン
大臣「貴様もあの屑共のようにしてやるわ!糞豚や糞妖精のようにな!」コォォォォ
ヒュン
シンデレラ「私の友達を・・・・・・!」ヒュオ
大臣「これほどまで近くに!?」
ビュッ
シンデレラ「悪く言わないで!!」
パチーンッ
217 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:22:35 ID:PZGAollHc
大臣「くっ・・・この小娘!王たる私に平手打ちなど・・・!」シーン
シンデレラ「これであなたはもう・・・魔力を使えない!」
大臣「なん・・・だと・・・?」
ティンカーベル「やったね!シンデレラ!」ピュー
シンデレラ「ティンクちゃん!ど、どうして両手ジャムまみれなの・・・?」
ティンカーベル「戦士の証だよ!」フンス
大臣「・・・どういうことだ!魔力が!私の魔力が!!!」シーン
王子「キモオタ!大臣を拘束する!手伝ってくれ!」
キモオタ「ちょwww我輩、怪我人なんですがwwwしかしやむをえませんな!王子殿手伝うでござるよwww」コポォ
大臣「畜生!畜生ぉぉ!」ガシッ
ティンカーベル「よかったね!キモオタ!これできっとこのお話は消えなくてすむよ!」ヒソヒソ
キモオタ「ですなwwwあとはシンデレラ殿と王子殿の行く末を見守るとしますかwww」ドゥフコポォ
218 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:34:48 ID:PZGAollHc
数時間後 一部崩壊した城内にて
キモオタ「んんwww疲れた体に温かいスープが染みますぞwwwパンも実にうまいでござるwww」バクバクバク
ティンカーベル「もぉ!キモオタ食べ過ぎだよ!」ムシャムシャ
キモオタ「そういうティンカーベル殿もwwwしかし良かったですな、兵士へ振る舞われる食事を我々にも分けてもらえましたしなwww」バクバクバク
ティンカーベル「大臣側じゃない兵士もたくさんいて、大臣側の兵士と戦ってくれてたんだね。そのおかげで私達は大臣一人を相手出来たわけだし感謝だね!」
キモオタ「ティンカーベル殿はジャム投げただけでしたがなwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「あーっ!そういうこと言うんだ!?キモオタだってブラフ失敗してただけじゃん!あとこぽぉーっていってただけだし!」
王子「ふふっ、あれほど息の合っていた二人が喧嘩かな?」
キモオタ「王子殿www怪我は大丈夫ですかなwww」
王子「まだ動いてはならぬらしいが、私が率先して動かねば兵はついてこない」
ティンカーベル「立派だ!王子様立派!シンデレラは?」
王子「町の娘とともに怪我した兵士の治療を手伝っている、自分も疲れているだろうにな」
219 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:49:28 ID:PZGAollHc
王子「父上も無事だった。君たち二人には感謝してもしたりない」ペコッ
ティンカーベル「いいよ!ご飯もごちそうになったし!」
キモオタ「お父上もご無事でござったかwwwなによりですなwww」コポォ
王子「それと・・・だな、シンデレラ姫に、その、なんだ・・・」
ティンカーベル「シンデレラがどーかした?」
王子「先程、シンデレラ姫にプロポーズした」
キモオタ「ちょwww王子殿www行動力ありすぎでござろうwww」ブフォ
ティンカーベル「ホントだよ!国が大変なときに!で、どうなった?ねぇねぇ!どうなった?」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿食いつきすぎでござろうwww」ドゥフコポォ
王子「うむ、okを貰えた!近いうちに結婚式を執り行う、是非二人にも出席願いたい」
キモオタ「リア充爆発しろwwwと、言いたいところですがwwwここは素直に祝福しておきますかなwwwやりましたな王子殿www」
ティンカーベル「うんうん!よかったね王子様!」
大臣「ハッハッハッ!どうしましたかな?王子!」コォォォォ
王子「負けぬ、私は負けぬぞォォ!」グォォ
大臣「愚直!そのような刃で王たる私を貫けるものか!!」ヒュン
ビュォォォ ビスッ!
王子「ぐあ・・・っ!」ヨロッ
大臣「トドメだ!死ねえぇぇぇ!!」
ティンカーベル「させないもんね!」ヒュー
ビチャッ
大臣「ぐあっ!何事だ!目の前が赤く!?」フキフキ
ティンカーベル「まだまだいくよぉ!それ!」ヒュー
ビチャッ
大臣「糞妖精が!私の顔に何を・・・!」
ビチャッ
大臣「糞っ!これでは前が見えぬ!」
王子「一体・・・何を投げて・・・」
キモオタ「んんwwwイチゴジャムでござるよwww」ドゥフコポォ
193 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)20:53:11 ID:zGG4AM8hE
大臣「貴様等、どこまで舐めやがる!」
キモオタ「んんwww口調が変わりましたぞwwwこれはこれは大臣殿wwwあまり余裕がないのですかなwww得意の魔力(笑)を使っていいんですぞwwwそれとも前が見えないと怖いのですかなwww」
ティンカーベル「やーい!このジャム大臣!」アッカンベー
大臣「貴様等・・・キサマラァァァー!」
キモオタ「うはwww大臣煽り耐性無さすぎワロタwww」
ティンカーベル「糖分が足りないから怒るんだよ!はい!ジャムあげるよ、落ち着いて大臣」ヒュー
ベチャドバァ!
キモオタ「ティンカーベル殿wwwやりすぎですぞwww大臣泣いちゃうでござるよwww」ドゥフコポォ
大臣「この・・・屑共があああぁぁぁ!!!」
王子「これは・・・私の訓練した戦いとはまったく違う・・・いや、戦いなのか、これは」
ティンカーベル「キモオタ!ジャムのおかわりー!」ヒュー
キモオタ「んんwwwそろそろ距離取っておかないとまずいかもしれませんなwww」スッ
194 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:03:38 ID:zGG4AM8hE
大臣「嘗めるなよ雑魚がぁ!」コォォォォ
ティンカーベル「キモオタ!王子様!おっきいの来るよ!」ヒュー
キモオタ「んんwwwわかりましたぞwww」ドスドス
王子「心得た!」ヒュン
バシュ バシュ バシュ パシュッ!
ティンカーベル「むちゃくちゃにエネルギー弾撃ち始めたよ!きっと大臣もどこに飛んでいくかわかってない!気をつけて!」
キモオタ「かなり煽りましたからなwww」ドゥフ
王子「しかし、あのような戦い・・・初めて見た」
ティンカーベル「戦いっていうより、嫌がらせだね!」
キモオタ「んんwww我輩、暴力などからっきしでござるし、痛いのはいやでござるからなwww対抗できるのは煽りくらいですぞwww」ドゥフコポォ
王子「しかし、あれでどうやって大臣を倒すつもりだ?」
ティンカーベル「倒す必要ないよ?」
キモオタ「ですなwww我々は時間稼ぎ担当、あとは魔法使い殿とシンデレラ殿が何とかしてくれるでありますぞwww」
195 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:15:08 ID:zGG4AM8hE
王子「魔法使い?シンデレラ姫?」
ティンカーベル「そういう作戦なの!二人がなんとか大臣を無力化させるって!」
キモオタ「国王殿はデイジー殿にお願いして運び出して貰いましたからな。あとは王子殿を守りつつ時間を稼げばいいんですぞwww」
大臣「くそ・・・ジャムを顔に投げつけるなど・・・どの兵法書にも書いておらんぞ、畜生・・・だが、もう問題ないぞ」フキフキ
ティンカーベル「キモオタ、どうする?ジャム投げる?」
キモオタ「今の攻撃で結構城にダメージ行きましたからな・・・無差別攻撃はもうさせられませんなwww」
大臣「隠れておしゃべりとは余裕だな・・・!」コォォォォ
ビスッ!
ティンカーベル「きゃっ!」フラフラ
キモオタ「ティンカーベル殿!」
王子「大臣・・・無関係の者まで巻き込むとは、恥を知れ!」
大臣「ふっふっふ、あのような攻撃に頼っているものが恥を知れなどとよく言ったものだ・・・なぁ、王子?」
キモオタ「んんwww王子殿wwwあの程度の煽り、耐えるんですぞwww」
王子「くっ・・・」
196 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:24:07 ID:okmcM6kQ5
大臣煽り耐性なさすぎワロタwwwwwwwww
大臣「そうそう、そういえばあのガラスの靴の女に恋した。などと抜かしておりましたなぁー」
王子「・・・・・・」ギリッ
大臣「今朝方、あの女を監禁した。首謀者は私だ。まぁそこの豚と妖精が助けにきてしまったが、王子本来はあなたなのでは?」
王子「なにっ・・・?」
大臣「好きな女の危機にあなたは何をしていた?ガラスの靴の片割れを握りしめて街を回ってお后探し。やれやれ、あなたが探している娘はさらわれているというのにのんきなものだ!ハハハ」
キモオタ「王子殿、だめでござるよwwwあれはただの挑発でありますぞwww」
大臣「国王もさぞお嘆きでしょうな。あの娘も哀れだ、このような男に惚れられたばかりに危険な目にあったのだ」ハハハ
王子「大臣!キサマァァァー!」ダダダッ
キモオタ「ちょwww王子殿wwwダメですぞwww」ドスドス
ビスッ!
キモオタ「ぶひぃぃぃぃ!痛いでござるぅぅ!!」ゴロゴロ
王子「き、キモオタ!」
大臣「ほら見たことか、あなたのためにまた誰かが傷つく。国王も、あの娘も、妖精も豚もなぁー!ハッハッハッ!」
198 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:37:43 ID:zGG4AM8hE
王子「わ、私のせい・・・」
国王「うぐ・・・ぐぅ・・・」グッタリ
デイジー「ヒヒーン・・・」スリスリ
ティンカーベル「うぅ・・・キモオタ、シンデレラ・・・王子様・・・」フラフラ
キモオタ「痛い痛い!ぶひぃぃぃぃ!」ゴロゴロ
大臣「そうだ、この惨状はお前のせいだ!おまえが悪足掻きしなければこうはならなかった!」
ティンカーベル「・・・ちがうよ、おうじはわるくないよ」フラフラ
王子「私は・・・」
キモオタ「ぶひぃぃぃぃ!王子殿ー!諦めてはならぬでござるぅ!」
王子「私は・・・!」
大臣「終わりだ、もうまともに動けるのは王子、お前だけだ」コォォォォ
王子「私では・・・・・・この国を守れない!」
???「そんなことない!」
スタンッ
シンデレラ「大丈夫です!王子様!あなたになら守れます!この国を、そしてみんなを!」
199 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)21:50:19 ID:zGG4AM8hE
ティンカーベル「シンデレラ・・・もぉ、遅いよぉ」ニコッ
キモオタ「シンデレラ殿・・・我々、もう動けませんぞwww」
シンデレラ「ごめんね、ティンクちゃん!キモオタさん!」
王子「シンデレラ姫・・・どうしてあなたがここに・・・?」
大臣「ふん、そのような小娘が増えたところでなんだというのだ!」コォォォォ
ビスッ!
ヒュ
大臣「避けた・・・いやあのような小娘にそんな動きが出来るわけが・・・」ブツブツ
シンデレラ「王子様!大臣に隙を作ってください!」
王子「シンデレラ姫・・・なにか考えがあるのだな?心得た!」ヒュ ダダダッ
大臣「お前の単調な剣などもはや私には通用せんわぁ!」コォォォォ
王子「うおおぉぉ!!!」
ザシュッ
大臣「なん・・・だと・・・?」フラッ
王子「もはや貴様の自由にはさせんぞ!」キリッ
大臣「突然動きにキレが・・・どういうことだ!?」
ティンカーベル「ねぇキモオタ・・・大臣は知らないんだね。おとぎ話の王子様はお姫様を護るときいつもの何倍も強くてカッコ良くなれるってこと」
キモオタ「んんwwwそのようですなwww」コポォ
200 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)22:02:51 ID:zGG4AM8hE
大臣「ふん、ならば王子は後回しだ!先に小娘を片付けてくれるわ!」コォォォォ
王子「くっ!ここからでは間に合わない!卑怯だぞ!大臣!」
大臣「ハッハッハッ!お前が甘いのだ王子!」コォォォォ
ビスッ!
シュン
シンデレラ「・・・私にはその攻撃は当たりません!」
ティンカーベル「この身のこなしって・・・もしかして」
大臣「ならば足をつぶすまで!魔力は大きく消費してしまうが足元に広範囲のエネルギーをぶつければよけられまい!」コォォォォ
王子「姫!」
シンデレラ「王子様、私は大丈夫です」ニコッ
大臣「戯れ言を!これでは左右にも前後にも避けられぬ!」ゴゴゴゴ
ヒュン
ティンカーベル「シンデレラが天井近くまで跳んだ!?」
王子「あのような跳躍ができるものがいるとは!」
キモオタ「白ですなwww」
キラキラッ
大臣「バカな・・・あれは私が奪い取ったはず、一揃い存在するはずがないのだ・・・だというのに、それは・・・それは!」
シンデレラ「みんなをひどい目に合わせて絶対に許せない!」
スタンッ キラキラッ
大臣「・・・ガラスの靴だとぉ!?」
201 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)22:06:33 ID:zGG4AM8hE
今日はここまで
二足目のガラスの靴。それに隠された能力とは!?
シンデレラ編、そろそろクライマックス!次回に続く!
202 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)22:20:00 ID:Imy3vwA0T
おつおつ〜
熱い展開だね!
203 :名無しさん@おーぷん :2014/10/07(火)23:27:42 ID:0zf8neDWo
乙!いいねいいねー
204 :名無しさん@おーぷん :2014/10/08(水)00:23:07 ID:IRL7mA7Yl
乙!
大臣も王子も煽り耐性が足りんなwww
2ちゃんでもするがよかろうwww
209 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:17:34 ID:PZGAollHc
キモオタ「んんwwwあれはまさしくガラスの靴ですなwwwしかし何故にwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「前のガラスの靴であんなこと出来なかったよね?お城から帰るときも急いで走ったしね」
シンデレラ「・・・王子様、大臣は私に任せてください!キモオタさんとティンクちゃんをお願いします!」ダダッ
王子「姫!この王子、女性に戦わせるわけには!」
ティンカーベル「待って、王子様。シンデレラを信じてあげようよ」
キモオタ「そうですぞwwwあのガラスの靴といい何やら策があるようですしなwww」
王子「・・・やむを得ん」
ザッ
大臣「・・・シンデレラと言ったな。その靴は機動力を高める魔法がかけられているのか?実に興味深い」
シンデレラ「・・・大臣!」
大臣「是非とも私のものにしたい。さぁ、おとなしくするんだシンデレラよ」コォォォォ
ヒュン
212 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:30:51 ID:PZGAollHc
大臣「消えただと!?」
キモオタ「ファッ!?」
ティンカーベル「シンデレラがいなくなったよ!?」
王子「いや!よく見たまえ!姫は、確かにそこにいる!」
シュン
大臣「・・・後ろか!!!」バシュッ
シンデレラ「違います・・・っ!」ヒュオ
大臣「頭上か!しかし、甘いわ!」バシュッ
シュン
キモオタ「また消えましたぞ!」
王子「・・・いや、違う。姫は消えてなどいない、絶え間なく奴の周りを動き回り攪乱しているんだ。」
ティンカーベル「大臣の魔力切れを狙ってるのかな?それとも別の理由で・・・」
ヒュン
大臣「このような動き、素人の娘にできるものか。やはりあのガラスの靴、私が手に入れたものより強い魔力がかけられているか!」バシュッ
ヒュン
大臣「しかし、走ってばかりでは勝てぬぞ!見たところ武器もない!どうやって勝つつもりだ!」
ヒュン
213 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:42:30 ID:PZGAollHc
しばらく前・・・・・・
魔法使い「・・・・・・ブツブツ・・・・・・ブツブツ・・・・・・」コォォォォ
シンデレラ「あ、あのキモオタさんたちは急いでお城に向かいましたけど私たちは行かなくても・・・」
魔法使い「城に向かう前にやっておくことがあるのでな」コォォォォ
シンデレラ「それに・・・一体どうやって大臣の魔力を無効化なんてできるんですか?」
魔法使い「少しややこしいが・・・説明しておくべきじゃな」
魔法使い「大臣はあの「魔力増幅の杯」を使って水に染み出した魔力を自分のものにした」
シンデレラ「はい、ガラスの靴の魔力を取り出して自分にものにしたってことですよね」
魔法使い「話が早いね。そうさ、あのガラスの靴にはワシの魔力が込められている。それを奪われたという形じゃな」
シンデレラ「・・・魔法使いさんの魔力、とんでもないものを手に入れたんですね。大臣は」
魔法使い「うむ、じゃがあのガラスの靴の魔法を解けば、大臣の魔力も失われる」
シンデレラ「そうなんですか!?じゃあ早く魔法を解けば・・・」
魔法使い「忘れたのかシンデレラ。本来は昨日の夜中にあの靴の魔法は解けている。何故今も魔法が残っているか、説明したじゃろ?」
214 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)20:51:32 ID:PZGAollHc
シンデレラ「私の王子様に会いたいっていう想いが魔力を高めて・・・」
魔法使い「そうじゃ、つまりあのガラスの靴は【魔力の源はワシじゃが、魔力の存在を留めているのはシンデレラ】ということじゃ」
シンデレラ「それって・・・つまり?」
魔法使い「あんたが魔法が消えるように命令すれば消える、もちろん大臣の魔力もな。ただし、大臣に触れていなければならぬがな、今魔力は大臣の中にあるのじゃから」
シンデレラ「そ、そんなことできるかな?近づくことなんて・・・」
魔法使い「出来た!」
シンデレラ「えっ?」
魔法使い「出来たんだよシンデレラ。ワシの魔力を込めた魔法具、あんな美しいだけのガラスの靴とは違う正真正銘の魔法具・ガラスの靴さ」キラキラ
シンデレラ「綺麗・・・でもどうして?」
魔法使い「この靴を履けば春風よりも軽く日の光よりも素早く駆けることが出来る。一度跳ねれば雲に手が届き、駆ければたちまち地平線の向こうさ」
シンデレラ「これを使って大臣に近づいて・・・魔力を消すんですね?」
魔法使い「・・・まぁそうじゃがな、それだけじゃない」
シンデレラ「?」
215 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:02:51 ID:PZGAollHc
魔法使い「ワシは単純に言って、悔しい」
魔法使い「苦労して手に入れた魔力、お前たちのような正しい道を行く奴に使えることは喜ばしいことじゃが・・・あんな奴に利用されるのは我慢ならん」
シンデレラ「魔法使いさん・・・」
魔法使い「だからこのガラスの靴を履いて・・・一曲、奴と踊ってやれ。そして見せてやれ、本物の魔法使いの術は貴様のような付け焼き刃な魔力とは格が違うということをな」
スッ
魔法使い「お主も悔しかろう。ティンカーベルやキモオタ、王子、この国の人々。大臣は全てを支配するためにこんなことをしでかした」
シンデレラ「・・・私は昔からいじめられたり貧しかったりしてたからそれはもう苦しくないけど、でも大臣がもしもキモオタさんやティンクちゃんにひどいことしたら・・・許せない」キリッ
魔法使い「そろそろ時間だ、このガラスの靴ならすぐにたどり着ける」
シンデレラ「魔法使いさんありがとうございました!」
魔法使い「魔力を消すには大臣にふれることが必要だと言ったが、優しくふれる必要はない」
シンデレラ「?」
魔法使い「あんたの怒りを込めたビンタの一発でもお見舞いしてやりな」フンッ
シンデレラ「ふふっ、魔法使いさんがそんなこというなんて意外です」フフッ
魔法使い「さぁ行った行った、くれぐれも無理するんじゃないよ!」
・・・
シュン
大臣「ええい!ちょこまかと鬱陶しい娘だ!」コォォォォ
216 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:09:53 ID:PZGAollHc
大臣「私はこの魔力で!この国の王となる!」バシュッ
ヒュン
大臣「貴様のような小娘や豚男、妖精に世間知らずの王子などに舐められてたまるか!」
ヒュン
大臣「貴様もあの屑共のようにしてやるわ!糞豚や糞妖精のようにな!」コォォォォ
ヒュン
シンデレラ「私の友達を・・・・・・!」ヒュオ
大臣「これほどまで近くに!?」
ビュッ
シンデレラ「悪く言わないで!!」
パチーンッ
217 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:22:35 ID:PZGAollHc
大臣「くっ・・・この小娘!王たる私に平手打ちなど・・・!」シーン
シンデレラ「これであなたはもう・・・魔力を使えない!」
大臣「なん・・・だと・・・?」
ティンカーベル「やったね!シンデレラ!」ピュー
シンデレラ「ティンクちゃん!ど、どうして両手ジャムまみれなの・・・?」
ティンカーベル「戦士の証だよ!」フンス
大臣「・・・どういうことだ!魔力が!私の魔力が!!!」シーン
王子「キモオタ!大臣を拘束する!手伝ってくれ!」
キモオタ「ちょwww我輩、怪我人なんですがwwwしかしやむをえませんな!王子殿手伝うでござるよwww」コポォ
大臣「畜生!畜生ぉぉ!」ガシッ
ティンカーベル「よかったね!キモオタ!これできっとこのお話は消えなくてすむよ!」ヒソヒソ
キモオタ「ですなwwwあとはシンデレラ殿と王子殿の行く末を見守るとしますかwww」ドゥフコポォ
数時間後 一部崩壊した城内にて
キモオタ「んんwww疲れた体に温かいスープが染みますぞwwwパンも実にうまいでござるwww」バクバクバク
ティンカーベル「もぉ!キモオタ食べ過ぎだよ!」ムシャムシャ
キモオタ「そういうティンカーベル殿もwwwしかし良かったですな、兵士へ振る舞われる食事を我々にも分けてもらえましたしなwww」バクバクバク
ティンカーベル「大臣側じゃない兵士もたくさんいて、大臣側の兵士と戦ってくれてたんだね。そのおかげで私達は大臣一人を相手出来たわけだし感謝だね!」
キモオタ「ティンカーベル殿はジャム投げただけでしたがなwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「あーっ!そういうこと言うんだ!?キモオタだってブラフ失敗してただけじゃん!あとこぽぉーっていってただけだし!」
王子「ふふっ、あれほど息の合っていた二人が喧嘩かな?」
キモオタ「王子殿www怪我は大丈夫ですかなwww」
王子「まだ動いてはならぬらしいが、私が率先して動かねば兵はついてこない」
ティンカーベル「立派だ!王子様立派!シンデレラは?」
王子「町の娘とともに怪我した兵士の治療を手伝っている、自分も疲れているだろうにな」
219 :名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)21:49:28 ID:PZGAollHc
王子「父上も無事だった。君たち二人には感謝してもしたりない」ペコッ
ティンカーベル「いいよ!ご飯もごちそうになったし!」
キモオタ「お父上もご無事でござったかwwwなによりですなwww」コポォ
王子「それと・・・だな、シンデレラ姫に、その、なんだ・・・」
ティンカーベル「シンデレラがどーかした?」
王子「先程、シンデレラ姫にプロポーズした」
キモオタ「ちょwww王子殿www行動力ありすぎでござろうwww」ブフォ
ティンカーベル「ホントだよ!国が大変なときに!で、どうなった?ねぇねぇ!どうなった?」
キモオタ「ちょwwwティンカーベル殿食いつきすぎでござろうwww」ドゥフコポォ
王子「うむ、okを貰えた!近いうちに結婚式を執り行う、是非二人にも出席願いたい」
キモオタ「リア充爆発しろwwwと、言いたいところですがwwwここは素直に祝福しておきますかなwwwやりましたな王子殿www」
ティンカーベル「うんうん!よかったね王子様!」
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」 シンデレラ編
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