カヤ「私、好きでもない人と結婚なんてしないから」アシタカ「」
Part2
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:14:28 ID:UmqTzLlA
エボシ「落ちた所を狙いな」
どがああああああああん
どさっ
ゴンザ「仕留めたぞ!」
わああああああ
アシタカ「待て!!」
村人「うわ・・・。気絶したもののけ姫を狙ってるよあいつ」
村人「女の形をしてれば何でも良いのかよ・・・」
村人「マジありえねぇ。もののけ姫とは言え、同情するわ・・・」
アシタカ「」
アシタカ「おい!しっかりしろ!」
サン「ぅ・・・ん? くっさ!!!!!近寄るな!!!」ヒュン
アシタカ「」
サン「エボシぃいいいいい!」
キンッ カンッ
わあああああああああああああああ
アシタカ「」グググッ
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:16:34 ID:UmqTzLlA
ゴンザ「いちちちち・・・。ん?」
アシタカ「」もやもやもや
ゴンザ「きっも!カビ生えた!」
アシタカ「どいてくr」
ゴンザ「えんがちょ!えんがちょ!」
アシタカ「」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:20:21 ID:UmqTzLlA
臭いっ!
キモッ!
バッチィ!
人垣「ざあああああ」
アシタカ「」
キンッ カンッ
アシタカ「」ガシッ
エボシ「何の真似だ!アシタカ!その山犬を嫁にでもするつもりか!?」
アシタカ「そなた達の中には夜叉が居る!」
エボシ「空気嫁でも娶ってろ臭いんだよカスが!」
サン「臭い!お願い離して!鼻がもげそう!!」ジタバタ
アシタカ「」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:23:01 ID:dMEhUFsU
アシタカに何の恨みがあるんだ…
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:24:18 ID:UmqTzLlA
アシタカ「」もやもやもや
アシタカ「皆見ろ!これがわが身に巣食う憎しみと恨みの姿だ!」
厨二病wwwwwwwwwww
カビ生えてるぜwwwwwww
何あれカッコいい事言ってると思ってるの?キッモー
アシタカ「」
サン「ごめんなさい!もう人間に手を出さないから離してください!」ビクンッビクンッ
エボシ「さかしらに邪気眼を見せびらかすなwwwwwwwwポエムでも書いてろ童貞wwwwwww」
アシタカ「うおおおおおおおお」ドスッ
エボシ「」フラァ・・・
サン「臭すぎて・・・意識が・・・」フラァ・・・
33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:27:42 ID:UmqTzLlA
アシタカ「誰か!手を貸してくれ!」
町人「・・・・・・皆の物、人質に気を付けろ」ジャキ
アシタカ「」
アシタカ「・・・エボシはここに寝かせておく」スッ
娘1「エボシ様!」タタタッ
娘2「えb・・・クサッ!臭いがうつってる!大変早く湯浴みへ!!」バタバタ
アシタカ「」
アシタカ「・・・この娘、私がもらい受ける!」
娘3「おまちっ!逃がしはしないよこの性犯罪者!女の子を離しな!」
アシタカ「」トコトコ
婆「キヨッ!逃げられるよ!撃ちな!」
どがああああああん
ドスッ!!
アシタカ「」トコトコ
婆「当たったのに歩いとる・・・」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:31:13 ID:UmqTzLlA
門番1「止まれ腐れ外道が」
門番2「もう逃げられねえぞ。投降しろ」
アシタカ「わたしは自分でここへ来た。自分の足でここをでて行く」
ぐごごごごごごごごごごご
町人「すげぇ・・・。門が動いた」
山犬「おおーん」
町人「山犬だ!」
アシタカ「やめろ!そなたたちの姫は無事だ!いまそっちへ行く!行こう、ヤックル」
どがああああああん
町人「・・・。まぁ、あの出血なら助からん。後は山犬が助けるだろう」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:35:18 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
サン「・・・ぅん・・・クサッ!!!!」ゲシッ!
アシタカ「」ふらぁ・・・
どがんっ!がらがら
山犬1「くそう!噛み殺したいがこんなの臭くて噛めねぇ!!」
山犬2「蹴り殺すか?」
サン「お待ち!私の獲物だよ!」
サン「・・・なぜ私に付きまとう」
アシタカ「そなたを死なせたくなかった」
サン「死など怖いものか!つかお前臭いんだよ!」
アシタカ「・・・分かっている。最初に会った時から」
サン「その喉切り裂いて二度と無駄口が叩けぬようにしてやる!」
アシタカ「・・・もう楽になりたい」
サン「!??」
サン(自ら死にたいと思う生き物が居るなんて・・・)
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:38:30 ID:UmqTzLlA
山犬「どうしたサン。俺が蹴り殺してやろうか?」
サン「・・・シシ神様に供えよう。シシ神様の栄養になればこの者の魂も救われるだろう」
山犬「あいつは?食べていい?」
ヤックル「・・・」ピコピコ
サン「お前がこいつ背負って行くなら食べていいよ」
山犬「・・・・・・帰る」
37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:39:48 ID:UmqTzLlA
サン「これでよしっと」
サン「・・・人間物凄く臭い」
ヤックル「・・・・・・」
サン「お前は賢いね。お前ならこの森で上手くやっていけると思う。好きに生きな」
ヤックル「・・・・・・」ピコピコ
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:42:45 ID:UmqTzLlA
シシ神「・・・」のっしのっし
アシタカ「」
シシ神「・・・・・・」
アシタカ「」
シシ神(誰だよ森に汚物捨てたの。触りたくない。傷治すから自分で出てけ)
アシタカ「」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:47:08 ID:amIDV48o
アシタカ忍耐強いな
40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:47:38 ID:UmqTzLlA
アシタカ「うっう・・・ん。はっ!傷が無い!」
ヤックル「・・・」ピコピコ
アシタカ「ヤックル・・・」
サン「目が覚めてたらヤックルに礼をいいな。今まで世話になったからお前について行くとさ。臭いけど」
アシタカ「・・・それはヤックルの言葉か?君の感想か?」
サン「シシ神様がお前を生かした。だから助けなくちゃいけなくなった」
アシタカ「」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:49:25 ID:UmqTzLlA
サン「栄養を付けるには糞が良いと以前森の動物達が話していた。ヤックル!」
ヤックル「・・・」ポロ・・・ポロポロ・・・
サン「食べろ」グイグイ
アシタカ「」
サン「噛め!」
アシタカ「・・・うぅ・・・」ポロポロ
サン「! 無く程感謝しているのか。お前良い奴だな。礼を知る奴に悪い奴はいない」
アシタカ「・・・うぅうう」ぽろぽろ
サン「よし待ってろ!雑食の動物ならもっと栄養あるはずだ!」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:52:35 ID:UmqTzLlA
イノシシ「ん?なぜ森に人間が居る」
サン「猩々を連れてきた。肛門から直接食え!新鮮だぞ」グリグリ
猩々「・・・・・・」ぶりぶりぶり
アシタカ「あばばばばばばばばば」
イノシシ「なっ・・・なんと恐ろしい拷問なのだ・・・」
乙事主「あれがモロの娘だ。あれほどの恨みを人間に抱く同志だ。受け入れてやんな」
イノシシ「ああ!モロ一族とともに人間を倒そう!」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお
アシタカ「あばばばばばばばばばばばばばばば」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:55:38 ID:UmqTzLlA
アシタカ「ぅん・・・はっ。・・・夢では無かった・・・」
アシタカ「少し風に当たろう」
アシタカ「・・・・・・」
モロ「つらいか?そこから飛び下りれば簡単にケリが付くぞ」
アシタカ「私は何日も眠っていたようだな。夢うつつに色々食べさせられたのを覚えている」
モロ「娘の看病は一級品だ。以前息子達が病に倒れた時、娘が看病した。その後一度も息子達は弱音を吐く事が無い」
アシタカ「・・・美しい森だ」
モロ「お前は醜いな。あととてつもなく臭い」
アシタカ「モロ、私が人間と争わずに済む道は無いのか」
モロ「誰もが配られたカードで勝負するしかないのさ。サンは親に生贄として捨てられた。しかし今立派に生きておる。」
アシタカ「共に人として生きることは出来ないのか」
モロ「はっはっは。どうやって生きるのだ。群れから排斥された者は別の群れで生きるしかないのだ」
アシタカ「違う!分かりあえる日が来るはずだ!」
モロ「小僧。もうここにはお前を受け入れる者は誰もいない。夜明けとともにここを出て行け」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:57:06 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・」
サン「歩けたか?」
アシタカ「ありがとう。サンとシシg」
サン「お前糞の臭いも混ざって凄い臭い。あっちで寝ろ」
アシタカ「」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:59:42 ID:UmqTzLlA
朝チュン
アシタカ「ヤックル!心配をかけたな!」
ヤックル「・・・」スッ
アシタカ「!?」どてっ
ヤックル「・・・」
アシタカ「ヤックル?乗せておくれ」
ヤックル「・・・」ゲシッ
アシタカ「・・・少し川に身を清めに行こうか」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:01:21 ID:UmqTzLlA
要塞前
もくもくもくもく
サン「酷い臭い。でもアシタカよりは我慢できる」
モロ「私達の鼻を利かなくしようとしてるのさ。まぁ、あ奴に比べたら大したことは無いさね」
サン「母さん。ここでお別れです。私乙事主様の目になりに行きます。あの煙に困っているはずだから」
モロ「それでいいよ。お前にはあの若者と生きる道もあるのだが」
サン「臭いの嫌い!」
山犬「あれは臭いというレベルでは無い。立派な武器だ。尊敬に値する」
モロ「ふむ。お前達はサンとおいき!私はシシ神のそばにいよう」
サン「行こう!」
49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:04:02 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・ん?」ぱっかぱっか
アシタカ「タタラ場が! 行こう!」
侍「何者かぁ!?」
アシタカ「侍だ!」パカラッパカラッ
侍「止まれぇ!」
アシタカ「推し通る!」
侍「こいyってくっさああああああああああああ!!!」
アシタカ「」ピョオーンッザボンッ!
侍「こりゃあ、たまげた。今の臭い嗅いだか!?」
50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:06:55 ID:UmqTzLlA
女「早く早く!」
トキ「マジだ。あいつ性懲りも無く」
女「キモ・・・」
アシタカ「おトキさんか!?皆無事か!」
トキ「黙れ性犯罪者!あたし等のいる間はここの娘達には指一本触れさせないよ!」
アシタカ「」
トキ「この糞忙しい時に来るんじゃねーよ!とっとと死んじまえ!」
アシタカ「」
51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:07:52 ID:UmqTzLlA
甲六「旦那ー!預かってましたぜ!」
トキ「なんでそんな汚い物持ってるんだよ!!」
甲六「だって・・・命の恩j」
トキ「この役立たず!捨てちまいな!」ぽ~い
ぼしゃんぼしゃん・・・ぶくぶくぶく・・・
アシタカ「」
かーえーれ!かーえーれ!かーえーれ!
アシタカ「」
アシタカ「シシ神の首があれば私は・・・」ユラッ・・・
52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:11:13 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
侍「出たぞ!一騎!」
アシタカ「追手がかかった!頼むぞヤックル!」
アシタカ「う・・・生き物の焼ける臭いだ・・・」
ヒューンッドスッ!
ヤックル「おうふっ」
どざああああああああ
アシタカ「ヤックル!」
侍「うおおおおおおおおってくっさああああああああああああ!!」
アシタカ「」
パカラッパカラッ・・・
アシタカ「・・・ヤックル傷を見せろ!・・・済まない、ここで待っててくれ!」
ヤックル「・・・」ヒョッコヒョッコ
アシタカ「・・・行くぞ!」
アシタカ「がんばれ!もう少しだ!」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:13:58 ID:UmqTzLlA
アシタカ「シシ神ィイイイイイ!ここかぁああああああ!?」
兵士「何者か!?」
兵士「ここは修羅の庭。よそ者は立ちs」
アシタカ「イノシシ達の中にシシ神はいたか!?」
兵士「な、何をいっとるんだこいつは!?」
町人「旦那ぁ!生きとったんですか!」
アシタカ「タタラ場が侍に襲われた。今ならまだ間に合う!それよりシシ神は!?」
町人「えれぇ事になった・・・」
町人「アサノの奴らだ。留守を狙いやがった!」
アシタカ「シシ神はここにはいないのか!?」
町人「し、シシ神??シシ神ならエボシ様が殺しに森へ・・・」
アシタカ「どちらへ向かったか分かるか?」
兵士「森は深くへ広い。使いの出しようもない」
アシタカ「クソッ!・・・ヤックルはもう走れない。何か移動手段が・・・ん?」
エボシ「落ちた所を狙いな」
どがああああああああん
どさっ
ゴンザ「仕留めたぞ!」
わああああああ
アシタカ「待て!!」
村人「うわ・・・。気絶したもののけ姫を狙ってるよあいつ」
村人「女の形をしてれば何でも良いのかよ・・・」
村人「マジありえねぇ。もののけ姫とは言え、同情するわ・・・」
アシタカ「」
アシタカ「おい!しっかりしろ!」
サン「ぅ・・・ん? くっさ!!!!!近寄るな!!!」ヒュン
アシタカ「」
サン「エボシぃいいいいい!」
キンッ カンッ
わあああああああああああああああ
アシタカ「」グググッ
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:16:34 ID:UmqTzLlA
ゴンザ「いちちちち・・・。ん?」
アシタカ「」もやもやもや
ゴンザ「きっも!カビ生えた!」
アシタカ「どいてくr」
ゴンザ「えんがちょ!えんがちょ!」
アシタカ「」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:20:21 ID:UmqTzLlA
臭いっ!
キモッ!
バッチィ!
人垣「ざあああああ」
アシタカ「」
キンッ カンッ
アシタカ「」ガシッ
エボシ「何の真似だ!アシタカ!その山犬を嫁にでもするつもりか!?」
アシタカ「そなた達の中には夜叉が居る!」
エボシ「空気嫁でも娶ってろ臭いんだよカスが!」
サン「臭い!お願い離して!鼻がもげそう!!」ジタバタ
アシタカ「」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:23:01 ID:dMEhUFsU
アシタカに何の恨みがあるんだ…
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:24:18 ID:UmqTzLlA
アシタカ「」もやもやもや
アシタカ「皆見ろ!これがわが身に巣食う憎しみと恨みの姿だ!」
厨二病wwwwwwwwwww
カビ生えてるぜwwwwwww
何あれカッコいい事言ってると思ってるの?キッモー
アシタカ「」
サン「ごめんなさい!もう人間に手を出さないから離してください!」ビクンッビクンッ
エボシ「さかしらに邪気眼を見せびらかすなwwwwwwwwポエムでも書いてろ童貞wwwwwww」
アシタカ「うおおおおおおおお」ドスッ
エボシ「」フラァ・・・
サン「臭すぎて・・・意識が・・・」フラァ・・・
アシタカ「誰か!手を貸してくれ!」
町人「・・・・・・皆の物、人質に気を付けろ」ジャキ
アシタカ「」
アシタカ「・・・エボシはここに寝かせておく」スッ
娘1「エボシ様!」タタタッ
娘2「えb・・・クサッ!臭いがうつってる!大変早く湯浴みへ!!」バタバタ
アシタカ「」
アシタカ「・・・この娘、私がもらい受ける!」
娘3「おまちっ!逃がしはしないよこの性犯罪者!女の子を離しな!」
アシタカ「」トコトコ
婆「キヨッ!逃げられるよ!撃ちな!」
どがああああああん
ドスッ!!
アシタカ「」トコトコ
婆「当たったのに歩いとる・・・」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:31:13 ID:UmqTzLlA
門番1「止まれ腐れ外道が」
門番2「もう逃げられねえぞ。投降しろ」
アシタカ「わたしは自分でここへ来た。自分の足でここをでて行く」
ぐごごごごごごごごごごご
町人「すげぇ・・・。門が動いた」
山犬「おおーん」
町人「山犬だ!」
アシタカ「やめろ!そなたたちの姫は無事だ!いまそっちへ行く!行こう、ヤックル」
どがああああああん
町人「・・・。まぁ、あの出血なら助からん。後は山犬が助けるだろう」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:35:18 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
サン「・・・ぅん・・・クサッ!!!!」ゲシッ!
アシタカ「」ふらぁ・・・
どがんっ!がらがら
山犬1「くそう!噛み殺したいがこんなの臭くて噛めねぇ!!」
山犬2「蹴り殺すか?」
サン「お待ち!私の獲物だよ!」
サン「・・・なぜ私に付きまとう」
アシタカ「そなたを死なせたくなかった」
サン「死など怖いものか!つかお前臭いんだよ!」
アシタカ「・・・分かっている。最初に会った時から」
サン「その喉切り裂いて二度と無駄口が叩けぬようにしてやる!」
アシタカ「・・・もう楽になりたい」
サン「!??」
サン(自ら死にたいと思う生き物が居るなんて・・・)
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:38:30 ID:UmqTzLlA
山犬「どうしたサン。俺が蹴り殺してやろうか?」
サン「・・・シシ神様に供えよう。シシ神様の栄養になればこの者の魂も救われるだろう」
山犬「あいつは?食べていい?」
ヤックル「・・・」ピコピコ
サン「お前がこいつ背負って行くなら食べていいよ」
山犬「・・・・・・帰る」
37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:39:48 ID:UmqTzLlA
サン「これでよしっと」
サン「・・・人間物凄く臭い」
ヤックル「・・・・・・」
サン「お前は賢いね。お前ならこの森で上手くやっていけると思う。好きに生きな」
ヤックル「・・・・・・」ピコピコ
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:42:45 ID:UmqTzLlA
シシ神「・・・」のっしのっし
アシタカ「」
シシ神「・・・・・・」
アシタカ「」
シシ神(誰だよ森に汚物捨てたの。触りたくない。傷治すから自分で出てけ)
アシタカ「」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:47:08 ID:amIDV48o
アシタカ忍耐強いな
40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:47:38 ID:UmqTzLlA
アシタカ「うっう・・・ん。はっ!傷が無い!」
ヤックル「・・・」ピコピコ
アシタカ「ヤックル・・・」
サン「目が覚めてたらヤックルに礼をいいな。今まで世話になったからお前について行くとさ。臭いけど」
アシタカ「・・・それはヤックルの言葉か?君の感想か?」
サン「シシ神様がお前を生かした。だから助けなくちゃいけなくなった」
アシタカ「」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:49:25 ID:UmqTzLlA
サン「栄養を付けるには糞が良いと以前森の動物達が話していた。ヤックル!」
ヤックル「・・・」ポロ・・・ポロポロ・・・
サン「食べろ」グイグイ
アシタカ「」
サン「噛め!」
アシタカ「・・・うぅ・・・」ポロポロ
サン「! 無く程感謝しているのか。お前良い奴だな。礼を知る奴に悪い奴はいない」
アシタカ「・・・うぅうう」ぽろぽろ
サン「よし待ってろ!雑食の動物ならもっと栄養あるはずだ!」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:52:35 ID:UmqTzLlA
イノシシ「ん?なぜ森に人間が居る」
サン「猩々を連れてきた。肛門から直接食え!新鮮だぞ」グリグリ
猩々「・・・・・・」ぶりぶりぶり
アシタカ「あばばばばばばばばば」
イノシシ「なっ・・・なんと恐ろしい拷問なのだ・・・」
乙事主「あれがモロの娘だ。あれほどの恨みを人間に抱く同志だ。受け入れてやんな」
イノシシ「ああ!モロ一族とともに人間を倒そう!」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお
アシタカ「あばばばばばばばばばばばばばばば」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:55:38 ID:UmqTzLlA
アシタカ「ぅん・・・はっ。・・・夢では無かった・・・」
アシタカ「少し風に当たろう」
アシタカ「・・・・・・」
モロ「つらいか?そこから飛び下りれば簡単にケリが付くぞ」
アシタカ「私は何日も眠っていたようだな。夢うつつに色々食べさせられたのを覚えている」
モロ「娘の看病は一級品だ。以前息子達が病に倒れた時、娘が看病した。その後一度も息子達は弱音を吐く事が無い」
アシタカ「・・・美しい森だ」
モロ「お前は醜いな。あととてつもなく臭い」
アシタカ「モロ、私が人間と争わずに済む道は無いのか」
モロ「誰もが配られたカードで勝負するしかないのさ。サンは親に生贄として捨てられた。しかし今立派に生きておる。」
アシタカ「共に人として生きることは出来ないのか」
モロ「はっはっは。どうやって生きるのだ。群れから排斥された者は別の群れで生きるしかないのだ」
アシタカ「違う!分かりあえる日が来るはずだ!」
モロ「小僧。もうここにはお前を受け入れる者は誰もいない。夜明けとともにここを出て行け」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:57:06 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・」
サン「歩けたか?」
アシタカ「ありがとう。サンとシシg」
サン「お前糞の臭いも混ざって凄い臭い。あっちで寝ろ」
アシタカ「」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:59:42 ID:UmqTzLlA
朝チュン
アシタカ「ヤックル!心配をかけたな!」
ヤックル「・・・」スッ
アシタカ「!?」どてっ
ヤックル「・・・」
アシタカ「ヤックル?乗せておくれ」
ヤックル「・・・」ゲシッ
アシタカ「・・・少し川に身を清めに行こうか」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:01:21 ID:UmqTzLlA
要塞前
もくもくもくもく
サン「酷い臭い。でもアシタカよりは我慢できる」
モロ「私達の鼻を利かなくしようとしてるのさ。まぁ、あ奴に比べたら大したことは無いさね」
サン「母さん。ここでお別れです。私乙事主様の目になりに行きます。あの煙に困っているはずだから」
モロ「それでいいよ。お前にはあの若者と生きる道もあるのだが」
サン「臭いの嫌い!」
山犬「あれは臭いというレベルでは無い。立派な武器だ。尊敬に値する」
モロ「ふむ。お前達はサンとおいき!私はシシ神のそばにいよう」
サン「行こう!」
49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:04:02 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・ん?」ぱっかぱっか
アシタカ「タタラ場が! 行こう!」
侍「何者かぁ!?」
アシタカ「侍だ!」パカラッパカラッ
侍「止まれぇ!」
アシタカ「推し通る!」
侍「こいyってくっさああああああああああああ!!!」
アシタカ「」ピョオーンッザボンッ!
侍「こりゃあ、たまげた。今の臭い嗅いだか!?」
女「早く早く!」
トキ「マジだ。あいつ性懲りも無く」
女「キモ・・・」
アシタカ「おトキさんか!?皆無事か!」
トキ「黙れ性犯罪者!あたし等のいる間はここの娘達には指一本触れさせないよ!」
アシタカ「」
トキ「この糞忙しい時に来るんじゃねーよ!とっとと死んじまえ!」
アシタカ「」
51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:07:52 ID:UmqTzLlA
甲六「旦那ー!預かってましたぜ!」
トキ「なんでそんな汚い物持ってるんだよ!!」
甲六「だって・・・命の恩j」
トキ「この役立たず!捨てちまいな!」ぽ~い
ぼしゃんぼしゃん・・・ぶくぶくぶく・・・
アシタカ「」
かーえーれ!かーえーれ!かーえーれ!
アシタカ「」
アシタカ「シシ神の首があれば私は・・・」ユラッ・・・
52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:11:13 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
侍「出たぞ!一騎!」
アシタカ「追手がかかった!頼むぞヤックル!」
アシタカ「う・・・生き物の焼ける臭いだ・・・」
ヒューンッドスッ!
ヤックル「おうふっ」
どざああああああああ
アシタカ「ヤックル!」
侍「うおおおおおおおおってくっさああああああああああああ!!」
アシタカ「」
パカラッパカラッ・・・
アシタカ「・・・ヤックル傷を見せろ!・・・済まない、ここで待っててくれ!」
ヤックル「・・・」ヒョッコヒョッコ
アシタカ「・・・行くぞ!」
アシタカ「がんばれ!もう少しだ!」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:13:58 ID:UmqTzLlA
アシタカ「シシ神ィイイイイイ!ここかぁああああああ!?」
兵士「何者か!?」
兵士「ここは修羅の庭。よそ者は立ちs」
アシタカ「イノシシ達の中にシシ神はいたか!?」
兵士「な、何をいっとるんだこいつは!?」
町人「旦那ぁ!生きとったんですか!」
アシタカ「タタラ場が侍に襲われた。今ならまだ間に合う!それよりシシ神は!?」
町人「えれぇ事になった・・・」
町人「アサノの奴らだ。留守を狙いやがった!」
アシタカ「シシ神はここにはいないのか!?」
町人「し、シシ神??シシ神ならエボシ様が殺しに森へ・・・」
アシタカ「どちらへ向かったか分かるか?」
兵士「森は深くへ広い。使いの出しようもない」
アシタカ「クソッ!・・・ヤックルはもう走れない。何か移動手段が・・・ん?」
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