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カヤ「私、好きでもない人と結婚なんてしないから」アシタカ「」

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Part2
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:14:28 ID:UmqTzLlA
エボシ「落ちた所を狙いな」
どがああああああああん
どさっ
ゴンザ「仕留めたぞ!」
わああああああ
アシタカ「待て!!」
村人「うわ・・・。気絶したもののけ姫を狙ってるよあいつ」
村人「女の形をしてれば何でも良いのかよ・・・」
村人「マジありえねぇ。もののけ姫とは言え、同情するわ・・・」
アシタカ「」
アシタカ「おい!しっかりしろ!」
サン「ぅ・・・ん? くっさ!!!!!近寄るな!!!」ヒュン
アシタカ「」
サン「エボシぃいいいいい!」
キンッ カンッ
わあああああああああああああああ
アシタカ「」グググッ

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:16:34 ID:UmqTzLlA
ゴンザ「いちちちち・・・。ん?」
アシタカ「」もやもやもや
ゴンザ「きっも!カビ生えた!」
アシタカ「どいてくr」
ゴンザ「えんがちょ!えんがちょ!」
アシタカ「」

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:20:21 ID:UmqTzLlA
臭いっ!
キモッ!
バッチィ!
人垣「ざあああああ」
アシタカ「」
キンッ カンッ
アシタカ「」ガシッ
エボシ「何の真似だ!アシタカ!その山犬を嫁にでもするつもりか!?」
アシタカ「そなた達の中には夜叉が居る!」
エボシ「空気嫁でも娶ってろ臭いんだよカスが!」
サン「臭い!お願い離して!鼻がもげそう!!」ジタバタ
アシタカ「」

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:23:01 ID:dMEhUFsU
アシタカに何の恨みがあるんだ…

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:24:18 ID:UmqTzLlA
アシタカ「」もやもやもや
アシタカ「皆見ろ!これがわが身に巣食う憎しみと恨みの姿だ!」
厨二病wwwwwwwwwww
カビ生えてるぜwwwwwww
何あれカッコいい事言ってると思ってるの?キッモー
アシタカ「」
サン「ごめんなさい!もう人間に手を出さないから離してください!」ビクンッビクンッ
エボシ「さかしらに邪気眼を見せびらかすなwwwwwwwwポエムでも書いてろ童貞wwwwwww」
アシタカ「うおおおおおおおお」ドスッ
エボシ「」フラァ・・・
サン「臭すぎて・・・意識が・・・」フラァ・・・


33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:27:42 ID:UmqTzLlA
アシタカ「誰か!手を貸してくれ!」
町人「・・・・・・皆の物、人質に気を付けろ」ジャキ
アシタカ「」
アシタカ「・・・エボシはここに寝かせておく」スッ
娘1「エボシ様!」タタタッ
娘2「えb・・・クサッ!臭いがうつってる!大変早く湯浴みへ!!」バタバタ
アシタカ「」
アシタカ「・・・この娘、私がもらい受ける!」
娘3「おまちっ!逃がしはしないよこの性犯罪者!女の子を離しな!」
アシタカ「」トコトコ
婆「キヨッ!逃げられるよ!撃ちな!」
どがああああああん
ドスッ!!
アシタカ「」トコトコ
婆「当たったのに歩いとる・・・」

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:31:13 ID:UmqTzLlA
門番1「止まれ腐れ外道が」
門番2「もう逃げられねえぞ。投降しろ」
アシタカ「わたしは自分でここへ来た。自分の足でここをでて行く」
ぐごごごごごごごごごごご
町人「すげぇ・・・。門が動いた」
山犬「おおーん」
町人「山犬だ!」
アシタカ「やめろ!そなたたちの姫は無事だ!いまそっちへ行く!行こう、ヤックル」
どがああああああん
町人「・・・。まぁ、あの出血なら助からん。後は山犬が助けるだろう」

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:35:18 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
サン「・・・ぅん・・・クサッ!!!!」ゲシッ!
アシタカ「」ふらぁ・・・
どがんっ!がらがら
山犬1「くそう!噛み殺したいがこんなの臭くて噛めねぇ!!」
山犬2「蹴り殺すか?」
サン「お待ち!私の獲物だよ!」
サン「・・・なぜ私に付きまとう」
アシタカ「そなたを死なせたくなかった」
サン「死など怖いものか!つかお前臭いんだよ!」
アシタカ「・・・分かっている。最初に会った時から」
サン「その喉切り裂いて二度と無駄口が叩けぬようにしてやる!」
アシタカ「・・・もう楽になりたい」
サン「!??」
サン(自ら死にたいと思う生き物が居るなんて・・・)

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:38:30 ID:UmqTzLlA
山犬「どうしたサン。俺が蹴り殺してやろうか?」
サン「・・・シシ神様に供えよう。シシ神様の栄養になればこの者の魂も救われるだろう」
山犬「あいつは?食べていい?」
ヤックル「・・・」ピコピコ
サン「お前がこいつ背負って行くなら食べていいよ」
山犬「・・・・・・帰る」

37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:39:48 ID:UmqTzLlA
サン「これでよしっと」
サン「・・・人間物凄く臭い」
ヤックル「・・・・・・」
サン「お前は賢いね。お前ならこの森で上手くやっていけると思う。好きに生きな」
ヤックル「・・・・・・」ピコピコ

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:42:45 ID:UmqTzLlA
シシ神「・・・」のっしのっし
アシタカ「」
シシ神「・・・・・・」
アシタカ「」
シシ神(誰だよ森に汚物捨てたの。触りたくない。傷治すから自分で出てけ)
アシタカ「」

39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:47:08 ID:amIDV48o
アシタカ忍耐強いな

40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:47:38 ID:UmqTzLlA
アシタカ「うっう・・・ん。はっ!傷が無い!」
ヤックル「・・・」ピコピコ
アシタカ「ヤックル・・・」
サン「目が覚めてたらヤックルに礼をいいな。今まで世話になったからお前について行くとさ。臭いけど」
アシタカ「・・・それはヤックルの言葉か?君の感想か?」
サン「シシ神様がお前を生かした。だから助けなくちゃいけなくなった」
アシタカ「」

41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:49:25 ID:UmqTzLlA
サン「栄養を付けるには糞が良いと以前森の動物達が話していた。ヤックル!」
ヤックル「・・・」ポロ・・・ポロポロ・・・
サン「食べろ」グイグイ
アシタカ「」
サン「噛め!」
アシタカ「・・・うぅ・・・」ポロポロ
サン「! 無く程感謝しているのか。お前良い奴だな。礼を知る奴に悪い奴はいない」
アシタカ「・・・うぅうう」ぽろぽろ
サン「よし待ってろ!雑食の動物ならもっと栄養あるはずだ!」

42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:52:35 ID:UmqTzLlA
イノシシ「ん?なぜ森に人間が居る」
サン「猩々を連れてきた。肛門から直接食え!新鮮だぞ」グリグリ
猩々「・・・・・・」ぶりぶりぶり
アシタカ「あばばばばばばばばば」
イノシシ「なっ・・・なんと恐ろしい拷問なのだ・・・」
乙事主「あれがモロの娘だ。あれほどの恨みを人間に抱く同志だ。受け入れてやんな」
イノシシ「ああ!モロ一族とともに人間を倒そう!」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお
アシタカ「あばばばばばばばばばばばばばばば」

44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:55:38 ID:UmqTzLlA
アシタカ「ぅん・・・はっ。・・・夢では無かった・・・」
アシタカ「少し風に当たろう」
アシタカ「・・・・・・」
モロ「つらいか?そこから飛び下りれば簡単にケリが付くぞ」
アシタカ「私は何日も眠っていたようだな。夢うつつに色々食べさせられたのを覚えている」
モロ「娘の看病は一級品だ。以前息子達が病に倒れた時、娘が看病した。その後一度も息子達は弱音を吐く事が無い」
アシタカ「・・・美しい森だ」
モロ「お前は醜いな。あととてつもなく臭い」
アシタカ「モロ、私が人間と争わずに済む道は無いのか」
モロ「誰もが配られたカードで勝負するしかないのさ。サンは親に生贄として捨てられた。しかし今立派に生きておる。」
アシタカ「共に人として生きることは出来ないのか」
モロ「はっはっは。どうやって生きるのだ。群れから排斥された者は別の群れで生きるしかないのだ」
アシタカ「違う!分かりあえる日が来るはずだ!」
モロ「小僧。もうここにはお前を受け入れる者は誰もいない。夜明けとともにここを出て行け」

45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:57:06 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・」
サン「歩けたか?」
アシタカ「ありがとう。サンとシシg」
サン「お前糞の臭いも混ざって凄い臭い。あっちで寝ろ」
アシタカ「」

46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:59:42 ID:UmqTzLlA
朝チュン
アシタカ「ヤックル!心配をかけたな!」
ヤックル「・・・」スッ
アシタカ「!?」どてっ
ヤックル「・・・」
アシタカ「ヤックル?乗せておくれ」
ヤックル「・・・」ゲシッ
アシタカ「・・・少し川に身を清めに行こうか」

48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:01:21 ID:UmqTzLlA
要塞前
もくもくもくもく
サン「酷い臭い。でもアシタカよりは我慢できる」
モロ「私達の鼻を利かなくしようとしてるのさ。まぁ、あ奴に比べたら大したことは無いさね」
サン「母さん。ここでお別れです。私乙事主様の目になりに行きます。あの煙に困っているはずだから」
モロ「それでいいよ。お前にはあの若者と生きる道もあるのだが」
サン「臭いの嫌い!」
山犬「あれは臭いというレベルでは無い。立派な武器だ。尊敬に値する」
モロ「ふむ。お前達はサンとおいき!私はシシ神のそばにいよう」
サン「行こう!」

49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:04:02 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・ん?」ぱっかぱっか
アシタカ「タタラ場が! 行こう!」
侍「何者かぁ!?」
アシタカ「侍だ!」パカラッパカラッ
侍「止まれぇ!」
アシタカ「推し通る!」
侍「こいyってくっさああああああああああああ!!!」
アシタカ「」ピョオーンッザボンッ!
侍「こりゃあ、たまげた。今の臭い嗅いだか!?」


50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:06:55 ID:UmqTzLlA
女「早く早く!」
トキ「マジだ。あいつ性懲りも無く」
女「キモ・・・」
アシタカ「おトキさんか!?皆無事か!」
トキ「黙れ性犯罪者!あたし等のいる間はここの娘達には指一本触れさせないよ!」
アシタカ「」
トキ「この糞忙しい時に来るんじゃねーよ!とっとと死んじまえ!」
アシタカ「」

51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:07:52 ID:UmqTzLlA
甲六「旦那ー!預かってましたぜ!」
トキ「なんでそんな汚い物持ってるんだよ!!」
甲六「だって・・・命の恩j」
トキ「この役立たず!捨てちまいな!」ぽ~い
ぼしゃんぼしゃん・・・ぶくぶくぶく・・・
アシタカ「」
かーえーれ!かーえーれ!かーえーれ!
アシタカ「」
アシタカ「シシ神の首があれば私は・・・」ユラッ・・・

52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:11:13 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
侍「出たぞ!一騎!」
アシタカ「追手がかかった!頼むぞヤックル!」
アシタカ「う・・・生き物の焼ける臭いだ・・・」
ヒューンッドスッ!
ヤックル「おうふっ」
どざああああああああ
アシタカ「ヤックル!」
侍「うおおおおおおおおってくっさああああああああああああ!!」
アシタカ「」
パカラッパカラッ・・・
アシタカ「・・・ヤックル傷を見せろ!・・・済まない、ここで待っててくれ!」
ヤックル「・・・」ヒョッコヒョッコ
アシタカ「・・・行くぞ!」
アシタカ「がんばれ!もう少しだ!」

53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 20:13:58 ID:UmqTzLlA
アシタカ「シシ神ィイイイイイ!ここかぁああああああ!?」
兵士「何者か!?」
兵士「ここは修羅の庭。よそ者は立ちs」
アシタカ「イノシシ達の中にシシ神はいたか!?」
兵士「な、何をいっとるんだこいつは!?」
町人「旦那ぁ!生きとったんですか!」
アシタカ「タタラ場が侍に襲われた。今ならまだ間に合う!それよりシシ神は!?」
町人「えれぇ事になった・・・」
町人「アサノの奴らだ。留守を狙いやがった!」
アシタカ「シシ神はここにはいないのか!?」
町人「し、シシ神??シシ神ならエボシ様が殺しに森へ・・・」
アシタカ「どちらへ向かったか分かるか?」
兵士「森は深くへ広い。使いの出しようもない」
アシタカ「クソッ!・・・ヤックルはもう走れない。何か移動手段が・・・ん?」

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