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勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」

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Part3
95 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:40:33.49 ID:NOr4kny+o
*****
堕女神「おかえりなさいませ、陛下。随分とお元気そうーーーーうっ……」
勇者「言いたい事は分かる。説明もする。怒られる。だけど、その前に」
堕女神「……浴場ですね。それと彼女も一旦どこかへ寝かせて」
勇者「うん。……とりあえず、部屋まで運ぼう。こいつの部屋は分かる」
堕女神「その間に……お召し替えの準備を致します」
勇者「ああ、頼む」
最も堕女神に見つかる可能性の高いルートを選んだのに勝手口の扉を開けるなり、
そこには凄まじい読みの冴えで待ち伏せ、微笑んでいる堕女神がいて。
しかし用意していた言葉も凍りつかせて、彼女の顔は引きつった。
酔い潰れて勇者の背におぶさるサキュバスA、しかも、その姿はーーーー。
勇者「……なぁ、俺……一応、ここで一番偉い人だよね?」
堕女神「えぇ、まぁ……はい」

96 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:42:05.58 ID:NOr4kny+o
サキュバスAを私室まで送り届け、ベッドに寝かせてから大浴場を目指した。
服から刺すようなものが立ち上って、首回りから鎖骨、服の胸元までがべっとりと濡れる。
旅の途中で“魔法使い”が毒に倒れた時にもこうなった事があるが、流石に酒でこうされた事は一度もない。
脱いだ服を置かれていた籠に入れて、さすがに誰も入る者のいなくなった湯に浸かるーーーー前に、身体を清める。
手近にあった桶で湯を組み、全身に浴びると、ようやく解き放たれた。
石鹸と香油でいつもより念入りに体を洗い、二度、三度と繰り返す。
サキュバスAにやられた分だけではなく、風呂に入れなかった数日間の分も含めて、
頭髪も泡が立ち、指が入るようになるまで幾度も洗う。
あれだけ火酒を乾したのに、酔いはもうすっかりと抜け……というよりも、一気に醒めさせられた。
勇者(酷い……いくらなんでも、酷すぎる……)
湯船に身を浸しても、まるで気分は晴れなかった。
そして、裸になってみればイヤでも目が行く。
“自分自身”は、酒場に行く前に起きてからずっと、飲んでいる間も、あの目に遭っても、城に帰るべく歩いていても、今も。
ずっとーーーー滾ったままだった。
勇者(これも……いくらなんでも変だ。普通じゃない)
左手に浮き出た不気味な紋様も、湯の中で奇妙にたゆたっていた。

97 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:42:49.70 ID:NOr4kny+o
*****
堕女神「……陛下。私は今どういう気持ちでいるとお思いですか?」
勇者「…………いや、その」
堕女神「安静にしているよう申した筈です。それなのに貴方は抜け出し、酒場に出掛けた。……病み上がりのその御身体で、です」
勇者「……はい」
堕女神「酒場に赴く事は禁じておりませんが、ご自愛下さいと申しました。飲酒はお体に良い事ですか?」
勇者「いえ……」
堕女神「お分かりになられているのなら、何故ですか?」
勇者「……つい。サキュバスAも、無理に俺が誘ったんだ」

98 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:43:48.68 ID:NOr4kny+o
堕女神「それともう一つ。今は何時ですか」
勇者「……昼」
堕女神「そう、昼です。もう少々で昼食のお時間です。私から陛下へ苦言を申し上げている最中です。……それなのに、貴方は」
勇者「はい……」
堕女神「なぜーーーー“昨日の晩から、ずっと勃起が治まっていない”などというお話を?」
勇者「…………」
堕女神「陛下。私の話を聞いておられますか?」
時刻は翌日、昼の執務室。
机の向こうに堕女神が立ち、じっくりと説教を受けている最中。
一晩明けても、まだ“それ”は……屹立していた。

99 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:44:45.00 ID:NOr4kny+o
勇者「本当なんだ、信じてくれ。昨日の晩からずっと……!」
堕女神「……陛下。いくらなんでも苦しいとは思われませんか?」
勇者「違っ……本当だって!」
堕女神「いえ……本当であれば、確かにお苦しいのでしょう。ですが申し上げたように、このようなお話の逸らし方はいくらなんでも……看過いたしかねます」
勇者「そうじゃないって!」
その時、執務室の扉が開く。
サキュバスA「……陛下……」
堕女神「申し訳ございませんが、今は取り込み中です、後に……」
青い肌をことさらに二日酔いで蒼白にさせて、サキュバスAがいつになく疲弊したまま入室してきた。
彼女は、溺れたようによどんだ目のまま、勇者が机に隠していた左手を視線で示す。


100 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:46:09.44 ID:NOr4kny+o
サキュバスA「陛下の……言っている事は、本当です……わ」
堕女神「え?」
サキュバスA「陛下、左手を……机の、上に……」
勇者「あ、あぁ……」
謎の紋様の浮いた左手を出し、二人に見えるようにかざす。
それを見ると堕女神は目を丸くして驚き、サキュバスAは、にやりと笑った。
サキュバスA「……極まれに、この国に迷い込んだ人間の男が罹患する、あるタチの悪い風邪がございました。
         名前は特に付けられておりませんでしたが……私たちは、単純に“淫魔熱”と呼んでおりました」
堕女神「……それは?」
サキュバスA「一日、二日は咳や熱、頭痛と腹痛といった症状。ところがそれが治まると、後遺症で……“あちら”が滾ったままで決して治まらない。寝ていても起きていても、ずっとです」
勇者「まさか一生このままって事か!?」
サキュバスA「……いえ。治療法はございます」
堕女神「どのような……」
サキュバスA「セックスです」

101 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:47:09.72 ID:NOr4kny+o
堕女神「……は?」
サキュバスA「左手の紋様がカウントである事は分かっております。それが消えるまで射精すれば良いのです。
         ……お疑いのようでしたら、城の書庫に詳しい文献が……」
勇者「え、え……? 放っておくとどうなる?」
サキュバスA「……さぁ。これまでの罹患者は三~五十回で治りましたし。
         とりあえず……一度、抜いてみて……紋様の減少を見てみましょうか?」
堕女神「お待ちください、このような場所で……」
サキュバスA「大丈夫。……脱ぐ、必要は……ございません。触れる、必要も」
ほんの少し体調を取り戻したサキュバスAの指先が、妖しい光を放つ。
軽く握っていたその手を、きゅっ、と握り締めた時、光が強まりーーーー。
勇者「うっ……!」
何の前兆もなくズボンの中で、弾けるように……達してしまった。

103 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:49:16.20 ID:NOr4kny+o
堕女神「陛下!?」
勇者「お前、今……! 何した……!?」
サキュバスA「簡単です。因果律を書き換え“射精した”という結果だけを作り出しました。
         いわば因果を超えた性技、抵抗は不可能。フォースとともにあれ」
勇者「変な技を使うなって前も言ってる!」
サキュバスA「ちなみにこれもイタズラにしか使えなくて……習得難度だけが高くて。私も使いこなせるようになったのはつい最近の事」
堕女神「それはそれとして……陛下、お手を拝見いたします」
勇者「……見たところ……減ってないな?」
依然として変わらないまま、紋様はその手に残る。
不気味にうねる五本の線に、何も変化はない。

104 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:50:28.21 ID:NOr4kny+o
サキュバスA「もう一回、かけましょうか?」
勇者「おい」
堕女神「…………? いえ、変化が……」
堕女神が縦に細い瞳孔を更に絞るように、赤黒の眼で左手の紋様を食い入るように見つめる。
やがて、確かに紋様は変化した。
小指の骨をなぞるような一本線がほどけて、指の骨を刻むように九本の太線になる。
そして、最も指に近い側に……九個の点が更に打たれた。
勇者「……線が九本、点が九。つまり……これは?」
堕女神「線が十の区切りだとして、点は一。つまりは百が、九十九になったのかと」
サキュバスA「……残りの太い紋様は四本。それぞれが百だとすると、あと……四百九十九回射精するまで、
         陛下の勃起は治まらないようですわね」
勇者「はぁ!?」

105 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:53:03.57 ID:NOr4kny+o
サキュバスA「さすがは陛下……。記録も更新いたしましたわ。つまりまだまだ長く愉しめるという事に」
勇者「ふざけるなよ、あれ……ヒーリング……何とか、で治らないのか!?」
サキュバスA「お試しになるのも構いませんが、たぶん……普通に一回分としてしかカウントされませんよ。
         まぁ、別に困るものでもないではありませんか。いつかは全て消費しますわよ」
勇者「困るよ。……動きづらいし、その……用も足しづらい。痛いし……」
吐き出せば少しの間はマシになるとはいえ、単純に行動の邪魔になる。
立っていても座っていても寝ていても邪魔で、何より、気分的に非常に情けないものがある。
サキュバスA「そんな重大にお考えにならないで。ボーナスステージと思って楽しめばよろしいかと」
堕女神「……陛下、ひとまずお休みになって下さい。私はその間に書庫にて調べて参ります。サキュバスA、余計なことをしないように」
サキュバスA「はぁい。……それでは、私もこれで。少し、下町の淫具店等で話を聴いてきましょう。
         心配なさらずとも、陛下が絶賛勃起中という事は伏せますので」
勇者「そんな話聞こうとする時点で察される気がするんだけどな……まぁいい、任せた」

106 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/26(木) 00:53:53.60 ID:NOr4kny+o
今日の分投下終了です
それではまた明日

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/26(木) 00:55:51.34 ID:0gy8n/J8O
乙!
勇者が果てて死んでしまうww

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/26(木) 01:00:26.30 ID:3cIF2PLz0

サキュA、やっぱりやりやがったかww
文字通り、タチの悪い風邪すぎるわぁ…

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/26(木) 09:09:56.15 ID:6kTjXxJ+o
前作読んできた
素晴らしい作品だった
こうなったら国民全員と寝るしかないな!

116 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:31:40.55 ID:VIbTRNcHo
*****
勇者「……それで、どうだった? まずサキュバスA」
サキュバスA「はい。かつて魔界、この国に迷い込んでしまった旅人は……だいたい三日ほどで使い果たして治って人間界へ帰りましたし。
……それと、下町で他の治療法が無いかも訊ねたのですが……」
勇者「何かあったか?」
サキュバスA「それが……」

117 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:36:55.02 ID:VIbTRNcHo
*****
淫具店主「セックスだね。何か買ってく? 触手化ポーションでアレの本数を増やせば一気に削れるよ? 数倍よ、数倍。
       あ、精力増強剤いる? 強力すぎて、三分に一回射精しないとタマタマが破裂するけど」
酒場店主「夜伽ね。陛下にいつもご贔屓いただきありがとうと伝えてね。……それと、頑張ってねと。何でしたらうちのお店に来ていただければ一晩で……ふふ」
書店主「あらあら……陛下ったらもう……ふふっ」
書店主娘「……わ、分かりません! 分かりませんから! おち、ん……って……! 知りませんよ!」
ラミア母「……え、こんな時期に? うそ? 陛下って……季節感があまり……」
ラミア子A「ぼっきって何?」
ラミア子B「おちんちんが……硬くなることだったっけ?」
ラミア子A「へー……お母さんの鱗とどっちが硬いのかな? 見に行っていい? ママ」

118 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:38:11.49 ID:VIbTRNcHo
*****
サキュバスA「……とまぁ、こんな具合に」
勇者「途中から完全に言いふらしてるよな? 言いふらしてるよな??」
サキュバスA「いえ、私からは別に……。陛下の御人徳では?」
勇者「……社会的に抹殺されていってる気がするんだ」
サキュバスA「大丈夫。私を含めて、この国の者は陛下に対して幻滅する事などございませんもの」
勇者「ああ、そう……」
サキュバスA「ちなみに昨晩、通りを見ていた者からちょっと噂が広まって、
         陛下と私が繋がりながら歩いていたとか陛下が『待て、まだ耐えろ!』と絶叫していた……とか頭がフットーしかけてたとか」
勇者「もう殺せよ! ちくしょう!」

119 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:38:43.96 ID:VIbTRNcHo
サキュバスA「大丈夫です、すぐに噂は消えますから。……何でしたら、実際にそうした遊びをしていただいても私は一向に構いません」
勇者「うるさい!」
サキュバスA「何も照れなくとも」
勇者「……で、堕女神の方は」
堕女神「はい、陛下。……城で働く者達にも訊ねましたが……やはり、答えは同じです」
勇者「……はぁ……」
サキュバスA「まぁ、ともかくしてみましょうか。それで……」
堕女神「私が」
サキュバスA「え?」

120 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:39:16.53 ID:VIbTRNcHo
堕女神「私が引き受けます。……まず、陛下の御身体に何が起こっているのかを調べねば……なりませんから。よろしいですか、陛下?」
勇者「他に方法は、あるのか無いのか分からないんだな」
堕女神「はい。僭越ながら……よろしくお願いいたします」
サキュバスA「結局……する事はやっぱり普段と変わらないじゃありませんの」
勇者「……まぁ、そうなったな」
サキュバスA「……なら、少し……一手間……」
堕女神「サキュバスA? 何か?」
サキュバスA「ああいえ、別に何でも。それでは……今夜はひとまず堕女神様と……」
勇者「……何か企んでないだろうな?」
サキュバスA「いえ、滅相も。それでは、私はこれにて失礼いたします」

121 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:40:19.67 ID:VIbTRNcHo
*****
それからも、期待はしていても……やはり、治まる事は無かった。
少しだけ大きいサイズのズボンを穿くようにしても、膨れ上がったそれは単純に邪魔でならない。
歩きづらく、用も足しづらく、妙に感覚が鋭敏になり、挙句に、それに追い付くように悶々とした気分まで出てきた。
休んでいても何かしていても、食事をしている時でも、それは去らない。
勇者(……情けない。情けなさすぎる)
歩く時はいつも前かがみでなければならないというのが、その情けなさに拍車をかけた。
勇者「……一日二十回するとしても、二十五日。一ヶ月近くこのままなのか……」
堕女神「一日百回ならたったの五日ですね」
勇者「死んじゃうだろう、それ」
堕女神「ほんの冗談です」


122 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:41:12.79 ID:VIbTRNcHo
勇者「もしかして、まだ怒ってるか」
堕女神「お体を大事になさってくださいと私は申しました」
勇者「悪かった、本当に」
堕女神「…………反省なさっておいでなら、……お体で、お返しくださいね」
勇者「もしかして、昨晩……部屋に?」
堕女神「何の事なのか分かりかねます」
昨晩、城の裏手の勝手口で出くわした堕女神はーーーー思えば、髪型も作り、透けるような真新しいドレスを着てはいなかったか。
今になって、その姿が蘇る。
寝室の前まで着いて、抱き寄せながら扉を開けると。
サキュバスC「お? よォ。聞いたぜ? ……って、何だ。テメーもいんのかよ」

123 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:41:50.74 ID:VIbTRNcHo
ベッドの上に、無作法に寝そべりながら出迎えたのはサキュバスC。
凶鳥のような脚甲を半ばベッドからはみ出させ、サイドテーブルの上に数本の酒瓶を並べ、そのうち一本は彼女の手の中だ。
堕女神はその姿を認めて、靴音高く歩み寄って行った。
堕女神「……何故ここにいるのですか?」
サキュバスC「はァァ? サキュバスの用件なんて一つっきゃねーだろ、胸に二つも詰まってる脳ミソで考えてみやがれ」
堕女神「ご足労痛み入りますが、お引き取り下さい。貴方の出番はございませんので」
サキュバスC「コッチの台詞。テメーこそ帰って寝な」
堕女神「面白い事ばかり仰いますね。たまには真面目な事を喋ってはいかがでしょう?」
サキュバスC「やんのか、コラ」
堕女神「ふむ、ご自分で決められないのですか?」
サキュバスC「……っし。殺るか」

124 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:42:28.76 ID:VIbTRNcHo
勇者「待て、待て二人とも! サキュバスC、お前は何でここに来たんだ!?」
サキュバスC「さてね。さっきも言ったろ、サキュバスが忍び込んで何がいけねェんだよ」
堕女神「城の寝室に外から忍び込むのは暗殺者でしょう」
サキュバスC「あー、そうさ。ただし死因は腹上死だぜ」
堕女神「……自供により、賊とみなしました。粛清いたします」
勇者「だから、待てって言ってるだろ! 落ち着け!」
サキュバスC「おいおい、“おーさま”よォ。そーんな様子で止めに入っても全然説得力ねェぜ?」
勇者「……俺のせいじゃないのは分かってるんだろ」

125 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:43:24.89 ID:VIbTRNcHo
サキュバスC「まァね。……そういうワケで、診てやるよ。おねーさんに任せときゃ安心だぜ? 一晩で治してやる」
堕女神「いえ、私が。もう一度言います、お引き取りください」
勇者「……はぁ」
サキュバスC「……よーし、じゃあこうしようや。アタシとお前、どっちが奴から絞り取れるかってのはどうだ?」
堕女神「いけません、そんな……陛下を何と心得ているのですか?」
サキュバスC「審判だよ。それとも何だ、自信ねーか」
堕女神「いいえ。……勝つと分かっている勝負は“いじめ”です。そのような事はしたくありません」
勇者「おい……」
サキュバスC「……奇遇だねェ。アタシも、“いじめ”なんてしたくねェんだけどな?」
堕女神「は?」
サキュバスC「あ?」
勇者「…………」

126 : ◆1UOAiS.xYWtC :2017/01/27(金) 00:44:32.88 ID:VIbTRNcHo
今日の分、終わりです
いつになく煽っていくスタイルの堕女神を書くのは割と楽しかった
それではまた明日

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/27(金) 00:48:05.96 ID:ynLqLn4JO
乙乙
サキュバス達が可愛い可愛いです

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/27(金) 00:51:22.59 ID:VoQzai3M0
乙ー
この2人は相変わらずウマが合わないなww

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/27(金) 00:53:26.89 ID:jGhktRBSO

サキュCきたあああああ

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/27(金) 01:40:59.13 ID:WPV1umTy0
素晴らしい


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