勇者「淫魔の国で過ごす日々」
Part7
197 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/02(土) 04:07:55.74 ID:Zp2QImWUo
明日の深夜に投下します
そして五日ごろにHTML依頼を出します
勇者、帰ってきた堕女神のお誘いを華麗にスルー
勇者、精のつくものを食べさせられるも華麗にスルー
勇者、更に華麗にスルー?
の一本です
では、おやすみ
198 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/02(土) 04:11:32.94 ID:MJa8FXy6o
待ってました
199 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/02(土) 04:37:39.65 ID:miJ3HLmgo
了解しました
203 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/02(土) 23:52:59.97 ID:EEhD/8pn0
wktkが止まらない
204 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:03:31.50 ID:dTh1/bXCo
待たせました、エピローグです
エロは無いのでご勘弁
205 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:04:40.23 ID:dTh1/bXCo
堕女神が城へ帰ってきたのは、正午を少し過ぎたあたりだった。
城の正門へ馬車が帰りつき、数人の使用人とともに出迎えに出る。
御者が無くとも走る馬車を曳いていたのはーーーーあの見慣れた白金の牝馬、ナイトメアだった。
勇者「お帰り。……お前もお疲れ様」
この馬も、「淫魔」の一種だ。
労いの言葉をかけると、「彼女」はさして興味もなさそうに、鼻息をひとつだけついた。
相も変わらず素っ気なく、人の姿を取る事さえできるというのに、無関心なマイペースを貫いて見せる。
馬車の客室から下りてきた堕女神は、出迎えた勇者の顔を見て一瞬だけ顔をぱっと輝かせたが、すぐに日中のいつもの表情へ戻る。
それでも長旅の疲れはやはり残るらしく、そうさせてしまった申し訳なさが心を過った。
堕女神「ただいま戻りました。すぐに執務のお供を致しますので、少々お待ちを」
勇者「その前に少し休め。疲れただろ?」
堕女神「いえ……大丈夫です、車中で休みましたから。すぐにお耳に入れたい事もございます」
勇者「……分かった。だが……無理するなよ」
堕女神「かしこまりました」
206 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:06:07.88 ID:dTh1/bXCo
堕女神が一旦自室へ向かうべく城内へ消え、メイド達が馬車の荷を下ろした直後、
曳いていたナイトメアが突如変身しーーーー馴染みの、白金髪の少女の姿になる。
馬銜の支えを失った馬車は僅かに前傾して落ち込んだ。
勇者「何だ、いきなり……」
ナイトメア「……減点」
勇者「え」
ナイトメア「減点。ひとつめ。ちょっとは考えろ」
それだけ言い残して幼女の姿をしたままのナイトメアは馬銜と索具を片手で掴み、
さして力みもせずに馬車を曳いて戻っていく。
完全に停止した状態から数百キロの馬車を片手で曳いていく薄着の少女は、
現実味の欠片も無い、悪夢めいた冗談にも映る。
残ったのは裸足で歩く小さな足跡と、轍。
勇者「減点、って……」
207 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:07:01.62 ID:dTh1/bXCo
****
勇者「……それで、どうなったんだ?」
堕女神「はい。……ひとまずは様子見です。陛下もご存じの通り、人間界行きはまだ慎重にならざるを得ません」
勇者「……納得するのか?」
堕女神「手始めにまずサキュバス達を人間界へ送り込み、出張所を作らせましょうか?」
勇者「どういう事だ?」
堕女神「彼女らは人に化けます。そして娼婦に扮して地盤を固めるべく、宿を営業する事となりますね」
勇者「…………」
堕女神「……ただ、それすらしばらくは慎重にならなければ」
勇者「……『魔王』の死後だ。まだまだ落ち着かないだろうな」
堕女神「ええ、それでも格段の速度で復興は進んでいるようですが……もう少し安定してからがよろしいかと」
208 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:07:45.04 ID:dTh1/bXCo
「日常」が戻ってきた。
執務室、昼下がりを過ぎてだんだん冷えていく空気。
堕女神は部屋に下がると、服を着替えてきた。
気になったのはーーーー珍しく、彼女は脚を出していない。
厚手の黒いストッキングを穿いて、肌を見せているのは手と、胸から上だけだ。
勇者「……珍しいな。寒いのか?」
堕女神「え、ええ。少しだけ……。どうか、ご容赦を」
勇者「いいさ。冷えてきたからな」
堕女神「……陛下、お訊ねしたい事が」
勇者「何を?」
堕女神「一昨日届いたはずの邪神ダコが見当たらないのですが、ご存じありませんか?
伝票には書いてありましたけれど」
勇者「それなら食ったが……」
堕女神「……お身体に障りは? あれは食用ではありませんよ」
209 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:08:12.88 ID:dTh1/bXCo
勇者「じゃあ何に使うんだ?」
堕女神「あれは、成分を抽出して媚薬の調合に使うのです。一滴単位で。食べられない事も無いでしょうが……」
勇者「媚薬成分まであったのか。いや、ちょっと待て。頼んだのは誰だ」
堕女神「……不明です」
勇者「まぁ、いい。生きてるワケだし」
堕女神「すみません、注意を払うべきでした」
勇者「……いや、いい。使ったのは俺だ。仕方ない」
堕女神「ときに、どのように過ごされましたか? 節度を守らせよ、とサキュバスAには命じましたが……」
210 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:10:33.31 ID:dTh1/bXCo
勇者「……その」
堕女神「ちなみに、馬車の中で小耳に挟みましたよ。昨日、陛下を城下町の祭りで見かけたと」
勇者「…………」
堕女神「……誤解なさっておいでのようですが、私は陛下を諫めているわけではありませんよ」
勇者「え……」
堕女神「もとより、インキュバスの一件が落ち着いた後です。陛下にもしばし休養があるべきかと思いまして。
ですので……私は、貴方がお健やかであられるのなら、それだけで良いのです」
勇者「……ありがとう。それじゃ……仕事にかかろうか」
堕女神「はい。それではこちらが……人間界へ情報収集を放つための……」
いつものように書状に目を通し、彼女から報告を受け、署名して封蝋を施す。
これだけ広大で、多種族によって成り、数十、数百万年の歴史を持つ国の全てを担えるのは、すべて彼女のおかげだ。
訊けばすぐに答えが返り、下せばすぐに施される。
心のどこかで、彼女の堅さからの開放感を持っていた事を恥じた。
久々に山積みに置かれた書類も、苦ではない。
ーーーーーー気付けば日は沈み、空腹を覚えた頃、ちょうどよく夕餉の時が来た。
211 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:11:38.35 ID:dTh1/bXCo
久々の堕女神の料理は、どれも腹に沁みる。
蟹と白身魚の蒸し物から始まり、続いて、牡蠣の温製にガーリックバターが添えられた一皿を出された。
いつもに比べると少し重厚感があるがーーーー不思議と、すんなりと胃に収まる。
牡蠣自体のうまみは無論の事、無作法と分かっていても、つい、スライスされたパンの上に溶けたバターを載せて平らげてしまった。
牡蠣から出たスープと、バジルの振られたバターが混じり合い、それだけで食中のワインを一杯空けてしまったほど美味だった。
メインの肉料理は、南の執政を務める猫の獣人から土産に持たされたという牛肉のローストだった。
表面は香ばしく焦げ目をつけられ、内側にいくにしたがって唇の色に似た桃色にグラデーションが加わっており、
スライスされた肉の横にはベリーソース、トマトソース、そして混合したスパイスの三種がそれぞれ付け合わされる。
ベリーソースを絡めれば甘さと隠し味のナッツのニュアンスが、閉じ込められた肉汁と溶け合う。
トマトソースをかければ、微かにしのんだ辛さが爽快な酸味と引き合い、さっぱりと食べられた。
香辛料をふりかけると、複雑に入り混じった数種のスパイスが、味わう一瞬をまるで十数分にも長引かせ、楽しませてくれた。
212 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:12:44.09 ID:dTh1/bXCo
デザートまでを平らげて食後の茶を待っていると……すべての調理を終えた堕女神が、グラスを盆にのせて食堂へやって来る。
恭しく置かれた脚付きグラスの中は、赤ワインよりも微かに暗い、沈み込むような色を見せていた。
勇者「……食後酒か? これは一体」
堕女神「こちらも……南から持たされた物です。『スッポンの生き血』を、果実酒にて割りました」
勇者「初めて見るな。まぁ……飲むよ」
グラスの脚を持ち、唇へ運ぶ。
わずかに起こった恐れによって、一口、まずは舌先に乗せるように流し込んだ。
生き血、と聞いて身構えたがーーーー血生臭さは感じない。
むしろ果実酒のふくよかな香りの方が勝って、すっきりと飲めて……気付いた頃には、空だ。
勇者「……さて、仕事に戻らないとな」
堕女神「え……?」
勇者「まだ終わってないだろ。もう少ししてから執務室だ」
堕女神「……はい、かしこまりました。少し……準備をしてから私も向かいます」
213 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:13:10.60 ID:dTh1/bXCo
執務室へ戻ってから、彼女は落ち着かない様子をずっと示していた。
うわつく事は無いのだが、どこか、こちらの様子を窺っているように見える。
堕女神「……陛下。そろそろお切り上げになられては?」
勇者「もう少し。堕女神の料理のおかげかな、妙に調子がいいんだ。寝ないでも済みそうなぐらいさ」
堕女神「ご冗談を。休息は……その、必要なものです」
勇者「ああ、分かってるよ」
夕食の後から、身体の血のめぐりが妙に良い。
脳が妙に冴えて、全ての感覚が増幅されたような全能感すらも持ってしまう。
寝ずに書類仕事を終わらせられそうだ、というのは決して大げさではない。
実際にやろうと思えばできてしまいそうなほど冴え渡り、身体の熱も冷めやらない。
ーーーーーその時、思い出した。
214 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:13:42.33 ID:dTh1/bXCo
勇者「堕女神。風呂に入って来たらどうだ? 疲れを癒せ」
堕女神「ですが……」
勇者「『私は大丈夫です』なんて言ったら怒るぞ」
堕女神「……それでは、お言葉に甘えさせていただきます。陛下」
勇者「?」
堕女神「その……いえ。後ほど」
彼女の言葉は、妙に艶めいていた。
四六時中顔を見合わせていなければ分からないほどのかすかな声の弾み。
それはどこか、歓喜の色もまとっているように聞こえた。
215 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:14:09.04 ID:dTh1/bXCo
ーーーーーー
柱時計の時を告げ、一時間の経過を知らせる。
相変わらず机仕事は妙にはかどり、まるで手が止まらない。
そこで、堕女神に入浴を勧めた事を思い出して、手を止めて背を反らした。
ばきばきと凝り固まった肩と背が音を立てて、長く机に向かっていた事を知らせてくれた。
ちょうどその時、堕女神が執務室へ戻る。
堕女神「…………陛下? ひょっとして……まだ、お続けに?」
身体を火照らせながらも、風呂上がりとは思えないほどの曇った顔で、いささか強く彼女が言う。
勇者「ああ。……少ししたら終えるよ、流石に。全部は無理だな」
堕女神「…………もう」
勇者「ん」
堕女神「いえ、何でも。……時に、お体になにか変化は?」
勇者「いや……何故?」
堕女神「その、長くお座りになられたままでは……」
勇者「ああ、大丈夫。調子はいいんだ。心配しなくていい」
216 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:14:35.48 ID:dTh1/bXCo
堕女神「本日は、ご入浴はなさらないのですか?」
勇者「そうだな。もう少ししたら……終えて入るよ」
堕女神「あの……。何故、本日はそこまで……? 普段でしたら、もうご就寝の準備をなさるお時間ですが」
勇者「……君が三日間も留守にして頑張ってくれたんだ。俺が怠ける訳にはいかないからさ」
彼女がいない間、仕事は何も進みはしなかった。
その遅れを取り戻すため、報いるため、話している間にも筆は止まらない。
勇者「俺の事よりも……。堕女神、そろそろ休んでもいいんだぞ」
堕女神「……え?」
勇者「今日は早く寝るといい。もう少ししたら俺もきちんと寝室へ行く。約束だ」
堕女神「…………」
勇者「……心配なんだよ。疲れが溜まってないワケがないだろ?」
堕女神「……はい、かしこまり……まし、た」
どこか落胆したような、幽鬼めいた表情にまで落ち込ませてから、彼女は一礼して執務室を出た。
彼女の身体に残る疲労を慮り、早めに眠らせたかった。
こちらも残り数枚だけ書類に目を通したら、机の上を片付けて眠る。
もし時間があれば大浴場へ向かい、軽く身体を暖めてからそうするつもりだ。
217 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:15:01.97 ID:dTh1/bXCo
****
結局、一時間強かけて書類仕事を終わらせてからになった。
身体の芯から力が湧き出てきて、止め時を見失った、というのもある。
誰もいない大浴場で汗を流し落とし、身体を暖め、それから用意してあった着替えに袖を通す。
肌触りの良いリネン素材のシャツ、下着、保温性の高いズボン。
いつの間に置いてあったのかは分からないものの、普段、浴場に準備されているものと違わない。
ーーーーそして、それはひどく窮屈でもあった。
夕食を食べ終えてから、「自身」がいつまでも落ち着かない。
痛みすら感じるほどに、漲ってやまなかった。
執務の邪魔としか感じていなかった高揚感が、今になって声を上げる。
抑えつけてさっさと寝るべく、長く廊下を歩いて、身体にわずかな寒さを感じた頃、寝室につく。
タオルを首にかけたまま扉を開くとーーーー先客に気付く。
ベッドの上には、堕女神が横たわり、目を閉じ、静かに寝息を立てていた。
218 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:16:09.54 ID:dTh1/bXCo
暖炉に火が入った部屋、枕元にだけ灯された燭台、それらに照らされて、女神そのものの寝顔が目に入る。
シーツをきゅっと握り締め、枕に横顔を沈め、純白の下着姿を投げ出して、彼女は「王」のベッドに横になっていた。
その出迎えに気付くと、思わず足音を忍ばせてしまったがーーーーどのみち、ベッドに載れば揺れで気付くだろう。
ブーツを脱ぎ、タオルで髪を一拭いしてから椅子にひっかけ、ゆっくりと彼女へ寄り添った。
堕女神「…………陛下?」
その時、彼女は声を発した。
それは、寝入っていたとは思えないほどはっきりとしていた。
勇者「ごめん、起こしたか。……でも、何故ここに。休んでいいって……」
堕女神「……貴方が、私を労ってくれないからです」
勇者「え……?」
彼女の身体が動き、抱き寄せられ、懐へ顔を埋められていた。
細く、それでいて熱のある吐息が胸板へ押し付けられ、妙に熱い疼きに化けた。
堕女神は……何かを埋めるように、何度も、何度もそのまま深く息を吸っていた。
219 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:16:35.61 ID:dTh1/bXCo
堕女神「……す、き……貴方の……匂いが……して……これ……好き、です……」
勇者「堕女神?」
堕女神「貴方が……私に触れてくれない、から……」
勇者「…………寂しかったん、だな」
ようやく、気付けた。
彼女は、戻ってきてからずっと、誘っていたのだ。
昼の執務の間にもそわそわしていた。
夕食は今思えば、精をつけさせるための献立ばかりだった。
その後彼女に風呂を勧めれば、その時もまた、何かを待っていた。
仕事を終えて早く寝室に行く事を何度も進言されたのも。
ただーーーー堕女神は。
彼女は、早く触れ合いたくて、夜をともに過ごしたくて、堪えられなかった。
それに気付いてやれなかった。
220 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:17:02.95 ID:dTh1/bXCo
勇者「……少しでも、早く眠りたいかと思ってたんだ」
気遣いが裏目に出ていた。
彼女の疲れを脳内で勝手に膨らませて気遣うあまりに、本当の声を聴いてやれずにいた。
本当は、食後の執務の間もずっとーーーーーー「自身」がぎしぎしと痛むほどに滾っていたのに。
身動きすらも、取れないほどに。
彼女はなおもこちらの首に背に腕を回し、絡め取りながらも好き勝手に犬のように匂いを嗅ぎ、
猫のように、自らの匂いを移すように柔らかな肢体をくねらせてすり付ける。
物言わずにそうする姿は、一種の退行のようにすら感じた。
堕女神「……陛下」
勇者「……ん」
応えるように手遊びほど頭を撫でてやっていると、ぽつりと呟く。
そして数秒。
彼女はようやく続きを、熱に浮かされたように言った。
堕女神「……今夜は、寝かせないでくださいね?」
その言葉には、答えの代わりにーーーーーー唇を、贈った。
終
221 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 02:28:58.10 ID:C64KOYsR0
おつ
今回も最高だった
222 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:29:17.67 ID:dTh1/bXCo
という訳で、今回のスレは終了とさせていただきます
スレでの投下は今回で終了といたしますが、何かの節目にはまた立てる事があるかもしれません
四日か五日にはHTML化依頼を出します
それまではちょくちょく覗きには参りますので、何かあればご遠慮なく
それでは、また
223 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 02:30:56.81 ID:iSoPDm1Vo
乙
224 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 02:37:33.22 ID:YmOKjFwAO
本編はよはよ
225 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 04:04:46.70 ID:Osqiagir0
乙
あー…もう…、はぁー…
堕女神さま正妻力ぶっちぎりですわ
239 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/05(火) 22:18:08.95 ID:PzpLk8RPo
先ほど、HTML化を出してきました。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
しばらくはpixivで軽くやっていこうと思います。
尚、結構先になりそうですが
今回の投下分を見直して加筆してからpixivの方に各話投稿してみようかなと
うっすらと考えてます
それでは、また
241 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/05(火) 23:21:27.57 ID:dY1s51U2o
乙
242 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/06(水) 06:22:29.02 ID:3azJnymqo
おつ
またPixivも見に行くよ
明日の深夜に投下します
そして五日ごろにHTML依頼を出します
勇者、帰ってきた堕女神のお誘いを華麗にスルー
勇者、精のつくものを食べさせられるも華麗にスルー
勇者、更に華麗にスルー?
の一本です
では、おやすみ
198 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/02(土) 04:11:32.94 ID:MJa8FXy6o
待ってました
199 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/02(土) 04:37:39.65 ID:miJ3HLmgo
了解しました
203 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/02(土) 23:52:59.97 ID:EEhD/8pn0
wktkが止まらない
204 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:03:31.50 ID:dTh1/bXCo
待たせました、エピローグです
エロは無いのでご勘弁
堕女神が城へ帰ってきたのは、正午を少し過ぎたあたりだった。
城の正門へ馬車が帰りつき、数人の使用人とともに出迎えに出る。
御者が無くとも走る馬車を曳いていたのはーーーーあの見慣れた白金の牝馬、ナイトメアだった。
勇者「お帰り。……お前もお疲れ様」
この馬も、「淫魔」の一種だ。
労いの言葉をかけると、「彼女」はさして興味もなさそうに、鼻息をひとつだけついた。
相も変わらず素っ気なく、人の姿を取る事さえできるというのに、無関心なマイペースを貫いて見せる。
馬車の客室から下りてきた堕女神は、出迎えた勇者の顔を見て一瞬だけ顔をぱっと輝かせたが、すぐに日中のいつもの表情へ戻る。
それでも長旅の疲れはやはり残るらしく、そうさせてしまった申し訳なさが心を過った。
堕女神「ただいま戻りました。すぐに執務のお供を致しますので、少々お待ちを」
勇者「その前に少し休め。疲れただろ?」
堕女神「いえ……大丈夫です、車中で休みましたから。すぐにお耳に入れたい事もございます」
勇者「……分かった。だが……無理するなよ」
堕女神「かしこまりました」
206 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:06:07.88 ID:dTh1/bXCo
堕女神が一旦自室へ向かうべく城内へ消え、メイド達が馬車の荷を下ろした直後、
曳いていたナイトメアが突如変身しーーーー馴染みの、白金髪の少女の姿になる。
馬銜の支えを失った馬車は僅かに前傾して落ち込んだ。
勇者「何だ、いきなり……」
ナイトメア「……減点」
勇者「え」
ナイトメア「減点。ひとつめ。ちょっとは考えろ」
それだけ言い残して幼女の姿をしたままのナイトメアは馬銜と索具を片手で掴み、
さして力みもせずに馬車を曳いて戻っていく。
完全に停止した状態から数百キロの馬車を片手で曳いていく薄着の少女は、
現実味の欠片も無い、悪夢めいた冗談にも映る。
残ったのは裸足で歩く小さな足跡と、轍。
勇者「減点、って……」
207 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:07:01.62 ID:dTh1/bXCo
****
勇者「……それで、どうなったんだ?」
堕女神「はい。……ひとまずは様子見です。陛下もご存じの通り、人間界行きはまだ慎重にならざるを得ません」
勇者「……納得するのか?」
堕女神「手始めにまずサキュバス達を人間界へ送り込み、出張所を作らせましょうか?」
勇者「どういう事だ?」
堕女神「彼女らは人に化けます。そして娼婦に扮して地盤を固めるべく、宿を営業する事となりますね」
勇者「…………」
堕女神「……ただ、それすらしばらくは慎重にならなければ」
勇者「……『魔王』の死後だ。まだまだ落ち着かないだろうな」
堕女神「ええ、それでも格段の速度で復興は進んでいるようですが……もう少し安定してからがよろしいかと」
208 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:07:45.04 ID:dTh1/bXCo
「日常」が戻ってきた。
執務室、昼下がりを過ぎてだんだん冷えていく空気。
堕女神は部屋に下がると、服を着替えてきた。
気になったのはーーーー珍しく、彼女は脚を出していない。
厚手の黒いストッキングを穿いて、肌を見せているのは手と、胸から上だけだ。
勇者「……珍しいな。寒いのか?」
堕女神「え、ええ。少しだけ……。どうか、ご容赦を」
勇者「いいさ。冷えてきたからな」
堕女神「……陛下、お訊ねしたい事が」
勇者「何を?」
堕女神「一昨日届いたはずの邪神ダコが見当たらないのですが、ご存じありませんか?
伝票には書いてありましたけれど」
勇者「それなら食ったが……」
堕女神「……お身体に障りは? あれは食用ではありませんよ」
209 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:08:12.88 ID:dTh1/bXCo
勇者「じゃあ何に使うんだ?」
堕女神「あれは、成分を抽出して媚薬の調合に使うのです。一滴単位で。食べられない事も無いでしょうが……」
勇者「媚薬成分まであったのか。いや、ちょっと待て。頼んだのは誰だ」
堕女神「……不明です」
勇者「まぁ、いい。生きてるワケだし」
堕女神「すみません、注意を払うべきでした」
勇者「……いや、いい。使ったのは俺だ。仕方ない」
堕女神「ときに、どのように過ごされましたか? 節度を守らせよ、とサキュバスAには命じましたが……」
210 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:10:33.31 ID:dTh1/bXCo
勇者「……その」
堕女神「ちなみに、馬車の中で小耳に挟みましたよ。昨日、陛下を城下町の祭りで見かけたと」
勇者「…………」
堕女神「……誤解なさっておいでのようですが、私は陛下を諫めているわけではありませんよ」
勇者「え……」
堕女神「もとより、インキュバスの一件が落ち着いた後です。陛下にもしばし休養があるべきかと思いまして。
ですので……私は、貴方がお健やかであられるのなら、それだけで良いのです」
勇者「……ありがとう。それじゃ……仕事にかかろうか」
堕女神「はい。それではこちらが……人間界へ情報収集を放つための……」
いつものように書状に目を通し、彼女から報告を受け、署名して封蝋を施す。
これだけ広大で、多種族によって成り、数十、数百万年の歴史を持つ国の全てを担えるのは、すべて彼女のおかげだ。
訊けばすぐに答えが返り、下せばすぐに施される。
心のどこかで、彼女の堅さからの開放感を持っていた事を恥じた。
久々に山積みに置かれた書類も、苦ではない。
ーーーーーー気付けば日は沈み、空腹を覚えた頃、ちょうどよく夕餉の時が来た。
211 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:11:38.35 ID:dTh1/bXCo
久々の堕女神の料理は、どれも腹に沁みる。
蟹と白身魚の蒸し物から始まり、続いて、牡蠣の温製にガーリックバターが添えられた一皿を出された。
いつもに比べると少し重厚感があるがーーーー不思議と、すんなりと胃に収まる。
牡蠣自体のうまみは無論の事、無作法と分かっていても、つい、スライスされたパンの上に溶けたバターを載せて平らげてしまった。
牡蠣から出たスープと、バジルの振られたバターが混じり合い、それだけで食中のワインを一杯空けてしまったほど美味だった。
メインの肉料理は、南の執政を務める猫の獣人から土産に持たされたという牛肉のローストだった。
表面は香ばしく焦げ目をつけられ、内側にいくにしたがって唇の色に似た桃色にグラデーションが加わっており、
スライスされた肉の横にはベリーソース、トマトソース、そして混合したスパイスの三種がそれぞれ付け合わされる。
ベリーソースを絡めれば甘さと隠し味のナッツのニュアンスが、閉じ込められた肉汁と溶け合う。
トマトソースをかければ、微かにしのんだ辛さが爽快な酸味と引き合い、さっぱりと食べられた。
香辛料をふりかけると、複雑に入り混じった数種のスパイスが、味わう一瞬をまるで十数分にも長引かせ、楽しませてくれた。
212 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:12:44.09 ID:dTh1/bXCo
デザートまでを平らげて食後の茶を待っていると……すべての調理を終えた堕女神が、グラスを盆にのせて食堂へやって来る。
恭しく置かれた脚付きグラスの中は、赤ワインよりも微かに暗い、沈み込むような色を見せていた。
勇者「……食後酒か? これは一体」
堕女神「こちらも……南から持たされた物です。『スッポンの生き血』を、果実酒にて割りました」
勇者「初めて見るな。まぁ……飲むよ」
グラスの脚を持ち、唇へ運ぶ。
わずかに起こった恐れによって、一口、まずは舌先に乗せるように流し込んだ。
生き血、と聞いて身構えたがーーーー血生臭さは感じない。
むしろ果実酒のふくよかな香りの方が勝って、すっきりと飲めて……気付いた頃には、空だ。
勇者「……さて、仕事に戻らないとな」
堕女神「え……?」
勇者「まだ終わってないだろ。もう少ししてから執務室だ」
堕女神「……はい、かしこまりました。少し……準備をしてから私も向かいます」
213 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:13:10.60 ID:dTh1/bXCo
執務室へ戻ってから、彼女は落ち着かない様子をずっと示していた。
うわつく事は無いのだが、どこか、こちらの様子を窺っているように見える。
堕女神「……陛下。そろそろお切り上げになられては?」
勇者「もう少し。堕女神の料理のおかげかな、妙に調子がいいんだ。寝ないでも済みそうなぐらいさ」
堕女神「ご冗談を。休息は……その、必要なものです」
勇者「ああ、分かってるよ」
夕食の後から、身体の血のめぐりが妙に良い。
脳が妙に冴えて、全ての感覚が増幅されたような全能感すらも持ってしまう。
寝ずに書類仕事を終わらせられそうだ、というのは決して大げさではない。
実際にやろうと思えばできてしまいそうなほど冴え渡り、身体の熱も冷めやらない。
ーーーーーその時、思い出した。
214 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:13:42.33 ID:dTh1/bXCo
勇者「堕女神。風呂に入って来たらどうだ? 疲れを癒せ」
堕女神「ですが……」
勇者「『私は大丈夫です』なんて言ったら怒るぞ」
堕女神「……それでは、お言葉に甘えさせていただきます。陛下」
勇者「?」
堕女神「その……いえ。後ほど」
彼女の言葉は、妙に艶めいていた。
四六時中顔を見合わせていなければ分からないほどのかすかな声の弾み。
それはどこか、歓喜の色もまとっているように聞こえた。
215 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:14:09.04 ID:dTh1/bXCo
ーーーーーー
柱時計の時を告げ、一時間の経過を知らせる。
相変わらず机仕事は妙にはかどり、まるで手が止まらない。
そこで、堕女神に入浴を勧めた事を思い出して、手を止めて背を反らした。
ばきばきと凝り固まった肩と背が音を立てて、長く机に向かっていた事を知らせてくれた。
ちょうどその時、堕女神が執務室へ戻る。
堕女神「…………陛下? ひょっとして……まだ、お続けに?」
身体を火照らせながらも、風呂上がりとは思えないほどの曇った顔で、いささか強く彼女が言う。
勇者「ああ。……少ししたら終えるよ、流石に。全部は無理だな」
堕女神「…………もう」
勇者「ん」
堕女神「いえ、何でも。……時に、お体になにか変化は?」
勇者「いや……何故?」
堕女神「その、長くお座りになられたままでは……」
勇者「ああ、大丈夫。調子はいいんだ。心配しなくていい」
216 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:14:35.48 ID:dTh1/bXCo
堕女神「本日は、ご入浴はなさらないのですか?」
勇者「そうだな。もう少ししたら……終えて入るよ」
堕女神「あの……。何故、本日はそこまで……? 普段でしたら、もうご就寝の準備をなさるお時間ですが」
勇者「……君が三日間も留守にして頑張ってくれたんだ。俺が怠ける訳にはいかないからさ」
彼女がいない間、仕事は何も進みはしなかった。
その遅れを取り戻すため、報いるため、話している間にも筆は止まらない。
勇者「俺の事よりも……。堕女神、そろそろ休んでもいいんだぞ」
堕女神「……え?」
勇者「今日は早く寝るといい。もう少ししたら俺もきちんと寝室へ行く。約束だ」
堕女神「…………」
勇者「……心配なんだよ。疲れが溜まってないワケがないだろ?」
堕女神「……はい、かしこまり……まし、た」
どこか落胆したような、幽鬼めいた表情にまで落ち込ませてから、彼女は一礼して執務室を出た。
彼女の身体に残る疲労を慮り、早めに眠らせたかった。
こちらも残り数枚だけ書類に目を通したら、机の上を片付けて眠る。
もし時間があれば大浴場へ向かい、軽く身体を暖めてからそうするつもりだ。
217 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:15:01.97 ID:dTh1/bXCo
****
結局、一時間強かけて書類仕事を終わらせてからになった。
身体の芯から力が湧き出てきて、止め時を見失った、というのもある。
誰もいない大浴場で汗を流し落とし、身体を暖め、それから用意してあった着替えに袖を通す。
肌触りの良いリネン素材のシャツ、下着、保温性の高いズボン。
いつの間に置いてあったのかは分からないものの、普段、浴場に準備されているものと違わない。
ーーーーそして、それはひどく窮屈でもあった。
夕食を食べ終えてから、「自身」がいつまでも落ち着かない。
痛みすら感じるほどに、漲ってやまなかった。
執務の邪魔としか感じていなかった高揚感が、今になって声を上げる。
抑えつけてさっさと寝るべく、長く廊下を歩いて、身体にわずかな寒さを感じた頃、寝室につく。
タオルを首にかけたまま扉を開くとーーーー先客に気付く。
ベッドの上には、堕女神が横たわり、目を閉じ、静かに寝息を立てていた。
218 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:16:09.54 ID:dTh1/bXCo
暖炉に火が入った部屋、枕元にだけ灯された燭台、それらに照らされて、女神そのものの寝顔が目に入る。
シーツをきゅっと握り締め、枕に横顔を沈め、純白の下着姿を投げ出して、彼女は「王」のベッドに横になっていた。
その出迎えに気付くと、思わず足音を忍ばせてしまったがーーーーどのみち、ベッドに載れば揺れで気付くだろう。
ブーツを脱ぎ、タオルで髪を一拭いしてから椅子にひっかけ、ゆっくりと彼女へ寄り添った。
堕女神「…………陛下?」
その時、彼女は声を発した。
それは、寝入っていたとは思えないほどはっきりとしていた。
勇者「ごめん、起こしたか。……でも、何故ここに。休んでいいって……」
堕女神「……貴方が、私を労ってくれないからです」
勇者「え……?」
彼女の身体が動き、抱き寄せられ、懐へ顔を埋められていた。
細く、それでいて熱のある吐息が胸板へ押し付けられ、妙に熱い疼きに化けた。
堕女神は……何かを埋めるように、何度も、何度もそのまま深く息を吸っていた。
219 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:16:35.61 ID:dTh1/bXCo
堕女神「……す、き……貴方の……匂いが……して……これ……好き、です……」
勇者「堕女神?」
堕女神「貴方が……私に触れてくれない、から……」
勇者「…………寂しかったん、だな」
ようやく、気付けた。
彼女は、戻ってきてからずっと、誘っていたのだ。
昼の執務の間にもそわそわしていた。
夕食は今思えば、精をつけさせるための献立ばかりだった。
その後彼女に風呂を勧めれば、その時もまた、何かを待っていた。
仕事を終えて早く寝室に行く事を何度も進言されたのも。
ただーーーー堕女神は。
彼女は、早く触れ合いたくて、夜をともに過ごしたくて、堪えられなかった。
それに気付いてやれなかった。
勇者「……少しでも、早く眠りたいかと思ってたんだ」
気遣いが裏目に出ていた。
彼女の疲れを脳内で勝手に膨らませて気遣うあまりに、本当の声を聴いてやれずにいた。
本当は、食後の執務の間もずっとーーーーーー「自身」がぎしぎしと痛むほどに滾っていたのに。
身動きすらも、取れないほどに。
彼女はなおもこちらの首に背に腕を回し、絡め取りながらも好き勝手に犬のように匂いを嗅ぎ、
猫のように、自らの匂いを移すように柔らかな肢体をくねらせてすり付ける。
物言わずにそうする姿は、一種の退行のようにすら感じた。
堕女神「……陛下」
勇者「……ん」
応えるように手遊びほど頭を撫でてやっていると、ぽつりと呟く。
そして数秒。
彼女はようやく続きを、熱に浮かされたように言った。
堕女神「……今夜は、寝かせないでくださいね?」
その言葉には、答えの代わりにーーーーーー唇を、贈った。
終
221 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 02:28:58.10 ID:C64KOYsR0
おつ
今回も最高だった
222 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/03(日) 02:29:17.67 ID:dTh1/bXCo
という訳で、今回のスレは終了とさせていただきます
スレでの投下は今回で終了といたしますが、何かの節目にはまた立てる事があるかもしれません
四日か五日にはHTML化依頼を出します
それまではちょくちょく覗きには参りますので、何かあればご遠慮なく
それでは、また
223 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 02:30:56.81 ID:iSoPDm1Vo
乙
224 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 02:37:33.22 ID:YmOKjFwAO
本編はよはよ
225 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/03(日) 04:04:46.70 ID:Osqiagir0
乙
あー…もう…、はぁー…
堕女神さま正妻力ぶっちぎりですわ
239 : ◆1UOAiS.xYWtC:2016/01/05(火) 22:18:08.95 ID:PzpLk8RPo
先ほど、HTML化を出してきました。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
しばらくはpixivで軽くやっていこうと思います。
尚、結構先になりそうですが
今回の投下分を見直して加筆してからpixivの方に各話投稿してみようかなと
うっすらと考えてます
それでは、また
241 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/05(火) 23:21:27.57 ID:dY1s51U2o
乙
242 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします:2016/01/06(水) 06:22:29.02 ID:3azJnymqo
おつ
またPixivも見に行くよ
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