勇者「淫魔の国は白く染まった」
Part6
322 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/11(日) 01:30:36.80 ID:dk6JmWero
隣女王「んっ…んぅぅ~っ……! ごふぁっ……!」
命が下腹のフィルターを通して、隣女王に呑み込まれていくような……そんな、長く激しい射精だった。
おぼろげな視界の中で、彼女は休みなく注がれる子種を飲み下し、それでもぼたぼたと口の端から溢れさせていた。
むせ返りながらも、中断しようとはしない。
本能に支配されているかのように、呼吸よりも優先して精液を嚥下しつづける。
彼女の眼から涙があふれ、止まらずーーーーそれでも。
隣女王がようやく口を離しても、咳き込む様子は無い。
口の周りにべったりと付着した「食べかす」を舐め取り、何度かに分けて飲みこみ、ふぅ、と息をつく程度。
そこで、体の芯にまで沁み渡るような寒気が、津波のように襲ってきた。
暖炉の消えた室内の寒気だけではない。
数日前の、イン娘の現れた晩の城の空気。
更に加えて覚えがあるのはーーーーあの七日間の半ば。隣女王がーーーーーー
勇者「ぐうっ……! 隣女……王……!」
射精を終えて力の入らなかった全身だが、ようやく声帯にだけは意識を戻せた。
鉛のような気だるさが四肢を支配し、加えて、射すくめられたような重圧が室内を支配する。
射精を終えて敏感さをまだ残したまま萎えた男根に、柔らかな肉の感触を覚える。
先ほどの口淫とは違うーー、柔くみっちりと詰まった、湿り気を帯びた肉の。
暗闇の中で、無邪気なーーーーそれ故に背筋の凍るような哄笑が聴こえてきた。
323 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/11(日) 01:31:25.14 ID:dk6JmWero
勇者「隣女王っ……! おい、待っ……」
返事は無い。
どうにか顔を可能な限り起こす、視線をありったけ下に沈めると、隣女王が上に跨っていた。
閉じた秘裂で、ペニスを何度も何度も擦り、「まじない」でもするかのように、促している。
ぬちゅ、ぬちゅ、と湿った音を立て、疑似的な挿入のような刺激が苛む。
隣女王「アッ……アァァ……」
虚ろな嬌声だった。
悪霊を乗り移らせた人形が呻くような、深淵から響く歌声。
その間にも、ぐしゅぐしゅと肉の綿で擦るような股間による愛撫は続く。
漏れ出した愛液と精液の残滓が泡立ち、淫靡に糸を引き始めた時。
焦燥と寒気に苛まれながらも、簡単に、それは起き上がってしまった。
恐らくは危機の予兆と、彼女の淫魔としての性質によって。
隣女王「全部……食べテ、あげる。貴方の……ぜん、ブ」
勇者「待て、隣女王……おい、待てっ! 止せッ!!」
既にもう、亀頭は隣女王の入り口に宛がわれている。
後は腰を下ろすだけで、彼女の純潔は破れてーーーー恐らく、次は生命の全てを吸い取られる。
雷を呼び出し、気絶させる手もあるが……四肢に力が入らず、集中も練りきれない。
それでも放ってしまう事ができたとしても、下手をすれば調節ができず、彼女は死ぬ。
あまりにも分が悪すぎる賭けになってしまう。
その時、鋭い音が室内に舞い込みーーーー強風と雪、冷気、そして重厚な金属音が後に続いた。
324 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/11(日) 01:33:39.20 ID:dk6JmWero
暗闇の中、床近くで火花が散る。
直後に隣女王の身体が引きはがされて宙を舞い、ベッド上から姿を消す。
数秒して、部屋の中から小さな呻きが聞こえーーーー隣女王の身体が再び現れ、乱暴にベッドに投げ出された。
サキュバスC「……オイ、起きろよ。寝てる場合じゃねぇぞ」
ベッド脇の燭台が灯り、乱入者の姿が映し出される。
昼間に会った時とほぼ同じ姿のサキュバスCが、そこにはいた。
彼女は、ベッドの上で失神している隣女王に毛布と着ていたベストを掛け、続いてズボンを投げかけてきた。
勇者「どうしてここに!? それに、隣女王……!」
サキュバスC「どうもこうもねーよ。コイツは軽く絞め落としただけだから心配いらねェ。とりあえず隠せっ!」
勇者「あ、あぁ」
言われて、ひとまずは促されるままにズボンに脚を通す。
下着を介していないために履き心地は悪く、べとべとに濡れた部分が冷えて更に良くない。
それに何より、割れた窓から吹き込む寒気が身体を冷やす。
サキュバスC「……やっぱりだ。おかしな事になってやがンな」
勇者「おかしな?」
サキュバスC「あのな。『おーさま』の部屋の窓割ったんだぜ? ……なのに誰も来ねェぞ」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/11(日) 01:40:27.54 ID:4oNt/yUE0
乙
ほんまサキュバスCええキャラしとるで
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/11(日) 03:15:45.78 ID:OWFaBu6DO
乙
相変わらずなんてところで切るんだよ…
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/11(日) 03:19:04.22 ID:GS/XNdauo
おつつ
続き楽しみにしてるよ!
375 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:03:44.75 ID:jeXGouFNo
>>324
サキュバスCとともに部屋を出ると、ゾクゾクとするような気配が廊下に広がっていた。
物理的な寒気だけではない。
魂までも底冷えさせるような、精神を削る冷たい気配だ。
廊下にまで出ても、誰も姿を見せない。
王の寝室の窓が割れたと言うのに。
歩くたびにサキュバスCの右脚がガシャガシャと重い音を響かせているのに。
氷の墳墓の中へ、城そのものが埋葬されてしまったようにーーーー。
勇者「……なぁ、サキュバスC。どうして……助けに?」
サキュバスC「あ? どうして、って……どういう意味だよ」
勇者「タイミングだ」
サキュバスC「ああ。アタシは目が良くってさ。言ったろ、見張ってるって。……できる限り遠くで、できる限り早く駆けつけられる距離、ってな」
勇者「……すまない、助かった。ありがとう」
サキュバスC「『おーさま』を助けんのはあたりめぇだろ? 気にすんなら一杯おごれよ」
勇者「お前らしい。……どこに向かう?」
城内を勝手知ったるように歩く彼女は、迷わず進んでいく。
何処に何があるか、原因となるものが分かっているかのように。
376 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:04:21.32 ID:jeXGouFNo
サキュバスC「……おっと、眠り姫サマ一人発見」
エントランスに差し掛かった頃、そこに、異変をもう一つ見つけた。
冷たい床の上に横たわる、サキュバスBの姿を。
勇者「おい、……サキュバスB!」
勇者が慌てて駆け寄り、抱き起し、声を掛ける。
しかし、彼女から反応は帰ってこない。
立てている寝息からすると大事には無いはずだ。
だが、眠っているだけーーーーというには、あまりに不可解すぎる。
声を掛けても、揺さぶっても起きない。
身じろぎ一つしない。
何より、こんな場所で寝入ってしまうはずもない。
勇者「……ひょっとして、あの時もか?」
サキュバスC「あ?」
勇者「イン娘が現れた夜だ。その時も……こんな風に、城の空気が変わって、誰の姿もなかった」
サキュバスC「何でそれ言わねェんだよ?」
勇者「……確信が持てなかったんだ」
377 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:05:12.63 ID:jeXGouFNo
サキュバスC「ともあれ、そいつも、城の奴らも寝こけてるだけだろ。原因分かったんならどうすりゃいいかも分かるだろ」
勇者「……なるほどな」
サキュバスBを抱きかかえ、せめて近くにあった長椅子に横たわらせる。
恐らく、問題の解決に長くはかからないはずだ。
そう願い、今度は逆に、サキュバスCを先導するように歩き始めた。
身を切るように寒い夜の庭園を歩くと、サキュバスCはぽつぽつと語った。
サキュバスC「インキュバス、ってか淫魔には特徴があんだよ」
勇者「というと……いや。薄々は分かる」
サキュバスC「ザックリ言えば、対象を強制的に眠らせる魔力と……異性を発情させる魔力。まぁ、得意の差はあんのさ」
勇者「つまり……誰かが使ったのか?」
サキュバスC「淫魔族にはそもそも効かない魔法なんだぜ。それをこの規模で発動させやがったのさ」
勇者「有り得るのか?」
サキュバスC「ありえねェよ。でも実際こんな事ンなってるぜ?」
378 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:05:45.29 ID:jeXGouFNo
勇者「……後者の方は?」
サキュバスC「発情の方か? いや、アタシは何も感じねェな」
勇者「だとすると、隣女王は……」
彼女の急すぎる変化は、説明がつかない。
特性も、変化も知ってはいたし目の当たりにしたが、意思の疎通すら不可能なほどではなかった。
その件に関与を疑い、口にするとーーーー。
サキュバスC「……え、ちょっと……あれ……女王だったの?」
サキュバスCが立ち止まり、たどたどしく困惑を示した。
勇者「ちょっと待て、知らなかったのか!?」
サキュバスC「い、いや……アンタが……何かヤベー事になってんのが見えたから……つい……やばい、これ……」
勇者「……お前、いったい何した?」
サキュバスC「こう、後ろから……キュッ、っていうか……コキッ、と……」
勇者「…………記憶が飛んでいてくれる事を祈ろうか」
サキュバスC「……アンタから何か誤魔化しといて……クダサイ」
379 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:06:44.01 ID:jeXGouFNo
勇者「ともかく、隣女王……の変化は?」
サキュバスC「ん、……元々そういうのに過敏な種族だし、魔力も身体の抵抗能力も弱い。アタシ達には平気でも、かかっちまったんじゃねぇの?」
勇者「としたら、俺が女だったとしたら」
サキュバスC「何か起こっちまうだろうよ」
勇者「……イヤ、でも不思議だな。だとしたら、なぜ俺はサキュバスが大勢いるこの国で平気なんだ?」
サキュバスC「さぁ。鈍感なんじゃねーの? それより、着いた」
三階建ての別館が、その姿を見せる。
すっかりと風が止み、雪も治まり、乳白色の雲に覆われた夜空の下、その扉がある。
あの晩の玉座の間と同じ感覚が満ちて、サキュバスCも、こころなしか引き締まった様子を見せていた。
勇者「……そういえば、カギーーーー」
合図を待たず、サキュバスCが先陣を切り、怪鳥じみた真鍮の右脚で、金属製の扉を蹴り開けた。
施錠部分が吹き飛び、さらには引いて開けるはずだった蝶番が乱暴に外れて飛び、まるで破城槌でも食らわせたように扉が歪んで開いた。
サキュバスC「カギ探し回るなんざ、ヒマ人のやるこった。急いでんだろ?」
悪びれもせずーーーー彼女は、壊れた扉に引っかかった右脚を引き抜き、手招きした。
380 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:07:47.11 ID:jeXGouFNo
別館の中は、さほど広くは無い。
本館から運んだ食事を温め直すだけの最低限の厨房、各客室、サロン、小さな宿屋程度の設備しかない。
それでも十人ほどが詰めていたはずだというのに、気配は未だにしない。
壊れた扉から館内の暖気が抜け出し、急速に冷えていくのを感じる。
サキュバスC「灯りはついてんな。っ……と…」
踏み入り、少し歩くとサキュバスCが足をもつれさせた。
力が抜け、重みが増したような不自然な姿勢で膝をつく。
吐息にも乱れがあり、それを彼女は咳払いで隠したようだった。
勇者「どうした? 大丈夫か」
サキュバスC「い、や。何でも……ね……」
ややあって、彼女は手近な壁を引っ掻きながら立ち上がった。
見ていて肝が冷えるような足取りは、どう考えても普通ではない。
更に数歩進むと、かすかな燭光でも分かってしまう程、彼女の肌が紅潮しているのが見え、翼と尻尾がもがくように空を切った。
勇者「何でもなくは見えない。一体、何が……」
せめて彼女の身体を支えようと、ウエストに腕を回すとーーーー
サキュバスC「あ、アタシに触るなっ!!」
触れる寸前に身を翻し、壁に沿うように飛び退ってしまった。
弾みで壁に掛けられていた絵画が額ごと外れて、廊下全体に響くような重い音を立てた。
直後、できてしまった間を埋めるようにして、彼女が言葉を継ぎ足す
サキュバスC「……悪ィ。ここからは……アンタ、一人で……」
勇者「あ、ああ。大丈夫なのか? ……どこか、痛いのか?」
サキュバスC「い、いや。……そーいうのじゃ、ねェ……けど……とにかく……一人で、行って……」
その時ーーーー張り詰めていた瘴気が収束するような感覚を覚えた。
381 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:08:40.15 ID:jeXGouFNo
再び、全てが変化した。
城そのものが眠りから覚めたようにーーーー再び、よく知る平素の城のように。
確信を得た。
この現象を起こした物が。
この現象を起こした者が何者か。
そして、現象を切り替える発端が何なのか。
ふと顔を上げたサキュバスCと目が合う前に、招かれざる客に与えられた部屋へと走る。
距離にして、対した距離ではない。
走り込めば、すぐに到着した。
扉の前には、城中のサキュバスBと同じように、二人の番が伏していた。
違いは、彼女らは目を覚ましている事。
目を覚ましてはいてもーーーー呻くばかりで、身体を起こそうとはしない。
一人はサキュバス、一人はラミア。
どちらも、体力をひどく奪われたように衰弱していた。
勇者「これは……?」
駆け寄り、具に二人を見る。
この衰弱状態は、身に覚えがある。
隣女王に精気を吸い取られた、あの七日間の中の我が身と同じ。
彼女らはーーーー何者かに、命を吸い取られた。
勇者「……だとすれば、こんな所で? そもそも……」
サキュバスの方は、全身を覆うぴったりとした着衣。
ラミアは腰部、上半身と蛇の下半身の境目を覆う長めのスカート。
そのどちらにも、乱れは無い。
イン娘「あ、あの……? 何か、あったんですか!?」
いつの間にか開かれていた扉から、恐らくは『発端』が姿を見せていた。
寝乱れた髪、困惑しながらもまだ開き切れていない瞼は、彼が今しがた起床事を示す。
382 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:09:23.58 ID:jeXGouFNo
勇者「……正直に答えろ。今までどうしていた?」
イン娘「どう、って……?」
勇者「お前は何をした!」
抑えきれない激情が、咆哮となった。
『少年』は怯え、目を見開きーーーー後ずさり、駆り立てられるように答えた。
イン娘「ぼ、ボクは……寝てて。それで、大きい音がして……目覚めたら、今……」
勇者「眠っていた?」
イン娘「は、はい。……二日、ぶりに……」
その言葉を聞くと、何かが繋がった。
立ち上がり、敷居をまたいで部屋に押し入ると、彼はなおも下がる。
イン娘「あの、……何を……? い、痛いっ!」
ぐいっ、と腕を掴み、引き寄せる。
彼は、踏ん張りを効かせて抵抗せんとした。
イン娘「は、離してっ……! 離してくださいよ! 痛いですってば! 離してよっ!」
弱々しかった印象は、もうない。
抵抗する力は、人間の少年のそれと変わりは無いとはいえ、間違いなく強い。
眠りを取っただけで行われるほどの回復ではない。
何らかの方法で、外部から力を取り入れた。
ーーーー否、摂取した。
勇者「お前。……外の二人から、吸い取ったな?」
それが…………この晩の、真相だった。
384 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:09:48.30 ID:jeXGouFNo
ーーーー
明くる朝。
朝食の後に、隣女王を見送った。
隣女王「それでは、此度はお世話になりました、陛下。近々、我が国にもいらしてくださいましね」
勇者「ああ、必ず。……昨日はすまなかったな。君が途中で寝てしまって、起こせなくてさ」
隣女王「お気に病まずに。私こそ、至らない事ばかりで……申し訳ありません」
彼女は、幸いにも前夜の事を途中から覚えていなかった。
どの部分からか、と訊ねるのは憚られたが、起こった事は忘れてくれているようだ。
隣女王「ん……?」
勇者「どうした?」
隣女王「いえ。寝違えてしまったのでしょうか? 首が……すこし、痛くて……」
眉を痛みに歪めて、彼女は首の後ろを撫でる。
勇者「……お大事に。ところで、昨日はサキュバスBが……」
見送りに来たサキュバスBが、促されて前に出た。
しゅんとした様子は、彼女なりに深い反省を示していた。
もっとも、彼女が眠りにつかされてしまったのは彼女の責任ではない。
その事についても説明はしたが、釈然とはしていない様子だった。
385 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:10:33.29 ID:jeXGouFNo
サキュバスB「ごめんなさい! せっかく色々お教えしようかと思ったのに……すごく……眠くて……」
隣女王「そうですね。……残念です」
サキュバスB「…………」
隣女王「ご一緒できる時間が減ってしまったのは残念でした。今度は陛下とご一緒に我が国にいらしてくださいね?」
サキュバスB「は、はい!」
堕女神「……それでは、女王陛下。隣国までお送り申し上げます」
堕女神が促すと、隣女王は馬車へと乗り込む。
事前に街道を整備して付近を根城とするモンスターへは圧力をかけていたため、危険は少なくなっている。
それでも送迎の車列には手抜かりは無く、周辺警戒も当然強めている。
扉が閉まる前に隣女王は座ったまま一礼し、やがて馬車が走り出す。
見えなくなるまで、遠ざかる車列を見送りーーーー使用人達がそれぞれの業務に戻り、サキュバスBもどこかしょんぼりした様子で場を去る。
残された堕女神が、勇者に、少し緊迫した表情を見せた。
堕女神「……それでは、昨夜の件ですが。執務室にて」
勇者「……ああ」
隣女王「んっ…んぅぅ~っ……! ごふぁっ……!」
命が下腹のフィルターを通して、隣女王に呑み込まれていくような……そんな、長く激しい射精だった。
おぼろげな視界の中で、彼女は休みなく注がれる子種を飲み下し、それでもぼたぼたと口の端から溢れさせていた。
むせ返りながらも、中断しようとはしない。
本能に支配されているかのように、呼吸よりも優先して精液を嚥下しつづける。
彼女の眼から涙があふれ、止まらずーーーーそれでも。
隣女王がようやく口を離しても、咳き込む様子は無い。
口の周りにべったりと付着した「食べかす」を舐め取り、何度かに分けて飲みこみ、ふぅ、と息をつく程度。
そこで、体の芯にまで沁み渡るような寒気が、津波のように襲ってきた。
暖炉の消えた室内の寒気だけではない。
数日前の、イン娘の現れた晩の城の空気。
更に加えて覚えがあるのはーーーーあの七日間の半ば。隣女王がーーーーーー
勇者「ぐうっ……! 隣女……王……!」
射精を終えて力の入らなかった全身だが、ようやく声帯にだけは意識を戻せた。
鉛のような気だるさが四肢を支配し、加えて、射すくめられたような重圧が室内を支配する。
射精を終えて敏感さをまだ残したまま萎えた男根に、柔らかな肉の感触を覚える。
先ほどの口淫とは違うーー、柔くみっちりと詰まった、湿り気を帯びた肉の。
暗闇の中で、無邪気なーーーーそれ故に背筋の凍るような哄笑が聴こえてきた。
323 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/11(日) 01:31:25.14 ID:dk6JmWero
勇者「隣女王っ……! おい、待っ……」
返事は無い。
どうにか顔を可能な限り起こす、視線をありったけ下に沈めると、隣女王が上に跨っていた。
閉じた秘裂で、ペニスを何度も何度も擦り、「まじない」でもするかのように、促している。
ぬちゅ、ぬちゅ、と湿った音を立て、疑似的な挿入のような刺激が苛む。
隣女王「アッ……アァァ……」
虚ろな嬌声だった。
悪霊を乗り移らせた人形が呻くような、深淵から響く歌声。
その間にも、ぐしゅぐしゅと肉の綿で擦るような股間による愛撫は続く。
漏れ出した愛液と精液の残滓が泡立ち、淫靡に糸を引き始めた時。
焦燥と寒気に苛まれながらも、簡単に、それは起き上がってしまった。
恐らくは危機の予兆と、彼女の淫魔としての性質によって。
隣女王「全部……食べテ、あげる。貴方の……ぜん、ブ」
勇者「待て、隣女王……おい、待てっ! 止せッ!!」
既にもう、亀頭は隣女王の入り口に宛がわれている。
後は腰を下ろすだけで、彼女の純潔は破れてーーーー恐らく、次は生命の全てを吸い取られる。
雷を呼び出し、気絶させる手もあるが……四肢に力が入らず、集中も練りきれない。
それでも放ってしまう事ができたとしても、下手をすれば調節ができず、彼女は死ぬ。
あまりにも分が悪すぎる賭けになってしまう。
その時、鋭い音が室内に舞い込みーーーー強風と雪、冷気、そして重厚な金属音が後に続いた。
324 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/11(日) 01:33:39.20 ID:dk6JmWero
暗闇の中、床近くで火花が散る。
直後に隣女王の身体が引きはがされて宙を舞い、ベッド上から姿を消す。
数秒して、部屋の中から小さな呻きが聞こえーーーー隣女王の身体が再び現れ、乱暴にベッドに投げ出された。
サキュバスC「……オイ、起きろよ。寝てる場合じゃねぇぞ」
ベッド脇の燭台が灯り、乱入者の姿が映し出される。
昼間に会った時とほぼ同じ姿のサキュバスCが、そこにはいた。
彼女は、ベッドの上で失神している隣女王に毛布と着ていたベストを掛け、続いてズボンを投げかけてきた。
勇者「どうしてここに!? それに、隣女王……!」
サキュバスC「どうもこうもねーよ。コイツは軽く絞め落としただけだから心配いらねェ。とりあえず隠せっ!」
勇者「あ、あぁ」
言われて、ひとまずは促されるままにズボンに脚を通す。
下着を介していないために履き心地は悪く、べとべとに濡れた部分が冷えて更に良くない。
それに何より、割れた窓から吹き込む寒気が身体を冷やす。
サキュバスC「……やっぱりだ。おかしな事になってやがンな」
勇者「おかしな?」
サキュバスC「あのな。『おーさま』の部屋の窓割ったんだぜ? ……なのに誰も来ねェぞ」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/11(日) 01:40:27.54 ID:4oNt/yUE0
乙
ほんまサキュバスCええキャラしとるで
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/11(日) 03:15:45.78 ID:OWFaBu6DO
乙
相変わらずなんてところで切るんだよ…
おつつ
続き楽しみにしてるよ!
375 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:03:44.75 ID:jeXGouFNo
>>324
サキュバスCとともに部屋を出ると、ゾクゾクとするような気配が廊下に広がっていた。
物理的な寒気だけではない。
魂までも底冷えさせるような、精神を削る冷たい気配だ。
廊下にまで出ても、誰も姿を見せない。
王の寝室の窓が割れたと言うのに。
歩くたびにサキュバスCの右脚がガシャガシャと重い音を響かせているのに。
氷の墳墓の中へ、城そのものが埋葬されてしまったようにーーーー。
勇者「……なぁ、サキュバスC。どうして……助けに?」
サキュバスC「あ? どうして、って……どういう意味だよ」
勇者「タイミングだ」
サキュバスC「ああ。アタシは目が良くってさ。言ったろ、見張ってるって。……できる限り遠くで、できる限り早く駆けつけられる距離、ってな」
勇者「……すまない、助かった。ありがとう」
サキュバスC「『おーさま』を助けんのはあたりめぇだろ? 気にすんなら一杯おごれよ」
勇者「お前らしい。……どこに向かう?」
城内を勝手知ったるように歩く彼女は、迷わず進んでいく。
何処に何があるか、原因となるものが分かっているかのように。
376 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:04:21.32 ID:jeXGouFNo
サキュバスC「……おっと、眠り姫サマ一人発見」
エントランスに差し掛かった頃、そこに、異変をもう一つ見つけた。
冷たい床の上に横たわる、サキュバスBの姿を。
勇者「おい、……サキュバスB!」
勇者が慌てて駆け寄り、抱き起し、声を掛ける。
しかし、彼女から反応は帰ってこない。
立てている寝息からすると大事には無いはずだ。
だが、眠っているだけーーーーというには、あまりに不可解すぎる。
声を掛けても、揺さぶっても起きない。
身じろぎ一つしない。
何より、こんな場所で寝入ってしまうはずもない。
勇者「……ひょっとして、あの時もか?」
サキュバスC「あ?」
勇者「イン娘が現れた夜だ。その時も……こんな風に、城の空気が変わって、誰の姿もなかった」
サキュバスC「何でそれ言わねェんだよ?」
勇者「……確信が持てなかったんだ」
377 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:05:12.63 ID:jeXGouFNo
サキュバスC「ともあれ、そいつも、城の奴らも寝こけてるだけだろ。原因分かったんならどうすりゃいいかも分かるだろ」
勇者「……なるほどな」
サキュバスBを抱きかかえ、せめて近くにあった長椅子に横たわらせる。
恐らく、問題の解決に長くはかからないはずだ。
そう願い、今度は逆に、サキュバスCを先導するように歩き始めた。
身を切るように寒い夜の庭園を歩くと、サキュバスCはぽつぽつと語った。
サキュバスC「インキュバス、ってか淫魔には特徴があんだよ」
勇者「というと……いや。薄々は分かる」
サキュバスC「ザックリ言えば、対象を強制的に眠らせる魔力と……異性を発情させる魔力。まぁ、得意の差はあんのさ」
勇者「つまり……誰かが使ったのか?」
サキュバスC「淫魔族にはそもそも効かない魔法なんだぜ。それをこの規模で発動させやがったのさ」
勇者「有り得るのか?」
サキュバスC「ありえねェよ。でも実際こんな事ンなってるぜ?」
378 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:05:45.29 ID:jeXGouFNo
勇者「……後者の方は?」
サキュバスC「発情の方か? いや、アタシは何も感じねェな」
勇者「だとすると、隣女王は……」
彼女の急すぎる変化は、説明がつかない。
特性も、変化も知ってはいたし目の当たりにしたが、意思の疎通すら不可能なほどではなかった。
その件に関与を疑い、口にするとーーーー。
サキュバスC「……え、ちょっと……あれ……女王だったの?」
サキュバスCが立ち止まり、たどたどしく困惑を示した。
勇者「ちょっと待て、知らなかったのか!?」
サキュバスC「い、いや……アンタが……何かヤベー事になってんのが見えたから……つい……やばい、これ……」
勇者「……お前、いったい何した?」
サキュバスC「こう、後ろから……キュッ、っていうか……コキッ、と……」
勇者「…………記憶が飛んでいてくれる事を祈ろうか」
サキュバスC「……アンタから何か誤魔化しといて……クダサイ」
379 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:06:44.01 ID:jeXGouFNo
勇者「ともかく、隣女王……の変化は?」
サキュバスC「ん、……元々そういうのに過敏な種族だし、魔力も身体の抵抗能力も弱い。アタシ達には平気でも、かかっちまったんじゃねぇの?」
勇者「としたら、俺が女だったとしたら」
サキュバスC「何か起こっちまうだろうよ」
勇者「……イヤ、でも不思議だな。だとしたら、なぜ俺はサキュバスが大勢いるこの国で平気なんだ?」
サキュバスC「さぁ。鈍感なんじゃねーの? それより、着いた」
三階建ての別館が、その姿を見せる。
すっかりと風が止み、雪も治まり、乳白色の雲に覆われた夜空の下、その扉がある。
あの晩の玉座の間と同じ感覚が満ちて、サキュバスCも、こころなしか引き締まった様子を見せていた。
勇者「……そういえば、カギーーーー」
合図を待たず、サキュバスCが先陣を切り、怪鳥じみた真鍮の右脚で、金属製の扉を蹴り開けた。
施錠部分が吹き飛び、さらには引いて開けるはずだった蝶番が乱暴に外れて飛び、まるで破城槌でも食らわせたように扉が歪んで開いた。
サキュバスC「カギ探し回るなんざ、ヒマ人のやるこった。急いでんだろ?」
悪びれもせずーーーー彼女は、壊れた扉に引っかかった右脚を引き抜き、手招きした。
380 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:07:47.11 ID:jeXGouFNo
別館の中は、さほど広くは無い。
本館から運んだ食事を温め直すだけの最低限の厨房、各客室、サロン、小さな宿屋程度の設備しかない。
それでも十人ほどが詰めていたはずだというのに、気配は未だにしない。
壊れた扉から館内の暖気が抜け出し、急速に冷えていくのを感じる。
サキュバスC「灯りはついてんな。っ……と…」
踏み入り、少し歩くとサキュバスCが足をもつれさせた。
力が抜け、重みが増したような不自然な姿勢で膝をつく。
吐息にも乱れがあり、それを彼女は咳払いで隠したようだった。
勇者「どうした? 大丈夫か」
サキュバスC「い、や。何でも……ね……」
ややあって、彼女は手近な壁を引っ掻きながら立ち上がった。
見ていて肝が冷えるような足取りは、どう考えても普通ではない。
更に数歩進むと、かすかな燭光でも分かってしまう程、彼女の肌が紅潮しているのが見え、翼と尻尾がもがくように空を切った。
勇者「何でもなくは見えない。一体、何が……」
せめて彼女の身体を支えようと、ウエストに腕を回すとーーーー
サキュバスC「あ、アタシに触るなっ!!」
触れる寸前に身を翻し、壁に沿うように飛び退ってしまった。
弾みで壁に掛けられていた絵画が額ごと外れて、廊下全体に響くような重い音を立てた。
直後、できてしまった間を埋めるようにして、彼女が言葉を継ぎ足す
サキュバスC「……悪ィ。ここからは……アンタ、一人で……」
勇者「あ、ああ。大丈夫なのか? ……どこか、痛いのか?」
サキュバスC「い、いや。……そーいうのじゃ、ねェ……けど……とにかく……一人で、行って……」
その時ーーーー張り詰めていた瘴気が収束するような感覚を覚えた。
381 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:08:40.15 ID:jeXGouFNo
再び、全てが変化した。
城そのものが眠りから覚めたようにーーーー再び、よく知る平素の城のように。
確信を得た。
この現象を起こした物が。
この現象を起こした者が何者か。
そして、現象を切り替える発端が何なのか。
ふと顔を上げたサキュバスCと目が合う前に、招かれざる客に与えられた部屋へと走る。
距離にして、対した距離ではない。
走り込めば、すぐに到着した。
扉の前には、城中のサキュバスBと同じように、二人の番が伏していた。
違いは、彼女らは目を覚ましている事。
目を覚ましてはいてもーーーー呻くばかりで、身体を起こそうとはしない。
一人はサキュバス、一人はラミア。
どちらも、体力をひどく奪われたように衰弱していた。
勇者「これは……?」
駆け寄り、具に二人を見る。
この衰弱状態は、身に覚えがある。
隣女王に精気を吸い取られた、あの七日間の中の我が身と同じ。
彼女らはーーーー何者かに、命を吸い取られた。
勇者「……だとすれば、こんな所で? そもそも……」
サキュバスの方は、全身を覆うぴったりとした着衣。
ラミアは腰部、上半身と蛇の下半身の境目を覆う長めのスカート。
そのどちらにも、乱れは無い。
イン娘「あ、あの……? 何か、あったんですか!?」
いつの間にか開かれていた扉から、恐らくは『発端』が姿を見せていた。
寝乱れた髪、困惑しながらもまだ開き切れていない瞼は、彼が今しがた起床事を示す。
382 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:09:23.58 ID:jeXGouFNo
勇者「……正直に答えろ。今までどうしていた?」
イン娘「どう、って……?」
勇者「お前は何をした!」
抑えきれない激情が、咆哮となった。
『少年』は怯え、目を見開きーーーー後ずさり、駆り立てられるように答えた。
イン娘「ぼ、ボクは……寝てて。それで、大きい音がして……目覚めたら、今……」
勇者「眠っていた?」
イン娘「は、はい。……二日、ぶりに……」
その言葉を聞くと、何かが繋がった。
立ち上がり、敷居をまたいで部屋に押し入ると、彼はなおも下がる。
イン娘「あの、……何を……? い、痛いっ!」
ぐいっ、と腕を掴み、引き寄せる。
彼は、踏ん張りを効かせて抵抗せんとした。
イン娘「は、離してっ……! 離してくださいよ! 痛いですってば! 離してよっ!」
弱々しかった印象は、もうない。
抵抗する力は、人間の少年のそれと変わりは無いとはいえ、間違いなく強い。
眠りを取っただけで行われるほどの回復ではない。
何らかの方法で、外部から力を取り入れた。
ーーーー否、摂取した。
勇者「お前。……外の二人から、吸い取ったな?」
それが…………この晩の、真相だった。
384 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:09:48.30 ID:jeXGouFNo
ーーーー
明くる朝。
朝食の後に、隣女王を見送った。
隣女王「それでは、此度はお世話になりました、陛下。近々、我が国にもいらしてくださいましね」
勇者「ああ、必ず。……昨日はすまなかったな。君が途中で寝てしまって、起こせなくてさ」
隣女王「お気に病まずに。私こそ、至らない事ばかりで……申し訳ありません」
彼女は、幸いにも前夜の事を途中から覚えていなかった。
どの部分からか、と訊ねるのは憚られたが、起こった事は忘れてくれているようだ。
隣女王「ん……?」
勇者「どうした?」
隣女王「いえ。寝違えてしまったのでしょうか? 首が……すこし、痛くて……」
眉を痛みに歪めて、彼女は首の後ろを撫でる。
勇者「……お大事に。ところで、昨日はサキュバスBが……」
見送りに来たサキュバスBが、促されて前に出た。
しゅんとした様子は、彼女なりに深い反省を示していた。
もっとも、彼女が眠りにつかされてしまったのは彼女の責任ではない。
その事についても説明はしたが、釈然とはしていない様子だった。
385 : ◆1UOAiS.xYWtC :2015/01/18(日) 07:10:33.29 ID:jeXGouFNo
サキュバスB「ごめんなさい! せっかく色々お教えしようかと思ったのに……すごく……眠くて……」
隣女王「そうですね。……残念です」
サキュバスB「…………」
隣女王「ご一緒できる時間が減ってしまったのは残念でした。今度は陛下とご一緒に我が国にいらしてくださいね?」
サキュバスB「は、はい!」
堕女神「……それでは、女王陛下。隣国までお送り申し上げます」
堕女神が促すと、隣女王は馬車へと乗り込む。
事前に街道を整備して付近を根城とするモンスターへは圧力をかけていたため、危険は少なくなっている。
それでも送迎の車列には手抜かりは無く、周辺警戒も当然強めている。
扉が閉まる前に隣女王は座ったまま一礼し、やがて馬車が走り出す。
見えなくなるまで、遠ざかる車列を見送りーーーー使用人達がそれぞれの業務に戻り、サキュバスBもどこかしょんぼりした様子で場を去る。
残された堕女神が、勇者に、少し緊迫した表情を見せた。
堕女神「……それでは、昨夜の件ですが。執務室にて」
勇者「……ああ」
勇者「淫魔の国は白く染まった」
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