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勇者「真夏の昼の淫魔の国」

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Part14
531 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:48:38.99 ID:hk52MCZ3o
サキュA「千年前の『魔王、人間界侵攻』。あれは大事でした。……だけど今回、『魔王』の存在を匂わす事が、起こりましたか?」
堕女神「いえ。この百年。何も」
サキュA「『魔王』は、何者なのか。ずっと引っかかっておりましたわ」
堕女神「そもそもにして。『魔王』とは何を指すものなのでしょう?」
サキュA「一説には、何者かの啓示を受けて人間界の『滅亡』を宿命づけられた存在。
      それはさながら人間界を救う存在として任じられた、『勇者』の対極に位置するもの、として」
堕女神「……だとすれば、『魔王』もまた、変哲ない『魔族』の一人だったと?」
サキュA「『魔王』の生まれるメカニズムは未だに解明されておりません。種族なのか、体系なのか。一人なのか、何人もいるのか。
      それさえも。ただ共通しているのは、『次元を繋ぎ変える』事さえも可能なほどの魔力を有している事」
堕女神「…………」
酒の席でするような、軽い話ではなくなってきた。
乾きかけた喉を潤そうとエールを傾けると、ちびちびと飲んでいたのが、ようやく底をつく。
それに気付いたサキュバスAが、もう一本のグラスを取り、発泡ワインを注いでくれた。
堕女神「ありがとうございます。……それにしても……考える程に不可思議な事ばかり」
サキュA「……淫魔が人間の精を求めるように。『魔王』『勇者』もまた、魔族と人間の繋がりの、ひとつの形にしかすぎぬのやも」
堕女神「なら、……魔界と人間界は、討ち果たし合うのが道理だとでも?」
サキュA「そう単純でもありませんわねぇ。千年前には私達だけではなく、『インキュバス』までもが人間と肩を並べた。ご存知でしょう」
堕女神「……その時の事は、貴女の方がお詳しい筈」

532 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:49:15.21 ID:hk52MCZ3o
サキュA「ええ。……まぁ、それは置いておくとして。何か、楽しい話に変えましょう」
堕女神「…………はい」
どちらからともなく、しいて言えば同時にグラスを傾け、ぐっと飲み干す。
それを見ていた給仕が注文を取りにやってきて、今度は、『赤』を頼んだ。
給仕が、客が引けはじめた店内を歩き、すぐに新しいグラスと酒瓶を盆に載せて持ってきた直後。
――――ようやく、かしましい声の主が店内へと到着した。
サキュB「ご、ごめんなさい……遅れちゃいました! あ、堕女神様! お久しぶりです!」
扉をばんと開けて、店中の視線を集めながら少女のような姿のサキュバスが歩いてくる。
動きやすいショートパンツの服装は、いかにもよく似合っていた。
堕女神「どうかなさったのですか? そんなに息を切らせて……」
サキュB「そ、その……まぁ。あれ、Aちゃん? どうしたの?」
サキュA「いいえ、別に。さ、おかけなさい」
サキュB「う、うん?」
いつの間にかサキュバスAが椅子を一脚用意しており、堕女神の左手側、サキュバスAの右手側、二人の間に彼女は座った。
サキュA「……ちょっと、ゲームをいたしませんこと? 場がどうも少し重いので」
堕女神「ゲームでしょうか?」
サキュB「え、どんなの?」
サキュA「……先ほど、飲み物と一緒に頼んでおきました。こちらを用いますわ」
いつの間にか、テーブルの上に三切れの、丸く巻かれたローストビーフが盛られた皿があった。
ピックを刺してあるものの――――柄の部分に、どうにも剣呑なドクロがあしらわれていた。

533 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:49:44.57 ID:hk52MCZ3o
サキュA「芸はありませんが、このうち一つは大量のカラシ入り。それを食べた方は、他二人の質問にそれぞれ一つずつ、正直に答える事」
サキュB「……はずれ引いても、我慢すればいいんじゃないの?」
堕女神「私もそのように存じます」
サキュA「不可能ですわ。場合によってはひきつけを起こすほどの辛さ。……私も昔、死んでしまうかと思いました」
脅すように付け加えられると、サキュバスBの背筋が伸び、生唾を呑みこんだらしい。
サキュB「……じゅ、順番は?」
サキュA「貴女が最初に決まってるでしょ?」
サキュB「うぇっ!?」
サキュA「当然よ、遅刻したんだもの」
サキュB「……う、うぅぅぅぅ」
堕女神「……それでは、二番手に私で」
サキュA「あら、随分と乗り気ですのね」
堕女神「順番はともあれ、必ず引かねばならないのですから」
サキュA「では、最後は私ですわね。さて、さっさと引きなさいな? B」
サキュB「ん…………」
促されると、彼女は真剣な眼差しで、三つの肉を品定めする。
見た目に違いは無く、刺さっているピックの角度も同じだった。
内側に巻いてあるのなら、横から見れば分かるかもしれないが――――側面には、薄切りの玉葱が詰めてあって見えない。

534 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:50:42.19 ID:hk52MCZ3o
サキュB「そ、それじゃ……これ!」
ようやく意を決したのか、彼女が肉を選んで一息に口へ運ぶ。
サキュA「飲み込むのはナシよ? きちんと噛み締めること」
サキュB「んぎゅっ……!」
先を読まれたサキュバスBが、奥歯で飲み込みかけた肉を噛み締める。
そのまま、数秒。場にちょっとした緊張が走り――――やがて。
サキュB「せ、セーフだよっ!」
サキュA「チッ」
サキュB「今『ちっ』って言った?」
堕女神「……それでは、次。……私ですね」
二番手、堕女神が残り二つの肉から片方をすんなりと引いて、口へ運ぶ。
元より、迷うだけの外観の違いは無い。
ならば、問われるのは選別眼ではなく運だ。
口へ運び、ピックを抜き取りながら咀嚼する。
先ほど食したものと同じく、上等な味わいの中に玉葱の辛さがアクセントに――――
堕女神「んっ……!? っ~~~~~!」
眼の奥を叩かれるような――――強烈な痛みが、脳髄まで一気に駆け抜ける。
涙腺を貫くような香りに追い出されるようにして涙がこぼれ落ち、視界が一瞬で水底へ沈んだ、ように見えた。
震える手でテーブルを探り、ワイングラスを探し当て――――『罰』を押し流すように、喉の奥へと流し込んだ。
サキュA「あはははっ! ハズレを引いてしまいましたわね!?」
サキュB「う、わっ……だ、大丈夫ですか?お水いりますか!?」
堕女神「はぁー……! はぁ……! い、いくらなんでも……これは、行き過ぎでは……」

535 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:51:29.31 ID:hk52MCZ3o
意外なほど簡単にそれは落ち着き、喉を焼かれたようで声を出せるかどうかも怪しかったが、すぐに回復した。
見ればサキュバスAは笑い転げ、サキュバスBは心配そうに、下から覗きこんでいた。
サキュA「ふふっ……勝利、いえ敗北は確定ですが、引かぬのも不公平ですわね。それでは、私も……。……ぐぶっ……!」
自信満々、勝ち誇るように残った肉を頬張り、噛み切った時。
彼女の表情もまた凍りつき、滂沱の涙をこぼして悶えだした。
サキュB「えっ……!? は、ハズレは堕女神様だよね!?」
堕女神「は、い……そう、ですが」
サキュA「こ、こん……な……どう、な……って……!」
給仕「何ってあんた。メニューちゃんと見なかったろ?ハズレがひとつ、じゃないよ。アタリがひとつだけなんだよ、それ」
空いた酒瓶とタンブラーを集めて回っていた給仕が、視線も向けずにそう言う。
サキュB「……ってことは」
堕女神「……一人勝ちになりますね」
サキュA「……く、ご、誤算……げほっ」
サキュB「えっ……て事は、わたしが……二人に一つずつ質問していいんだよね?」
サキュA「……ええ」
堕女神「……ルールですから」


536 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:51:57.90 ID:hk52MCZ3o
サキュB「でも、なー……それじゃまず、Aちゃんから」
サキュバスBは金色の目をどこか鈍く輝かせて、いつもの意趣返しでも企てるように、一句一句、はっきりと聴こえるように『権利』を使った。
サキュB「陛下にしてもらって、一番うれしかった事は?」
堕女神「え」
サキュA「やっぱり、そっちで攻めるのね」
サキュB「Aちゃんが勝ったら、こういう事訊くつもりだったんでしょ? ほら、答えて」
サキュA「…………くっ」
見透かされていて、観念するように――――サキュバスAは、口を開く。
サキュA「……この間。少しだけ、脚を挫いてしまった時の事」
サキュB「うんうん」
サキュA「腫れてしまって。……立てなくてへたり込んでいたら、陛下が……その。横に、抱い……て……」
サキュB「つまり、『お姫様抱っこ』!?」
サキュA「声! 声、大きい! ……ですわ。そのまま廊下の椅子に座らせてくれて。い、以上! もういいでしょう!?」
サキュB「ずるいなー。……さて、次。堕女神様だよね?」
堕女神「うっ……!?」

537 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:52:51.39 ID:hk52MCZ3o
一体、何を問われるか――――分かったものでは無い。
否、分かり切っていた。
そして、避けられない。
サキュB「ずばり。陛下のどこがお好きですか!?」
サキュA「あらあら。……それは、是非お聴きしたい質問ですわねぇ」
早くも立ち直った彼女が、いつもの嗜虐じみた薄笑いを取り戻して、にやにやと堕女神を見ていた。
堕女神「…………それ、は……その」
サキュA「……負けたからには、果たしてもらわなければ困りますわよ」
サキュB「で、どこです? カッコいい所?強いから? それとも、エ――――」
堕女神「ち、違います! そんな事じゃなくて……!」
慌てて制して、最後まで言わせぬようにしてから――――ようやく、言葉にする。
しかしその前に、ワイングラスに注がれた『赤』を飲み干して、勢いをつけた。
堕女神「ぜ、…………全部……です」
サキュA「Wow!」
サキュB「いぇーい!」
辱めに耐えるような表情を浮かべながらそれだけ言うと、淫魔二人は顔を見合わせ、互いの手を打って、獲物を仕留めた弓兵のように歓声を上げる。
否、それだけに留まらず――――
客1「ね、ねぇ! 聞いた!? 堕女神様が今、『陛下は全部イイ』って!」
客2「あの堕女神様がねぇ。いやー、わかんないもんよね」
客3「聞こえた聞こえた! 『王様は、全部ステキ』って!」
給仕「いやー、甘酸っぱいねー。そういう話聞くの滅多にないからねぇ、この国」
気付けば、店内の客も皆が耳をそばだてていたらしく――――酒場は、ちょっとした熱狂の渦だ。
堕女神「ち、違っ! そういう事ではなくて!」

538 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:53:19.93 ID:hk52MCZ3o
サキュA「え。ならどういう事ですの?」
サキュB「全部好きーって言った! ……あ、すみませーん。昨日もらったレモンのお酒ください!」
サキュA「あれは食後酒よ? それに度数も強いわ。あまり空腹に入れるものじゃ……」
サキュB「へっへーん! お腹ぺこぺこじゃないもーん!」
サキュA「あっ……! おつまみが全滅!?ちょっといつの間に!?」
サキュB「だって、あんまり食べてないみたいだし」
給仕「……はいはい、そこまで。いい話聞かせてもらったし、特別にサービスだよ。ニンニクたっぷりのスパゲティと、ポテトのフライ作ってやるってさ」
サキュA「え……構いませんの?」
サキュB「ありがとーです! あ、私オリーブ抜きで!」
サキュA「それでは、お言葉に甘えましょう。堕女神さん?」
堕女神「…………はい」
意外なほど早く、直中に置かれた酒場の喧噪は失せてくれた。
給仕が奥で何やら交渉すると、すぐにニンニクを炒めて唐辛子と絡める良い薫りがしてきた。
サキュA「……どうです、堕女神さん。中々、こういう席も良いものでしょう?」
サキュバスAが、微笑み、店内を手で指し回してから言った。
サキュA「……ちなみに、提案したのはBですのよ」

539 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:53:46.69 ID:hk52MCZ3o
堕女神「……サキュバスB? が?」
サキュB「え、えっと。陛下とお話したんです。堕女神、様……少しだけ、背負い込み過ぎだ、って。だから……」
サキュA「彼女を責めないであげてくださいな。……確かに貴女は、背負い過ぎです。陛下が現れた今、荷を少し下ろすべきだと私も思いますわ」
堕女神「はぁ……」
サキュA「貴女は、百年にわたって女王の代理を務め、新たな『王』を待った。……せめて、そのささやかな労いと思って下さい。というのが、サキュバスBの言いたい事でしょう?」
堕女神「…………」
サキュA「貴女も今や、我らの一員。『淫魔』の一属です。だから。……今宵はその歓迎会だと思っていただけませんか」
彼女の物言いに、含みは無い。
それは恐らく本心で、本意で、招いてくれた意味でもある。
堕女神「……サキュバスB」
サキュB「え? は、はい」
堕女神「……ありがとうございました、招いてくれて。……それにしても、なぜ遅れたのです?」
サキュB「ラミアの子達とボール遊びしてたら、空き地の隣の家に飛び込んじゃって……必死で謝ってました。『魔界淫獄植物』の鉢植えがダメになっちゃった……って……お説教されちゃいました。『ばかもーん!』って」
堕女神「……ちゃんと謝りましたか?」
サキュB「は、はい! もちろん!」
サキュA「全く、もう……」

540 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:54:55.34 ID:hk52MCZ3o
****
その後、数時間。
夜も更けてすっかりと酔客は引けてしまい、給仕がそれでも残った客の注文を受けるより、テーブルを片付けて回る時間の方が多くなった頃。
堕女神は、高く積んだ皿やグラス、空いたボトルの合間を縫うように、べったりとテーブルにもたれて眠ってしまっていた。
横を向いた寝顔の口元からは、酒気を含んだ寝息が漏れている。
そして、サキュバスAとサキュバスBは、そんな彼女のだらしない寝姿を見ながら、ちびちびと飲み交わしていた。
サキュバスA「貴重ね。堕女神さんのこんな姿を見られるなんて?」
サキュバスB「……え? え、うん……そう、らねぇ……?」
返事はぐにゃりとして、普段にもましていっそう呂律が回っていない。
うつらうつらと船を漕いで、今にも眠りに落ちてしまいそうだ。
サキュバスA「貴女も相当キてるわね。そういえば……私に何かある、って言ってらしたけれど……何なのかしら? 聞きそびれてしまったわね」
サキュバスAの顔は、ほんの少し赤みを帯びている程度にとどまり、
今飲んでいるのはワインでもエールでもなく、度数の強い琥珀色の酒。
給仕「……それにしても、あんたも鬼ね」
サキュA「何がかしら」
給仕「いや。いつもいつも思うけどさ。『酔った女』なんてたとえ人類でも始末に負えないじゃないか。
    それがもし『酔った淫魔』だったらもうヤバいわ。これ以上タチの悪い空間なんて他にあると思う?」
一通りテーブルを片付け終えた給仕が、話に加わる。
店内には潰れた客しか残っておらず、シラフの者は彼女しかいない。
サキュA「……確かにそうですわね」
給仕「脱ぐわ絡むわ、テーブルの上でストリップ対決するわ。挙句の果てにチチ揉み尻揉み、セクハラ三昧。堕女神様はよく無事で終わったもんよ」
サキュA「……恐らく、皆……堕女神さんが好きだから、なのでしょう?」

541 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:55:30.56 ID:hk52MCZ3o
給仕「ああ、そうだよ。……私も驚いたさ。なにせ、堕女神様。『城下町の淫魔全員の顔と名前』、記憶してるってんだから」
サキュA「誕生日、年齢までも。……流石に性癖までは知らないようですけれど」
給仕「……愚痴ぐらい飛び出すかと思ったんだよ。でも、堕女神様は……初めての休日、初めてのバカ飲みでも、
    一言も愚痴を言わなかった。それってさ、凄い事じゃないか」
サキュA「……ええ。その通り。……何か、かけるものを彼女と……ついでに、Bへ」
給仕「あいよ。『氷水』でいい?」
サキュA「それも愉しそうですわ。でもまぁ、毛布か何かにしておいてくれると」
給仕「あんた、今半分本気だったろ。……ちょっと待ってな」
給仕が奥に毛布を取りに行き、戻ってきた時には、もうサキュバスBも潰れてテーブルに沈んで、枕にしている腕に涎が垂れていた。
サキュA「…………今宵は、楽しいお酒がいただけましたわね。これもまた、陛下のおかげでしょうね」
テーブルに突っ伏して眠る二人を見る彼女の眼は、どこか優しい。
締めの一杯、最後のひと口を飲み終えると、サキュバスAはにこりと笑って。
サキュA「さて、堕女神さんの寝顔を肴になさいましょうか。すみませんが、追加で……」
二人に毛布をかけた給仕に、酒を頼む。
数分して、ワインがもう一瓶だけ運ばれてきた。
給仕にそれを注いでもらうと、その『赤』の向こうに、『堕ちた女神』の顔を覗いた。
サキュA「……とりあえず、起きたら……『頼み』とやらを、訊いてみる事にしましょうか」
すっかり喧噪の収まった酒場で、彼女はそう言うと。
ゆっくりと、必要以上に遅いしぐさで葡萄酒を乾した。
(完)

542 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:56:16.87 ID:hk52MCZ3o
※登場人物紹介
登場人物

勇者:
人間界を救った後、ある経緯で淫魔の国の王になった。
胸の大きさにこだわりはない。

堕女神:
淫魔の国の王になった勇者を支える。勇者が現れるまでは一時的に女王の代理を務めていた事がある、元・愛の女神

サキュバスA(サキュA):
使用人として働く、通常型のサキュバス。人を化かして煙に巻くのを好み、飄々として本音を見せない。
ある意味淫魔らしい淫魔。

サキュバスB(サキュB):
同じく使用人のサキュバス。
外見も言葉遣いも子供っぽいが、わりと気遣いはできる。
カードコレクター。

543 : ◆1UOAiS.xYWtC :2013/10/14(月) 00:57:25.19 ID:hk52MCZ3o
投下終了です。
あと一個だけ何か投下したら、HTML化の依頼を出します。
まぁ、年内にはもう一度会えると思います。
それでは、また後ほど。おやすみなさい

552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/14(月) 18:30:18.52 ID:Y8/mjvN2o
乙でした。
このシリーズ全編何度も読み返してる。
心温まるわ。

555 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/10/15(火) 00:21:28.29 ID:pV4s1OPZ0
乙でした!更新きて朝から嬉しかった!休みなのをいいことに
シリーズを読み返したよ(笑)やっぱりおもしろいわ!!

556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/15(火) 08:46:00.04 ID:FUNF4vrg0
堕女神かわいいいいい!!!!
勇者うらやましいいいいいい!!!!

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