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魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」

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Part8
458 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:38:55.03 ID:q5GW2LOlo
直後。
空間が歪み、隣女王の眼前に、隣国の王と、側近たる堕ちた女神の姿が現れる。
隣女王「え…!?」
勇者「……隣国の危機と知り、馳せ参じた」
堕女神「同じく」
信じがたい。
まさか。
勇者「状況をお教え下さい、女王陛下」
隣女王「……領内に、オークが侵入。……城下が……」
勇者「心得ました」
堕女神「あとは、お任せください」
虚空から現れた二人が、跪きながら、静かに。
側近「ムチャです!少なくとも一万匹のオークがいますよ!?……いくら、なんでも……」
勇者「……『俺にまかせろ』」

497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/26(土) 23:14:40.37 ID:VGXXqdXY0
 淫魔ABや堕女神を人の愛情みたいなもんで魅了しちゃうところなんか。うん、なんかいい。んでもってやっぱり「勇者」の名を持つ以上は最終的には「正義の味方」であってほしいよね。
 
 

498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) :2011/11/26(土) 23:26:15.65 ID:UyOOHOyPo
>>497
全部片付いて落ち着いたら「性技の味方」になるんだな

499 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 23:32:18.06 ID:q5GW2LOlo
>>498のどや顔が浮かんで仕方ないので今日はなしです

500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/26(土) 23:34:11.91 ID:DoAAMbBPo
>>498
罰としてオーク1000本ノックの刑な

501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/26(土) 23:35:32.83 ID:edNdoLVBo
>>498
謝れ 今すぐにだ

502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) :2011/11/26(土) 23:37:21.75 ID:zsQDmvWho
>>498
朽ち果てろ

515 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 00:07:13.92 ID:Nkxl/CdCo
城下に出れば、そこは既に地獄だった。
幼い姿の淫魔達がオークに犯され、抵抗した者は強引に穢され、更に抵抗するものは、見るも無残な姿に。
勇者「………ああ、思い出したよ」
堕女神「……何ですか」
勇者「…これが、『怒り』だったな」
堕女神「ええ。私も、陛下に影響されたようです」
飛び掛ってきた三体のオークに、剣先が閃く。
頭を割られ、胴を深く薙がれ、そして刃毀れしきった斧ごと胴体を両断され、
瞬きほどの間に三体の獣人が事切れる。
堕女神に目標を定めたオーク達は、突如として胸郭に大穴を開けて倒れた。
その見えない「攻撃」の動作は、ただ彼女が腕を払っただけだ。
勇者「……援軍は?」
堕女神「遠距離念話で、既に。……ですが陛下。今この瞬間は、私達が『援軍』なのでは?」
勇者「違いないな」
幼い淫魔達を犯していたオークが、身の程を知らずに二人に飛び掛る。
切り裂かれ、あるいは一瞬で灰となって退場する。
物陰に隠れ、様子を窺っていたオークに堕女神が指先を向ける。
一陣の風が吹きぬけ、その直後、真っ二つ……いや、賽のように切り裂かれ、無数の肉片へと化した。

516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) :2011/11/27(日) 00:13:55.11 ID:dhx9rpeGo
ですよねー

517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 00:16:14.90 ID:GCEOGu53o
堕女神つええな

518 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 00:23:42.27 ID:Nkxl/CdCo
勇者「俺がオークどもをやる。……お前は、淫魔達を助けろ」
堕女神「はい。……了解いたしました」
振り下ろされた剣から、雷が次々と落ち、オーク達を葬っていく。
勇者にのみ扱える雷光の剣技が、醜い獣人達を消し炭へと変える。
輝きを取り戻した神剣がオークを切り裂く。
襲ってくる者達に全て過たずカウンターの斬撃を浴びせながら、勇者は城下を往く。
圧倒的すぎる。
オーク達は畏怖さえ覚え、情けなく声を上げて退いていく。
逃げるオーク達を深追いはしない。
『魔王』であれば決して逃がしはしないが、『勇者』は違う。
力量が敵わずに逃げようとする者を追おうとはしない。
『勇者』は、逃げない者としか戦わない。
勇者「……意外と骨のある連中もいるな」
ぴたりと足を止め、剣を構え直す。
周囲に少なく見て、今いるだけで20体のオーク。
更に付近の民家からぞろぞろと現れ、勇者を取り囲む。
もし彼らに言語を発する事ができるのなら、さしずめ、こんな所だろう。
「俺たちの愉しみを邪魔するな」

519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福島県) :2011/11/27(日) 00:30:41.73 ID:m0MORfYd0
過たず
なんて良く知ってるな

520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西・北陸) :2011/11/27(日) 00:33:49.00 ID:mSgcIqfAO
>>519
なんて読むんだ?

521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) :2011/11/27(日) 00:34:50.55 ID:Df5E9nXg0
あやまたず

523 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 00:36:28.04 ID:Nkxl/CdCo
勇者がオークを蹴散らす中、堕女神は犯されている幼い淫魔達を救出にあたる。
堕女神「………おや?」
違和感。
白濁を浴び、脱力しきった淫魔を抱き起こした時だった。
城下を南方へ向けて進むのは、勇者。
彼の後に付き従い、露払いをしながら淫魔達を助けているのは自分。
しかし城下町のあちらこちらにぽつぽつと、魔力の高鳴りを感じる。
無論、オークに魔術など扱えるはずもない。
誰かが、戦っている?
援軍が到着するにはまだ時間がある。
仮に堕天使の翼でも、こんなに早く辿り着けるわけがない。
索敵し、転移の魔術を使って、それでもオーク達の蛮行を止めるには間に合わなかった。
堕女神「……一体、何が?」

527 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 01:06:46.45 ID:Nkxl/CdCo
異変に最初に気付いたのは、民家で幼い淫魔を犯していたオークの一団だ。
既に下腹部が膨れるほどの量を注ぎ込まれ、もう一つの穴はだらしなく開いている。
幼魔B「……やぁっ……もっと、もっとぉ……欲しい…の……」
後ろから両足に手をかけて抱え込まれ、結合部分を見せ付けるようにオークに身を任せていた。
何体かのオークが犯し疲れて休んですらいるのに、彼女は自ら腰を振っているように見えた。
刺激に耐え切れなくなったオークが硬直し、ペニスを脈打たせる。
腕に力を入れてしまい、彼女の太腿に指が沈み込み、彼女は痛みに顔を歪めた。
すでに数える事も忘れていた、子宮の奥に熱く注ぎ込まれる感覚。
幼魔B「熱っ……!あ、う……あぁ…」
凄惨な光景に蛮声を上げていたオーク達だが、少しずつその声は止んでいった。
おかしい。
今なお彼女を犯しているオークの射精が、止まらない。
口の端から泡を吹き、全身を尋常ではない勢いでがくがくと震わせ、鳴き声がか細くなっていくのだ。
幼魔B「……はぁ……きもちい……気持ちいいの……」
噴き上げるような、長すぎる射精が終わった瞬間、彼女を犯していたオークが崩れ落ちる。

529 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 01:13:22.26 ID:Nkxl/CdCo
死んではいない。
ただ、外観がまるで――年老いて、死期を迎えたかのように変わっている。
脂ぎった身体はひび割れ、無数の皺が刻まれ、両目が深く落ち窪み。
彼らは、侮っていた。
確かにこの国の淫魔はか弱く、体も小さい。
だが、それでも……『淫魔』なのだ。
彼らは、軽視していた。
力の無い淫魔だから、弄び、自由にできるのだと。
本質は、男をかどわかし、その精を吸い取って『力』へと変える恐ろしい魔の住人だというのに。
幼魔B「…え……?何……こ…れ……」
彼女も、高鳴るような、全身の血管に行き渡り、今にも溢れてしまいそうな力の流れに気付く。
ぽっこりと膨らんでいた下腹部が縮んでいく。
注がれた精液が溶け込み、さながら栄養として吸収されたかのようだ。
オーク達は本能からか、じりじりと下がり始める。
植え付けられていた高位の魔族への恐怖が、今目覚めた。
仮にミノタウロスやトロールなら、確かに強力ではあるが数十人でかかれば倒せる。
だが、淫魔に代表される『魔族』は、格が違う。
強大な魔力を操り、微笑みさえ浮かべながら指一本触れずに自分達を殺し尽くせる存在。
その存在を、目覚めさせてしまった。

530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) :2011/11/27(日) 01:15:36.51 ID:PGyFaiB30
やっちまったなオーク

531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) :2011/11/27(日) 01:23:08.64 ID:oCSzbzIEo
わくわく

532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(静岡県) :2011/11/27(日) 01:28:51.56 ID:suUUYym00
エロいのに燃えるなぁ、おい

533 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 01:34:10.48 ID:Nkxl/CdCo
戸口まで後退していたオークが、外から何者かに蹴り込まれ、再び室内へと戻される。
驚愕の表情でそちらを見れば、淫魔でもオークでもない、輝く剣を手にした者。
魔族ではない。体格からして、恐らく『人間』だ。
だが、何故だろう。
何故、こんなにも勝てる気がしないのか。
勇者「逃げるなら、俺は見逃そう」
勇者は、意外なほどにあっさりと剣を下ろした。
勇者「……だが、お前はどうする?黙って帰すのか?」
幼魔B「え?」
勇者「お前はどうしたいんだ?突如襲ってきて女達を犯し、旗色悪しと見るや逃げるこいつらに」
幼魔B「わたしは……」
勇者「強制はしない。選べ。……こいつらを許すのか」

537 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 01:59:43.98 ID:Nkxl/CdCo
幼魔B「……わたしは……!」
彼女の瞳が紫の光を発する。
直後、一体のオークが紫色の炎に包まれ、断末魔を上げた。
次いで、平手打ちを繰り出すかのように右手を振るう。
円弧を描く中、彼女の小さな腕を、黒い無数の翼が取り巻いた。
腕から無数に出現する魔力の蝙蝠が、その場のオーク全てに喰らいつく。
肉を削ぎ取られ、血液の一滴までも吸い尽くされ、悲痛な絶叫が響き渡った。
勇者「……力の使い方がわかるのか?」
幼魔B「…はい。何でなのか……わかりませんけど」
勇者「そうか。なら、行こう。……『反撃』にな」
幼魔B「は、はい。あの、貴方はいったい……?」
勇者「……通りすがりの『勇者』だ」

538 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 02:31:11.57 ID:Nkxl/CdCo
堕女神「間違いない。これは……淫魔の……」
無残に文字通り散らばっているオーク達の死骸の中心で、全身に返り血を浴びた堕女神が呟く。
双子の淫魔が抱き合うように怯えている民家の一室。
どうやら、彼女らは未だ、穢されてはいなかったらしい。
寸での所で、助けが間に合ったようだ。
堕女神「なるほど。きっかけが必要でしたか」
街のあちこちで強まっていく魔力は、彼女の国の淫魔に僅かに及ばない程度。
しかし、低級な魔物を撃退するには十分すぎる。
堕女神「……それにしても、不憫な種族というか」
部屋の隅で怯える、双子の淫魔達に近づき、膝をつき、目線を合わせて優しく頭を撫でる。
言葉に交じる哀れみとは裏腹に、その表情は、あまりに優しく。
堕女神「隠れていなさい。すぐに、オーク達は追い出します。……何か?」
双子『あ、あの……』
堕女神「?」
双子『…た、助けてくれて…ありがとう……』

539 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 03:01:57.43 ID:Nkxl/CdCo
堕女神「……礼なら、我が王に」
素っ気無く言うと、彼女は足早に立ち去っていく。
背中に注がれる、幼い淫魔の、憧憬を孕んだ視線に気付く事もなく。
彼女の瞳が潤み、緋と闇の瞳から頬を伝って何かが毀れた。
緩慢な足取りで家の外に出て、外壁に背を預け、天を仰ぐ。
堕女神「……何故、涙が」
遠くに聞こえる雷撃の音、オークの悲鳴、魔力が炸裂する空気の震動。
それらが意識を引き戻し、再び両足に力を込める。
ここは未だ戦場で、王からの命令はまだ続いている。
思い出し、再びオークの気配を探して歩き出す。
高密度の魔力が結界を形作り、歩みに合わせて付き従う。
堕女神「……捨てきれない、か」

540 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 03:27:37.73 ID:Nkxl/CdCo
その後、犯し尽くされ、限界点を超えて覚醒した幼い淫魔達の活躍により、オークを撃退する事に成功した。
結果だけを見れば、オークの自滅、の身も蓋もない言葉に終止する。
だが、犠牲者も出ている。
抵抗してしまって殺された者、苛め殺された者、「家族」を守ろうとして死んだ者。
勇者「……間に合ったのか?俺たちは」
堕女神「陛下、気負う事はありません。……全てを救う事など、できないのですから」
勇者「お前、何か変わったな」
堕女神「そうでしょうか?」
勇者「ああ。何か、すっきりして見えるよ」
堕女神「……陛下がそう仰るのなら、そうなのでしょうね」

544 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 03:57:22.44 ID:Nkxl/CdCo
女王の王宮に、目から精気を失った淫魔達が運び込まれる。
順番に沐浴で身を清められ、粗末な布で体を覆い、未だ泣き濡れている者も。
『覚醒』を遂げたのは、人数にして、多めに見ても30人ほどだろうか。
その境地に達した者は、見れば分かる。
有り体に言えば、面構えが違うのだ。
自らの身にもオークによる陵辱が降りかかったはずなのに、凛とした佇まい。
彼女らの姿は、勇者がいる国の淫魔達とかぶる。
幾人もの男を迎え入れながらも、決して揺らがない魔族の矜持。
それを感じさせる身のこなしを、身に着けている。
勇者「………どういう種族なんだ」
堕女神「恐らく……男の精を吸い取る事で、魔族としての力が覚醒するのでしょうね」
勇者「淫魔は、最初から『淫魔』なんだと思ってた」
堕女神「推測を加えるなら……条件は、『処女を奪われる事』も含まれるかもしれません」

545 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 04:22:59.63 ID:Nkxl/CdCo
勇者「……とことん不憫というか何というか」
隣女王「…よろしいでしょうか」
勇者「ん?」
隣女王「……この度のお力添え、感謝の言葉もありません」
勇者「気にしなくていい」
隣女王「いえ、そうは参りません。…何か、お礼できる事は?」
勇者「そうだな。それじゃ……」
隣女王「はい」
勇者「彼女を風呂へ。……それと、飯を食わせてくれないか」
隣女王「え?……それだけ、ですか?」

547 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/27(日) 04:45:29.29 ID:Nkxl/CdCo
勇者「……それだけ、とは何だ。領土を半分よこせ、と言って欲しかったのか?」
隣女王「…い、いえそんな」
勇者「ともかく、まず彼女を風呂へ」
隣女王「は、はい!」
堕女神が、女王の側近に導かれてその場を去り、浴場へ向かう。
その間も、二人の国主が話を続ける。
勇者「それにしても、随分と運が悪いな。飢饉に襲われ、オークに侵略され」
隣女王「はい。凶事は続くものではありますけれど」
勇者「それにしたって、ちょっと……」
言葉を続けようとすれば、脳髄を何かが駆け抜けた。
それは、一つの単語だ。
すなわち、『魔王』と。

578 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/28(月) 01:50:27.41 ID:FVTtBnwgo
勇者「考えられなくは無い、か」
隣女王「え?」
勇者「いや、別に」
隣女王「……何故、ですか?」
勇者「何が?」
隣女王「何故、我が国を助けてくれるのですか。食料支援も、今回の事も」
勇者「……変な事を訊くね」
隣女王「見返りも用意できないのですよ?こんな……弱々しく痩せた国の甘えた頼みを、何故聞いてくれるのですか?」
勇者「………」
隣女王「どうして……ですか」
その問いに、彼は表情を変えずに答える。
当然かのように、ただ一言だけ。
勇者「……『いのちをだいじに』」

579 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/28(月) 02:06:39.37 ID:FVTtBnwgo
隣女王「それだけの理由……で…?」
勇者「…十分すぎると思うが、隣女王はそうは思わないのか?」
隣女王「………」
勇者「さて、問答は休みにして腹を満たしたいんだが」
隣女王「……大したものもご用意できませんが……こちらへ」
勇者「表情が暗いな」
隣女王「あ、い、いえ……そうでしょうか?」
勇者「…俺の事を信じきれないか?」
隣女王「そんな……滅相も…」

581 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/28(月) 02:52:42.18 ID:FVTtBnwgo
その頃、大浴場では。
堕女神「…………」
居心地が悪い。
未だ正気を取り戻していない者が、王宮の使用人に手伝われて身を清めている。
体を洗いながら涙を流す者。
使用人に指先を触れられただけで声を漏らし、怯える者。
6割ほどの者は立ち直り、無邪気に沐浴しているが、その分乖離感が酷く、妙な気分になる。
その空気もだが、何より。
幼魔C「…お姉ちゃん、大きいねー」
幼魔D「ねぇ、どこから来たの?」
幼魔E「……っていうかお姉ちゃんって、サキュバス?」
幼い姿の淫魔の中に、一人だけ、魅惑的な空気を漂わす大人の姿の堕女神。
目立たないほうが妙な話だ。
堕女神「…離れてくださいますか」

583 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/28(月) 03:08:24.65 ID:FVTtBnwgo
幼魔C「ね、触ってもいい?」
堕女神「…はい?」
幼魔C「ちょっとだけだから。ね?」
堕女神「…え、ええ」
ちゃぷ、と水面が波立ち、幼魔Cの小さな手が伸ばされる。
ぷかりぷかりと浮かぶ豊かな乳房に触れ、その感触を確かめるために。
幼魔D「えー!ずるいよ、私も!」
幼魔E「……私も」
続いて二人の淫魔の手が伸びる。
続け様に水音を立てながら、遠慮なしにこね回され、乳房が形を変える。
その手つきは荒々しく、まさしく子供が玩具を乱暴に扱う、と言う表現が似合う。
堕女神「い、痛っ……ん、ふぅ……」
幼魔C「…あれ?お姉ちゃん」
幼魔D「ねー、もしかしてキモチイイの?」

584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/28(月) 03:16:24.18 ID:wWIIS+GDO
わっふーわっふー

585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/28(月) 03:19:20.95 ID:scclnlNIO
幼いとはいえやはり淫魔か

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