魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
Part7
405 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 04:42:12.62 ID:4ltyvJSoo
不意に喉の奥まで咥えさせられ、さしもの彼女も息苦しさに喘ぐ。
唇に肉棒の波打つのを感じた時、口内を生臭く粘性の高い液体が満たす。
なんとか呼吸を確保しようと、飲み込み始める。
一回、また一回と喉に絡みつく精液を飲み下すも、ペースが追いつかない。
呼吸を遮断され、口内には今なお脈打つ怒張。
意識が飛びかけるが、今できるのは、吐き出された精を飲み込む事だけ。
直後、快楽に酔っていた勇者が、彼女を解放する。
抜け落ちた拍子に残りが吐き出され、彼女の乳房を彩る。
勇者「…す、すまない!大丈夫か?」
声をかけるも、彼女の耳には入らない。
口元を零れ落ちた精液が伝い、酸素を求め、激しく咳き込む。
慌てて息を吸ったために、気管にも精液が入ったようだ。
喉から息を漏らしながら、気管に入ったそれを追い出し、再び酸素を取り込もうとする姿は、
堕したとはいえ、女神の姿ではない。
弱々しく、儚く、簡単に壊れてしまいそうな「女」だった。
406 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 05:12:53.60 ID:4ltyvJSoo
堕女神「へ……か……」
荒い呼吸とともに紡がれた言葉。
その顔は恨みがましくもなく、まるで……許しを請うかのような。
堕女神「……申し、訳……ありませ……全て……受けき……」
彼女は、謝っていた。
吐き出された精を全て受け止められなかった事。
生娘のように咽返り、逆に吐き出してしまった事。
そして冷静になった頭が、先刻の、分を超えた抱擁を求めてしまった事を悔いる。
勇者「……いいんだ」
堕女神「……っ」
右頬に勇者の手が差しのべられる。
いかなる罰を受けるのかと身を震わせてしまうのは、反射だろうか。
421 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 23:22:18.78 ID:4ltyvJSoo
勇者「何故、怯える?」
堕女神「………」
勇者「……『俺』のせいか」
彼女に刻まれた、痛みの記憶。
幾度と無く痛めつけられ、殺されかけた忌まわしい記憶。
影を落としているのは、それか。
彼女は、勇者の目を見た。
憎しみをぶつけてくるような、どす黒く燃える眼差しではない。
冷酷で、温度を感じない眼差しでもない。
その目は、勇者が旅の途中、助けを求める人に向けてきた目。
一度拒絶されても、その奥に秘めた悲鳴を見透かすような。
魔物の惨禍を訴えてくる村人へ向けたような、優しく、それでいて力強い眼光。
堕女神「……陛下」
勇者「ん?」
堕女神「………私を……許して下さるのですか?」
勇者「許すも何も、酷い事をしてしまったのは俺だろう?……許してくれ」
423 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 23:35:30.44 ID:4ltyvJSoo
堕女神「初めて、ですね」
勇者「何だ」
堕女神「……初めて、私をそのような目で、まっすぐに見てくださいました」
勇者「……そうか」
堕女神のしなやかな指先が、勇者の肩に回される。
勇者もまた、彼女を抱き起こすように腕を回す。
何度目かの、軽い口付け。
口内からは精液の臭いなど既に感じず、逆に旅先で訪れた花畑の情景が脳裏に過ぎる。
十秒、二十秒。
いや何分もその姿のまま、唇を奪い、奪われ、そしてきつく抱き締めあう。
ランプの油が切れ、室内が闇に包まれても、水音高く、求め合う。
勇者「……いい、か?」
堕女神「…………はい…どうか……きて、くださいませ」
衣擦れの音が、まず上に被さる勇者から。
次いで、下で身を任せる、堕女神から。
勇者が暗闇の中で、膨れ上がったモノを手探りし。
きちり、と音を立て――ゆっくりと、女神の蜜壷へと呑み込まれていった。
悩ましく漏れる吐息が、暗闇に響く。
その後は、勇者に任せるように肌と肌が密着する音が、規則的に続く。
424 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 23:56:06.76 ID:4ltyvJSoo
五日目
安っぽいベッドの上で目覚める。
城の素晴らしい寝具になれた身には、早くも宿屋のそれは不足に感じた。
光が注ぐ室内に目を凝らすと、隣には、シーツに包まって眠る裸身の堕女神。
いつも隙なくこなす彼女の寝顔など、そうそう見られるものでもない。
勇者「……おい、起きろよ」
堕女神「……ん」
勇者「起きろって。……昨夜はあんなに激しかったのにな」
堕女神「……!!」
囁かれ、耳元までを赤く染めながら枕に顔を埋める。
昨日までの佇まいがまるで嘘かのように、分かりやすく「羞恥」に染まっていた。
勇者「……すごかったよなぁ。涎垂らしながら喘いでたもんな」
堕女神「……いいから……服を着て下さい!」
勇者「はいはい。……なぁ、『目覚めのキス』は要らない?」
堕女神「っ……。は、早く服を……」
勇者「…今、お前迷ったな?ん?」
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) :2011/11/26(土) 00:02:12.28 ID:LO8GiUl2o
かわいい
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/26(土) 00:11:29.48 ID:IKRIC0aIO
かわいいな
427 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:11:30.32 ID:q5GW2LOlo
堕女神「……さて、それでは朝食を召し上がったら、すぐに発ちましょう」
勇者「すげー切り替えの早さ」
堕女神「当然です」
勇者「昨日なんて、両手両足で絡み付きながら『中に……子胤をくださいませ』って懇願するように」
堕女神「…………」
勇者「……目覚めのキス、する?」
堕女神「……」コクッ
勇者「(冗談のつもりだったんだが)」
堕女神「……む、ん……ぷちゅ……くっ……ふぅ……!///」
428 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:23:11.09 ID:q5GW2LOlo
朝食中
堕女神「それはそうと、陛下」
勇者「何だ、キス魔」
堕女神「………」
勇者「悪かった。話せ」
堕女神「……はい。オークに動きがあるとすれば、恐らく今日明日中に」
勇者「早いなぁ」
堕女神「それほど、オークの群生地は近くにあったという事です。彼らとて、流石に我が国は攻めないと思いますが」
勇者「女神に堕天使、サキュバスから女怪まで取り揃えてるしなぁ」
堕女神「旧族長の一派は以前、『アラクネ』の集落を襲って返り討ちにあっていますから、考えにくいですね」
勇者「女日照りが続くと、本当に見境なくなるのな」
432 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:37:47.97 ID:q5GW2LOlo
勇者「……しかし、こういうとアレだけど隣国ってそんな弱いのか?」
堕女神「はい」
勇者「ストレートだな」
堕女神「事実は事実です。寿命は短く、魔力も少ない。……そして何より、『幼形成熟』の特性があるのです」
勇者「……あー、はい?」
堕女神「つまりです。隣国の女王をご覧になりましたね?」
勇者「ああ。子供みたいだったな」
堕女神「あれ以上成長しません」
勇者「俺をからかってんのか?」
堕女神「いえ、陛下。隣国の淫魔は、幼い姿のまま歳を取るのです。人間のような老いもなく」
勇者「……はー」
堕女神「成長が止まる年齢に個人差はありますが」
435 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:47:42.38 ID:q5GW2LOlo
勇者「……それでもやっぱり、低級なオークすら倒せないほど弱いってのは考えづらいぞ」
堕女神「私も驚きました」
勇者「……………」
堕女神「どうされました?」
勇者「非常にいけない絵面が思い浮かんだ」
堕女神「………ああ、なるほど」
勇者「納得するなよ」
堕女神「大丈夫です」
勇者「何が」
堕女神「大丈夫です、ぬかりありません」
勇者「だから、何が?」
439 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 01:00:54.56 ID:q5GW2LOlo
堕女神「いえ、何でも。お気になさらず」
勇者「追求はやめとこうか」
堕女神「恐れ入ります」
勇者「さて、そろそろ行こうか」
堕女神「はい、陛下」
勇者「ところで、朝から思ってたけど」
堕女神「何でしょうか」
勇者「ことあるごとに唇を気にしてるな」
堕女神「……気のせいかと」
勇者「いや、だって以前はそんなクセ…」
堕女神「陛下、時間が押しております。早く参りましょう」
440 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 01:18:18.27 ID:q5GW2LOlo
到着
勇者「ここが南の砦か。大きいじゃないか」
堕女神「はい」
勇者「……もしかしてここにもローパーがいたりしないだろうな」
堕女神「もちろんいますよ。大型のものが」
勇者「やっぱりかよ」
堕女神「一度に六人までを相手にできるという噂です」
勇者「だから訊いてねぇよ」
442 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 01:43:45.69 ID:q5GW2LOlo
堕女神「ここの司令官には話はつけております。城壁からご覧になられますか?」
勇者「ああ、そうしようか」
堕女神「……それでは、こちらへ」
勇者「しかし、ここの奴らはやる気がすごいな」
堕女神「はい。選りすぐりの精鋭を派遣しております。オークの他にも、コボルトや人狼の脅威も捨て置けませんので」
勇者「重要拠点、って訳か」
堕女神「それ故、彼女らは精力に満ちております」
勇者「いや、むしろ持て余してるんじゃねーかな」
堕女神「そうとも言えるでしょうか」
444 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 02:10:38.48 ID:q5GW2LOlo
城壁の上
勇者「見晴らしはなかなかいいな」
堕女神「はい。はるか前方の森がオークの群生地。その向こうにはコボルトが」
勇者「込み入ってるな」
堕女神「妙ですね」
勇者「どうした?」
堕女神「……オーク達の気配を感じません」
勇者「詳しく話せ」
堕女神「荒々しく尖った気配がありません。特有の獣臭も。……もしかして」
勇者「もしかして?」
堕女神「……既に、あそこを出発している?」
445 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 02:33:14.85 ID:q5GW2LOlo
勇者「詳しく調べられるか?」
堕女神「……少々お待ちを」
直後、堕女神を中心に風が吹き抜けた。
その風がオーク達の森へ届き、木々を波立たせる。
堕女神「分かりました。……これは?オーク達が、皆……一斉に、隣国を目指しているようです」
勇者「……何?内乱ではなかったのか?」
堕女神「内乱は事実の筈ですが……。何でしょう。一塊に隣国へ」
勇者「ここからだと、追いつくのに何時間かかる?」
堕女神「少なく見て、二日。恐らく、既にオーク達の先遣隊は到着している頃合です」
勇者「…俺を、送れるか?」
堕女神「はい。……ですが、ここは……静観……を……」
薄情な、それでいて現実に則した台詞を紡ごうとする。
しかし、喉が続きを紡いでくれない。
締め付けられるような感覚が、心臓から喉から、彼女を襲う。
447 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 02:54:48.12 ID:q5GW2LOlo
勇者「……捨てきれない、だろ?」
堕女神「…い、え」
勇者「捨てきれなくて当然なんだよ。……お前は『愛の女神』で、俺は『勇者』だったんだ」
堕女神「…本当に、行くおつもりですか?」
勇者「どうやら、俺はまだ『勇者』だったらしい。……俺を、止めるか?」
堕女神「陛下が、そうお決めになったのなら」
勇者「お前も来るか?」
堕女神「…はい。私は陛下の補佐であり、護衛です」
勇者「素直じゃないな」
堕女神「……陛下。その剣で……本当に、大丈夫なのですか?」
勇者「ああ」
左腰に下がっていた剣を、数cmほど抜き出し、刀身に目を落とす。
その輝きは取り戻され……魔王城を目指していた頃と、遜色ない。
勇者「――大丈夫だ、問題ない」
450 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:18:42.81 ID:q5GW2LOlo
二時間ほど前に遡る。
飢饉で弱りきった隣国は、オーク達の襲撃を受けていた。
白い石造りの家が立ち並ぶ街を、幼い姿の淫魔が逃げ惑う。
外見にして、下は10歳、上でもせいぜい18歳。
追いすがり、破壊に精を出すのは醜い豚面の怪物達。
知性の欠片もなく、意味ある言葉も解さず、ただただ欲望のままに。
幼い淫魔の一人が、オーク達に捕まる。
細い足首を掴まれ、助けを求めながら、民家の一つに引きずり込まれる。
獣のような蛮声を放つオークが彼女にのしかかり、身を包む簡素な衣を剥ぎ取る。
幼魔A「っ…嫌、嫌ぁ!助けて、誰かぁっ!!」
身に降りかかる事を予期し、助けを求める。
しかし、通りには人はいない。
皆、逃げてしまって……あるいは、逃げ遅れた者達も、同様の処遇となっているのだろう。
何とか這って逃げようとする彼女に、豚のような鳴き声を上げながら、一匹のオークがのしかかる。
尻肉の間に忌まわしく、ぬめる「モノ」を感じる。
もはや、彼女は―――逃れる術など、なかった。
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) :2011/11/26(土) 03:19:10.40 ID:MC+2V12+o
盛り上がってまいりました
452 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:27:40.78 ID:q5GW2LOlo
幼魔A「やだっ……やだやだやだぁ!!やめて、やめてよぉ!」
高く、幼い声が虚しく響き渡る。
それでも助けを求め続ける彼女の頭、すぐ横に棍棒が振り下ろされる。
衝撃と土埃に身を竦ませ、抉れた床を凝視する。
逆らえば、殺される。
静かにしゃくり上げながら、オークの機嫌を損ねないように、大人しく振舞う。
人間の見た目にして、12歳ほどだろうか。
彼女が大人しくなったのを見て、オークは口元を歪ませた。
――前戯も何もなく、膨れ上がった欲望を彼女に叩きつけた。
幼魔A「……痛っ……痛いぃ……!」
幼い姿とはいえ、淫魔。
その彼女にしても、濡れてもいない秘所へ、突き込まれるのは苦痛でしかない。
嫌悪感が、彼女の心を蝕む。
自分は、低級なオークに犯されている。
その事実が彼女のプライドを挫き、屈辱感を植えつける。
涙がとめどなく溢れる。
「早く終わって」と願うしか、彼女に道は残されていない。
453 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:38:29.07 ID:q5GW2LOlo
腰を叩きつけられ、その度に全身がバラバラになりそうな苦痛が襲う。
彼女の屈辱感や痛みを知る由もなく、オークは腰を振り続ける。
類推するに、このオークは酔っているのだ。
魔界の中でも高位の存在である淫魔を、征服している。
自らの欲望の吐け口にして、涙を流して耐える事しかできない。
征服感、という名称を知るはずもないが、ともかく――彼は、酔っている。
幼魔A「んぁっ……うぅ、……ひゃぁっ……」
驚くべき事に、彼女は感じていた。
忌まわしく下賎な怪物に陵辱されながら、甘い声がときおり混じるのだ。
異常な性的興奮が、彼女の体を満たす。
嫌悪感や屈辱が、消えた訳では無い。
消えてはいないが……それが、スパイスとなってしまっている。
いつの間にか、涙は絶えていた。
かわりに、甘やかな吐息と涎を垂らし、自ら腰を振ってさえいる。
幼魔A「い…ぃ……オークの……ちんちん……気持ちいぃ…よぉっ……!」
454 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:49:57.68 ID:q5GW2LOlo
豚面の獣人に、その言葉が分かるはずもない。
しかし、言いたい事は分かる。
彼女は――自分に、屈した。
一際高く呻き声を上げると同時に、リズムを上げる。
深く突き入れるたびに甘い声が響き、抜くごとに細く息を吸う音が聞こえる。
突くごとにオークを迎え入れるような淫声が木霊し、その度、笑うようにオークは声を上げる。
幼魔A「……こわれ、ちゃう……!ひぃんっ!」
彼女をそうさせたのは、淫魔の本能によるものか。
それとも、命の危険に際しての、脳内麻薬のいたずらか。
オークの身体が震え、精を吐き出さんと硬直する。
瞬間、彼女の小さな尻を掴んでいた手が固まり、親指を彼女の尻の窄まりへとめり込ませた。
幼魔A「ッ……ん、んぅぅぅ……!!」
455 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:02:38.93 ID:q5GW2LOlo
小さな身体が震え、オークのペニスを締め付ける。
締め付けに堪えるように、太い親指が彼女の尻穴へ深く食い込んでいく。
それすらも快楽として処理し、オークの精液を搾り取るべく、括約筋が稼動する。
青臭く、指で摘まめるほどに濃い精液が、幼い淫魔の膣内を満たす。
全てを吸い取られるかのような感覚に戸惑いながら、それでも腰を打ちつける。
幼魔A「あぁぁ……!あーーーーー!」
身悶えしながら、忌まわしく活きのいい精液を取り込んでいく。
もはや彼女の目は、どこも見ていない。
濁り、快楽に身を震わせる……ただの、『淫魔』。
数秒後、狩猟用の罠のごとくオークの陰茎を締め付けていた秘所が、緩む。
ずるりと抜け落ちた陰茎が、別れを惜しむかのようにつぅっと糸を引く。
幼魔A「…はぁ……!はぁ……!……ダメ……もっとぉ……」
456 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:18:48.28 ID:q5GW2LOlo
頬を床土で汚しながら、彼女は両手で陰部を広げて見せた。
開かれた無毛の陰部からオークの精液を滴らせ、見せ付けるように。
視覚からの衝撃に今しがた精を放ったばかりのオークの陰茎が盛り上がり、力を取り戻す。
同時に――入り口から、何体かのオークが入ってくる。
手に手に武器を持ち、血糊がこびりついた斧さえも見受けられた。
ああ――私は、彼らを満足させなければ、殺されるのだ。
その恐ろしい未来すらも、もはや、彼女を発情させるための材料でしかない。
小さな尻を振り乱しながら、オーク達を誘う。
プギィ、と声を発し、オーク達は彼女に圧し掛かる。
今しがた犯され、充血した秘所に再び押し付ける者。
だらしなく開き、唾液を引く口腔に押し込む者。
中には、彼女の小さく未発達な胸に、吸い付く者さえいる。
幼魔A「……ひぃ…や、ぁぁぁぁぁぁ!!」
秘所に再び突き込まれ、尻穴を指で弄ばれて。
それでも心臓の高鳴りが抑え切れず、悲鳴にも似た声が漏れた。
直後にペニスが口を埋め尽くし、舌が動き、オークに対し『奉仕』を始めた。
繰り返す。
力は無いとはいえ、彼女は魔界において最高位に近い存在、『淫魔』なのだ。
にも関わらず―――彼女は、オークの欲望を受け止める事に、至上の快楽を感じてしまっている。
457 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:29:23.63 ID:q5GW2LOlo
隣女王「オークが、我が国に侵入したのですか!?」
側近「はい。すでに、南方の領土は……」
女王の城、玉座の間。
城主である彼女が、信じられないといった面持ちで聞き返す。
側近は、見た目では女王と同い年ほどだろうか。
隣女王「……撃退せねば、我が領内が……!」
側近「お言葉ですが……防衛隊は全て壊滅……今頃は……」
隣女王「…忌まわしいオークめ……!」
既に、南方の防衛軍は壊滅。
形ばかりの防衛軍は、余すところ無く、オークの便器へと変わり果ててしまった。
側近「……どうか、お逃げ下さい。……女王陛下まで穢されては……」
隣女王「……それしか、ないのですか」
不意に喉の奥まで咥えさせられ、さしもの彼女も息苦しさに喘ぐ。
唇に肉棒の波打つのを感じた時、口内を生臭く粘性の高い液体が満たす。
なんとか呼吸を確保しようと、飲み込み始める。
一回、また一回と喉に絡みつく精液を飲み下すも、ペースが追いつかない。
呼吸を遮断され、口内には今なお脈打つ怒張。
意識が飛びかけるが、今できるのは、吐き出された精を飲み込む事だけ。
直後、快楽に酔っていた勇者が、彼女を解放する。
抜け落ちた拍子に残りが吐き出され、彼女の乳房を彩る。
勇者「…す、すまない!大丈夫か?」
声をかけるも、彼女の耳には入らない。
口元を零れ落ちた精液が伝い、酸素を求め、激しく咳き込む。
慌てて息を吸ったために、気管にも精液が入ったようだ。
喉から息を漏らしながら、気管に入ったそれを追い出し、再び酸素を取り込もうとする姿は、
堕したとはいえ、女神の姿ではない。
弱々しく、儚く、簡単に壊れてしまいそうな「女」だった。
406 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 05:12:53.60 ID:4ltyvJSoo
堕女神「へ……か……」
荒い呼吸とともに紡がれた言葉。
その顔は恨みがましくもなく、まるで……許しを請うかのような。
堕女神「……申し、訳……ありませ……全て……受けき……」
彼女は、謝っていた。
吐き出された精を全て受け止められなかった事。
生娘のように咽返り、逆に吐き出してしまった事。
そして冷静になった頭が、先刻の、分を超えた抱擁を求めてしまった事を悔いる。
勇者「……いいんだ」
堕女神「……っ」
右頬に勇者の手が差しのべられる。
いかなる罰を受けるのかと身を震わせてしまうのは、反射だろうか。
421 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 23:22:18.78 ID:4ltyvJSoo
勇者「何故、怯える?」
堕女神「………」
勇者「……『俺』のせいか」
彼女に刻まれた、痛みの記憶。
幾度と無く痛めつけられ、殺されかけた忌まわしい記憶。
影を落としているのは、それか。
彼女は、勇者の目を見た。
憎しみをぶつけてくるような、どす黒く燃える眼差しではない。
冷酷で、温度を感じない眼差しでもない。
その目は、勇者が旅の途中、助けを求める人に向けてきた目。
一度拒絶されても、その奥に秘めた悲鳴を見透かすような。
魔物の惨禍を訴えてくる村人へ向けたような、優しく、それでいて力強い眼光。
堕女神「……陛下」
勇者「ん?」
堕女神「………私を……許して下さるのですか?」
勇者「許すも何も、酷い事をしてしまったのは俺だろう?……許してくれ」
423 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 23:35:30.44 ID:4ltyvJSoo
堕女神「初めて、ですね」
勇者「何だ」
堕女神「……初めて、私をそのような目で、まっすぐに見てくださいました」
勇者「……そうか」
堕女神のしなやかな指先が、勇者の肩に回される。
勇者もまた、彼女を抱き起こすように腕を回す。
何度目かの、軽い口付け。
口内からは精液の臭いなど既に感じず、逆に旅先で訪れた花畑の情景が脳裏に過ぎる。
十秒、二十秒。
いや何分もその姿のまま、唇を奪い、奪われ、そしてきつく抱き締めあう。
ランプの油が切れ、室内が闇に包まれても、水音高く、求め合う。
勇者「……いい、か?」
堕女神「…………はい…どうか……きて、くださいませ」
衣擦れの音が、まず上に被さる勇者から。
次いで、下で身を任せる、堕女神から。
勇者が暗闇の中で、膨れ上がったモノを手探りし。
きちり、と音を立て――ゆっくりと、女神の蜜壷へと呑み込まれていった。
悩ましく漏れる吐息が、暗闇に響く。
その後は、勇者に任せるように肌と肌が密着する音が、規則的に続く。
424 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/25(金) 23:56:06.76 ID:4ltyvJSoo
五日目
安っぽいベッドの上で目覚める。
城の素晴らしい寝具になれた身には、早くも宿屋のそれは不足に感じた。
光が注ぐ室内に目を凝らすと、隣には、シーツに包まって眠る裸身の堕女神。
いつも隙なくこなす彼女の寝顔など、そうそう見られるものでもない。
勇者「……おい、起きろよ」
堕女神「……ん」
勇者「起きろって。……昨夜はあんなに激しかったのにな」
堕女神「……!!」
囁かれ、耳元までを赤く染めながら枕に顔を埋める。
昨日までの佇まいがまるで嘘かのように、分かりやすく「羞恥」に染まっていた。
勇者「……すごかったよなぁ。涎垂らしながら喘いでたもんな」
堕女神「……いいから……服を着て下さい!」
勇者「はいはい。……なぁ、『目覚めのキス』は要らない?」
堕女神「っ……。は、早く服を……」
勇者「…今、お前迷ったな?ん?」
かわいい
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/26(土) 00:11:29.48 ID:IKRIC0aIO
かわいいな
427 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:11:30.32 ID:q5GW2LOlo
堕女神「……さて、それでは朝食を召し上がったら、すぐに発ちましょう」
勇者「すげー切り替えの早さ」
堕女神「当然です」
勇者「昨日なんて、両手両足で絡み付きながら『中に……子胤をくださいませ』って懇願するように」
堕女神「…………」
勇者「……目覚めのキス、する?」
堕女神「……」コクッ
勇者「(冗談のつもりだったんだが)」
堕女神「……む、ん……ぷちゅ……くっ……ふぅ……!///」
428 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:23:11.09 ID:q5GW2LOlo
朝食中
堕女神「それはそうと、陛下」
勇者「何だ、キス魔」
堕女神「………」
勇者「悪かった。話せ」
堕女神「……はい。オークに動きがあるとすれば、恐らく今日明日中に」
勇者「早いなぁ」
堕女神「それほど、オークの群生地は近くにあったという事です。彼らとて、流石に我が国は攻めないと思いますが」
勇者「女神に堕天使、サキュバスから女怪まで取り揃えてるしなぁ」
堕女神「旧族長の一派は以前、『アラクネ』の集落を襲って返り討ちにあっていますから、考えにくいですね」
勇者「女日照りが続くと、本当に見境なくなるのな」
432 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:37:47.97 ID:q5GW2LOlo
勇者「……しかし、こういうとアレだけど隣国ってそんな弱いのか?」
堕女神「はい」
勇者「ストレートだな」
堕女神「事実は事実です。寿命は短く、魔力も少ない。……そして何より、『幼形成熟』の特性があるのです」
勇者「……あー、はい?」
堕女神「つまりです。隣国の女王をご覧になりましたね?」
勇者「ああ。子供みたいだったな」
堕女神「あれ以上成長しません」
勇者「俺をからかってんのか?」
堕女神「いえ、陛下。隣国の淫魔は、幼い姿のまま歳を取るのです。人間のような老いもなく」
勇者「……はー」
堕女神「成長が止まる年齢に個人差はありますが」
435 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 00:47:42.38 ID:q5GW2LOlo
勇者「……それでもやっぱり、低級なオークすら倒せないほど弱いってのは考えづらいぞ」
堕女神「私も驚きました」
勇者「……………」
堕女神「どうされました?」
勇者「非常にいけない絵面が思い浮かんだ」
堕女神「………ああ、なるほど」
勇者「納得するなよ」
堕女神「大丈夫です」
勇者「何が」
堕女神「大丈夫です、ぬかりありません」
勇者「だから、何が?」
439 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 01:00:54.56 ID:q5GW2LOlo
堕女神「いえ、何でも。お気になさらず」
勇者「追求はやめとこうか」
堕女神「恐れ入ります」
勇者「さて、そろそろ行こうか」
堕女神「はい、陛下」
勇者「ところで、朝から思ってたけど」
堕女神「何でしょうか」
勇者「ことあるごとに唇を気にしてるな」
堕女神「……気のせいかと」
勇者「いや、だって以前はそんなクセ…」
堕女神「陛下、時間が押しております。早く参りましょう」
440 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 01:18:18.27 ID:q5GW2LOlo
到着
勇者「ここが南の砦か。大きいじゃないか」
堕女神「はい」
勇者「……もしかしてここにもローパーがいたりしないだろうな」
堕女神「もちろんいますよ。大型のものが」
勇者「やっぱりかよ」
堕女神「一度に六人までを相手にできるという噂です」
勇者「だから訊いてねぇよ」
442 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 01:43:45.69 ID:q5GW2LOlo
堕女神「ここの司令官には話はつけております。城壁からご覧になられますか?」
勇者「ああ、そうしようか」
堕女神「……それでは、こちらへ」
勇者「しかし、ここの奴らはやる気がすごいな」
堕女神「はい。選りすぐりの精鋭を派遣しております。オークの他にも、コボルトや人狼の脅威も捨て置けませんので」
勇者「重要拠点、って訳か」
堕女神「それ故、彼女らは精力に満ちております」
勇者「いや、むしろ持て余してるんじゃねーかな」
堕女神「そうとも言えるでしょうか」
444 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 02:10:38.48 ID:q5GW2LOlo
城壁の上
勇者「見晴らしはなかなかいいな」
堕女神「はい。はるか前方の森がオークの群生地。その向こうにはコボルトが」
勇者「込み入ってるな」
堕女神「妙ですね」
勇者「どうした?」
堕女神「……オーク達の気配を感じません」
勇者「詳しく話せ」
堕女神「荒々しく尖った気配がありません。特有の獣臭も。……もしかして」
勇者「もしかして?」
堕女神「……既に、あそこを出発している?」
445 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 02:33:14.85 ID:q5GW2LOlo
勇者「詳しく調べられるか?」
堕女神「……少々お待ちを」
直後、堕女神を中心に風が吹き抜けた。
その風がオーク達の森へ届き、木々を波立たせる。
堕女神「分かりました。……これは?オーク達が、皆……一斉に、隣国を目指しているようです」
勇者「……何?内乱ではなかったのか?」
堕女神「内乱は事実の筈ですが……。何でしょう。一塊に隣国へ」
勇者「ここからだと、追いつくのに何時間かかる?」
堕女神「少なく見て、二日。恐らく、既にオーク達の先遣隊は到着している頃合です」
勇者「…俺を、送れるか?」
堕女神「はい。……ですが、ここは……静観……を……」
薄情な、それでいて現実に則した台詞を紡ごうとする。
しかし、喉が続きを紡いでくれない。
締め付けられるような感覚が、心臓から喉から、彼女を襲う。
447 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 02:54:48.12 ID:q5GW2LOlo
勇者「……捨てきれない、だろ?」
堕女神「…い、え」
勇者「捨てきれなくて当然なんだよ。……お前は『愛の女神』で、俺は『勇者』だったんだ」
堕女神「…本当に、行くおつもりですか?」
勇者「どうやら、俺はまだ『勇者』だったらしい。……俺を、止めるか?」
堕女神「陛下が、そうお決めになったのなら」
勇者「お前も来るか?」
堕女神「…はい。私は陛下の補佐であり、護衛です」
勇者「素直じゃないな」
堕女神「……陛下。その剣で……本当に、大丈夫なのですか?」
勇者「ああ」
左腰に下がっていた剣を、数cmほど抜き出し、刀身に目を落とす。
その輝きは取り戻され……魔王城を目指していた頃と、遜色ない。
勇者「――大丈夫だ、問題ない」
450 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:18:42.81 ID:q5GW2LOlo
二時間ほど前に遡る。
飢饉で弱りきった隣国は、オーク達の襲撃を受けていた。
白い石造りの家が立ち並ぶ街を、幼い姿の淫魔が逃げ惑う。
外見にして、下は10歳、上でもせいぜい18歳。
追いすがり、破壊に精を出すのは醜い豚面の怪物達。
知性の欠片もなく、意味ある言葉も解さず、ただただ欲望のままに。
幼い淫魔の一人が、オーク達に捕まる。
細い足首を掴まれ、助けを求めながら、民家の一つに引きずり込まれる。
獣のような蛮声を放つオークが彼女にのしかかり、身を包む簡素な衣を剥ぎ取る。
幼魔A「っ…嫌、嫌ぁ!助けて、誰かぁっ!!」
身に降りかかる事を予期し、助けを求める。
しかし、通りには人はいない。
皆、逃げてしまって……あるいは、逃げ遅れた者達も、同様の処遇となっているのだろう。
何とか這って逃げようとする彼女に、豚のような鳴き声を上げながら、一匹のオークがのしかかる。
尻肉の間に忌まわしく、ぬめる「モノ」を感じる。
もはや、彼女は―――逃れる術など、なかった。
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) :2011/11/26(土) 03:19:10.40 ID:MC+2V12+o
盛り上がってまいりました
452 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:27:40.78 ID:q5GW2LOlo
幼魔A「やだっ……やだやだやだぁ!!やめて、やめてよぉ!」
高く、幼い声が虚しく響き渡る。
それでも助けを求め続ける彼女の頭、すぐ横に棍棒が振り下ろされる。
衝撃と土埃に身を竦ませ、抉れた床を凝視する。
逆らえば、殺される。
静かにしゃくり上げながら、オークの機嫌を損ねないように、大人しく振舞う。
人間の見た目にして、12歳ほどだろうか。
彼女が大人しくなったのを見て、オークは口元を歪ませた。
――前戯も何もなく、膨れ上がった欲望を彼女に叩きつけた。
幼魔A「……痛っ……痛いぃ……!」
幼い姿とはいえ、淫魔。
その彼女にしても、濡れてもいない秘所へ、突き込まれるのは苦痛でしかない。
嫌悪感が、彼女の心を蝕む。
自分は、低級なオークに犯されている。
その事実が彼女のプライドを挫き、屈辱感を植えつける。
涙がとめどなく溢れる。
「早く終わって」と願うしか、彼女に道は残されていない。
腰を叩きつけられ、その度に全身がバラバラになりそうな苦痛が襲う。
彼女の屈辱感や痛みを知る由もなく、オークは腰を振り続ける。
類推するに、このオークは酔っているのだ。
魔界の中でも高位の存在である淫魔を、征服している。
自らの欲望の吐け口にして、涙を流して耐える事しかできない。
征服感、という名称を知るはずもないが、ともかく――彼は、酔っている。
幼魔A「んぁっ……うぅ、……ひゃぁっ……」
驚くべき事に、彼女は感じていた。
忌まわしく下賎な怪物に陵辱されながら、甘い声がときおり混じるのだ。
異常な性的興奮が、彼女の体を満たす。
嫌悪感や屈辱が、消えた訳では無い。
消えてはいないが……それが、スパイスとなってしまっている。
いつの間にか、涙は絶えていた。
かわりに、甘やかな吐息と涎を垂らし、自ら腰を振ってさえいる。
幼魔A「い…ぃ……オークの……ちんちん……気持ちいぃ…よぉっ……!」
454 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 03:49:57.68 ID:q5GW2LOlo
豚面の獣人に、その言葉が分かるはずもない。
しかし、言いたい事は分かる。
彼女は――自分に、屈した。
一際高く呻き声を上げると同時に、リズムを上げる。
深く突き入れるたびに甘い声が響き、抜くごとに細く息を吸う音が聞こえる。
突くごとにオークを迎え入れるような淫声が木霊し、その度、笑うようにオークは声を上げる。
幼魔A「……こわれ、ちゃう……!ひぃんっ!」
彼女をそうさせたのは、淫魔の本能によるものか。
それとも、命の危険に際しての、脳内麻薬のいたずらか。
オークの身体が震え、精を吐き出さんと硬直する。
瞬間、彼女の小さな尻を掴んでいた手が固まり、親指を彼女の尻の窄まりへとめり込ませた。
幼魔A「ッ……ん、んぅぅぅ……!!」
455 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:02:38.93 ID:q5GW2LOlo
小さな身体が震え、オークのペニスを締め付ける。
締め付けに堪えるように、太い親指が彼女の尻穴へ深く食い込んでいく。
それすらも快楽として処理し、オークの精液を搾り取るべく、括約筋が稼動する。
青臭く、指で摘まめるほどに濃い精液が、幼い淫魔の膣内を満たす。
全てを吸い取られるかのような感覚に戸惑いながら、それでも腰を打ちつける。
幼魔A「あぁぁ……!あーーーーー!」
身悶えしながら、忌まわしく活きのいい精液を取り込んでいく。
もはや彼女の目は、どこも見ていない。
濁り、快楽に身を震わせる……ただの、『淫魔』。
数秒後、狩猟用の罠のごとくオークの陰茎を締め付けていた秘所が、緩む。
ずるりと抜け落ちた陰茎が、別れを惜しむかのようにつぅっと糸を引く。
幼魔A「…はぁ……!はぁ……!……ダメ……もっとぉ……」
456 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:18:48.28 ID:q5GW2LOlo
頬を床土で汚しながら、彼女は両手で陰部を広げて見せた。
開かれた無毛の陰部からオークの精液を滴らせ、見せ付けるように。
視覚からの衝撃に今しがた精を放ったばかりのオークの陰茎が盛り上がり、力を取り戻す。
同時に――入り口から、何体かのオークが入ってくる。
手に手に武器を持ち、血糊がこびりついた斧さえも見受けられた。
ああ――私は、彼らを満足させなければ、殺されるのだ。
その恐ろしい未来すらも、もはや、彼女を発情させるための材料でしかない。
小さな尻を振り乱しながら、オーク達を誘う。
プギィ、と声を発し、オーク達は彼女に圧し掛かる。
今しがた犯され、充血した秘所に再び押し付ける者。
だらしなく開き、唾液を引く口腔に押し込む者。
中には、彼女の小さく未発達な胸に、吸い付く者さえいる。
幼魔A「……ひぃ…や、ぁぁぁぁぁぁ!!」
秘所に再び突き込まれ、尻穴を指で弄ばれて。
それでも心臓の高鳴りが抑え切れず、悲鳴にも似た声が漏れた。
直後にペニスが口を埋め尽くし、舌が動き、オークに対し『奉仕』を始めた。
繰り返す。
力は無いとはいえ、彼女は魔界において最高位に近い存在、『淫魔』なのだ。
にも関わらず―――彼女は、オークの欲望を受け止める事に、至上の快楽を感じてしまっている。
457 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/26(土) 04:29:23.63 ID:q5GW2LOlo
隣女王「オークが、我が国に侵入したのですか!?」
側近「はい。すでに、南方の領土は……」
女王の城、玉座の間。
城主である彼女が、信じられないといった面持ちで聞き返す。
側近は、見た目では女王と同い年ほどだろうか。
隣女王「……撃退せねば、我が領内が……!」
側近「お言葉ですが……防衛隊は全て壊滅……今頃は……」
隣女王「…忌まわしいオークめ……!」
既に、南方の防衛軍は壊滅。
形ばかりの防衛軍は、余すところ無く、オークの便器へと変わり果ててしまった。
側近「……どうか、お逃げ下さい。……女王陛下まで穢されては……」
隣女王「……それしか、ないのですか」
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
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