成歩堂「異議あり!」勇次郎「異議ありッッッ!!!」
Part3
89 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:41:32.055 ID:6dYr/2SK0
本部「どうやら納得してもらえたようだな」
本部「そう、ワシは武芸百般に長ける」
本部「いや……武だけではなく、昨日も……」
本部「…………」
本部「とにかく、烈海王を告発した理由については分かっていただけただろう」
成歩堂(ん? 本部さん、今なにか言いかけたような……?)
成歩堂(そういえば、本部さんと郭海皇さんが何をしていたのか)
成歩堂(まだ明らかになってなかったよな……)
真宵「どうしたの、なるほどくん」
成歩堂「いや……本部さんと郭海皇さんが昨日、道場で何をしていたのか……」
成歩堂「ここに何か真実をつかむカギがある気がするんだ」
90 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:44:56.436 ID:6dYr/2SK0
成歩堂(事件当日、現場に残っていたものは……碁石ぐらい)
成歩堂(これが凶器かどうかは、結局うやむやになっちゃったけど……)
成歩堂(こういう時こそ、発想を≪逆転≫させるんだ!)
成歩堂(あの碁石は、なにか特殊な事情があってあそこにあったと考えるんじゃなく……)
成歩堂(あって当然だったと考えるんだ!)
成歩堂(ーーそうか!)
成歩堂「本部さん!」
本部「ぬっ!?」
成歩堂「昨日の事件前、あなたは……被害者と≪囲碁≫をしていましたね」
本部「!?」ギクッ
92 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:49:49.903 ID:6dYr/2SK0
本部「む……いや……それはその……」
成歩堂「裁判長、証人は明らかに動揺しています!」
成歩堂「よって、弁護側は証人にさらなる証言を要求します!」
成歩堂「ずばり……郭海皇さんと囲碁をしていたことについて!」
裁判長「……分かりました。証人、証言をお願いします」
本部「うぐ……ッ!」
93 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:49:55.534 ID:zhR29IFN0
囲碁で勝負…あっ(察し
95 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:52:32.934 ID:6dYr/2SK0
ー 証言開始 ー
~ 囲碁勝負 ~
本部「昨日、たしかにワシは郭海皇と囲碁をしていた」
本部「ワシが優勢で……ほぼ勝ちといえる状況だった」
本部「そこで、ワシは席を外したのだ」
本部「戻ったら、烈が息絶えた郭海皇のそばにいた!」
本部「そう! やったのは烈海王なのだ!」
96 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:54:22.696 ID:6dYr/2SK0
真宵「どう? なるほどくん」
成歩堂「予想外のツッコミを受けたからか、証言からも余裕を感じられない」
成歩堂「ここで一気に勝負を決めにいこう!」
真宵「うん、そうだね!」
99 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:58:24.930 ID:6dYr/2SK0
ー 尋問開始 ー
~ 囲碁勝負 ~
本部「あの日、たしかにワシは郭海皇と囲碁をしていた」
本部「ワシが優勢で……ほぼ勝ちといえる状況だった」
本部「そこで、ワシは席を外したのだ」
本部「戻ったら、烈が息絶えた郭海皇のそばにいた!」
成歩堂『待った!』
成歩堂「その時、現場でなにか変わったことはありませんでしたか?」
成歩堂「たとえば、あなたや烈さんがなにかを動かしたとか……」
本部「い、いや……特になにも……」
本部「烈が郭海皇に攻撃を加えたのは間違いなかろうがな」
101 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:04:06.837 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「…………」
裁判長「今の証言がどうかしましたかな?」
成歩堂「今の証言には……おかしいところがあります!」
勇次郎「ほう……」
勇次郎「ならば、提示してみろッ! 証拠品ってヤツをなッッッ!」
成歩堂「分かりました……。提示しましょう、証拠品ってヤツを!」
成歩堂『くらえ!』
裁判長「これは……?」
成歩堂「≪現場写真≫です」
裁判長「これがどうかしましたか?」
裁判長「被害者が写っているだけで、他になにも写っていませんが……」
103 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:09:25.902 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「そうです……。なにも写ってないんです」
裁判長「?」
勇次郎「ぬう……ッ!」
御剣「ま、まさか……」
成歩堂(さすがに二人は気づいたみたいだな……)
成歩堂「しかし、それはおかしいのです!」
成歩堂「もし、本部さんと被害者が囲碁をしていたのであれば!」
成歩堂「ここには、碁盤が写っていなければならない!」
本部「ぐぬぅ!」
104 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:10:14.997 ID:yCgJiR3L0
なるほど
105 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:11:50.427 ID:3PPZ89D10
証言ガバガバすぎてワロス
106 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:12:15.932 ID:MTPf067Q0
逆転裁判1の1話並みの難易度だな
107 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:12:46.250 ID:aqTuF0Sk0
逆裁買おうかな
108 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:13:32.099 ID:aqTuF0Sk0
くぁああ
109 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:14:48.883 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「“碁盤が消える”……これほど大きな変化が起こっていたにもかかわらず」
成歩堂「先ほど本部さんは“現場で変わったことはなかった”と証言していました」
成歩堂「考えられる理由は二つ」
成歩堂「一つは本部さん……碁盤を隠したのは、他ならぬあなただからです」
成歩堂「先ほど見つかった碁石は、見逃してしまったのでしょう」
成歩堂「そしてもう一つは、あなたは自分が碁盤を隠したことすら、隠したかった」
成歩堂「なぜならーー」
成歩堂「“自分と被害者が囲碁をしていた痕跡を消そうとした”」
成歩堂「このことから当然くるであろう追及を避けたかったからです」
本部「ぐ……ぬ……」
成歩堂「本部さん……」
成歩堂「郭海皇さんと囲碁をしていた時、なにかあったのではないですか?」
『異議ありッッッ!!!』
110 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:19:29.716 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「範馬検事……!」
勇次郎「大したもんだぜ、成歩堂」
勇次郎「だが、それ以上口を開くことは許さねェ」
勇次郎「もし、まだ弁護を続行(つづ)けるというのならーー」
勇次郎「キサマは俺の拳を受けることになる」ギンッ
成歩堂「!」
成歩堂「……ぼくの依頼人、烈さんはぼくを信じてくれました」
成歩堂「ならばぼくも、依頼人の弁護には命をかけます」
成歩堂「たとえあなたが≪地上最強の生物≫であろうと」
成歩堂「ぼくは人差し指をつきつけるのを、やめはしません!」ビシッ
勇次郎「…………ッ!」
成歩堂「さぁ、本部さん!」
成歩堂「答えて下さい! ーーあなたも命をかけて!!!」
112 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:23:30.355 ID:6dYr/2SK0
本部「う……ぐ……」
本部「ワ、ワシは……ワシは……」
本部「ワシは、ワシを……お、俺は……俺を……」
本部「守護(まも)らねばならぬゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
ドサッ……
115 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:29:08.242 ID:6dYr/2SK0
……
……
……
本部「昨晩……ワシは郭海皇を招いて碁を打っていた」
本部「勝負はワシの優勢、ほぼ勝ちは決まっておった」
本部「しかし、負けず嫌いなあの老人はなかなか負けを認めず」
本部「あろうことか、勝負をなかったことにしようなどと抜かしたのだ」
本部「腹を立てたワシは、つい郭海皇を小突いてしまったのだ」
本部「ほんの軽く……ほんの軽くだったのに……」
ガクッ……
116 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:32:15.681 ID:6dYr/2SK0
本部「座ったまま、完全に心臓が停止していた……そして……」
本部「ワシはワシを守護(まも)らねばならぬ、と……」
本部「碁盤を片付け、烈海王を電話で呼び寄せ、罪をなすりつけたのだ」
成歩堂(ワシはワシを守護(まも)るって……ようするに、ただの保身じゃないか!)
勇次郎「フン……そいつが真相ってワケか」
本部「うむ……全てはワシの責任だ」
本部「本当にすまなかっーー」
『待った!』
117 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:36:07.803 ID:RVNQGwi1p
克巳が被告人になったらマックスみたいに「有罪になるわけないじゃないか、俺は空手界のリーサルウェポンだぜ?」とか言うけどナルホドに「このままだと間違いなく有罪になりますよ」って言われた途端ヘタレ化しそう
118 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:36:15.349 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「!」
真宵「!」
勇次郎「!」
御剣「!」
本部「!」
裁判長「!」
裁判長「あ、あなたは……たしか……」
裁判長「被害者である郭海皇氏ではないですかッ!」
郭「ホホ……」
成歩堂「え……」
成歩堂「えええええええええええっ!!!」
125 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:42:34.837 ID:6dYr/2SK0
烈「老師……ッ! 生きておられたのですかッ!」
郭「昨日、そこの本部氏に囲碁で負けそうになっての」
郭「今回は長めに死を演じてみたのじゃ」
郭「なにしろ、死すれば勝負なし、じゃからの。ホホ」
郭「で、起きてみると、ワシの死が大事件になっていると聞いて飛んできたのだ」
勇次郎「ケッ、また死んだフリかよ。人騒がせなジジイだぜ」
成歩堂「あ、あの……範馬検事」
成歩堂「死んだフリというのは……?」
勇次郎「この郭海皇は、中国武術そのものといっていい」
勇次郎「護身のためなら、死を偽装することなどたやすいことだ」
成歩堂「あの……全く意味が分からないんですけど……」
127 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:45:20.478 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「とにかく、一つだけいえることは……」
御剣「この事件は殺人事件ではなかった、ということか」
勇次郎「そういうことだ」
真宵「うーん、死んだフリをするなんて、世の中不思議な人がいるもんだねー」
成歩堂(よりによって、真宵ちゃんがそれをいうのか)
129 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:51:26.524 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「裁判長」
裁判長「は、はいっ!」
勇次郎「事件は解決した。とっとと判決を下しな」
裁判長「は、はあ……。しかし、私にはなにがなにやらーー」
勇次郎「ジジイッッッ!!!」
裁判長「おほぉっ!」
御剣「裁判長……こういうことは迅速にお願いする」
御剣「あなたが新たなる殺人事件の被害者にならぬうちにな……」
裁判長「分かりましたぁ!」
真宵「あの二人……すっかり息ピッタリだね」
成歩堂「おかげで裁判長は、呼吸困難でグッタリしてるけどね」
130 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:55:19.298 ID:6dYr/2SK0
裁判長「それでは……被告人、烈海王に判決を言い渡します」
烈「はい」
裁判長「 無 罪 」
ワァァァ……!
ヒューヒュー…… ピーピー……
裁判長「では、本日はこれにて閉廷!」カンッ
131 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:59:30.215 ID:6dYr/2SK0
ー 8月19日 午後12時32分 地方裁判所 被告人第3控え室 ー
成歩堂「烈さん、無罪判決おめでとうございます!」
真宵「おめでとうございます!」
烈「謝々(アリガトウ)……」
真宵「よかったですねー、結局あのおじいさんも生きてたんですから」
真宵「でも人騒がせだなぁ、碁で負けそうになったからって死んだフリだなんて」
烈「老師がご迷惑をおかけしました……」
132 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:03:14.115 ID:6dYr/2SK0
烈「それにしても……お二方には本当に感謝しています」
成歩堂「そんな……感謝されることなんてありませんよ」
成歩堂「結局、この裁判がなくても烈さんは無罪になってたわけですし……」
烈「いえ、無罪判決になったことだけではありません」
烈「あなたがたは私のことを命をかけて信じてくれた」
真宵『あたしたちは烈さんを信じてるから……』
真宵『烈さんもあたしたちのことを信じて、本当のことを話して!』
成歩堂『たとえあなたが≪地上最強の生物≫であろうと』
成歩堂『ぼくは人差し指をつきつけるのを、やめはしません!』
烈「それがなにより嬉しいのです。本当に……救われました」
成歩堂「烈さん……」
133 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:07:30.305 ID:6dYr/2SK0
烈「この裁判を経験したことで、気持ちを新たにすることができました」
烈「私は武術家として、これからも戦い続けます」
烈「命をかけて!」
成歩堂(やっぱりすごいな……この人は)
烈「ところで、成歩堂殿」
成歩堂「はい」
烈「最後に……私にも≪つきつける≫なるものを体験させていただきたいのだが」
烈「よろしいか?」
成歩堂「もちろんです」
真宵「なるほどくんがつきつけるものといったら、やっぱりアレだよね!」
135 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:11:37.716 ID:6dYr/2SK0
成歩堂『くらえ!』
烈「これは……バッジですね」
成歩堂「はい、ぼくの弁護士バッジです」
烈「なるほど、中国拳法の崩拳(中段突き)にも匹敵する迫力でした」
烈「この体験、是非、次に活かすことにいたしましょう」
成歩堂「ぼくも……今日の体験を必ず次に活かしてみせますよ!」
勇次郎「エフッ、エフッ、エフッ、エフッ、エフッ」
成歩堂「は、範馬検事!?」
勇次郎「なかなか愉快なやり取りだったもんでな。つい笑いが出ちまったぜ」
成歩堂(今のは笑い声だったのか……!)
137 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:17:10.402 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「成歩堂よ」
勇次郎「今日はなかなか楽しめた……。褒めてやろう」
成歩堂「ど、どうも……」
勇次郎「あそこまで真っ向から俺に逆らえたヤツは格闘士にもなかなかいねェ……」
勇次郎「肉体的な強さはともかく、精神的な強靭さ(タフネス)はかなりのもんのようだ」
真宵「え、なるほどくんって、体の丈夫さもかなりのものですよ!」
真宵「風邪をひいても、スタンガンを浴びせられても、消火器でガツンと殴られても」
真宵「全然へっちゃらなんですから!」
真宵「きっと車にひき逃げされても、大丈夫だと思いますよ!」
成歩堂(真宵ちゃんはぼくをなんだと思ってるんだ)
勇次郎「ほう……ぜひ手合わせ願いてェもんだ」
成歩堂「いやいやいや! 絶対にお断りです!」
138 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:25:39.681 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「さて、面倒な後始末は御剣とストライダムに任せて……」
勇次郎「そろそろ俺は帰らせてもらう」
成歩堂「あの……範馬検事。最後にひとつ聞いてもいいですか?」
勇次郎「なんだ」
成歩堂「なぜ、あなたは≪一日検事≫になったんです?」
勇次郎「……大した理由じゃねェ」
勇次郎「俺の不肖のセガレが、アメリカで≪囚人≫を体験したからーー」
勇次郎「ならば、俺は≪検事≫を体験しようと思っただけのことだ」
成歩堂(予想以上にとんでもない理由だった……)
勇次郎「気が向いたら、また≪検事≫としてキサマとやり合うこともあろう」ズチャッ…
成歩堂(ぼくとしては、二度とやり合いたくない)
139 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:30:17.395 ID:6dYr/2SK0
真宵「いやぁ~、最初から最後まで鬼みたいな気迫の人だったね」
成歩堂「うん、最初から最後まで、生きた心地がしなかったよ」
成歩堂「さてと……ぼくたちも帰ろうか!」
真宵「そうだね! それじゃ中国人の烈さんを無罪にしたことだし」
真宵「みそラーメンでパーッとやろう!」
成歩堂(依頼人が烈さんじゃなくても、みそラーメンだったんだろうな、きっと)
成歩堂(こうして、このなにからなにまで迫力満点だった裁判は終わりを告げた)
成歩堂(烈さんはきっと、その命尽きる時まで武術家として戦い続けるのだろう)
成歩堂(だったら、ぼくも……烈さんのように戦い続けてやる)
成歩堂(弁護士として……!)
おわり
140 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:34:24.817 ID:VsAva0kG0
クオリティー高いなおい
お疲れ
141 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:36:57.283 ID:xXA0evSU0
乙
142 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:38:10.168 ID:QIYv+xVF0
神スレ乙
145 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:49:33.686 ID:aqTuF0Sk0
最高だったぜ
本部「どうやら納得してもらえたようだな」
本部「そう、ワシは武芸百般に長ける」
本部「いや……武だけではなく、昨日も……」
本部「…………」
本部「とにかく、烈海王を告発した理由については分かっていただけただろう」
成歩堂(ん? 本部さん、今なにか言いかけたような……?)
成歩堂(そういえば、本部さんと郭海皇さんが何をしていたのか)
成歩堂(まだ明らかになってなかったよな……)
真宵「どうしたの、なるほどくん」
成歩堂「いや……本部さんと郭海皇さんが昨日、道場で何をしていたのか……」
成歩堂「ここに何か真実をつかむカギがある気がするんだ」
90 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:44:56.436 ID:6dYr/2SK0
成歩堂(事件当日、現場に残っていたものは……碁石ぐらい)
成歩堂(これが凶器かどうかは、結局うやむやになっちゃったけど……)
成歩堂(こういう時こそ、発想を≪逆転≫させるんだ!)
成歩堂(あの碁石は、なにか特殊な事情があってあそこにあったと考えるんじゃなく……)
成歩堂(あって当然だったと考えるんだ!)
成歩堂(ーーそうか!)
成歩堂「本部さん!」
本部「ぬっ!?」
成歩堂「昨日の事件前、あなたは……被害者と≪囲碁≫をしていましたね」
本部「!?」ギクッ
92 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:49:49.903 ID:6dYr/2SK0
本部「む……いや……それはその……」
成歩堂「裁判長、証人は明らかに動揺しています!」
成歩堂「よって、弁護側は証人にさらなる証言を要求します!」
成歩堂「ずばり……郭海皇さんと囲碁をしていたことについて!」
裁判長「……分かりました。証人、証言をお願いします」
本部「うぐ……ッ!」
93 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:49:55.534 ID:zhR29IFN0
囲碁で勝負…あっ(察し
95 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:52:32.934 ID:6dYr/2SK0
ー 証言開始 ー
~ 囲碁勝負 ~
本部「昨日、たしかにワシは郭海皇と囲碁をしていた」
本部「ワシが優勢で……ほぼ勝ちといえる状況だった」
本部「そこで、ワシは席を外したのだ」
本部「戻ったら、烈が息絶えた郭海皇のそばにいた!」
本部「そう! やったのは烈海王なのだ!」
真宵「どう? なるほどくん」
成歩堂「予想外のツッコミを受けたからか、証言からも余裕を感じられない」
成歩堂「ここで一気に勝負を決めにいこう!」
真宵「うん、そうだね!」
99 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 00:58:24.930 ID:6dYr/2SK0
ー 尋問開始 ー
~ 囲碁勝負 ~
本部「あの日、たしかにワシは郭海皇と囲碁をしていた」
本部「ワシが優勢で……ほぼ勝ちといえる状況だった」
本部「そこで、ワシは席を外したのだ」
本部「戻ったら、烈が息絶えた郭海皇のそばにいた!」
成歩堂『待った!』
成歩堂「その時、現場でなにか変わったことはありませんでしたか?」
成歩堂「たとえば、あなたや烈さんがなにかを動かしたとか……」
本部「い、いや……特になにも……」
本部「烈が郭海皇に攻撃を加えたのは間違いなかろうがな」
101 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:04:06.837 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「…………」
裁判長「今の証言がどうかしましたかな?」
成歩堂「今の証言には……おかしいところがあります!」
勇次郎「ほう……」
勇次郎「ならば、提示してみろッ! 証拠品ってヤツをなッッッ!」
成歩堂「分かりました……。提示しましょう、証拠品ってヤツを!」
成歩堂『くらえ!』
裁判長「これは……?」
成歩堂「≪現場写真≫です」
裁判長「これがどうかしましたか?」
裁判長「被害者が写っているだけで、他になにも写っていませんが……」
103 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:09:25.902 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「そうです……。なにも写ってないんです」
裁判長「?」
勇次郎「ぬう……ッ!」
御剣「ま、まさか……」
成歩堂(さすがに二人は気づいたみたいだな……)
成歩堂「しかし、それはおかしいのです!」
成歩堂「もし、本部さんと被害者が囲碁をしていたのであれば!」
成歩堂「ここには、碁盤が写っていなければならない!」
本部「ぐぬぅ!」
104 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:10:14.997 ID:yCgJiR3L0
なるほど
105 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:11:50.427 ID:3PPZ89D10
証言ガバガバすぎてワロス
106 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:12:15.932 ID:MTPf067Q0
逆転裁判1の1話並みの難易度だな
107 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:12:46.250 ID:aqTuF0Sk0
逆裁買おうかな
108 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:13:32.099 ID:aqTuF0Sk0
くぁああ
109 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:14:48.883 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「“碁盤が消える”……これほど大きな変化が起こっていたにもかかわらず」
成歩堂「先ほど本部さんは“現場で変わったことはなかった”と証言していました」
成歩堂「考えられる理由は二つ」
成歩堂「一つは本部さん……碁盤を隠したのは、他ならぬあなただからです」
成歩堂「先ほど見つかった碁石は、見逃してしまったのでしょう」
成歩堂「そしてもう一つは、あなたは自分が碁盤を隠したことすら、隠したかった」
成歩堂「なぜならーー」
成歩堂「“自分と被害者が囲碁をしていた痕跡を消そうとした”」
成歩堂「このことから当然くるであろう追及を避けたかったからです」
本部「ぐ……ぬ……」
成歩堂「本部さん……」
成歩堂「郭海皇さんと囲碁をしていた時、なにかあったのではないですか?」
『異議ありッッッ!!!』
110 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:19:29.716 ID:6dYr/2SK0
成歩堂「範馬検事……!」
勇次郎「大したもんだぜ、成歩堂」
勇次郎「だが、それ以上口を開くことは許さねェ」
勇次郎「もし、まだ弁護を続行(つづ)けるというのならーー」
勇次郎「キサマは俺の拳を受けることになる」ギンッ
成歩堂「!」
成歩堂「……ぼくの依頼人、烈さんはぼくを信じてくれました」
成歩堂「ならばぼくも、依頼人の弁護には命をかけます」
成歩堂「たとえあなたが≪地上最強の生物≫であろうと」
成歩堂「ぼくは人差し指をつきつけるのを、やめはしません!」ビシッ
勇次郎「…………ッ!」
成歩堂「さぁ、本部さん!」
成歩堂「答えて下さい! ーーあなたも命をかけて!!!」
112 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:23:30.355 ID:6dYr/2SK0
本部「う……ぐ……」
本部「ワ、ワシは……ワシは……」
本部「ワシは、ワシを……お、俺は……俺を……」
本部「守護(まも)らねばならぬゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
ドサッ……
115 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:29:08.242 ID:6dYr/2SK0
……
……
……
本部「昨晩……ワシは郭海皇を招いて碁を打っていた」
本部「勝負はワシの優勢、ほぼ勝ちは決まっておった」
本部「しかし、負けず嫌いなあの老人はなかなか負けを認めず」
本部「あろうことか、勝負をなかったことにしようなどと抜かしたのだ」
本部「腹を立てたワシは、つい郭海皇を小突いてしまったのだ」
本部「ほんの軽く……ほんの軽くだったのに……」
ガクッ……
116 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:32:15.681 ID:6dYr/2SK0
本部「座ったまま、完全に心臓が停止していた……そして……」
本部「ワシはワシを守護(まも)らねばならぬ、と……」
本部「碁盤を片付け、烈海王を電話で呼び寄せ、罪をなすりつけたのだ」
成歩堂(ワシはワシを守護(まも)るって……ようするに、ただの保身じゃないか!)
勇次郎「フン……そいつが真相ってワケか」
本部「うむ……全てはワシの責任だ」
本部「本当にすまなかっーー」
『待った!』
117 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:36:07.803 ID:RVNQGwi1p
克巳が被告人になったらマックスみたいに「有罪になるわけないじゃないか、俺は空手界のリーサルウェポンだぜ?」とか言うけどナルホドに「このままだと間違いなく有罪になりますよ」って言われた途端ヘタレ化しそう
成歩堂「!」
真宵「!」
勇次郎「!」
御剣「!」
本部「!」
裁判長「!」
裁判長「あ、あなたは……たしか……」
裁判長「被害者である郭海皇氏ではないですかッ!」
郭「ホホ……」
成歩堂「え……」
成歩堂「えええええええええええっ!!!」
125 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:42:34.837 ID:6dYr/2SK0
烈「老師……ッ! 生きておられたのですかッ!」
郭「昨日、そこの本部氏に囲碁で負けそうになっての」
郭「今回は長めに死を演じてみたのじゃ」
郭「なにしろ、死すれば勝負なし、じゃからの。ホホ」
郭「で、起きてみると、ワシの死が大事件になっていると聞いて飛んできたのだ」
勇次郎「ケッ、また死んだフリかよ。人騒がせなジジイだぜ」
成歩堂「あ、あの……範馬検事」
成歩堂「死んだフリというのは……?」
勇次郎「この郭海皇は、中国武術そのものといっていい」
勇次郎「護身のためなら、死を偽装することなどたやすいことだ」
成歩堂「あの……全く意味が分からないんですけど……」
127 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:45:20.478 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「とにかく、一つだけいえることは……」
御剣「この事件は殺人事件ではなかった、ということか」
勇次郎「そういうことだ」
真宵「うーん、死んだフリをするなんて、世の中不思議な人がいるもんだねー」
成歩堂(よりによって、真宵ちゃんがそれをいうのか)
129 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:51:26.524 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「裁判長」
裁判長「は、はいっ!」
勇次郎「事件は解決した。とっとと判決を下しな」
裁判長「は、はあ……。しかし、私にはなにがなにやらーー」
勇次郎「ジジイッッッ!!!」
裁判長「おほぉっ!」
御剣「裁判長……こういうことは迅速にお願いする」
御剣「あなたが新たなる殺人事件の被害者にならぬうちにな……」
裁判長「分かりましたぁ!」
真宵「あの二人……すっかり息ピッタリだね」
成歩堂「おかげで裁判長は、呼吸困難でグッタリしてるけどね」
130 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:55:19.298 ID:6dYr/2SK0
裁判長「それでは……被告人、烈海王に判決を言い渡します」
烈「はい」
裁判長「 無 罪 」
ワァァァ……!
ヒューヒュー…… ピーピー……
裁判長「では、本日はこれにて閉廷!」カンッ
131 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 01:59:30.215 ID:6dYr/2SK0
ー 8月19日 午後12時32分 地方裁判所 被告人第3控え室 ー
成歩堂「烈さん、無罪判決おめでとうございます!」
真宵「おめでとうございます!」
烈「謝々(アリガトウ)……」
真宵「よかったですねー、結局あのおじいさんも生きてたんですから」
真宵「でも人騒がせだなぁ、碁で負けそうになったからって死んだフリだなんて」
烈「老師がご迷惑をおかけしました……」
132 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:03:14.115 ID:6dYr/2SK0
烈「それにしても……お二方には本当に感謝しています」
成歩堂「そんな……感謝されることなんてありませんよ」
成歩堂「結局、この裁判がなくても烈さんは無罪になってたわけですし……」
烈「いえ、無罪判決になったことだけではありません」
烈「あなたがたは私のことを命をかけて信じてくれた」
真宵『あたしたちは烈さんを信じてるから……』
真宵『烈さんもあたしたちのことを信じて、本当のことを話して!』
成歩堂『たとえあなたが≪地上最強の生物≫であろうと』
成歩堂『ぼくは人差し指をつきつけるのを、やめはしません!』
烈「それがなにより嬉しいのです。本当に……救われました」
成歩堂「烈さん……」
133 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:07:30.305 ID:6dYr/2SK0
烈「この裁判を経験したことで、気持ちを新たにすることができました」
烈「私は武術家として、これからも戦い続けます」
烈「命をかけて!」
成歩堂(やっぱりすごいな……この人は)
烈「ところで、成歩堂殿」
成歩堂「はい」
烈「最後に……私にも≪つきつける≫なるものを体験させていただきたいのだが」
烈「よろしいか?」
成歩堂「もちろんです」
真宵「なるほどくんがつきつけるものといったら、やっぱりアレだよね!」
135 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:11:37.716 ID:6dYr/2SK0
成歩堂『くらえ!』
烈「これは……バッジですね」
成歩堂「はい、ぼくの弁護士バッジです」
烈「なるほど、中国拳法の崩拳(中段突き)にも匹敵する迫力でした」
烈「この体験、是非、次に活かすことにいたしましょう」
成歩堂「ぼくも……今日の体験を必ず次に活かしてみせますよ!」
勇次郎「エフッ、エフッ、エフッ、エフッ、エフッ」
成歩堂「は、範馬検事!?」
勇次郎「なかなか愉快なやり取りだったもんでな。つい笑いが出ちまったぜ」
成歩堂(今のは笑い声だったのか……!)
137 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:17:10.402 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「成歩堂よ」
勇次郎「今日はなかなか楽しめた……。褒めてやろう」
成歩堂「ど、どうも……」
勇次郎「あそこまで真っ向から俺に逆らえたヤツは格闘士にもなかなかいねェ……」
勇次郎「肉体的な強さはともかく、精神的な強靭さ(タフネス)はかなりのもんのようだ」
真宵「え、なるほどくんって、体の丈夫さもかなりのものですよ!」
真宵「風邪をひいても、スタンガンを浴びせられても、消火器でガツンと殴られても」
真宵「全然へっちゃらなんですから!」
真宵「きっと車にひき逃げされても、大丈夫だと思いますよ!」
成歩堂(真宵ちゃんはぼくをなんだと思ってるんだ)
勇次郎「ほう……ぜひ手合わせ願いてェもんだ」
成歩堂「いやいやいや! 絶対にお断りです!」
138 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:25:39.681 ID:6dYr/2SK0
勇次郎「さて、面倒な後始末は御剣とストライダムに任せて……」
勇次郎「そろそろ俺は帰らせてもらう」
成歩堂「あの……範馬検事。最後にひとつ聞いてもいいですか?」
勇次郎「なんだ」
成歩堂「なぜ、あなたは≪一日検事≫になったんです?」
勇次郎「……大した理由じゃねェ」
勇次郎「俺の不肖のセガレが、アメリカで≪囚人≫を体験したからーー」
勇次郎「ならば、俺は≪検事≫を体験しようと思っただけのことだ」
成歩堂(予想以上にとんでもない理由だった……)
勇次郎「気が向いたら、また≪検事≫としてキサマとやり合うこともあろう」ズチャッ…
成歩堂(ぼくとしては、二度とやり合いたくない)
139 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:30:17.395 ID:6dYr/2SK0
真宵「いやぁ~、最初から最後まで鬼みたいな気迫の人だったね」
成歩堂「うん、最初から最後まで、生きた心地がしなかったよ」
成歩堂「さてと……ぼくたちも帰ろうか!」
真宵「そうだね! それじゃ中国人の烈さんを無罪にしたことだし」
真宵「みそラーメンでパーッとやろう!」
成歩堂(依頼人が烈さんじゃなくても、みそラーメンだったんだろうな、きっと)
成歩堂(こうして、このなにからなにまで迫力満点だった裁判は終わりを告げた)
成歩堂(烈さんはきっと、その命尽きる時まで武術家として戦い続けるのだろう)
成歩堂(だったら、ぼくも……烈さんのように戦い続けてやる)
成歩堂(弁護士として……!)
おわり
140 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:34:24.817 ID:VsAva0kG0
クオリティー高いなおい
お疲れ
141 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:36:57.283 ID:xXA0evSU0
乙
142 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:38:10.168 ID:QIYv+xVF0
神スレ乙
145 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/20(木) 02:49:33.686 ID:aqTuF0Sk0
最高だったぜ
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