シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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162 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:49:09.52 ID:rK4kExA4o
ピ・・・ピーーー
初号機「・・・」ガクッ
弐号機「・・・」ガクッ
シンジ「はぁ・・・はぁ・・・倒せた・・・倒したんだ!!」
アスカ「ハァッ・・・ハァッ・・・・・・」
シンジ「ミサトさん!僕たちやりましたよ!マヤさんも聞いてますか!?」
本部「 」
アスカ「・・・・・・応答が無いわね。停電でもしてるのかしら?」
シンジ「・・・気になるから・・・プラグから出て確認しに行こうよ。」
アスカ「・・・そうね。そうしましょう!」
163 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:49:38.93 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・街が完全に停電してる」
アスカ「あの時を思い出すわね・・・」
シンジ「よし、非常用出入口見つけたよ。入ろう」テクテク
アスカ「わかったわ。なんかムダに深いから、歩きだなんてゾッとするわねぇ・・・」テクテク
164 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:50:05.58 ID:rK4kExA4o
(しばらくして)
シンジ・アスカ「・・・えっ」
アスカ「ジオフロントが・・・消し飛んでる・・・?」
シンジ「なに・・・・・・これ・・・・・・・・ミサトさん・・・加持さん・・・マヤさん・・・綾波・・・・・・みんな・・・・・・」
165 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:50:50.26 ID:rK4kExA4o
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「多分だけど・・・・・・・」
シンジ「うん・・・・・・・・・・」
アスカ「この間の使徒・・・ゼルエル・・・とかいう奴が開けた穴から・・・ゼーレの戦闘機かヘリか何かが侵入して・・・」
シンジ「・・・・・・」
アスカ「大量のN2爆弾を・・・ジオフロントに直接・・・」
シンジ「・・・!?」
アスカ「・・・そうでもなければ・・・説明がつかないわ」
166 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:51:26.35 ID:rK4kExA4o
シンジ「みんな・・・・・・」
アスカ「たぶん・・・・・・いや・・・間違いないわ。ジオフロントに居た人間は・・・全員・・・」
シンジ「そんなのって・・・そんなのってないよ・・・」ウルッ
アスカ「シンジ・・・」
シンジ「やっとサードインパクトを防いだのに! 綾波は僕が守るって約束したのに!!最後の最後でなんだよこれ!!!何なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
アスカ「アタシだって・・・アタシだって・・・こんなの認めたくないわよ・・・・・・」グスッ
シンジ「加持さん!僕達が生きて帰ったら、皆の前でミサトさんにプロポーズするって!!!!!」
アスカ「・・・そうだったの」
シンジ「だから、二人の結婚指輪を預かって出撃して・・・生きて帰って、返してくれって・・・!!!!!!」チャラ・・・
アスカ「・・・・・・!」
167 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:52:01.69 ID:rK4kExA4o
シンジ「こんなのって・・・こんなのってないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」
アスカ「加持さん・・・ミサト・・・みんな・・・・・・うっ・・・ひっく・・・うぅぅぅぅぅ~~~!」ウウッ
シンジ「ちくしょう!こんなのって!こんなのって!こんな結末って!僕の努力は・・・僕の・・・ぼくの・・・ぼく・・・の・・・・・・」
アスカ「ちょ、ちょっとシンジ!どうしたのよ!?」
シンジ「きゅうに・・・ねむ・・け・・・が・・・・・・」パタッ
アスカ「ちょっとシンジ!どうしたの!?って・・・えっ・・・」
パァァァァァ
アスカ「シンジの体が光りだした・・・」
168 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:52:30.69 ID:rK4kExA4o
神様「 川ーAー)・・・」
アスカ「えっ・・・誰・・・? 長髪・・・髭のオッサン? それに、変な服・・・・・・ナニコレ、神様?」
♪チャーン・・・チャーン・・・チャーーーーン・・・・・・・♪
アスカ「何この音楽・・・?」
神様「 川゚∀゚)つ【×】 」ブッブーーー!!!!!
アスカ「おっさんが・・・手で×を作って・・・消えt」
ーーー プツッ キュルキュルキュルキュルキュル・・・ ーーー
169 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:53:55.17 ID:rK4kExA4o
*** といった所で、シンジ君1回目の逆行でした。 ***
*** 胃潰瘍になるまで頑張ったのに・・・こんな結末だよ! ***
*** 次回、絶望の逆行2回目をお送りします。 ***
*** 投下タイミングは気まぐれですので期待しないでください ***
170 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 01:55:12.88 ID:O3JbLqkE0
乙
171 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 01:56:41.44 ID:m2kdMgkj0
お疲れ様です! 最初のシンジはまだ人間味があったんだなぁ・・・
172 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 01:58:40.14 ID:yxHsLB02o
気まぐれ(今日)
173 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:59:49.31 ID:rK4kExA4o
>>170
NYAAAAAAAAーーー!
ageちゃらめぇぇぇぇぇぇ!!
実はとっくに投下してましたwww というのを明日の昼くらいに、前スレに書き込もうと思ってたのぉぉぉぉぉぉぉ
>>171
シンジ君がスパシンに目覚めるまでの過程を追いたいと思います・・・
>>172
もう手首が痛いッス・・・涙
原稿は出来てますけどねwww
181 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:31:08.89 ID:rK4kExA4o
◆第11話
(2回目の逆行)
ミーンミンミンミンミンミンミンミーーー
シンジ「・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンジ「ちくしょう・・・チクショーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
シンジ「我慢に我慢を重ねて・・・・・・一生懸命努力したのに!!!・・・・・・全てはムダだったのかよおおおおお!!!!!!」
シンジ「いっぱい未来変えたのに・・・結局あんな結果かよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
シンジ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ドサッ
シンジ「畜生・・・もうどうにでもなれよ・・・僕なんて生きてても・・・無駄なんだ・・・・」グスッ
シンジ「もう・・・すべてが・・・アホくさい・・・・・・・・・」
シンジ「逃げたっていいんだ・・・逃げてもいいんだ・・・」
シンジ「もう・・・どうでも・・・」
シンジ「・・・死ねば・・・全てが終わるの・・かなぁ」
シンジ「・・・・・・・・・」ボー
182 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:31:36.71 ID:rK4kExA4o
キュキュキュキュキュ・・・ブォォォォォォォ・・・キキキィーッッッ!!
ミサト「ちょ!ちょっと、キミ大丈夫!こんな道の真ん中でうずくまって・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」ボー
ミサト「あっ・・・アナタ、碇シンジくん?・・・よね?」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
ミサト「とっ、とにかくここは危ないわ!全速力で逃げるわよ!!」
シンジ「・・・・・・」フラフラ
ミサト「だっ・・・大丈夫? わ、私が葛城ミサトよ。ミサトって呼んでね?」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「うっ・・・使徒が暴れてたのがよっぽど怖かったのね・・・いいわ、暫く休んでて。飛ばすかンね!」ブォォォォォ
シンジ「・・・・・・・・・」ボー
183 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:33:00.90 ID:rK4kExA4o
(ネルフにて)
ミサト「ん~おっかしいなぁ・・・こっちのハズなんだけどなぁ・・・ゴミンねぇ、シンジ君・・・」
シンジ「・・・・・・」トボトボ
リツコ「ちょっと葛城1尉!さっきから同じところグルグル回って・・・
同じ監視カメラに何度も映るもんだから、司令部では失笑されてるわよ!」
ミサト「あはっ!ごっみーん!」
リツコ「・・・で、そちらが碇シンジ君?私は赤木リツコ。リツコでいいわ」
シンジ「・・・・・・・・・よろしく」
ミサト「うぉっ! 初めて口きいた!!」
リツコ「貴方に頼みたい仕事があるのよ。お父さんから話聞いてる?」
シンジ「・・・・・・」スッ
リツコ「あら、お父さんからの手紙? 見せてもらうわね。」
手紙「『 来 い 』」
リツコ「・・・・・・」
ミサト「・・・・・・」
シンジ「・・・・・・」
リツコ「い、幾らなんでも説明不足よね。ごめんなさい、細かい話は私から説明するわ。見せたいものがあるから、付いてきて頂戴。」
ミサト「いくらなんでも・・・ちょっち・・・ヒドいわね・・・」タラー
リツコ「(ちょっとゲンドウさん・・・いくらなんでもこれは説明不足すぎよ・・・。実の息子にあんまりだわよ・・・。
無視されたらどうするつもりかしら? それにしても・・・シンジ君、内向的で内罰的と聞いてたけど、ウワサ以上に暗い子ね・・・。)」
184 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:33:28.89 ID:rK4kExA4o
(ケージにて)
バァァァン
リツコ「これは人の作り出した、究極の汎用人型決戦兵器・・・ 人造人間エヴァンゲリオンよ。これはその初号機なの。」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「・・・無反応かいっ!」
リツコ「あなたがこれにのって戦うのよ?」
シンジ「・・・・・・」
ゲンドウ「そうだシンジ!これに乗って使徒と戦え! さもなくば帰れッ!!」
シンジ「・・・・・・・・・」スタスタ
ゲンドウ「えっ」
シンジ「・・・・・・かえります」スタスタ
リツコ・ミサト「えっ」
ゲンドウ「し、仕方ない。ではレイを使う。レイを連れて来い!!」
シンジ「・・・・・・」ピクッ
185 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:34:04.07 ID:rK4kExA4o
ータンカで運ばれてくる重傷のレイー
レイ「ぐっ・・・うぅ・・・」
ミサト「ちょ、ちょっとシンジ君! あんな重症の女の子に戦わせる気!? それでも男なの?」
シンジ「・・・・・・」
レイ「うっ・・・くっ・・・行けます。私が・・・行きます」
ミサト「シンジ君、貴方が乗りなさい!」
シンジ「・・・・・・」
リツコ「シンジ君・・・私からもお願いするわ・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・交換条件」
リツコ「聞かせて頂戴」
シンジ「・・・学校には行きません。『独り暮らし』を希望します。生活費下さい。それを守れば乗ってもいいです。」
リツコ「そ、それは・・・」
ゲンドウ「許可する」
ミサト「えっ」
シンジ「じゃあ・・・やる・・・」
リツコ「しょ、初号機搭乗準備!急いで!!」
186 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:34:31.03 ID:rK4kExA4o
マヤ「エントリープラグ、注水・・・」
シンジ「・・・・・・・」スゥー
リツコ「・・・何の説明も無しに、LCLを吸い込んだわね。彼・・・何者?」
ミサト「さぁ・・・」
マヤ「エントリープラグ、注水完了・・・主電源接続・・・A10神経接続、異常無し」
リツコ「問題ないわね。続けて」
マヤ「回線開きます。シンクロ率・・・49.49%・・・
リツコ「すごいじゃない・・・いきなりで49%・・・」
ミサト「ちょっち不吉な数字だけどねんw」
マヤ「エヴァンゲリオン初号機、起動しました!」
ミサト「シンジ君、準備はいい?」
リツコ「いいこと?エヴァはイメージで動かすの。頭の中で考えた動きがフィードバックされるわ。まずは歩く事を考えてみて。」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「碇司令!宜しいですか?」
ゲンドウ「うむ」
ミサト「エバンゲリオン、発進!」
187 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:35:09.07 ID:rK4kExA4o
(地上に射出され、第三使徒サキエルと対峙する初号機)
ミサト「シンジ君!まずは歩く事を考えて!」
初号機「・・・・・・」ダッ
リツコ「走った・・・」
ミサト「えっ」
サキエル「・・・!」バァァン
リツコ「ATフィールド・・・」
ミサト「あれが・・・」
初号機「・・・・・・」バキッ
リツコ「一撃で破った・・・」
初号機「・・・・・・」バキッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ
ミサト「すごい!敵のコアを集中攻撃してる!」
冬月「勝ったな・・・」
ゲンドウ「ああ・・・」
188 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:35:36.74 ID:rK4kExA4o
パキッ
サキエル「・・・・・・!!」プクゥゥゥゥ
リツコ「自爆する気!?」
ミサト「シンジ君、よけて!!」
ドガァァァァァァァァン!!
マヤ「パ、パターン青消滅・・・使徒、沈黙しました」
リツコ「初号機は?」
マヤ「初号機中破!パイロットの生死不明です!!」
ゲンドウ「・・・!!」ガバッ
冬月「・・・・・・・・・シンジ君・・・ユイ君・・・。」
ゲンドウ「・・・・・・コアは大丈夫なようだ。ユイは問題ない。」
冬月「・・・そこは息子の心配を先にする所だろうが!」
ゲンドウ「・・・・・・」
189 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:36:27.59 ID:rK4kExA4o
(知ってる、天井)
シンジ「・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・・・・・死ねなかった・・・か」
シンジ「・・・・・・・・・」
ミサト「・・・シンジ君、目が覚めたのね。大丈夫?」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「よくやったわ。あなたがあの敵をやっつけたのよ。あなたは胸を張っていいわ・・・」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「ねぇ、これから一人暮らしするって・・・本気?」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「そうだ、シンジ君は私と暮らしましょうよ! そうよ、それがいいわ!」
シンジ「!!」
190 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 10:36:55.29 ID:yxHsLB02o
台風の中ktkr
191 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:37:08.26 ID:rK4kExA4o
ピッポッパ
ミサト「あ、リツコぉ~?シンジ君だけど、私が引き取る事に決めたからぁ~w・・・キャーーー! 何やってるのシンジ君!?」
電話(リツコ)「ミサト、あんた中学生に手を出す気じゃ・・・えっ」
シンジ「・・・・・・あなたと暮らすくらいなら、死にます」カチャリ
ミサト「く、果物ナイフ・・・ヤメなさい!ナイフを置くのよ!!」
電話(リツコ)「ちょっと・・・ミサト・・・何の冗談・・・?」
ズバッ!!
シンジ「・・・・・・うっ!」・・・バタッ
ミサト「キャーーーーーーーー!」
電話(リツコ)「何があったの!ミサト!!」
ミサト「シンジ君が・・・リ、リストカット・・・した・・・・・・」
電話(リツコ)「ハァ!?」
ミサト「な、ナースコール押さないと・・・」ガクガクブルブル
192 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:38:05.47 ID:rK4kExA4o
(ネルフにて)
冬月「・・・で、シンジ君と暮らそうと葛城1尉が言った瞬間、彼が果物ナイフを取ったというのだね?」
ミサト「は、はい・・・止めたのですが・・・ま、まさか・・・本当にリストカットするなんて・・・・・・」
リツコ「主治医と相談して、精神安定剤を点滴したから、今はぐっすり眠っているわ。手の腱が切れてないのは不幸中の幸いね・・・」
ゲンドウ「・・・・・・」
リツコ「ミサト、貴方の優しい気持ちも分かるけど・・・彼には裏目に出たみたいね。一人暮らしは彼の希望で、司令も許可を出した約束よ。」
ミサト「・・・中学生が一人暮らしだなんて・・・。まだまだ人の温かみが必要な年齢よ・・・と思っていました。」
リツコ「それにしても、彼の希望を勝手に反故にする権利、貴方にはないわ。」
ミサト「碇司令、本当に申し訳ありませんでした・・・」
193 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:38:48.53 ID:rK4kExA4o
ゲンドウ「・・・問題ない」
ミサト「えっ」
ゲンドウ「シンジは約束を守ればエヴァに乗ると言ったのだ。我々も淡々と約束を守り、あいつも淡々と任務に就かせればそれでよい。」
ミサト「しかし司令・・・」
ゲンドウ「それが出来ないなら、君は左遷する。葛城3曹として、施設部土木科で肉体労働でもしてもらおうか。」
ミサト「えっ・・・」
リツコ「仕事以外でシンジ君に関わるのはおよしなさい。きっと、貴方の優しさが、彼にとっては迷惑にしかならないのよ。今後は私が話をするから。」
ゲンドウ「・・・ああ、赤木博士の言う通りだ。」
ミサト「・・・はい、わかりました・・・。たいへん申し訳ありませんでした・・・。」
ピ・・・ピーーー
初号機「・・・」ガクッ
弐号機「・・・」ガクッ
シンジ「はぁ・・・はぁ・・・倒せた・・・倒したんだ!!」
アスカ「ハァッ・・・ハァッ・・・・・・」
シンジ「ミサトさん!僕たちやりましたよ!マヤさんも聞いてますか!?」
本部「 」
アスカ「・・・・・・応答が無いわね。停電でもしてるのかしら?」
シンジ「・・・気になるから・・・プラグから出て確認しに行こうよ。」
アスカ「・・・そうね。そうしましょう!」
163 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:49:38.93 ID:rK4kExA4o
シンジ「・・・街が完全に停電してる」
アスカ「あの時を思い出すわね・・・」
シンジ「よし、非常用出入口見つけたよ。入ろう」テクテク
アスカ「わかったわ。なんかムダに深いから、歩きだなんてゾッとするわねぇ・・・」テクテク
164 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:50:05.58 ID:rK4kExA4o
(しばらくして)
シンジ・アスカ「・・・えっ」
アスカ「ジオフロントが・・・消し飛んでる・・・?」
シンジ「なに・・・・・・これ・・・・・・・・ミサトさん・・・加持さん・・・マヤさん・・・綾波・・・・・・みんな・・・・・・」
165 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:50:50.26 ID:rK4kExA4o
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
アスカ「多分だけど・・・・・・・」
シンジ「うん・・・・・・・・・・」
アスカ「この間の使徒・・・ゼルエル・・・とかいう奴が開けた穴から・・・ゼーレの戦闘機かヘリか何かが侵入して・・・」
シンジ「・・・・・・」
アスカ「大量のN2爆弾を・・・ジオフロントに直接・・・」
シンジ「・・・!?」
アスカ「・・・そうでもなければ・・・説明がつかないわ」
166 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:51:26.35 ID:rK4kExA4o
シンジ「みんな・・・・・・」
アスカ「たぶん・・・・・・いや・・・間違いないわ。ジオフロントに居た人間は・・・全員・・・」
シンジ「そんなのって・・・そんなのってないよ・・・」ウルッ
アスカ「シンジ・・・」
シンジ「やっとサードインパクトを防いだのに! 綾波は僕が守るって約束したのに!!最後の最後でなんだよこれ!!!何なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
アスカ「アタシだって・・・アタシだって・・・こんなの認めたくないわよ・・・・・・」グスッ
シンジ「加持さん!僕達が生きて帰ったら、皆の前でミサトさんにプロポーズするって!!!!!」
アスカ「・・・そうだったの」
シンジ「だから、二人の結婚指輪を預かって出撃して・・・生きて帰って、返してくれって・・・!!!!!!」チャラ・・・
アスカ「・・・・・・!」
シンジ「こんなのって・・・こんなのってないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」
アスカ「加持さん・・・ミサト・・・みんな・・・・・・うっ・・・ひっく・・・うぅぅぅぅぅ~~~!」ウウッ
シンジ「ちくしょう!こんなのって!こんなのって!こんな結末って!僕の努力は・・・僕の・・・ぼくの・・・ぼく・・・の・・・・・・」
アスカ「ちょ、ちょっとシンジ!どうしたのよ!?」
シンジ「きゅうに・・・ねむ・・け・・・が・・・・・・」パタッ
アスカ「ちょっとシンジ!どうしたの!?って・・・えっ・・・」
パァァァァァ
アスカ「シンジの体が光りだした・・・」
168 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:52:30.69 ID:rK4kExA4o
神様「 川ーAー)・・・」
アスカ「えっ・・・誰・・・? 長髪・・・髭のオッサン? それに、変な服・・・・・・ナニコレ、神様?」
♪チャーン・・・チャーン・・・チャーーーーン・・・・・・・♪
アスカ「何この音楽・・・?」
神様「 川゚∀゚)つ【×】 」ブッブーーー!!!!!
アスカ「おっさんが・・・手で×を作って・・・消えt」
ーーー プツッ キュルキュルキュルキュルキュル・・・ ーーー
169 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:53:55.17 ID:rK4kExA4o
*** といった所で、シンジ君1回目の逆行でした。 ***
*** 胃潰瘍になるまで頑張ったのに・・・こんな結末だよ! ***
*** 次回、絶望の逆行2回目をお送りします。 ***
*** 投下タイミングは気まぐれですので期待しないでください ***
170 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 01:55:12.88 ID:O3JbLqkE0
乙
171 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 01:56:41.44 ID:m2kdMgkj0
お疲れ様です! 最初のシンジはまだ人間味があったんだなぁ・・・
172 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 01:58:40.14 ID:yxHsLB02o
気まぐれ(今日)
173 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 01:59:49.31 ID:rK4kExA4o
>>170
NYAAAAAAAAーーー!
ageちゃらめぇぇぇぇぇぇ!!
実はとっくに投下してましたwww というのを明日の昼くらいに、前スレに書き込もうと思ってたのぉぉぉぉぉぉぉ
>>171
シンジ君がスパシンに目覚めるまでの過程を追いたいと思います・・・
>>172
もう手首が痛いッス・・・涙
原稿は出来てますけどねwww
181 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:31:08.89 ID:rK4kExA4o
◆第11話
(2回目の逆行)
ミーンミンミンミンミンミンミンミーーー
シンジ「・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンジ「ちくしょう・・・チクショーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
シンジ「我慢に我慢を重ねて・・・・・・一生懸命努力したのに!!!・・・・・・全てはムダだったのかよおおおおお!!!!!!」
シンジ「いっぱい未来変えたのに・・・結局あんな結果かよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
シンジ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ドサッ
シンジ「畜生・・・もうどうにでもなれよ・・・僕なんて生きてても・・・無駄なんだ・・・・」グスッ
シンジ「もう・・・すべてが・・・アホくさい・・・・・・・・・」
シンジ「逃げたっていいんだ・・・逃げてもいいんだ・・・」
シンジ「もう・・・どうでも・・・」
シンジ「・・・死ねば・・・全てが終わるの・・かなぁ」
シンジ「・・・・・・・・・」ボー
182 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:31:36.71 ID:rK4kExA4o
キュキュキュキュキュ・・・ブォォォォォォォ・・・キキキィーッッッ!!
ミサト「ちょ!ちょっと、キミ大丈夫!こんな道の真ん中でうずくまって・・・」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」ボー
ミサト「あっ・・・アナタ、碇シンジくん?・・・よね?」
シンジ「・・・・・・・・・・・・」
ミサト「とっ、とにかくここは危ないわ!全速力で逃げるわよ!!」
シンジ「・・・・・・」フラフラ
ミサト「だっ・・・大丈夫? わ、私が葛城ミサトよ。ミサトって呼んでね?」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「うっ・・・使徒が暴れてたのがよっぽど怖かったのね・・・いいわ、暫く休んでて。飛ばすかンね!」ブォォォォォ
シンジ「・・・・・・・・・」ボー
183 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:33:00.90 ID:rK4kExA4o
(ネルフにて)
ミサト「ん~おっかしいなぁ・・・こっちのハズなんだけどなぁ・・・ゴミンねぇ、シンジ君・・・」
シンジ「・・・・・・」トボトボ
リツコ「ちょっと葛城1尉!さっきから同じところグルグル回って・・・
同じ監視カメラに何度も映るもんだから、司令部では失笑されてるわよ!」
ミサト「あはっ!ごっみーん!」
リツコ「・・・で、そちらが碇シンジ君?私は赤木リツコ。リツコでいいわ」
シンジ「・・・・・・・・・よろしく」
ミサト「うぉっ! 初めて口きいた!!」
リツコ「貴方に頼みたい仕事があるのよ。お父さんから話聞いてる?」
シンジ「・・・・・・」スッ
リツコ「あら、お父さんからの手紙? 見せてもらうわね。」
手紙「『 来 い 』」
リツコ「・・・・・・」
ミサト「・・・・・・」
シンジ「・・・・・・」
リツコ「い、幾らなんでも説明不足よね。ごめんなさい、細かい話は私から説明するわ。見せたいものがあるから、付いてきて頂戴。」
ミサト「いくらなんでも・・・ちょっち・・・ヒドいわね・・・」タラー
リツコ「(ちょっとゲンドウさん・・・いくらなんでもこれは説明不足すぎよ・・・。実の息子にあんまりだわよ・・・。
無視されたらどうするつもりかしら? それにしても・・・シンジ君、内向的で内罰的と聞いてたけど、ウワサ以上に暗い子ね・・・。)」
184 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:33:28.89 ID:rK4kExA4o
(ケージにて)
バァァァン
リツコ「これは人の作り出した、究極の汎用人型決戦兵器・・・ 人造人間エヴァンゲリオンよ。これはその初号機なの。」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「・・・無反応かいっ!」
リツコ「あなたがこれにのって戦うのよ?」
シンジ「・・・・・・」
ゲンドウ「そうだシンジ!これに乗って使徒と戦え! さもなくば帰れッ!!」
シンジ「・・・・・・・・・」スタスタ
ゲンドウ「えっ」
シンジ「・・・・・・かえります」スタスタ
リツコ・ミサト「えっ」
ゲンドウ「し、仕方ない。ではレイを使う。レイを連れて来い!!」
シンジ「・・・・・・」ピクッ
185 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:34:04.07 ID:rK4kExA4o
ータンカで運ばれてくる重傷のレイー
レイ「ぐっ・・・うぅ・・・」
ミサト「ちょ、ちょっとシンジ君! あんな重症の女の子に戦わせる気!? それでも男なの?」
シンジ「・・・・・・」
レイ「うっ・・・くっ・・・行けます。私が・・・行きます」
ミサト「シンジ君、貴方が乗りなさい!」
シンジ「・・・・・・」
リツコ「シンジ君・・・私からもお願いするわ・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・交換条件」
リツコ「聞かせて頂戴」
シンジ「・・・学校には行きません。『独り暮らし』を希望します。生活費下さい。それを守れば乗ってもいいです。」
リツコ「そ、それは・・・」
ゲンドウ「許可する」
ミサト「えっ」
シンジ「じゃあ・・・やる・・・」
リツコ「しょ、初号機搭乗準備!急いで!!」
186 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:34:31.03 ID:rK4kExA4o
マヤ「エントリープラグ、注水・・・」
シンジ「・・・・・・・」スゥー
リツコ「・・・何の説明も無しに、LCLを吸い込んだわね。彼・・・何者?」
ミサト「さぁ・・・」
マヤ「エントリープラグ、注水完了・・・主電源接続・・・A10神経接続、異常無し」
リツコ「問題ないわね。続けて」
マヤ「回線開きます。シンクロ率・・・49.49%・・・
リツコ「すごいじゃない・・・いきなりで49%・・・」
ミサト「ちょっち不吉な数字だけどねんw」
マヤ「エヴァンゲリオン初号機、起動しました!」
ミサト「シンジ君、準備はいい?」
リツコ「いいこと?エヴァはイメージで動かすの。頭の中で考えた動きがフィードバックされるわ。まずは歩く事を考えてみて。」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「碇司令!宜しいですか?」
ゲンドウ「うむ」
ミサト「エバンゲリオン、発進!」
187 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:35:09.07 ID:rK4kExA4o
(地上に射出され、第三使徒サキエルと対峙する初号機)
ミサト「シンジ君!まずは歩く事を考えて!」
初号機「・・・・・・」ダッ
リツコ「走った・・・」
ミサト「えっ」
サキエル「・・・!」バァァン
リツコ「ATフィールド・・・」
ミサト「あれが・・・」
初号機「・・・・・・」バキッ
リツコ「一撃で破った・・・」
初号機「・・・・・・」バキッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ ボグッ
ミサト「すごい!敵のコアを集中攻撃してる!」
冬月「勝ったな・・・」
ゲンドウ「ああ・・・」
188 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:35:36.74 ID:rK4kExA4o
パキッ
サキエル「・・・・・・!!」プクゥゥゥゥ
リツコ「自爆する気!?」
ミサト「シンジ君、よけて!!」
ドガァァァァァァァァン!!
マヤ「パ、パターン青消滅・・・使徒、沈黙しました」
リツコ「初号機は?」
マヤ「初号機中破!パイロットの生死不明です!!」
ゲンドウ「・・・!!」ガバッ
冬月「・・・・・・・・・シンジ君・・・ユイ君・・・。」
ゲンドウ「・・・・・・コアは大丈夫なようだ。ユイは問題ない。」
冬月「・・・そこは息子の心配を先にする所だろうが!」
ゲンドウ「・・・・・・」
(知ってる、天井)
シンジ「・・・ハッ!?」
シンジ「・・・・・・・・・・・・死ねなかった・・・か」
シンジ「・・・・・・・・・」
ミサト「・・・シンジ君、目が覚めたのね。大丈夫?」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「よくやったわ。あなたがあの敵をやっつけたのよ。あなたは胸を張っていいわ・・・」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「ねぇ、これから一人暮らしするって・・・本気?」
シンジ「・・・・・・」
ミサト「そうだ、シンジ君は私と暮らしましょうよ! そうよ、それがいいわ!」
シンジ「!!」
190 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 10:36:55.29 ID:yxHsLB02o
台風の中ktkr
191 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:37:08.26 ID:rK4kExA4o
ピッポッパ
ミサト「あ、リツコぉ~?シンジ君だけど、私が引き取る事に決めたからぁ~w・・・キャーーー! 何やってるのシンジ君!?」
電話(リツコ)「ミサト、あんた中学生に手を出す気じゃ・・・えっ」
シンジ「・・・・・・あなたと暮らすくらいなら、死にます」カチャリ
ミサト「く、果物ナイフ・・・ヤメなさい!ナイフを置くのよ!!」
電話(リツコ)「ちょっと・・・ミサト・・・何の冗談・・・?」
ズバッ!!
シンジ「・・・・・・うっ!」・・・バタッ
ミサト「キャーーーーーーーー!」
電話(リツコ)「何があったの!ミサト!!」
ミサト「シンジ君が・・・リ、リストカット・・・した・・・・・・」
電話(リツコ)「ハァ!?」
ミサト「な、ナースコール押さないと・・・」ガクガクブルブル
192 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:38:05.47 ID:rK4kExA4o
(ネルフにて)
冬月「・・・で、シンジ君と暮らそうと葛城1尉が言った瞬間、彼が果物ナイフを取ったというのだね?」
ミサト「は、はい・・・止めたのですが・・・ま、まさか・・・本当にリストカットするなんて・・・・・・」
リツコ「主治医と相談して、精神安定剤を点滴したから、今はぐっすり眠っているわ。手の腱が切れてないのは不幸中の幸いね・・・」
ゲンドウ「・・・・・・」
リツコ「ミサト、貴方の優しい気持ちも分かるけど・・・彼には裏目に出たみたいね。一人暮らしは彼の希望で、司令も許可を出した約束よ。」
ミサト「・・・中学生が一人暮らしだなんて・・・。まだまだ人の温かみが必要な年齢よ・・・と思っていました。」
リツコ「それにしても、彼の希望を勝手に反故にする権利、貴方にはないわ。」
ミサト「碇司令、本当に申し訳ありませんでした・・・」
193 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 10:38:48.53 ID:rK4kExA4o
ゲンドウ「・・・問題ない」
ミサト「えっ」
ゲンドウ「シンジは約束を守ればエヴァに乗ると言ったのだ。我々も淡々と約束を守り、あいつも淡々と任務に就かせればそれでよい。」
ミサト「しかし司令・・・」
ゲンドウ「それが出来ないなら、君は左遷する。葛城3曹として、施設部土木科で肉体労働でもしてもらおうか。」
ミサト「えっ・・・」
リツコ「仕事以外でシンジ君に関わるのはおよしなさい。きっと、貴方の優しさが、彼にとっては迷惑にしかならないのよ。今後は私が話をするから。」
ゲンドウ「・・・ああ、赤木博士の言う通りだ。」
ミサト「・・・はい、わかりました・・・。たいへん申し訳ありませんでした・・・。」
シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」
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