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シンジ「こうなったら、開き直ってやる・・・w」

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Part26
21 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:13:01.93 ID:rK4kExA4o
シンジ「(はぁ~ゴミ屋敷の掃除かぁ・・・ま、仕方ない。僕が我慢すれば、きっと上手く行くんだ・・・!)」
シンジ「あ、そうだミサトさん。良かったら、帰りにスーパー寄って欲しいんですが・・・」
ミサト「いいけど・・・? 何買うの?」
シンジ「あの、僕ですね、実は料理するのが好きで・・・。お近づきの印に、ミサトさんにも何か食べさせてあげたいなぁって」
ミサト「ほ、本当!?」キラキラ
シンジ「はい!(やっぱり食いついてきたか。予想通りっ!)」ニッコリ
ミサト「あら~ん、男の子に料理作ってもらえるなんて、おねーさん嬉しいなっ」ニコニコ
シンジ「あ」
ミサト「うん?どうしたの?」
シンジ「すいません・・お金・・・あんまり持ってなかった・・・です・・・」
ミサト「あ、大丈夫よ。養育費って事で私に手当てが出るし、貴方も3尉待遇でお給料出るわよ。」
シンジ「なら良かったです・・・」
ミサト「生活費はなるべく私が出すから、シンちゃんは貯金なさい。」
シンジ「ありがとうございます。ミサトさん」
ミサト「じゃ、いこっか!」

22 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:13:43.38 ID:rK4kExA4o
(スーパーにて)
シンジ「今日の晩御飯は・・・スペアリブに・・・タコのから揚げに・・・コーンポタージュに・・・オニオンサラダってとこでどうですか?」ニコニコ
ミサト「えっ!マジ!? てっきり、カレーとかそんなんだと思ってた・・・ビールにめちゃ合うじゃない♪♪♪」
シンジ「あ、ミサトさんはビールがお好きなんですね。なるほどなるほど。(えぇえぇ、よく存じておりますよー)」
ミサト「こればっかりはヤメられないのよねぇ。生きてるゥ~!! って感じがするの。シンちゃんが大人になったら一緒に飲もうね?」
シンジ「そうですね」ニッコリ
シンジ「(僕が大人になったら・・・か。そうだ、あの日を乗り越えて、今度こそ僕は生きるんだ!!)」
ミサト「とくに『えびちゅ』が格別なのよねぇ~」
シンジ「覚えておきますね。後は・・・そうだ、お掃除グッズとかは揃ってるんですか?」
ミサト「えっ・・・そ、そうねぇ、あんまり種類や量は揃ってないかも~?」アセアセ
シンジ「じゃあ、どうせ必要な物なので、ゴミ袋とか洗剤とかも買って行きましょうか」
ミサト「おっけおっけー!好きなのカゴに入れなさい!」
シンジ「なんか僕たち姉弟(きょうだい)みたいですね?」ニコニコ
ミサト「そうねぇ・・・カワイイ弟が出来て、おねーさん嬉しいゾッ!」ニコニコ
シンジ「(まぁ、ダメな姉にしっかり者の弟・・・って図式にはなるんですけどね・・・)」フフッ

23 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:14:10.00 ID:rK4kExA4o
(丘の上の公園)
ミサト「じゃーん! あと5秒・・・3・2・1・今!」
シンジ「うわぁ!ビルがにょきにょき生えてきた・・・夕日も・・・キレイだなぁ・・・」
ミサト「あれがアナタの守った街よ。あなたは胸を張っていいわ!」
シンジ「・・・・・・(そして・・・僕が・・・あの日守れなかった街・・・。)」
ミサト「この光景をアナタに見せたかったの・・・」
シンジ「・・・・・・(・・・今度こそ・・・守り抜いてみせる・・・!)」グッ
ミサト「・・・シンジ君?」
シンジ「・・・すいません、あまりにキレイだったので、見とれてしまいました。どうも有難うございます。」ニコッ
ミサト「でしょでしょ~!私のとっておきの場所だモン♪ じゃ、行きましょうか。」

24 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:14:58.44 ID:rK4kExA4o
(ミサトの家)
シンジ「おじゃましm・・・いや、ただいま!」ニッコリ
ミサト「そうよ、それでいいのよ。今日からアナタの家でもあるんだからねっ」ニコニコ
シンジ「じゃあ・・・もうちょっとお片付けしないと・・・ですね」ニッコリ
ミサト「あ~、ちょっち散らかってるわね・・・ゴミンねぇ。最近忙しくてさぁ。」
シンジ「ハ・・・ハハ・・・(ちょっち・・・ってレベルじゃないよなぁ・・・)」
ー2時間後ー
シンジ「つ、疲れた・・・」グッタリ
ミサト「ちょ・・・部屋がピカピカに・・・」ボーゼン
シンジ「ハハ・・・僕、家事得意なんで。(主に貴方のせい・・・いや、おかげで)」
ミサト「うっ・・・シンちゃん・・・来てくれて良かった・・・心から歓迎するわっ」ウルウル
シンジ「(はぁ・・・これで家政夫確定・・・トホホ・・・・・・)」
ミサト「そっ、それに、しばらく嗅いだことの無い・・・いいニオイ・・・!」
シンジ「ご飯冷めちゃいますから、早く食べましょう」ニコッ

25 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:15:41.42 ID:rK4kExA4o
ミサト・シンジ「いっただっきまーす!」
ミサト「じゃあ・・・スペアリブいただきぃ!(ガブッ・・・じゅわあぁぁ)」
ミサト「・・・!!」
ミサト「うっ・・・肉汁たっぷり! 超うんっめーーー!!」
シンジ「ビールも冷えてますよ?」
ミサト「もちろんいただくわっ! (プシュッ・・・ゴクゴクゴクゴクゴクゴク・・・)」
シンジ「(次にあなたは『かぁ~!うんっめぇ~~~!生きてるって感じがするゥ~~~!』と言う)」ニヤリ
ミサト「かぁ~! うんっっっめぇ~~~~~!!! 生きてるって感じがするゥ~~~~~!!!!!」
シンジ「(おっと予想より感動が大きかったようだ)」ニコニコ
ミサト「シンジ君・・・こうなったら仕方がないわ。私と結婚しましょう!」
シンジ「えっ///」ドキッ
ミサト「私がお金稼ぐからシンジ君が家事担当よっ!」キラキラ
シンジ「なっ・・・ははは!ミサトさんは面白い人ですねぇ」ニコニコ
ミサト「なんてね~wwwww」キャハハ


26 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:16:31.79 ID:rK4kExA4o
シンジ「でもミサトさん・・・美人だしスタイルいいし、きっとモテモテなんでしょうね~?」
ミサト「あっら~ん、シンちゃん私の事気になるの~?」ニヤニヤ
シンジ「だって・・・大切な『お姉さん』ですから、変な男に引っ掛からないか心配ですよー」
ミサト「もう~www だーいじょうぶ、私はフリーだし、声掛けてくる男も居ないわよんっ!」
シンジ「そうなんですか?ネルフって、見る目の無い男が多いんですねー(あーあ、日向さんの気持ちは気付かずかぁ^^;)」
ミサト「そうなのそうなの。 で・・・そういうシンちゃんはどうなの~? 前の学校で、彼女とか居なかったの~?wwwww」
シンジ「いやー、僕全然モテないんですよね。顔も学力も普通だし、どちらかというと暗いし。」
ミサト「そう?ぜんっぜんそんな感じしないけど・・・まぁ、中学生女子なんて、年上とかちょっと派手なヤツに憧れるお年頃だからねぇ。」フフ
シンジ「そうなんですか?」
ミサト「まだまだ人を見る目の育ってない、イモよイモ! ちょっと若くてお肌スベスベなだけよっwwwww」キャハハ

27 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:16:59.57 ID:rK4kExA4o
シンジ「そうだ、中学生女子と言えば・・・この間言ってた『レイ』って子は大丈夫なんですか?」
ミサト「あっら~ん!シンちゃんったらぁ~! レイの事が気になるの~?」
シンジ「そりゃあ、パイロットの先輩と聞いたら、気になるに決まってるじゃないですか~?」
ミサト「ウフフ・・・ちょっと変わってるけど、物静かな美少女よん♪」
シンジ「そうなんですか?」
ミサト「まだ入院してるから、今度お見舞い行こっか? ただ、物静かであまり感情を出さない子だから、反応が薄くてもガッカリしないでね?」
シンジ「わかりました。是非お願いします」ニコニコ
ミサト「おっけーおっけー!」プシュ
シンジ「もう、僕の料理が美味しいからって、飲み過ぎないでくださいよ~?」
ミサト「はいはい!あと2本くらいにしておくわ~w」ゴクゴクゴク
シンジ「もう~飲み過ぎても知りませんよ~?」
ミサト「私には水よ水! なんつって!!」キャハハ

28 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:17:36.04 ID:rK4kExA4o
(その夜)
シンジ「そうだ、家事当番を決めましょうか?」
ミサト「そうねぇ~ジャンケンでもする?」
シンジ「いえ、僕の希望としては・・・」
ミサト「うんうん」
シンジ「料理、洗濯、掃除、買い物・・・はボクが」
ミサト「えっ・・・私は?」
シンジ「最重要任務です・・・ゴミ出し&生活費・・・をお願いします」
ミサト「・・・やっぱり私と結婚して専業主夫になるぅ?www」
シンジ「はは!まぁ、考えておきますけど、ミサトさんには僕よりお似合いの人居るんじゃないかなー・・・例えば、かじ・・・」
ミサト「加持!?なんでシンジ君が加持の事知ってるの!?!?」
シンジ「えっ」
ミサト「えっ」

29 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:18:22.11 ID:rK4kExA4o
シンジ「僕は、『例えば、家事が上手いだけじゃなくて、もっと包容力のある男性とか』って言おうとしたんですが・・・?」
ミサト「なっ・・・ナハハ・・・何でもないわ、忘れて頂戴」
シンジ「なるほど、元彼は『カジさん』って人なんですね。どんな漢字書くんですか?」
ミサト「あぁ、加持という字でね、大学の同級生で・・・って、何を言わせるのよ///」
シンジ「なんだぁ、いい人居るんじゃないですか~ 僕は2号さんかぁ。ガッカリだなー?」
ミサト「ちょっと!もう別れたから!アイツとは何でもないんだから!」
シンジ「その加持さんって人、今は何やってるんですか?」
ミサト「あぁ、今はネルフのドイツ支部で・・・1尉として特殊監査部に所属しててねぇ」
シンジ「なんだ、元彼を追跡してるなんて、未練タラタラじゃないですか~」ニヤニヤ
ミサト「うっ・・・ちっ、ちがーーーーう!!///」カアッ
シンジ「赤くなったミサトさんも可愛いですよ♪」
ミサト「人の話をききなさいよーーー!!」カァァッ

30 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:18:52.18 ID:rK4kExA4o
(別の日 病院にて)
トントン
レイ「・・・・・・はい」
ミサト「レイ~?入るわよん」
レイ「・・・葛城1尉」
ミサト「今日はお見舞いに来たわよん♪」
レイ「・・・・・・・・・そう・・・ですか」
シンジ「どうも、おじゃまします」ニコニコ
レイ「・・・・・・・・・誰?」
ミサト「こちら、アナタと同じチルドレンよ」
シンジ「はじめまして。碇シンジです。」ニッコリ
レイ「碇・・・?」
シンジ「碇ゲンドウ・・・は僕の父さんだよ。宜しくね」
レイ「そう・・・」

31 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:19:26.24 ID:rK4kExA4o
ミサト「ほらほらっ レイも自己紹介なさい」
レイ「・・・綾波レイ・・・宜しく・・・碇君」
シンジ「こちらこそ」ニコニコ
レイ「・・・・・・・・・」
シンジ「・・・・・・・・・(綾波・・・君を『3人目』には移行させないからね・・・)」ニコニコ
ミサト「・・・そっ、そういえば、シンちゃん、レイにお見舞い持ってきたのよね?」
シンジ「そうそう。病院のご飯に飽きたと思って・・・お弁当作って来たんだ」
レイ「そう・・・・・・」
シンジ「野菜と魚中心のヘルシーメニューにしてみたんだ。良かったら後で食べてみてね。」ニコニコ
レイ「そう・・・」
シンジ「じゃっ、あまり長居しても大変だと思うから・・・お大事にね。治ったらエヴァの操縦教えてね!じゃ!」
レイ「・・・・・・・・・・さよなら」

32 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:20:14.97 ID:rK4kExA4o
シンジ「ふぅ、ちょっと変わった子でしたけど、すごい美人でしたねぇ」
ミサト「あっらーん!シンちゃん、レイの事気に入っちゃったの~?www」
シンジ「えっ・・・ま、まぁ、細かい事はいいじゃないですか」ニコニコ
ミサト「フフ・・・お弁当食べてくれるといいわねぇ」
シンジ「お口に合うといいんですけどねぇ。」
レイ「(パク・・・・モグ・・・モグ・・・)」
レイ「(・・・!)」
レイ「(いつもの栄養摂取行動と・・・何かが違う・・・・・・)」
レイ「(これが・・・『美味しい』ということ・・・なの?)」
レイ「(碇君・・・碇司令の息子・・・私と同じ中学2年生・・・不思議な子・・・・・・)」
レイ「(パクパク・・・モグモグ・・・パクパクモグモグ・・・・・・)」
レイ「(もう無くなってしまった・・・・・・そう、私、もっと食べたいのね・・・・・・)」

33 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:20:53.65 ID:rK4kExA4o
◆第2話
(学校にて)
老教師「えー、それでは転入生を紹介します。どうぞ、入ってきてください」
シンジ「はじめまして。碇シンジです。宜しくお願いします。」ペコリ
老教師「あー、では碇君はそこの空いてる席に座りなさい」
シンジ「えーと・・・あ、はい。あそこですね。」
シンジ「(・・・トウジが居る!という事は、サクラちゃん無事だったんだな!良かった良かった)」ニコニコ

34 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:21:53.76 ID:rK4kExA4o
(昼休み)
シンジ「えーっと、鈴原・・・トウジ君だよね?」
トウジ「ん? なんや転校生か。ワシがトウジやけど・・・?」
シンジ「ちょっとナイショ話があるんだけど・・・」
トウジ「ええで。ぶらっとその辺行こか?」
トウジ「・・・で? 話ってなんや?」
シンジ「妹さん・・・サクラちゃん、大丈夫だった?ケガひどくない?」
トウジ「!? な、なんでそないな事知っとるんや!?」
シンジ「先日・・・街に怪獣が襲って来た日・・・あ、僕は対抗するためのロボットのパイロットなんだけどね」
トウジ「な、何やて!? じぶん、パイロットなんか!?」キッ
シンジ「出撃した所で・・・丁度女の子が倒れてるのを発見して、救護班に通報したんだ」
トウジ「えっ」

35 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/16(月) 00:21:59.75 ID:ScN3SfMt0
やれやれ、やっと来たか
待っていたぞガチヲタ

36 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:23:08.04 ID:rK4kExA4o
シンジ「後から聞いたら、鈴原サクラちゃんって子で、お兄さんが僕と同じクラスだって言うからさ。あの子が大丈夫だったか知りたくて」
トウジ「そか・・・転校生が助けてくれたんか・・・」
シンジ「僕がロボット・・・エヴァって言うんだけど、あれのパイロットなのは内緒ね^^;」
トウジ「すまん!ほんまにおおきに! ワシが妹とはぐれてしまったせいで、迷惑かけた!!」ガバッ
シンジ「ちょっ・・・どうしたの鈴原君?顔を上げてよ!」
トウジ「転校生は妹の命の恩人や!ホンマにすまん。センセって呼ばしてくれや!」
シンジ「鈴原君・・・頭をあげてよ。僕は当たり前の事をしただけだよ?」
トウジ「・・・ワイはトウジでええで!」
シンジ「そっか、良かったら友達になってよ、トウジ」ニッコリ
トウジ「もちろんや!」
シンジ「で・・・サクラちゃんは・・・?」
トウジ「落ちてきたガレキで怪我してもうてるけど、命に別状はあらへん。しばらく入院しとれば大丈夫らしいわ。」
シンジ「良かった・・・本当によかった・・・(サクラちゃんも軽傷みたいだし、僕も殴られなくて済むよ・・・やっぱり僕が上手くやれば、未来は変えられるんだ!)」ニコニコ

37 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:23:36.08 ID:rK4kExA4o
(別の日)
トウジ「なぁセンセ!こいつはケンスケ。ワイのマブや!」
ケンスケ「ふふっ、宜しくな碇!」
トウジ「なんや、センセに聞きたい事があるんやって」
シンジ「ん?何だい相田君?」
ケンスケ「ケンスケでいいよ。でね・・・質問なんだけど・・・碇、君はあのロボットのパイロットなんだろう?」
シンジ「ん~違うよ~?」ニヤニヤ
トウジ「(あれ? センセはケンスケにはナイショにするんか?)」
ケンスケ「いや、時期的に考えてこんな時期に転校してくるなんて、あのロボットのパイロットでしかありえないよ!」
シンジ「だって、ロボットじゃないもん。」
ケンスケ「えっ」

38 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:24:03.07 ID:rK4kExA4o
シンジ「あれはネルフの誇る・・・『人造人間エヴァンゲリオン』って言うんだ。生体部品を多く使ってるから、ロボットではないね。」
ケンスケ「なるほど」
シンジ「というわけで、僕ロボットのパイロットではないよ。エヴァンゲリオンのパイロットではあるけど」ニコニコ
トウジ「(ハハハ!そういう事か。センセはオモロイでw)」ニヤニヤ
ケンスケ「なんだよ、碇はイジワルだなぁwww」
シンジ「もし知りたい事があったら、言える範囲でこっそり教えてあげるよ」
ケンスケ「ホントか!?」
シンジ「まぁ、いいんじゃない? どうせお父さんとかがネルフの職員なんでしょ?」
ケンスケ「あぁ、父親は施設部の相田3尉だよ。もしネルフで会ったらよろしくな」
シンジ「オッケーオッケー」

39 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:24:28.91 ID:rK4kExA4o
prrrrrr
シンジ「あっ、非常呼集だ・・・」
トウジ「何やて!?」
シンジ「また怪獣かもね。みんなは僕が守るから・・・シェルターで大人しくしててね。僕、行くよ」タッ
ケンスケ「あ、ああ・・・」
ウゥーーー!! ウゥーーー!!
放送「第3新東京市に非常事態宣言が発令されました。市民の皆さんは速やかに最寄りのシェルターに避難してください」
トウジ「はよいこうや、ケンスケ」
ケンスケ「ああ・・・」

40 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:25:15.28 ID:rK4kExA4o
(シェルターにて)
トウジ「いまごろセンセが出撃しとる頃かのぉ・・・」
ケンスケ「なぁトウジ・・・碇の戦い・・・見たくないか?」
トウジ「何言うとるんや? センセがシェルターで大人しくしてろ言うとったやないか?」
ケンスケ「だってさ・・・」
トウジ「何や・・・?」
ケンスケ「同級生が危険な目にあって戦ってるのに・・・僕たちはシェルターにこそこそ隠れてていいのか?」
トウジ「そっ・・・それは・・・」
ケンスケ「なんかさ、僕たち卑怯者じゃないかって思うんだよ・・・」
トウジ「それは・・・そうかもしれへんな・・・」
ケンスケ「(掛かった!こいつ熱いヤツだから、こういう切り口ならイケると思ったんだよwww)」
ケンスケ「僕たちも碇の応援をするべきじゃないか? 友達として・・・!」
トウジ「友達・・・か。せやな、その上センセは妹の命の恩人や・・・」
ケンスケ「・・・抜けようぜ。僕、父さんのパソコンをハッキングして、シェルターの非常出口の解除コード知ってるんだ」


41 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:25:43.36 ID:rK4kExA4o
トウジ「でも・・・センセの戦いの邪魔にならんか?」
ケンスケ「大丈夫!だいぶ離れた山の上の出口だから、全く問題ないよ。」
トウジ「ほんなら安心やな!センセの応援や。」
トウジ「ちょっと!いいんちょ!」
ヒカリ「なぁに?」
トウジ「ワイら便所や、便所!」
ヒカリ「ちゃんと先に済ませておきなさいよね!」
トウジ「でものハレもの、ところ嫌わずやw」
ヒカリ「な、何言ってるのよ。早く済ませてきなさいよ!」

42 :ぬるヲタ ◆dUus/Rvcpw70 :2013/09/16(月) 00:26:11.34 ID:rK4kExA4o
(発令所)
マヤ「エントリープラグ挿入・・・A10神経コンタクト・・・シンクロ率・・・85%ですっ!」
リツコ「相変わらず凄いわ・・・安心感があるわね・・・」
ミサト「シンジ君?準備はいい?」
シンジ「大丈夫です」
ミサト「作戦を説明するわ。敵のATフィールドを中和しつつ、出撃と同時にパレットガンを連射、間合いを取って様子見してから格闘戦で撃破よ!」
シンジ「分かりました!」
ミサト「では、エバー初号機・・・発進!」
日向「エヴァ初号機・・・発進!」ポチ

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