アスカ「強くてニューゲーム」
Part6
129 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:56:38.28 ID:0PIDb6OX0
レリエル『!?!?』バキンッ
弐号機『ウォォォォ』ドォォン
シンジ『アスカっ!?』
弐号機『ウォォォォ……』
レリエル『……』バシャァァァァ
ミサト『なに、あれ……』
リツコ『エヴァ弐号機……』
日向『目標……沈黙……』
ミサト『……はっ、回収班急いで!』
ーーーー
アスカ「……?」
ミサト「アスカ!大丈夫?」
シンジ「アスカ……?」
アスカ「んっ……何か、夢を見てた気がする。けど……忘れたわ」
アスカ「重要な夢だったはずなんだけどなぁ……」
シンジ「……ふふっ……良かった、無事で……」
アスカ「ちょっと、何笑ってんのよ!」
シンジ「だ、だって、アスカが変な事言うから……」
アスカ「なんですって!?」
シンジ「わっ、や、やめてよっ!?」
ミサト「はぁ、全く……良かったわ」
弐号機『……』
弐号機『』ギロッ
130 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:57:47.19 ID:0PIDb6OX0
以上です
レリエル突破、ですね。
原作では多分第十七話くらいです。違うかも
読んでくださってる方、ありがとうございます
ではでは
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/23(水) 23:17:20.25 ID:nN8WEegp0
おつー
134 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:49:33.40 ID:FvP59+/d0
アスカ「弐号機の中で、確かに誰かと会った気がするんだけど……」
アスカ「ママ……じゃなかったとは思うんだけど、ならあれは、誰だったんだろ……」
アスカ「そういえば、明日だっけ。四号機の起動実験。失敗するとわかってはいるけど、止めようがないわね……。悔しいけど」
アスカ「S2機関の無駄遣いね」
ーーーー
ー翌日・通学路ー
アスカ「おはよ、ヒカリ」
ヒカリ「あら、アスカ。おはよう。碇君は?」
アスカ「なんか、鈴原たちと勉強するんだと。変なこともあるものねえ」
ヒカリ「鈴原と?そ、そっか……」
アスカ「……ねえ、ヒカリって、どこが好きなの?」
ヒカリ「……え?何の話?」
アスカ「鈴原のどこがいいのか聞いてんのよ」
ヒカリ「え、え、な、何のことよ……」
135 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:12.64 ID:FvP59+/d0
ーネルフー
青葉「手がかりは静止衛星からの映像のみです。後は形跡も残ってません」
青葉「エヴァ四号機並びに半径49キロいないの関連研究施設はすべて消滅しました」
青葉「タイムスケジュールから推察して、ドイツで修復したS2機関の搭載実験中のことだと思われます」
マヤ「予想する原因は材質の強度不足から設計初期段階のミスまで32,768通り。妨害工作の線も考えられます」
日向「でも爆発ではなく消滅なんでしょ……つまり消えたと」
ミサト「よくわからないものを無理に使うからね」
マヤ「復元中のS2機関は残り一つですね、これが最後のものです」
リツコ「この失敗は調べ尽くさないとね。成功してないとはいえ数少ないデータの一つだわ」
日向「しかし、米国は情報はないと主張を続けていますが……」
リツコ「つまらないプライドね」
136 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:58.13 ID:FvP59+/d0
ミサト「これでせっかくのS2機関もパーね」
リツコ「ええ。無駄なことにならないように活かさなければならないわね」
ミサト「それで、残った参号機は?」
リツコ「空輸されてこちらで引き取ることになったわ」
ミサト「勝手に作っておいて、都合が悪くなると押しつけ?」
リツコ「仕方ないことではあるわ。あんなことがあれば、誰でも怖じ気づくわよ」
ミサト「虫のいい話だわ」
リツコ「まあそうね」
ミサト「それで、参号機の起動実験には、ダミーとやらを使うの?」
リツコ「……。それは今から決めるわ」
リツコ「碇司令と話し合ってね」
137 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:51:50.22 ID:FvP59+/d0
リツコ「試作されたダミープラグです。レイのパーソナルが埋め込まれていますわ」
リツコ「ただ、人の心……魂まではデジタル化出来ませんので、あくまでも擬似的なものに過ぎません。人のまねをするだけの機械ですわ」
ゲンドウ「信号パターンをエヴァに送り込む。そこにパイロットがいるとエヴァが思い込み、シンクロすればそれでよい」
ゲンドウ「初号機と弐号機にデータを入れておけ」
リツコ「しかし、まだ問題が残りますわ」
ゲンドウ「エヴァが動けばそれでいい。それで、参号機のパイロットは?」
リツコ「現在の候補のなかから、一人、生理学的に持ち上げれば可能な子供がいます」
ゲンドウ「君に一任しよう。レイ、上がって良いぞ。食事にしよう」
レイ「はい」
リツコ「……」
138 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:52:47.77 ID:FvP59+/d0
アスカ「てなわけで、チャンスは明日の朝!なんとしてでもお弁当を渡すのよ!」
ヒカリ「う、うん……」
アスカ(明後日は起動実験だもんね)
アスカ「シンジ!相田!あんたたちは邪魔をしないようにするだけでいいわ」
シンジ「う、うん」
ケンスケ「けど、びっくりだよ。トウジのことが好きで、しかもお弁当を渡そうなんて……」
ヒカリ「うう……恥ずかしい……」
アスカ「よし!それじゃ、解散!あ、シンジは残りなさい。エヴァのことで話があるわ」
シンジ「え?うん、わかった」
ーーーー
シンジ「参号機のパイロットがトウジ!?」
アスカ「そうよ。間違いないわ」
シンジ「そ、それで……?」
アスカ「四号機の消滅、知ってるわよね?S2機関は参号機にも搭載予定だったらしいの」
シンジ「そんな……それじゃあ!」
アスカ「何かあったら、最優先であいつを助け出すわ。わかったわね?」
シンジ「それで……。うん、わかった。ありがとう、アスカ……」
139 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:53:26.01 ID:FvP59+/d0
以上です
おやすみなさい。。。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:10:46.82 ID:2KCvfh1/0
何の対策もなく毎回楽勝で倒されるマトリエルにわろた
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:30:23.12 ID:AS2O/9Lio
あの使徒だけはちょっとライフル撃ったら死ぬ印象しかない
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:34:17.18 ID:opJiZfor0
弱い使途だから本部が沈黙=エヴァが動かない時に来たんじゃないだろうか?
146 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:10.01 ID:kVGrZpXT0
ー翌朝、トウジの家の前ー
ヒカリ「……まだかなあ……」
トウジ「なんや委員長、そんなとこで何しとんや?」
ヒカリ「わっ!?……べ、別に……その……」
トウジ「?なんやそれ……ん?何持ってるんや?」
ヒカリ「あ、そ、そう!お弁当、作りすぎたから……あげよう、かなって……」
トウジ「!え、えっと……ありがとう?」
ヒカリ「う、うん………。あ、あのさ、鈴原、今まで喧嘩してばかりだったけど、その、これからは、仲良く…………」
トウジ「せやな……仲良くやって行こか」
ヒカリ「っあ…………うん!」ニコッ
トウジ「……ほ、ほな、学校、行こか」
147 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:59.71 ID:kVGrZpXT0
アスカ「おはよ、ヒカリ♪」
ヒカリ「あ、アスカ、おはよう」
アスカ「うまくいったみたいね」コソコソ
ヒカリ「う、うん……ありがと、アスカ」
アスカ「いいのよ、もう♪」
シンジ「トウジ、おはよう」
トウジ「おう。……な、なんやニヤニヤして」
ケンスケ「別に~?」
トウジ「気持ち悪いのう」
担任「鈴原!至急校長室まで来なさい」
シンジ「……!」
ケンスケ「?トウジ、何したんだよ}
トウジ「知るか。何も心当たりないわ。……ほな、行ってくるわ」
ケンスケ「おーう」
リツコ「鈴原トウジ君ね。ネルフ本部技術一課所属、赤城リツコです。以後よろしく」
148 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:20:38.61 ID:kVGrZpXT0
ー葛城家ー
アスカ「明日ねぇ、起動実験」
シンジ「うん……大丈夫かな……」
アスカ「さあ、わかんないわね~。ま、あんまり深く考えてもねえ」
シンジ「それは……そう、だけど」
アスカ「いざとなればあたし達もいるんだし、きっとうまくいくわよ」
シンジ「そうかな……なんか、良くない予感がすごいんだけど……」
アスカ(まあ確かにそうなんだけどさあ)
アスカ「心配しすぎよ!さっさと寝なさい!それじゃ、おやすみ」
シンジ「うん……おやすみ」
アスカ(ミスは許されないわね)
149 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:09.25 ID:kVGrZpXT0
ー翌日ー
『エントリープラグ固定完了。第一接続開始』
ミサト「思ったより順調ね」
リツコ「これなら即実戦投入も可能ね」
ミサト「ふうん。よかったわね」
『パルス送信。グラフ正常位置』
リツコ「あら、気のない返事ね。これもあなたの直轄部隊に入るのよ?」
『リスト1350までクリア』
ミサト「エヴァを四機も独占、か……」
『初期コンタクト問題なし』
リツコ「了解。作業をフェイズ2へ移行して」
『オールナーブリング問題なし。リスト2250までクリア』
『ハーモニクスすべて正常値。絶対境界線突破します』
参号機『……!』カッ
フィーフィーフィー!
リツコ「何事!?」
『中枢神経に異常発生!』
リツコ「実験中止!回路切断!!」
『だめです!体内に高エネルギー反応!!』
リツコ「まさか……」
ミサト「使徒!?」
参号機『グオオオオオオオオ!!!』ドオオオオオン!!
150 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:42.00 ID:kVGrZpXT0
アスカ「目標がエヴァね……」
シンジ『どうしようアスカ、あれにはトウジが!』
アスカ「わかってるわ。まずはあいつの中からプラグを無理矢理抜き取るわよ!レイ!援護射撃の用意しといて!」
レイ『わかったわ』
アスカ「あたしがなんとかあいつを止めるわ。そのすきにシンジは背後に回って、いいわね?」
シンジ『う、うん。わかった』
アスカ「……いくわよっ!」
弐号機『!!』ダッ
参号機『……!』ピクッ
ーーーー
アスカ「くうう……はああ!!」
アスカ「シンジ!今!」
シンジ『うん!ごめん、トウジ……っ!』バキバキ
参号機『!?』
シンジ『と…れ、たっ!』ブチッ
151 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:22:35.02 ID:kVGrZpXT0
アスカ「あとはここをつぶせばっ!」ブシュゥゥ
参号機『!!?……』
マヤ『目標沈黙!やりましたね!』
アスカ「多少損壊はあるけど、ほぼ無事に助けられて良かったわ」
アスカ「鈴原の容体は?」
マヤ『現在治療および検査中よ。けど、早い段階で救えたから、汚染も少なかったわ』
アスカ「そう、良かったわ」
シンジ『トウジ……良かった……』
アスカ「参号機は?」
日向『大破しているけど、これから検査と調整次第ではまた使えるようになると思うよ』
アスカ(となると……かなり未来が変わってきそうね)
165 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:18.87 ID:uoSzUXRq0
ートウジの検査室前ー
アスカ「使徒による汚染、か……」
ヒカリ「鈴原……」
シンジ「身体的な怪我は治るってリツコさんは言ってたけど……」
アスカ「それでも重症なことに変わりはないわ。完治するのには時間がかかるでしょうね」
アスカ(それに、すぐに次の使徒……あの第十四使徒が来てしまうわ)
アスカ(ヒカリには悪いけど、今こいつのことを気にかけられるほどの余裕はないわね)
ケンスケ「でも、三人が早めに助けてくれたから死なずにすんだんだろ?ありがとな……」
シンジ「そんな、お礼なんて……」
レイ「鈴原君、早く良くなるといいわね」
ヒカリ「うん……」
アスカ「ま、医療班がなんとかするんじゃない?」
シンジ「そうだね、きっと大丈夫だよ」
アスカ「それじゃ、そろそろ帰ろっか」
レリエル『!?!?』バキンッ
弐号機『ウォォォォ』ドォォン
シンジ『アスカっ!?』
弐号機『ウォォォォ……』
レリエル『……』バシャァァァァ
ミサト『なに、あれ……』
リツコ『エヴァ弐号機……』
日向『目標……沈黙……』
ミサト『……はっ、回収班急いで!』
ーーーー
アスカ「……?」
ミサト「アスカ!大丈夫?」
シンジ「アスカ……?」
アスカ「んっ……何か、夢を見てた気がする。けど……忘れたわ」
アスカ「重要な夢だったはずなんだけどなぁ……」
シンジ「……ふふっ……良かった、無事で……」
アスカ「ちょっと、何笑ってんのよ!」
シンジ「だ、だって、アスカが変な事言うから……」
アスカ「なんですって!?」
シンジ「わっ、や、やめてよっ!?」
ミサト「はぁ、全く……良かったわ」
弐号機『……』
弐号機『』ギロッ
130 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/23(水) 22:57:47.19 ID:0PIDb6OX0
以上です
レリエル突破、ですね。
原作では多分第十七話くらいです。違うかも
読んでくださってる方、ありがとうございます
ではでは
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/23(水) 23:17:20.25 ID:nN8WEegp0
おつー
134 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:49:33.40 ID:FvP59+/d0
アスカ「弐号機の中で、確かに誰かと会った気がするんだけど……」
アスカ「ママ……じゃなかったとは思うんだけど、ならあれは、誰だったんだろ……」
アスカ「そういえば、明日だっけ。四号機の起動実験。失敗するとわかってはいるけど、止めようがないわね……。悔しいけど」
アスカ「S2機関の無駄遣いね」
ーーーー
ー翌日・通学路ー
アスカ「おはよ、ヒカリ」
ヒカリ「あら、アスカ。おはよう。碇君は?」
アスカ「なんか、鈴原たちと勉強するんだと。変なこともあるものねえ」
ヒカリ「鈴原と?そ、そっか……」
アスカ「……ねえ、ヒカリって、どこが好きなの?」
ヒカリ「……え?何の話?」
アスカ「鈴原のどこがいいのか聞いてんのよ」
ヒカリ「え、え、な、何のことよ……」
135 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:50:12.64 ID:FvP59+/d0
ーネルフー
青葉「手がかりは静止衛星からの映像のみです。後は形跡も残ってません」
青葉「エヴァ四号機並びに半径49キロいないの関連研究施設はすべて消滅しました」
青葉「タイムスケジュールから推察して、ドイツで修復したS2機関の搭載実験中のことだと思われます」
マヤ「予想する原因は材質の強度不足から設計初期段階のミスまで32,768通り。妨害工作の線も考えられます」
日向「でも爆発ではなく消滅なんでしょ……つまり消えたと」
ミサト「よくわからないものを無理に使うからね」
マヤ「復元中のS2機関は残り一つですね、これが最後のものです」
リツコ「この失敗は調べ尽くさないとね。成功してないとはいえ数少ないデータの一つだわ」
日向「しかし、米国は情報はないと主張を続けていますが……」
リツコ「つまらないプライドね」
ミサト「これでせっかくのS2機関もパーね」
リツコ「ええ。無駄なことにならないように活かさなければならないわね」
ミサト「それで、残った参号機は?」
リツコ「空輸されてこちらで引き取ることになったわ」
ミサト「勝手に作っておいて、都合が悪くなると押しつけ?」
リツコ「仕方ないことではあるわ。あんなことがあれば、誰でも怖じ気づくわよ」
ミサト「虫のいい話だわ」
リツコ「まあそうね」
ミサト「それで、参号機の起動実験には、ダミーとやらを使うの?」
リツコ「……。それは今から決めるわ」
リツコ「碇司令と話し合ってね」
137 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:51:50.22 ID:FvP59+/d0
リツコ「試作されたダミープラグです。レイのパーソナルが埋め込まれていますわ」
リツコ「ただ、人の心……魂まではデジタル化出来ませんので、あくまでも擬似的なものに過ぎません。人のまねをするだけの機械ですわ」
ゲンドウ「信号パターンをエヴァに送り込む。そこにパイロットがいるとエヴァが思い込み、シンクロすればそれでよい」
ゲンドウ「初号機と弐号機にデータを入れておけ」
リツコ「しかし、まだ問題が残りますわ」
ゲンドウ「エヴァが動けばそれでいい。それで、参号機のパイロットは?」
リツコ「現在の候補のなかから、一人、生理学的に持ち上げれば可能な子供がいます」
ゲンドウ「君に一任しよう。レイ、上がって良いぞ。食事にしよう」
レイ「はい」
リツコ「……」
138 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:52:47.77 ID:FvP59+/d0
アスカ「てなわけで、チャンスは明日の朝!なんとしてでもお弁当を渡すのよ!」
ヒカリ「う、うん……」
アスカ(明後日は起動実験だもんね)
アスカ「シンジ!相田!あんたたちは邪魔をしないようにするだけでいいわ」
シンジ「う、うん」
ケンスケ「けど、びっくりだよ。トウジのことが好きで、しかもお弁当を渡そうなんて……」
ヒカリ「うう……恥ずかしい……」
アスカ「よし!それじゃ、解散!あ、シンジは残りなさい。エヴァのことで話があるわ」
シンジ「え?うん、わかった」
ーーーー
シンジ「参号機のパイロットがトウジ!?」
アスカ「そうよ。間違いないわ」
シンジ「そ、それで……?」
アスカ「四号機の消滅、知ってるわよね?S2機関は参号機にも搭載予定だったらしいの」
シンジ「そんな……それじゃあ!」
アスカ「何かあったら、最優先であいつを助け出すわ。わかったわね?」
シンジ「それで……。うん、わかった。ありがとう、アスカ……」
139 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/24(木) 23:53:26.01 ID:FvP59+/d0
以上です
おやすみなさい。。。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:10:46.82 ID:2KCvfh1/0
何の対策もなく毎回楽勝で倒されるマトリエルにわろた
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:30:23.12 ID:AS2O/9Lio
あの使徒だけはちょっとライフル撃ったら死ぬ印象しかない
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/25(金) 08:34:17.18 ID:opJiZfor0
弱い使途だから本部が沈黙=エヴァが動かない時に来たんじゃないだろうか?
146 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:10.01 ID:kVGrZpXT0
ー翌朝、トウジの家の前ー
ヒカリ「……まだかなあ……」
トウジ「なんや委員長、そんなとこで何しとんや?」
ヒカリ「わっ!?……べ、別に……その……」
トウジ「?なんやそれ……ん?何持ってるんや?」
ヒカリ「あ、そ、そう!お弁当、作りすぎたから……あげよう、かなって……」
トウジ「!え、えっと……ありがとう?」
ヒカリ「う、うん………。あ、あのさ、鈴原、今まで喧嘩してばかりだったけど、その、これからは、仲良く…………」
トウジ「せやな……仲良くやって行こか」
ヒカリ「っあ…………うん!」ニコッ
トウジ「……ほ、ほな、学校、行こか」
147 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:19:59.71 ID:kVGrZpXT0
アスカ「おはよ、ヒカリ♪」
ヒカリ「あ、アスカ、おはよう」
アスカ「うまくいったみたいね」コソコソ
ヒカリ「う、うん……ありがと、アスカ」
アスカ「いいのよ、もう♪」
シンジ「トウジ、おはよう」
トウジ「おう。……な、なんやニヤニヤして」
ケンスケ「別に~?」
トウジ「気持ち悪いのう」
担任「鈴原!至急校長室まで来なさい」
シンジ「……!」
ケンスケ「?トウジ、何したんだよ}
トウジ「知るか。何も心当たりないわ。……ほな、行ってくるわ」
ケンスケ「おーう」
リツコ「鈴原トウジ君ね。ネルフ本部技術一課所属、赤城リツコです。以後よろしく」
148 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:20:38.61 ID:kVGrZpXT0
ー葛城家ー
アスカ「明日ねぇ、起動実験」
シンジ「うん……大丈夫かな……」
アスカ「さあ、わかんないわね~。ま、あんまり深く考えてもねえ」
シンジ「それは……そう、だけど」
アスカ「いざとなればあたし達もいるんだし、きっとうまくいくわよ」
シンジ「そうかな……なんか、良くない予感がすごいんだけど……」
アスカ(まあ確かにそうなんだけどさあ)
アスカ「心配しすぎよ!さっさと寝なさい!それじゃ、おやすみ」
シンジ「うん……おやすみ」
アスカ(ミスは許されないわね)
149 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:09.25 ID:kVGrZpXT0
ー翌日ー
『エントリープラグ固定完了。第一接続開始』
ミサト「思ったより順調ね」
リツコ「これなら即実戦投入も可能ね」
ミサト「ふうん。よかったわね」
『パルス送信。グラフ正常位置』
リツコ「あら、気のない返事ね。これもあなたの直轄部隊に入るのよ?」
『リスト1350までクリア』
ミサト「エヴァを四機も独占、か……」
『初期コンタクト問題なし』
リツコ「了解。作業をフェイズ2へ移行して」
『オールナーブリング問題なし。リスト2250までクリア』
『ハーモニクスすべて正常値。絶対境界線突破します』
参号機『……!』カッ
フィーフィーフィー!
リツコ「何事!?」
『中枢神経に異常発生!』
リツコ「実験中止!回路切断!!」
『だめです!体内に高エネルギー反応!!』
リツコ「まさか……」
ミサト「使徒!?」
参号機『グオオオオオオオオ!!!』ドオオオオオン!!
150 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:21:42.00 ID:kVGrZpXT0
アスカ「目標がエヴァね……」
シンジ『どうしようアスカ、あれにはトウジが!』
アスカ「わかってるわ。まずはあいつの中からプラグを無理矢理抜き取るわよ!レイ!援護射撃の用意しといて!」
レイ『わかったわ』
アスカ「あたしがなんとかあいつを止めるわ。そのすきにシンジは背後に回って、いいわね?」
シンジ『う、うん。わかった』
アスカ「……いくわよっ!」
弐号機『!!』ダッ
参号機『……!』ピクッ
ーーーー
アスカ「くうう……はああ!!」
アスカ「シンジ!今!」
シンジ『うん!ごめん、トウジ……っ!』バキバキ
参号機『!?』
シンジ『と…れ、たっ!』ブチッ
151 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/26(土) 03:22:35.02 ID:kVGrZpXT0
アスカ「あとはここをつぶせばっ!」ブシュゥゥ
参号機『!!?……』
マヤ『目標沈黙!やりましたね!』
アスカ「多少損壊はあるけど、ほぼ無事に助けられて良かったわ」
アスカ「鈴原の容体は?」
マヤ『現在治療および検査中よ。けど、早い段階で救えたから、汚染も少なかったわ』
アスカ「そう、良かったわ」
シンジ『トウジ……良かった……』
アスカ「参号機は?」
日向『大破しているけど、これから検査と調整次第ではまた使えるようになると思うよ』
アスカ(となると……かなり未来が変わってきそうね)
165 :>>1 ◆ugX4wEMSNQ :2018/05/28(月) 03:31:18.87 ID:uoSzUXRq0
ートウジの検査室前ー
アスカ「使徒による汚染、か……」
ヒカリ「鈴原……」
シンジ「身体的な怪我は治るってリツコさんは言ってたけど……」
アスカ「それでも重症なことに変わりはないわ。完治するのには時間がかかるでしょうね」
アスカ(それに、すぐに次の使徒……あの第十四使徒が来てしまうわ)
アスカ(ヒカリには悪いけど、今こいつのことを気にかけられるほどの余裕はないわね)
ケンスケ「でも、三人が早めに助けてくれたから死なずにすんだんだろ?ありがとな……」
シンジ「そんな、お礼なんて……」
レイ「鈴原君、早く良くなるといいわね」
ヒカリ「うん……」
アスカ「ま、医療班がなんとかするんじゃない?」
シンジ「そうだね、きっと大丈夫だよ」
アスカ「それじゃ、そろそろ帰ろっか」
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