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医者「悟空さん。よく聞いてください」

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Part3
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 22:52:51.99 ID:uGx9f1cz0
チチ(けんども、ベジータさんがこっそり薬を持ってきてくれるほど、おらの病気はよくないのかもしれねえ…)
チチ(体も日に日に弱っていってるだ…。おら…もしかしたら長くないのかもしれないだな…)
チチ(だめだだめだ。悪い方にばっかり考えてちゃよくねえべ。悟空さもすぐ治るって言ってくれてるし、オラも信じるだよ)

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 22:59:13.31 ID:uGx9f1cz0
翌朝
悟飯「おとうさん、病院から電話ですよ!」
悟空「なにっ!? もしもし、オラ孫悟空だ」
医者「もしもし、悟空さん、ちょっとお知らせしたいことがあるので病院にきてもらえますか?」
悟空「あ、ああ…。わかった…!」
悟空(まさか……チチの身に何かあったのか?)

166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:05:07.30 ID:uGx9f1cz0
シュンッ
医者「うわ!?」
悟空「おい!チチの身に何があったんだ!?」
医者「悟空さん、おちついてください。良い知らせです。」
悟空「へっ? 良い知らせ?」
医者「チチさんの病気の進行がどういうわけか緩やかになっていましてね。この分だと余命が一ヶ月くらい伸びると考えて良いでしょう。徐々に奇跡が起こりつつあるのかも知れません!」
悟空「い、一ヶ月か…」

171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:14:42.18 ID:uGx9f1cz0
シュタッ
ベジータ「…ピッコロか」
ピッコロ「お前に知らせておこうと思ってな。…チチの余命が一ヶ月だけ伸びた」
ベジータ「くそったれ! たった一ヶ月だと!?」
ピッコロ「惜しかったな…。明日の夜、神殿にきてくれ。悟空と悟飯以外で対策を練る」
ベジータ「フンッ、気がむいたらな…」

182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:30:36.60 ID:uGx9f1cz0
翌日の夜 神殿
ピッコロ「もう知っているやつもいると思うが、チチがガンという病気で入院している。ちなみに余命はあと二ヶ月ほどだ」
ヤムチャ「なにっ!? チチさんが!?」
ピッコロ「ドラゴンボール復活まで後四ヶ月…。どうしても間に合わん」
ヤムチャ「くそっ!俺のせいじゃないか…。すまん悟空…」
ベジータ「終わったことは気にしても始まらん。だが…もしカカロットが一生腑抜けたままなら、貴様を殺してやろう」
クリリン「まあまあ…、落ちつけって二人とも」


183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:38:19.13 ID:uGx9f1cz0
ピッコロ「朝まで互いにアイデアを出し合うんだ。それでダメならクリリンの案を実行するしかない…」
ヤムチャ「クリリンの案?」
クリリン「ああ、実は…チチさんを殺してドラゴンボールが復活するまで待つってのを考えてたんだけど、悟空に断られちまった。当たり前だよな…」
ベジータ「…」
ヤムチャ「ハハッ…、それなら確かに解決だな…」

185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:47:19.85 ID:OB85bNYSO
ていうかよくヤムチャ呼べたな

186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:48:08.40 ID:uGx9f1cz0
ベジータ「貴様らは馬鹿か? もしチチが殺されたら、カカロットの切れ具合は想像もつかん。ヤツは腐ってもサイヤ人だからな…。本気で切れたら理性を失くして地球一つ滅ぼしかねんぞ」
ベジータ「それでも実行する気なら、カカロットも一緒に[ピーーー]ことだな…」
クリコロチャ「…」
ベジータ(ここまで言っておけばこの案は採用されんだろう。子供を残して死ぬのは想像以上に辛いからな…)
ベジータは、魔人ブウと戦ったときのことを思い出していた。

187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:49:02.60 ID:xR1i3y8no
クリコロチャ
クリコロチャ

188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:49:16.79 ID:uGx9f1cz0
またやっちまった…

189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/20(水) 23:50:24.23 ID:uGx9f1cz0
訂正
ベジータ「貴様らは馬鹿か? もしチチが殺されたら、カカロットの切れ具合は想像もつかん。ヤツは腐ってもサイヤ人だからな…。本気で切れたら理性を失くして地球一つ滅ぼしかねんぞ」
ベジータ「それでも実行する気なら、カカロットも一緒に殺すことだな…」
クリコロチャ「…」
ベジータ(ここまで言っておけばこの案は採用されんだろう。子供を残して死ぬのは想像以上に辛いからな…)
ベジータは、魔人ブウと戦ったときのことを思い出していた。

191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 00:01:11.69 ID:ZVVYrLcg0
ピッコロ「…では別の案を考えるぞ」
ヤムチャ「あのさ…、悟空って界王神様に命をもらって生き返ったんだよな?俺の命をチチさんにあげることってできねえかな?」
ピッコロ「無理だな。悟空に命をあげた界王神様は不思議な術が使えたからできたんだ。 俺らでは真似することはできん」
クリリン「だめだ…全然浮かばねえや…」

196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 00:11:07.46 ID:ZVVYrLcg0
ベジータ「フンッ、猿たちといくら知恵を出し合っても無駄のようだな。ピッコロ、精神と時の部屋を借りるぞ」
ピッコロ「な…。貴様はスーパーサイヤ人3にはなれないんだ!出てこれなくなるぞ」
ベジータ「フッ、この俺がスーパーサイヤ人3にもなれん雑魚なら中で死ぬだけだ。今思えばカカロットがロクに修行もできないこの状況はチャンスだからな」
ベジータ「まあ精々無駄な策を練っておくがいい」クックック

212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 01:59:01.27 ID:ZVVYrLcg0
シュタッ
悟飯「ブルマさん、だめでした…」
ブルマ「また失敗か…。いくら天才の私でも今回ばかりは作れるかわからないわね…」
悟飯「やはり解凍の段階が一番の問題ですね…」
ブルマ「他のアイデア考えたほうが良いかも知れないわよ?」
悟飯「いえ、他にできそうなアイデアはおとうさんやピッコロさんたちがやってくれてるはずです。僕らはあくまでも科学路線から攻めましょう!」

213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:02:41.59 ID:9QdJstdW0
コールドスリープか

214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:14:25.91 ID:ZVVYrLcg0
早朝
クリリン「…魔人ブウにお菓子にしてもらうってのはどうだ?」
コロチャ「…」
ピッコロ「…それだ!!」
ヤムチャ「クリリン…。お前は天才だ!」
クリリン「ブウのところに行ってみよう!」

216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:23:50.82 ID:GueAzpyDO
天才だ!

217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:27:23.98 ID:ZVVYrLcg0
シュタッシュタッ
ピッコロ「魔人ブウ、お菓子にした人間をもとに戻せるか?」
ブウ「ん?できるぞ」
クリリン「よし!これでチチさんが死ななくて済むぞ」
ピッコロ「待て、念のため実験しよう…。魔人ブウ、そこのカエルをお菓子にしてくれ」
ブウ「わかった、いいぞ」エイッ

218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:34:19.80 ID:ZVVYrLcg0
ピッコロ「よし、このお菓子を冷蔵庫に入れて一時間待つぞ」
ヤムチャ「なんでこんなことするんだ?」
ピッコロ「どんなものでも時間とともに劣化していくからな。お菓子を放っておいたら腐るだろう?」
クリリン「そうか…。たしかにお菓子にした人間が腐ったら死んでそうだな…」
ヤムチャ「頼むぜデンデ…」

219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:39:18.94 ID:ZVVYrLcg0
一時間後
ピッコロ「魔人ブウ、何度もすまないがこのお菓子をカエルに戻してくれ」
ブウ「いいぞ」エイッ
クリリン「なッ!?」
ヤムチャ「傷だらけだ…。今にも死にそうだぜ…」
ピッコロ「一時間でこれとは…。とてもじゃないが二ヶ月は持たんな」
クリリン「くそっ、ダメか…!」


221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 02:52:15.75 ID:ZVVYrLcg0
悟空(今日は仕事もねえし、チチを助ける方法をじっくり考えてみっか!)
悟空(医者のおっちゃんに言われたように行動してきたけど、これ以上余命が延びる気配はねえ。チチも日に日に弱っちまってるし、そろそろ良い案が浮かばねえとヤベーな…)
悟空(ベジータに相談しようにもあいつの気が探れねえしよ。精神と時の部屋ってことはねえだろうし、どこに行っちまったんだ?)

悟空(……よし、亀仙人のじっちゃんに相談してみっか!へへっ、普段はとんでもなくエロいけど、なんてったってオラの師匠だもんな。きっと良いアドバイスをくれるはずだ)

222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:00:39.86 ID:ZVVYrLcg0
シュン
亀仙人「それ、ワン!ツー!ワン!ツー!」
悟空「ハハッ、相変わらずだな亀仙人のじっちゃんは」
亀仙人「ん? おお、悟空じゃないか。お前からくるとは珍しいのー」
悟空「…じっちゃんに相談があってきたんだ」
亀仙人「……チチのことかの?」

223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:10:05.35 ID:ZVVYrLcg0
悟空「あれ…知ってんのか? なら話は速えや!どうすればチチを助けられるか聞きてえんだ」
亀仙人「クリリンから少し聞いたのじゃよ。…悟空、正直ワシは助ける方法はないと思っておる。ドラゴンボールがないのではの…」
悟空「じっちゃん…。そりゃねえよ…」
亀仙人「ホスピス、という言葉をしっておるかの?」
悟空「ホスピス? なんだそれ? 」

224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:29:13.49 ID:ZVVYrLcg0
亀仙人「簡単にいうと、死を受け入れて残りの人生を楽しむというものじゃ。死はいつしか皆に平等にやってくるものじゃからの」
悟空「…死を受け入れる? オラ、チチに死んでほしくねえぞ」
亀仙人(すまんの悟空…。ワシも若いものが死ぬことには反対じゃよ。…そしてお前さんにホスピスを勧めることもの…)
亀仙人(じゃが…、ワシがチチを殺したとき、お前さんが切れる度合いを少しでも減らすにはこうするしかないんじゃ…。
悟空が切れたときに失われる命が、この老いぼれのもの一つで済めばええんじゃが…)
亀仙人「人間、必ず死ぬということが不幸せとは限らん。死ぬまでにどんな人生を過ごしたか、そこが大事なのじゃよ…」

225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:36:02.35 ID:sqTQaiESO
おいジーさん……あんたカッコ良すぎるぜ……
あれ、眼から汗が

226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:39:03.48 ID:ZVVYrLcg0
悟空「死ぬまでにどんな人生を過ごしたか…?」
亀仙人「そうじゃ。お前さんがチチだったら、死ぬまで病院で生活なんていやじゃろう?」
悟空「…そうだな。オラがもしチチだったら、みんなと笑いながら死にてえ」
亀仙人「まずは、チチに病気であることを打ち明けるのじゃ。そして…残りの人生をどう過ごしたいか、一緒に考えてあげるとええ」
悟空「ありがとうじっちゃん! オラちょっとだけ気が楽になったぞ。でもオラはチチが死なねえようにすることも諦めねえようにする」

227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:39:21.61 ID:PbpbgYtmo
本当にいいお師匠さんだよな亀仙人って

228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 03:45:54.00 ID:ZVVYrLcg0
亀仙人「そ、そうか…。まったく、おぬしは凄い男じゃよ」
亀仙人(わ、ワシの話は意味なかったかもしれんのう…。ま、あやつの気持ちが楽になっただけよしとするかの)
悟空「じゃあな、じっちゃん! オラ、チチのとこいってくるぞ」ビュン
亀仙人(……ワシも修行するか)

231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 04:03:08.06 ID:ZVVYrLcg0
ガチャ
悟空「オッス!」
チチ「悟空さ、今日もきてくれただか。いつもすまねえなー」
悟空「へへっ、果物切ってやろうか?」
チチ「じゃあお願いするだよ」

チチ「うん、悟空さが切ってくれた果物はいつもの二倍おいしいだよ!」
悟空(なに直前になって迷ってんだオラは…。どうせいつかは言わなくちゃいけねえんだ!…今しかねえ)
悟空「……チチ、それ食ったら話があるんだ」

263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 21:30:58.59 ID:cpznA69rO
チチ「…そんな思い詰めたような顔していったい何の話だ? 失業でもしちまっただか?」
悟空「…いや、もっと重てえ話だ。チチ…おめえの体のことなんだけどよ。どうもガンっちゅー病気らしいんだ…」
チチ「……そっか、おらガンだったんだな…」
悟空「な…なんかあんまり驚いてねえみてえだな…」

265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 21:44:54.15 ID:cpznA69rO
チチ「…薄々そんな気がしてただよ。日に日に症状さ悪くなっていくし、おら病気なんじゃないかってな。…なあ悟空さ、おら死んじまうだか?」
悟空「…」
悟空「…医者のおっちゃんが言うには、おめえの余命は後一ヶ月半くれえらしい。でも心配すんな。ぜってえオラが助けてやる!」
チチ「悟空さ…」
悟空「よーしチチ、退院すっぞ! オラが今まで闘ってた分、いっぺえ思い出つくるんだ」

267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 21:57:45.01 ID:cpznA69rO
精神と時の部屋 入所三日目
ベジータ「クックック、完璧だ…」
ベジータはスーパーサイヤ人3になると、空間に穴を開けた。
ベジータ(…気を消して出るか。これでピッコロ以外にはバレんだろう)
ベジータ(まずは…魔人ブウのところに行くか)ビュン

268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 22:00:59.88 ID:SyRZ+qHo0
なっちゃたのベジータさんwwww
やっぱ天才か……

269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 22:03:59.80 ID:cpznA69rO
シュタッ
ブウ「ん?」
ベジータ「おい魔人ブウ。貴様にやってもらいたいことがある」
ブウ「んー?どうしよっかなー」
ベジータ「貴様に拒否権はない。…受け取れ!」ポイっ
ブウ「チョコレートだ! おまえ良いやつだな。いいぞ」
ベジータ「フンッ、ちょろいもんだぜ」

270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 22:06:00.20 ID:xJLFbqyfo
ちょろすぎワロタwwwwwww

272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 22:18:35.61 ID:ZVVYrLcg0
ブルマの研究所
悟飯「やっぱりダメです…。これも細胞がズタズタになっています」
ブルマ「全然進展がないわねー。 こりゃ四、五年前に言われててもできてたかわからないわよ…」
悟飯「でも…、それでも、僕はこれを完成させなくちゃいけないんです!」
ブルマ「ふふ、そういうとこ孫くんそっくりね」
ピシュン
悟空「よお悟飯!ブルマんとこにいたのか」

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 22:35:34.03 ID:ZVVYrLcg0
ブルマ「噂をしたらすぐに来たわね…」
悟飯「どうかしたんですか?」
悟空「ああ、チチを退院させたんだ。これから一ヶ月くらいいっぺえ思い出作ろうと思ってよ。おめえにも付き合って欲しいんだ」
悟飯「でも…僕には……」
ブルマ「悟飯くん、行ってきなさい。正直今の状況じゃ何人いたって一緒よ。…後は私に任せて親孝行してきなさい」
悟飯「ブルマさん…。ありがとうございます。では行きましょう、おとうさん!」
悟空「へへっ、そうこなくっちゃよ!」

280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 22:51:30.88 ID:ZVVYrLcg0
翌日
悟空「よーし、今日はピクニックに行くぞ」
悟天「わーい!僕家族全員でピクニックなんて初めてだよ」
チチ「悟天ちゃんが産まれたとき悟空さいなかったもんな。もうこんなに大きくなっちまっただな…」グスッ
悟飯「お、おかあさん…」
悟空「ハハッ、泣くなよチチ。よしおめえら、チチの車椅子を持て。舞空術で飛んで行くぞ」

285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 23:09:46.02 ID:ZVVYrLcg0
チチ「わあー、綺麗なところだべ!」
悟飯「みんなで写真撮りましょう。ビーデルさんに借りてきたんです」
悟空「おー!悟飯、気が利くじゃねえか」
悟飯「よし、タイマーセットして…」
悟天「にいちゃん早く早く!」
カシャ

286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 23:26:48.73 ID:ZVVYrLcg0
悟天「おとうさん、僕おなかぺこぺこだよ」
悟空「じゃあ飯にすっか!オラちゃんと弁当つくってきたぞ」
チチ「ふふ、悟空さ主婦みたいになっちまっだな。もうおらより料理できるかもしれねえな」
悟天「僕はおかあさんの料理の方が好きだよ!」
チチ「…そうか、また今度作ってやるだよ!」

287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 23:47:20.21 ID:ZVVYrLcg0
ベジータ「はあっ、はあっ、くそったれ!手も足も出なかったぜ…」
ブウ「お前変わってるな。あんな遊び意味あるのか?」
ベジータ「…さあな。事態は俺が考えうる最悪の状況かもしれん…」
ベジータ「おい魔人ブウ。もう一度たのむぜ」ポイっ
ブウ「ははっ、任せろ」パクッ

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/21(木) 23:56:02.84 ID:ZVVYrLcg0
ヤムチャ「ブルマ、俺にも何か手伝わせてくれ」
ブルマ「そうねー、顕微鏡でここらへんにあるやつを覗いていってくれる? この写真通りに細胞が並んでいたら教えて!」
ヤムチャ「わかった!」

ヤムチャ「ん? これ全部並んでるんじゃないか?ブルマー!」
ブルマ「どれどれ…うわ!ホントだわ!

ヤムチャ「こ、これでチチさんは助かるのか?」
ブルマ「まだ全然だめよ。やっとファーストステージに立てたってとこね…」

293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/22(金) 00:04:40.55 ID:i//GPF6W0
クリリン「せい!とりゃ!」
亀仙人「ほい、ほい、ほい!っと」
クリリン「…悟空相手に修行して意味ありますかね?」
亀仙人「…信じよう。やった分だけ僅かながら可能性は上がってゆくはずじゃ」
亀仙人「それにしてもクリリン。おぬしにはやはり坊主姿の方が似合っておるな」
クリリン「ちぇっ、気にいってたんだけどな…。フサフサの髪」

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