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ブルマ「ついにホイポイカプセルの封印を解くときがやって来たわね…」

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Part1
1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 00:40:41.78 ID:LjfPrVJf0
悟飯、クリリン、ブルマの3人はサイヤ人の戦闘で死んだ仲間たちを生き返らせるため、ドラゴンボールを求めてナメック星にやってきていた…。
到着早々、フリーザの手下に宇宙船を壊されたブルマたちは地球に帰ることが出来なくなってしまう…。
悟飯とクリリンはドラゴンボールを集めに向かった集落で、フリーザたちの虐殺行為を目の当たりにする…。
集落からデンデを救い出した悟飯とクリリンはブルマの元へと帰ってきていた…。

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 00:47:08.22 ID:LjfPrVJf0
悟飯「まさかあんなに恐ろしい気を持つ奴がこんなところにいるとは思いませんでしたよ…」
クリリン「…ああ、ベジータなんかの比じゃない…。それにあいつの側にいた2人だって相当な実力の持ち主だ…。俺たちの力じゃとても敵いそうにない…」
ブルマ「な、なによ!そいつらそんなに強いっていう訳!?」
クリリン「多分、悟空ですら歯が立たないだろうよ…」
悟飯「残念ながら僕もそう思います…実力が違いすぎます」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 01:02:32.55 ID:LjfPrVJf0
ブルマ「…しょうがないわね。パパから絶対にやるなって言われてるんだけど…。」
クリリン「ブルマさん、何か秘策あるんスか?」
ブルマ「…ええ、地球じゃ絶対やらないけど」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 02:16:27.08 ID:LjfPrVJf0
ブルマ「私のパパが開発したこのホイポイカプセル、みんなも知ってるわよね」
悟飯「はい、もちろんですよ!」
クリリン「これのおかげで世界の常識は大きく変わったんだよなぁ…ってホイポイカプセルと何の関係があるんスか?」
ブルマ「質量とエネルギーの関係って知ってるかしら。すべての物質はエネルギーを持っていて、同じ量の物質でも熱を持っていたり光を放っていたりしてエネルギーを放出していると、そっちの方が小さくなっているの」
ブルマ「詳しい仕組みはわたしもちゃんとパパから聞いたことが無いんだけど、ホイポイカプセルはこの原理をもとに発明したって言っていたわ」
ブルマ「で、ここからが重要なんだけど…カプセルに入ってるものが小さくなる過程でエネルギーが放出されるの、そのエネルギーはカプセルの中に閉じ込められたままになるわ」
ブルマ「大きい物だと小さくするためにそれだけエネルギーが放出されるようになるわ、だからうちでもあまりにも大きすぎるもののカプセル化は危険だから行っていないの」
ブルマ「それでね、普段カプセルには物が小さくなりすぎないようにリミッターがかけられているの、でもこれを解けば物は限りなく小さくなっていくわ」
ブルマ「そして凝縮されたエネルギーが限界を迎えたとき、カプセルが大爆発を起こすの…」
クリリン「なんだかヤバそうッスね…ブルマさん、それ試してみたことあるんスか?」
ブルマ「いえ、ないわ…でもパパが言うには国を滅ぼすほどの危険がある…って」
ブルマ「私が小さい頃、カプセルをいじって遊んでたら偶然リミッターを解除するコードを見つけてね…。それをパパに見つかったら『西の都を吹き飛ばすつもりか!』ってものすごい剣幕で怒られたわ、あの温厚なパパがあんなに怖かったのは後にも先にもそれっきりよ」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 02:59:14.55 ID:LjfPrVJf0
クリリン「なるほど…これは期待できそうだ」
悟飯「クリリンさん!さっき僕たちを追いかけてきたあのピンクの奴、まださっきの集落に帰ってないみたいですよ!!」
クリリン「よし!あいつから片付けよう!!ブルマさん、それ用意できますか?」
ブルマ「任せて!すぐにでも容易出来るわ!」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 03:11:20.23 ID:LjfPrVJf0
ブルマ「これがカプセルのリミッターを外すリモコンよ」
ブルマ「リモコンを押してから約3秒後、限界点に到達…爆発するわ」
ブルマ「いい?どれだけの規模の爆発が起こるか私にも分からないわ!ボタンを押したら出来るだけ遠くに逃げるのよ!!」
悟飯「分かりました!」
クリリン「よし、行ってきます!」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 03:33:55.54 ID:LjfPrVJf0
ドドリア「チビ共め…クソッ…どこに行きやがった…」
クリリン「おい!お前!」
悟飯「さっきはよくも罪もない人たちを殺したな!!」
ドドリア「おっ!まさかそっちからやってきてくれるとは思いもしなかったぜ…!さぁて、どっちからミンチにしてやろうか…」
クリリン「(悟飯!手筈通り頼むぞ!)」
悟飯「(はい!)」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 03:38:14.15 ID:LjfPrVJf0
クリリン「太陽拳ッ!!!」
カッ
ドドリア「うわぁ~!!目が!!目が!!クソッ、またやりやがったな!!」
クリリン「くらえっ!!」ポイッ
クリリン「悟飯っいまだ!」
悟飯「はい!」ポチッ
クリリン「逃げるぞ!!!!」ビュンッ
悟飯「1、2、…」
悟飯「3!!」
カッ
ドォォォォォォォォォォン…
ゴゴゴゴゴゴゴ…
悟飯/クリリン「うわあああああああああああああああ…」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 04:01:20.71 ID:LjfPrVJf0
クリリン「うっ、うーん…」
悟飯「あ、危なかった…」
クリリン「!!これは…」
クリリンたちの眼前には直径数キロはあろうかという巨大なクレーターが広がっていた。
爆発の中心で巻き込まれたドドリアは跡形もなく消え去っていた。
クリリン「…!!奴の気は感じられないぞ!!」
悟飯「クリリンさん!やりましたね!!」
クリリン「ああ!!いったんブルマさんところに戻ろう!」ビュンッ
ベジータ「ドドリアの野郎が一瞬で…!!な、なにをしやがったあいつら…!!」
ベジータ「探りに行かねばなるまい…!!」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 04:09:22.12 ID:LjfPrVJf0
フリーザ「…!!」
ザーボン「フリーザ様…どうなさいましたか?」
フリーザ「スカウターからドドリアさんの反応が消えました…。」
ザーボン「なっ!!あいつが倒されるだなんて!?さっき逃げた2人組にやられたのでしょうか?」
フリーザ「いえ…スカウターにはそのような強い戦闘力を持つ者は見当たりません…。」
フリーザ「ザーボンさん、すみませんがドドリアさんの反応が途絶えた地点の様子を見てきていただけませんか?」
ザーボン「は、はい!かしこまりました!!」ビュンッ

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 04:17:40.03 ID:LjfPrVJf0
クリリン「ブルマさーん!!やりましたよ!!」
ブルマ「あ、あんたたち無事だったのね!!良かったわ。」
ブルマ「もしこんなところに置き去りにされちゃったらたまったもんじゃないわよ」
クリリン「あ、俺らの心配じゃないんスね」
ブルマ「それはそうと、カプセル爆弾の威力はどうだったの?」
悟飯「破壊力バツグンでしたよ!!」
クリリン「もう少しで僕たちまで跡形もなくなるところでしたけどね」
ブルマ「あはは…」
ベジータ「おっと、おしゃべりはそこまでにしてもらおうか」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 04:44:00.30 ID:LjfPrVJf0
クリリン「ベ、ベジータ!!なんでこんなところに!!」
ベジータ「ふん、俺もこの星のドラゴンボールを求めてやってきてたってわけだ」
ベジータ「カカロットの奴はいないみたいだな?」
悟飯「お、お父さんはまだ病院で治療中だ!!」
ベジータ「ハハッ!!地球の医療技術はそんなものか!それでお前らザコがやってきてるってわけだ!」
クリリン「くっ…!」
ベジータ「ところで…さっきドドリアを始末したようだが…お前らザコがどんなトリックを使いやがったんだ?」
ベジータ「おとなしくしゃべれば命だけは助けてやってもいいぞ」
悟飯「(クリリンさん…!やっちゃいますか…?)」
クリリン「(くそっ…ブルマさんもいるし…危険だがここは一か八か…)」
クリリン「太陽…」
ベジータ「おっと!残念だったな!目くらましは食らわんぞ!」
悟飯「そ、そんな…」
クリリン「くっ…万事休すか…」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 05:03:39.64 ID:LjfPrVJf0
ザーボン「この辺りか…なっ!なんだこの巨大な穴は…!!」
ザーボン「いったい何が起きたというんだ…」
ベジータ「(…むっ!ザーボンの野郎がさっきの場所まで来てやがるぞ)」
ベジータ「(フリーザは…一緒じゃないな。今がチャンスだ!)」
ベジータ「おい、お前ら。ここで待ってやがれ」
クリリン「へ?」
ベジータ「逃げたらただじゃおかないぞ!わかったな!」ビュンッ
悟飯「行っちゃいましたね…クリリンさん、逃げますか??」
クリリン「…いや、あいつ俺らが気付かないうちにここにやってきただろ?どうやら気を消すことを覚えたみたいだ。おそらく気を読むのも出来るだろう…」
クリリン「俺たち2人が気を消したとしてもブルマさんの気で居場所がわかってしまう…」
悟飯「じゃ、じゃあどうすれば…」
クリリン「とりあえず、ベジータを追いかけよう。俺らを放置してまで行くようなことだ、きっと重要なことに違いない」
悟飯「は、はいっ!」ビュンッ
ブルマ「ちょ、ちょっとあんたたちー!!置いてかないでよー!!」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 05:21:55.57 ID:LjfPrVJf0
ザーボン「こ、これは何が起こっているのかわからんが…とりあえずフリーザ様に報告せねば…」
ベジータ「よう、ザーボンさんよぉ…」
ザーボン「なっ!ベジータ!」
ザーボン「まさかドドリアは貴様が…!!」
ベジータ「へっ、さあどうだろうな…」
ザーボン「クッ…、貴様、猿の分際で…!!」
ベジータ「来いよザーボン!!木っ端微塵にしてやるぞ!!」
ドガッバキッドガッバキッ ズドドドドドドドド
ベジータ「ははははは!!どうしたザーボンさんよぉ!!」
ザーボン「くっ、まさかベジータがここまで戦闘力を上げているとは…」
ザーボン「変身せざるを得まい!!」ドン
ベジータ「!!こ、これは…」
ザーボン「さぁて、反撃開始だ!」
ドガッバキッドガッバキッ ズドドドドドドドド
ベジータ「ぐ、ぐはっ…」
ベジータ「まさかこれほどまでとは…こ、このままではやられる…!!」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 05:47:06.57 ID:LjfPrVJf0
クリリン「あの集落にいた緑髪、変身してから恐ろしい強さになっちまったな」
悟飯「クリリンさん!このままだとベジータが負けますよ!」
クリリン「ああ…」
クリリン「(ベジータは地球の仲間を殺しにやってきた…、そんな奴を助ける義理なんてないはずだ…)」
クリリン「(だけど悟空はベジータの奴が地球から逃げようとするとき、俺にとどめをさすのをやめるように言った!どうにもそれが心に引っかかるんだ…)」
ザーボン「これで終わりだベジータァ!!消え失せろぉぉぉ!!」
クリリン「あー!!もうどうにでもなれ!!悟飯、リモコン頼んだぞ!!」
悟飯「あっ!クリリンさーん!!」
ベジータ「クッ…」
バッ
クリリン「太陽拳ッ!!!」
カッ
ザーボン「!!!!あああああああああああっ!!!目が!!目が!!」
クリリン「それっ!!サービスで3発だっ!!」ポイッ
ベジータ「おい!なぜ…!!」
クリリン「説明は後だ!!逃げるぞ!!」
ポチッ
悟飯「押しました!!早く!!」
カッ
ドォォォォォォォォォォン…
ゴゴゴゴゴゴゴ…
ベジータ/クリリン「うわああああああああああああああああ…」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 06:17:12.12 ID:LjfPrVJf0
悟飯「クリリンさーん!!大丈夫ですか!!」
クリリン「いてて…」
ベジータ「…なっ!ザーボンの気がなくなってやがる!!」
ベジータ「おいハゲ頭!貴様いったいどういうつもりなんだ!!どうして俺を助けたりなんかしたんだ!」
クリリン「…ベジータ!俺たちに協力してくれ!」
ベジータ「なんだと!?貴様ふざけているのか!?」
悟飯「クリリンさん、それは…」
クリリン「ふざけてなんかいないさ!お前、さっきの緑髪と戦ってたってことは奴らの敵なんだろ?」
クリリン「ドラゴンボールを集めるためにはあの変な乗り物に乗った奴を倒さないといけない!!お前の力を借りたいんだ!!」
クリリン「さっきの緑髪に敵わねえようじゃその変な乗り物に乗った奴もお前じゃ倒せねえだろ?」
ベジータ「くっ…」
クリリン「それに悟空の奴とまだ戦ってねえだろ?あいつと戦わねえままでいいのかよ?」
ベジータ「ふん…地球人というのは本当におかしな連中だ…」
ベジータ「しょうがない…ついていってや…!!ぐはっ…!!」
クリリン「!おいベジータ!!出血がひどい!悟飯、デンデの所に運ぶぞ!!」
悟飯「は、はい!!」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 06:38:36.22 ID:LjfPrVJf0
クリリン「デンデ!こいつを治してやってくれ!」
デンデ「あ、は、はい!!」
ムクッ
ベジータ「ど、どういうことだ!傷が勝手に…!?」
ブルマ「ちょっと!あんたたちどういうことなのよ!!これベジータじゃないの!?」
ベジータ「なっ!俺をこれ扱いだと!?女、調子に乗るなよ!!」
ブルマ「は~?あんた助けられておいてそんな態度取るの!?」
ブルマ「それにね!わたしは“女”じゃなくて“ブルマ”って名前があるの!!ちゃんと名前で呼んでくれるかしら!?」
ベジータ「な、なんだこいつは…」
ベジータ「(だがこういう気が強い女、嫌いじゃないぞ…!!気の強い女しかいないサイヤ人の血が、俺の中に流れるサイヤ人の血がそうさせるのか…!?)」
ブルマ「あ、そういえばあんたたち、ごはん作ってたんだけど食べる?」
クリリン「ブルマさん、流石!気が利きますね!!」
悟飯「僕もお腹ペコペコでしたよ~!!」
ブルマ「ベジータだっけ?あんたも食べてったら?」
ベジータ「なっ!この俺に軽々しく食事の誘いだと…!?」
ベジータ「ふ、ふん…しょうがない…食べてってやるとしよう…」
ベジータ「(クッ…初めて人間型の女に優しくされたせいか、つい誘いに乗ってしまった…)」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 07:05:15.10 ID:LjfPrVJf0
クリリン「なぁ、教えてくれ。あの変な乗り物に乗ってた奴は何なんだ?」
ベジータ「…奴の名前はフリーザ。宇宙の帝王なんて呼ばれてやがる。俺たちサイヤ人にも命令していろんな星を征服させてやがった嫌な野郎だ。」
ベジータ「どれぐらい強いのか正直見当もつかん、だが側近のドドリア・ザーボンとは比べ物にならんことはお前らも感じてわかっているだろう」
クリリン「…ああ。」
ベジータ「…ところで、ザーボンとドドリアをやりやがったあの爆発についてなんだが、お前らいったいどんな兵器をもってやがるんだ?」
ブルマ「ふっふっふ…!これよ!!」バッ
ベジータ「なっ!どうして貴様が話に入ってくるんだおん…ブ、ブルマ!!」
ブルマ「なによ!!わたしが発明したようなもんなんだから一番詳しいわたしが説明するのが一番でしょ!!」
ベジータ「わ、わかった。説明しろ!!」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 10:20:27.37 ID:LjfPrVJf0
ブルマ「…というわけよ、すごいでしょ?」
ベジータ「そ、そんな技術が地球に…ツフル人も持っていなかった技術だぞ…!!」
ベジータ「…たしかにすごいと認めよう。だが、あの爆発でもってしてもおそらくフリーザの野郎を倒すことは出来んぞ…」
悟飯「そ、そんな…」
クリリン「そ、そうか…クソッ…!!」
ブルマ「そのフリーザって奴、そ、そんなに強いっていうの…?」
ベジータ「…だが、方法が無いっていう訳でもない」
フリーザ「ザーボンさん遅いですね…」
フリーザ「反応が無い、ということはまさか…」
フリーザ「全くどいつもこいつも役立たずばかりですねえ…」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 10:23:55.82 ID:LjfPrVJf0
ベジータ「奴の宇宙船の近くまでやってきたぞ…」
ベジータ「いいか!まずはフリーザにばれないよう、部下共を始末する!」
ベジータ「部下とはいえ貴様らがすぐ倒せるような相手ではない!俺が奴らを始末している間、貴様らにはドラゴンボールを盗み出してもらうぞ!!」
クリリン「おう!」
悟飯「はい!」
クリリン「(おい、悟飯…!!ここには4つのドラゴンボールがある!!ちょっと大変かもしれないが、一人でブルマさん所まで持って行ってくれないか?)」
悟飯「(え!僕、残らなくてもいいんですか!?クリリンさんはどうするんです?)」
クリリン「(ベジータが改心したとはまだ思えない。俺らが戦ってる間に残りのドラゴンボールを集めてほしいんだ!そして早く地球のみんなを生き返させてやってくれ!)」
悟飯「(わ、わかりました!)」ビュンッ
悟飯「ブルマさん所には1個、今持ってる4個、残り2個を見つけなくちゃいけない…!!急がなきゃ!!」ビューン


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/03(日) 11:44:16.61 ID:LjfPrVJf0
~~少し前~~
ベジータ「貴様らのもつカプセル爆弾、たしかにすさまじい威力だ」
ベジータ「しかし、奴にはおそらく効かないだろう」
ベジータ「…では、体内で爆発させるならどうだ?」
クリリン「!!」
ベジータ「さすがのフリーザとて内臓までは鍛えられていまい、これほどの小型爆弾なら奴の隙をついて口からねじ込むくらい出来るだろう」
ベジータ「計画の大筋はこうだ、まず最初に手下共の掃除、ドラゴンボールの回収をする。」
ベジータ「次にフリーザだが、ハゲ頭!お前の技を2つ使う!」
ベジータ「まずは目くらましだ、幸いあいつにも目はついてるからな…」
ベジータ「その次に俺が奴の口の中にそのカプセル爆弾を突っ込む!!おい!そのカプセルはいくつあるんだ!!」
ブルマ「10個は使えるわよ」
ベジータ「よし、それをまとめて塊にしろ!それだけあればどうにかなりそうだ」
ベジータ「そして最後だが…貴様が地球でナッパに向かって放った技…あれは同時に何発撃てるんだ」
クリリン「気円斬のことか?同時には2発までだが…」
ベジータ「それを奴の首と腹をめがけて投げろ!!これで奴も死ぬはずだ!!」
クリリン「えっ…それじゃ俺が太陽拳やってからすぐに気円斬やった方がいいんじゃ…カプセルを口に突っ込むの必要か?」
ベジータ「…貴様レベルの攻撃が傷一つ負っていないフリーザ相手に通ると思っているのか?奴はナッパとは違うんだぞ!!」
クリリン「わ、わかった!!やってやるさ!!」

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