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新一「工藤新一、殺人犯さ」

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Part2
38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:28:15.794 ID:CrUvUjbY0
蘭「新一!」
新一「蘭!?おまっどうしてここに?」
歩美「元太君が呼ぼうって言ったの」
歩美「コナン君きっと蘭さんのこと心配すると思って…というか呼ばないと蘭さん怖いし…」
新一「そうか…サンキュな」
歩美「じゃあ私たち哀ちゃんのところに行くから…」
新一「ああ、俺も後から行くよ…」
蘭「新一…博士が死んだって本当?」

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:29:18.848 ID:CrUvUjbY0
新一「蘭…」
蘭「しかも、哀ちゃんが刺したって…」
新一「ああ…」
蘭「そんな…」
新一「もうわけわかんねえよ…灰原が殺人犯で博士が変態で光彦(笑)は光彦(笑)…」
蘭「新一…」
新一「しかも事件は簡単だし、俺が出る幕ねえじゃねえか…ふざけんなよ…」

40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:29:57.266 ID:CrUvUjbY0
蘭「新一…落ち着いて」
ギュッ
新一「蘭…」
蘭「…」
新一「…お前、いい匂いするな」
蘭「ば、バカ!こんな時に何言ってんのよ!///」
新一「へへへっ」

41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:30:35.090 ID:CrUvUjbY0
蘭「とりあえず私はもう帰るね…」
新一「そっかパートわざわざ抜け出してくれたんだな…ありがとよ」
蘭「どういたしまして」
新一「さて…」
ガラッ
新一「灰原…」
灰原「工藤君…」

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:31:18.946 ID:CrUvUjbY0
新一「お前はやって…ねえよな」
灰原「ええ」
新一「だよな、安心したぜ。やっぱ灰原は変わってねえ」
新一「じゃあ早速聞かせてくれないか?」
新一「お前の知ってることをさ」


43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:32:05.481 ID:dxjU+Taz0
時間の流れって怖いな…

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:32:16.761 ID:CrUvUjbY0
灰原「私が日課の散歩から帰ると博士が倒れていたの」
新一「お前散歩が日課だったのか?」
灰原「ええ。この時間は博士がオナニーし始めるからね」
灰原「近所の人はみんな知ってると思うわよ」
新一(俺は知らなかったぜ)
灰原「それで駆け寄ってみると、博士が刺されていて…」

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:33:46.661 ID:CrUvUjbY0
歩美「刺されたんだ…知らなかった」
元太「ああ…でももしそうならおかしくねえか?」
歩美「そ、そうだよね」
新一「どこがだ?」
歩美「だってあんなデブを刺せるなんて…」
元太「犯人は男なんじゃないか?少なくとも灰原には無理だ」
新一「いや背中を刺せばいいだけだろ…」

46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:34:23.837 ID:CrUvUjbY0
灰原「刺されていたのは背中だったわ…」
歩美「そっか…じゃあそれで哀ちゃんの無実を証明することはできないね…」
灰原「そして警察に電話しようとしたら後ろからいきなり…」
新一「気絶させられたのか…」
灰原「多分…あとはあなたたちが来るまでそこで倒れていたわ…」

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:35:07.313 ID:CrUvUjbY0
新一「ふむ…」
歩美「どう?コナン君。犯人分かりそう?」
元太「いくらコナンでもこんな早くは無理だろ」
新一「まあ一つはっきりしてることはあるな」
元太「なんだ?」
新一「灰原は犯人じゃない、真犯人は別にいる」
歩美「…」
新一(そうじゃないと面白くないしな)
灰原「工藤君…」

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:36:26.626 ID:CrUvUjbY0
灰原「ありがとう。あなたが味方なら心強いわ」
新一「心配すんなって。ぜってー事件解いてやるよ」
灰原「ふっ…あなたも変わってないのね」
歩美「…」
ガラッ
高木「おいそろそろ出ろよガキどもwwwあっもうガキじゃなかったかサーセンwwwwwwwww」
新一「死ねよ(すみません高木刑事)」

49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:37:19.203 ID:CrUvUjbY0
新一「ただいま…」
蘭「お帰りなさい新一。哀ちゃん大丈夫だった?」
新一「ああ…まだ事件の謎は解けてないが…」
新一「灰原は絶対に犯人じゃない」
蘭「…ふーん」
蘭「随分信頼してるんだね、哀ちゃんのこと…」

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:37:58.900 ID:CrUvUjbY0
新一(やべ!)
新一「ば、バーロー仲間なんだから当たり前だろ?仲間なんだから」
新一「蘭が同じ目にあっても絶対同じように…いや、今以上必死になって助けるさ」
新一「蘭は俺の嫁さんなんだしよ…///」
蘭「そう?///」
蘭「ふんふんふーん♪」
新一(機嫌直ったか…)

51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:39:01.293 ID:CrUvUjbY0
蘭「そうだ、留守録すごいことになってたよ」
新一「また服部か?チッめんどくせえな」
蘭「そんなこと言わないで…新一が今まで散々苦しめられたのもわかるけど…」
蘭「きっと服部君寂しいのよ。和葉ちゃんが佐藤刑事に感化されて外国に行っちゃって」
新一「性転換手術したからな…あの時はさすがの俺もびっくりしたぜ…」

52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:39:35.939 ID:vBzmVLGC0
和葉何やってんだよ…

53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:39:40.627 ID:CrUvUjbY0
新一「そのせいで高木刑事も壊れたし…」
蘭「えっ?そうなの?」
新一「ああ、昼間会ったんだよ。別人になってたぜ…」
蘭「そう…でも仕方ないよ。私も新一が女になったらって考えると…ううっ」
新一「そうだよな…そろそろ話くらい聞いてやるか…」
ピッ
服部『なぁくどぉ…元気か…』

54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:40:17.991 ID:vBzmVLGC0
高木刑事がおかしい原因もそれかよ…

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:40:44.414 ID:CrUvUjbY0
服部『なぁくどぉ…最近事件起きへんなあ…』
服部『なぁくどぉ…あの頃みたいに推理勝負したいな…』
服部『なぁくどぉ…事件起きて欲しいなぁ…』
服部『なぁくどぉ…寂しいんや…』
服部『なぁくどぉ…何色のパンツ穿いとるんや…』
新一「やっぱキモいな…」

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:40:51.182 ID:dxjU+Taz0
クソワロタ

57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:41:43.975 ID:CrUvUjbY0
服部『なぁくどぉ…お話ししようや…』
服部『なぁくどぉ…あのじーさんとはまだ仲ええんか…?』
新一(博士のことか…)
服部『あのじーさんには気をつけたほうがええで…』
服部『くどぉとセックスしたがっとるからな…』
新一(おいおいマジかよ…)


58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:42:42.927 ID:vBzmVLGC0
服部が1番アレやな…

59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:42:58.673 ID:CrUvUjbY0
服部『そういえばくどぉはちっこいねーちゃんとも仲良かったなぁ…』
服部『なぁくどぉ…俺ずっとあのねーちゃんに嫉妬してたんやでぇ…』
蘭「…」
新一(オイオイ蘭の前でそんなこと言うなよ…)
服部『まあくどぉには工藤んとこのねーちゃんがおるけどな…』
新一(誰だ…ああ、蘭のことか…分かりにくいな…)

60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:44:28.368 ID:CrUvUjbY0
新一「これが最後のメッセージか」
ピッ
服部『なぁくどぉ…今からそっち行くからな』
新一「!」ゾワワッ
新一(な、なんだこの悪寒は…)
蘭「…ねえ服部君、もう東京に来てないとおかしいんじゃない?これ昨日のメッセージだし」
新一「ああ。だがまだ奴はここに着いていないし連絡もない」
蘭「ねえ、新一…私今すごいこと想像しちゃったんだけど…」
新一「…奇遇だな、俺もだよ」

61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:45:50.041 ID:CrUvUjbY0
新一(服部は俺と同じく推理バカだ)
新一(今の平和な世の中は耐え難いだろう)
新一(実際事件が起きて欲しいと言っている)
新一(おまけに俺と違って支えてくれる人がいない)
新一(俺もずっと服部を無視してたしな…)
新一(そして何より今日既に東京に着いているはずなのにここに来ていない。連絡もない)
新一(しかもこのメッセージだと博士と灰原を恨んでいるともとれる…)
新一「まさか…」

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:47:11.110 ID:CrUvUjbY0
新一「蘭。俺、今から服部を探してくる」
蘭「えっ危ないよ新一…」
新一「バーロー。探偵に危険はつきものさ」
蘭「警察に連絡したほうがいいよ」
新一「まだ服部が犯人と決まったわけじゃねえ」
蘭「…私も探すの手伝う!」
新一「いや蘭はここにいてくれ。もしかしたら服部が来るかもしれねえし」
新一「服部が来たらすぐ俺に連絡しろ。絶対ドアを開けるなよ」
新一「もし無理やり開けられそうになったらその時は警察に連絡しろ」
蘭「…」

63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:47:54.427 ID:CrUvUjbY0
新一「ふぅ…とは言ってもどこを探せばいいんだ…」
新一「服部は俺を探してるはずだ…まず俺が行きそうなところに…」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪
新一「ん?携帯が…まさか蘭からか!?」
新一「もしもし」
新一「なんだ警部か…えっ!服部が!?」
新一「今どこですか!すぐ行きます!」

64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:48:15.764 ID:U8KdMfCq0
怖い

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:49:14.535 ID:CrUvUjbY0
目暮「工藤君…」
新一「服部?服部!!」
新一「なんでだよ…なんで死んじゃってんだよ…」
新一「ちくしょう!わけわかんねえよ!」
目暮「工藤君!落ち着いてくれたまえ…!」
新一「……すみません」
目暮「これが彼の遺書だよ…」
新一「……」

68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:50:43.049 ID:CrUvUjbY0
新一「工藤へ…あのじーさんは俺がやったんや。すまんな」
新一「工藤のケツ穴狙っとんのが許せんかった…だから殺してついでにあのちっこいねーちゃんに罪着せたんや」
新一「ねーちゃんは工藤と通じ合ってるようで許せんかったからな」
新一「ほんまは毛利んとこのねーちゃんを殺そうかと思ったけど和葉がおらん苦しみは分かっとるから」
新一「だからあえてあの2人を選んだんや。でもあかんかった。もう罪の意識に耐えきれへん」
新一「ごめんな工藤…服部平次」
新一「服部……」
高木「ホモの嫉妬きもすぎwwwwwwwww」

69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:51:24.212 ID:CrUvUjbY0
新一「…この遺書はパソコンで書いてあります。まだ服部が書いたと決まったわけじゃ…」
目暮「ああ、しかし…蘭君から連絡があったよ」
目暮「君のところにきた服部君からの電話も全て調べさせてもらった」
新一「蘭のやつ…警察に言うなって言ったのに…」
目暮「君のことを心配していたのだろう…」
新一「くそっ!」ダン!

70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:52:30.745 ID:CrUvUjbY0
新一「ただいま…」
蘭「お帰りなさい新一…ごめんね勝手なことして…」
新一「いいんだ。俺のこと心配してくれたんだろ?」
蘭「うん…だけど…」
新一「ごめん、疲れたからもう寝るよ…」
蘭「…」

71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/04/28(木) 01:53:41.970 ID:CrUvUjbY0
新一(くそ…事件が起きて欲しいとは思ってたがこんな…こんなこと…)
新一(なんでだよ服部…!)
新一(灰原や博士を苦しめて…しかも蘭まで…!)
新一(ん…?蘭…?)
新一(なんだ?何かわからないけどあの遺書、違和感がある…)
新一(いやちょっと待てよ…よく考えたらあの時…それにあの時も…)
新一「そうか…」
新一「そういうことだったのか!」

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