一護「強くてニューゲーム…だと…」
Part8
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:52:29.90 ID:GupXuMqQ0
夜
〜浦原と夜一訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:57:52.34 ID:GupXuMqQ0
一護「あいつらの目的…か…。月島さんと銀城の目的…」
一護(なんだ…何か頭が…)
一護「銀…城…」
一護(なんだ…何かが頭に流れ込んできやがる!)
「ラーメン…食うか?」
「わかんなくていーの!どうせすぐ見せるから!」
「代行証だ!!」
「お前…本当に俺の味方なのかよ…!?」
「…ようこそ、XCUTIONへ」
「謝れ」
「その想いは最初からなかった事になるから」
「貰うぜ、お前の完現術」
「胸を張って受け取れ」
「聞くな黒崎!!」
「現世に持って帰って埋めてやりてえ」
一護(なんだよこれ…記憶が。『思い出してる』んじゃねえ…これはどこからから記憶だけが『流れ込んで』くる…」
一護(俺はこんな経験してねえのに!頭に無理矢理入ってきやがる!銀城なんて俺は…俺は…)ガタガタガタ
夜一「一護…落ち着け一護!」
一護(月島…銀城…、俺…は…)ガタガタガタ
夜一「チィッ!」バキィ!
一護「がっ!?」ドシャァ
夜一「どういうことじゃ。一護と銀城との間に何がある…」
恋次「おい!何があった!?」
夜一「恋次か。一護の様子がおかしくての。少し寝かせただけだ」
恋次「…ルキアの処刑日は明日だ。大丈夫なのかよ」
夜一「今は自分の心配をしておけ。明日までに卍解を習得せねばなるんからの」
恋次「ああ、…まさかこいつが俺が具象化まで習得済みってことまで知ってるとはな」
恋次「こいつが言うには、俺は6日程度で卍解を習得したらしい」
恋次「だったらそれを1日で終わらせりゃいいだけの話だ。行くぜ蛇尾丸!!」バッ
夜一(…こちらの戦力は6人。護廷十三隊は狛村隊長に射場副隊長、東仙と3,5,9の副隊長を除いた全員)
夜一(日番谷隊長の話では副隊長の松本乱菊は今回の隊長の行動について尋問のため拘留されている可能性が高いようじゃ)
夜一(追加の戦力としては期待出来そうにない…)
夜一(そして月島と銀城、藍染と市丸がどう動くかはわからぬ)
夜一「万事上手くいくとは思えぬの」
夜一「最悪、何人かが死ぬことになるじゃろう…」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:58:39.44 ID:GupXuMqQ0
〜???〜
???「黒崎一護…少し混線したようだ…」
???「混ざった部分は消しておこう」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:59:10.82 ID:GupXuMqQ0
深夜
〜大霊書回廊〜
藍染(魂魄に内蔵された物質を取り出す方法…)
藍染(双極による処刑が阻止された場合に備えるつもりだったがそう簡単に見つかるものではないか…!?)
藍染「これは…馬鹿な!そんなことが!!」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:59:58.10 ID:GupXuMqQ0
深夜
〜???〜
京楽「封印は解けそうかい?」
浮竹「…まだ時間がかかりそうだ。明日の処刑時刻までにはなんとしてでも解くさ」
京楽「そうかい。なら僕はもう一度四十六室で処刑の取り止めを嘆願してみるよ」
浮竹「…京楽…気づいているか?」
京楽「…ああ、この処刑騒動、明らかに手引きしている誰かがいるねえ。捕縛から処刑までの短さが明らかにおかしい」
京楽「そもそも浮竹の話だとそのルキアちゃんて子が現世で殺戮行為をするようには思えない」
京楽「それにこのタイミングで現世から旅禍が瀞霊廷に侵入…」
京楽「単純に助けに来たのか、それとも旅禍にとってルキアちゃんが殺される前にしないといけない何かがあるのか…」
京楽「単純に処刑を止めただけで全てが解決する問題じゃなさそうだ」
浮竹「…恐らく瀞霊廷全てを巻き込む騒動になるだろう。旅禍の事もある。僕達も気をつけておいた方がいい」
浮竹「僕達が倒れれば…誰も朽木を助けられない」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:00:46.55 ID:GupXuMqQ0
譏取悃
〜 十一番隊隊舎〜
やちる「剣ちゃんもう平気なの?」
剣八「まあな。…行くぜやちる」
剣八「奴を叩っ斬りによォ!」
やちる「なんだか前よりも調子が良いね!剣ちゃん!」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:01:15.85 ID:GupXuMqQ0
〜???〜
月島「夜が明けてきたよ」
銀城「逸るなよ月島。昨日そこらの席官の奴に挿んだ時に聞いた情報だと処刑時間はまだ先だ」
銀城「さあ…せいぜいでかい花火を上げろよ黒崎ィ」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:01:42.54 ID:GupXuMqQ0
処刑数時間前
〜朽木邸〜
白哉「行ってくる…緋真…」バタン
白哉(私は…どうすればいい…)
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:03:39.21 ID:GupXuMqQ0
〜救護詰所〜
四番隊士「もう大丈夫ですか?雛森副隊長?」
雛森「うん、おかげでだいぶ動けるようになったよ」
四番隊士「でもまだ動かない方が…」
雛森「これ以上入院したら藍染隊長に心配かけちゃうよ。だからもう行くね」
雛森(藍染隊長…入院してる間何も連絡が無かったなあ。何かあったのかな?)
雛森(まずは藍染隊長を探さないと!)
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
四番隊士「山田七席!」
花太郎「うわあ!?な、なんですか急に!」
四番隊士「斑目三席と綾瀬川五席が部屋から消えました!」
花太郎「えええええええ!?!?」
四番隊士「部屋の状況から見て自分達で抜け出したと思われます」
花太郎「わ、わかりました。隊長と副隊長には僕から伝えておきます」
花太郎「今は重症の狛村隊長と射場副隊長の治療に専念してください」
四番隊士「はいっ!」スタスタ・・・
花太郎(まさか抜け出すなんて…。昨日の夜あの二人に脅されて瓠丸を使った時にちゃんと入院しておくように言ったのに…)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:03:55.18 ID:PlvQ8JF90
久々に面白いssに出会った
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:06:12.61 ID:GupXuMqQ0
続きはまた夜に投下します
結構読んでくれてる人がいてうれしいです
縺ィ繧翫≠縺医★蜷榊燕縺ョ繝溘せ縺ィ縺九?貂帙i縺励※縺?°縺ェ縺?→
月島さんとか出すこと考えてなかったから上手くオチつけないとなあ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 05:52:12.44 ID:3nxeftM8o
繝槭Θ繝ェ讒倥′窶ヲ
チートキャラだからね、仕方ないね
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 05:59:40.43 ID:q9X228t20
このssが面白いということは、やはりルキア奪還までのブリーチが相当面白かったんだなと再認識した
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 14:27:26.94 ID:vtaXr6npo
乙
マユリがやられるとか想像もしてなかったけどなんか事態が好転したようにしか見えないのは何故だろう
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 17:13:05.23 ID:fwo/0ZjcO
髱「逋ス縺??
強くてニューゲームなのに
一護弱いのが気になるところだが
これから暴れまくってくれるの?
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 17:43:16.95 ID:UembyPrPo
蜈?°繧牙シキ蛹悶&繧後※繧ゅ☆縺先ャ。縺ョ謨オ縺ォ繝懊さ繝懊さ縺ォ縺輔l繧倶クサ莠コ蜈ャ縺ァ縺吶@
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 19:17:40.07 ID:oX9ehNh+o
荵吶?
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:35:01.90 ID:GupXuMqQ0
ちょくちょく続きを投下していきます
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:36:46.67 ID:GupXuMqQ0
〜双極の丘〜
卯ノ花「…集まりが悪いようですね、勇音」
勇音「七番隊と十二番隊は仕方ないですけど、他の方々はあまり来られてないようですね」
卯ノ花「集まっているのは一番隊と二番隊隊長、三番隊隊長のみですね」
勇音「十一番隊はともかく他の隊長格の方々はどうなされたのでしょう……!」
白哉「…」ザッ
卯ノ花(遅かったですね朽木隊長。妹の刑の執行、心の整理はついたのでしょうか)
砕蜂「…」
砕蜂(早く来るがいい、夜一。貴様の目的は昨日旅禍から聞かせてもらった)
遐戊怩(遘√?蟆頑噴縺ィ菫。鬆シ繧定」丞?縺」縺溯イエ讒倥r窶ヲ遘√?窶ヲ)
市丸(さあこの処刑…どないなるやろなあ)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:38:46.15 ID:GupXuMqQ0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
砕蜂(来たか。さあどこから攻めて来る夜一)
ルキア「…」ザッ
白哉「…」フッ
ルキア(兄様…)
元柳斎「何か遺す言葉はあるかの?」
ルキア「…」
元柳斎「無いようじゃの。…双極を解放する」スッ
???「ううおおおおおおおおおおお!!!」
砕蜂「虚の霊圧!?空からだと!?」
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオオ!!!
市丸「ひゃあ、派手やなあ。解放前に双極壊されてもうたやん」
白哉「この霊圧の高さ…まさか卍解、いやさらに上…」
元柳斎「何奴」
一護「よお、助けに来たぜ。ルキア」ズァ
ルキア「なっ!一護…、なぜここに「歯を食いしばれよルキア!」ブン!!
ルキア「キャアアアアアアアアア!!」ビューン!!
夜一「よくやった一護!」ガシッ
砕蜂「しまった!上に気を取られ過ぎた!夜一ィ!」
夜一「ではの砕蜂!ルキアは貰って行くぞ」シュン!
砕蜂「おのれ!逃がさん!」
一護「それはこっちのセリフだぜ」ガシッ
砕蜂「貴様旅禍!邪魔を…!」
一護「おおおお!!!」ブン!
砕蜂「投げただと!?」
一護「場所を移すぜ、月牙天衝!」ゴオオオオオ!!
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:39:21.57 ID:GupXuMqQ0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
白哉「…」ザッ!
冬獅郎「行かせねえよ朽木」
白哉「日番谷隊長…、解せぬ。兄程の者が旅禍についたというのか?」
冬獅郎「そういうわけじゃねえ。俺は自分の考えで処刑を止めに来ただけだ」
白哉「そうか。では遠慮はせぬ。散れ 千本桜」
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
市丸「日番谷隊長があっち側につくとはなあ」
一心「おいおい、俺を目の前にしてよそ見とは余裕だな」
市丸「僕は別に何かしようなんて思てないで。まあゆっくりしよ」
市丸「どう転んでも藍染隊長の掌の上なんやからさ」
一心「はっ、そうかい。とにかくお前がどう言おうとこっちは信用する気はねえんだ」
市丸「…できれば戦いたくないんやけど、しゃあないなあ」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:40:01.20 ID:GupXuMqQ0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
石田「動くな、他の戦いの助太刀へは行かせない」
卯ノ花「ご心配なく。私達に戦う意思はありません」
勇音「卯ノ花隊長!?」
卯ノ花「勇音、そして旅禍の滅却師、少し話をしたいと思います」
石田「…どういうつもりだ?朽木を連れ戻す気はないということか?」
卯ノ花「今回の処刑、私も納得したわけではございません。そこで貴方がたのお話を聞く必要があると判断しました」
勇音「し、しかし卯ノ花隊長!それでは…」
卯ノ花「勇音…、貴方も来ていただけますね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
勇音「は、はい…」
卯ノ花「そうと決まればここから離れて、落ち着いて話せるところに向かいましょう」
卯ノ花「貴方もいいですね?」
石田「待て!僕はそんな手には…!」
卯ノ花「いいですね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石田「は、はい…」
卯ノ花「では着いて来てください」ザッ
石田「どうしてこんなことに…」
卯ノ花「…」スタスタ
卯ノ花「…クク」ニヤァ
夜
〜浦原と夜一訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:57:52.34 ID:GupXuMqQ0
一護「あいつらの目的…か…。月島さんと銀城の目的…」
一護(なんだ…何か頭が…)
一護「銀…城…」
一護(なんだ…何かが頭に流れ込んできやがる!)
「ラーメン…食うか?」
「わかんなくていーの!どうせすぐ見せるから!」
「代行証だ!!」
「お前…本当に俺の味方なのかよ…!?」
「…ようこそ、XCUTIONへ」
「謝れ」
「その想いは最初からなかった事になるから」
「貰うぜ、お前の完現術」
「胸を張って受け取れ」
「聞くな黒崎!!」
「現世に持って帰って埋めてやりてえ」
一護(なんだよこれ…記憶が。『思い出してる』んじゃねえ…これはどこからから記憶だけが『流れ込んで』くる…」
一護(俺はこんな経験してねえのに!頭に無理矢理入ってきやがる!銀城なんて俺は…俺は…)ガタガタガタ
夜一「一護…落ち着け一護!」
一護(月島…銀城…、俺…は…)ガタガタガタ
夜一「チィッ!」バキィ!
一護「がっ!?」ドシャァ
夜一「どういうことじゃ。一護と銀城との間に何がある…」
恋次「おい!何があった!?」
夜一「恋次か。一護の様子がおかしくての。少し寝かせただけだ」
恋次「…ルキアの処刑日は明日だ。大丈夫なのかよ」
夜一「今は自分の心配をしておけ。明日までに卍解を習得せねばなるんからの」
恋次「ああ、…まさかこいつが俺が具象化まで習得済みってことまで知ってるとはな」
恋次「こいつが言うには、俺は6日程度で卍解を習得したらしい」
恋次「だったらそれを1日で終わらせりゃいいだけの話だ。行くぜ蛇尾丸!!」バッ
夜一(…こちらの戦力は6人。護廷十三隊は狛村隊長に射場副隊長、東仙と3,5,9の副隊長を除いた全員)
夜一(日番谷隊長の話では副隊長の松本乱菊は今回の隊長の行動について尋問のため拘留されている可能性が高いようじゃ)
夜一(追加の戦力としては期待出来そうにない…)
夜一(そして月島と銀城、藍染と市丸がどう動くかはわからぬ)
夜一「万事上手くいくとは思えぬの」
夜一「最悪、何人かが死ぬことになるじゃろう…」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:58:39.44 ID:GupXuMqQ0
〜???〜
???「黒崎一護…少し混線したようだ…」
???「混ざった部分は消しておこう」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:59:10.82 ID:GupXuMqQ0
深夜
〜大霊書回廊〜
藍染(魂魄に内蔵された物質を取り出す方法…)
藍染(双極による処刑が阻止された場合に備えるつもりだったがそう簡単に見つかるものではないか…!?)
藍染「これは…馬鹿な!そんなことが!!」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 03:59:58.10 ID:GupXuMqQ0
深夜
〜???〜
京楽「封印は解けそうかい?」
浮竹「…まだ時間がかかりそうだ。明日の処刑時刻までにはなんとしてでも解くさ」
京楽「そうかい。なら僕はもう一度四十六室で処刑の取り止めを嘆願してみるよ」
浮竹「…京楽…気づいているか?」
京楽「…ああ、この処刑騒動、明らかに手引きしている誰かがいるねえ。捕縛から処刑までの短さが明らかにおかしい」
京楽「そもそも浮竹の話だとそのルキアちゃんて子が現世で殺戮行為をするようには思えない」
京楽「それにこのタイミングで現世から旅禍が瀞霊廷に侵入…」
京楽「単純に助けに来たのか、それとも旅禍にとってルキアちゃんが殺される前にしないといけない何かがあるのか…」
京楽「単純に処刑を止めただけで全てが解決する問題じゃなさそうだ」
浮竹「…恐らく瀞霊廷全てを巻き込む騒動になるだろう。旅禍の事もある。僕達も気をつけておいた方がいい」
浮竹「僕達が倒れれば…誰も朽木を助けられない」
譏取悃
〜 十一番隊隊舎〜
やちる「剣ちゃんもう平気なの?」
剣八「まあな。…行くぜやちる」
剣八「奴を叩っ斬りによォ!」
やちる「なんだか前よりも調子が良いね!剣ちゃん!」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:01:15.85 ID:GupXuMqQ0
〜???〜
月島「夜が明けてきたよ」
銀城「逸るなよ月島。昨日そこらの席官の奴に挿んだ時に聞いた情報だと処刑時間はまだ先だ」
銀城「さあ…せいぜいでかい花火を上げろよ黒崎ィ」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:01:42.54 ID:GupXuMqQ0
処刑数時間前
〜朽木邸〜
白哉「行ってくる…緋真…」バタン
白哉(私は…どうすればいい…)
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:03:39.21 ID:GupXuMqQ0
〜救護詰所〜
四番隊士「もう大丈夫ですか?雛森副隊長?」
雛森「うん、おかげでだいぶ動けるようになったよ」
四番隊士「でもまだ動かない方が…」
雛森「これ以上入院したら藍染隊長に心配かけちゃうよ。だからもう行くね」
雛森(藍染隊長…入院してる間何も連絡が無かったなあ。何かあったのかな?)
雛森(まずは藍染隊長を探さないと!)
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
四番隊士「山田七席!」
花太郎「うわあ!?な、なんですか急に!」
四番隊士「斑目三席と綾瀬川五席が部屋から消えました!」
花太郎「えええええええ!?!?」
四番隊士「部屋の状況から見て自分達で抜け出したと思われます」
花太郎「わ、わかりました。隊長と副隊長には僕から伝えておきます」
花太郎「今は重症の狛村隊長と射場副隊長の治療に専念してください」
四番隊士「はいっ!」スタスタ・・・
花太郎(まさか抜け出すなんて…。昨日の夜あの二人に脅されて瓠丸を使った時にちゃんと入院しておくように言ったのに…)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:03:55.18 ID:PlvQ8JF90
久々に面白いssに出会った
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 04:06:12.61 ID:GupXuMqQ0
続きはまた夜に投下します
結構読んでくれてる人がいてうれしいです
縺ィ繧翫≠縺医★蜷榊燕縺ョ繝溘せ縺ィ縺九?貂帙i縺励※縺?°縺ェ縺?→
月島さんとか出すこと考えてなかったから上手くオチつけないとなあ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 05:52:12.44 ID:3nxeftM8o
繝槭Θ繝ェ讒倥′窶ヲ
チートキャラだからね、仕方ないね
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 05:59:40.43 ID:q9X228t20
このssが面白いということは、やはりルキア奪還までのブリーチが相当面白かったんだなと再認識した
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 14:27:26.94 ID:vtaXr6npo
乙
マユリがやられるとか想像もしてなかったけどなんか事態が好転したようにしか見えないのは何故だろう
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 17:13:05.23 ID:fwo/0ZjcO
髱「逋ス縺??
強くてニューゲームなのに
一護弱いのが気になるところだが
これから暴れまくってくれるの?
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 17:43:16.95 ID:UembyPrPo
蜈?°繧牙シキ蛹悶&繧後※繧ゅ☆縺先ャ。縺ョ謨オ縺ォ繝懊さ繝懊さ縺ォ縺輔l繧倶クサ莠コ蜈ャ縺ァ縺吶@
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 19:17:40.07 ID:oX9ehNh+o
荵吶?
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:35:01.90 ID:GupXuMqQ0
ちょくちょく続きを投下していきます
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:36:46.67 ID:GupXuMqQ0
〜双極の丘〜
卯ノ花「…集まりが悪いようですね、勇音」
勇音「七番隊と十二番隊は仕方ないですけど、他の方々はあまり来られてないようですね」
卯ノ花「集まっているのは一番隊と二番隊隊長、三番隊隊長のみですね」
勇音「十一番隊はともかく他の隊長格の方々はどうなされたのでしょう……!」
白哉「…」ザッ
卯ノ花(遅かったですね朽木隊長。妹の刑の執行、心の整理はついたのでしょうか)
砕蜂「…」
砕蜂(早く来るがいい、夜一。貴様の目的は昨日旅禍から聞かせてもらった)
遐戊怩(遘√?蟆頑噴縺ィ菫。鬆シ繧定」丞?縺」縺溯イエ讒倥r窶ヲ遘√?窶ヲ)
市丸(さあこの処刑…どないなるやろなあ)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:38:46.15 ID:GupXuMqQ0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
砕蜂(来たか。さあどこから攻めて来る夜一)
ルキア「…」ザッ
白哉「…」フッ
ルキア(兄様…)
元柳斎「何か遺す言葉はあるかの?」
ルキア「…」
元柳斎「無いようじゃの。…双極を解放する」スッ
???「ううおおおおおおおおおおお!!!」
砕蜂「虚の霊圧!?空からだと!?」
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオオ!!!
市丸「ひゃあ、派手やなあ。解放前に双極壊されてもうたやん」
白哉「この霊圧の高さ…まさか卍解、いやさらに上…」
元柳斎「何奴」
一護「よお、助けに来たぜ。ルキア」ズァ
ルキア「なっ!一護…、なぜここに「歯を食いしばれよルキア!」ブン!!
ルキア「キャアアアアアアアアア!!」ビューン!!
夜一「よくやった一護!」ガシッ
砕蜂「しまった!上に気を取られ過ぎた!夜一ィ!」
夜一「ではの砕蜂!ルキアは貰って行くぞ」シュン!
砕蜂「おのれ!逃がさん!」
一護「それはこっちのセリフだぜ」ガシッ
砕蜂「貴様旅禍!邪魔を…!」
一護「おおおお!!!」ブン!
砕蜂「投げただと!?」
一護「場所を移すぜ、月牙天衝!」ゴオオオオオ!!
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
白哉「…」ザッ!
冬獅郎「行かせねえよ朽木」
白哉「日番谷隊長…、解せぬ。兄程の者が旅禍についたというのか?」
冬獅郎「そういうわけじゃねえ。俺は自分の考えで処刑を止めに来ただけだ」
白哉「そうか。では遠慮はせぬ。散れ 千本桜」
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
市丸「日番谷隊長があっち側につくとはなあ」
一心「おいおい、俺を目の前にしてよそ見とは余裕だな」
市丸「僕は別に何かしようなんて思てないで。まあゆっくりしよ」
市丸「どう転んでも藍染隊長の掌の上なんやからさ」
一心「はっ、そうかい。とにかくお前がどう言おうとこっちは信用する気はねえんだ」
市丸「…できれば戦いたくないんやけど、しゃあないなあ」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/21(日) 21:40:01.20 ID:GupXuMqQ0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
石田「動くな、他の戦いの助太刀へは行かせない」
卯ノ花「ご心配なく。私達に戦う意思はありません」
勇音「卯ノ花隊長!?」
卯ノ花「勇音、そして旅禍の滅却師、少し話をしたいと思います」
石田「…どういうつもりだ?朽木を連れ戻す気はないということか?」
卯ノ花「今回の処刑、私も納得したわけではございません。そこで貴方がたのお話を聞く必要があると判断しました」
勇音「し、しかし卯ノ花隊長!それでは…」
卯ノ花「勇音…、貴方も来ていただけますね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
勇音「は、はい…」
卯ノ花「そうと決まればここから離れて、落ち着いて話せるところに向かいましょう」
卯ノ花「貴方もいいですね?」
石田「待て!僕はそんな手には…!」
卯ノ花「いいですね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石田「は、はい…」
卯ノ花「では着いて来てください」ザッ
石田「どうしてこんなことに…」
卯ノ花「…」スタスタ
卯ノ花「…クク」ニヤァ
一護「強くてニューゲーム…だと…」
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