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一護「強くてニューゲーム…だと…」

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Part4
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:10:28.62 ID:ghH+shNA0
〜尸魂界〜
石田「着いた…ってなんで上空なんだ!?」
月島「まさかここで全滅なんてことはないよね」
一心「ああ、任しとけ。縛道の三十七 吊星!」バンッ!
月島「ふう、助かったよ」
夜一「喜助め、相変わらずじゃの」
石田「ここが尸魂界か。なんというか思ってた雰囲気とは違うな」
石田「ん?向こうの方の建物はこっちと全然違うぞ」
一護「あっちが瀞霊廷、ルキアはその奥の殲罪宮にいる」
一護「でもあっちに近づけば壁と門、それに門番が来ちまう。ここは俺に任せてくれ」
夜一「ああ、わかっておる。兕丹坊は任せたぞ」
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
銀城「ようやく来やがったか」
銀城(まさか断界の中で拘突に追われて、しかも無理矢理門を抜けたせいで時軸が1日ズレてやがった)
銀城(さすがに昨日月島達がいなかったのは焦ったぜ)
銀城「…さあ、とっとと俺を瀞霊廷に入れろよ黒崎」

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:11:50.40 ID:ghH+shNA0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
兕丹坊「完敗だべ〜!」
一護(やっぱ前と同じ展開になるのか。わかっててやる分心が痛いなおい…)
兕丹坊「ちょっと下がっとくべ。この門を開けてやる」
一心「これもお前の過去にあったことなのか?」
一護「ああ、まあな」
一心「こうなるって知ってて武器を壊したのか。心が汚れちまったなあ。真咲に何て言えばいいんだ…」
一護「うるせぇ」
兕丹坊「う、おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ガガゴゴゴゴゴゴ!!!
???「あら、門番が門を開けてどないすんの」
兕丹坊「あ、ああ…、3番隊隊長…市丸ギン…」
夜一「市丸に何人かの死神か。恐らく市丸と藍染と東仙の3、5、9番隊の連中じゃな。」
夜一(ほとんど一護の話通りじゃの…)
一心「奴ら、一護の話じゃ各門に散ってるはずだが、どうやらこの白道門から入る事に賭けたってことか」
市丸「しゃあないなあ。門を開けてまうような門番の腕なんていらんよなあ」
夜一「一護!!!」

104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:14:02.58 ID:ghH+shNA0
一護「はあああああ!!!」ギィン!!
市丸「おっと…君が例の死神やな。まさかいきなり突っ込んで来るとは思わんかったわ」
イズル「市丸隊長!」
一護「場所移すぜ、月牙天衝!!!」ガガガガガ!
市丸「うわっ!?」
一護「おおおおおお!!!」ブン!
市丸「!?」ドガアアアア!
檜佐木「なんて霊圧だ!」
雛森「ま、まるで隊長、いえ…それ以上です!」
夜一「市丸を吹っ飛ばしたじゃと!?」
一護「ここは頼んだ!」バッ
一心「待て!一護、そこまで深追いは…、くそっ、行っちまいやがった」
石田「黒崎の奴!僕達も早く行かないと…」
月島「追いつく前にまずはこの死神達をなんとかしないとね」
檜佐木「市丸隊長への援護は他の旅禍を倒した後だ!油断するなよ!」
イズル•雛森「「はっ!」」バッ
檜佐木「他の護廷隊士は各隊に旅禍の侵入を伝えろ!」
夜一「なるほどのぉ。で、他に動ける隊士がいるかの」ゼンラ
檜佐木「なん…だと…。他の護廷隊士が全滅…。おのれ!ブフゥ!?」
夜一「心配するでない。白打で気絶させただけじゃ。ん?何じゃお主、鼻血が出る程驚いたのかの?」ゼンラ
一心「…いや、自分の姿を見ればわかると思うぞ」
月島「…とりあえず服を着てくれないかい?」
夜一「ああ、そうじゃったの。服を着るなど久しくなかったもんじゃから忘れておった」ゼンラ
檜佐木「ブファッ!」ハナヂダラー

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:15:22.39 ID:ghH+shNA0
夜一「お主、初心じゃのお。おなごの体を見たことがないのか?」
イズル(ブフッ…あの様子だとなさそうだ…)ハナヂダラー
髮帶」ョ(閭ク螟ァ縺阪>窶ヲ)
夜一「まあよい、これでは勝負にならん、そうそうに気絶させてやろう」
イズル「面を上げろ 侘助!」ブン
夜一「むっ」スッ
イズル「檜佐木さん、こいつは僕が相手をします」ハナヂダラー
檜佐木「す、すまん吉良、あとこのことは乱菊さんには内緒にしてくれ」ハナヂダラー
イヅル「今度の飲み代は檜佐木さんのおごりでしたら」ハナヂダラー
夜一「儂を前にして雑談とは余裕じゃのぉ。油断していると一瞬で倒れるぞ」
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
窶ヲ
雛森「檜佐木先輩!大丈夫ですか!?」
一心「おっと、悪いなお嬢ちゃん、あんたには俺の相手をしてもらおうか」
雛森「…あなたは…どこかで見たような…」
一心「ん?そりゃナンパか?悪いなお嬢ちゃん。俺は妻子持ちなんでね」
雛森「そんなわけないじゃないですか!!」
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月島「じゃあ僕の相手は君にしようかな」
檜佐木「いいだろう、相手をしてやる」ハナヂダラー
月島「鼻血、拭いなよ」
月島(霊圧はまあまあか。とりあえず最初はこいつにしておこう)
檜佐木「舐めるな!刈れ 風死」

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:20:56.49 ID:ghH+shNA0
また書きだめでき次第投下していきます
強くてニューゲーム感があんまりない気がw


107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:22:28.60 ID:7kF1pMgDo

銀城達がいるだけで面白いから平気平気

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/17(水) 23:23:38.70 ID:3Zy2Yje3o
面白ければいいのだ!

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 22:51:39.81 ID:lyiUYd9W0
月島「それが君の始解かい?面白い形をしているね」
檜佐木「面白いと思っていられるのも今のうちだ。ハァ!」ブン!
月島(投げた、けど除けるのは簡単…ぐっ!?)ザシュ
檜佐木「読めねえだろ?こいつの動きが」ブン!
月島「っ!甘いね」シュン!
檜佐木(消えた!?瞬歩か、いやあの足元の光はなんだ?)
檜佐木「ふっ!」ギィン!!
檜佐木「遠距離が不利と見て近距離戦にする気か?」
月島「やっぱりばれてたみたいだね」
檜佐木「甘い。縛道の六十二 百歩欄干!!」バババババ!
月島「!?」シュン
檜佐木「ギリギリ避けたか。だがこれでまた距離は空いた」ブン!
檜佐木「これで終わりだ!」グィ!
月島「…」キィン!
檜佐木(一撃目は弾いたか、だが…)
檜佐木「無駄だ!」ブン!
月島「無駄だよ」キン!
檜佐木「なに!?風死の動きを読んだのか!?」
月島「『何度も』その斬魄刀の動きを見てきたからね。手に取るようにわかるよ」
檜佐木(馬鹿な!たった数回で風死の動きを…)
月島「さて、まずは1人目…」シュン ザシュ!
檜佐木「馬鹿なっ…」
月島(他にも倒れている死神から霊圧の高いのを何人か挿んでこうか)
月島(ああ、その前に銀城が後で瀞霊廷に入れるようにしておこう)

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 22:53:00.31 ID:lyiUYd9W0
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イヅル「ハァ!」ブン!
一夜「ふむ、さすがの太刀筋じゃ。副隊長レベルじゃの」キィンギン!ギィン!
イヅル「その余裕もここまでだ」
一夜「ほお、一体なにを…なに!?」ズン!!!
イヅル「その短剣、僕の剣を何回受けた?」
イヅル「僕の斬魄刀、侘助は斬った物の重さを倍にする」
イヅル「1度斬れば倍、2度斬ればそのまた倍に…。その短剣、もはや片手で振り回せる重さじゃない」
夜一「そうか、なら捨てればよい」ポイ
イヅル「…え?」
夜一「どうやらこの暗剣を儂の斬魄刀と思ってるようじゃの」
夜一「儂の剣はこの拳じゃ。残念じゃったな!」ゴガァッ!!!
イヅル「げがっ!?な…に…」ドサッ ハナヂダラー
夜一「斬魄刀かどうかなど霊圧をよく察知すればわかるじゃろうに。儂の体もまだまだ捨てたもんじゃないの」ゼンラ

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 22:56:39.49 ID:lyiUYd9W0
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石田「まったく、黒崎はどこに行ったんだ」
石田「確かこっちの方に行ったはず…、あの建物、大きい穴が空いている…?」
バンカイ カミシニノヤリ
??スッ!???セ抵スェ!
石田「!?穴から何かが飛んでくる!」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロォ!いきなり卍解かよ!」
石田「黒崎!?なにをしてるんだ!?」
一護「後ろだ石田!クソッ!」バッ!
市丸「神死槍 舞踏」グオッ
一護「ぐっ!」ガガガガガガ
一護(始解じゃ防ぎ切れねぇ!卍解する余裕もない。だったら!)
一護「オオオオオオオ!!!」ズアッ
石田「止めた!それにこれは虚の霊圧。黒崎の奴何を…」
市丸(虚化か。藍染隊長の言うとった通りや)
一護(虚化)「月牙天衝!」ギィィィィィィン!!!
市丸「あーあ、まさか僕の卍解が始解に弾かれるなんて…」
市丸「ほんま、悪い冗談や」
一護(虚化)(始解に虚化じゃ、あいつの卍解相手に刀を弾くぐらいはできるみたいだな…)
遏ウ逕ー縲悟虚縺上↑縲∝虚縺代?蜊ウ蠎ァ縺ォ遏「繧呈叛縺、縲搾セ奇セ橸スッ
市丸「2対1か、怪我せんうちに退散させてもらうわ。縛道の二十一 赤煙遁」バシュウウウウ
石田「くそっ、煙幕か!」
市丸「ほなさいなら」シュン
石田「…逃げたのか。大丈夫か、黒崎」
一護(虚化)「なんとかな。咄嗟に虚化しなかったらやられてた」
一護「卍解でなんとか止められるレベルの技を始解相手に使いやがって」ズァッ
一心「一護!!無事か!?」
一護「みんなも怪我はないようだなブフッ!?」
石田「みんなも追いつてきたようだブフッ!?」
一護「なんでまた裸になってんだよ!?」
石田「いつの間にか痴女が仲間になってる!?」
一心(『また』ってどういうことだ…一護…)
一心(いや、未来で同じようなことがあっただけかもしれん。いや…でも…まさか…一護がいつの間にか大人の階段を…)
夜一「ああ、そうじゃったな。お主には言っておらなんだか」
夜一「儂が夜一じゃ」
石田「あ、あの猫が…、まさか人間になれるなんて…。だから裸なのか」
夜一「そもそも人語話す猫などおるわけなかろう。少し考えればわかるじゃろうに」
石田「いるわけないような猫だったから軽くトラウマになりかけたんだが…」
夜一「しかたないのぉ…。少し待っておれ。適当な服を持ってくる」
一護「持って来なくていいから着て来てくれ」

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 22:57:44.05 ID:lyiUYd9W0
窶ヲ窶ヲ窶ヲ
窶ヲ窶ヲ
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夜一「待たせたの」シュン
月島「死神の衣装だね。なるほど、この瀞霊廷で動くには1番理に叶ってるよ」
夜一「月島と石田の分もある。着替えておくのじゃ」
夜一「死覇装はさっきの護廷隊士から貰っておいた」
一心「剥いできたの間違いだろ」
夜一「そういえばお主の相手はどうしたのじゃ?」
一心「あの嬢ちゃんならデコピンで吹っ飛ばしておいた。そんなに霊圧は込めてねえから数時間で目を覚ますだろうよ」
夜一「ならよい。ではこれからは二手に分かれてそれぞれルキアが囚われているであろう懺罪宮を目指すのじゃ」
一心「手筈通り、俺と一護に石田、夜一は月島とだな」
一護「親父と一緒にか…マジかよ…」
一心「ふんっ!」ゴツン!
一護「痛ってえええ!!何しやがる!!」
一心「不意打ちも避けられないガキは親の後ろにくっついとくんだな。あと無責任な行動は絶対にするな」
一護「前半はまだわかるけど後半はどういうことだよ」ピキピキ
石田「黒崎、さっきの虚の霊圧、進みながら説明してもらうぞ」
一護「ああ…」
月島「それじゃ、よろしくお願いするよ。夜一さん」
夜一「…うむ」
夜一(月島…、こやつ喜助の紹介と言えど得体が知れぬ)
夜一(目を光らせておくに越したことはない)
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窶ヲ
???「おんもしろいの見ーつけた!早く剣ちゃんを呼んで来ないと!」ヒュン

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 22:59:31.22 ID:lyiUYd9W0
〜流魂街〜
銀城「…そろそろあいつらが突入して30分弱ってところか」
銀城「頃合いだ。月島の奴が上手くやっていればいいが」
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銀城「でかいな。テメェがこの門の門番か?」
兕丹坊「おめぇも旅禍だべ?今日は客が多いだ」
銀城「俺は月島の仲間だ。月島から聞いてるはずだぜ。銀城って奴が後から門に来るから入れてやれってよ」
兕丹坊「そういえばそうだべ〜。おだも月島さんにお世話になったべよ」
兕丹坊「月島さんのお願いなら職責も賭けて中に入れてやるべ!」
銀城「ああ、よろしく頼む」
銀城(ちゃんと隙を見て門番に挿んで俺のことを伝えていたか。あとは月島の携帯に仕込んだ発信器を追うだけか)
銀城(しかしあの伝令神機の言う通りに上手くいくってのが納得いかねぇ。ご丁寧にこっちでも使える発信器を送ってくるときたもんだ)
銀城(…こいつの狙いはなんなんだ。どうも無理やり黒崎共に近づかされた気分だ)

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 23:00:40.62 ID:lyiUYd9W0
〜瀞霊廷〜
夜一「ついて来ておるか、月島」
月島「なんとかね。浦原から聞いていたけど瞬神って言われるわけだよ」
月島「気を抜いたら置いて行かれそうだ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
月島「…へぇ、なんだいこの化物じみた霊圧は?まるで喉元に刀を押し付けられてる気分だ」
夜一「ぐっ!?この霊圧は…」
剣八「よお、テメェラが旅禍みてえだなァ」
夜一「更木…剣八じゃと!よりにもよってお前が来るか!」
月島「どうして僕達が旅禍だってわかったんだい?一応変装したつもりなんだったんだけどね」
やちる「はいはーい!私だよ!門の近くで偶然戦ってるの見つけたから剣ちゃん呼んできたんだよ」
剣八「おいやちる、市丸の野郎と戦ってたのはどっちだ?」
やちる「んー、いないよ。二手に分かれちゃったみたい」
剣八「ちっ!仕方ねぇ。ならテメェラをとっとと斬って追いかけるぞ」
剣八「せめて準備運動程度にはなってくれよ、なあ旅禍ァ」スラァ
夜一「…仕方ない、ここでこやつを倒す。手を貸せ月島!」
月島「そうするしかないみたいだね」
剣八「ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな」
剣八「なんなら先に切らせてやろうか?」
月島「願ってもない、遠慮はしないよ」ズバッ!

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