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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2016/11/27 スレ

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Part2
24 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/27(日) 23:58:49.233 ID:cq8gMwIo0
あれは小学校六年のころ、夏のさかりだった。
僕は母方の田舎に一人で泊まりに来ていた。
田舎のせいか夜することがなくて、晩飯を食ったあとはとっとと寝るのがパターンになっていた。
特に寝苦しかったある熱帯夜に蚊帳の中でゴロゴロしているとふいに
ウウウウウウウウウ
と犬が唸るような声がどこからともなく聞こえてきた。
聞き耳を立てていると
シッシッシッシ
という水を切るような足音が家の前を通り過ぎて行ったみたいだった。
僕は起きだして縁側に出てみると暫くしたら家のブロック壁の向こうを犬の気配が戻ってきて、そしてまた通り過ぎて行った。
野犬かなあと思いながら佇んでいると祖母もやってきて
「犬じゃろうか。ちょいと見てくる」
と言って、玄関のほうへ行ってしまった。
僕は壁のすぐ向こうが幅広のドブだったことを思い出して、
「ドブんなかを走ってんのか〜」
と納得したが、祖母は大丈夫だろうかと心配になった。
それから少しして祖母が帰ってきた。
「どうやった?」
と聞いたが何故か答えてくれなかった。
祖母は僕を座らせて改まってこう言った。
「あれはもののけじゃ。犬の幽霊じゃ。見てはならんぞ」
祖母はよく恐い話をしてくれたので、これも僕を怖がらせようとしているのだなと思い、
「どんな幽霊?」
と聞くと
「四肢しかない。首も頭もない。それがドブを走っとる」
僕は想像してゾッとした。
「ええか。あれは昔から夏になると出るこどもをさらう山犬の霊じゃ。こどもを探して一晩中走りまわる。絶対に見てはならんぞ」
都会っこを自称する僕も、そうしたものがあってもおかしくない田舎独特の空気に気圧されてビビリあがってしまった。
僕は祖母の言うとおり大人しく布団に入った。
しかし布団を頭から被っても犬の唸り声がかすかに聞こえる。
何度目かに家の前を足音が通り過ぎた時、ふと思った。
頭もないのにどうやって犬がこどもをさらうのか?

25 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:00:35.043 ID:3SlKT+ak0
一度気になると止らない。
僕はどうしても犬の幽霊を見たくなった。
そもそもリアルな足音を聞いているのに、それが幽霊だと言われてもだんだんうそ臭くなってくる。
祖母の怪談の神通力も子供の好奇心には勝てなかったらしい。
僕はこっそりと部屋を抜け出して玄関へむかった。
外に出て見ると、街灯の明かりがかすかに側溝を照らしていたが肝心の犬の幽霊は見あたらなかった。
僕はやぶ蚊と戦いながら家の前でじっと待っていた。
なにか餌でも投げたら飛んでやってこないかなあ、と考えていた時「それ」がやってきた。
フッフッフッフと荒い息遣いが左手のほうから聞こえてきて黒い影が見えた。
側溝は大人の背丈ほどもあったので、上にいるかぎり犬に飛び付かれることもないと高を括っていた僕は暗い中でよく見ようと見を乗り出した。
黄色い街灯に照らされて犬の頭が見えたとき、僕は
「やっぱりばあちゃんのホラじゃあ。ただの犬や」
と妙に勝ち誇った気分になった。
が、「それ」が目の前を通り過ぎた時心臓に冷たい物が走った。
犬はなにかを咥えていた。
僕には全く気付いていないのか、犬は血走った目で泥水を刎ねながら走り去って行った。
僕はその一瞬にわかった。
人間の赤ん坊がその顎に咥えられていた。
首がぶらぶらしていて、今にも千切れそうだった。
僕は腰を抜かしてその場にへたり込んだ。
1歩も動けなくなったが、
「ばあちゃんはこれ見てほっといたんか」
という考えがぐるぐる頭を回った。
大人に教えなあかん大人に教えなあかん、と呟いてるつもりがカチカチ歯の根が合わなかった。
そうしているとまた犬の足音が近づいてきて、目を反らせないでいると今度は赤ん坊の首が根元からなくなっていた。
そして犬が走り去って行く時、ちょうど僕の目の前を赤ん坊の首が笑いながらすーっと追いかけて行った。
僕は這うようにして家に戻ると、祖母の布団に潜りこんで泣いた。
祖母は
「あれはもののけじゃ。あれはもののけじゃ」
と言いながら俺を叱るように抱きしめてくれた。
年寄りの怪談は素直に怖がるべきだということを思い知らされた。

27 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/11/28(月) 00:07:12.910 ID:q7wfLV720
>>25
|ω・`) こういうのリアル体験してみたかった
しかし何故子供の好奇心はこうも無茶するのか…
自分なら話聞いたら誰かの布団の中に逃げ込むぜ

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/11/28(月) 00:07:29.714 ID:T0GTDn8Zp
隔離病棟の雰囲気なんかその時に入ってる人の病状によるんじゃないか 入れっぱなしじゃなくて状態が芳しくない時には入って貰って取り乱すなら鍵も閉めるかって対応だったし
建て替え前に躁鬱のおねーさん見掛けたけど鬱時に凄く悪い顔色して「私が死んだらあんたも困るやろう...」って遮る物もない扉外で 親しい人と誤認識されてたようだけど 怖くはなかったよ

29 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:13:20.114 ID:3SlKT+ak0
>>27
|A-) リアル体験したら確実にトラウマだよねw
    でも俺もそんな体験してみたかった…w
>>28
|A-) 今は長く入れなくなってるものねえ
    でも重度の患者のみ入れてるところもあるからねえ
    実際にそう声かけられても怖くないのかもねw
    俺ならどちらかというとめんどくさ、ってのが先に出てきそう


31 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:16:52.450 ID:3SlKT+ak0
どちらかというと、ほんのり怖い話かも。
自分、数年前までK察の人間でした、大学を出てすぐ東京都T島区の警察署に配属。
自分はT大出のいわゆるキャリア組で(自慢に聞こえたらスマソ)、いわゆる期待の星。
そういう背景もあって、お偉いさんたちには自然可愛がられる傾向に。
で、ある日署長サンに飲みに誘われた。
自分はもう、着替えおわって帰り支度が済んでいたけど、署長はまだ制服姿でしかももうひとメール打つから待てと言う。
暇を持て余してまた自席につき、ぼんやりと閑散とした室内を眺めていると、目の前にぽん、とバインダーが投げ出された。
「キミも、いずれ知ることになるだろうから。暇潰しに呼んでて。」
そういうと署長はまた席に戻り、カタカタとキーボードを叩く。
厚さ2cmほどのプラスチックバインダの背表紙には
「雨宮さん」
と書いてある。
なんだろう。パラパラとページをめくる。
調書や、現場写真。
いわゆる、捜査資料の類がファイリングされている。
そして、その内容を読んで愕然とした。
本当に、なんというか、ここにあるようなオカルトチックな事件の集大成。
そして、そのほぼ全てが未解決。
1ページめくる毎に、ぞくぞくと背中に悪寒が走る。
キツネ憑き(?)の窃盗事件容疑者の写真とか、顔つきが半端じゃない。
人間の顔じゃない。洒落になってない。怖い。
事情聴取の調書にも、素で「ケーン」とか「キキキ」とか書いてある。
いろいろ他にもあったけど、マジでこれ以上は勘弁。割愛します。
1/3ほど読んだところで、署長にファイルを取り上げられる。
「はい、そこでストップ。続きは、キミが署長になったらね。」
そういうと、署長はそのファイルを自席の鍵付きの引き出しにしまった。
頭がボーっとして、脇にイヤな汗を書いていたのを覚えている。
池袋の小料理居酒屋で署長に話を聞く。
簡単に言うと、以下のような感じ。
K察にも所轄毎に、いわゆる「成績表」がある。
検挙率、とかそういうふうに考えてもらえばいい。
で、K察とはご存知地域密着型のサービスゆえ、様々な側面で「地域格差」が出るのは否めない。
例えば、所轄により、どう頑張っても「科学捜査では解明できない」事件が多発するエリアがあるらしい。
そういったエリアでは、当然事件解明に至る確率は低下する。
そのような地域による評価の較差をうめるべく、70年代あたりから特定の条件を満たす特殊な事件に関して、
その評価の対象から暗黙のうちに除外される、というルールができていたらしい。
それが、雨宮さんファイルに綴じられているような事件である、と。
「で、雨宮さんて、誰なんですか?あのファイルの名前…」
自分がそう聞くと、署長は胸のボールペンを取り出し、和紙の敷物に一文字、「霊」。
「な、上のとこ。雨、だろう。」
ニヤニヤする署長さん。
また後日、俺はそのファイルの事が気になり、署長に再度見せてくれと頼んだところ、
「気にするんじゃない。忘れておきなさい。」
と、ピシャリと一喝されてそれ以来。
その後、その署長といろいろゴタゴタがあって、K察もやめてしまい、今はお気楽サラリーマンやってます。

34 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/11/28(月) 00:22:47.288 ID:q7wfLV720
>>31
|ω・`) 和製Xファイルじゃん!
この話が本当ならすごいよねー
警察の人でこういう経験してる人実は多いのかな

37 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:25:31.955 ID:3SlKT+ak0
>>34
|A-) ほんとならすごいけど今の時代そういうのは秘密にしておけなさそうな気がするからなあ…w
    あってほしいけどもw

35 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:24:32.232 ID:3SlKT+ak0
いまだにキショ恐い、謎な話。
小学校低学年の頃、両親の用事で俺は知り合いのおばちゃんちに一晩預けられた。
そこの家は柴犬飼ってて、俺は一日目の暇つぶしにそいつを連れて散歩に出かけたんだけど、
土地感のないところを、やたらめったら歩き回ったんで迷子になってしまった。
シャイボーイだった俺は他人に話し掛けることもできないし、
連れてる犬は役に立たないしでウロウロしてるうちに夕暮れ近くになってしまった。
しかもある場所を通りかかったとき急に犬が足を踏ん張って動かなくなってしまい、
俺はそいつ抱えて歩き出したんだけど、異様にクソ重たい犬だったような気がする。
そうやって立ち往生してた場所の右手に2軒つながりのような形の空家があった。
当時昆虫集めに凝ってた俺は、いい虫(カマキリとか)でもいないかと犬をひきずってそこんちの草ぼーぼーの庭に入り込んだ。
んで、しばらく草をかき分けてるうちにいいかげん暗くなってきてこりゃやばいと顔をあげたとき、
空家のほとんどの窓は雨戸しまってたんだけど、俺とこから玄関はさんで向こう側の窓だけ
雨戸が少しだけ開いてて、そこから女の人が顔突き出してるのが見えた。
顔つきとか覚えてないけど確か女で、両目閉じたまま顔を左右に振ってたと思う。
とにかくキショイ動きだった。
俺は
「ギョエェェェーー!!」
と思ったわりに声も出ないまま腰ぬかしたけどすぐに一目散に空家から飛び出した。
それからどうやっておばちゃんちまでたどり着いたのか忘れたけど、おばちゃんに半泣きで空家の女のこと言ったら、
おばちゃん怒り出して、なんでか分からんけどすぐさま頭をバリカンで丸坊主にされて、
その後知らないおっちゃん連れてきて呪文みたいなの聴かされた。
それに出かけてたはずの両親も急遽呼び出されたり結構大事になった。
以来おばちゃんちには一度も行ってないけど犬は結局帰ってこなかったと思う。
すんませんおばちゃん。
つか、これ最近思い出したことなんだけどあれは一体なんだったんだろう。

39 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/11/28(月) 00:33:16.051 ID:q7wfLV720
>>35
|ω・`) しば犬…(´;ω;`)
これは後日談ないけどそこに住んでる人たちは知ってる「行っては行けない場所」だな
昔なんかあって地縛霊?になった女の人なんだろうな

42 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:46:09.866 ID:3SlKT+ak0
>>39
|A-) これに出てきた霊はその後の対応から見ても自己責任系の霊だねえ
    山の測量、自己責任、ヤマニシさん
    ヤマニシさんは読んだこと無いけどたぶんみんな共通の霊が出てくるよ
    本当にある話なのかどれかの話を読んだ人が派生させた話なのか…

44 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:53:40.321 ID:3SlKT+ak0
これは1996年6月に小学生を惨たらしく殺害した中学3年の男の子が容疑者として捕まり世間を大いに驚かせた事件があった時の出来事です。
6月下旬の蒸し暑い日でした、その日私は田中さんというメゾネットタイプの集合住宅を賃貸経営している大家さんの所へ、
先月退居された住人の預かり費用についての営業でお伺いしました。
先月退居された方、正確にはその住居で飲薬自殺された二十代の女性なのですが、
同棲していた男性に騙されて借金を背負わされ浮気相手と一緒に男性が出ていった後に自殺したそうです。
こう詳しく私が知っているのも、女性の部屋を訪問した田中さんが死体の第一発見者となってしまい、
こういったケースが初めてだった田中さんが私を呼びつけてサービス営業で諸手続きを手伝わせた事をきっかけに、
お互い愚痴を言い合えるような仲になったからです。
男性が出ていった後は女性の部屋から泣き声やモノを壊す音が夜通し聞こえていたそうで、
他の住人からの苦情で田中さんがこの女性に注意しに行った時に親身になって相談を受けたそうで、
それから毎日の様に話相手になってあげたそうです。
そしていつものように田中さんが女性へ挨拶に行くと、ドアの前がガス臭く急いで元栓を締め119番したのですが、
女性はガスだけでなく睡眠薬を大量に飲んでおり生き絶えていました。
その日は田中さんが晩飯を奢ってくれるという事で18:00過ぎに田中さんの家へ着いたのですが、
先月の事など忘れたように明るく出迎えてくれました。
仕事の話を終えその後、田中さんがとった出前寿しを二人でのんびりTVでナイターを観戦しながら食べたのですが、
田中さんは三人前で注文したようで食べる順番に困った私は一人前分だけ食べました、
すると田中さんも私と同じように一人前だけ平らげきれいに一人前分の寿司が残りました。
私は大して空腹でもなかったしその日のナイターが好試合だったせいもあって大して気にも止めず酒を飲みながら雑談を続けたのですが、
なぜか先月の事件の話題になると田中さんはあたかもどこか他所の他人の話のような受け答えしかしないのです。
女性が死んだ後あれだけ深く悲しみ同情した田中さんがこのようなそっけない態度をとる事に私は奇妙な感覚を覚えました。
それは田中さんの態度だけでなくお吸い物をテーブルの上に三つ出したり座布団を三つ出したり、
まるで私の他にもう一人来客があるような用意をしているのです。
その事に気付いた私はなんとなく不快な感じになりトイレに立ちました。
用を足し居間に戻る時私の記憶が呼び覚まされました、この玄関の香料は前に何度も嗅いでいる、
たしか亡くなった女性の住居をリフォームする際にあの部屋で嗅いだにおいだ。
そして何気なく目をやった玄関にはなぜかハイヒールが置いてあるのです。
私が知らないうちに田中さんは女性と同棲を始めていたのか、ああ、なるほど。
そう結論を出し二人の邪魔をしないように退散しようと思い田中さんへご馳走になったお礼と帰る事を告げたところ意外な返事がきました
「もう遅いから泊まっていけよ」
時計を見るともう23:00を過ぎていました。
私なりに田中さんに気をつかって、帰ってからも仕事が残っていると嘘をついて同僚に迎えに来てくれるように電話を入れ、やがて迎えが来ました。

45 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 00:56:31.774 ID:3SlKT+ak0
帰り間際どさくさにまぎれて同棲している女性について探りをいれてやろうと思い田中さんに、その人はいくつなんだいと聞いてみると
「恥ずかながら一回り下の二十二歳、おまえも知っているだろ○○さんだよ」
そうはずんだ声で返した田中さんとは裏腹に私は背中に冷たいものを感じました。
そう、○○さんという名前は先月亡くなった女性と同名なのです。
「○○さんって、田中さん…」
その続きが口から出る前に何か冷たい視線を感じそのまま口をつむんでしまいました。
何だい?と上機嫌で返す田中さんにいや、何でも無いとだけ言い靴をはき玄関を出ました。
ドアの前でご馳走になったお礼を改めて伝え楽しかったまた来るよと言った後、田中さんが
「おうっ、また来いよ」
と返事した声に重なるように女性の声が田中さんの後ろから聞こえました。
「マタイラシテネ…」
明らかに田中さんとは違う透き通った小さな声が聞こえたのです、そしてその声が聞こえたと同時に
田中さんがドアの前に出たのですが、その後には誰もおらず居間とテーブルが見えるだけでした。
その何も無い部屋を見たとたん、どっと冷や汗が出てきてぎこちない挨拶を交わしながら田中さんと別れ待っていた同僚の営業車に乗り込みました。
車はそのまま私の家に向かおうとしましたが、どうしても気になり確かめたいことがありました。
そしてそれを確かめる為同僚と一緒に自殺した女性の元住居へ向かいました。
00:00時を過ぎた夜中に同僚と二人で玄関先まで来ました、やはり表札は取り外されていましたが
ポストにダイレクトメールがいくつか差し込まれているのに気付きました。
そこから1つ抜き取りライターの火で明かりを灯し宛名を確認しました。
やはり
「木原○○さんだ…」
それを確認したとたん急に田中さんの事が気になりだし、その場から携帯で連絡をいれました。
田中さんはすぐ電話に出て
「やあ、どうしたんだい」
と笑いながら答えました。
私は田中さんに同棲しているのは死んだ人間ではないのか?自殺した女性じゃないのかと核心を聞き出そうと話し出したそのとき
「カレハハナサナイ…」
そう電話の先から韻を込めた低い女性の声がはっきりと聞こえそこで電話が切れました
先ほどの透き通った小さな声とはまったく違う低く重い声で彼は離さないと…
電話が切れた後、私は同僚と一緒にその場を逃げ出し車に乗り込み、そして事態飲み込めない同僚に一部始終話しました。
そして私が話し終えた後、同僚は私に意外な一言を伝えました。
部屋の前で○○さんが携帯かけている時、○○さんのすぐ横から低い男の人の声が聞こえたような気がするんですけど気のせいですかね?
それから4日後、田中さんは亡くなりました死因は衰弱死です。
警察からは熱中症と聞きましたが田中さんの部屋にはエアコンが設置してありました。
このメゾネットマンションは経営者が変わりましたが今も存在しています。

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/11/28(月) 00:59:00.110 ID:T0GTDn8Zp
>>45
ねーちゃん自殺しなくても良かったんじゃないのコレ そこだけ不思議

48 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 01:00:52.409 ID:3SlKT+ak0
>>47
|A-) 男からするといいように思える…w
    でも女の人はそう単純でもなかったりするから難しい

49 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/11/28(月) 01:03:17.876 ID:q7wfLV720
>>45
|ω・`) 大家さん連れてかれちゃったのか…
まあ女性は思い込んだらなぁ

50 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 01:05:54.429 ID:3SlKT+ak0
>>49
|A-) 女性はそういうとこが怖いよねw
    だから女性の霊が多いのかな

73 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/11/28(月) 01:30:51.467 ID:3SlKT+ak0
学生時代に大学のすぐ裏のアパートに住んでいたんだが、
夏のある夜のこと、暑苦しくて窓を全開にして漫画を読んでたらいきなりその窓から顔面ぐちゃぐちゃの人間が入ってきた。
スカートにノースリーブの服の普通の格好だったから一瞬人が入ってきたのかと思ったけどここは三階だし、
なにより輪郭がぼやけてるというか大きくなったり小さくなったりしていた。ぐわんぐわんと。
身長1メートルくらいから部屋の天井に頭がつくくらいまで。
なんか自分がどういう大きさかわかってないみたいな。
顔もぐちゃぐちゃ動いていたけど、これは傷口が動いてるみたいだった。
こっちにじわじわ向ってきてたけど俺は完全に金縛りみたいになって机の椅子から動けなかった。
そしたらいきなり部屋で飼ってた猫が
「フギャアアアア」
って叫んで毛を逆立てて威嚇しはじめた。
それで我に返って椅子からずり落ちるみたいに降りてから壁際に寄った。
そいつはふらふらと台所のほうへ消えて行って玄関のドアからすぅっと出て行ったみたいだった。
マジで恐かった。
よくお化けは犬に弱いとか言うけど、猫でも役に立つんだ。
ていうか猫よりヘタレの俺って…
その日の夜、大学構内で自動車部のアホが酔っ払って暴走中に学部生をはねたらしい。その女の子は即死。
それ聞いて「やっぱり」って思ったよ。
自動車部は当然ソッコー廃部。
その猫、妙に鋭いところがあって別の日の夜に宗教の勧誘っぽい女がチャイム鳴らして来た時にスゲー吼えだした。
玄関に来客があってものぞきに来ることなんてないのにその時は飛んでやって来た。
女は楽しいサークルがどうとか訳の分らんことを言ってたのでとにかく追い出した。
猫はそいつの後ろになにか見たんだろうか…
ちなみにその猫は今このPCの上で寝てる。

74 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/11/28(月) 01:36:15.916 ID:q7wfLV720
>>73
|ω・`) 出だしからヒヤッとしたわ…
この女の子死んですぐだったんだね
しかしこの猫すごいな、飼い主守ってるじゃん
ウチの猫なんて地震でも寝てるのに…
宗教の勧誘する人には何かしら憑いてそう

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