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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2018/10 スレ

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Part3
847: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 21:56:29
俺は昔、父の都合で田舎の実家に住んでいた。
小学校低学年だった俺は休日昼間はよく一人で留守番していた。
二階で本を呼んで、夕方にパートから帰ってくる母を待つのが日課だった。
ある日、二階に居ると玄関から物音がしたような気がした。
俺は耳がよかったから、玄関をゆっくりと静かに閉める音までが聞こえた。
最初、母が帰ってきたかと思ったが、母ならいつも二階の俺に声をかけるはずだった。
なんかおかしい、と俺の全身が堅くなった。
いざとなったら逃げれるように窓を開けて、俺はドアを開けると一階に続く階段を覗き込んだ。
ごそ…がさ…
その時はデカいゴキブリでも居るのか?と思った。
その頃の俺は勝手に人の家に上がりこんでくる人間がいるなんて想像もしなかった。
俺は音のする場所を目指して、静かに台所に進んだ。誰もいなかった。
俺は気のせいかと思い、二階に戻ろうとすると、キィィィイイイ…と台所の洗い場の下の小さな戸が開いた。
ゆっくりと開いていく…下水に続くパイプが見え…手が見え…折りたたんだ足も見えた。
俺は蒼白になって音を立てずにゆっくり一階の居間に逃げた。
こっそりと押入れの障子に入り、体操座りをして震えていた。
小一時間も入っていただろうか。
その間、何の気配も音もしなかった。俺はずっと、アレは何だったのか想像していた。
押入れの上や奥の暗闇に幽霊が居るんじゃないか、とビクビクしながら母の帰りを待った。
しかし、もし母が帰ってきたら今度は母がアレと出会うんじゃないか、と考え付いた。
俺は心臓をバクバクさせながら真相を確かめねば、と思って家を見廻った。
誰もいなかった。
それこそ食器の引き出しや戸棚の中まで見たが、異常は無かった。
洗面台の下のカビが人に見えたのかも、と勝手に自己完結した俺は、安心して二階に戻った。
部屋に入ろうとして、足が止まった。……俺のベッドが膨らんでいる。
布団から、足が出ていた。
俺は涙目になって後ずさりしながら、それでも音を立てないようにがんばった。
何かと目が合った。
それは、布団から出ていた男の顔だった。
鼻から上が布団の向こうから、ジッと見ていた。
俺が悲鳴をあげて階段を駆け下りる後ろで、布団がすごい勢いで捲り上げられる音が聞こえた。
家から飛び出た俺は、通行人のハゲたオッサンに助けを求めた。
後は後日談。
オッサンが通報、家から出れずにいた犯人検挙。その人は○○○運輸の配達人で、俺とも顔見知りだった。
本社からの電話での謝罪。元から異常な性癖の噂があった、とは後から近所連中に聞いた。
母親がショックを受け仕事を辞めたり、引っ越したり、と色々あったがそれは蛇足だな。

848: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 21:57:32
>>846
|A-) なんかちょくちょく見かける話だよねw
    みんな聞いたかな?
    catちゃん体験してみたいってさ!

849: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:04:24
中古車買ったらなぜか最新のナビが付いていた。
説明書がなかったからなんとなくいじってたら前ユーザーが登録したとおぼしきポイントを発見。
自宅からそう遠くもなく暇つぶしに行ってみる事にした。
「ぽーん、次の交差点を右方向です」
「ぽーん、約300メートル先、右斜め方向です」
案内されるがままに走ってくとだんだん寂しい土地へと入っていった。
(おかしいな、この先は峠で特に何もないはずなのに…)
それでも好奇心と時間を持て余していたのでそのまま進んでいった。
「ぽーん、目的地付近です。運転お疲れ様でした」
車から降り辺りを見回す、が何の変哲もない峠のカーブ手前だった。
よく見回してみるとガードレールが少しひしゃげているのが見える。
近づいてみると夕暮れの太陽に照らされて黒い塗料らしきものが白いガードレールに付着しているのが見えた。
俺が買った中古車と同じ黒い色。
いやな予感がして自分の車のほうを振り返ると、左フロントがつぶれ、フロントガラスに上半身を突っ込んで血だらけの顔でこちらを睨んでいる男がいた。
「うっ!」
と息を呑んで瞬きをするとその男は消え、車も乗ってきたときと同じようにどこも壊れてはいない状態に戻っていた。
しかしその瞬間、俺は前のオーナーがどうなったのかを知ってしまったのだった。

850: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 22:04:53
>>848
|ω・` ) うそです!ごめんなさい!

851: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 22:05:25
>>847
|ω・` ) やだー人怖!:(´○ω○`):


852: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:08:17
>>850
|A-) クーリングオフ対象外です
>>851
|A-) 油断できないね…
    鍵かけたかはちゃんと確認しなきゃ

858: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:21:19
昔釣りに出かけた時なんだけど、俺車とか持ってないから電車で山までいくんだわ。
そんで知ってる人は知ってると思うけど中央線って自殺が多いという噂があって俺が乗ってたのもオレンジの車両の中央線。
都心を離れた頃に乗り換えでホームに降りた時、なんか隣にいた中年の男が具合悪そうなんだわ。
気持ち悪いしなんとなく電車待ってる位置をずらして次の電車待ってたんだ。
そしたらいきなりその男が
「はぅ〜おおぉぉぉお」
とか奇妙な声だしはじめてその場に座り込んで頭をガツンガツン地面に叩きつけ始めたから周りの人もびっくり、唖然として見てた。
そこへ電車もきて何を思ったか飛びこみですよ。
電車も異変に気付いてたみたいでギリギリの所でスピード落とし始めてたんだけど、その男線路の上でニヤニヤして白目むいてて手がぴくぴく痙攣してた。
電車が止まりきれずにゆっくりとその男の上を通過しようとしたとたんホームの上から覗きこんでたやじうまも
「ひぃぃぃっ」
って後ずさり。いやもちろん俺もびびって後ずさった。
駅員が降りてって調べるとその男ぎりぎりひかれてなかったらしい。
担ぎ上げられた男は今度は
「ぎぎぎぎぎ」
とか奇妙な声だしながら震えてた。
中央線の自殺って全部が本当に自殺なんだろうか?
なんか変なものにひきこまれてあんなふうになったりするんじゃないかとその時思った。

859: 秋山 ◆MIO/.JGsks :2018/10/11(木) 22:23:44
>>858
中央線の自殺の多い踏切の近くに住んでたよ・・・

860: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:24:48
最近の話なんだけどさ、俺、ビデオ屋でバイトやってて店が二時に閉店するんだよ。
家からも、近いし。歩いて、バイト先まで行ってるんだ。
で、この間バイト終わって、家に帰ってる時の話。
まあまあ明るい道で、木材置場の近くに差し掛かる時にさ、なんか視線感じるんだよね。
「誰かいるのかな?」
って、なんとなーく木材置場に目をやると木材の下の方で、なんか動いてんだよ。
モゾモゾ〜って…
黒いし、猫かな?って思って、ちょっと立ち止まって見ていると、
どんどん、こっちに直進してくる。
俺は猫好きだから
「チッチッチッ」
と舌を鳴らして、おびき寄せようとしていた。
その黒いモノが俺の半径1メートルくらいになった時に、俺は気付いた。
そのモゾモゾと、近づいて来ていたのは、凄い形相の女の生首だった。
俺は、びっくりして走って逃げたよ。
もう、その道は通らない事にしたし。
ちなみに、その木材置場にさ、四年くらい前に女のバラバラ死体が、捨てられてた場所なんだよね!
明るい道だったから、今まで幽霊とか気にしてなかったけど暗い場所でも明るい場所でも、出るものは出ると思い知らされたよ。
皆も気を付けたほうがいいぞ。

861: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 22:25:08
>>858
|ω・` ) まあ数件は引きづられるとかありそう
>>859
|ω・` ) ………( ´・ω・` )

862: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 22:26:00
>>860
|ω・` ) 猫なら!可愛かったのに!

863: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:26:08
>>859
|A-) 電車ほぼ使わないし自殺もあるんだか無いんだかくらいだから見たこと無い
    都会は大変だな…

864: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:29:57
>>862
|A-) 残念、頭でしたーww
    ってノリで出てきたりしてねwww

865: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:30:07
まあ今から10年くらい前の話なんだけど…。
当時、電車で通勤するはめになった二駅ほどの距離。
まあ帰りは7時くらいになる訳でそんな遅い時間でもない。
その日も列車から降り通路を通って改札に向かった。
で改札に向かう途中に反対のホームが見えるんだが線路とホームのコンクリの引っ込んだとこに何かいる。
人が膝を抱え座りこんでる感じ…。
服装がなんつーか戦争の時にきてた国民服?みたいの…。
ありゃ〜と思ったけど気づかんふりして改札までいった。
で…俺が当時すんでたアパートは駅の裏で歩いて10分程のとこ。
駅からは地下道(といっていても長さ50mもない)を抜ける。
当然、その日も地下道に入った。
おかしいんだ…。人がいない…。
時間はまだ7時位、駅前も電車通の学生でいっぱいだった。
なのにここには俺しかいない…いや、いる。
あれが…しゃがんでた同じ格好で…。
大丈夫…大丈夫だ…気づかんふりして通れば…俺は歩いていった。
そいつの横を抜け…よし…いけるこのままやり過ごせる。
そう思った瞬間・・・グイッ・・・俺の手首に重みがかかった。
見ちゃったよ…服もぼろぼろで顔も判別できない…。
俺は必死で手を振り解いて地下道を走った。
外にでると今までが嘘みたいに駅裏のバス停はバス待ちの学生で一杯だった。
この駅は戦時中、爆撃があってかなりの人がなくなったとこなんだが後から調べるとまさにその日だった。
余談になるがこの頃、俺はネコを6匹飼ってて毎日駅まで送り迎えしてくれた…この日だけは考えてみると迎えにこなかった。
この日を境に事故にあったり戻ってこなかったりで全員いなくなったよ。
東北の地方の話です。

866: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 22:32:32
>>865
|ω・` ) 猫が身代わりに…(´;ω;`)
猫に何かあったらわたしが身代わりになる!

867: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:35:28
>>866
|A-) 憑いてきたような気がするね…
    それで帰れなくなったり悪い影響が出たり…

868: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:35:56
|A-) 最後は俺が好きな話の一つを!

869: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:37:16
後輩は、某ソンの深夜バイトをしていた。
そのコンビニは、深夜になるとかなり暇になるらしい。
後輩はいっしょにバイトしている先輩と、いつもバックルームでのんびり漫画など読んで過ごしていた。
ある日のこと。
いつもと同じようにバックルームでお菓子を食べながら、後輩は先輩と駄弁っていた。
仕事と言えばたまにモニターをチェックするくらいである。
モニターは画面が4分割されていて、レジ2箇所、食料品棚、本棚を映しているのだが、
ふと見ると、本棚のところに女の人が立っているのを後輩は見つけた。
腰まである異様に長い髪をした女の人だ。
「おかしいな、チャイム鳴らなかったぞ」と先輩はいぶかしむが、
たまに鳴らない事もあるので、さして深く考えず二人はまたしゃべり始めた。
しかし、である。
いつまで経っても女の人は動く気配を見せない。
本を読んでいるのかと思えば、何も手にしていない。
ひたすらじっと本棚を見つめているだけである。
「おい、こいつ万引きするつもりなんじゃないか」
先輩が言った。どことなくおかしな雰囲気のする女の人である。
後輩もその考えが浮かんだところだったので、頷いた。
二人で挟み撃ちすることにして、バックルームを出る。
先輩はレジ側から、後輩はバックルームへの出入り口から本棚へ向かう。
いざ本棚へ到着してみて、二人は首をかしげた。
そこには誰もいなかったのだ。
おかしい。絶対挟み撃ちにしたのに…。
すると、トイレのほうから水を流す音が聞こえてきた。
何だ、トイレに入っていたのか。
おかしな人だな、と思いつつ、二人はすぐバックルームへと戻った。

870: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:37:45
しかしモニターを見て、二人は初めてぞっとした。
さっきと全く変わらない立ち位置で、女の人が本棚を見つめていたのだ。
早い。早すぎる。
トイレからそこへ向かうのと、バックルームへ戻るのとでは、
明らかにこっちの方が早いはずなのだ。
しかも、なんで同じ格好で本棚に向かってるんだ?
もしかして、モニターの故障では。
顔を見合わせ、頷きあって二人はもう一度、バックルームから挟み撃ちの隊形で本棚へと向かった。
すると、また女の人はいない。
冷や汗がにじむのを感じながら、今度は何も言わずに二人はバックルームへと戻った。
無言で、しかし真っ先にモニターを確認する。
「あ、いなくなってるぞ…」
先輩が呟いた通り、モニターからは女の人の姿は消えていた。
後輩の心中にほっとしたものが広がる。
よく確認しようと、先輩の横に顔を乗り出した。その時。
「待て、動くな」
先輩が突如、押し殺した声を出した。
は?と思ったが反射的に従う。
二人、モニターを覗き込んだ格好のまま固まっている。
「いいか、絶対に今振り向くなよ」
やはり先輩が押し殺した声で言った。
何でだろう、と思った後輩だが、モニターをじっと見てそれを理解した。
画面の反射で、自分の顔と先輩の顔が映っている。
しかし、その真ん中。
もう一つ、女の人の顔が覗き込んでいたのだ。
悲鳴をこらえ、後輩はまさしく硬直した。

871: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:38:18
じっと耐えること数分、その女は
「…………」
と何事か呟くと、すっと離れた。
そしてさらに1分。
もういいぞ、と言われて後輩はやっと息をついた。
恐る恐る振り向いても、誰もいない。
どくどく脈打つ心臓を押さえ、後輩はモニターから離れた。
「ここって、なんかでるんやなぁ〜」
先輩は感慨深げに呟き、後輩のほうに同意を求めた。
「そうですね」
と、先輩を振り向いて、後輩は再び硬直した。
その視線をたどったか、先輩もモニターのほうへ向き直る。
そこには、さっきの女の人が。
しかも今度は、カメラの方を向いて大口を開けて笑っている!!
もう二人は何も言わなかった。
何も言わず、某ソンを裏口から飛び出したと言う…。


872: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:39:21
|A-) 今日の怖い話終わりー
    音楽も終わりw
    おつかれさまでしたw

873: 名無しさん :2018/10/11(木) 22:40:37
はーいありがと〜
ちょうどいい感じでした
おやすみ〜

874: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 22:41:13
>>872
|ω・` ) 楽しかったー!お疲れさまありがとう!
毎回楽しみにしてるーw

875: 秋山 ◆MIO/.JGsks :2018/10/11(木) 22:43:24
おつどっくん!( 0w0)ノ

876: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 22:47:09
>>873
|A-) おやすみねw
>>874
|A-) こちらこそいつもありがとうw
    また来てねw

元スレ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/radio/30500/1492337610/

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