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【参加自由】1レス勝負【2章】
[8] -25 -50 

1:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/10/16(木) 20:04:50 ID:7lTINYd4eE
日程
月…題目候補をあげてもらう
火…題目投票と題目決定
水、木(20時まで)…参加募集、参加発表
金、土(20時まで)…レス投下
土、日…投票
ルール(暫定)
月…題目候補の日
火…題目決定投票(20時締切1人1票です)
水、木…木曜の20時までに参加表明を、時間過ぎたら参加不可。参加表明は匿名でも作者名でも作品名でも可
木の20時過ぎに参加者発表します
金、土…出来た人から順次レス投下。名前のとこに参加レス番号が有ると嬉しい。土曜の20時までに投下する。過ぎたら失格。
土、日…投票はレス番のみ、それ以外は無効票になります。
月曜日に結果発表。
>>2に続きます


944:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/25(水) 08:29:36 ID:KMhd7aHDhg
>>941
945:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/25(水) 09:03:42 ID:/yY.v8CMfk
>>938
946:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/25(水) 14:56:53 ID:.oby9THsoA
>>938
947:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/25(水) 23:28:11 ID:Czg0SdsB4M
>>941
948:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/26(木) 13:49:40 ID:v/WEpgVPo.
投票の締め切りは本日24時まででーす
まだまだ投票受付中!!!!
949:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/26(木) 13:50:12 ID:v/WEpgVPo.
>>935
950:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/26(木) 16:30:25 ID:5RvUkkuato
>>938

951:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/26(木) 16:38:58 ID:fRftXH9ub.
>>933
952:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/26(木) 18:28:50 ID:tWTtcJpHPg
>>941
953:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/27(金) 05:19:22 ID:v/WEpgVPo.
はい、投票締め切りましたー

>>938「夕飯」
>>941「鏡」

この二つが同率一位となりました!
ので、安価でお題を決めたいと思います

>>954どっちが良いかな?
954:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/27(金) 07:30:44 ID:lNetuGmW7M
両方から好きなの選んで書く!
955:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/27(金) 16:26:23 ID:e4EYpgGo1Q
あい、決まりましたー

今回のお題は
>>938「夕飯」、>>941「鏡」、の二つから好きな方を選んで作品を投稿してください

一人1レスです

では、今から参加者募集しまーす!
書いてみても良いかなーっていう人、挑戦してみたい人、面白そうやないかいって思ってる人、思い付いちゃった!っていう人、参加表明をお願いしまーす
一応、参加表明の締め切りは28日(土)24時までとなっておりますが、作品投稿期間中の飛び入り参加も可能です!!
固く考えずお気軽にどうぞ〜
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
956:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/27(金) 19:58:49 ID:L7gV6e5ZO6
はーい、参加しますよー
957:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/27(金) 23:48:28 ID:JG.oUtp4oY
参加します!
958:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/28(土) 06:29:55 ID:F9UjCotgas
参加しまーす!
959:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/28(土) 20:12:58 ID:wsyAHUIDsw
間に合えば……
960:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/29(日) 04:08:06 ID:e4EYpgGo1Q
それでは、参加者の皆様
今から5月6日(日)24時までに作品の投稿をお願いします!

投稿順は決まっていませんので、出来た!という方から順次投下をお願いしまーす
参加表明してくれた方以外に飛び入りでの参加も大歓迎ですよ〜

それでは1レス勝負…いざ!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
961:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/29(日) 10:24:11 ID:JG.oUtp4oY
お題:「鏡」

女「えっ嘘やばい今日のメイクめちゃめちゃ盛れてるんだけど!!!カラコンもバッチリ馴染んでるし!!!!これは絶対にぜーーーーったいにモテる!!」ワクワク

鏡「いや無理やろ自分」

女「!!!!!?!!」

鏡「何ビビってんねん、ワイが話すんそんなおかしいか??」

女「鏡っ…かかかがみが…シャァベッタァァァァァァァ!!!」

鏡「やかましいわ!!ほらまずその化粧!!!マスカラどんだけ塗るんや!!!コッテコテやないか!!落とせ!すぐ落とせ!!」

女「あっあっ…ハイ…」おとしおとし

鏡「…自分あれやな、幸薄い顔やな…」ションボリ

女「あんたが落とせって言ったんじゃん……」

鏡「まあアレや、その化粧は女ウケはええけど男ウケは最悪やと思うから、今からワイの言う通りにメイクしてみ」

女「ハァ…??」

鏡「ええからええから」

―1時間後―

女「でっ…出来た!!!嘘、清潔感バッチリでしかも可愛い……鏡なのにメイクアドバイスバッチリだし…すごい、すごいよ鏡!!!!」パァァア

鏡「………」

女「ん??どうしたのよ、浮かない顔して」






鏡「自分やっぱり何やっても幸薄いな」


女「お前やっぱり叩き割ってやろうか」


終わり
962:🎏 名無しさん@読者の声:2018/4/29(日) 14:59:03 ID:L7gV6e5ZO6
「鏡が怖いんです」

視線を落ち着きなくさまよわせながら、少女はか細い声でそう言った。

「どんな風に怖いのですか?」

「…自分が映るのが怖いんです。嫌なんです。なんて説明したらいいんでしょう…とにかく、怖くて怖くて、どうしようもなく怖いんです」

「では、普段の生活はどうしていますか?例えば洗面所とか」

私はパソコンに会話内容を打ち込みながら、少女−−今日が初診の患者に尋ねる。

「布とかビニールテープで隠してるんです。お母さ、えと、母も父も私が鏡が怖いのを理解してくれているので、洗面所やお風呂場の鏡は大丈夫なんです。…学校は、難しいですけど」

「成る程、こういう恐怖症に理解のあるご家族は少ないですからね、それはありがたい事です」

「恐怖症、ですか?」

少女の言葉に私は頷き、椅子を回転させて向き直る。可哀想な程にぶるぶる震えていて、長い髪が重そうだ。

「鏡恐怖症と言いまして、世の中にはかなりいらっしゃるんです。あなたのように生活に支障が出る人もたまにいるんですよ」

他にもそういう人間がいると知って、少女は少しばかり安堵の表情を見せる。
だが、卓上のミニカレンダーに視線を向けた途端、少女は耳をばしんと塞いでまた震え始めた。…しまった、プラスチック部分に姿が映り込んだのを見てしまったらしい。

「いや、ごめんなさい、睨まないで、そんな目で見ないで、ごめんなさいごめんなさい、」

「落ち着いて下さい。…映っているあなたが、何か喋っているのですか?」

慌ててカレンダーを引き出しの中にしまい込む。まさか鏡以外にまで反応するとは、かなり症状が………

いや、これは、もしかして。

「嘘つきって、早く返せって、『私』が言うんです。お前の場所はそこじゃない、早く返せ戻せって、でも意味が分からなくて、私、私は」

首を激しく横に振りながら少女は悲鳴のような声で言う。私は看護師を呼び、過呼吸を起こし始めていた少女を医療室に運んで鎮静剤を投与した。


「ただいま」

『お帰り。随分疲れた顔してるな』

「ああ、今日の患者がちょっとな…。と、いかんいかん、守秘義務があった」

うっかり口を滑らせそうになった私に、ほんとに疲れてるんだなという目をして、


『あんまり無理するなよ、「俺」』


鏡に映る『私』が−−もうずっと昔に入れ替わった『俺』が、気遣わしげに言った。
963:🎏 鏡?:2018/4/29(日) 16:47:55 ID:J/TjX./hlQ
 小高い丘の上。粗末という程見窄らしくはなく、瀟洒と評すには管理の行き届いていない、あの屋敷こそが我が住居である。近隣の村人達は風情を解さぬ者ばかりで、『割と住める廃墟』だの『木材以上家未満』だの好き勝手言っているが、東方でワヴィッサビの美学を学べば、己の審美眼の浅薄さに恥じ入る事となるに違いない。
 まあ良い。狭隘な民草を許容する懐の広さも王たる者が備えるべき資質である。
 坂を上り、屋敷へ。軋むドアを開け中へ進む。広間に入ると、メイドがテーブルにぐでーっと突っ伏しながらクッキーを食b跳ね起き残像を残し掃除をし始めた。……まあ良い。懐の広さも以下略。
「お帰りなさいませ御主人様!ぜぇはぁぜぇはぁ」
「ああ、只今。……付いてるぞ、頬」
「フオアァッ!?ちょちちつてちちょっと何を仰ってるのか分かりませんね!」
 手の甲でぐしぐしとクッキーの欠片を払うと、
「そっそれより、収穫は如何でした?」
 この辺りに隊商が来ていると聞いた私は、何か面白いものはないかと覗きに行ったのだ。
「それがだな……こんなものがあった」
 私は懐から油紙の包みを取り出し、テーブルに置いた。
「妖魂宿せし物言う鏡、だそうだ」
「日本語でおk」
「何語だそれは」
 私は包みを解いた。手鏡程の大きさ。長方形の物言う鏡は、不可思議な紋様を表面に映し出している。
「虚空より訪れし異邦人の所持品……という触れ込みだったが」
「胡散くっさ!!それ絶対騙されてるやつじゃないですか!超うける!」
 教わった通りに紋様に触れる。
「そんなモンが喋」
『おはようございます』
「キェェェェェェアァァァァァァァシャベッタアアアアアアアアアア!!??!!?」
 非生物に特定の音声を宿すだけならば、私は当然の事として、多少の魔術的知識があれば誰にでもできる。だが、この鏡は喋る──つまり、思考し、状況に合わせて独自に音声を生み出す事が出来るらしい。
「何でもいい。何か訪ねてみろ」
「うぇえ!?これ返事とかしたら魂的なものがぬるーんと抜かれるパターンのやつじゃないっすよね!」
「もしそうならあの隊商は全滅しているはずだ」
「そ、それもそうか……じゃあ……What's your name?」
 発音。
『私の名前はSiriです』
「なんじゃコイツ突然アナルとか言い出しましたよ御主人様。道徳ゴミかな」
 言ってない。
「Siri」
『はい』
「君は何者だ」
「どうしよう御主人様がケツと会話してる」
『私はSiri、あなたのバーチャルアシスタントです』
「ふむ。この鏡は所持者を補佐する道具という訳か」
「いやいや補佐はあたしの役目だしあたしだってめちゃくちゃ喋りますしやすしきよし!喋るだけじゃなくてさんまとか凄い三枚に下ろせるし!このケツ野郎あんまり凄くないですよ!!」
「機能性で価値を定めるならば私はキミを解雇しなければならない」
「(´゚゚ω゚゚`)」
 擬似人格の生成、及び固着……いや、憑依か。古代の禁呪に似たようなものはあるが、今の人類に知る由もない。異界の産物というのも、値段を吹っかける為のハッタリではなかったという事か。いずれ詳しく調べるとして、今は……
「Siri、夕食のメニューは何がいいと思う」
 メイドの目が光った。
「『今が旬の金目鯛のポワレは如何でしょう』!!」
「くっそケツと被ったああああorz」
「優秀じゃないか」
「いえーい頭がお尻のメイドでーす……」
「だが、Siriは提案は出来ても実際に物理的作用を及ぼす事は出来そうもない。その点は間違いなくキミの方が優れているな」

 数日後、物言わぬ鏡──バッテリーの切れたスマホを携え、旧王とメイドは異界を求めて旅立つ事になるのだが……それはまた別の物語である。
335.31 KBytes

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sage:


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