日程
月…題目候補をあげてもらう
火…題目投票と題目決定
水、木(20時まで)…参加募集、参加発表
金、土(20時まで)…レス投下
土、日…投票
ルール(暫定)
月…題目候補の日
火…題目決定投票(20時締切1人1票です)
水、木…木曜の20時までに参加表明を、時間過ぎたら参加不可。参加表明は匿名でも作者名でも作品名でも可
木の20時過ぎに参加者発表します
金、土…出来た人から順次レス投下。名前のとこに参加レス番号が有ると嬉しい。土曜の20時までに投下する。過ぎたら失格。
土、日…投票はレス番のみ、それ以外は無効票になります。
月曜日に結果発表。
>>2に続きます
594: しーたまんZ:2015/7/25(土) 18:55:07 ID:yvudFzGrpg
俺は今、雪女を保護している。
「いやぁ助かりましたぁ!夜中突然クーラーが壊れてしまって…」
あはは、とへらへら笑っているのが上の階に住んでるユキメさん。
「雨漏りかと思ったらあなたから溶け出した水なんですもん、最初に見た時はあまりのグロさに吐き気を覚えましたよ。」
「まさか寝ている時に壊れるなんて…でも助けていただいてありがとうございますー」
そう言ってユキメさんは深々と頭を下げた。
「いえいえ!というか、普段夏は何を?」
そういって彼女に氷水を差し出す。
「あ、ありがとうございます。夏は何も…外に出たらたちまち溶けてしまいますし…」
「冬は?」
そう聞くとユキメさんは妖しい笑顔を見せて…
「知ると今年の冬は越せないかもしれ――」
「あ、いいです!ま、まだ直らないんですかねー?クーラー」
笑って誤魔化すとドアの向こうから修理完了の声が聞こえた!
「終わりましたね!」
「ええ、終わりましたね。夏はもう部屋から出ないし、冬にあなたに会うわけにはいきません。多分もう会うことはないでしょう。」
「はい。元々クーラーが壊れなかったら会うことはなかったですからね。」
冬に雪女に遭遇すればまず助からないだろうし。
「それでは…ありがとうございました。」
そう言って再度頭を下げ、ユキメさんは玄関のドアに手を掛けた。
「あ、しーたさん…あなたにお礼がしたいので窓を開けて待っていて下さい。人間為に、しーたさんの為に最初で最後のお礼を…」
ユキメさんは部屋に戻っていった。
5分後窓を開けて待っていたら信じられない物を目の当たりにした…
「雪…?冷たい!」
今、俺の部屋の外、ごく一部分にだけ雪が降っている。
真夏に雪だなんて確かに雪女しか出来ない奇跡だよ。
「冬…越さなくていいからまた会えないなかぁ…」
と、呟いた時、首筋にひんやりとしたものが当たった。
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