前スレ
(少年「ボクが世界を変えてみせる」)
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―――あらすじ―――
人間によるホビットへの差別が当然のように行われる時代
人里を離れ、森の中で静かに暮らしていたホビットの親子がおりました。
母親の名はマリー。子供の名はカロル。
二人はささやかな幸せを願って、穏やかな日々を送っていました。
母は今の生活に満足していました。
もちろん森の中での生活は不自由で贅沢とは無縁なものでしたが多くを望まない母にとっては愛する我が子と生きていけるだけで幸せだったのです。
しかしカロルは違いました。
もちろん愛する母と生きるのに不満はなく、彼自身も多くを望もうとは考えません。
ですが彼にとって一つだけ足りないものがあったのです。
それは友達という存在でした。
幼心に自分たちの置かれた立場は分かっていたつもりでした。
人目を逃れて生きるホビットには仲間もなく、心を通わせる相手を見つけるのはとても難しいと。
それでも小さな身体に宿る希望は膨らむばかりです。
639: 名無しさん@読者の声:2014/6/22(日) 10:36:48 ID:slxpB8VfjM
支援
640: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:01:12 ID:PTzgul6XOc
―――客席―――
団長「向こうが慌ただしいな?」
近衛兵1「なにかあったんでしょうか?」
団長「…なにかあっては困る。今はホビットの制圧にのみ力を注ぎたい」
近衛兵2「報告致します!呼び掛けに応じ、全近衛が揃いました!」ピシッ
団長「うむ!いよいよだ!」
ズラァァァァァ
団長「全兵に告ぐ!敵は狡猾に策を練り、地の利を活かしてこちらを翻弄する小賢しい曲者だ!」
団長「しかし恐れるな!我々は武人なり!ちょこざいな策など力付くで叩き潰せ!」
オォォォォオォォォォ!
団長「覆うように進撃せよ!一匹たりとも生かすな!分を弁えぬ罪深き種族に命を以て償わせよ!」
団長「勝利は我らが頂く!人間の力を思い知らせるのだ!」
オォォォォオォォォォオォォォォ!
団長「進撃開始ぃぃ!!」
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
641: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:02:53 ID:PTzgul6XOc
―――客席最前列―――
兵士14「く、来るなぁ!」ビュバッ
ティラーナ「」ヒョイッ
兵士14「うおおおおお!」ブンッブンッ
ティラーナ「遅い…!」ズバッ
兵士14「」プシャァァァ
バタッ
ティラーナ「」クルッ
ティラーナ「……!」ビクッ
ティラーナ「(静観してた兵が迫ってくる…!)」キッ
642: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:03:43 ID:.0eEYiSGwU
兵士長「そ、そんな…バカな…」ドサッ
バンパ「このおっさん、結構強かったな。二人で協力してなかったら危なかったぜ?」
ラム「まぁね。ティラーナやシープ達が食い止めてくれたおかげで一人に専念できたよ」
兵士15「貴様ら、よくもぉ!」ダダダッ
ダダダダダッ
バンパ「ちっ!4人か…!二人じゃキツいな?」
ラム「多分ここからはもっと追い込まれるよ?新手がこっちに向かってきてる?」
バンパ「はぁ…踏ん張らなきゃだな」
ラム「頼りにしてるよ?」クスッ
バンパ「お、おう?」
ラム「なにさ?」
バンパ「い、いや…いつもお前とシープは俺をからかってばっかいるから…驚いた」
ラム「バカだなぁ?本気にしてたの?」
バンパ「だってなぁ…」
ダダダッ
ラム「来たよ?」
バンパ「へいへい…やりますよ」ジャキッ
643: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:04:55 ID:PTzgul6XOc
―――舞台―――
カロル「…だ、誰も来なくなっちゃった」ポツン
ワアアアア ワアアアア
カロル「相手の数が多いから倒れた仲間にまで手が回らないのかも!」アタフタ
カロル「…ぼ、ボクもみんなと一緒に!」ダッ
???「動くな!」
カロル「え?」クルッ
ヒメ「…お前だったんだな。この騒動の首謀者は」
カロル「お、王子さま!?」
ヒメ「嫌な予感がしたから乱戦を掻い潜って来たんだ…」ジロッ
カロル「よ、よく来れたね…」
ヒメ「教養を受けて武芸も染み付いてるからな」
カロル「そ、そう…なんだ」
ヒメ「なんでこんな事したんだよ?」
カロル「え?」
ヒメ「お前が始めたんじゃないのか?」
カロル「う、うん…。まぁ…」モジモジ
ヒメ「はっきりしろ!」
カロル「」ビクッ
ヒメ「もし…お前が自分の意思で報復に出たのなら…僕は貴様を軽蔑する!」ビッ
カロル「……!」
ヒメ「なんとか言ってみろ!」
644: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:06:14 ID:.0eEYiSGwU
カロル「……」ワナワナ
カロル「な…にが…分かるのさ?」ワナワナ
ヒメ「なに!?」
カロル「キミに何が分かるのさ!?」
ヒメ「な、なんだと?」
カロル「軽蔑する!?ふざけないでよっ!?」
カロル「ボクがどんな想いでいたかも知らないのに!?」
カロル「苦しむ仲間もお母さまの涙も見たことないのに勝手なこと言わないでよ!?」
ヒメ「だったらなんだ!?死人を出してまで戦う事になんの意味がある!?」
カロル「キミはホビットが一方的に殺されるのを見なかったの!?」
ヒメ「う…!」
カロル「ボクは失いたくなかっただけだ!お母さまも仲間も!みんな!!」
カロル「何度も人間を信じたよ!何度も騙された!それでも分かり合えると思ってた!」
カロル「戦うのを決意したのはボクかもしれないけど…戦う道しか選ばせなかったのはキミたちじゃない!」
ヒメ「か、カロル…」
645: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:09:16 ID:.0eEYiSGwU
カロル「他にどうしたらよかったのさ!ボクだって人間と争いたくなかったよ!」
カロル「でもこれ以上、誰も悲しませたくないんだ!」
カロル「だから…しょうがないんだ…!全部終わらせる為には…こうするしかなかったんだよ!」キッ
ヒメ「…大きな悲しみが産まれるぞ?」
カロル「え?」
ヒメ「お前は間違ってないさ?ある意味正しい?」
ヒメ「だが…お前のやってる事は悲しみの上に更に大きな悲しみを被せてるだけだ!」
ヒメ「それが分からないお前じゃないよな!?」
カロル「……」
ヒメ「もうやめるんだ。今なら……」
カロル「…だったらボクたちは悲しいまんま、人間の幸せに押し潰されるしかないの?」
ヒメ「誰がそんな事言った!オレが言うのは……」
カロル「そういうことでしょ!?ホビットは悲しみに耐えて、人間は一方的に悲しみを与えてるじゃない!?」
ヒメ「ち、ちが…」
カロル「違わないよ!キミもホントはホビットのボクが嫌いだったんじゃないの!?」
ヒメ「…なんだと!」カッ
646: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:10:27 ID:.0eEYiSGwU
ヒメ「この…!」ダッ
カロル「」ビクッ
ヒメ「」ガシッ
カロル「わっ!」グイッ
ヒメ「」バッ
カロル「ひっ!」キュッ
ヒメ「……!」ワナワナ
カロル「…ぶ、ぶつなら…ぶてば?」ブルブル
ヒメ「はぁ!?」イラッ
カロル「ぼ、ボクは…ケガしたって怖くないもの!癒しの力で…!」
ヒメ「」ブンッ
カロル「あうっ!」ガスッ
ヒメ「」ブンッ
カロル「う!」ズダァン
ヒメ「立てよ!」
カロル「っ…!」ググッ
ヒメ「立てぇ!?」ダッ
バキッ ガッ ドカッ ゴスッ
647: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:11:39 ID:.0eEYiSGwU
カロル「う……あう…」ヨロッ
ヒメ「治せるんだろ?治してみろよ?」ジロッ
カロル「…」フワッ
ヒメ「ふん?癒しの力なんて、そんなものさ!攻撃され続けたらどうしようもないだろ?」
「お、お前!彼に何してるんだ!」ダッ
ヒメ「…お前の仲間だな」
カロル「ボクなら平気だから傷付いた仲間を連れてきて!」
「で、でも…」
カロル「こうしてる間もみんなが必死で戦ってる!ボクを守るんじゃなくて戦ってるみんなを助けてあげなきゃ!」
「わ、わかった…」ダッ
カロル「……!」キッ
ヒメ「いいのか?僕はお前への攻撃をやめないぞ!」
カロル「ボクを止めたって遅いよ…!もう誰も止まれないもの…!」
ヒメ「」スラッ
カロル「……!」
ヒメ「止められるさ?お前が死んだら、あいつらもじきに死ぬ?」ジャキッ
カロル「死なない…!絶対に死なせない!」グッ
648: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:12:57 ID:.0eEYiSGwU
ヒメ「お前とは友人になれると思ってたよ。残念だ?」ジリジリ
カロル「ボクだって…!」トットッ
ヒメ「結局、人間とホビットじゃ無理だったんだな」ジリジリ
カロル「人間が…そうさせたんじゃない!……あっ」トットッ
ヒメ「それ以上下がれば舞台から落ちるぞ?」ジャキッ
カロル「うっ…!」ピタッ
ヒメ「じゃあな?」スッ
カロル「……!」ブルッ
ヒメ「」ピクッ
カロル「え?」
ヒメ「」フッ
カロル「…王子…さま?」キョトン
649: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:15:35 ID:PTzgul6XOc
ヒメ「やっぱり僕にはできない」ポイッ
カンッ カランカラン
カロル「……?」
ヒメ「…お前は初めての友達だ。お前が人間を憎んで復讐に走ったとしても…僕はお前を憎めない」
カロル「……」
ヒメ「好きなだけ戦えよ。そして出来る事なら…生きて幸せになれ?」
カロル「…王子さま」
ヒメ「じゃあな?止めてやれなくて悪かった…」スタスタ
カロル「どこに行くの?危ないよ!」ガシッ
ヒメ「…離せよ」グッ
カロル「う…」パッ
カロル「王子さままで…死んじゃうの?」ウルウル
ヒメ「…僕は人だからな。お前たちホビットが勝利したら、どうせ死ぬだろ?」
カロル「やだよ!そんなの絶対やだ!」
ヒメ「しかたないだろ?人間が憎いんじゃないのか!?」
カロル「憎んでなんかない!ボクは復讐なんて望んでない!」
ヒメ「矛盾してるぞ!?」
650: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:18:52 ID:.0eEYiSGwU
ヒメ「…オレだってお前と争いたくないさ!でもオレは王子でお前は反乱の首謀者だ!」
カロル「…やだ!やだ!やだ!」ブンブンッ
カロル「友達が欲しかっただけなのに…!ただそれだけだったのに…!」
カロル「人間と仲良くなって…一緒に遊んでみたくて…!」グシグシ
ヒメ「…なに言ってんだよ!なんの話だ!」
カロル「ホビットが幸せになっちゃいけないの…!?ホビットが人間に何をしたの…!?」
カロル「もう…わからないよ…!どうすればよかったの…!?」ブワッ
カロル「う…ぇぇぇん!わあぁぁぁ…!」ポロポロ
ヒメ「な、なんで泣くんだよ!」
カロル「ひっ…ひっ…!」ポロポロ
ヒメ「泣くなよ!」
カロル「えぇぇぇん!あぁぁ!」ポロポロ
ヒメ「…泣くなって」ズキッ
カロル「わあぁぁぁん!」ポロポロ
ヒメ「…オレにも分からないよ」
651: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/22(日) 18:20:41 ID:PTzgul6XOc
>>639
支援ありがとうございます!
久しぶりなので身に染みますw
652: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/23(月) 21:32:39 ID:p5IP.S./Mo
―――客席最後列―――
信者1「神官!命じられた通り、拘束しました!」
信者2「民の怒りを知れ!俗物共め!」
アントリア「強固な信心の成せる技だ。君たちのような信者を持って誇りに思うよ?」
大臣「神官!これはなんのマネです!?」ギチギチ
政務官「わ、私達を拘束してどうするつもりだ!」ギチギチ
妃「むー!むー!」モガモガ
アントリア「ハッハッハ!分からないかね?支配者が変わる運命の瞬間だよ?」
大臣「はぁいぃ〜!?冗談はよしなさい!」
アントリア「冗談?マヌケだな?ここまでしておいて冗談じゃ済まされないだろう?」
政務官「その通りだ!分かってるなら今すぐ解放しろ!」
アントリア「残念だが…君らは王都に連行した上で処刑する」
妃「むー!?」
アントリア「無能な王族、私利私欲にまみれた役人、どれも不要だ?」
大臣「な、なんですとぉ!?」ギリッ
アントリア「諸君、この先の未来は教団が保証する!新しき旗を掲げようじゃないか!」
オオオオオオオオオオ!
653: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/23(月) 21:33:48 ID:p5IP.S./Mo
政務官「お…のれぇ!最初から私を利用していたのか!アントリアぁ!?」
アントリア「…筋書き通りに動いてくれて助かったよ。リルラ君?」
大臣「なっ!あ、あなた達繋がってたんですかぁ!?」
政務官「黙れ!ホビットの暴動も貴様の仕業か!」
アントリア「それは誤解だ?」
政務官「とぼけるなぁ!?」
アントリア「とぼけるも何も僕はただ……」
アントリア「こうなると分かっていただけじゃないか?」ニヤリ
政務官「貴様ぁあああ!?」グオッ
信者1「暴れるな!」グッ
政務官「くそぉ!くっそぉ!?さんざんお前に尽くしてやった私を切り捨てるのかぁ!?」ジャリッ
大臣「は、反逆者め!処刑してやる!」ギチギチ
アントリア「やれやれ…?」
654: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/23(月) 21:35:37 ID:p5IP.S./Mo
アントリア「この騒動で他国が王国を攻める大義名分は出来上がった?」
大臣「はぁ!?それはどういう意味ですか!?」
アントリア「実は他国の役人達と密談を交わしていてね?
領土の一部を無条件で明け渡す代わりに有力者不在の王都に侵攻してもらっているのだ?」
政務官「そ、その為に国交行事と偽って他国に接触したのか!?」
アントリア「最初はただ大樹の前に来られればよかったのだ?急ぐ気もなかったのでね?」
大臣「でしたら何故!?」
アントリア「無能な王がごねていると…君が手をこまねいていたからだ?」
大臣「な、なん…!」
アントリア「他国を巻き込めば政に関われない国王は押し黙る?
そして同時に邪魔な王国を葬れて一石二鳥という訳だよ?」
妃「むー!」プンスカ
アントリア「君たちを始末し、王国軍にはホビットと共倒れしてもらう?」
大臣「わ、我々なしで政ができるかぁ!」
アントリア「安心したまえ?
今回の奇跡を目の当たりにした役人達は教団の威光をまざまざと思い知った?
伝承よりもよほど印象に残る偉業だ。なにせ実際に見ているのだから?」
アントリア「そして我々の創る新しい国は神聖なものとして敬われ、国々の頂点に立つことだろう?」
???「どういう事だ…アントリア!」ザッ
655: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/23(月) 21:38:23 ID:p5IP.S./Mo
アントリア「…おや、陛下?」クルッ
国王「許さんぞ!お前の好きにはさせん!」スラッ
大臣「陛下!」
妃「むー!」モガモガ
アントリア「ハッハッハ!物騒なマネはよさないか?ケガをするぞ?」
国王「黙れ!」ジャキッ
アントリア「拝借するよ…と言っても死体には聞こえないか」ヒョイッ
兵士13「」
アントリア「剣、か…」ジャキッ
アントリア「久しぶりに握るな…。かれこれ50年ぶりだろうか?」マジマジ
国王「…きえぇぇぇい!!」ダッ
アントリア「ふむ…」チャッ
信者's「神官!?」オロオロ
656: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/23(月) 21:40:05 ID:p5IP.S./Mo
シュバッ ドシュッ ブバァッ
国王「……!」
アントリア「……」
国王「」ドサッ
アントリア「…これでも昔は都で1、2を争う剣術家だったのだよ?」ヒュンッ ビシャッ
国王「…あ…ぐぅ!余は…!余はぁ…!」プルプル
アントリア「…無様なものだ?」
国王「すまん…!最期まで…情けない父であった…!」ズズッ
アントリア「誰と話してるのかね?」
国王「お前に託す…!お前なら…お前ならきっと…!」ズズッズズッ
アントリア「」ヒュンッ
ズドッ
国王「」ピクピク
アントリア「親の心子知らず。陛下の想いは届きませんよ?」ブシュッ
オオオオオオオオオオ!
妃「むー!?」モガモガ
政務官「陛下ー!!」
大臣「ちっ!あんな老いぼれに敗れるなんてどこまで役立たずなんだか!」ブツブツ
アントリア「さて、結末を眺ようか…」
657: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/24(火) 20:45:51 ID:T8J8lxPkS6
―――客席最前列―――
団長「ふんぬぅあああ!!」ズバッ
近衛兵1「団長に続けぇいい!!」ドドドッ
ドドドドドドッ
バンパ「や…ばいぜ!ラム!」キンッ
ラム「…あの人間が中心になってから明らかに変わった…!もう遊んでられないよ!」ギリッ
シープ「黒装束の二人は傷付いた仲間を運ぶって!」タタタッ
バンパ「てりゃあっ!…っておい!なにチョロチョロ逃げ回ってんだ!?」ガキィンッ
近衛兵2「待てー!切り殺してやる!」タタタッ
シープ「わーん!来ないでよー!」タタタッ
近衛兵2「ぶほっ!」ズシャアッ
ティラーナ「何をしてる…!戦わないと死ぬぞ…!」ブシュッ
シープ「う、うっさいな!裏切ったクセに!」アッカンベー
ティラーナ「くっ…今は助けてやった…!」
ラム「シープ!ティラーナの言う通りだよ!戦わなきゃ生き残れない!」
シープ「ら、ラムまでいじわる言う〜!」ウルッ
バンパ「うるせっ!いいから…戦えよ!」ガキンッ
シープ「バンパうるさい」
バンパ「えっ」
658: ◆WEmWDvOgzo:2014/6/24(火) 20:48:56 ID:T8J8lxPkS6
「わあああ!」ブンッ
「くらえっ!」ビュッ
「はあぁあああ!」バッ
近衛兵1「ま、まずい!3匹の同時攻撃だ!団長に加勢を……」
バンパ「そうはいくかよ!」バッ
シープ「にんぽー!通せんぼの術!」バッ
近衛兵1「くっ!邪魔だ!」タジタジ
ザシュッ ドバッ バシュッ
ドサッ ドサッ ドサッ
団長「無用だ。ワシの心配より己の敵に集中しろ!」ザッザッ
近衛兵1「さすが団長だ!見たか、ホビット共め!?」
バンパ「さ、三人の一斉攻撃を…あっさり返り討ちにした…!化け物だ!?」
ティラーナ「あいつは隙がない…。今までみたいに小細工を練っても倒せないぞ…」
ラム「…僕がやるよ」スッ
ティラーナ「…君にはムリだ。手段を選ばずに不意討ちや卑怯な手を使う小賢しさは認める…。だが!」ガキンッ
近衛兵3「やあ!」ブンッ
ドシュッ
近衛兵3「」バタッ
ティラーナ「はっきり言って正面から戦えば君は弱い…」スッ
ラム「…やってみないと分からない!」
ティラーナ「分かる…瞬殺だよ…」ジッ
ラム「みんなを扇動して巻き込んだのは僕だ!」
ティラーナ「だから進んで命を張るのか…?」
ラム「自分だけ生き残ろうなんて…最初から考えてないよ…!」フルフル
ティラーナ「足が震えてる…」
ラム「震えてなんかない!」フルフル
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