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姉「弟が変になってしまった」
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1: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/2(日) 17:09:28 ID:52PP2t7zb2
姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」

弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」

姉「起きていたのか」

弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」

姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」

弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」

姉「いいやがったよこいつ」


91: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:56:09 ID:A8xJN2pJRk
弟「・・・ふーむ」

友「しかし、なんか調子狂うな」

男「弟、なんか悩み事か?俺達でいいなら相談に乗るぜ?」

弟「男か…ふむ…」

女「どうせあんたの事なんだから、胸について悩んでるんでしょ?」

弟「胸…!!」

弟「何故あの時姉は急に胸を見せるなど…」

友「あん?なんだって?」

弟「俺は、姉に嫌われているのではないかと」

友「はあ?姉さんが?お前を?」

男「何かあったのか?」

女「そうよ、お姉さんが嫌いになるわけないでしょ?なんかしたならともかく…」

弟「何もしていないと言えば嘘になるが、それが見当たらない」
92: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 20:58:50 ID:X6h6JRQZ8Y
男「ふーん。つまりお前は何かしたと自覚はしているが、具体的に何かは分からないと」

弟「そうだな」

女「直接お姉さんに聞けばいいんじゃない?」

友「おま、それが出来てたら苦労しな…」

弟「直接…そうだな。それが一番早い」

弟「姉…いったいどうしたんだ?」
93: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:03:00 ID:A8xJN2pJRk
友「しっかし、姉さんがお前を嫌ってるかもしれないねぇ…」

男「信じられないよな」

女「まだ決まったわけじゃないんだから、そんなこと言う必要無いでしょ?」

弟「・・・」

女「弟、大丈夫?」

弟「ん?まあ、な」

女「辛かったら…無理しなくていいんだよ?」

弟「わかってるさ」


姉友「弟君いる!?」バン!!

弟「姉友さん?何か?」

姉友「姉に、姉に彼氏出来たって知ってる?」

弟「何!?」
94: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:06:12 ID:X6h6JRQZ8Y
弟「どういうことだ!?」

姉友「やっぱり…知らなかったんだ」

姉友「お弁当食べようとしたら、なんかチャラチャラした人が姉の所に来て、放課後にどこかにいく約束してたんだよ」

弟「姉に…彼氏が」

姉友「それで気になって聞いてみたら、なんでもないって…」

弟「・・・」

姉友「弟君、何か知ってるかなって思ったんだけど…知らないんだ…」

弟「くっくっく、なるほど。そういうことか」

姉友「へ?」

弟「今日の姉のおかしい原因が分かった」
95: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:10:38 ID:X6h6JRQZ8Y
弟「全く、姉め…最初からそう言えば良かったのに…」

姉友「ど、どういうこと?」

弟「姉は彼氏に嫌われたくないから、俺を避けてるんだ」

弟「多分、普段の俺の言動から少しでも離れようとしての行動だろうな」

弟「やれやれ…気にして損したな」

女「・・・本当にそうなの?」

弟「?」

女「たった一人の家族なんでしょ?彼氏のために家族を蔑ろにする人とは思えないよ」

弟「しかし…それ以外に何も」

男「それも含めて、姉さんに聞けばいいんじゃない?」

弟「・・・」
96: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:56:36 ID:PHb2NYku.U
姉「・・・」

チャラ男「おーい。姉ちゃーん」

姉「・・・」

チャラ男「ごめんごめん。待たせちゃった?」

姉「そんなに待ってない」

チャラ男「そっかー!!じゃあいこっか。どこにいく?」

姉「・・・」

チャラ男「もう〜なんかしゃべりなよ〜、姉ちゃんってば、クールビューティー!!」

姉「少し黙れ」

チャラ男「・・・」
97: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 21:59:59 ID:wJajIDVNMY
チャラ男「姉ちゃんってさ、おっぱい大きいよね、普段なに食べてるの?」

姉「別に、特別な物は食べてない」

チャラ男「へー、なんかさ…こう触りたくなる大きさだよね。柔らかいんだろうなぁ…」ソーッ

姉「っ!!触るな!!」

チャラ男「あっ、ちょ、もう〜いいじゃ〜ん」

姉「胸を触るなど、変態か?」

チャラ男「いいじゃ〜ん。俺達付き合ってんだしさぁ〜」

姉「付き合ってない。あまりにしつこいから今日1日だけ付き合ってやるだけだ」

チャラ男「またまた〜、本当は期待してるくせに〜」

弟「姉!!」
98: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 22:04:06 ID:wJajIDVNMY
姉「弟!?何故ここに!!」

チャラ男「ああ?んだてめぇ」

姉「止めろ!!そいつは私の弟だ!!」

チャラ男「あ、弟君?ごめんごめん!!怖がらしちゃったね〜」

弟「姉と、どういった関係で?」

チャラ男「相思相愛のベストカップル!!」

姉「違う」

チャラ男「聞いてよ弟君〜、俺さ、姉ちゃんにずーっとアタックし続けてたのね?でも姉ちゃんったら恥ずかしがりやさんでいつも俺の誘いを断っちゃうの」

姉「違うと言っている」

チャラ男「でもね、今日はなんとようやくOKがもらえたのです!!ドンドンパフパフー!!」

姉「・・・」

チャラ男「だからさ、ね?ほら〜、空気読んで」
99: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 22:08:47 ID:PHb2NYku.U
弟「なるほど、つまり俺はお邪魔虫というわけか」

チャラ男「ちょちょ、弟君冗談きっついなぁ〜。いずれ未来の義弟になるんだから邪魔なわけないでしょ?でも、空気読める男はモテるよ〜。俺みたいにね」

弟「安心しろ。俺はすぐ退散するさ…ただその前に、姉」

姉「!!」

弟「・・・良かったな」

姉「え?」

弟「今までは俺が迷惑をかけてばかりいたが…これからは支えてくれる人がいるしな…もう大丈夫だろう」

姉「・・・だ」

チャラ男「そうそう!!この俺がいる限り!!姉ちゃんは守っちゃうよ〜」

姉「い…だ」

チャラ男「姉ちゃん?どうしたの?」

姉「嫌だ!!弟!!私から離れないでくれ!!」ダッ
100: (100突破支援感謝) ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:35:22 ID:g4lCkLBiEw
弟「姉!?」

姉「嫌だ…嫌だぁ…」ギュ

チャラ男「ちょ、ちょっと姉ちゃん…冗談きついよ?」

姉「っ!!近づくな!!」

チャラ男「!!」

弟「・・・チャラ男、すまないが今日は退いてくれないか?」

チャラ男「・・・は?なに言ってんだてめぇ」

チャラ男「いいからこっちこいよ!!」グイッ

姉「嫌!!離して!!」

チャラ男「ふざけんなよ!!散々シカトしといてOK出したと思ったら急にドタキャンかよ!?」

姉「っ!!どうせ貴様も!!私の体目当てなのだろう!!」

チャラ男「ああそうだよ!!てめぇが悪いんだよ!!そんなエロい体してっから…ぐっ!?」
101: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:39:15 ID:o6D2/o4bEU
弟「話がよく見えないが、姉がお前の事を嫌がっていて、お前は強引に姉を連れ去ろうとしている。ならば助けるの一手しかあるまい」

チャラ男「ってーな…黙ってろよこのシスコン!!」

弟「シスコン結構。俺は姉が好きだからな」

姉「!!」

弟「それに、たった一人の家族が助けを求めているのに応じない…それはただの葛だ」

弟「そんな葛に俺はなりたくないからな」

チャラ男「うるせぇーー!!」

弟「随分と単調な殴りかかりだな。当てる気があるのか?」

チャラ男「うらっ!!おらっ!!」

弟「・・・」

チャラ男「くそっ!!なんで当たんねーんだよ!?」
102: 名無しさん@読者の声:2012/12/7(金) 23:41:30 ID:TEFXytsk9o
おっぱいのようにしなやかに動いているのか
103: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:42:06 ID:g4lCkLBiEw
弟「脇が甘い!!」

チャラ男「うおっ!?」

弟「足も!!重心も!!それで人を殴ろうなど愚かにも程がある!!」

チャラ男「ひ、ひぃぃ!!」

弟「まだ続けるか?それとも警察にご厄介になるか?」

チャラ男「!?警察を呼んだのかよ!?」

弟「一応な、どうする?」

チャラ男「くそっ!!」ダッ
104: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:44:16 ID:o6D2/o4bEU
弟「・・・行ったか」

弟「警察はハッタリだったのだか…効いたようだな」

弟「姉、大丈夫…」

姉「弟!!ごめん!!ごめん!!」

弟「・・・落ち着いてくれ。まずは家に帰ろう」

姉「うん…」

弟「・・・」
105: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/7(金) 23:47:49 ID:o6D2/o4bEU
皆様こんばんは

なんやかんやで100いっちゃいました。はい

もしかしなくてもこれ、早すぎますよね?
でもこんなのしか取り柄ないし、駄文を読んでくださる皆様の為に早く続きを書きたいという思いががが
次回からは絵を描いたりとか、色々したりしてて更新が少なくともなりがちです


>>102

おっぱいのようにぷるんぷるんと動く弟を脳内再生してしまった私は負け組でしょうか?

今日の投下を終了いたします
106: 名無しさん@読者の声:2012/12/8(土) 00:36:30 ID:lg4yga3b/M
弟は何でも出来るなw

センスはあるのになんともったいないおっぱい聖人


つC
107: 名無しさん@読者の声:2012/12/8(土) 00:37:52 ID:tY8D9ZB9XA
このSS好きだ。

おっぱいも好きだが
1も好きだ。

つCCCCC
108: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:40:02 ID:NZbegCTi8M
>>106

弟はやらなくても出来ちゃう子なんですね
これでおっぱい星人じゃなかったらまともなんですけどね

支援感謝

>>107

嬉しいお言葉ありがとうございます

ですが、私は貧乳なので正直姉が羨ましいです。その乳寄越せ

支援感謝


後、この場を借りて宣伝、更新スレにてこのSSを宣伝して下さった方にお礼を申し上げます

ありがとうございました。
宣伝内容が立派でんな内容に出来るか心配ですが、やるだけやってみます

後、今日もそれなりに大量更新です
109: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:44:13 ID:NZbegCTi8M
弟「姉よ、落ち着いたか?」

姉「・・・」

弟「なんであんなことをしたのか、話してくれるか?」

姉「・・・昨日の出来事を、覚えているか?」

弟「昨日?…ああ」

姉「あの時私はとんでもない事を言ってしまった…でも後から冷静になって考えたらあながち間違いではなかったのかもしれない…」

姉「私は…お前の事が好きなのかもしれない…」

弟「・・・」
110: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/8(土) 13:50:13 ID:NZbegCTi8M
姉「最初は狂ってると思った。実の弟を好きになるなど、恋愛対象として見るだなんて」

姉「だから、前から私に言い寄って来ていた男に1日だけ付き合う事にしたんだ」

姉「私にも男の友はいるし、話すのも抵抗はない。だから、それより少しだけ親密な関係と思うだけで良かったのだ」

姉「でも…駄目だったんだ。どうしても気が進まず、あの男の私の体を見る時の舐め付けるような視線を感じているだけで、気持ち悪かった」

姉「極めつけはお前に見られた時だ。何も悪い事などしてないはずなのに、私は罪悪感に押し潰されそうだった」

姉「そしてお前があの男に私を頼むと言ったとき、お前が、どこか遠くに、手の届かない所に行ってしまうんじゃないかって…」
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